ラノベの感想) この素晴らしい世界に祝福を! 第10巻 ギャンブル・スクランブル! (角川スニーカー文庫)


カズマはアイリスからの依頼を受ける事にしました。
アイリスが婚約者である同盟国の王子に会いに行くのでその護衛をする事になりました。
カズマはアイリスが婚約者に会う事を邪魔しようと考えていました。
今回のアイリスの外遊は王国にとってとても重要な意味を持っていました。
アイリスは魔王軍との先陣で戦っている国王と兄に代わり支援を要請に行く事になっていました。
カズマはその道中のボディーガードとして雇われる事になりました。
あまり大ぴっらに護衛を引き連れて行く事はしたくなかったようです、あくまでもお忍びで行きたかったようだ。
カズマが他国との間で問題を起こさないかが危惧されますねー。
ダクネスが王室から頼まれてカズマがアイリスの外遊に付いてこれないように工作してきました。

ダクネスは起き抜けのカズマを縛り上げてます。
カズマはトイレに行きたくなったのですがパンツを降ろせないね。
ダクネスはカズマの世話をすると言っていたのでカズマはダクネスに下の世話を頼んでます。
ダクネスは照れて拒絶していましたが、最終的にはカズマのパンツをお下す事にしたようです。
そこにめぐみんとアクアがやって来てしまいます。
ダクネスは痴女認定されていました。
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ダクネスの工作は失敗に終わりカズマたちは王都に向かう事になりました。
アクアは行き先がカジノ大国、エルロードと聞いてノリノリで同行する事になりました。
めぐみんは珍しいことにアイリスの護衛任務に反対していました。
理由がとても可愛いです。
めぐみんはカズマがアイリス、アイリス言っているのが面白くなかったようです。
嫉妬して反対していたようですよ。
カズマがアイリスの事を妹のように思っていると告げると豹変しますね。
めぐみんも同行する事になりました。
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王都に付くと出迎えがありました。
レインがダクネスとひそひそ話してますね。
カズマが来てるじゃないかとダクネスを責めていました。
どうやらカズマを護衛から外したかったのはレインのようです。
しかしカズマには心強い味方ができました。
カズマの事を警戒していた筈のクレアさんがカズマに依頼をしてきました。
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クレアはアイリスがエルロードの王子と結婚するのに反対の様です。
クレアはカズマに婚約を破棄させて欲しいと依頼してきました。
カズマは当初の計画通りなので快諾していました。
クレアはカズマの助けになるだろうと言って家紋入りのペンダントを貸してくれます。
これで大貴族の後ろ盾を得た事になりました。
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エルロードまでの移動はリザードランナーが引く馬車で向かう事になりました。
馬車が宙に浮いてますよ、高速での移動が可能でした。
これは普通の馬車だと往復に20日はかかるらしいのですが、そんな長い間、アイリスと離れていられないとのクレアの発案のようです。
クレア、凄いです、変態ですね。
お陰でアクアが泣くことになりましたね。
彼女は景色を楽しみにしていたようですけど、速すぎて怖かったようです。
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エルロードまでの道のりでモンスターに遭遇しました。
護衛としてカズマたちが戦うのかと思ったら違ったぞ!!
アイリスが先頭に立って戦っていました。
しかも凄く強いですよ、護衛はいらないと思えるほどでした。
なんでも王家の人間は勇者の血を引いている上に、経験値が上がる食材をモリモリ食べているそうです。
アイリスが使っている剣も伝説の剣でした、「なんとかカリバー」という国宝ですとアイリスが言ってました!!
