ラノベの感想) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 3 (GA文庫)


概略:
ギルド職員エイナから白兎を助けて欲しいとお願いされてアイズは引き受ける事にします。
ベルを探してダンジョン上層階を駆け回り彼を発見しました。
発見したベルはモンスターと戦っていました、苦戦していたのでアイズは助太刀します。
周囲が霧に包まれていたのでベルは助けてくれたのがアイズとは気付きません。
急いでいるベルはお礼を告げると走り去ります。
呆然としていたアイズが何者かの気配に気づきます。
アイズに声を掛けてきたのはルルネに仕事を依頼した人物でした。
24階層で起きているモンスター大量発生の調査と解決を依頼されます。
食人花にも関わる事件と言われアイズは引き受ける事にします。
ロキに24階層に向かう心配しないでとの手紙を残します。
同じ問題をディオニュソスも調べていました。
ロキに協力させようと考えた彼が訪ねてきます。
ディオニュソスから説明を受けている時にアイズの手紙が届きます。
アイズを心配したロキはベートとレフィーヤを向かわせる事にします。
ディオニュソスが配下のフェルヴィスに同行を命じます。
フェルヴィスを加えた三人でアイズを追いかける事になりました。
アイズがリヴィラの街の酒場で協力者と合流する事になります。
協力者はルルネと彼女の所属するヘルメス・ファミリアでした。

レーベルGA文庫
発行日2014/12/31
著者大森藤ノ
イラストはいむらきよたか
ISBN978-4-7973-8203-7
雰囲気レベルアップ、人探し、調査依頼、即席パーティx2、異変、食糧庫占拠、怪物行進、誘い、弟子


またしても白兎に逃げられてしまったアイズは落ち込んでいました。
アイズから白兎に逃げられたと説明されてリヴェリアは笑いを堪える事ができませんでした。
アイズはリヴェリアのせいだと考えむくれています。
事情を知らないロキはアイズのステータスを確認する事にします。
ステータスの更新を行うとレベルアップしてレベル6になっていました。
ロキの歓声がホーム中に響き渡ります。
アイズに対して畏敬の念を抱く者と先を越されたと悔しがる者がいますね。
念願だったレベルアップを果たしてもアイズはドンヨリ沈んでいます。
ロキが気になる男が出来たのか?と動揺を見せています。

フィン、リヴェリア、ガレス、ロキ・ファミリアの首脳が「リヴィラの街」で起きた殺人事件と食人花の強襲について話し合っています。
リヴェリアから調教師がアイズの事を「アリア」と呼んでいたと報告されたと言われます。
フィンとガレスはリヴェリア同様にアイズの身の上を知っているようです。
アイズを呼び出し詳しい話を聞こうと考えました。
フィンが呼び鈴を鳴らすとティオネがすっ飛んできました。
彼女にアイズを連れてきて欲しいと命じます。
暫くするとティオナとレフィーヤを連れたティオネが戻ってきました。
申し訳なさそうにアイズが一人でダンジョンに向かってしまったと報告してきました。
フィンはアイズから話を聞くのを諦めて食人花が隠されていた地下水道を調査する事にします。
ティオナとティオネが同行する事になりました。

ダンジョンに向かう為にフラフラとオラリオの街を歩いていたアイズがギルド職員のエイナ・チュールと出会います。
アイズとエイナは顔見知りのようです。
エイナは個人的なお願いとしてベル・クラネル(白兎)を助けて欲しいと言ってきます。
アイズはエイナの依頼を引き受ける事にしました。
ベルは何らかの困り事を抱えているそうです。
アイズは急いでダンジョンに潜りました。
アイズが一人でダンジョンに潜る姿をウラノスの関係者らしいフェルズが観察していました。
チャンスだと言ってアイズを追いかけて行きます。

