ラノベの感想) 掟上今日子の設計図
概略:
爆弾魔が今日子さんに捜査協力させようと画策し隠舘厄介に容疑が掛かる方法で立体駐車場を爆破しました。冤罪を晴らす為に厄介は今日子さんに依頼する事になりました。厄介の容疑は簡単に晴らす事ができたのですが捜査担当の優良警部から捜査協力をお願いされます。白バイを運転したかった今日子さんは白バイを運転する権利と引き換えに捜査に協力する事にしました。厄介は今日子さんの役に立とうと考え一緒に付いて行く事にしました。そして辛い目に遭う事になります。
レーベル:講談社BOX
発行日:2020/3/16
著者:西尾維新
イラスト:VOFAN
ISBN:978-4-06-518990-0
雰囲気:濡れ衣、登場、爆弾魔、白バイ、爆弾探し、監禁、説得
.
ネットに立体駐車場が爆発する動画がアップロードされました。
その動画には爆弾が仕掛けられた車が爆発する映像と次の犯行が予告されていました。
警察が動画を調べた結果、爆発した車に爆弾を仕掛けた人物が映っていませんでした。
車の持ち主だった隠舘厄介が任意同行を求められ尋問される事になりました。
厄介は冤罪をかけられてしまいます。
無実を証明する為に掟上今日子に依頼する事にしました。
.
やって来た今日子さんは早速取り調べをしている捜査班の責任者、優良警部に厄介が無実である事を証明してみせます。
状況証拠として上がっていた動画は俯瞰で撮られていた為に駐車場に止めてある車の下が死角になっていました。
優良警部は爆弾を設置した不審者が映っていないので車の持ち主の厄介が事前に爆弾を仕掛けていたと主張していたのですが彼の主張が崩れる事になりました。
これで厄介が爆弾魔では無いと証明されたので今日子さんの仕事は終了となりました。
今日子さんは厄介が支払った依頼料を事務所の床に並べてニヤニヤする重要な仕事があると言っています。
今日子さんは高額な依頼料を床に並べてニヤニヤするのね・・・
.
予告された美術館の爆破までのタイムリミットが迫っている優良警部は今日子さんに捜査協力を要請する事にします。
今日子さんは事件に関わりたくないと思っているようです。
今日子さんは法定速度を超えた速度で白バイを運転させてもらう権利と引き換えに優良警部の依頼を受ける事にします。
厄介は今日子さんだけを爆弾が設置されているかもしれない美術館に行かせられないとの使命感に燃え同行する事にしました。
厄介は白バイを運転する今日子さんにしがみ付いて美術館に向かう事になりました。
美人とバイクに二人乗りです、とても楽しいイベントに思えますがスピードが高すぎで怖かったようです。
.
スピード違反をしているので今日子さんと厄介の方が早く美術館に到着しました。
美術館の入り口で二人は呼び止められる事になります。
呼び止めたのは爆弾処理班のエースと呼ばれている扉井警部補(長身の女性)でした。
扉井警部補は爆弾処理の最中に事故に遭い視力を失っています。
全く見えないわけではなく光が見えづらく影の部分が良く見えるようになったそうです。
ですので盲導犬のエクステと警察犬のマニュキアをパートナーとして連れています。
美術館の館長、町村市群館長(女性)にペットを美術館に入れないようにと言われてしまい入り口で門番をする事になっていました。
今日子さんは扉井警部補から警察手帳を借りて彼女の代わりに美術館に入り爆弾を探す事になりました。
.
美術館の中では爆弾処理班と市群館長が言い争いをしていました。
爆弾処理班のメンバーは美術館の関係者に退去して欲しいとお願いしています。
市群館長は美術品を運び出すと主張しています。
爆弾処理班はどこに爆弾が仕掛けられているか分かっていないので美術品の運び出しは辞めて欲しいと止めています。
今日子さんと厄介でバックヤードの捜索を始める事になりました。
.
厄介が市群館長の机に仕掛けられている爆弾を発見しました。
今日子さんが外で待たされている扉井警部補と通信を行い爆弾の解体をする事になりました。
爆弾には捜査関係者しか知らない犯人の呼称「9010」と書かれていました。
これは犯行予告動画に書かれていた「學藝員9010」から優良警部が作った呼称です。
市群館長に確認したところ爆弾は市群館長と爆弾処理班が言い争っている間に仕掛けられた事が分かりました。
今日子さんは犯人は警察関係者だろうと予測しました。
.
信頼が置けると思われる優良警部と彼の助手である原木巡査と問題の時間、外に居た扉井警部補を集めて極秘会議を開く事になります。
若い原木巡査は警察関係者が犯人とは思いたくないようです。
経験豊富な優良警部はあり得ると思っています。
.
