ラノベの感想) 英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~ 7 (HJ文庫)
概略:
ヴェネフィック軍を迎え撃つ為に展開した聖騎士団が魔石獣の群れ発見します。魔石獣の群れはヴェネフィック方面に移動を始めます。聖騎士は魔石獣から地上の人々を守る存在だと認識しているラファエルは迎撃する事を決めます。ヴェネフィック領内に進入して迎撃を行っていると背後からヴェネフィック軍に攻撃されました。指揮官はヴェネフィックの聖騎士ロシュフォールです。彼はカーラリア軍が侵攻してきたので迎撃すると言っています。ロシュフォールは天恵武姫を武器化させラファエルを仕留めようとしてきました!!人間相手に天恵武姫を武器化させる彼にラファエルは激しい怒りを抱きます。ラファエルとロシュファールの戦闘の結果、氷漬けにされていた虹の王が目覚めてしまいます。
レーベル:HJ文庫
発行日:2022/5/1
著者:ハヤケン
イラスト:Nagu(なぐ)
ISBN:978-4-7986-2826-4
雰囲気:最強騎士、緊急招集、騎士団長代行代理、国王vs聖騎士、初キス?、新たな武器、新技、訓練相手獲得?
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隣国ヴェネフィックとの国境付近に展開している聖騎士団が魔石獣の群れと遭遇しました。
ヴェネフィックとの国境付近に移動させた虹の王の死骸が影響を与えて周囲の生物が魔石獣と化しました。
ラファエルは直ちに迎撃する事を決めます。
自国領側に出現した魔石獣を無事に掃討します。
リップルが戻ってきた事で聖騎士団の士気は上がっています。
いつも陽気なリップの存在は聖騎士団に安心感を与えているみたいです。
リップルの留守中はエリスが声掛けして士気を高めようとしていたみたいですが真面目な彼女は気を張り詰めていたので緊張感を与えていたみたい。
聖騎士団の騎士達からそのように告白されて落ち込んでいます。
魔石獣を片付けて一旦安心したのですが次の魔石獣の群れが出現しました。
この魔石獣の群れはヴェネフィック領内へ移動を開始します。
普通の指揮官なら敵国にダメージを与えられると考え何もしない選択しただろうに・・・
聖騎士は魔石獣から人々を守る為の存在と本気で考えているラファエルは即断でヴェネフィック領に侵入した魔石獣の討伐を決意します。
魔石獣の被害に関しては国境など関係ないとの彼の考え方にリップルとエリスは賛成しています。
二人ともラファエルは純粋である事が嬉しいようですよ。
ウェイン王子とセオドア特使もラファエルの考え方を認めています。
介入する事が決まりました。
順調に魔石獣の群れを殲滅していくのですが予想外の出来事が起こりました。
ラファエルはヴェネフィック軍と協力態勢を取る事ができると考えていました。
お人好しと言えなくもないですが、そこが彼の良さだよね。
このヒーロー気質がイングリスに届けばいいけど道は遠そうだ。
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ヴェネフィック軍は魔石獣と戦うカーラリア軍の背後から攻撃してきました。
ヴェネフィック軍の聖騎士ロシュフォールが前に出て来て敵を攻撃するのは当然だと宣告してきました。
ロシュフォールはカーラリア軍が虹の王の死骸をカーラリアとヴェネフィックの国境付近に移動させたのが問題だと言ってます。
魔石獣を嗾けてヴェネフィックへの侵攻を企図している。
それを挫くのは立派な聖騎士の務めだと主張してますね。
魔石獣を前にして人間同士で争う無意味さをラファエルは受け入れられません。
ラファエルは魔印武具を手にとりロシュフォールに挑む事にします。
ラファエルは竜の牙から作った魔印武具を下賜されています。
手に取ると真っ赤な鎧と竜の羽を装備する事ができます。
単独で飛行可能になるのね。
ロシュフォールに急接近して攻撃しようとしています。
ロシュフォールは天恵武姫を武器化して戦う事を選びます。
アルルと呼ばれる獣人の女の子が巨大な盾に変形しました!
武器化した天恵武姫を聖騎士が使うのは虹の王を倒す為の最終手段です。
それを人間相手に使おうとしています。
ラファエル達はロシュフォールの命が天恵武姫に吸い尽くされる事を待つ事にしました。
強すぎて相手が出来ないので相手の自爆を待つ事にしました。
しかしロシュフォールが何回も大威力の攻撃を繰り出すのですが一向に死ぬ気配がありません。
何か秘密がありそうだね?
