ラノベの感想) クロの戦記 第10巻 異世界転移した僕が最強なのはベッドの上だけのようです (HJ文庫)
概略:
申請していた叙爵式が許可されたとの書簡が届きました。フェイがクロノのペースに困惑しています。ケインが娼婦のヴァイオレットから情報を買っています。実はヴァイオレットはエレインです・・・毎回遊ばないで帰ってしまうケインに不満を募らせていました。エレナがクロノに前から後ろの穴を使われ大ピンチです。女将がティリアの挑発に乗ってしまいコスプレプレイを実施する事になります。リオが叙爵式で使う証書と軍服を運んできました。ティリアは復讐のチャンス到来と決闘を挑みます。ブラッド・ハマル子爵が謝罪にやって来ました。妹のセシリーに名代を頼んだのですが意図が伝わっていませんでした。クロノと経済同盟を結ぶことになります。騎士になった事を報告する為にミノが帰郷します。叙爵式が行われる事になります。クロノは個別に感謝の意を伝えます。アリデッドとデネブが普段は見られない表情を示す事になりますよ。クロノの知らない場所で危機が生まれます。
レーベル:HJ文庫
発行日:2022/10/1
著者:サイトウアユム
イラスト:むつみまさと
ISBN:978-4-7986-2964-3
雰囲気:吉報、必殺技、プライド、危機、大願成就、届け物、経済同盟、安らぎ、叙爵式、危険人物出動
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序章 書簡
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クロノの元に三通の書簡が届きます。
ハマル子爵から家督を継いだので近日中に挨拶に伺うという書簡。
エレインから内密に話したいことがあるので時間を設けて欲しいとお願いする書簡。
クロノが軍務局に士爵位の申請をしていたのですがそれが通った事を知らせる書簡です。
三通目の書簡にクロノは大喜びしています。
申請していたのはミノ、レイラ、アリデッド、デネブ、ゴルディ、シロ、ハイイロ、タイガ、ナスルが騎士として認められました。
亜人が騎士になると聞いて書簡を持ってきたアリッサが驚いています。
クロノは叙爵式を行う事にします。
クロノが申し訳なさそうにアリッサ達の仕事が増えてしまうかもと伝えます。
アリッサは嬉しそうに問題ありませんと答えました。
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第一章 挨拶
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フェイがクロノの愛人になった事を後悔しています。
クロノの事は好きなのですが、まだ自分には早かったのではないか?と考えています。
フェイはもう少し気持ちが固まるまで待って欲しいと思っているようです。
クロノとの関係に悩んでいる事を部下には知られたくないと思っているのですが速攻でバレます。
元気のないフェイにサップが声を掛けてきました。
クロノの事で悩んでいると言い当てられてしまいます。
サップは自分の恋愛経験を語って聞かせてフェイを励まします。
フェイに騙されてもいいと思えるような女になって欲しいとお願いしてきました。
具体的な方法として素っ気ない態度を取る事で振り向かせてやろうと思わせる事ができると助言しました。
フェイはクロノ対策の必殺技を手に入れたと喜びます。
フェイは9人の部下を率いる立場になりました。
騎兵隊を率いて領地の巡回をしています。
アリデッドとデネブは弓騎兵としてフェイの部隊に配属されています。
集中力の足りない2人は物凄く疲弊していました。
フェイは休憩を多めにとる事にしました。
シルバートンに到着するとアリデッドとデネブは接待が受けられると歓声を上げます。
フェイは上司として言い難い事を伝える事になります。
クロノから接待は禁止と言い渡されたと伝える事になりました。
言い難い事でも伝えなければならずフェイは疲弊しています。
