ラノベの感想) ご近所の殴りクレリック 戦鬼ウルスラの後悔 (電撃文庫)

戦争が終わり時代が変わりました。
仕事を求めて新大陸にやって来たアルナルドは且つての仇敵と再会する事になりました。
アルナルドは剣匠（マエストロ）と呼ばれる凄腕の剣士です。
しかし新大陸にもいい仕事はないようです。
バーがギルド的な役割を果たしています。
そこに入っている仕事はマエストロがやるにはセコ過ぎたようです。
「赤熊団」と呼ばれるギルドなのですが、歴史があるみたいで、古き良き時代の規則を守っていました。
マエストロに相応しい仕事を斡旋したいようなんですよ。
仕事に困っているアルナルドはどんな仕事でも良いと言ってるのですが聞いてくれません。

そこに森で古い呪術を行っている魔術師が居るので退治して欲しいとの依頼がきました。
旧大陸では剣士が単独で魔術師と戦うのは普通の事のようですが、赤熊団は伝統を重んじているので剣士と修道士の二人組で対処をと言ってきました。
そこで紹介されたのがアルナルドの仇敵だったウルスラです。
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赤熊団の下働きであるマルタに案内されて教会に向かいます。
教会に付くと覗いている怪しい人物が居ました。
アルナルドがこっそり近づいて声を掛けると姿を消す魔術を使い逃げました。
アルナルドは匂いで魔術の反応が分かるそうです。
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教会でウルスラと再会を果たしたのですが、アルナルドは驚いていました。
戦場で相対したウルスラは化け物じみた強さだったそうで、それは恐ろしかったそうです。
教会で祈りを捧げていたウルスラに声を掛けるのですが、ウルスラかと声を掛けたのですが、ウルスラはしれっと違いますと返答します。
なんでかな？
しかしマルタの呼びかけでバレますよ。
マルタとウルスラは仲良しの友人同士でした。
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アルナルドはウルスラに再会したら殺してやると殺意を抱いていたようなのですが、戦争が終わって三年が経過しているのでウルスラに襲い掛かる事はしませんでした。
アルナルドはウルスラには勝てないと自己分析が完了してました。
二人は問題の魔術師が居ると思われる、遺跡に向かいました。
道中アルナルドはウルスラに色々と質問をしてますね、そこで目の前のウルスラが戦場で敵として会いまみえたウルスラだとの確認が取れました。
しかしアルナルドはウルスラの変化に戸惑っている様子でした。
戦場で出会ったウルスラは感情が無く悪魔のようでした、今のウルスラには表情があり、天使のように微笑んでますよ。
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ウルスラの弱点も分かりました。
彼女は下ネタに弱いみたいです、マルタが教えてくれたのですが、色街で説教中に揶揄い半分にキスされた時に泣いてしまったそうです。
そしてキスしてきた相手を殴り飛ばしたそうです、殴られた相手はピューッと飛んで行ったそうです。
アルナルドが戦場で着ていたウルスラの露出狂の様な衣装を揶揄うと殴ろうとしてきましたよ。
「記憶をうしなえぇぇッ」と叫んでます。
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遺跡に付くとマルタが人質に取られていました。
魔術師は教会を覗いていた人物と同一人物でした。
ファウスタと名乗ります。
この名前をアルナルドも知っていました。
旧大陸の戦場では有名人ですね、魔女王と呼ばれ恐れられていた魔術師です。
しかしアルナルドの記憶にあるファウスタとは別人の様に思われました。
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人質に取られているマルタをどうするのかとウルスラがファウスタに問うとファウスタが困ってますよ。
おかしいな反応ですね。
ファウスタは手が震えてますよ、人質に取った筈なんだけど。
ファウスタは逃げる様にして闘技場で待つと言ってマルタを連れて姿を消しました。
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アルナルドとウルスラが闘技場に付くと本格的な戦闘が始まるのかとおもったらそうはなりません。
ファウスタは闘技場に大魔術を掛けたかったようですけど、マルタに邪魔されていたそうです。
本当ならば闘技場の過去の記憶を呼び出し、古代にここで戦っていた戦士を大量に召喚する予定だったそうです。
しかしマルタに邪魔されて時間を少し巻き戻す効果しか得られなかったそうですよ。
ファウスタは思ったよりもドジなのか？
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しかもマルタを人質に取ったのではなくマルタが闘技場までファウスタをつけてきたそうです。