能力値も高く、装備も一級品で固めているので強いんですよ。
カズマたちは自分たちの存在に疑問を持っていました。
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アイリスの大活躍でモンスターは問題になりませんでした。
カズマはこれでは不味い、兄としてい良い所を見せようと頑張ります。
アイリスに夕食を作る事にしました。
カズマは若干不安に思いながらチャーハンと餃子を作る事にします。
アイリスはチャーハンと餃子を知らないようです、ダクネスも知りませんでした。
チャーハンと餃子は思いの外、好評でしたよ。
ダクネスなどはなぜもっと前から作らなかったと怒ってますよ。
世間知らずのアイリスとダクネスに庶民の料理が好評なので、めぐみんとアクアが悪乗りを始めますよ。
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翌日はアクアが料理を担当する事になりました。
アクアは思い切った料理をアイリスに教え込んでいました。
「ツナマヨご飯」です。
アイリスは簡単に作れるので感動していました。
純真なアイリスに何を教えているんだよ、まったく、王室の人にバレると大変だぞ。
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その次の日はめぐみんの担当です。
めぐみんは紅魔の里で食べられている郷土料理なのかな?を作ってくれます。
めぐみんの料理は食材を捕まえるところから始まりました!!
ザリガニです、川でザリガニを捕まえていました。
アイリスは楽しそうにサリが二を捕まえていました。
カズマとアクアはザリガニを食べるのを嫌そうにしていました。
ダクネスも喜んで食べていましたよ。
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めぐみんはザリガニの臭みを取るのにアクアが秘蔵していた高い酒を使ってしまいました。
これで味が良くなったのかもしれないね。
一口食べたアクアとカズマはその美味しさに驚いてました。
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夜中に水が飲みたくて起きだしたカズマはアイリスに会いました。
アイリスは皆を起こしては悪いと思い明かりを付けずにトイレに行こうとしていました。
アイリスは暗闇が怖かったようで、カズマに付いて来てくれとお願いしてきます。
くー、可愛い!!
カズマはお兄ちゃんココロをくすぐられてます。
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アイリスの活躍で無事にエルロードに到着しました。
カズマたちは料理しかしてないですね、ダクネスは何もしていないようだよ。
到着した日は観光に向かう事になりました。
アイリスは一人残って明日の王子との謁見に備えて休む事にしていました。
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カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスで街に繰り出したのですが、アクセルの街では起こりえない事が起こりました。
エルロードの人々は、三人の本性をしらないからねー、見た目に騙されたようだぞ!!
アクア、めぐみん、ダクネスをナンパしてくる三人組が居ましたよ。
カズマは、これ幸いと三人のナンパ男にアクアたちを押し付ける事にしたようです。
これにはアクア、めぐみん、ダクネスは不満だったようです、少しは嫉妬して心配して欲しかったようですね。
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一人になったカズマはカジノに繰り出します。
持ち前の幸運を使いボロ勝ちしてましたね。
終いには対戦者が居なくなってしまったようです。
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アクア、めぐみん、ダクネスを連れ出したナンパ男たちはそれぞれ酷い目に遭ったようです。
可哀想に・・・まあ、相手が悪すぎる。
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ダクネスはまだ、カズマがエルロードの王子に何かすると心配なようです。
カズマの部屋を訪れて酒を飲ませようとしてきました。
ダクネスはエロイネグリジェでやって来ますよ、結構、奮発してますね。
しかしカズマは冷静にダクネスの行動を観察してました。
グラスに眠り薬が塗られていると看破してますね、ダクネスにグラスを使って酒を飲んでみろと彼女に迫ります。
ダクネスは作戦失敗と悟り強硬手段に出てきました。
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腕力はカズマよりもあるからね。
エロイネグリジェ姿でカズマに馬乗りになっていました。
しかし、マウントポジションを取ったは良いが次にどうするか分からないようです。
カズマはダクネスを挑発してますね、カズマ、ダクネスとヤル気なのか?
そこに、めぐみんがやって来ます、カズマはダクネスに犯されると言ってめぐみんに助けを求めました。
ダクネスは信用度ゼロですね、めぐみんはダクネスが欲情したと思ってます。
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めぐみんとカズマの追及でダクネスがカズマとエロイ事をしようと少しは考えていた事が判明しました。
めぐみんは「いやらしい貴族令嬢ですね!」と言ってます。
徐々にダクネスが痴女化してきましたね。
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エルロードの城に向かいました。
出迎えに出てきた婚約者のレヴィ王子は予想に反してアイリスに好意的ではありません。
カズマは二人の婚約を破棄させるとの密命を受けていたので丁度いいですね。
しかし王子の態度が悪すぎでした。
友好国のはずなんですけどね、おかしいな?
