ラノベの感想) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 2 (GA文庫)


概略:
食人花との戦闘で借りていたレイピアを壊してしまったアイズは弁償する事になります。
代金を稼ぐ為にダンジョンに潜る事にします。
同じく愛剣の代金を稼ぎたいティオナが一緒に行こうと誘ってきます。
レフィーヤも付いて行くと言ってくれます。
ティオネを同行させる為にフィンを誘うとリヴェリアまで同行してくれる事になりました。
地上に残る事になったベートはロキの調査に付き合う事になります。
ロキは怪物祭で食人花を放った犯人を探しています。
ロキとベートはオラリオの下水道に隠されていた食人花を発見してしまいます。
アイズ達は立ち寄ったダンジョン内の街で殺人事件が発生したのを知り調査を開始します。

レーベルGA文庫
発行日2014/6/30
著者大森藤ノ
イラストはいむらきよたか
ISBN978-4-7973-7716-3
雰囲気資金繰り、殺人事件、調査、強敵、謎を知る者、脳筋的限界突破法、再会、膝枕、遁走


ローブの上からでも巨大なおっぱいとお尻の存在が分かる美女が全身鎧の男性冒険者と情事に及ぼうとしていました。
男性冒険者はヤル気満々ですね。
美女を脱がしてベッドに押し倒して事に及ぼうとしていました。
美女が男性冒険者が直前に終わらせた依頼について質問してきました。
仕事が終わっていて気が緩んでいる男性冒険者は依頼内容を話してしまうな・・・
美女が男性冒険者の首を絞めてきましたよ!!
物凄い怪力で男性冒険者は首を折られて殺されてしまいます。
美女は男性冒険者の荷物を漁っているな・・・何かを探しているようですが見つけられませんでした。
怒った美女は男性冒険者の顔を踏み潰して姿を消しました。

怪物際(モンスターフィリア)開催中に出現したモンスター、食人花との戦闘で借りていた細剣を壊してしまったアイズは謝罪に向かいます。
普段は無表情なアイズが非常に申し訳なさそうな顔で謝罪しています。
壊してしまった細剣を弁償する事になりました。
値段を聞くと40,000,000ヴァリスと言われました。
アイズは金策に追われる事になりました。
その話をティオナにすると彼女も壊してしまった愛剣の代金を集める必要があるので一緒にダンジョンに向かおうと誘われます。
レフィーヤも参加を表明してきました。
彼女はアイズの役に立ちたいって気持ちがあるみたい。
と言うよりもアイズと一緒に居たいって気持ちの方が強いようだ。
ティオナは姉のティオネも誘います。
ティオネは愛するフィンと離れるのは嫌と断ってきましたね・・・うん愛が重いよ。
ティオナがフィンも誘おうと言い出したのでフィオネも参加を表明しました。
フィンの執務室に向かいます。
執務室ではフィンとリヴェリアがファミリアの経理作業をしていました。
一緒にダンジョンに行こうと誘うとフィンだけではなくリヴェリアも快諾してくれました。
ベートはアイズを虐めたのでフィオナによって仲間外れにされました。
ファミリアの上級メンバーが全員留守にするは不味いのでフィンも咎めません。
思いの外強力なパーティが出来上がりました。

