ラノベの感想) デート・ア・ライブ フラグメント デート・ア・バレット 第6巻 (ファンタジア文庫)

概略:
第五領域で冒険者をする事になりました。狂三のステータスだけ怖い感じに文字化けしています。狂三と再会した蒼が熱烈にアピールしてきます。ビキニアーマーを装備して狂三の悩殺を狙っています。戦闘力皆無な響きがパーティーリーダーを務めて戦闘指揮を行う事になっています。狂三に頼りにされて嬉しそうです。女王は狂三を倒す為にサモナーに反転体を召喚させています。狂三たちはダンジョンの最下層で反転体と対峙する事になってしまいます。生き残るために狂三は変化を受け入れる事になります。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2020/3/20
著者:東出祐一郎
イラスト:NOCO
ISBN:978-4-04-073372-2
雰囲気:再会、約束、ステータス振り、冒険、強敵、英断、拉致、正体
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狂三、響、アリアドネが第五領域(ゲプラー)に到着しました。
ゲプラーは荒涼とした領域で何もありません。
そこで案内人が来るのを待つ事になります。
退屈だったのか?アリアドネがお下品な下ネタを披露してくれます。
自分は不毛なんだ!と言い放ちました。
響は自分に飛び火しかねないと思い話題の転換を急ぎます。
慌てすぎだったねー、アリアドネに響きも不毛なのでは?と疑われてしまいます。
ノーコメントと強く否定しているので響も不毛なのかもしれないな。
狂三には動揺した様子が無いので彼女は不毛ではないのかも?
存在自体がエロい狂三なので当然か!!
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ゲプラーで女王の勢力と戦っていた蒼が狂三が到着したとの連絡を受けます。
嬉しくて溜まらない蒼は狂三の元に向かい一直線に飛び立ちました。
蒼は愛する狂三と再会を果たす事になります。
蒼は仲間達から狂三に対する感情はヤンデレと言うらしいと教えられています。
蒼は狂三に対して素直に愛情表現をする事にしました。
彼女は狂三に決闘を挑もうとしています。
狂三は再会した蒼が情熱的な眼差しを向けてくるのに恐怖しています。
蒼の案内でゲプラーの本部に向かう事になりました。
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ゲプラーが一人の支配者(霊力を使い切って既に消滅してます)によって作られたファンタージーRPG風の世界だと分かります。
ゲプラーでは準精霊が冒険者になりクエストを攻略する事で霊力が循環していました。
狂三たちも冒険者として登録して冒険を始める事になります。
各人のステータスを見せあう事になりました。
蒼、響、アリアドネは情報が読めたのですが狂三の情報は文字化けが激しく持っているスキルが良くわかりませんでした。
狂三の狂ったステータスに響たちは恐れを抱いています。
レベルが「死シ死シシネネ」と文字化けしてますね。
スキルも「悪夢」「殺意」「殺戮」など物騒なものが揃っています。
蒼がゲプラー中に狂三の凶悪さを喧伝していたので受付嬢は恐怖に震えています。
殺さないでと心の中で懇願しながら案内をしてくれています。
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登録が終わり受付嬢からクエストを受ける事になります。
狂三たちは数々のクエストの中から自分たちで選ぶものだと思っていたようですが依頼は一つしか無いと言われます。
女王が軍勢を送り込んでくるダンジョンの中にあるゲートを塞ぐクエストが与えられました。
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装備品を整えることになり狂三も着替える事になります。
ここで響が狂三の装備を選ぶことになりました。
ビキニアーマーとかを渡しているね・・・響きの欲望が爆発しています。
狂三も素直に響が選んだ衣装に着替えてくれています。
響は鼻血を噴いて感激していました。
ビキニアーマーはお気に召さなかったようで蒼が代わりに装備する事になりました。
蒼はビキニアーマーで狂三を悩殺すると意気込んでいます!!
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装備が整いダンジョン「エロヒム・ギボール」に向かう事になりました。
そこは凶悪なモンスターが出没するダンジョンでした。
早々に響きでは全く歯が立たない事が判明してしまいます。
響はパーティーのリーダーとして戦闘指揮を行う事になってしまいました。
狂三はRPGの知識が無いので響にサポートして貰う事になっています。
響は狂三の役に立てて嬉しそうにしていました。
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スキルは使えば使うほど習熟度が上がる事が判明しました。
狂三も魔法を使って攻撃する事でスキルの習熟に専念する事になっています。
狂三は思いのほか魔法攻撃が気に入ったようです。
冒険を楽しみ始めていました。
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シスタス、キャルト、雪城真夜は狂三たちと別行動を取っています。
三人は第二領域(コクマー)に赴き、そこに秘密の拠点を築く事になります。
ゲプラーが冒険の世界だと知ったシスタスは狂三は呑気に楽しんでいるに違いないと確信しています。
狂三への評価が高いキャルトは女王を倒す為に必死になっていると力説しています。
シスタスの予想が当たってたねー狂三は楽しそうに冒険に興じています。
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休憩中に蒼が狂三を口説き始めます。
響はいずれやって来る狂三との別れに若干怯えているようですが、狂三に現実世界に行かないで、とは言えないでいました。
しかし素直な蒼は狂三に臨界に残る事も考慮して欲しいとお願いしてきました。
以前の狂三ならば即答で却下していたんでしょうが蒼に対して多少の愛情を感じ始めているようです!!
即答できませんでした。
これは蒼にも狂三攻略のチャンスが残されているかも知れないな?
