ラノベの感想) アポカリプス・ウィッチ 2 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)


概略:
グリモノアの二番艦セカンドグリモノが建造されカルタ達は学生生活を再会します。セカンドグリモノアは中学生も受け入れ早期からの戦闘教育を施しています。カルタの前に復讐者としてアナスタシアの実妹が現れました。難問排除としてのアナスタシアを知らないようです。お姉ちゃんラブな妹に狙われる事になりました。カルタは彼女に自分と同じ業を背負わせる事を嫌い説得を試みる事にします。アイネを常時監視に付ける事にしました。キョウカはカルタの行動に理解を示し気持ちの変化に期待する事にします。いざとなったら拷問して黒幕を吐かせようと考えています。マリカは復讐者を野放しにするカルタの考えが気に入りません。問題を抱えるグリモノアが常夏の人口ドームに林間学校に出掛けます。そこで別の復讐者の襲撃を受ける事になりました。

レーベル:電撃文庫
発行日:2020/3/10
著者:鎌池和馬
イラスト:Mika Pikazo
ISBN:978-4-04-913009-6
雰囲気:新型艦、復讐者、新入生、バカンス、犠牲者、業、反撃作戦、対決、結束
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グリモノアの二番艦(セカンドグリモノア)が作られました。
カルタ、マリカ、キョウカ、アイネは世界最強としてグリモノアに留まっています。
新たなグリモノアは中学生も受け入れて早い段階から戦闘教育を施しています。
マリカとアイネが体操服と赤ブルマでトレーニングに励んでいます。
水晶魔法を使うにも肉体的な強化は有効だそうです。
マリアは汗だくになっていますがアイネは汗一つかいていません。
体操服を使ってマリカの汗を拭いてあげています。
体操服が伸びてしまいアイネのおへそが見えています・・・カルタが慌てていますね。
恥じらいって感情を持っていないアイネは気にしていません・・・体操服を伸ばしすぎておっぱいが見えそうになっています。
カルタはアイネに恥じらいという感情を学ばせたいと考えています。
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キョウカは生徒会長を継続しています。
前のグリモノアの生き残りはカルタ、マリカ、キョウカの三人だけなのでたった一人の三年生をしています。
彼女は授業を受けているのか?
彼女には同級生が居ないので寂しそうですはあるね。
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カルタの前に復讐者が現れました。
中学生(12歳)の女の子がおどおどした様子で声を掛けてきました。
ジェーン=イグニッションと名乗った女の子がカルタを殺そうとしてきました!!
カルタを守ろうと攻撃行動に移るアイネに「殺すな」と命じてジェーンを無力化しました。
調べてみると彼女はカルタが殺したアナスタシア=ブラスとの実妹だと判明します。
本名はナタレーナ=ブラスといいます。
余りに未熟な復讐者の登場にカルタは頭を抱える事になりました。
マリカは敵と認識して即刻始末する事を主張します。
キョウカは判断を保留してますね・・・何か裏があると思っているようです。
狙われたカルタはナタレーナを真っ当な世界に止めておきたいと考えています。
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カルタはナタレーナに復讐を遂げても次は自分が狙われる側に立つだけだと言って復讐の無意味さを説きます。
しかしアナスタシアが大好きだったナタレーナにはカルタの訴えは届きませんでした。
彼女は難問排除として活動していた時のアナスタシアの行状を知らないようです。
凄くアナスタシアを美化していますよ。
話してみるとナタレーナはカルタ達ほど割り切れていない事が分かりました。
カルタはナタレーナに復讐を諦めさせる事にします。
説得して彼女を復讐者に仕立てた黒幕の情報を引き出そうと考えます。
キョウカはカルタが説得すると言ったので待つことにします。
ナタレーナが折れなかった場合は厳しい拷問をしてでも秘密を語らせようと考えています。
カルタを守る事を自分に課しているマリカは不満たらたらです。
ほっとくと殺してしまいそうだったのでキョウカが説得しました。
殺してしまっては手がかりが途絶えるので自重しろと説得しました。
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カルタはアイネに命じてナタレーナを監視する事にしました。
彼女の授業に一緒に出る事になります。
その関係で彼女の担任教師と知り合う事になります。
カルタは新任の女性教師ソフィア=フィレンツェに頼られる事になります。
中学生クラスの担任をしているのですがクラスを纏めるのに苦労しています。
世界最強として生徒たちから尊敬されているカルタを頼ってきます。
お人好しのカルタはソフィアを手伝っています。
ソフィアは理論派で脅威の模型を作って分析をしています。
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グリモノアで林間学校が行われる事になります。
行先はアイスランドに作られた常夏の人口ドームです。
水着に着替えてプールで遊んでいます。
マリカはお腹と背中が大きくくり抜かれたエロ水着を着ています。
アイネは白いスクール水着を着ています。
キョウカは黒ビキニを着てますね。
車椅子の彼女は子供用のビニールプールを持ち込んで遊んでいます。
大量の通信機器を持ち込んで敵対者が居ないか調べています。
抜け目がないですね。
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大広間に集まっての食事の時間に一人の女子中学生が居なくなりました!!