アイリスの事を田舎者と揶揄いますよ。
さらに「ベルゼルグの一族は女子供に至るまで武闘派だと聞いたが弱そうだな。もっと強そうで凛々しい姿を想像していたのに拍子抜けだ」と言ってます。
知らないってことは怖いことですね。
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調子に乗っている王子は護衛として付いてきているカズマたちへの批判も口にしてしまいました。
めぐみんが最初に切れますよ、「その喧嘩、買おうじゃないか」と言ってます。
しかし家臣は紅魔族を知っていたようですね、直ぐに謝って来ますよ!!
根性が無いですねー、それだけ紅魔族の怖さは有名って事なのかな?
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直ぐに謝った事に関してアクアが突っ込みますよ、黙っていれば話が拗れることは無いのですが流石アクアってところか?
王子はアクアの事をプリースト風情がと言ってしまいました!!
しかし家臣は優秀ですね。
アクアの事をアクシズ教徒と看破してます。
アクシズ教も悪名が轟いてますねー、王子は悲鳴をあげてますよ。
アクアはアクシズ教徒をモンスター扱いした事を謝ってと凄んでますけど、これは王子と家臣の反応が正しいよね。
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金髪碧眼のダクネスの事も貴族と分かって恐れています。
「ダスティネス卿です。王家の盾と呼ばれる一族で、代々強力な力を持つ騎士が多く、敵に回すのは得策ではないかと・・・」
と言ってますね。
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そこに宰相がやって来ました。
カズマが街中で聞いた噂ではやり手の宰相だそうですよ。
ラグクラフトと名乗りますよ、確かに有能なようですね、早々にアイリスと交渉を始めていました。
アクアがラグクラフトの背中に触ってますよ、アクアにはラグクラフトが魔族と関わりがあるのではと思えたようです。
この辺りは女神は伊達では無いってところか。
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アイリスはこれまで通りの支援と、魔王軍に対して攻勢に出る為の追加援助をお願いしてます。
しかし交渉は暗礁に乗り上げます。
宰相はエルロードは不景気でお金がないので今まで通りの支援はできませんと言ってきました。
アイリスは困ってましたよ、カズマはアイリスに助け舟を出します。
カズマはレヴィ王子にお願いに行こうと言い出します。
宰相は止めようとしましたが、カズマが街で聞いたエルロードは宰相のお陰で景気が良いとの話と矛盾すると指摘すると王子との交渉を認めてくれますよ。
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レヴィ王子の元に向かうと彼は途端に不機嫌になるね。
アイリスに向かって暴言を吐いてるぞ!!
「野蛮なベルゼルグの王女と話す事なんてないぞ」と言ってます。
これにはカズマも切れるね、「許嫁の態度じゃないだろコラ」
喧嘩腰のカズマをアイリスが止めますよ、「お、お兄様!」と言って。
アイリスの「お兄様」って呼び方にレヴィ王子は反応しましたよ、カズマの事をアイリスの兄と勘違いしたようです。
レヴィ王子はアイリスとの婚約は破棄で良いと言っていましたぞ、馬鹿だ、後で死ぬほど後悔する事になるぞ。
この発言でカズマはクレアから受けてた密命を達成しちゃったぞ!!
結局、支援は断られますけど、アイリスは諦めませんよ。
次の日からレヴィ王子の元に日参する事になりました。
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レヴィ王子もめぐみん、アクア、ダクネスには会いたくないようで、アイリスの日参は認めますけど、従者はカズマだけでと条件を出してきました。
暇になってしまった、三人は自由行動になります。
問題を起こさないようにダクネスが二人にお小遣いを上げてました。
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レヴィ王子はアイリスを諦めさせる為に、お付きの騎士と戦うように、勝てたら支援を考えると言ってきます。
アイリスは平然としてますね、戦う事になりました。
結果はアイリスの楽勝です、ここに居たり、レヴィ王子はアイリスの強さを認識したようです。
レヴィ王子は完全に腰が引けてますね、アイリスは交渉で支援を勝ち取ろうとしてきます。
決して脅したりはしませんよ!!
王子は当初の一割の支援を約束してくれます。
これではまだまだ目標額に足りないので日参は続く事になりました。
なんだかレヴィ王子が哀れな感じです。
.