フェイはエレインに任されたミノタウロスの立ち退きが上手く進行しているのか確認しています。
住民に困った事はないか確認しています。
フェイはいまいちエレインを信じられないようですが住民から問題が起こっていないと言われて彼女を信じても良いかもと思い出します。
接待の代わりに休憩所で休む事になりました。
休憩所でシルバと再会します。
シルバはフェイが疲れていると察してくれます。
シルバはフェイが部下の面倒を見るようになった事を喜んでくれます。
休憩所ではミノの妹アリアが食事の用意をしてくれました。
食事を終えるとフェイは開拓村の視察に向かいます。
アリデッドとデネブを誘ったのですが断られ一人で向かう事になります。
開拓村の住人は畑で種まきをしていました。
シオンから新しい神官を紹介されました。
黄土神殿で神官をしているグラネットと神官見習のプラムを紹介されました。
3人は開拓村の住民に農作業を教えていました。
夕方街道の警備を終えてフェイ達は侯爵邸に戻ってきました。
フェイは疲労が蓄積しているのですが弟子の訓練を行います。
トニーと並んで木剣を振り始めました。
トニーにもフェイが疲れている事が分かったようです。
疲れている時は休んだ方が良いと勧められるのですが実戦では体調が悪いから戦えないなんて言えない。
勝負の場では甘ったれた言い訳は通用しないあらゆる状況を想定して訓練すべきだと答えます。
クロノが出てきてフェイに挑戦してきます。
クロノは負けたら何でも一つだけ言う事を聞くってのはどう?と提案してきました。
フェイは逃げる理由を探そうとしていますがトニーに止められます。
勝負の場では甘ったれた言い訳は通用しないんだろと指摘されてしまいます。
フェイはクロノの挑戦を受ける事になります。
木剣を体に当てた方が勝ちって条件で勝負する事になります。
トニーが審判を務める事になりました。
フェイはクロノが奇襲してくると警戒します。
クロノが普通に木剣で斬りかかってきました。
フェイは彼を疑った事を後悔しています。
実力はフェイの方が数段上なのですがクロノが勝ちました。
クロノは短い木剣を隠し持っていてそれをフェイの体に触れさせました。
トニーがクロノの勝利を認めました。
何をお願いしようか楽しそうにしているクロノに向かってフェイが「嫌いであります」と呟きます。
テレテレなフェイが可愛いですね・・・しかしクロノの方が上手だね。
素っ気ない態度を取って相手に振り向かせたいと思わせる作戦に出ました。
クロノからの返事がない事を不審に思ったフェイが振り向くとクロノはさっさと邸内に戻ろうとしています。
フェイがクロノを呼び止めて素っ気なさ過ぎると訴えます。
クロノがフェイは僕のことを好きってことでOK?と確認してきました。
テレテレなフェイがやっとの思いで好きでありますと答えた時にはクロノは屋敷に戻った後でした。
彼の素っ気なさにフェイの方がノックアウトされているな。
そこにセシリーを乗せた箱馬車がやって来ました。
彼女はニ十頭もの馬を連れてきましたよ。
セシリーを危険視しているフェイはトニーを厩舎に逃がします。
フェイがすぐに応対しなかったのでセシリーが怒っていますね。
アリシアが出てきて彼女を案内する事になります。
フェイは自分の役目は終わりと考え逃げようとしますがセシリーに止められます。
クロノが来るまでの話し相手をしろと命じられ逃げられなくなりました。
応接室でクロノが来るまで待つ事になります。
フェイが下手な会話をしているとクロノが入ってきました。
セシリーに訪問の理由を問うと兄が家督を継いだので挨拶に来た。
貧弱な馬しか持っていないクロノに馬を恵んでやる事で家の格が違う事を分からせてやる意図があると言ってきます。
セシリーの言い分を聞いたクロノがそれはおかしいと指摘します。
当主のブラッドからは領地が隣り合う者同士仲良くやりたいとの書簡を貰っていました。
セシリーがブラッドから何も話を聞いていないと分かると仕切り直しを提案します。
そこにティリア皇女が入ってきました。
皇女がクロノ屋敷に居るのでセシリーは驚いています。