ベートはアイズの事が好きなようです。
彼女と仲直りしたいようですがティオナに邪魔されて上手くいっていません。
ベートはアイズラブなんですがアイズの方は嫌いでは無いけど特別な感情も持ってないみたい。
ベートの恋は険しそうです。
居残りする事になってしまったベートは主神ロキに同行する事になりました。
ロキはモンスターフィリアでアイズ達が凶悪なモンスターと戦う羽目になった事件の調査を行う事にします。
アイズ達が不必要な危険に晒された事が許せんようです。
犯人を見つけちゃるって意気込んでいます。
ロキとベートはオラリオの下水に向かいます。
途中でベートに熱視線を送ってくる獣人種の女の子達に遭遇しました。
ベートは言動が荒く強面のように思えますが物凄く美形なのでモテるようですよ。
ロキに揶揄われたベートは自分よりも強い女が好みなんだと言って女の子達を追い払いました。
ロキからアイズにゾッコンなんだね?と揶揄われて赤面しています。
意外と純情で可愛い側面があるようだ。
下水道を調査しているとモンスターフィリアで出現した食人花の大軍に遭遇しました。
どうやら犯人はオラリオの地下にモンスターを潜ませていたようです。
ベートの強さは相当だね・・・ロキを守りながら食人花を撃退しました。
戦闘力を向上させる魔剣を消費してしまったのでそれ以上の調査を諦めて地上に戻ります。
地上に出たところでディオニュソスと遭遇しました!
ロキから下水道に彼の匂いが残っていたと指摘されてロキはディオニュソスが犯人では?と疑います。
意外な事にディオニュソスの方から経緯を説明したいと持ち掛けられます。

ダンジョンに向かったアイズ達は順調に狩りを行い休憩する事になります。
ダンジョンには冒険者が勝手に運営している「リヴィラ」って街が存在します。
モンスターを倒して入手したアイテムを無限に所持する事はできません。
何処かで換金する必要があります。
地上まで戻るのは非効率なのでダンジョンの安全な階層に街を作ったみたいです。
足元を見られるので換金額は安いようですが積載量超過でアイテムを捨て置くよりはマシなので街には需要があるみたい。
フィンは団長だけあってリッチマンみたいですよ。
全員の宿泊費を持つのでホテルに泊まろうと言ってくれました、ああなんて優しいボスなんだ。
泊る予定だったホテルで殺人事件が発生していました。
リヴィラの街の責任者であるボールスとフィンは知り合いなのでフィン達が捜査を行う事になりました。
安置されている男性冒険者の死体を調べると首を折られてから顔を潰されたと判明しました。
冒険者のステータスを開示する非合法の薬品を使い彼の素性を明らかにする事にします。
冒険者が運営する街だけに非合法品も普通にあるのね。
開示されたステータスによると男性冒険者はガネーシャ・ファミリアに所属するハシャーナと判明しました。
ハシャーナはレベル4の冒険者です。
彼よりも強い者の犯行だと思われます。
ホテルの経営者からハシャーナとむしゃぶりつきたくなるナイスボディの美女が泊りに来たとの証言を得ています。
殺したのは相手の美女だと思われます。
ロキ・ファミリアなら実行可能なのでは?って声が聞こえてきました。
集まっている野次馬達はティオナ、ティオネ、アイズ、レフィーヤ、リヴェリアの乳に視線を送ります。
乳のサイズからティオネに疑いの目が向けられます。
ティオナは犯人扱いされなかったのですが貧乳と指摘されて憤慨しています。
ティオネはフィン意外に身を許すつもりは無いと激怒しています。
フィンが彼女達には性格的に犯行は不可能だと説明すると納得されました。

女性冒険者が犯人である可能性は残っているの街に滞在している女性冒険者の身体検査をする事になりました。
全裸に剥いて調べると言って男性冒険者たちは歓喜の雄叫びをあげています。
女性冒険者が大人しく従う筈もなくアイズ達ロキ・ファミリアの女性陣が身体検査を請け負う事になりました。
想定外の事態が発生します。
女性冒険者達はフィンの前に列を作って身体検査をしてくださいとオネダリしてきます!!
フィンってモテるのね・・・
それを見たティオネが激怒して女性冒険者を追いかけ始めました。
アイズが混乱に乗じて逃げ出す一人の女性冒険者に気付きます。
レフィーヤと二人で追いかける事になりました。