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ラファエル、リップル、エリスがロシュフォールの攻撃を貰い氷漬けにされている虹の王に激突しました。
三人は氷にめり込む事になります。
虹の王の頭部周辺に埋まったので虹の王の目が動いた事を確認しました。
虹の王は目覚めようとしていますね・・・これは恐ろしい。
虹の王は目覚めてしまいました。
飛鳥型の虹の王ですね。
武器化したアルルを握るロシュファールに責任と問うと、纏めて倒せば問題ねーぜとの答えが返ってきました。
ロシュフォールは自分の戦闘力が劇的に向上している状況に高揚感を抱いているね。
彼の攻撃で虹の王を倒せればよかったのですが反撃を貰いました。
巨大な閃光に包まれる事になりました。
リップルとエリスがラファエルの上に覆いかぶさり彼を助ける事になります。
ラファエルの意識はそこで途絶えます。
ロシュフォールもどうなったのか分かりません。
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リップルとエリスの要請によりイングリスの下に緊急招集の命が届きました。
聖騎士団、カーリアス王、血鉄差旅団からそれぞれ戻って来て欲しいとの要請が入りました。
カーリアス王の使者として近衛騎士団長のレダスがやって来ましたよ。
血鉄差旅団からの使者はレオンでした。
リーダーの黒仮面からイングリスを呼んでくるように頼まれたそうです。
血鉄差旅団は今回は魔石獣の討伐に協力しているそうですよ。
イングリスはラファエルが虹の王と戦えば死ぬ事になるとラフィニアに伝える事にします。
天恵武姫の秘密を知っているレオンの言葉は説得力があるので好都合と考えました。
イングリスは武器化した天恵武姫が装備した聖騎士の命を吸い尽くす事をラフィニア達に教えました。
その事実を知ったレオンがそれでは人々を守れないと考え聖騎士を辞めて血鉄差旅団に加入したんだろうと伝えます。
レオンの葛藤を知ったレオーネが半泣きになっています。
リーゼロッテが彼女を励ましていますね。
近衛騎士団長のレダスもこの秘密を知りませんでした。
イングリスは天恵武姫を守り神にしたいと考え秘密にしていたんだろうと予想しています。
イングリスはラフィニアが大きな衝撃を受けると予想していました。
しかしラフィニアはイングリスが大きな秘密を一人で抱え込んでいた事を心配してくれます。
イングリスは優しく成長したラフィニアに目を細めて感激していますよ・・・本当に彼女の祖父気分だね。
ラフィニアは決断しかねているようですね。
ここでレオーネとリーゼロッテが彼女の背中を押しました。
自分達がアルカードに残りラティ達に力を貸すのでカーラリアに戻って欲しいと言ってきます。
美しい友情ですね。
ラティはこれまでの協力に対してお礼を言ってくれます。
プラムからは次に来た時にはアルカードの名物料理を振舞うと言われます。
ラフィニアはラファエルを助けに行く事を決めました。
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レオンが乗ってきた飛空戦艦で送ってもらう事になります。
血鉄差旅団と関わる事をレダスは嫌っていますが彼はイングリスの信奉者なのでイングリスが送ってもらうと言うと従いました。
イングリスとラフィニアはフフェイルベインの尻尾と切り出したお肉を大量にお土産として積み込む事にします。
イングリスが巨大な尻尾を抱えて飛空戦艦に飛び乗り血鉄差旅団のメンバーの度肝を抜きました。
血鉄差旅団のメンバーはイングリスの事を天恵武姫のシスティア以上に可愛いと言っていますね。
それを聞いてたレオンからシスティアの前では言うなと釘を刺されています。
システィアはイングリスの事を嫌っているそうですよ。
イングリスは好戦的なシスティアの事が大好きなのでちょっと残念そうですよ。
イングリスは肩書が無くてイーベルに相手にされなかった事を悔いているのね。