そして魔術の邪魔をして危なっかしいので縛り上げたそうですよ、ファウスタ災難ですね。
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ファウスタは戦場でウルスラにやられた事を述懐してました。
どうもウルスラに裸に剥かれたそうですよ。
ファウスタはウルスラに自分が壊されたと言ってますよ。
ファウスタがゴーレムを召喚してウルスラを攻撃するように命じました。
アルナルドは助太刀に入ろうとしますが、上手くいきませんでした。
ゴーレムの対処法は額に書かれた文字を消す事だそうですが、巨大なので近づけないね。
近づけたとしても剣で切れるのかが問題でした。
大ピンチでしたがウルスラが常識外の方法で撃退してしまいました。
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ウルスラはゴーレムを殴りました、鉄拳で！！
殴られたゴーレムはピューッと飛んで行き壊れてしまいました。
ファウスタはウルスラのパンチで着ていた外套と頭巾が吹き飛んで裸に剥かれました。
十代半ばの少女だったのでアルナルドは自分の知っているファウスタとは別人だと分かったようです。
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アルナルドはウルスラに質問していました。
ゴーレムを殴り飛ばしたが魔術は使ってないよね？と。
ウルスラが説明していました。
ウルスラは託宣を得たと言ってます。
「己を磨き上げよ。鍛えた筋肉は恐れを払うーと」
厳密には「練磨せよ、鍛錬せよ、試練に備えよ、やがて恐れは振り払われる」だったそうです。
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ウルスラは鍛錬を筋肉をつけると解釈して訓練をしたようなんだよね。
さらに東方から来た武術家の老人に武術を習ったそうです。
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ゴーレムを作るのに遺跡の石を材料にしたファウスタに多額の賠償金が課せられる事になりました。
本当に彼女は不幸だな。
ウルスラはなぜかファウスタを気に入ったようです。
ファウスタを自分の監視下に置いて教会に連れて来ました。
ファウスタは教会の下働きとしてウルスラの監視下で生活する事になりました。
教会に入信して修道女になれば賠償金を教会が肩代わりするとの条件が提示されましたがファウスタは決断できないようです。
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アルナルドに予想外の依頼が舞い込みました。
ウルスラには教会での仕事もあるので四六時中ファウスタを監視する事ができません。
そこでアルナルドにファウスタの監視をしてくれとの依頼がやって来ました。
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ファウスタが近況を教えてくれます。
彼女はウルスラの指導の元訓練をさせられていました。
それが過酷でした。
ウルスラの筋肉信奉は本物だったようだぞ。
ファウスタに貸している鍛錬は、自分が埋められる高さの穴を掘らせるそうです。
そしてそれを埋めさせます。
それを倒れるまで繰り返すそうですよ。
ファウスタはウルスラを怖がるようになっていました。
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彼女はアルナルドの知っているファウスタの娘だそうです。
ファウスタの名前は世襲制のようです。
ファウスタには姉弟子が居るのですが、彼女たちがファウスタを襲名するのならばウルスラに復讐をと言って新大陸に向かわせたそうです。
アルナルドはあまりいい姉弟子ではないなと考えましたが、それは違ったね。
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姉弟子たちはファウスタを可愛がっていました。
彼女が心配で見に来てます。
そしてアルナルドがファウスタに要らぬ事を（下ネタ）を教えた事を怒ってました。
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ウルスラもアルナルドにファウスタに課している訓練の詳細を解説してくれました。
これが聞かなきゃよかったと思える内容です。
倒れるまで穴を掘ったり埋めたりを繰り返させ、倒れたら肉の入った食べ物を食べさせます。
そして治癒魔術を掛けるそうです。
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回復魔術と治癒魔術があるのですが、二つの違いが説明されました。
回復魔術は怪我をする前の状態に時間を巻き戻すそうですよ。