追走劇の渦中でアイズがちょっとした工夫をします。
レフィーヤに追わせて自分は先回りして挟み撃ちにして捕まえました。
アイズ意外と策士だな。
逃げていたのはルルネという犬人の女性冒険者でした。
彼女はヘルメス・ファミリアに所属していました。
逃げたのはハシャーナを殺した犯人が街に残っていて彼女を狙っているからでした。
ルルネはハシャーナからある品を受け取り地上に持ち帰る依頼を受けていました。
中身は知らないそうです。
単身で地上に戻るにはレベル2では心許ないのでは?と質問すると意外な答えが返ります。
ヘルメスの命令で彼女はレベルアップを止めているそうです。
実質的にはレベル3なので単独で地上に戻れるそうですよ。
アイズとレフィーヤは品物をフィンに託そうと考えます。
中身を見せてもらう事になりました。
運んでいた袋を開けると雌型モンスターの胎児を内包した緑色の宝玉が出てきたヨ!!
胎児の眼球と見つめ合う事になったアイズが膝を折ってしまいます。
猛烈な吐き気が込み上げてきました。
レフィーヤが慌てて宝玉を回収します。
アイズ達の動向を観察していたハシャーナ殺害犯が動きます。
草笛を吹いて食人花を呼び出しました。

ディオニュソスから彼のファミリアのメンバーが殺されていると知らされます。
ディオニュソスは管理組織(ギルド)が事件に関わっているのでは?と疑っていました。
ロキに協力を求めてきたよ。
ディオニュソスと別れたロキはギルドに向かいます。
ギルドの監督をしているウラノスという男神に会う為です。
ウラノスがギルドを作り冒険者達を見守ってきました。
ロキもまさか彼が冒険者を害する計画を企てて居るとは思っていませんが何かを隠していると考えています。
ウラノスはギルドの運営を職員に任せています。
職員たちはウラノスの気紛れで現在の体制が崩れるのを恐れて面会を拒んできます。
ロキは神様なので無理に追い出すことも出来ずに困っています。
ウラノスから面会に応じるとの声が掛かります。
ウラノスはギルドの地下にある祭壇に居ましたよ。
ロキが食人花の件に関わっているのか問うと、それには関わっていないと言われました。
何か隠し事があるようですがロキはウラノスが冒険者を害するつもりは無さそうだと判断しました。
ウラノスをそれ以上問い詰める事無く辞去します。
誰かに見られている感がしますが無視して帰る事にしました。
ロキが退室するとウラノスが「フェルズ」と声を掛けます。
隠れてやり取りを見ていたフェルズって人物?が出てきました。
フェルズはウラノスの企みに関係しているみたいだね。
フェルズはロキとフレイヤと敵対するのは不味いと言っています。
フェルズから「リヴィラの街」から知らせがあった、ハシャーナが殺されたと教えられます。
ウラノスが運び屋の女の子はどうなったと心配しています。
フェルズは分からないと答えました。
モンスターを変異させる謎の宝玉を入手させようと依頼したウラノスだったのね。
二人はダンジョンで何かが起こっている、モンスターの上位存在が存在すると焦っているようだ。

食人花はリヴィラの街にも出現しました。
街に居る冒険者で対処する事になります。
フィンは食人花の動きが巧妙なのを見て調教師(テイマー)の存在に気が付きました。
アイズ達は街に戻りフィン達との合流を試みます。
アイズ達の前にハシャーナを殺した犯人が姿を現します。
宝玉を運んでいるレフィーヤ目掛けて突進してきましたよ。
レフィーヤが「止まってください」と叫んでも止まりません。
レフィーヤに攻撃が届く前にアイズが割り込み迎撃します。
襲撃者は強いね、アイズの攻撃を平然と受け止めています。
ハシャーナを殺したのは女性冒険者と推測されているので半信半疑で質問したみたい。
ハシャーナを殺した犯人か?と詰問するとだったらどうした?と言い返されます。
聞こえてきたのは女性の声でした。
見た目は屈強な男性冒険者にしか見えないんですが女性のようです。
顔も男性のそれだったんですがね・・・
犯人はハシャーナを殺してから顔の皮を剥いで即席マスクを作ったそうです。
キモイ事するよなー。
頭部を潰したのは顔の皮を剥ぎ取ったのを誤魔化す為でした。
女性冒険者は着ていた鎧を脱ぎ捨てます。
中からはナイスボディが出てきたよ。
いい加減に宝玉(たね)を渡して貰おうと言って斬りかかってきました。
アイズが受け止めると、やはり強いな、と言われます。
レフィーヤが魔法を放ちました。
絶対に命中する「大光閃(ビーム)」を放ちます。
自動追尾なので襲撃者を捉えるんですが驚愕です。
ビームを跳ね飛ばしてきました。
爆発の余波でレフィーヤの手から宝玉が零れ落ちて転がります。
アイズが風の魔法を使い攻撃を始めました。
風を纏って戦うアイズを見た襲撃者は驚いたようです。
「そうか、お前が『アリア』か」と呟きました。
アイズが戦慄していますね?アリアって言われた事が衝撃だったようです。
アイズにも何らかの秘密があり、アリアって名前はそれに関わっているようです。