レダスに近衛騎士団長就任の依頼を受けても良いと伝えます。
それを聞いたレダスは大喜びで先行してカーリアス王に報告しに行きました。
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レダスは物凄く嬉しかったのね。
慌ただしくカーリアス王の前に駆け込んできてイングリスが近衛騎士団長に就任してくれる事を報告します。
ここでイングリスが考えた方便が伝わりました。
イングリスは虹の王と単騎で戦う考えのようです。
彼女の今の立場はアカデミーの従騎士科の学生です。
それが聖騎士団を押しのけて虹の王を倒してしまうと後で聖騎士団が役立たずと批判に晒される。
だから臨時の近衛騎士団長になりたいと言っています。
カーリアス王はイングリスが勝つ気で居る事と戦いの後の民心の事まで考えている事に驚いています。
彼女への評価が更に上がっていきますよ・・・
イングリスは面倒事を押し付けられる事なく自分が楽しく戦いたいと考えているだけのように思えますが。
この辺りの狡猾さは長生きしてるからだね。
見た目は超絶美少女だけど中身は元国王だからなー、イングリスのアンバランスさは理解不能だよな。
周囲の人間もイングリスはそういう存在だと理解し始めているので問題はないのかな。
カーリアス王は有効な事は迅速に行うって考え方なので就任式と式典の準備を始めさせます。
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その直後に王宮の上空に一隻の飛空戦艦が飛来しました。
レダスはイングリスは目立たないように戻ってくると言っていたので変だな?と考えます。
表に出てみると血鉄差旅団の飛空戦艦ではありませんでした。
カーリアス王もイングリスに会える事が嬉しくて表に出てきたんだよね。
やって来た飛空戦艦がヴェネフィックのモノだと判明しました。
カーリアス王は近衛騎士団も虹の王が向かっているアールメン方向に展開してありました。
手薄になったカーリアス領内を移動されたのね。
飛空戦艦から砲撃を受ける事になります。
直ちに迎撃態勢が取られました。
機甲鳥を密集させて守りを固めたのですが逆手に取られます。
ヴェネフィック軍の指揮官はロシュフォールでしたよ。
ロシュフォールは武器形態にしたアルルを装備して攻撃してきました。
密集した機甲鳥は纏めて薙ぎ払われてしまいます。
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ロシュフォールはカーリアス王を殺してカーラリアをヴェネフィックの傘下に加えようと考えていました。
王宮に居た騎士達に自分達ヴェネフィックに下れば命は助ける。
そのままカーラリアの統治を任せたいと誘います。
それを聞いたカーリアス王は自分が前に出て迎撃に当たる事にしました。
騎士達よりも自分が前に出れば騎士の誰がロシュフォールの提案に乗ったのか見なくて済むと考えたからです。
賛同した者を見てしまえば自分が生き残れた時に罰を与えねばならない、それは嫌だと考えた結果です。
カーリアス王は意外な程、優しい王様だね。
カーリアス王は特級印を持っています。
ラファエルに下賜したアーティファクトと同系統の剣型のアーティファクトを装備しています。
竜の爪から作られたアーティファクトなので鎧を纏い背中に竜の翼が生えました。
カーリアス王は先制攻撃を選びます。
しかし王宮で政務をしている時間が長かったので戦闘力は衰えていました。
この辺りは前世のイングリスが抱えたのと同じ悩みを持っているみたいだね。
ロシュフォールに簡単に対応されてしまいます。
ロシュフォールの攻撃を貰ってしまい瀕死状態になってしまいます。
倒れているカーリアス王を守ろうとしてレダスが組みつきます。
顔を蹴られて鼻が折れたよ・・・鼻血をダラダラ垂らしながら抵抗を続けます。
倒れているカーリアス王が笑い始めますね・・・?
空から巨大な竜の尻尾を振りかぶったイングリスが落ちてきました!!