治癒魔術は身体の持っている治癒能力を引き出し怪我が治った未来へ進めるものだそうです。
なるほどね、限界まで疲弊させた体に栄養を無理に与えて治癒魔術で超回復させる理論のようですね。
ウルスラも中々考えてますね。
これは効果が高そうですが辛すぎますね・・・
ファウスタが震える訳ですね。
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ファウスタの姉弟子ベネデッタが魔獣を連れてやって来ました。
ファウスタが心配になったようです。
ウルスラに戦えと言ってきます。
ウルスラの拳がベネデッタの顎を捉えて勝負が決しました。
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ウルスラが色街に宣教に出掛ける事になりました。
ファウスタは今日はいつもの厳しい鍛錬が無いと聞いて喜んで付いて行きました。
ウルスラは娼婦たちに護身術を教えていました。
ファウスタも一緒に習う事になるのですが、いつもの訓練と違うと困惑してますね。
アルナルドはこんな訓練が役に立つのかな？との疑問点をウルスラに質問してました。
それが聞こえちゃったのね。
娼婦のまとめ役のような人がアルナルドに勝負を挑むことになりました。
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アレッタと呼ばれてますね。
アレッタは予想外に強かったですね。
アルナルドは最初は戸惑ってましたが対処はできていました。
流石マエストロです。
しかし決着はつきませんでした。
気が付くとファウスタの姿が無いですね。
目を離した隙にアレッタも消えました。
魔術の気配を感じたアルナルドとウルスラはファウスタを探しに行く事になりました。
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二手に分かれての捜索を始めるのですが、どちらにも待ち伏せがありました。
アルナルドの相手は暗闇エレノアでした、彼女もファウスタの姉弟子です。
彼女は闇を作り出す魔術を使いましたがアルナルドが破り方を知っていました。
結構痛そうな方法でした、自分の足を剣で貫いてましたね。
魔術が破られたのでエレノアは退散しました。
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ウルスラの相手はアレッタでした。
ウルスラは最初からアレッタの正体を知っていたようですね。
アレッタは何世代も前に本国から送り込まれたスパイの末裔でした。
ウルスラが新大陸にやって来た事でアレッタに初めて本国からの指令が与えられたようでした。
ウルスラに近づく為に色街で娼婦を始めたって言ってます。
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アレッタは独自の格闘術を使いウルスラに挑みました。
勝ったと思える絶妙な攻撃を繰り出せましたがウルスラがパワーでねじ伏せてますよ。
ウルスラは護身術講座で教えている投げ技を使ってアレッタを投げました。
アレッタは魔導兵士になっているようでしたが勝てませんでしたね。
これにはアレッタ本人も驚いていました。
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ウルスラとアルナルドが合流してファウスタを探すと彼女は酒を飲んでますね。
ファウスタは姉弟子に呼び出されたそうです、そしれ姉弟子がファウスタが好きな酒を用意してくれたので飲んでいたと言ってますね。
ファウスタが姉弟子にウルスラが嫌いな下ネタの話を伝えたようですね。
そして激高した姉弟子がアルナルドの元に向かったようでした。
ファウスタが無事だったのでウルスラは安心しているようでした。
勤務中に飲酒したと殴ってました。
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ファウスタの作ってしまった賠償金を支払う為に蚤の市に出店する事になりました。
彼女は「魔女の軟膏」という秘薬を使った薬を作って売り出す事になりました。
効き目は凄いそうなので、大きな利益が期待されましたが、不幸な彼女は更なる賠償金を請求される事になりました。
ファウスタの店に並んでいた薬を泥棒が盗んだんだよね。
見つかってしまった泥棒は証拠隠滅の為にファウスタの薬を酒樽の中に捨てました。
そこで魔女の軟膏と酒が反応して煙が発生、魔女の軟膏の効果で大幅に強化された酩酊感を引き起こしました。
煙を市に来ていた、たくさんの人が吸ってしまい乱闘騒ぎになってしまいました。
事件の根源が魔女の軟膏なのでファウスタが、その賠償を求められる事になりました。
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蚤の市にはウルスラの知り合いが来ていました。
本国からウルスラを探しに来たようです。
ヘルメスと言うのですが、彼女の連れのオメガにアルナルドとマルタは恐怖感を抱きました。