市群館長への恨みからの犯行の可能性が出てきたので美術館関係者全員が警察署に行って事情聴取を受ける事になりました。
これでやっと爆弾探しができるようになりました。
.
爆弾探しが始まってすぐに今日子さんと厄介の元に扉井警部補がやって来ました。
彼女は犯人が分かったと言っています。
今日子さんも爆弾の設置場所が分かったので二人で答え合わせをする事になりました。
今日子さんが予想した爆弾の設置場所、収蔵庫に向かう事になります。
.
収蔵庫に入ると扉井警部補が原木巡査が9010だと言い始めました。
原木巡査と市群館長が実は姉弟で原木巡査は市群から美術館の内情を教えられていると説明します。
市群館長は知らない間に原木巡査の犯行に協力していると推理しました。
今日子さんと厄介は扉井警部補を信頼していたので警戒感が薄れていました。
扉井警部補が収蔵庫に転がっていた絵の具を使って即席の睡眠薬を作り今日子さんを眠らせてしまいます!!
動揺する厄介に自分が9010だと宣言しました!!
厄介に柱に自分を固定するように命じて今日子さんも柱に縛り付けました。
スマートフォンを取り上げてから即席睡眠薬で厄介の事も眠らせました。
二人を閉じ込めてから扉井警部補は収蔵庫から出て行ってしまいます。
エクステとマニキュアを原木巡査に預けて美術館から出ていきました。
扉井警部補は仲間から信頼されていたので原木巡査はちょっと買い物に行くだけと思い彼女の行動を不審には思いませんでした。
.
扉井は誰かに犯行を止めて欲しいと心の底では思っていたようです。
厄介に使った睡眠薬が少なかったようです。
厄介は眠ったふりをして扉井が出ていくのを待っていました。
大柄な体を活かし長い足を延ばして棚を蹴り倒しました。
落ちてきたスマートフォンを鼻を使ってタッチして110番通報を行いました。
厄介冴えている。
.
優良警部に救出された今日子さんと厄介は捜査協力を続行する事になります。
今日子さんは眠らされてしまったので自分の推理が間違っていた事も忘れています。
新たな気持ちで捜査を始める事になりました。
.
扉井は一日で記憶がリセットされる今日子さんへの怨恨から犯行に及んだと思わせる為に彼女を事件に引き込もうとしました。
今日子さんを事件に関係させる為に厄介の車に爆弾を仕掛けて、彼が冤罪を晴らす為に今日子さんに依頼するように仕向けました。
厄介は記憶を失う今日子さんを捜査攪乱に使おうとした扉井に強い憤りを示しました。
.
今日子さんが厄介を人気の無い場所に連れ出し相談してきましたよ!!
今日子さんは眠らされる前に犯人に関するヒントをお腹にメモしていました。
厄介が強い憤りを示した事で今日子さんが彼を信頼する事になります。
呼び方も「厄介さん」になっています。
本人に言わせると本当なら胴回りはもっとスマートなんだそうです。
今日子さんは太めの胴回りを見せたく無くて厄介だけにヒントについて教えたようですよ。
厄介は今日子さんの外部記憶装置として彼女の推理を助けようと懸命に考えます。
.
厄介がヒントに関係すると思われる扉井の発言を思い出した事で彼女の犯行動機が判明する事になりました。
彼女は父親の復讐を果たす為に犯行に及んだようです。
.
狙いが美術館の建物そのものと分かり爆弾の捜索が再開されました。
しかし爆弾を見つける事はできませんでした。
.
扉井の個人情報から彼女が不遇の10代を過ごした事が判明します。
彼女の父親は爆破予告された美術館の建設コンペに参加したそうですが落選しました。
社運を賭けたプロジェクトだったので責任を取る形で退職する事になりました。
以来酒におぼれてしまい離婚する事になりました。
扉井は父親の面倒を見る事になり現在も飲んだくれの父親と同居しているそうです。
.
美術館はヘンテコな設計で安全性にも問題がありそうな構造をしています。
対して爆破された駐車場は燃えカスになった車を撤去すれば直ぐに営業を再開できる状態です。
爆破された立体駐車場を設計したのは扉井の父親でした。
彼女は同じ量の爆発物を使い立体駐車場と美術館の両方を爆破して、どちらが優れた設計だったか証明したいようです。
.
美術館から逃走した扉井が捜査情報を得ていた捜査本部の友人に電話を掛けてきました。
既に扉井が9010と判明しているので犯行を止めるように説得する事になります。
今日子さんも通話に参加して彼女のパートナーを殺すと脅して爆弾の在処を聞き出そうとしました。
しかし扉井には今日子さんが虚勢を張っているだけとバレていました。
説得に失敗しました。
.