次の日、レヴィ王子はグリフォンを用意していました。
しかし、アイリスの楽勝ですよ。
支援金は一割五分に増えました、まだまだ足らないね。
カズマはレヴィ王子にギャンブルを仕掛けます。
レヴィ王子はギャンブル好きなのでカズマの挑発に乗ってしまうぞ。
カズマはコインを投げて、コインがどこにあるか当てろと言って握りしめた左右の手を突き出しました。
外れです、もう既にこの段階でレヴィ王子はカズマのイカサマに引っかかってますよ。
支援金は二割に増えました。
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次の日は大量のゴーレムを用意していましたが、結果はアイリスの楽勝です。
これで支援金は二割五分になりました。
懲りないレヴィ王子はカズマのイカサマ勝負に乗ってしまい負けますよ。
まだイカサマに気が付きません。
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日参も一週間になるとアイリスと戦わせる相手が居なくなってしまい、もっぱらカズマとレヴィのコイン当てだけが行われていました。
イカサマに気が付かないレヴィ王子は負け続けていました。
遂に防衛費は満額支払われる事になりました。
アイリスはやっと目的だった攻勢に出る為に追加の支援金をお願い出来ると喜んでましたがレヴィが断ってくるぞ。
追加の支援金は事情があり出せないと頑なです。
カズマはカジノ王国の王子が負けっぱなしで良いのかと挑発しましたが乗って来ませんよ。
アイリスとの結婚は御免だからカズマの話に乗ったんだとまで言ってますね。
もう交渉の余地は無さそうです。
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カズマは宿に戻り、仲間にその話をしてました。
レヴィ王子に痛い目みせてやろうと思うと皆を誘ってます。
ダクネスが激高してますね、アイリスを馬鹿にされたのが許せんようです。
めぐみんとアクアも協力してくれます。
しかしめぐみんの爆裂魔法が街の近くで暴発してしまい警察に捕まる事になりました。
.
エルロードは平和な国のようです。
カズマたちは簡単な取り調べの後、釈放される予定のようでした。
取り調べでは、おかしな事になってました。
嘘を付くと鳴る魔道具を使い尋問をしてましたが、取り調べにやって来た検察官のお姉さんが困惑する事になりました。
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ダクネスは拷問を希望してましたよ、これにはほんとに困ってました。
終いにはダクネスへの事情聴取を諦めています。
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めぐみんへの尋問もうまくはいきませんでした。
検察官のお姉さんは彼女の名前を冗談だと思ったようですよ「今、なんと仰いましたか?」と聞き返してしまいました。
めぐみんは名前を馬鹿にされと怒るからね、激高してます。
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アクアに至っては自分はパーティのまとめ役だと言ってました。
しかもベルは鳴りませんよ。
これは嘘だよね。
ベルは本人が固く信じている事は嘘と認識できないそうですよ。
アクアは自分が女神アクアだと言ってしまいましたが、ベルは鳴りません。
これは事実だからねー、しかし、検察官はベルの故障だと思ったようです。
アクアは未だに女神だと信じて貰えないね。
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カズマは尋問中にクレアから借りたペンダントとダクネスから借りたペンダントを出しました。
それを見た検察官は態度を豹変させてます。
ダスティネス家とシンフォニア家の関係者と分かって平伏してますね。
カズマは話を大げさにしてますよ、検察官を誘導して外交問題になっては一大事と思わせてます。
カズマたちは無事に釈放されました。
クレアの家って凄いんだね!!
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戻ってきたカズマたちに向かいアイリスは最終手段に出ると言い出しました。
ダクネスに向かって、城に向かうので付いてくるようにと言ってます。
最初は武闘派アイリスが殴り込みを掛けるのかと心配しちゃったよ。
ダクネスはアイリスのやる事を知ってたようです、ベルゼルグが建国した当初よりやっていたと言ってます。
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アイリスはレヴィ王子にこの国で一番強いモンスターを退治してくると宣言しました。
凶悪モンスターを退治して貸を作り支援を得ようとの作戦のようです。
相手はドラゴンでした、これは苦戦するのは必至だねと思いました、普通は激戦を予感するよねー。
しかしアイリスの強さは半端ないです。
「セイクリッド・エクスプロード」アイリスの剣技でドラゴンは真っ二つになりました。
めぐみんの爆裂魔法とは違い、ドラゴンの死体がちゃんと残ってます。
ドラゴンの死体は価値が高いので換金してホクホクでした。
王家の技は優秀ですよね。
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アイリスはドラゴンスレイヤーとして崇拝される事になりました。
レヴィ王子は追加支援をしたいようでしたが宰相が認めませんよ!!何で?