アイズはダンジョンの上層階を駆け回りベルを探しています。
見つけた冒険者に片っ端から話かけてベルの行方を質問しています。
冒険者達は剣姫に話しかけられて驚いています。
冒険者から得た情報を頼りにアイズは10階層にやってきました。
アイズはまだ初心者の域にあるベルが10階層に到達している事に驚いています。
自分と比べてみても彼の成長速度が早すぎると感じます。
ベルは10階層でモンスターと戦っていました。
アイズが加勢して窮地を脱するとお礼を言って慌てた様子でその場を去ってしまいます。
周囲には霧が出ていてアイズだと分からなかったようです。
アイズはまたも彼に謝罪する機会を逸してしまいました・・・
アイズは手助けできたのかも?と自分を納得させています。
ベルが落としていった防具を発見します。
アイズは届けてあげようと考えます。
アイズが誰かに見られている気配に気付きます。
アイズの前に黒いフードを被った人物が出てきました。
ルルネ・ルーイに接触した人物と言えば分かってもらえるだろうか?と言ってきます。
ルルネの話していた依頼主の印象と同じだと判断したアイズは話を聞く事にします。
24階層で怪物の大量発生、異常事態が起こっている。
これを調査、あるいは鎮圧して欲しいと言われました。
ハシャーナを向かわせた30階層でも類似した現象が起こっていると教えられます。
アイズは依頼を受ける事にしました。
黙って24階層に向かうのは不味いと考えてロキに手紙で心配するなと伝える事にします。
アイズは黒ローブにロキへの伝言を頼む事にしました。
リヴィラの街に寄ってくれ、協力者が待っていると言われたので向かう事にします。

食人花の事を探っているディオニュソスは配下のフェルヴィスを使ってギルドを探らせています。
フェルヴィスは受付で自分が出した24階層の依頼が発注されいないのは何故?とカマをかけます。
応対した受付嬢の様子からギルドが24階層の依頼を発注するのを躊躇っている、何かを隠そうとしていると見抜きます。
フェルヴィスの報告を聞いたディオニュソスはロキを巻き込もうと考えます。
ディオニュソスがフェルヴィスを連れてロキ・ファミリアのホームに乗り込んできました。
ロキは嫌そうな顔をしていましたが手土産に高価なワインを差し出されたのは話を聞く事にします。
ディオニュソスからギルドが24階層で何かが起こっているのを隠しているって説明を受けている時にアイズからの手紙が届きました。
アイズの手紙には、24階層に向かいます、心配しないでください、と書いてありました。
ロキが慌てています「天然(おバカ)アイズたん」と叫んで対策を打つ事にします。
ロキはアイズを連れ戻す為のパーティを編成する事にしました。
フィン達が出払っているのでベートとレフィーヤを呼び出しました。
ロキが二人しか人員を出せないのでディオニュソスはフェルヴィスをつける事にしました。
ベート、レフィーヤ、フェルヴィスの急増パーティが誕生しました。
急いでアイズを追いかける事になります。

アイズが協力者と合流する為に指定されたリヴィラの街にある酒場にやってきました。
そこにはルルネが居て再会を喜び合います。
アイズが指定された合言葉「ジャガ丸くん抹茶クリーム味」を告げると盛大に驚かれます。
協力者とはルルネの事でした。
酒場に居た他の客たちもアイズが合言葉を発した事に驚いています。
酒場に集まっていたのはルルネが所属しているヘルメス・ファミリアの団員達でした。
団長のアスフィから協力する事になった経緯を説明されます。
ヘルメス・ファミリアの団員はレベルを過小申請しているそうです。
それがルルネの依頼者にバレてしまい脅されて依頼を引き受けるしか無くなったそうです。
ギルドに不正を報告されると納税額が増えてしまうそうです。
泣く泣くヘルメス・ファミリアは黒ローブの依頼を受ける事にしました。
アイズを加えたヘルメス・ファミリアは24階層に向かう事になりました。