地面に転がっていた宝玉に入っている胎児が甲高い叫び声を上げました。
アイズの魔法が切っ掛けになったようです。
宝玉を突き破って外に出てきました。
飛翔して食人花に寄生します。
寄生された食人花が変化を始めました。
食人花は巨大化しながら変型していきます。
上半身は女性で下半身は蛸のようなモンスターに変化しました。
移動を開始して途中に居た食人花を吸収してさらに強大化していきます。
襲撃者は台無しになったと悔しそうにしています。

アイズは襲撃者(調教師)からアリアって名前をどこで知ったのか聞き出そうと考えます。
アイズと調教師の一騎討が始まりました。
アイズが調教師と戦っている間にフィン達が女性型蛸モンスターの討伐を試みます。
難敵だったんですがロキ・ファミリアの精鋭が居るので追い込んでいきます。
女性型の上半身が逃走を試みようとしています。
街は断崖絶壁に存在し下は湖になっています。
女性型の上半身は湖に逃げ込もうとして断崖から飛び降ります。
ティオナとティオネが断崖絶壁を駆け下りて追走しています。
女性型の上半身が湖に逃げ込む前にティオナがバッサリ斬って倒しました。
が、魔石ごと斬っちゃたのでティオネに怒られています。

アイズは調教師の女性と激闘を続けていました。
驚いた事に調教師の方が優勢です。
風の魔法を纏って動きが高速化しているアイズに余裕で付いてくるよ。
アイズの方が調教師の攻撃を裁けなくなります。
アイズがアリアって名前をどこで知ったのか問いかけます。
調教師は「さあな」と言ってはぐらかしてきました。
アイズがカッとなって攻勢を強めますが余裕で対処されています。
アイズが調教師の使っている剣を破壊しますが籠手で殴りかかってきました。
かわせるタイミングでは無かったんですがフィンとリヴェリアが受け止めてくれました。

フィンはレフィーヤにアイズの治療を任せて調教師と対峙します。
余裕があるようで、モンスターを統率していたのか?と質問しています。
調教師は余裕があるじゃないかと言い返しています。
フィンと調教師の攻防はフィン優位に進みます。
フィンの拳が調教師の頬に突き刺さり彼女を吹き飛ばします。
殴ったフィンも痛そうにしていますね・・・指が折れたと言っています。
調教師はボディの耐久力も高いようだ。
相当な衝撃あっただろうに、それでも調教師は動く事ができました。
「分が悪いか」と呟き逃走しました。
アイズ、フィン、リヴェリアが追いかけますが湖に飛び込まれました。
アイズは自分が負けたと感じています。

フィン達は一旦地上に戻り事件の報告を行ってから再度ダンジョンに潜ります。
今回もティオナの計略によってベートは参加できませんでした。
調教師に負けたと思って危機感を募らせているアイズが昔の夢を見ています。
アイズにはアリアって名の母親が居たようです。
父親がアイズに「すまない」と謝りアリアを連れてどこかに行ってしまったようですよ?
アリアと言うのはアイズの母親の名前のようです。
アイズは両親が居なくなったのは自分が弱かったからと思い込んでいるような?