ソフィアの悲鳴が上がります・・・彼女は女子トイレの中で死んでいる居なくなった女子中学生を発見しました。
彼女は結晶化していました。
カルタは傍に落ちていた機械の昆虫をアイネに命じて破壊しました。
殺されていたのはカルタが仲良くなった三人組の女子中学生(アリス、サナエ、リホ)の一人リホでした。
傷跡を確認するとリホは落ちていた昆虫に首を?みちぎられて殺された事は判明しました。
以降機械の昆虫を脅威と考え対処する事になります。
カルタはパニックを防止する為に次の行動を指示します。
リゾートには複数のドームがあるので他のドームに向かう事にします。
飛行できる生徒が出来ない生徒を抱えて窓から他のドームに向かって飛ぶように指示しました。
カルタとキョウコは飛ぶことができません。
カルタは車椅子のキョウコを連れて階段で逃げる事になります。
アイネには単独行動を許し脅威の排除に参加するように命じました。
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空に飛び立った生徒たちは一般人が避難する時間を稼ぐために脅威の排除を始めました。
行動の指針が決まるとパニックに陥る事は無いようです。
カルタとキョウコは地下のトンネルを通って他のドームに向かう事になります。
隣のドームの入口に入場待ちの行列が出来ていました。
元々そのドームに居た一般人達が恐慌状態に陥ります。
カルタ達グリモノアのせいで襲撃を受けていると主張して入口の分厚い扉を閉めようとしています。
それまでカルタ達を世界最強と呼んで頼っていた一般人達が掌を返します。
襲われているのはカルタ達のせいだ、自分たちは関係が無いので入れて欲しいと訴え始めました。
キョウカは早々にここは駄目だと諦めて引き返そうとしています。
カルタは扉にしがみついている一般人を守る事に拘ります。
そのままでは分厚い扉に挟まれて圧死するのは確実でした。
カルタは即席の音響兵器を使い音波で扉にしがみついていた人を吹き飛ばして圧死から救いました。
残された一般人は自分たちの行いを恥じています。
見捨てられないか心配で卑屈な笑みを浮かべていますね・・・
ドライなキョウカは彼らの態度を気にかけていません。
残っていた一般人は20人位なので連れていく事にしました。
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グリモノアの生徒の間に無事なドームを襲撃して衣食住を確保しようとの考えが芽生えます。
襲撃するとドームに穴が開いてしまい快適な空間は得られないと判断したキョウカはドームの外で野営する道を選びました。
難しい判断だったと思うのですが的確な選択だったね。
かまくらを作り仮設住居を作らせます。
ちゃっりしているキョウカはアイネに命じて自分用のかまくらを作らせています。
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脅威と戦った結果、脅威が破壊された仲間を捕食して機能強化する特徴があると判明しました。
何らかの対策を講じないと敵が強くなる一方です・・・
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カルタが食料の調達に向かう事になります。
メンバーを選定する事になりソフィア、ナタレーナ、アイネを連れていく事にしました。
まあ使える魔法の関係ですね。
4人は食料貯蔵施設に侵入して1000人分の食料を探す事になります。
カルタは運ぶ労力が少なくて済むフリーズドライ食材に拘っています。
ソフィアやナタレーナは味にも拘りたいのか不満そうにしています。
ナタレーナの魔法を使い大きなパイプの内側を凍らせます。
そこに食料を満載したコンテナを運び込み魔法を使って飛ばしました。
受け取り側で減速させて食材の運搬を完了させました。
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食料貯蔵施設で破壊された脅威の残骸を発見しました。
登るのに苦労するような巨大な機械の昆虫です。
カルタが中を覗き込むと恐ろしい事実が判明しました。
脅威にはアナスタシア達「難問排除」が懇意にしていたスマートアームズ社の部品が使われていました。
世界を動かしている黒幕の影がちらついていますね・・・
