ラノベの感想) アクセル・ワールド 第26巻 裂天の征服者 (電撃文庫)


概略:
ハルユキはテスカトリポカを出現させてしまった責任を取るために乱入を受け入れています。無茶な対戦をしているハルユキを謡が心配してくれます。ハルユキがフェアリーの手配したタクシーでオシラトリ・ユニヴァースの本拠地に向かう事になりますよ。それに莟と恵が同行する事になっています。二人はオシラトリのメンバーなのですがレギオンを抜けようと考えています。制裁が加えられる可能性も高くハルユキは緊張していました。オシラトリ・ユニヴァースのメンバーは予想外に友好的だったよ。美味しいケーキをご馳走してくれました。ただ一人ハルユキに対して厳しい態度を取っていたのはプラチナム・キャバリアーです。彼がハルユキの暗殺を目論んできました。

レーベル:電撃文庫
発行日:2022/3/10
著者:川原 礫
イラスト:HIMA
ISBN:978-4-04-914133-7
雰囲気:義務感、邂逅、歓迎、罠、危機一髪、三人目、気遣い、進展、ハイエストレベル、出現、敵の正体、緊急作戦、大失敗
.
ハルユキがホウの世話をする為に梅郷中学に向かっています。
登校中に乱入を受ける事になりました。
ネガ・ネビュラスからオシラトリ―ユニヴァースに移籍したのが原因です。
他レギオンの領土内を移動していることになっているので対戦をブロックする権利を失ったのが原因です。
ハルユキに挑んできたのはゼルコバ・バージャーというアバターです。
彼はハルユキを裏切り者と認識していますよ。
これはハルユキがテスカトリポカを目覚めさせてしまったのが原因です。
ゼルコバは中規模レギオンに所属しています。
彼らは無制限中立フィールドでのモンスター狩りにバーストポイントの供給を頼っています。
テスカトリポカは戦闘の気配を察知する能力を持っていてバーストリンカーが狩りを始めると瞬時に出現して攻撃してきます。
テスカトリポカの攻撃は協力で発見された場合は殺されるしかありません。
中小レギオンは狩りが出来なくなってしまいました。
ハルユキのせいだと思われているんだよ。
更にテスカトリポカを解放してしまっただけではなく解放後にネガ・ネビュラスを脱退しオシラトリ・ユニヴァースに移籍しました。
これを裏切り行為と認識されています。
ハルユキは無制限中立フィールドで狩りが出来なくなった事を認識しています。
それによってバーストリンカー同士の争いに発展する事を理解しています。
自分に恨みを向けさせる事でバーストリンカー同士の抗争が発展しないように務めようとの覚悟を持っています。
ハルユキは努力を怠っていませんよ。
敵が増える事が分かっていたので数多くのバーストリンカーの情報を集めていました。
頑張って特徴を覚えたようです。
セントリーとの修業も活かしています。
水の上を歩けるようになる修業をしていたのですがそれを活かしています。
普通なら踏み抜いてしまう強度しかない建物の屋根の上を移動してゼルコバの認識を阻害しています。
これはガイドカーソルが平面的な情報しか使えない事を利用した作戦です。
高さまでは表示されないんだよね。
ゼルコバは先制攻撃に成功したと確信していたようですがハルユキが頭上から落ちて来たので驚いています。
ハルユキはセントリーに教えて貰った気配を消す技を使ってゼルコバを圧倒しています。
憎まれる事を望んでいるような戦いぶりでした。
ハルユキは他にも多くの乱入を受けているのですが全勝しています。
.
梅郷中学に到着したハルユキがホウの世話を始めます。
ホウはハルユキの気配が昂っている事を敏感に感じ取ったようですね。
声を掛けても目を開くだけで好意的な反応は示してくれませんでした。
ハルユキはピリピリしているようです。
自分では平常心を保てていると思っているようですよ。
謡がやって来てハルユキに抱き着いてきました!!
彼女はハルユキとゼルコバの対戦を見ていたそうです。
ハルユキの戦い方が普段と違うと感じ取り心配してくれています。
謡はハルユキがテスカトリポカを解放してしまった全責任を負う事は無いと言ってくれます。
ハルユキはバーストリンカーなら対戦するのは当然と答えますが楽しめていないと指摘されました。
ハルユキは謡に対してもレギオンを抜けた理由の説明をしなけばと思っているのでが話すきっかけを掴めませんでした。
迷っているのは依然と変わりないのですが何とかしなければと思っています。
少し強くなっているように思えますね。
.