爆発時刻が迫って来ていよいよ逃げ出さなければならなくなります。
今日子さんは扉井が爆弾を隠した場所を考え続けていました。
逃げようとしない今日子さんを説得する為に厄介は宅配便で届くのでは?と言って今日子さんを移動させようとしました。
この発言が爆弾の在処を解明する契機となりました!!
今回の厄介は冴えわたっているな。
.
今日子さんは地図を確認して美術館の地下を地下鉄が通っている事を突き止めます。
今日子さんは扉井が爆弾を持って車両に乗り込み美術館の下で爆発させると予想しました。
爆発予告時間に美術館の下を通過する電車は既に発車した後でした。
今日子さんは乗客の善意に賭ける事にします。
.
鉄道会社を通じて車掌と連絡を取り、席を譲る案内放送をして貰う事にしました。
扉井は妊婦の振りをして爆弾を社内に持ち込みました。
扉井は吊革につかまっていました。
車内放送を聞いた扉井の前の席に座っていた女子高生が席を譲ってくれました。
彼女の行動が扉井に無関係な人間を犠牲にしていしまう事を思い出させる事になりました。
扉井は爆弾を爆発させるのを辞めて次の停車駅で捕まる事になりました。
.
今日子さんが翌日、拘置されている扉井の元に面会にやって来ました。
扉井はもう死んでもいいと思っていたようです。
今日子さんはエクステとマニキュアの間に子供が出来た事を教え扉井に生きる目的を与えました。
扉井は死ねなくなりましたね。
.
厄介が市群館長から犯人扱いを受ける事になりました。
爆破騒ぎのどさくさに紛れて美術品が盗まれたそうですよ。
厄介はまたも冤罪を掛けられる事になってしまいます。
隣には扉井の面会に来ている今日子さんが居ます。
優良警部は今日子さんを雇うか?と聞いてきましたが厄介は独力で冤罪を晴らす事を決めました。
依頼料が高すぎるので連日の依頼はし辛いのではないかな?
厄介は嫌疑を晴らせるでしょうか?
.
.
AmazonLink: 掟上今日子の設計図 忘却探偵 .
爆弾魔が今日子さんに捜査協力させようと画策し隠舘厄介に容疑が掛かる方法で立体駐車場を爆破しました。冤罪を晴らす為に厄介は今日子さんに依頼する事になりました。厄介の容疑は簡単に晴らす事ができたのですが捜査担当の優良警部から捜査協力をお願いされます。白バイを運転したかった今日子さんは白バイを運転する権利と引き換えに捜査に協力する事にしました。厄介は今日子さんの役に立とうと考え一緒に付いて行く事にしました。そして辛い目に遭う事になります。
レーベル:講談社BOX
発行日:2020/3/16
著者:西尾維新
イラスト:VOFAN
ISBN:978-4-06-518990-0
雰囲気:濡れ衣、登場、爆弾魔、白バイ、爆弾探し、監禁、説得
.
ネットに立体駐車場が爆発する動画がアップロードされました。
その動画には爆弾が仕掛けられた車が爆発する映像と次の犯行が予告されていました。
警察が動画を調べた結果、爆発した車に爆弾を仕掛けた人物が映っていませんでした。
車の持ち主だった隠舘厄介が任意同行を求められ尋問される事になりました。
厄介は冤罪をかけられてしまいます。
無実を証明する為に掟上今日子に依頼する事にしました。
.
やって来た今日子さんは早速取り調べをしている捜査班の責任者、優良警部に厄介が無実である事を証明してみせます。
状況証拠として上がっていた動画は俯瞰で撮られていた為に駐車場に止めてある車の下が死角になっていました。
優良警部は爆弾を設置した不審者が映っていないので車の持ち主の厄介が事前に爆弾を仕掛けていたと主張していたのですが彼の主張が崩れる事になりました。
これで厄介が爆弾魔では無いと証明されたので今日子さんの仕事は終了となりました。
今日子さんは厄介が支払った依頼料を事務所の床に並べてニヤニヤする重要な仕事があると言っています。
今日子さんは高額な依頼料を床に並べてニヤニヤするのね・・・
.
予告された美術館の爆破までのタイムリミットが迫っている優良警部は今日子さんに捜査協力を要請する事にします。
今日子さんは事件に関わりたくないと思っているようです。
今日子さんは法定速度を超えた速度で白バイを運転させてもらう権利と引き換えに優良警部の依頼を受ける事にします。
厄介は今日子さんだけを爆弾が設置されているかもしれない美術館に行かせられないとの使命感に燃え同行する事にしました。
厄介は白バイを運転する今日子さんにしがみ付いて美術館に向かう事になりました。
美人とバイクに二人乗りです、とても楽しいイベントに思えますがスピードが高すぎで怖かったようです。
.