ドラゴンを倒した報奨金だけをくれますよ。
気落ちしているアイリスを慰める為にレヴィ王子はカジノにいって気晴らししてはと提案してます。
カズマがこの話に乗りました。
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レヴィ王子に一番大きなカジノのフリーパスを貰ってました。
カズマはカジノで足りない資金を稼ぐ積りになりました、あーあーって感じですね。
エルロードは死亡フラグをたてたようですよ。
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可哀想なのは標的にされた国営カジノですね。
カズマは毎日カジノに通い勝ち続けますよ。
流石に負け過ぎてしまったカジノはもう来ないでと泣きついてきましたがカズマは止めないよ。
最終的にレヴィ王子がカズマに帰ってくれと説得に来ました。
そこでエルロードが支援金を出せない理由が判明します。
レヴィ王子は最後まで話そうとしませんでしたが、宰相が理由を暴露しました。
「我が国は、魔王軍と取り引きをしているのです」なんだとー!!
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魔王軍がベルゼルグへの支援を辞めて中立を守るのならば、襲わないと交渉を持ちかけてきたそうです。
ベルゼルグが魔王軍に負けた場合、次に襲われるのはエルロードだと考えていたエルロードは魔王軍の話に乗る事にしました。
なるほどね、だから景気が良いはずなのに金が無いと嘘ついてまで支援金を渋ったのね。
レヴィ王子は消沈していました、ドラゴンスレイヤーとなってからのアイリスに好意的なようです。
アイリスに協力できないのが悔しいようです。
そんなレヴィ王子をアイリスが慰めてますよ、支援が無くても負けませんと。
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健気なアイリスの態度でレヴィ王子は吹っ切れたようですよ。
レヴィ王子は魔王軍に付くかベルゼルグに付くかコインで掛ける事にしました。
カズマが相手をしたようですけど、カズマが勝ったみたいです。
エルロードはベルゼルグに付くことになりました。
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盛大な晩さん会が催された夜に敵が仕掛けてきました。
カズマの部屋にめぐみんが現れます。
めぐみんが遂に一線を越えようとしていると思ったカズマは期待しつつめぐみんの目を閉じてとの要求を受け入れます。
ドキドキしながら待ってましたが期待外れです、カズマは眠らされて拘束されますよ。
クローゼットの中に閉じ込められます。
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その後ダクネスがカズマの部屋にやって来ました。
ダクネスはカズマに対して今回の護衛任務のお礼をしようとやって来たようです。
ダクネスはエロイお礼をする積りだったようです。
しかし部屋に居るのはカズマに化けている何者かでした。
ダクネスもカズマと同じ様に拘束されてクロゼットの中に放り込まれました。
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カズマとダクネスの前で偽物は正体を明かしました。
ラドクラフトは魔王軍諜報部隊長のドッペルゲンガーでした。
三十年以上前にエルロード王国に潜り込んだそうです。
エルロードの王族はどいつもこいつもギャンブル狂いでいい加減な国家運営をしていたそうです。
初代国王の財産を食い潰して破綻寸前だったそうです。
真面目なラドクラフトはひたすら頑張って経済を回復させたそうです。
真面目な働きぶりを王族に気に入られて順調に出世していき今の宰相の地位についてそうです。
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そこで自分が魔王軍のスパイだと思い出したそうですよ。
結構間抜けですね、権力を握れたので魔王軍に協力する為に支援金を打ち切ろうとしたようです。
ラドクラフトの計画はカズマたちが現れるまでは上手くいっていたんだけど、計画を台無しにされて怒ってます。
カズマたちに最大の復習をする為にアイリスを害すると宣言して出ていきました。
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拘束されているカズマとダクネスはカズマのティンダーの魔法で縄を燃やして脱出します。
カズマはダクネスになぜ自分の部屋を訪れたのか問いますよ。
ダクネスは夜這いに来たようですね、カズマに「エロネス」「ドスケベ女」と罵られてますよ。
まあ彼女はカズマにエロいお礼をする積りだったようなので妥当な罵倒かな。
.