井関玲那もやって来て三人でホウの世話を始めます。
ハルユキが花壇に撒いたサクランボの種が発芽したのを発見しました。
謡に知らせると大喜びしています。
その日はホウを預かってもらう予定の人物をニコが連れて来ることになっていました。
ハルユキが校門で待っているとニコとパンクファッションの女の子がやって来ましたよ。
女の子は自分が誰なのか質問してきましたよ。
ニコは彼女とハルユキがアバター名を言い当てる事が出来るのか賭けをしていました。
ハルユキは初対面の相手だし分かるわけないと文句を言っています。
一度会った事があると言われて頭を抱えていますよ。
ハルユキは彼女の不正解でした。
ニコに怒られていますね。
彼女の正体はポッキーさん(シスル・ポーキュパイン)でしたよ。
ポッキーの家でホウを預かってもらう事になりました。
ハルユキもポッキーの家に誘われたのですが断る事にします。
玲那が弟の御向かえがあるので行けないと言ったのでバーストリンカーだけになる。
色々と質問されてしまうので困るなと考えての事です。
.
ハルユキが同行を断ったタイミングがオシリのスノー・フェアリーからメールが届きました。
迎えを送るのと書いてありましたよ。
スノーはタクシーの送迎を頼んでくれていました。
乗車時刻が迫っているのでハルユキはダッシュする事になりました。
やってきたのは黒塗りの大型SUVでしたよ。
自動運転のタクシーです。
ハルユキが乗り込むと後ろから声が掛かりました。
驚いて振り返ると同乗者が居たよ。
乗っていたのはローズ・ミレディ―の越賀莟とオーキッド・オラクルの若宮恵でした。
恵みが居る事に大変驚いています。
「うぇー」って言ってしまった事を咎められていますね。
二人はオシリを裏切るような行為をしているので一緒に行く事を心配しています。
対して二人は覚悟が出来ているのか割と平然としていますよ。
.
ハルユキがオシリの本拠地であるエテルナ女子学院に入る時がやって来ました。
伝統と格式高いお嬢様女子校ですよ。
ハルユキは建物の風格に驚いていますね。
夏休み中なので生徒の姿は見えませんでした。
向かう先は中等部の生徒会室です。
中に入ると歓迎される事になりましたよ。
何故か男子生徒が二人いますね。
自己紹介が行われます。
待っていたのはプラチナム・キャバリアー、グレイシャー・ビヒモス、スノー・フェアリー、サイプレス・リーパーでした。
キャバリアーとビヒモスは男子生徒だったぞ。
ハルユキが女子校に何故男子生徒が居るの?と思っていると隣にある共学校の生徒だと教えられました。
日常的に女子校に出入りしているようですよ・・・なんて羨ましい憎らしい。
女の子だけのハーレム状態にはなってないねハルユキサマー見ろ。
ハルユキがリーパーのアバター名を当てたので気に入られますね。
一番大きなケーキを貰えました。
ケーキはハルユキを招待するのでフェアリーが購入してきてくれたようですよ。
自分が食べたかったからと言っているのでツンデレさんかもな。
彼女がタクシー代も奢ってくれたんだよねー。
最初からフェアリーはハルユキを気に入っているようですよ。
それに対してキャバリアーはハルユキが気に入らないようですね。
ハルユキに入団試験を課したいと言ってきました。
ハルユキは素直なのでオシリの人達って良い人たちかも?と思い始めています。
自分がコスモスの暗殺を狙う刺客なのではと疑うのももっともだと考えます。
ハルユキはレギオンメンバーとして義務は果たさねばと考えています。
信用を得るには実力を示すしかないと考えたハルユキは試験を受けると言い出します。
内容を知っている恵みと莟は止めていますがハルユキの言質は取れたと言ってキャバリアーが実施を決めました。
ハルユキ達は重要な会談と認識していたのですがコスモスの姿はありませんでした。
彼女は気まぐれな性格なので来ない事にしたんだと莟が言っています。
.
試験は無制限中立フィールドで巨獣エネミーをソロ討伐する事でした!!