悲壮感を漂わせているアイズをティオナとレフィーヤが心配しています。
フィンとリヴェリアは見守る事にします。
ティオナやレフィーヤよりもフィンとリヴェリアはアイズとの付き合いが長いです。
二人が傍観を決め込んでいるのでティオナとレフィーヤには何も言えませんでした。
フィンが空腹になればアイズの張り詰めた雰囲気は霧散する。
うまく餌付けするんだと助言してくれます。
まるで猛獣扱いですな。

充分なドロップアイテムを手に入れたのでフィンは一度地上に戻ると決めました。
アイズが自分だけ残りたいと主張してきました。
普段は自己主張する事の無い彼女の発言に一同は驚いています。
既に物資が無くなりそうなので帰還するってフィンの判断は適切です。
ティオナとレフィーヤはアイズを諦めさせようと説得しますがアイズは頑なでした。
アイズの様子を見ていたリヴェリアが自分も残ると言いだします。
ティオナとレフィーヤは自分たちも残れば良いんだと気が付き声を明るくします。
が四人分の食料は残っていませんでした。
泣く泣く諦める事になります。
フィンはこそっとリヴェリアの考えを聞いてきました。
リヴェリアは無理に連れて帰っても爆発する。
爆発するなら監視下にあるところで爆発させたいと答えます。
成程ねと納得したフィンはリヴェリアとアイズが残る事を認めました。

フィン達が帰還して二人きりになります。
アイズが動こうとしないのでリヴェリアが不思議に思っていると床が揺れ始めます。
床をぶち破って巨大なスケルトンが出現しました。
出てきたのは37階層に君臨する「迷宮の孤王(モンスターレックス)」レベル6の「ウダイオス」でした。
モンスターレックスは一度撃破されると一定周期の次産間隔を必要とします。
約三カ月前にロキ・ファミリアが全戦力をつぎ込んで撃破していました。
アイズがダンジョンに残りたがった理由がこれでした。
調教師に負けて強く成る必要性を感じていたアイズはウダイオスを単独撃破する事でレベルアップを狙っていました。
リヴェリアに手を出さないでと伝え単騎で挑む事にします。
アイズの真剣な目を見てしまいリヴェリアは手が出せなくなります。

アイズは最初から風の魔法を纏い全力攻撃を行います。
ウダイオスの関節部分には魔石に似た輝きがあり、そこに魔力を流して身体を動かしているみたいです。
アイズはそれを破壊して片腕を切り離します。
ウダイオスは下半身が床の中に埋まっていて床下から骨の柱を突き出して攻撃してきました。
アイズは床下からの骨の柱を避けながら接近して残った腕を狙います。
ウダイオスが巨大な骨の剣を使い始めます。
巨体なのに高速の横薙ぎをしてきました。
アイズは直撃を避けて逃げています。
アイズはウダイオスの腰椎を破壊して床に倒しました。
ウダイオスは残った左腕で骨の剣を振り回して時間を稼いできます。
腰椎を魔力で回復されてしまい起き上がられます。
戦闘が長引く事になりました。
ウダイオスは小型モンスター(スパルトイ)を呼び出します。
リヴェリアがスパルトイに囲まれてしまいます。
後衛職である魔導士のリヴェリアは接近戦は苦手な筈なんですが強いね。
杖を使ってスパルトイを殴って倒しきります。
風の魔法を全開で使っているのでアイズの精神力が削られます。
行動不能になりかけますがリヴェリアが回復魔法で回復させてくれました。
動けるようになったアイズはウダイオスに突撃して骨の剣を破壊します。
ウダイオスはダメージを蓄積していってアイズに単騎撃破されました。