アイズを追う事になったベート、レフィーヤ、フェルヴィスのパーティは険悪ムードです。
ベートとフェルヴィスが険悪なのでレフィーヤが一生懸命に場を和ませようとしていますが効果は皆無でした。
レフィーヤは胃が痛くなっています。
普段からティオナやティオネと楽しく冒険しているので無言で歩くのが耐えられんようです。
険悪な雰囲気のまま一行はリヴィラの街に到着しました。
街に居る冒険者からアイズの行方を聞き出す事にします。
ボールスからアイズが防具を預けに来たと教えられました。
ボールスはそれ以上の事も知っていて尋ねるレフィーヤから金を毟ろうとしてきます。
お金を払えば教えると言われレフィーヤが困っているとベートが力に訴えました。
ベートが脅すとボールスはあっさり口を割りました。
アイズはパーティを組んで24階層に向かったと教えてくれます。
ボールスがフェルヴィスと一緒に居て大丈夫なのか?と心配してきます。
レフィーヤが理由を尋ねるとフェルヴィスが死妖精(バンシー)と呼ばれていると教えてくれます。
彼女とパーティを組んだ冒険者は全員死んでしまうんだそうです。
彼女は六年前に起きた「27階層の悪夢」って事件の生き残りだそうです。
ボールスは当時生き残ってリヴィラの街に戻ってきたフェルヴィスを見ていました。
あんなに酷い顔をしたヤツは初めて見たと述懐しています。
それ以降フェルヴィスのパーティは彼女を残して全滅する事が続いたそうですよ。
ボールスの話を聞いてレフィーヤはフェルヴィスが謂れのない中傷を受けていると考えます。
短い時間ですがフェルヴィスがレフィーヤを助けてくれる優しさを示していたので憤慨しているようだ。
ベートの方は普段通りに侮蔑の言葉を吐いてきます。
フェルヴィス自身も中傷されていると知っていて自嘲的になっています。
ベートの侮蔑を受け入れているようだね。
レフィーヤはそれが許せないようです。
自分とは関わるなと言ってくるフェルヴィスに歩み寄ります。
同族のエルフなのでほっとけないって気持ちもあったのかも?
私の何が分かるんだ?と反論するフェルヴィスにこれから知って行きますと返しました。
フェルヴィスが照れていますね、レフィーヤに仲良く成りたいと言われて嬉しそうです。
ベートはいつも通りだね、さっさと行くぞとイライラした感じで声を掛けてきました。

アイズとヘルメス・ファミリアは順調に24階層を移動していました。
ヘルメス・ファミリアは見事な連携でモンスターを倒しています。
アイズはレベルアップした自分の力を試してみる事にします。
大量のモンスターが発生した場面で単騎で挑む事にしました。
レベルアップしたアイズは戦闘力を大きく向上させていました。
一人でモンスターの大軍を屠ってしまいます。
ヘルメス・ファミリアのメンバーからもうアイズ一人に任せても良いんじゃないの?って声が聞こえてきました。
アスフィがモンスターが出てくる方角に向かうと決めます。
結果としてモンスターが食糧庫(パントリー)と呼ばれる場所がある方向から現れると分かりました。
食糧庫とはモンスターが栄養補給を行う場所です。
24階層には複数の食糧庫が存在するんですが北にある食糧庫に向かう事にしました。
途中まで来ると岩状だったダンジョンの壁が緑色に変化します。
アイズが触ってみると鼓動が伝わってきました?
緑の壁面に囲まれるようになりマップが使えなくなります。
ルルネがマッピングのスキルを持っていたのでマッピングしながら進む事になりました。
食糧庫に続く道が緑の壁に塞がれているのを発見しました。
アスフィがモンスターが大量発生しているのではなく大移動していたんだと気付きました。
北にある食糧庫に入れなかったモンスターが他の食糧庫に向かう為に移動していたのね。
モンスター大量発生の理由は分かりました。
ここで戻っても問題は無かったと思うんですがアスフィは真相を見極めると決めます。
食糧庫に向かう事にします。