ハルユキは勢いでセフティーも要らないと言ってしまっているぞ。
恵みが大層心配しているのですがキャバリアーからハルユキの覚悟を貶めていると指摘されてしまい撤回できませんでした。
無制限中立フィールドで巨獣エネミーに殺されると無限EKの可能性があります。
ハルユキはそうなっても捨て置いてくれと言っています。
ヤケッパチになっているのかな?それとも勝てる自信があるのか?
.
無制限中立フィードに入り移動する事になりました。
隣の港区郷土歴史館に移動します。
そこにはクロコシータスというクジラのクジラに似た巨獣エネミーが居ましたよ。
無制限中立フィールドで戦闘を始めるとテスカトリポカがやって来る事になります。
それはキャバリアーが結界を張り戦闘の様子を遮断する事で接近を防ぐ事になりました。
ハルユキとクロコシータスの戦いが始まりました。
キャバリアーの結界は三十分有効です。
ハルユキはクロコシータスを観察して弱点を探す事から始めました。
情報を何よりも大切にしている戦い方は素晴らしいね。
ハルユキは大胆な行動をするのですが慎重でもあるね。
ハルユキは背中に飛び乗りルシードブレードを突き立て継続ダメージを狙う事にします。
セントリーの教えが良いのか戦い方が的確になっているなー。
ハルユキに背中を刺されたクロコシータスは振り落そうとして暴れます。
ハルユキは振り回されていますがクロコシータスの動きが単調だったので助かりました。
動きに合わせて重心を移しルシードブレードに掛かる負荷を減らしています。
そのまま行けば倒せる可能性はあったのですがキャバリアーの結界が予定していた効果を発揮しませんでした。
戦闘の気配をテスカトリポカに察知されてしまいます。
やってきたテスカトリポカが結界を踏みつけてきましたよ。
結界が割れてしまいました!!
試験を観戦していたビヒモス達がテスカトリポカを誘導する間にハルユキが撤退する事になりました。
ハルユキはビヒモス達が凄い実力者だと知る事になります。
逃げようとしているハルユキを戻って来たキャバリアーが攻撃してきました。
彼はハルユキを殺そうとしていますよ。
ハルユキを逃がさない為なのかアイボリー・タワーを連れてきています。
クロコシータスによる無限EKを狙っているようですね。
ハルユキはセントリーの教えを使い抵抗する事にします。
キャバリアーの左腕を切り落としているぞ!!
傷口を見るとキャバリアーのアバターは鎧の中ががらんどうだと言う事が分かりました。
見られたキャバリアーが激高していますね。
ハルユキはキャバリアーの心の傷が思いの外大きい事を知ってしまったぞ。
だからなのこ騙され殺されかけているのですが彼を心底憎む事ができなくなりました。
.
殺されかけているハルユキをメタトロンが助けてくれました。
上空からのビーム攻撃でキャバリアーとタワーを撃退してくれました。
同時にクロコシータスも倒してくれます。
ハルユキがお礼を言おうとするとメタトロンに抱きしめられる事になりました。
ハルユキはメタトロンのおっぱいに顔を挟まれて窒息しそうになっているようですよ。
メタトロンはハルユキが心配で仕方なかったようです。
メタトロンからキャバリアーの蛮行はコスモスの指示ではないと教えられます。
コスモスはメタトロンにテスカトリポカの観察を依頼していたそうです。
観察中のテスカトリポカの変化に気が付く事ができたのでハルユキの元に助けに来れたそうです。
助けられたハルユキはメタトロンと共にハイエストレベルにシフトしました。
そこにはアマテラスが待っていましたよ!!
.
彼女はメタトロンがハイエストレベルに来たのを話があると解釈したそうです。
呼ばれたのにメタトロンがハルユキとイチャイチャしているので声をかけたと言っていますよ。
アマテラスはハルユキにお菓子を奉納する約束を忘れていないな?と催促してきましたよ。
アマテラスもテスカトリポカの動向には注目していたそうです。
彼女は自分達の地下迷宮にバーストリンカーがやって来る事を危惧していました。
地上でモンスター狩りをするとテスカトリポカに察知されます。
地下ならば察知されないのでは?と考える輩が出て来る可能性を指摘されました。
ありそうな話ですねー。
アマテラスはテスカトリポカは地下から攻撃してくると予想しています。
そうなった場合彼女達は自分の迷宮を失う事になります。
ハルユキは変遷が起れば修復されるのでは?と指摘します。
メタトロンとアマテラス二人から叱責される事になりました。
彼女達は復活するからと黙ってやられるつもりは無いと言っています。
そこに三番目のビーイングがやって来ました。
やって来たのは巫祖公主バリでした。
バリ様と呼べと言っています。
バリ様からテスカトリポカはビーイングでは無いと教えられました。
バリ様はテスカトリポカの体内にポータルが存在すると言っています!!