背中に捕まっているラフィニアの悲鳴も聞こえてきました。
ロシュフォールは巨大な竜の尻尾に潰されます。
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ラフィニアが瀕死のカーリアス王の治療を始めます。
イングリスが竜の肉が万能薬だと伝えますね。
ロシュフォールは無事だったね。
名乗り合ってからイングリスとの戦いが始まりました。
イングリスは武器化した天恵武姫を握るロシュフォールとの戦いにワクワクしています。
ロシュフォールはイングリスが無印者だと知り驚いています。
しかし攻撃力が高い事は体験しているのでそういう存在なんだと割り切ったみたいです。
イングリスはフフェイルベイン竜燐から作った大剣を使う事にします。
霊素を竜燐剣に充填しています。
ロシュフォールの魔素をアルルが変換していますね。
変換ロスがゼロで霊素に近いエネルギーに変換されています。
エネルギーを充填した武器をぶつけ合う激突を繰り返す事になりました。
激突の余波は想像以上でした・・・周囲の騎士達は吹き飛ばされそうになっています。
激突を繰り返しているとロシュフォールが押され始めます。
イングリスが哀しそうな顔で自分の状態を確認してみろと告げます。
ロシュフォールは口から血を吐いていました。
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天恵武姫を武器化して攻撃を繰り返してもロシュフォールが死ななかった理由が判明します。
彼は不治の病に囚われていて死期が迫っていました。
普通の精神力ならとっくに棺桶に入っている状態です。
死人同然なので天恵武姫が吸い取る分の生命力が残っていないから死なずに戦えていたのね。
イングリスが休憩する事を勧めます。
ロシュフォールはそんな時間は残されていないと反発しますよ。
アルルが武器化を解除しました。
彼女はイングリスがロシュフォールを救ってくれると期待したようです。
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イングリスは竜の肉が万能薬なのでそれを食べれば助かる可能性があると告げました。
ロシュフォールに竜の肉を食べさせる事になります。
しかし瀕死の彼には一人で竜肉を噛み砕き呑み込む事が出来ませんでした。
アルルが口移しで食べさせる事になります。
これはラフィニアのアドバイスですよ・・・彼女はカーリアス王にも同じことをしたと告げます。
それを聞いたイングリスが血相を変えますね・・・
ラフィニアの唇を奪ったカーリアス王を物凄く怖い形相で睨みつけます・・・
この野郎許さないぞーって感じだね。
ラフィニアからそんなに睨まないのと怒られてしまいます。
ラフィニアは人命救助だったんだからと納得している顔をですね。
ラフィニアから重要な事実が告げられます。
カーリアス王に口移しで竜肉を食べさせたのはレダスでした!!
それを聞いてイングリスの機嫌が直りましたよ・・・レダスへの評価が急上昇しています。
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アルルによって竜肉を食べさせられたロシュフォールが復活しました。
アルスはロシュフォールが戦う理由が無くなったと考え喜んでいますがイングリスとロシュフォールから否定されます。
ロシュフォールが戦う目的は自分が死んだ後に残されるアルルの負担を軽減する事でした。
新たな天恵武姫を天上領から下賜してもらう事が出来ないのでカーラリアを攻め滅ぼしエリスとリップルを手に入れようと考えたのね。
天恵武姫が三人になればアルルの負担も減り互いに励まし合う事ができるので彼女の心の傷も癒されるのでは?と考えたようです。
ロシュフォールはアルルの事が好きなのね。
二人は急いで再戦しなくてはならないと言っています?
今のロシュフォールの状態は病からは脱しましたが生命力が希薄な状態です。
直ぐに戦闘を再開すればアルルに生命力を吸われる事なく戦う事ができます。
だから二人は急いで再戦しようとしてたのね。
アルルが武器化して決着をつける事になります。
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イングリスとロシュフォールは互いに武器にエネルギーを充填し始めます。
ロシュフォールのエネルギー充填に無駄が多い事をイングリスが指摘しています。
ロシュフォールは素直にアドバイスに従い充填効率を最適化しました。
エネルギーが溜まり最後の一撃を放ち合う事になりました。
イングリスの霊素を充填した攻撃をロシュフォールの攻撃が受け止めます。
威力は拮抗していますね・・・イングリスにとって最も望ましい状態が現出しました。
イングリスは拮抗状態の攻撃に竜理力(ドラゴン・ロア)の攻撃を上乗せしました。
ロシュフォールの攻撃は粉砕されてしまいます。
イングリスは攻撃よりも高速で移動してロシュフォールを救い出します。
戦いはイングリスの勝利に終わりました。
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助けられたロシュフォールに最高の訓練相手になるので無駄に死なせたく無かったと教えます。
ロシュフォールはイングリスが強敵と戦いたいと考えているだけなんだと知り戦意が失せたようです。
大人しく捕まる事になります。
カーリアス王はイングリスの事を全面的に支持したいと考えています。
イングリスがロシュフォールの生存を望んでいるので彼を治療する事を決めます。
アルルもロシュフォールが助かると知り感謝しながら拘束される事を受け入れました。
うーんカーラリアは新たな聖騎士と天恵武姫を得た事になるのか?
カーリアス王にはヴェネフィックに侵攻しようって意思は無さそうだね。
イングリスを上手に使っていければ人間同士で争う事はなくなるかも?