ここでマルタがヘルメスに自分はウルスラの一番弟子と名乗ってしまったのがまずかったです。
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後日アルナルドは蚤の市で出会ったオメガとヘルメスの事をウルスラに話します。
ウルスラはオメガは知らない名前と言ってましたがヘルメスは知っていると言ってます。
ヘルメス・トリスメギトス、魔術神と謳われている人物で魔導師たちの開祖だそうです。
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マルタがヘルメスにさらわれました。
そしてヘルメスに改造されてしまいました。
ウルスラはファウスタを疑います。
お前が手引きしたのかと詰問してますね。
ファウスタには全く心当たりがありませんでした。
ウルスラは魔女の軟膏を使ってファウスタを拷問しようとしますよ。
ウルスラはファウスタを壊してしまう覚悟を決めてますね、これは不味い。
アルナルドが止めに入りました。
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ファウスタが手引きしたならば、逃げた後だろうと説得してました。
アルナルドはヘルメスがやったんだろうと予想してます。
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ウルスラは且つてファウスタと戦った時にファウスタがウルスラによって壊されたように、自分もファウスタによって壊されたと言ってますね。
意味深です。
これは、お互いに相手に触れたときに胸の中が熱くなったという事らしいですよ。
互いに親愛の情が生まれてしまったようなんだよね。
ここから（親愛ね、あくまでも・・・）ファウスタの思いは発展する事になるんだよ。
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ヘルメスたちはファウスタがウルスラを撃退する為に罠を張っていた闘技場跡に居ました。
ファウスタの仕掛けた罠を解除してませんでしたね。
ヘルメスがマルタをさらったのはウルスラの性能実験をしたかったそうです。
新大陸に来てからウルスラが身につけた格闘術に興味があったようです。
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暗闇エレノアまでヘルメスの手助けをしてました。
彼女の相手はアルナルドがする事になりました。
アルナルドがエレノアを倒します。
ファウスタは東方派の戦士と戦う事になりました。
彼には運が無かったですね、ここはファウスタが魔術を仕掛けていた場所だったよね。
過去の剣闘士が何十人も現れてしまい負けてしまいました。
東方派の戦士が生きている事を知りファウスタはホットしてますね。
アルナルドの言う通りですね、ファウスタに魔術師は似合わないですね。
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ウルスラはマルタと戦う事になってしまいました。
マルタはヘルメスによって人造聖人に改造されていました。
アルナルドとファウスタをオメガが止めてますね。
性能試験の邪魔はしないようにと言ってますよ。
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マルタとウルスラの戦いはマルタ優位に進みます。
ウルスラはマルタに負けそうになってますね。
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ウルスラに加勢したいアルナルドとファウスタをオメガが邪魔してきました。
オメガを倒す為にファウスタが大魔術を使いまいました。
詠唱の間、アルナルドが時間を稼いでいました。
ファウスタは遺跡の石を使いドラゴンのゴーレムを作り出しました。
しかも巨大でしたよ。
ドラゴンがオメガを踏みつぶしました。
ファウスタはウルスラを好きになってしまったように思えるね。
「ウルスラを壊していいのは、私だけだ！」と吠えていました。
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ファウスタはマルタへの攻撃を命じました。
ドラゴンが火を噴いたのですが、マルタには通用しませんでした。
マルタはドラゴンの上に跳躍してドラゴンの首を踏んずけて動きを封じてますね。
ヘルメスが解説してくれます。
聖女マルタの伝説にはドラゴンを踏みつける逸話があると語ってます。
マルタは逸話を元にして強化されたようです。
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ファウスタはマルタに向かっていきますね。
しかしファウスタは蹴り飛ばされてしまいますよ、倒れた彼女はウルスラの元まで這っていき何かを耳打ちしました。
ファウスタはマルタの前に両腕を広げて立ちました。