バリ様までハルユキにケーキを奉納する事を要求してきましたよ!!
ハルユキの負債が重なって行く事にメタトロンが呆れていますよ。
ビヒモス達は東京湾まで逃げてテスカトリポカの足元を氷漬けにする事で逃げおおせたようです。
ハルユキは早く戻り過ぎるとキャバリアーと二人きりになるなー嫌だなーと思い数秒待ってバーストアウトしました。
.
ハルユキは勇気を振り絞りキャバリアーに襲撃してきた理由を聞き出そうと試みます。
ハルユキに声を掛けられたキャバリアーが予想外の行動にでましたよ。
彼は何にも言う事なく生徒会室から逃げました!!
これにはハルユキも驚いています。
彼はハルユキ以上のヘタレなのかも?
ハルユキはビビモスたちにキャバリアーに襲われた顛末を説明しました。
話を聞いたオシリのメンバーはキャバリアーが成長していないと言っています。
彼は元から直ぐに癇癪を起す人物のようですね。
話を聞いたビヒモスが頭を下げてきましたよ。
彼はキャバリアーと一番親しいのは自分だ、彼の魂胆を見抜けなかったのは自分に責任があると言っています。
ビヒモスはとても誠実な人のようですね。
オシリの他のメンバーもキャバリアーの行動には反感を抱いています。
ハルユキが被った危険度に見合うお詫びがしたいと言っていますね。
何でも良いと言ったのでハルユキはその権利を莟と恵みに譲る事にします。
ハルユキとしては二人がオシリを穏便に脱退できるようにお願いして欲しかったようです。
しかし莟と恵は要求が大きすぎると考えました。
恵みと莟は帰りのタクシーを手配してくれるように頼んだよ。
.
この日はネガネビュラスに奪われた領土を奪回する予定だったようです。
キャバリアーが勝手な行動を取ったので奪回作戦は来週に延びる事になりました。
ハルユキは黒雪姫たちと戦う覚悟を決めていたのですが領土戦は無くなりました。
ハルユキ達はタクシーの元まで移動します。
やって来たのは二人乗りのスポーツカータイプでした。
ハルユキが不思議に思っていると恵みにタクシーに押し込まれました。
恵みと莟は買い物をしてから帰るそうです。
三人で密着状態で乗車するんじゃないのね・・・残念。
.
目的地はハルユキの家なのですが走行ルートがズレていきます。
不思議に思っているとタクシーが止まりました。
そして黒雪姫が乗り込んできましたよ!!
恵みが気を利かせてくれたようですね。
彼女と莟はハルユキに黒雪姫と二人で話せと言っていましたから。
黒雪姫は恵みにタクシーで送ると言われて待っていたそうですよ。
ハルユキは心臓がバクバク言っているみたいですが黒雪姫は割と平静さを保っています。
しかしブレインバーストの話題は避けているようですね。
このままではレギオン脱退の理由を話せません。
ハルユキが勇気を振り絞ります、黒雪姫を自宅に誘いました!!
意外とナチュラルに誘っている風に見えるね・・・ハルユキの成長を感じます。
.
ハルユキの自宅で黒雪姫と対話する事になります。
黒雪姫からグラフとリードからの伝言を伝えられます。
二人はテスカトリポカ戦で無様を晒した事を詫びています。
無制限中立フィールドの富士山で修業して強くなって戻って来るそうですよ。
ハルユキは無制限中立フィールドの富士山に迷宮がある事を知りました。
言ってみたいという思いと怖いので行きたくないとの思いが半々なようです。
.