スピード違反をしているので今日子さんと厄介の方が早く美術館に到着しました。
美術館の入り口で二人は呼び止められる事になります。
呼び止めたのは爆弾処理班のエースと呼ばれている扉井警部補(長身の女性)でした。
扉井警部補は爆弾処理の最中に事故に遭い視力を失っています。
全く見えないわけではなく光が見えづらく影の部分が良く見えるようになったそうです。
ですので盲導犬のエクステと警察犬のマニュキアをパートナーとして連れています。
美術館の館長、町村市群館長(女性)にペットを美術館に入れないようにと言われてしまい入り口で門番をする事になっていました。
今日子さんは扉井警部補から警察手帳を借りて彼女の代わりに美術館に入り爆弾を探す事になりました。
.
美術館の中では爆弾処理班と市群館長が言い争いをしていました。
爆弾処理班のメンバーは美術館の関係者に退去して欲しいとお願いしています。
市群館長は美術品を運び出すと主張しています。
爆弾処理班はどこに爆弾が仕掛けられているか分かっていないので美術品の運び出しは辞めて欲しいと止めています。
今日子さんと厄介でバックヤードの捜索を始める事になりました。
.
厄介が市群館長の机に仕掛けられている爆弾を発見しました。
今日子さんが外で待たされている扉井警部補と通信を行い爆弾の解体をする事になりました。
爆弾には捜査関係者しか知らない犯人の呼称「9010」と書かれていました。
これは犯行予告動画に書かれていた「學藝員9010」から優良警部が作った呼称です。
市群館長に確認したところ爆弾は市群館長と爆弾処理班が言い争っている間に仕掛けられた事が分かりました。
今日子さんは犯人は警察関係者だろうと予測しました。
.
信頼が置けると思われる優良警部と彼の助手である原木巡査と問題の時間、外に居た扉井警部補を集めて極秘会議を開く事になります。
若い原木巡査は警察関係者が犯人とは思いたくないようです。
経験豊富な優良警部はあり得ると思っています。
.
市群館長への恨みからの犯行の可能性が出てきたので美術館関係者全員が警察署に行って事情聴取を受ける事になりました。
これでやっと爆弾探しができるようになりました。
.
爆弾探しが始まってすぐに今日子さんと厄介の元に扉井警部補がやって来ました。
彼女は犯人が分かったと言っています。
今日子さんも爆弾の設置場所が分かったので二人で答え合わせをする事になりました。
今日子さんが予想した爆弾の設置場所、収蔵庫に向かう事になります。
.
収蔵庫に入ると扉井警部補が原木巡査が9010だと言い始めました。
原木巡査と市群館長が実は姉弟で原木巡査は市群から美術館の内情を教えられていると説明します。
市群館長は知らない間に原木巡査の犯行に協力していると推理しました。
今日子さんと厄介は扉井警部補を信頼していたので警戒感が薄れていました。
扉井警部補が収蔵庫に転がっていた絵の具を使って即席の睡眠薬を作り今日子さんを眠らせてしまいます!!
動揺する厄介に自分が9010だと宣言しました!!
厄介に柱に自分を固定するように命じて今日子さんも柱に縛り付けました。
スマートフォンを取り上げてから即席睡眠薬で厄介の事も眠らせました。
二人を閉じ込めてから扉井警部補は収蔵庫から出て行ってしまいます。
エクステとマニキュアを原木巡査に預けて美術館から出ていきました。
扉井警部補は仲間から信頼されていたので原木巡査はちょっと買い物に行くだけと思い彼女の行動を不審には思いませんでした。
.
扉井は誰かに犯行を止めて欲しいと心の底では思っていたようです。
厄介に使った睡眠薬が少なかったようです。
厄介は眠ったふりをして扉井が出ていくのを待っていました。
大柄な体を活かし長い足を延ばして棚を蹴り倒しました。
落ちてきたスマートフォンを鼻を使ってタッチして110番通報を行いました。
厄介冴えている。
.
優良警部に救出された今日子さんと厄介は捜査協力を続行する事になります。
今日子さんは眠らされてしまったので自分の推理が間違っていた事も忘れています。
新たな気持ちで捜査を始める事になりました。
.