食糧庫に冒険者が迫っていると察知した犯人は食人花を放つ事にします。
食糧庫で悪だくみしていたのはアイズと激闘を繰り広げた調教師と白ずくめの男でした。
調教師はレヴィスと呼ばれています。
レヴィスは最初食人花に任せようと考えていたんですがアイズが居ると分かると自分が出向く事にします。
白ずくめの男は食糧庫に残る事にしたね。

アイズ達の前に大量の食人花が出現しました。
迎撃しているとレヴィスが現れアイズに斬りかかってきます。
アイズは風の魔法を使わないでレヴィスに挑む事にします。
レベルアップした自分の実力がレヴィスを越えているか知りたいようです。
レヴィスはアイズとヘルメス・ファミリアの切り離しを行います。
食人花の群れを壁にして分断を成功させます。
アイズと一騎討する事になりましたが圧倒されているようですね。
レヴィスはアイズがレベルアップしたと気が付きます。

アイズと分断されてしまったヘルメス・ファミリアはアスフィの指揮で連携攻撃を行い食人花を駆逐します。
緑の壁を破壊して食糧庫に入りました。
食糧庫ではレヴィスの仲間の白ずくめの男が待っていました。
白ずくめの男が食人花を嗾けてきました。
食糧庫にはローブを纏った謎の集団も居てヘルメス・ファミリアに襲い掛かってきます。
倒しても倒しても食人花を嗾けてくるのでアスフィは命令者の白ずくめの男に挑みます。
白ずくめの男は強くアスフィが殺されそうになってしまいます。
そこにアイズを追っていたベート、レフィーヤ、フェルヴィスが飛び込んできました。
混戦状態だったんですがレフィーヤとルルネが知り合いなので敵が認識できたようです。
ベートが白ずくめの男に強烈な攻撃を入れました。
吹き飛んで行くんですが立ち上がります。
大きなダメージを負ったようですが瞬時に回復が始まりました!?
ベートの攻撃によって被っていた鎧兜が壊れて顔が露わになります。
白ずくめの男の顔を見たアスフィが驚愕しています。
フェルヴィスも大きな衝撃を受けたようで声も出ない様子ですね。
白ずくめの男の正体は六年前の「27階層の悪夢」を引き起こしたオリヴァス・アクトっていう冒険者でした!!
アスフィが何故死者がここにいる!?と叫んでいます。
オリヴァスは死の淵から蘇ったんだと誇らしげに説明を始めました。

オリヴァスが二つ目の命を「彼女」に授かったと言ってきます。
オリヴァスの胸に極彩色の魔石が埋まっています?
食糧庫にはモンスターのエネルギーを放出する石英(クオーツ)の大主柱が存在します。
そこに宝玉に入った雌型モンスターの胎児が寄生していました。
オリヴァスのいう彼女とは宝玉に入っている雌型モンスターの胎児の事のようです。
クオーツの大主柱からエネルギーを吸い取って成長を促進させようとしているようです。
オリヴァスから食糧庫に張り付いている緑の壁もモンスターで張り付かせる事で食糧庫を食人花を生み出す苗床にしたと言われます。
オリヴァスは彼女の意思に従っている。
彼女が空を見たいと言っているので迷宮都市(オラリオ)を滅ぼすって目的を告げられます。
オラリオはダンジョンから湧き出すモンスターを地下に留める蓋の役目を担っています。
それを破壊するって事はモンスターが地上に溢れだす事を意味しました。
そんな事になったら人類とモンスターが争っていた古代の乱世が再来する事になります。
アスフィはそれが分かっているのか?と問いかけました。
オリヴァスは理解している、だか彼女が望む事なので叶えてあげたいんだと答えました。
レフィーヤは彼が狂信者であると悟ります。