ティリアは病気療養という事になっているが、もちろんそれだけではないが、と言ってクロノの座るソファーに寄りかかります。
仲良し度をアピールされたセシリーはクロノを軽視するのは不味いと思ったようですね。
仕切り直しに応じてくれました。
ティリアが入室してきたのはクロノの仕込みです・・・抜け目ないなー。
クロノはティリアとフェイに叙爵式への出席と協力をお願いします。
フェイはこれが勝負のお願いだと勘違いします。
フェイが入浴しているとクロノが浴室に入ってきました・・・もちろん全裸です。
クロノはフェイにおっぱいを使って背中を流す事を要求してきました。
何でも一ついう事を聞く約束を持ち出します。
フェイは従うしかなくなりました。
もっと大胆にお願いしますと言われてしまいフェイは大きく体を動かす事になりました。
背中が終わると前も頼まれてしまいます。
フェイは元気になっているクロノの前を手洗いする事になったようです。
前が終わるとクロノがフェイを洗う事になります。
フェイが断ろうとすると遠慮せずにと言われてしまいます。
フェイはクロノに垢擦りで背中を洗われる事になりました。
おっエロい事はしないのかも?とフェイは期待しました。
クロノの手がフェイのおっぱいに伸びてきます。
胸は自分でやるとフェイが断るのですが聞いては貰えません。
フェイは意地悪するクロノ様なんて嫌いでありますと伝えます。
クロノは平然とこっちはそう言ってないよ?と邪悪な笑みを浮かべて指を動かし始めます。
フェイは僕のこと好き?と問いかけてきました・・・悪辣だなー。
フェイは好きでありますと答えます。
「じゃあ、いいよね?」「はいであります」
フェイは何度も好きと言わされる事になりました。
何が好きと言わされたのか気になりますねー。
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第二章 ヴァイオレット
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ケインが娼館を訪れてヴァイオレットという娼婦から情報を仕入れています。
情報を受け取るとケインは直ぐに帰ろうとしています。
ヴァイオレットはそれが不満なようですよ・・・遊んで行かないと誘ってきます。
ケインは仕事で来ているんだと言って帰ってしまいます。
娼館の出口に向かう間に他の娼婦から次は自分を指名して欲しいとお願いされています。
複数の娼婦が群がっていますね・・・ケインはモテモテのようですよ。
侯爵邸に戻ってきたケインは庭で酒からアルコールを抽出しているアリデッドとデネブを発見しました。
クロノの酒を盗み出している事がバレてしまいアリデッドが買収工作を仕掛けてきました。
デネブのパンツをあげるから見逃して不足ならレイラのパンツも付けると言ってきます。
デネブは最低だよお姉ちゃんと文句を言っています。
二人は謝ったふりをしてこの場を逃れようと考えていました。
ケインは悪意は薄いので見逃してやろうかな?と思い始めます。
煩かったのでティリア皇女が攻撃してきました。
攻撃の余波で蒸留したアルコールは燃えてしまいます。
火事になりかけて慌てて消火する羽目になりました。
翌日ケインは非番だったのですが朝早く目が覚めました。
騎兵隊が三班体制になってからレイラとフェイと話す機会が激減しました。
この機会に二人と話しておこうと考え探しに行きます。
レイラを発見したケインは余力を残して任務をこなす事の大切さを教えました。
フェイは出発直前に侯爵邸から出てきたのであまり話せませんでした。
恐らくクロノの夜伽係だったので遅くなったのでしょう・・・
昼、穀物庫に荷を運び入れている労働者が喧嘩を始めます。
ケインは荷の量が多すぎて捌き切れていないと見て取ります。
労働者を落ち着かせて指示を聞くように促しています。
問題を解決したところでアリッサがケインを迎えに来ましたよ。
ある方との面会に同席して欲しいとクロノが呼んでいるそうです。
ケインはクロノの元に向かいました。
面会を求めてきたのは傭兵ギルトのギルドマスター、シフでした。