カルタが破壊された仲間を捕食してパワーアップする脅威の特性を逆手に取る作戦を思いつきます。
破壊した脅威にウイルスや毒を仕掛け、それを捕食した脅威の行動を阻害しようと考えました。
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カルタ達が食料の調達に行っている間マリカはアリスとサナエを連れて哨戒に出ました。
二人を連れて行ったのには訳がありました・・・
マリカは破壊的ですが馬鹿ではありません。
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夜になり眠る事になります。
人為的な攻撃を受けていると知ったカルタは心配になり自主的に歩哨に立ちます。
しかし二人目の損害が出てしまいました。
翌朝かまくらの中で腹を食いちぎられ結晶化しているサナエが発見されました。
サナエの水晶化した傷口に脅威が挟まっていました。
結晶化したグリモノアのメンバーはセカンドグリモノアに運び込む修復が終えるのを待つ事になっています。
一緒に脅威まで運び込む事は出来ないので切り離す必要がありました。
カルタは脅威を取り出す事にします・・・その為にはサナエを上下に分断する事になります。
アリスは止めろと泣き叫びますがカルタは止まりませんでした。
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サナエが殺された事でカルタ、マリカ、キョウカは脅威を使役している犯人を特定しました。
犯人を炙り出す為に偽の作戦行動を始めます。
カルタが提唱した毒餌作戦を始める事になります。
部隊を3つに分ける事になります。
脅威を破壊する火力班。
破壊された脅威に近づけさせないようにする為の遅滞班。
破壊した脅威に毒を仕込む技術班。
カルタは後方で連絡役を務める事になりました。
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カルタの指示で作戦が始まります。
カルタはアイネとマリカにアリスを攻撃するように命じました。
撃ち落されたアリスは脅威の真っ只中に墜落する事になりました。
アリアの周囲に居た脅威は動きを止めています。
カルタはアリスの元に向かい犯行動機を聞き出そうとします。
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アリスの口からアナスタシアの敵を討ちに来たと告げられます。
アリス、サナエ、リホはアナスタシアに心酔していたようです。
アナスタシアを殺したカルタを殺すためにセカンドグリモアに潜り込んだそうです。
サナエとリホを殺したのはアリスでした。
リホは途中で一般人を巻き込んでの復讐は良くないと主張して裏切ろうとしたので殺したそうです。
サナエはマリカの鎌かけに引っかかったと言って怖がり始めたそうです。
マリカから同じ質問をされたアリスは鎌かけに気付いていませんでした。
サナエが捕まると計画が露見してしまうので殺すしかなかったと言っています。
カルタ達と同じ三人組ですが彼女達はカルタ達ほどの結束力は無かったようです。
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カルタはアリスから脅威のコントロール装置を奪おうとしますが失敗しました。
アリスは自分が死んでも復讐を遂げる事を選びました。
マリカが狙撃したのですが一歩遅く攻撃命令が出されてしまいます。
頭を撃ち抜かれたアリスは結晶化します・・・そして動き出した脅威に破壊されました。
カルタ達は毒餌作戦を決行して脅威を掃討する事になりました。
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カルタは水晶魔法の致命傷でなければ30秒で治るって特性を最大限活用して脅威を排除したようです。
部位欠損もこの特性を使えば問題にはなりません。
身体を破壊されても完治するのを見越して接近戦を挑んだようです。
その戦いぶりを見ていたナタレーナの心境に変化が起こります。
彼女はカルタを憎み切れなくなりました。
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脅威との戦闘を終えたカルタはナタレーナに復讐を続けるのか問いかけました。