衝撃的な告白だったんですがベートはオリヴァスの意図を見抜きます。
オリヴァスは長々と話す事で自身の回復時間を稼ごうとしていました。
気付いたベートが周囲に檄を飛ばし攻撃を再開します。
彼って意外なほどにリーダーシップあるよな。
オリヴァスは苦し紛れに食人花を生み出していた巨大花(ヴィスクム)を嗾けてきました。
一緒に大量の食人花も放たれてしまいます。
巨大花は名前の通りに巨大なのでベート達は攻め手に困る事になりました。
強さ的にはさほどでもないのですが巨大すぎて倒せません。
多くの食人花にも囲まれているので窮地に陥ります。
そこに緑の壁を破ってレヴィスが吹き飛ばされてきました。
破壊跡からアイズが出てきました。
アイズが巨大花の首を斬り落として倒してくれます。
アスフィ達はアイズの強さに驚いています、予想を超える強さだったみたいね。

レベルアップしたアイズが相手では勝てないと判断したレヴィスが非常手段に出ました。
仲間の筈のオリヴァスの胸を貫き極彩色の魔石を取り出します。
オリヴァスは驚愕していますね。
魔石が取り出されてしまったのでオリヴァスはモンスターと同様に灰になって滅びます。
レヴィスがオリヴァスから取り出した魔石を喰らっています。
魔石を食べる事で戦闘力を向上させました。
隠れていた仲間に雌型胎児が入っている宝玉を回収させ逃がします。
残っていた巨大花に攻撃を命じてアイズを倒しにきます。
再びアイズ抜きで巨大花の相手をする事になりました。

巨大花を倒すには魔石を破壊するしなかいので苦戦しています。
魔剣士のフェルヴィスが魔法を直接叩き込めば倒せるかも?と考えます。
彼女はベートとのコンビプレイで巨大花の一体を倒しました。

アイズは魔法を纏って戦う事にしました。
魔石を取り込み強化されたレヴィスはエアリアルを纏ったアイズと互角に戦っています。
単独では勝てないと考えたレヴィスは食人花を使ってきました。
アイズはレヴィスだけで精一杯なので不利になります。
レヴィスの攻撃によって愛剣を手から打ち払われてしまいます。
無手で戦闘を継続する事になってしまい防戦一方になります。
それを見て取ったベートがアイズの助太刀をすると決めます。
その場を離れる前にレフィーヤを叱咤します。

後衛職のレフィーヤは役立たずである事を痛感しています。
もっと自分に力があればと嘆く彼女をベートが叱咤します。
ベートは常々レフィーヤに一人で戦えるようになれと言っています。
純粋に強さを求めている彼は弱いままでいる事に停滞している事に納得してしまっている者が許せないようです。
レフィーヤにリヴェリアみたいな魔術士に成ってみせろと叱咤してきました。
言うだけ言うとベートはアイズ救援の為に駆け出します。
レフィーヤが覚悟を決めました。
周囲のヘルメス・ファミリアの団員達に3分間守って欲しいと告げて魔法詠唱を始めます。
アスフィはレフィーヤに賭ける事にします。
彼女を守れとの命令を出しました。

劣勢のアイズの元にベートが飛び込んできました。
ベートが魔法を寄越せと叫ぶとアイズがエアリアルを発動してベートの長靴に纏わせます。
ベートがエアリアルを纏った長靴で蹴りを繰り出します。
長い左右の足を振り回してくるな。
ベートとレヴィスが戦っている隙にアイズは愛剣の回収に向かいます。

レフィーヤが詠唱を終えた魔法をぶっ放しました。
食糧庫は紅蓮の炎に包まれる事になります。
食人花も巨大花も焼かれて灰になりました。

ベートの渾身の蹴りがレヴィスが使ってた大剣と激突しました。
衝撃波でベートは吹き飛ばされますがレヴィスの体制を崩すのに成功します。
そこに愛剣デスペレートを回収したアイズがエアリアルを纏って斬りかかりました。
レヴィスの大剣は粉砕され彼女は交差した両腕でデスペレートを受け止める事になります。
大主柱に向かって吹き飛んで行きました。
このままではアイズに勝てないと悟ったレヴィスが逃げを打ちます。
大主柱に向かって弾き飛ばされたのは意図しての事だったようです。
レヴィスが大主柱を破壊しました。
大主柱を破壊したので食糧庫が崩れ始めます。
天井の岩盤が落下してきました。
レヴィスを倒す大チャンスだったんですが仲間を見殺しにするのか?と言われアイズは追撃を諦めます。
仲間の元に駆けだそうとするアイズにレヴィスが意味深なメッセージを残します。
59階層に向かえ、そこにお前の知りたい事がある、と言ってきました。
お前自ら行けば手間も省ける、と言っているのでレヴィスはアイズを59階層に連れて行きたいようですよ?
アイズは仲間を助けて地上に戻る事になりました。
レヴィスはその場に残っているんですが死なない算段があるようです。