ハルユキがレギオン脱退の理由を説明する事になりました。
ハルユキがそれを口にすると黒雪姫から言うなと声を荒げられます。
彼女はハルユキから理由を聞いてしまうと本当にネガネビュラスから居なくなてしまうと思っていました。
強がりでハルユキならオシリでも上手くやっていけると言っています。
ハルユキはレギオンを移籍しても黒雪姫との関係が終わる訳では無いと慰めていますよ。
ハルユキは自分と黒雪姫の親子関係は不変と主張しています。
黒雪姫からそれが二人を隔てる壁になっていると言い返されました。
黒雪姫はハルユキが親子関係に安堵して関係を進展させようとしない事に不安を抱いていたのね・・・
ハルユキも黒雪姫との親子関係に安定を見出して居たことを自覚していました。
彼女の不安を感じ取ったハルユキが大きな一歩を踏み出す事を決めました。
バーストリンカーとしてではなく有田春幸として黒羽早雪さんの事が大好きです、と告白したぞ!!
早雪は驚いたようですが嬉しさが勝ったね。
目を閉じてキスを要求していたぞ。
覚悟が決まった春幸は自分から早雪にキスをしました。
.
長ーいキスをしているな・・・舌が絡まり始めて二人の意識が溶け合い始めると不思議現象が発生しました。
そのまま最後までしちゃうのかと思ったぞ。
春幸と早雪は加速していないのにハイエスト・レベルにシフトしましたよ!!
黒雪姫は絶句してからハルユキとキスすると毎回飛ばされるのか?とぼやいています。
キスって言葉でハルユキが恥ずかしがっていますよ。
自分からして来たくせに照れるなよ私も恥ずかしくなるだろと駄目だしされています。
二人の関係は黒雪姫がリードしていく形に変化は無さそうだね。
切り替えの早い黒雪姫はハイエスト・レベルを楽しむ事にしました。
二人は全裸なんだよね。
二人は一緒に入浴した仲なんで隠したりはしてないね。
.
ハイエスト・レベルからテスカトリポカの位置を確信しています。
その周りにバーストリンカーと思われる光点が輝いていました。
誰なんだろう命知らずだなと不思議に思っていると「《エクセルキトゥス》の偵察隊よ」との声が掛かりました。
二人の前に全裸のホワイト・コスモスが現れました。
彼女も全裸である事を恥ずかしがっていませんね・・・堂々とフルオープンでした。
黒雪姫は小ぶりなんですが意外と乳が大きいような・・・姉妹だよね、ってことは黒雪姫も戦闘力が向上するってこと?
黒雪姫がエンジュと呼んでいます。
ハルユキが名前なのか?と思っていると自己紹介してくれます。
黒羽苑珠と名乗ってくれました。
ハルユキは黒雪姫共々窒息死させられると怖がっています。
苑珠から二人は自分の子と孫なので攻撃なんかしないと言われました。
コスモスは黒雪姫とハルユキを身内扱いしているようだね。
この辺りのコスモスの態度がキャバリアーを凶行に走らせた原因かもな。
キャバリアーはコスモスの孫ってハルユキの立場が羨ましいんじゃないかな?
ハルユキがコスモスと親しく成るかもとの嫉妬心からハルユキを排除しようとしたのかも?
コスモスはキャバリアーの暴挙を知った時にどうするのでしょうか?怖いですねー。
彼女は気まぐれだそうだから放置って可能性ありそうだけどね。
目の前でハルユキを害そうとしたらブチ切れる可能性もあるわけだ。
コスモスに付き合っているオシリのメンバーは彼女のどの辺に魅力を感じているのかちと分からんね。
黒雪姫の姉なので不可思議な魅力があるのかもですが。
まさかあの乳に惹かれているってことは無いでしょうけど。
いやいや利生と智周は男子なので可能性としてはありそうか?
まあそれは分かるぞ、良く分かる、おっぱいに惹かれているんだとしても恥じる事は全然無いぞ。
至極当然な感情だ!!
それほど魅力的なんだよ。
.
苑珠からエクセルキトゥスの説明がなされます。
彼らは中小レギオンに所属しているバーストリンカーとソロのバーストリカーの集まりだそうです。
彼らは七大レギオンの統治に反旗を翻す為に集まろうとしていた集団でした。
テスカトリポカ打倒という命題を突きつけられた事で実現したそうです。
コスモスはこれまでも彼らが組織化するのを防いでいたそうです。
災禍の鎧を作り出したのも彼らが結束する事を防ぐ目的だったようです。
コスモスはバーストリンカー同士の馴れ合いがブレインバーストを衰退させると危惧しているようです。
グリーン・グランデがそれを促そうとしているようなので自分は真逆の事をしてバランスを取っていると言っていました。
コスモスもブレインバーストを存続させたいと思っているみたいだね。
.