エレインが仲介しました。
面会の理由を聞いてもエレインは教えてくれませんでした。
クロノはケインが奴隷を攫った件で文句を言いに来たのかも?と考えます。
ケインから傭兵ギルドには罪を犯した者を裁く懲罰部隊が存在する事を教えられます。
クロノはケインが殺されないように頑張ると宣言しました。
面会が始まります。
クロノは先手を打ってケインの罪を咎めに来たのか?と問い質します。
シフは意外感を持ったようですね。
当事者間で示談が成立しているので介入する気は無いと答えました。
シフの用向きは傭兵ギルドの傭兵をクロノに雇用して欲しいとお願いする事でした。
シフは雇用理由の例えとして厳しい山道を越えてアルゴン王国と交易するなら足腰の強い自分達は役に立てると言い出します。
アルゴン王国と交易を開始すると思われている勘違いされていた事にクロノは驚いています。
クロノは傭兵ギルドを段階的に受け入れる事を約束しました。
クロノはシルバートンの街に有力者による合議制を敷こうしています。
シフ達を自分の手駒にしようと考えました。
細かい話は後日詰める事になりました。
クロノはシフに叙爵式への参加を求めます。
シフは快諾してくれました。
夕方ケインは娼館に向かいヴァイオレットと会う事にします。
ケインの表情からヴァイオレットは上手く切り抜けられたみたいねと言いました。
ケインはこうなると分かってたんだろエレイン・シナーと返します・・・
正体を言い当てられたエレインは気付くのが遅すぎるわと答えました。
ケインは最初から全て話してくれればよかっただろと文句を言います。
エレインはケインが相手をしてくれないので意地悪してやろうと思ったんだと答えました。
あら?エレインはケインに気があるのか?
「そう、またね」「ああ、まなな」と言い合っていますよ。
意外と二人は上手くいくのか?
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第三章 手
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エレナの執務室でフェイが食事をしています。
仕事中のエレナはイラっとしますが堪えています。
書類の作成が終わったのでフェイにここで食事をしている理由を聞いてみる事にします。
フェイはエレナと一緒に食事をしたかったからだと答えました。
彼女はエレナの分の食事も平らげてしまいました。
理由を問うとエレナが仕事をやめないので冷めてしまうと判断し自分の分だけでは足りないので食べてしまったんだそうです。
エレナは怒るのを我慢していますね。
クロノに出来上がった書類を渡す為に部屋を出ようとするとフェイに止められました。
彼女はエレナと話したいと言っています。
近況報告から始まり本題に移ります。
フェイはエレナにクロノとの関係を相談したかったのね?
どうすればクロノが自分のペースに合わせてくれるか問いかけてきました。
エレナは諦めてフェイがクロノに合わせるしかないと伝えます。
クロノは夜伽に関しては自己主張が激しいからねーエレナの言う通りだと思います。
それでは不満なフェイに女将に相談してみる事を提案しました。
提案したのですが無駄だと思っています。
それでもフェイは救われたように感じたみたいです。
四階にあるクロノの執務室に向かうのですが階段を登るのに苦労する事になりました。
エレナは運動不足を悔やみます。
クロノは仕事中で書類を作成していました。
手元を見ると落書きしているように見えたのでエレナが激怒します。
クロノから叙爵式の会場をデザインしているんだと言われました。
エレナは叙爵式の存在を忘れていましたね・・・
書類の確認が終わるとクロノは外出する事にします。
運動不足のエレナは一緒に行こうと誘われたので話に乗ります。
向かった先はエレインの店でした・・・エレナは騙されたと喚きます。
現地に到着してから知ったので逃げられません同席する事になりました。
エレインがエレナを挑発してきましたよ。
この二人仲が悪すぎないか?