そのファウスタの姿に何かを感じたようです、マルタは動きを止めますね。
マルタの右手に白い光が宿りファウスタに光線を撃とうとしていました。
アルナルドが剣を投げて射線をずらしました。
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動けるのがアルナルドだけになってしまったので彼がマルタの相手をしていましたが、マルタの攻撃をかわすだけで精一杯です。
ヘルメスが調子に乗ってウルスラの元になった伝説の解説をしてますよ。
ウルスラという聖女は実在しなかったと言ってますね。
ヘルメスは神を信じていませんでした。
実在しなくとも魔術でその存在を作り出せると言ってますよ。
ウルスラが立ちあがりますね。
「ーいい加減にしてくれませんか」と怒ってるね。
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ウルスラは「仮に神はいなくとも、愛はあります」と言ってヘルメスに対抗してますね。
ヘルメスは「は？」と言ってポカンとしてますよ。
ウルスラはマルタと対峙してマルタの攻撃を返します。
マルタが負けてしまいますね。
ヘルメスには何が起こっているのか不思議なようです。
ウルスラとマルタの姿を見ていたファウスタが「羨ましい・・・」と言ってますね。
どうもマルタがウルスラに愛されていると見えたようですね。
自分も愛して欲しいと思っている感じでした。
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戦いが終わったかに見えましたがオメガが立ちあがりました。
ドラゴンに踏まれて潰れたんじゃないのか？
オメガの正体が明かされます。
彼はヘルメスの一番弟子で非検体のアルファでした。
ウルスラとも旧知です。
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アルファは今の自分の事を教えてくれます。
彼はヘルメスの改造によって救世主との相似率を理論上最大値まで高めてあると言ってます。
ほとんど救世主という事のようです。
ウルスラには勝ち目はなさそうでしたが、ウルスラにも変化が起こりました。
彼女の左右の掌に聖痕が出現しました。
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ウルスラは救世主になったのかな？
彼女が両腕を広げてアルファに近づき彼を抱きしめるとアルファは両膝から崩れ落ちました。
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最後まで残っていたヘルメスにウルスラがけじめをつけます。
ウルスラはヘルメスをぶん殴りました。
戦いは終わりました。
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ウルスラに殴られたヘルメスは全然へっちゃらでした。
ヘルメスは自分の理解を越えた事が連続して起こり混乱しているそうです。
彼女は街を離れました。
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ファウスタは修道女になる事に決めました。
ヘルメスたちとの戦闘でドラゴンを作ったのですが、素材にしたのが遺跡の石でした。
これが不味かったですね。
遺跡を壊してしまったので賠償金が増えました。
「・・・もう、他に選択肢はないから」と言ってファウスタは修道女になったのですが、満足そうでしたね。
ウルスラの後を笑いながらついていく姿が見られました。
アルナルドはファウスタが新しい生き方を見つけたんだなと納得してます。
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ファウスタの保護観察の仕事がなくなってしまったアルナルドはまだ新しい生き方を見つけられてませんね。
今日も仕事はなく赤熊団のカフェから帰る事にしました。
帰り道でマルタに出会います。
彼女は赤熊団に向かうようです。
二人は立ち話をしていました。
マルタはもっと強くなりたいと言ってますね。
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ウルスラよりも強く成りたいと。
アルナルドはマルタにアドバイスをあげてますね。
ウルスラよりも強くなれるかもしれないが、勝てるか分からないぞと言ってます。
「勝つのは、きっと愛なんだろう」と。
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ウルスラは師匠の言った「技は力の中にあり」を「力があれば技は不要と」解釈している人ですけどね。
無償の愛が最強という事なんでしょう。

成分	美少女	戦闘	魔術	鉄拳	変態
評価	A	AA	A	A	B

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