ハルユキにはコスモスに対して思うところはあるようですがレギオンマスターです。
メタトロン、アマテラス、バリ様と話した時の事を報告する事にしました。
ハルユキからテスカトリポカがポータルを体内に抱え込んでいると聞いてコスモスの顔色が変わりました。
彼女はテスカトリポカがビーイングでは無いと知り慌てています。
ハルユキがメタトロン達ビーイングと親しくしていると分かったので無茶な命令をしてきました。
早急に他のビーイングとも仲良くなり彼らからテスカトリポカの情報を集めて来いと言われいました。
暁光姫ウシャス、大霊后シーワンムー、暴風王ルドラ、夜の女神ニュクス。
ウシャスは新宿都庁地下迷宮、シーワンムーは東京ドーム地下迷宮、ルドラは東京ビッグサイト地下迷宮、ニュクスは代々木公園地下大迷宮を居城としています。
親しくなるには迷宮を攻略して第一形態を撃破する必要があります。
ハルユキは無理ですと泣き言を言っていますよ。
まあ確かにレベル6の彼では厳しいよね。
その辺はコスモスも理解しているよ。
必要な人員をオシリから選抜して討伐隊を組織するようにと指示しています。
フェアリーにハルユキに協力するように言っておくので連絡があるときは彼女を通して、頼みましたよ、と言って去りました。
置き去りにされそうな黒雪姫が憤慨していますね。
説明を求めたのですができるならしていますと言い返されました。
コスモスにもテスカトリポカの存在する意味は分からないようです。
心配なら黒雪姫を手伝ってくれも良いよと言っていましたね。
黒雪姫もレギオンを率いて参戦してきそうだね。
.
出来るだけ早くと言っていたんだよね。
どれくらいの早さか分かっていないハルユキにコスモスの出来るだけ早くは一分一秒でも早くって意味だと教えてくれました。
四大ダンジョンに挑むなら少なくとも三パーティ十八人は欲しいとアドバイスしてくれます。
ハルユキはフェアリーやビヒモスにも協力してもらいつつパーティメンバーを集める事になるようです。
.
現実世界に戻ったハルユキと黒雪姫はテスカトリポカの攻略に向かおうとしているエクセルキトゥスについて話しています。
黒雪姫は停滞しているブレインバースト世界を活性化させる意味で好ましく思うと言っています。
黒雪姫はネガ・ネビュラスを再起動させても加速世界の停滞感を払拭できなかった事に忸怩たる思いを抱いていました。
六大レギオンが七大レギオンになっただけだったと自嘲しています。
ハルユキは話題を変える事にします。。
コスモスの苑珠という名前は珍しいと指摘しました。
早雪から彼女の母親の生家である神邑家には本家筋に女の子が生まれた場合は木本植物に由来する名を付ける。
分家筋に女の子が生まれた時は草本植物の名前を付ける習わしがあるそうです。
苑珠は木本植物に由来する名前です。
早雪は草本植物に由来する名前です。
姉妹で違いがある事に不思議に思ったそうですが母親にも姉にも理由を聞けなかったそうです。
複雑な事情があるような?
.
黒雪姫がハルユキが強くなったなと指摘してきました。
ハルユキがそんな風には思えないと返すと、自信も持て、私の彼氏になったんだろう?と言われます。
ハルユキは滅相も無いと叫びそうになりますが必死に堪えます。
ここで口にしちゃったら黒雪姫を怒らせてたよね。
ハルユキは自分が取った行動を分析し社会通念に照らせば自分が黒雪姫の彼氏になったと自覚しました。
.