無事ホームに戻ってきたアイズはロキから説教と罰ゲームを受ける事になりました。
レフィーヤは大魔法を放ったので精神疲労で一日寝込む事になりました。
お見舞いに来たティオネとティオナに「アリア」って名前に聞き覚えはあるか?と質問してみます。
アイズに聞いても教えてくれないので自分よりもアイズとの付き合いの長い二人に聞いてみたようです。
ティオネは知りませんでしたがティオナが知っていると言ってきます。
説明するよりも見て貰った方が分り易いと言ってファミリアの図書室に向かいます。
ティオナが一冊の英雄譚を持ち出し見せてくれます。
そこには精霊「アリア」の事が書かれていました。
古代の英雄譚です。
精霊は神の分身で完全ではないが何世紀にも及ぶ寿命を持つと言われています。
精霊はエルフと同じ魔法種族でエルフ以上に強力な「魔法」と「奇跡」を使います。
レフィーヤはアイズの風がそれに近いのでは?アイズは精霊かも?と考えますが、まさかなと否定しました。
レフィーヤは馬鹿な妄想だと思っているみたいですが意外と真実に近いのかも知れないね。

アイズはフィンに今回の報告します。
レヴィスに59階層に行ってみろと言われた事も明かしました。
アイズは59階層への遠征を申請してみます。
一人ではそこに到達できないので頼んでみたのね。
アイズの話を吟味したフィンは彼女の申請を受け入れました。
ロキ・ファミリアは59階層を目指して遠征する事が決まりました。

アイズは拾ったベルの防具を返す為にギルドに向かいます。
受付嬢のエイナにこれまでの事情を話しました。
アイズは意を決して自分でベルに渡して謝りたいとの意思を伝えます。
エイナはアイズに協力すると決めベルとアイズが二人で話せるようにセッティングすると言ってくれます。
二人でどうやってベルを逃がさないようにするか相談しているとベルが現れました。
アイズを見たベルはやっぱり逃走しました。
呆然とするアイズにエイナが追ってと伝えてきます。
アイズはベルを追いギルドを飛び出しました。
レベルが違うのでアイズはベルを追い越し正面に立ちはだかる事ができました。

混乱しているベルにアイズが謝罪します。
謝られたベルが謝り返してきました。
助けてくれたのにお礼も言わずに逃げ出してしまったと謝ってきます。
ベルの話す内容から怖がられているわけではないと分かりアイズは安堵しています。
誤解が解けるとアイズはベルへの興味が抑えられなくなります。
レヴィスの指定した59階層に遠征する事が決まったのでアイズは更なる強さを求めています。
ベルの成長速度の早さの理由を知りたいと思っているアイズはどうすれば良いのか思考を巡らせています。
ベルが我流で強さを求めているがどうやって強く成れば良いのか分からず困っていると明かしてくれたので提案をします。
ベルは焦って言い難い事も喋っちゃったのが良かったね。
彼の成長速度の速さの秘密を知りたいと考えているアイズはベルを観察する事にしたようです。
ベルに向かって戦い方を教えてあげると提案しました。
ベルはアイズの申し出を受け彼女に師事する事になりました。
おいおいアイズとベルは師弟関係になったようだぞ。
ロキが心配していた恋愛方面には発展しないのか?

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
戦闘5
ラッキースケベ1
探索3
暗躍5
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