ナタレーナは復讐を止める踏ん切りが付かないようです。
カルタは彼女が使役しているアヌビス神に許しを請う事にします。
アナスタシアもアヌビス神を使役していたので当事者の片割れって事だね。
アヌビスがカルタの罪を許したのでナタレーナは復讐を正当化する理由を失いました。
カルタはナタレーナの行為を許しているのですが納得しない人物が現れます。
カルタを殺そうとしたナタレーナは万死に値すると言ってマリカがナタレーナを殺そうとしてきます。
カルタはマリカがナタレーナを殺し「難問排除」と同じ立場になってしまう事を嫌います。
ナタレーナとマリカを守る為にカルタはマリカと戦う事にします。
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立ち向かってくるカルタを弱いと言ってマリカは鼻で笑っています。
確かに戦闘能力では圧倒的な差がありました。
カルタの攻撃力はアイネに集約されている為、彼自身の戦闘能力は低めです。
圧倒されていますね。
カルタはマリカに首を掴まれて持ち上げられます。
ここでカルタが汚い手段に訴える事になります。
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マリカのカルタだけは絶対に守るって気持ちを利用しました。
アイネに命じて自分の首ごとマリカの手首を切らせました!!
アイネは忠実に命令に従いマリカの手首を切り落としました・・・
何を犠牲にしても守りたかったカルタは自殺してしまいました。
マリカは半狂乱になって泣き叫んでいます。
全てを失い放心状態のマリカの耳に「これで分かったか、マリカ」と言っているカルタの声が聞こえてきました。
最初に冷静になったナタレーナがアイネが存在し続けている事を指摘します。
水晶魔法は使った本人が死ぬと消えます・・・アイネは存在し続けていますね・・・
マリカはカルタに騙された事を悟りました。
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アイネはカルタが命じていたグリモノアの関係者を殺すなって命令を忠実に守りマリカの手首を切り落としていました。
カルタの首の中を素通りしてマリカの手首を切り落としたそうです。
絶技を見せてくれたアイネが、命令が複雑過ぎるのでめんどくさい、命令の撤回をして欲しい、と要求してきました。
カルタはグリモノアの関係者に対する非殺傷モードの解除を命じました。
次は本気で首を落とすとマリカを脅迫しています。
カルタを守りたいだけのマリカは折れるしか無くなりました。
カルタ汚ねー、マリカの愛を利用しているぞ。
それでマリカの人間性が守れたのは確かだが自分の命よりも大切に想ってくれる彼女を本気で泣かせています、とんだサディストだよ。
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ナタレーナは世界最強の暗殺を計画したので拘束されると思っていました。
キョウカからそんなことはしないと言われて困惑しています。
自分が仕出かしたことが大事だと認識はしているようです。
カルタとマリカの戦いを見て心を開いたナタレーナは彼女を復讐者に仕立てた黒幕の事を教えてくれました。
キョウカはやっと反撃に移れると思っています。
しかし予想外の凶報が届きました。
セカンドグリモノアの真下に本物の脅威が集結しているそうです。
カルタ達は急いで神戸港に戻る事になりました。
アイネが早く本物の脅威を壊したいと闘志を滾らせています・・・
カルタはアイネが狂暴化する事を望んでいないと思うんだよねー。
どうなるの?ちょっと不安です。
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成分美少女復讐心恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAABAA
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アポカリプス・ウィッチ(2) 飽食時代の【最強】たちへ (電撃文庫)

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