自覚したハルユキに黒雪姫が厳しい試練を与えてきました。
ハルユキが黒雪姫と付き合うならクリアしなければいけない問題があるそうです。
黒雪姫が見たところ、倫、ニコ、チユリは自覚的にハルユキが好きだそうです。
無自覚なようですが、楓子、謡、ショコあたりも非常に怪しいそうです。
メタトロンもハルユキに好意を持っているそうですよ。
リード君はどうかな?と言っていますね。
ハルユキはリードは男だからカウント外と言い返しています。
黒雪姫から男だろうとAIだろうとハルユキに恋をする権利はあるだろうと言われてしまいました。
ハルユキに彼女達に黒雪姫と交際する事になったと伝える義務が発生しました。
難しいミッションになりそうですね。
ハルユキがオシリのメンバーと相談を始める事になるので他レギオンの話し合いを聞くわけにはいかないと言って黒雪先輩は帰って行きました。
.
エクセルキトゥスがテスカトリポカ攻略作戦を始めました。
彼らは大海ステージでテスカトリポカを氷漬けにして倒そうと計画していました。
このアイディアを気付かせてくれたのはキャリバーのハルユキ暗殺計画によりテスカトリポカを誘導する事になったオシリメンバーの行動です。
オシリメンバーはテスカトリポカを東京湾に誘い出し足元を氷漬けにして逃げ切りました。
それがヒントになっています。
フェアリー達は氷漬けにしただけではテスカトリポカを倒せないと気が付けたのですがエクセルキトゥスのメンバーには無理でした。
彼らは自分達の作戦に自信を持っていましたよ。
ハルユキに乱入してきたゼルコバ・バージャーもこの作戦に参加していました。
彼は自分の所属するレギオンのマスターであるトープ・ケープに元気になって欲しくて参加を決めました。
トープの親がテスカトリポカの犠牲になったそうです。
全損してブレインバーストから退場してしまったそうですよ。
.
エクセルキトゥスの作戦は途中まで予定通りに進みました
テスカトリポカを頭だけ出た状態で氷漬けにする事に成功します。
周囲を囲んで攻撃を加える段階に進みます。
攻撃開始のカウントダウンをしている時に予想外の出来事が発生しました。
テスカトリポカは氷の下で火炎攻撃を行ったようです。
足元の氷の下から火炎攻撃を浴びる事になってしまいました。
集まっていたエクセルキトゥスの連中は無限EKに陥る事に成ってしまいました。
.
ハルユキにチユリからのコールが入ります。
ご飯を持って行くと言っていますね。
ハルユキが迎え入れると早く早くと急かされまっす。
XSBケーブルを持っていたので直結するの?とハルユキが慌てています。
チユリからホームサーバーに繋いで無制限中立フィールドに行くんだと言われました。
無制限中立フィールドに到着したハルユキはライムベルをお姫様抱っこして池袋に向かいました。
チユリには《オーヴェスト》というレギオンに友達が居るんだそうです。
ハルユキは《オーヴェスト》がエクセルキトゥスに参加している事を知っていました。
チユリの友達は嫌々テスカトリポカ討伐作戦に参加しているそうです。
八時になっても連絡が無かったら探しに来てとお願いされたんだそうですよ。
池袋に到着した二人はビルの屋上からテスカトリポカの様子を観察する事にしました。
.
テスカトリポカの周辺には無数のバーストリンカーの死亡マーカーが落ちていました。
蘇生すると速攻でテスカトリポカの攻撃に晒されて無限EKに陥っています。
チユリの友達も無限EKの陥っているようですよ。
二人は助けに入りたいけど動けませんでした。
飛び込めば自分達も無限EKに陥ってしまいます。
かといってバーストアウトして援軍を呼ぶにしても時間が掛かってしまいます。
全損してブレインバーストから退場したバーストリンカーの数が基準値に達したようです。
テスカトリポカが崩壊を始めました・・・
ポータルを残して上半身が崩れ去ります。
残ったポータルからヒーローをコンセプトにしていると思われる存在が転送されてきましたよ。
ハルユキ達はテスカトリポカのポータルが帝城に繋がっていると予想していたのですが違ったね。
テスカトリポカのポータルは他のゲーム世界からブレインバーストに侵入する為のモノだったようです。
.
出てきたヒーローの一人が目的を告げています。
最初に八年も踏ん張った事に賛辞を贈って来ました。
トライアル・ナンバーツーは今日でサービス終了だ。
消えたい奴は消えればいい。
しがみつくヤツはこのゲームの正式バージョン《ドレッド・ドライブ2047》が引導を渡してやると言っています。
そう言えばブレインバースってお試しバージョンだったね。
ハルユキがオシリメンバーと共に大迷宮を攻略する暇はあるのだろうか?