エレナは本気でエレインを嫌っているみたいですがエレインの方が揶揄って遊んでいるみたいだね。
クロノの用向きは教養のある女性を紹介してもらう事でした。
エレナは情報を盗まれると反対するのですがクロノに怖い目で睨まれて黙り込みました。
エレナは本能でクロノの怖さを感じ取っているようです。
二人紹介して欲しいとお願いしています。
シッターさんと細かい話を詰めて欲しいと言われてエレインがあの人苦手と呟いています。
エレインからもっと大勢雇って欲しいとお願いされました。
クロノは話が纏まって問題無ければ次のオファーを出すと約束しました。
クロノが一筆書きますよ?と提案します。
エレインは口約束で十分だと答えました。
彼女はクロノと良好な関係を継続したいようですね・・・
叙爵式で音楽を演奏してくれる人を探していると伝えるとエレインが嬉しそうに知っていると答えます。
彼女の店は最高の音楽も提供しているので人手を出してくれる事になりました。
移動中にエレナのお腹の虫が鳴ってしまいます・・・
フェイが彼女の食事わ食べてしまったのが原因です。
クロノは露店で串に刺さったソーセージを奢ってあげます・・・
エレナが食べ終えると串をゴミ箱に捨てに行ってあげています・・・ほうマメだな。
この辺りがモテる所以かもな。
そこにアリデッドとデネブを引きつれたティリア皇女がやって来ました。
ティリアはクロノに露店の視察か?と問いかけます。
クロノから偶々寄っただけだと言われて残念そうな顔をしていますね。
同じ趣味を持っていると思い嬉しくなったが違ったって所かな・・・
夜伽で酷い目に遭っている筈なのにティリア皇女はクロノが好きなんだなとエレナは解釈しました。
アリデッドとデネブがエレナの口元に肉汁が付いているのを発見します。
ティリア皇女にクロノの様に同行させられている自分達にも奢ってくれと訴えます。
ティリア皇女は「断る」と答えました。
ティリアは非番のアリデッドとデネブを無理やり引っ張りまわしています。
それで何も奢らないそうですよ・・・
二人から暴君と罵られています、妥当な評価だと思いますがティリアは不満そうです。
アリデッドとデネブはクロノに助けを求めます。
ティリアから二人に甘さ過ぎると忠告されました。
クロノはそうかも?と思ったみたいだね。
彼が助けにならないと分かり二人は逃走を図ります。
ティリアが二人を追いかけて行きました。
クロノとエレナは救貧院に向かいます。
責任者のシオンから現状を聞く事にします。
シオンから救貧院から出ていく人が増えたと暗い顔で言われました。
貧困で困っている人が生活を建て直せたって事なので喜ぶべきです?
エレナは不思議に思いましたがシオンが暗い顔をしている理由に思い当たります。
彼女は利用者が減ったので予算が減額されると心配していました。
クロノから予算は減らさないと言われて安心してます。
クロノが叙爵式への参加をお願いしました。
シオンは快諾してくれますが普段着で来て欲しいと言われて落胆していますね。
エレナは彼女がドレスを欲しがっていると察して助け舟を出しました。
自分も叙爵式に参加したいドレスを買って欲しいとクロノにお願いします。
それを聞いたクロノがシオンもドレスを欲しがっていると察し彼女にもドレスをプレゼントする事にしました。
エレナって気が回るんだよなー。
夜になりエレナが夜伽を行う事になります。
徴税の季節で忙しかったので久々の夜伽です。
ちょっと緊張しているみたいですがクロノのイタズラ対策は万全でした。
長い棒を持ってクロノの部屋に向かいます。
明かりはついているのですが彼の姿がありません?
エレナは棒を持ち上げてクルクルと回転します。
棒を使って魔術で姿を隠しているクロノを見つけ出しました。
クロノから今日は前からしたいとお願いされます。
エレナは遂に処女を捧げる事になると覚悟を決め「いいわよ」と答えました。
クロノがエレナに腰を上げてとお願いしてきます?
エレナが腰を上げるとクロノが腰の下に枕を置きました???
角度調整と言っています?
クロノがエレナを突き始めました・・・
エレナが驚いていますね・・・クロノが使うのはいつも通りお尻の穴でした。
いつも通りじゃないとエレナが不満を述べると前の穴を使わせてくれる覚悟ができたと気付かれそうになります。
チャンスだったのですがエレナは誤魔化してしまいます。
クロノがもたらす衝撃がいつもよりも強い事に気が付きます。
もっとゆっくり動いて、そうじゃないとお尻が開きっぱなしになっちゃうと懇願しました。
クロノがもう一回言ってとお願いしてきますよ。
エレナがもう一度同じセリフを繰り返すとクロノが良い笑顔で喜んでいます。
エレナは恥ずかしいセリフを言わされたと気が付き真っ赤になっています。
クロノに火が付きアグレッシブに攻められる事になってしまいました。
エレナのお尻は大丈夫でしょうか?