ラドクラフトを追いかけますが、見つかりませんね。
そこにアクアとめぐみんがやって来ました。
カズマの事を変態と罵ってますね。
どうもカズマに変身したラドクラフトがアクアを口説いたようですよ。
カズマは俺にも選ぶ権利があると主張してますね。
まあアクアとは馬小屋で寝泊りしていた時に何もしてないからね、カズマのアクアを口説く事などあり得ないとの主張に信憑性はあるね。
カズマはアクアを口説いたのはドッペルゲンガーのラドクラフトだと教えます。
アイリスを狙っているので彼女の部屋はと聞いてます。
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アイリスの部屋に向かうと、「エクステリオン」との叫び声がします。
アイリスにラドクラフトは撃退されたようです。
アイリスは口説いてきた相手が偽物と分かったようです。
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アイリスの活躍で宰相がドッペルゲンガーだった、魔王軍に協力するように仕向けられていたと判明してレヴィ王子は酷く落ち込んでますね。
アイリスに向かって土下座をしてました。
アイリスは優しいな、王族が簡単に頭を下げるべきではないとレヴィを諭してますよ。
レヴィは気を取り直して、エルロードとベルゼルグの友好を宣言してますね。
カズマの事も慕っている感じですね、いずれ俺の兄になる方とか言ってますよ、何言ってんだ此奴は?
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カズマ非情です。
レヴィ王子に事実を突きつけます。
「何で俺がお前の兄になるんだよ。どんな頭をしていればそんな発想が出てくるんだ?」
レヴィ王子は困惑してますね、彼はカズマの事をアイリスの実兄であるジャスティス王子だと思っていたようです。
カズマは義理の兄、冒険者サトウカズマですと名乗りますよ。
レヴィは二人は訳ありの兄妹と納得してましたが、問題はそこでは無いんだよね。
「いやいや。お前、アイリスと婚約解消したじゃん」
そうなんだよね、レヴィ王子はアイリスとの婚約を一方的に解消してたんだよ。
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レヴィ王子はアイリスに懇願してきましたがアイリスに留めを刺されました。
「・・・ベルゼルグとエルロードは、ずっとずっとお友達です。なので私達も、ずっとお友達でいましょうね」
これはキツイ!!終わったね、レヴィ王子、アイリスの貯金箱決定だよ!!!
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帰りの馬車の中でカズマはろくに観光も出来なかったアイリスにプレゼントを渡します。
出店で見つけてた安物の指輪をアイリスにあげました。
カズマとしてはアイリスが付けていた指輪の代わりにと軽い気持ちのようですけど、アイリスが感激してますよ。
めぐみんも私には何かないんですかと催促してますね。
かずまは分かってないね、めぐみんにはアイリスにあげた指輪よりもお高い、エルロードせんべいを上げてます。
めぐみんの欲しいのはそれじゃないんだよ、例え値段が高くても、指輪とせんべいでは負けた気分だろうよ。
アクアも当然の様に催促してますけど、アクアはギャンブルしてエルロードを満喫してたよね。
彼女にはドラゴン退治のときに金鉱山で見付けた、金がまじったっぽい色の石をあげました。
形が気に入ったようですアクアは満足気でした。
この石はアクアが気に入るくらいなので、何らかの曰く付きの石なのかな?
ダクネスへのプレゼントは後になるようです、彼女は御者を務めているので仕方ないね。
彼女には何をあげるのだろうか?
ダクネスの喜びそうなものは・・・縄とか?それは無いか。
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アイリスが最後にかましてくれます。
意を決して恥ずかしそうにカズマにお礼を言いますよ。
「ありがとう、お兄ちゃん」
恐らくカズマは感動したよね、大歓喜だったよね。

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