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女王は狂三たちを打ち倒すべく極悪な手段を講じていました。
サモナーに命じて反転体を召喚しようとしていました。
女王は反転体の特性をサモナーに伝えていなかったようですね。
可哀想なサモナーは召喚した反転体に触れてしまい木っ端みじんに吹き飛んでしまいました。
反転体は第10領域(マルクト)に現れる事になります。
マルクトで戦っていた篝掛ハラカが最初に反転体と遭遇する事になりました。
ハラカは反転体の異様さにすくみあがっています。
攻撃しないと反転体は攻撃してきませんでした。
反転体がマルクトから飛び立つ事になります。
ハラカは他のドミニオンに連絡して逃げるように伝えています。
ハラカは飛び立った反転体を追いかけ狂三の居るゲプラーに向かう事になりました。
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狂三たちはダンジョンの最下層第10階層に到達しました。
そこには誰も居ませんでした。
サモナーの死骸を発見して訝しんでいると強烈な殺意を感じる事になります。
反転体が狂三たちの前に飛んできました。
ハラカも到着してパーティーに加わる事になります。
一同は反転体の異様な強さに瞠目しています。
狂三は反転体の存在を知っていたようです。
狂三の攻撃しか通用しないと判明したので一同は狂三の支援をする事になります。
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しかし反転体が暴れまわり洞窟が崩れてしまいます。
狂三だけがパーティーから分断される事になりました。
反転体の攻撃を受けてしまい狂三は瀕死状態になってしまいます。
狂三は石柱を発見して現実世界の記憶を入手する事になります。
狂三は自分が死んだ事を思い出してしまいました。
瀕死状態の狂三の前に愛しの少年に出会う前の狂三が現れます。
以前の狂三は瀕死状態の狂三に変わる事を促してきました。
臨界では使えない【11の弾】と【12の弾】を他の能力に交換しろと言ってきます。
変化は永続的で交換を行うと二つの能力を失う事になります。
この二つは狂三の目的を遂げる為に必要な能力です。
交換すると狂三は狂三ではない別の何かになるようです。
ここで諦めて死ぬ事も一つの選択肢だったのですが狂三は響を助けたいと思ったようです。
変化を受け入れる事にしました。
狂三の心境の変化を知ったら響は狂喜乱舞して喜んだだろうね。
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狂三と分断された響たちは必死に反転体の攻撃をかわして生き延びていました。
しかし動けるのが響きだけになってしまいます。
響きが死を覚悟した瞬間、補給を終えた狂三が現れ反転体に殺気を放ちます。
変化を受け入れたので狂三の<時喰みの城>はモンスターから霊力を吸収する事が出来るようになりました。
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回復した狂三でも一人では反転体を倒す事はできませんでした。
響きに協力して貰い反転体を倒す事になります。
狂三に信頼されていると知った響は嬉しさを堪えられない様子です。
危機的状況なのですが「狂三がデレタ」と言ってニヤニヤが止まりません。
狂三の考えた計画は驚くべきものでした。
響の無名天使「王位簒奪」を使い反転体の持っている巨剣を模倣して貰う事にします。
模倣した巨剣を狂三と響の二人で振り下ろして反転体を真っ二つにして倒しました!!
響の王位簒奪は衝撃に耐えきれず粉々になってしまいました。
響は存在し続けられるのだろうか?
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反転体との死闘によってダンジョンが崩れてしまったのでクエストが完了しました。
地上に戻ると蒼が狂三に決闘を挑んできました。
蒼は狂三との別れが迫っていると察して気分よく分かれる為に決闘は必要だと訴えています。
彼女は拳で語り合う事が好きなようです。
クエストが完了したら戦いに応じると約束していたので狂三は相手をする事になります。
狂三と蒼の決闘にハラカが立会人として同行する事になります。
戦闘中に蒼が再び狂三を口説いてきました。
蒼は臨界に残る事を考えて欲しいとお願いしてきました。
蒼は狂三、響、蒼の三人で第九領域に行ってアイドル活動をしようと提案してきました。
狂三は少し心を動かされているようですね。
蒼の向けてくる愛情に絆されたようですよ、臨界を去る瞬間に残る事を検討してみる事になりました。
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アリアドネが響きにドミニオン(ハラカとアリアドネと真夜だけ)が知っている重大な秘密を教えてくれます。
アリアドネは響が狂三に報われない恋心を抱いているのを不憫に思ったようだぞ。
響は現実世界との境界に存在する第一領域(ケテル)が封鎖されていると思っていました。
しかし現実はアリアドネ達が封鎖したそうです。
アリアドネ達は準精霊が現実世界に帰りたいと思う事を忌避しています。
アリアドネは自分たちが死者であると理解できていました。
彼女は死者が生者の世界に戻ってはいけないと考えています。
現実世界と臨界が繋がると臨界の霊力が失われてしまうそうです。
アリアドネ、ハラカ、真夜は臨界の存続を願いケテルを封鎖したようです。
ケテルの門を開くと臨界が失われてしまう可能性があるようです。
アリアドネは響に、狂三は臨界を破壊すると分かっていても門を開こうとするのか?と質問してきました。
響きが答える前に女王がやってきました!!
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女王はエンプティの腹を裂いて中から現れたぞ。
女王は響を拉致りに来ました。
彼女を新たなルーク、ビショップ、ナイトのどれかにするつもりのようです。
響は狂三が助けに来てくれる事を信じて女王に捕まりました。
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女王が狂三に挨拶してきました。
「こんにちは。久しぶりだね、狂三さん」
女王の声を聞いて狂三は茫然としています。
狂三には聞き覚えのある声でした。
女王の正体は狂三が殺した親友の佐和だったぞ。
女王は自分にも現実世界に戻る権利があると言い残して去りました。
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女王は去り際に第二領域(コクマー)に攻め込むと宣言していきました。
全面戦争に突入するのだろうか?
響きを失い敵が親友だと知った狂三は立ち上がれるのか?
響きが拉致されて居なくなっちゃったので蒼がグイグイ狂三に迫って来そうで怖いぞ。
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