アイズは無茶な行動を取った事を叱られると恐れていました。
リヴェリアはアイズを優しく治療してくれます。
「何があった」と問われてアイズは調教師が自分の事をアリアと呼んだと教えます。
リヴェリアはアイズの何かを知っているようだね、それを聞いて戦慄しています。
アイズが変貌していた理由を察したようです。
リヴェリアが「私は頼れないか?」と質問してきました。
ティオナやレフィーヤ達もアイズの事を家族のように想っている、お前はもう一人じゃない、忘れるな、と続けます。
アイズは「うん」と呟き「ごめんなさい」と謝りました。
アイズは心が軽くなったようです。

ドロップアイテムを回収した二人は帰還する事にします。
途中でリヴィラの街に立ち寄ります。
ウダイオスを単独で追い込むとドロップアイテムが発生すると報告すると大いに沸きました。
アイズはウダイオスからドロップした「ウダイオスの黒剣」をボールスに預ける事にします。
元鍛冶師のボールスに必ず武器にしてみせると拝み倒された結果です。
リヴィラの街を出て地上に向かっていたアイズとリヴェリアが通りかかったダンジョンの広間で倒れている冒険者を発見します。
よく見るとアイズが謝罪したいと望んでいる白兎でした。
リヴェリアが診察すると精神疲労(マインドダウン)と判明しました。
アイズからベートがそしった少年であると説明されます。
更に少年に償いをしたいと言われました。
リヴェリアは言い方は他にもあるだろ、と呆れていますがいい助言をしてくれます。
償いなら恐らくそれで充分だと言われますね。
リヴェリアはアイズに少年が目覚めるまで膝枕してあげろと助言します。
アイズは、そんな事で良いの?と不思議がっていますが経験則からリヴェリアの言葉は正しい事が多いと考え従います。
リヴェリアは気を利かせて先に地上に帰る事にしました。
何だかアイズのママみたいだね。

リヴェリアは少年と関わる事でアイズの心が良い方向に変化するのを期待していました。
まさか逃げられる事は無いだろうと考えています。
少年を膝枕しながらアイズは彼の様子を観察しています。
以前見かけた時に纏っていた軽装とは防具が変化しているので頑張ってダンジョンで活動していると見て取れました。
頑張っている様子にアイズは嬉しさを感じているようだ。
アイズは少年のお陰で自分が癒されていく事を感じ取っています。
アイズの心の内には黒く汚い感情があるようで、真っ白で綺麗に感じられる少年に好感を抱いているようです。
アイズは少年の髪や額をそっと指で撫でています。
ちょちょーっとまった、ショタ的なヤバさは無いよな。
少年が「おかあさん?」と呟いてきます。
アイズは君もいないの?自分たちは似ているって親近感を抱きますね。
アイズは「ごめんね。私は、君のお母さんじゃない・・・」と答えます。
寝ぼけていた少年が目を開けます。
アイズと見つめ合う事になるね・・・
見つめ合いながらアイズが少年の髪をそっと撫でています。
少年はのろのろと起き上がり「幻覚?」と呟きます。
アイズが「幻覚じゃないよ」と答えると劇的な変化が起こります。
少年は固まってしまったね・・・
アイズが謝らなきゃと思い口を開こうとすると少年は「だぁあああああああ!?」と叫んで逃げて行きました。
「・・・何で、いつも逃げちゃうの?」と言ってアイズはちょっぴり泣きそうになっています。
泣きそうなアイズが可愛すぎてヤバい。
今回はアイズが悪いと思うよ、悠長に髪を撫でてないで、謝罪を伝えれば良かったんだよ。
逃げた少年の気持ちも良くわかる。
アイズは剣姫と呼ばれる有名人ですからね。
倒れて気付いたら剣姫に膝枕されていた、そりゃ驚いて逃げ出すよ。
リヴェリアがまさか無いって考えていた事が起きちゃったよ。
アイズが落ち込まないと良いけどね・・・

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘5
ラッキースケベ3
探索2
暗躍4
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