現れたのは十人だけなんだよね。
彼らの強さが気になりますね。
個々の存在が巨獣エネミー並みに強いのだろうか?
.
成分美少女情勢変化戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAAAAAAAAAAA
.
本名/関係性あだ名アバター名所属レギオンレギオン色
黒羽早雪(くろば さゆき)黒雪姫(くろゆきひめ)ブラック・ロータスネガ・ネビュラス黒の王
有田春雪(ありた はるゆき)ハルシルバー・クロウネガ・ネビュラス
黛拓夢(まゆずみ たくむ)タクシアン・パイルネガ・ネビュラス
倉嶋千百合(くらしま ちゆり)チユライム・ベルネガ・ネビュラス
倉崎楓子(くらさき ふうこ)フーコスカイ・レイカーネガ・ネビュラス
四之宮謡(しのみや うたい)メイ、ういういアーダー・メイデンネガ・ネビュラス
氷見あきら(ひみ あきら)カレンアクア・カレントネガ・ネビュラス
上月由仁子(こうづき ゆにこ)ニコスカーレット・レインネガ・ネビュラス黒(サブマスター、赤の王)
掛居美早(かけい みはや)パドブラッド・レパードネガ・ネビュラス
奈胡志帆子(なご しほこ)ショコショコラ・パペッターネガ・ネビュラス
三登聖美(みと さとみ)ミント・ミトンネガ・ネビュラス
由留木結有(ゆるき ゆめ)プラム・フリッパーネガ・ネビュラス
小田切累(おだぎり るい)ショコマゼンタ・シザーネガ・ネビュラス
イエロー・レディオクリプト・コズミック・サーカス黄の王
黒羽苑珠(くろば えんじゅ)トランジェント・エタニティホワイト・コスモスオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会白の王
ブラック・バイス=アイボリー・タワーオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
アルゴン・アレイオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
若宮恵(わかみや めぐみ)オッキーオーキッド・オラクルオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
越賀莟(こしか つぼみ)ロージーローズ・ミレディ―オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
京武智周(きょうぶ ともちか)プラチナム・キャバリア―オシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
小清水利生(こしみず りおう)グレイシャー・ビヒモスオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
ユーホルト・七々子(ゆーふぉると ななこ)スノーフェアリーオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
鷺洲あいり(さぎす あいり)サイプレス・リーパーオシラトリ・ユニヴァース=加速研究会
ブルー・ナイトレオニーズ青の王
高野内琴(姉)(たかのうち こと)コバルコバルト・ブレードレオニーズ
高野内雪(妹)(たかのうち ゆき)マーガマンガン・ブレードレオニーズ
グリーン・グランデグレート・ウォール緑の王
日下部綸(くさかべ りん)アッシュさんアッシュ・ローラーグレート・ウォール
パープル・ソーンオーロラ・オーバル紫の王
アスター・ヴァインオーロラ・オーバル
トリリード・テトラオキサイドネガ・ネビュラス
鈴川瀬利オメガウエポンセントリア・セントリーネガネビュラス
.
本名/あだ名デュエルアバター名ハルユキの呼称ハルユキからの呼び方
黒羽早雪(黒雪姫)ブラック・ロータスハルユキくん早雪
倉崎楓子スカイ・レイカー鴉さん師匠
鈴川瀬利セントリア・セントリークロウ師範
日下部綸アッシュ・ローラー有田さんリンさん
四之宮謡アーダー・メイデンクーさんメイさん
氷見あきらアクア・カレントハル君カレンさん
上月由仁子スカーレット・レインハルユキニコ
掛居美早ブラッド・レパードクロウパドさん
高野内琴コバルト・ブレードクロウコバルさん
高野内雪マンガン・ブレードクロウマーガさん
黒羽苑珠ホワイト・コスモスシルバー・クロウコスモスさん
.
AmazonLink: アクセル・ワールド26 -裂天の征服者- (電撃文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 16 (富士見ファンタジア文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第5巻 サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス<下>(電撃文庫)

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.13 ─ディア・ハンター─ (電撃文庫)

ラノベの感想) ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 11.5 (オーバーラップ文庫)

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第6巻 ワン・サマー・デイ (電撃文庫)

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第4巻 サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス〈上〉(電撃文庫)