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イングリスはご褒美としてラフィニアを自分よりも上の役職に付けて貰う事にします。
ラフィニアに命を救われたカーリアス王は彼女の功績もイングリス並みに高いと評価していたので受け入れてくれます。
ラフィニアは臨時緊急名誉近衛騎士団長代行首席。
イングリスは臨時緊急名誉近衛騎士団長代行次席に就任する事になりました。
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二人にはリップルとエリスが着ている服が与えられる事になりました。
胸元のサイズがリップルとエリスに合わせてあるらしくイングリスには窮屈、ラフィニアにはぶかぶかでした。
イングリスが胸元が苦しいと文句を言うとラフィニアが不貞腐れ始めます。
イングリスはラフィニアにおっぱいを揉まれる事を警戒してラフィニアにも凄く似合っていると褒める事にします。
ラフィニアってイングリスの巨乳ちゃんを独占できているんだよねー羨ましいねー。
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式典が行われ二人は新たな役職に就く事になりました。
ご馳走が用意されていてイングリスとラフィニアは飛びかかろうとしています。
そこに急報が届きます。
虹の王がアールメンの近郊まで接近してきたそうです。
予想よりも数日速いよ・・・
急いで出発する必要があるのですが目の前のご馳走も捨てがたい・・・
イングリスとラフィニアは下賜されたばかりの外套を風呂敷代わりにしてご馳走を持って行く事しました。
カーリアス王は器が大きいよね・・・二人の無作法を咎めませんした。
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アールメンにはアカデミーの生徒達も従軍していました。
ユアがご機嫌にしていますね。
アールメンに来てからの彼女はご機嫌でした。
ここでは懐かしいお父ちゃんの匂いがするんだそうです
虹の王の接近を聞いたシルヴァがサボっているユアを迎えにきました。
ユアを連れてミリエラの元に向かい飛んでいる時にシルヴァが人型の魔石獣を確認しました。
ミリエラにそれを伝えたのですが彼女は迎撃を優先する事にします。
迎撃準備を始めたのですが仲間の騎士が魔石獣に変化する事態が発生しました。
ユアの友達のモーリスまで魔石獣になってしまいました。
モーリスは虹の扮薬(プリズムパウダー)を持っていたね?
彼って血鉄差旅団のメンバーだったのか?
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番外編 ラフィニア対レオン
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血鉄差旅団の飛空戦艦でカーラリアに戻っている最中にラフィニアが悪夢を見ました。
イングリスと一緒に寝ていました。
普段のラフィニアは大きなイビキをかいています。
怖い夢を見ているとイビキが出ないそうなんだよ。
イングリスはラフィニアのその特性を知っているので彼女の背をさすっています。
寝いてるラフィニアがイングリスのおっぱいを揉み始めました。
これは幼い頃からのラフィニアの癖です。
イングリスはラフィニアが怖い夢を見ていると分かっているので好きに揉ませる事にしました。
ラフィニアのおっぱいを揉む手が元気になりました。
服の中に両手を突っ込んで生で揉もうとしてきました。
イングリスが目を開けるとぱっちり目を開いたラフィニアと視線が重なりました。
ラフィニアは既に目覚めていたようです。
ラフィニアはラファエルのお葬式に参列している夢を見ていたんだそうです。
目が覚めたら目の前にイングリスのおっぱいがあったから揉んでみる事にしたそうですよ。
ラフィニアからちょっと興奮した?と聞かれたイングリスが言葉を濁しています・・・そこは重要な事だぞ。
で、どうなの?
慌てているので、これはちょっと興奮したよね。
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目が覚めてしまったので二人は夜食を食べる事にします。
格納庫に向かい竜肉を焼く事にしました。
格納庫ではレオンが訓練をしていました。
レオンからラティの敵になったウィンゼル王子が最近になって特級印を得たと教えられます。
ラフィニアとイングリスはレオンがアルカードに残ったレオーネの事を心配していると察します。
虹の王の討伐とレオーネを守りたいって気持ちの板挟みになっているのね。
ラフィニアはレオンに手合わせを願い出ます。
ラフィニアが勝ったらレオンには今すぐこの船を降りる事と要求します。
レオンが自分が勝ったらどうする?と聞き返すと泣いちゃいます、と答えました。
レオン困っていますね。
イングリスに助けを求めますがイングリスはラフィニアの考えが分かっているので立会人をすると言われました。
訓練が始まったのですがレオンはラフィニアに負ける事になるようです。
ラフィニアはレオンをレオーネのもとに送りだしたかったのね。
いい子だよねーイングリスが見守りたいと思うのも頷ける。
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