扉井は一日で記憶がリセットされる今日子さんへの怨恨から犯行に及んだと思わせる為に彼女を事件に引き込もうとしました。
今日子さんを事件に関係させる為に厄介の車に爆弾を仕掛けて、彼が冤罪を晴らす為に今日子さんに依頼するように仕向けました。
厄介は記憶を失う今日子さんを捜査攪乱に使おうとした扉井に強い憤りを示しました。
.
今日子さんが厄介を人気の無い場所に連れ出し相談してきましたよ!!
今日子さんは眠らされる前に犯人に関するヒントをお腹にメモしていました。
厄介が強い憤りを示した事で今日子さんが彼を信頼する事になります。
呼び方も「厄介さん」になっています。
本人に言わせると本当なら胴回りはもっとスマートなんだそうです。
今日子さんは太めの胴回りを見せたく無くて厄介だけにヒントについて教えたようですよ。
厄介は今日子さんの外部記憶装置として彼女の推理を助けようと懸命に考えます。
.
厄介がヒントに関係すると思われる扉井の発言を思い出した事で彼女の犯行動機が判明する事になりました。
彼女は父親の復讐を果たす為に犯行に及んだようです。
.
狙いが美術館の建物そのものと分かり爆弾の捜索が再開されました。
しかし爆弾を見つける事はできませんでした。
.
扉井の個人情報から彼女が不遇の10代を過ごした事が判明します。
彼女の父親は爆破予告された美術館の建設コンペに参加したそうですが落選しました。
社運を賭けたプロジェクトだったので責任を取る形で退職する事になりました。
以来酒におぼれてしまい離婚する事になりました。
扉井は父親の面倒を見る事になり現在も飲んだくれの父親と同居しているそうです。
.
美術館はヘンテコな設計で安全性にも問題がありそうな構造をしています。
対して爆破された駐車場は燃えカスになった車を撤去すれば直ぐに営業を再開できる状態です。
爆破された立体駐車場を設計したのは扉井の父親でした。
彼女は同じ量の爆発物を使い立体駐車場と美術館の両方を爆破して、どちらが優れた設計だったか証明したいようです。
.
美術館から逃走した扉井が捜査情報を得ていた捜査本部の友人に電話を掛けてきました。
既に扉井が9010と判明しているので犯行を止めるように説得する事になります。
今日子さんも通話に参加して彼女のパートナーを殺すと脅して爆弾の在処を聞き出そうとしました。
しかし扉井には今日子さんが虚勢を張っているだけとバレていました。
説得に失敗しました。
.
爆発時刻が迫って来ていよいよ逃げ出さなければならなくなります。
今日子さんは扉井が爆弾を隠した場所を考え続けていました。
逃げようとしない今日子さんを説得する為に厄介は宅配便で届くのでは?と言って今日子さんを移動させようとしました。
この発言が爆弾の在処を解明する契機となりました!!
今回の厄介は冴えわたっているな。
.
今日子さんは地図を確認して美術館の地下を地下鉄が通っている事を突き止めます。
今日子さんは扉井が爆弾を持って車両に乗り込み美術館の下で爆発させると予想しました。
爆発予告時間に美術館の下を通過する電車は既に発車した後でした。
今日子さんは乗客の善意に賭ける事にします。
.
鉄道会社を通じて車掌と連絡を取り、席を譲る案内放送をして貰う事にしました。
扉井は妊婦の振りをして爆弾を社内に持ち込みました。
扉井は吊革につかまっていました。
車内放送を聞いた扉井の前の席に座っていた女子高生が席を譲ってくれました。
彼女の行動が扉井に無関係な人間を犠牲にしていしまう事を思い出させる事になりました。
扉井は爆弾を爆発させるのを辞めて次の停車駅で捕まる事になりました。
.
今日子さんが翌日、拘置されている扉井の元に面会にやって来ました。
扉井はもう死んでもいいと思っていたようです。
今日子さんはエクステとマニキュアの間に子供が出来た事を教え扉井に生きる目的を与えました。
扉井は死ねなくなりましたね。
.
厄介が市群館長から犯人扱いを受ける事になりました。
爆破騒ぎのどさくさに紛れて美術品が盗まれたそうですよ。
厄介はまたも冤罪を掛けられる事になってしまいます。
隣には扉井の面会に来ている今日子さんが居ます。
優良警部は今日子さんを雇うか?と聞いてきましたが厄介は独力で冤罪を晴らす事を決めました。
依頼料が高すぎるので連日の依頼はし辛いのではないかな?
厄介は嫌疑を晴らせるでしょうか?
.
成分 | 美女 | 事件 | 推理 | 恋愛 |
評価 | A | AAA | AAA | C |
AmazonLink: 掟上今日子の設計図 忘却探偵 .
コメント
コメントを投稿