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幕間 イス
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女将が夜伽の順番を決める会の司会を務めています。
レイラ、ティリア、エレナ、アリデッド、デネブ、フェイが同意した事で決定しました。
女将が解散を宣言するとレイラ達はのそのそと動き始めます。
女将は何かを忘れいてる気がしています。
気になって隣に座っているエレナに何か変わった事は無かったか?と問いかけました。
エレナはフェイが積極的だったと答えます。
フェイは一日目の権利を獲得するまで積極的でした。
女将は不味いと思い逃げようと試みますがフェイに捕まりました。
フェイが女将に一日目の権利を譲ってくれました。
前回の女将が夜伽をする日にクロノと風呂場で愛し合ってしまったので借りを返すと言っています。
それを聞いたティリアが女将がコスプレの約束を果たしていない事を知ります。
ティリアが挑発してきたので女将が対抗してしまいます。
女将は約束を破るつもりは無いと強がってしまいました。
翌朝の朝食の席でティリアがクロノに女将がコスプレの約束を果たす気になったと教えます。
クロノは大喜びしていますよ。
女将は子供(エリルとスー)の見ている前でする話題ではないと文句を言いますね。
子供と言われるのを嫌がるエリルなのですが女将から理由(恥ずかしかった)と説明され納得しています。
ティリアが面白くなさそうにやけに素直だなとの感想を述べました。
エリルから反撃を喰らう事になります。
エリルはティリアには母性と勤労意欲とデリカシーが欠けていると指摘されてしまいます。
勤労の話題が出たので人手不足で困っているクロノはティリアに働いて欲しと促します。
ティリアは不足しているのは事務官であり自分には向いていない、向いているのは領主代理だと答えます。
領主代理以外の仕事はしないつもりのようです。
クロノは次に領地を空けるときはよろしくと言って引き下がりました。
昼食の仕込みを終えた女将が外に出て気分転換を図ります。
ゴルディの工房に向かうと彼に声を掛けられます。
ゴルディは特殊用途に使うイスを制作中でした。
女将に座り心地を試して欲しいとお願いしてきます。
女将は快諾して座ってあげました。
座り心地を聞かれてとても悪いと伝えます。
ゴルディはクッションが必要だなと考えました。
女将の感想を取り入れて改良するつもりのようです。
夜、入浴を終えた女将が自室に戻るとベッドの上に白い軍服が置いてありました。
女将はティリアが嫌がらせをしてきたと判断してコスプレはやめる事にします。
ネグリジェ姿でクロノ部屋に向かいました。
やめると決めると心が軽くなっています・・・クロノに抱かれる事自体は嬉しいようだ。
女将の姿を見たクロノが激しく落胆しています。
女将の部屋に置いてあった軍服はクロノが用意したモノでした。
クロノは自室に予備の軍服を用意してありました。
断れないと悟った女将は渋々着替える事にします。
クロノが女将の着替えシーンをガン見していますね・・・うんうん正しい行動だね。
女将から見るなと咎められて後ろを向きました。
用意されている軍服はスカートが短く大きなスリットが入っています。
上着は明らかに布が不足していました。
サイズが間違っていると指摘してもそれが適性サイズだと言われます。
上着を着る前にノーブラでお願いしますと言われてしまいました。
クロノは特殊なイスを用意してありました。
ゴルディの工房で見たヘンテコなイスです。
クロノから囚われた女軍人と尋問間プレイに使う特殊なイスを作らせたと説明されました。
女将は呆れていますね。
クロノは引っ張ると外れる手枷と足枷も用意してありました。
安全性に考慮したと自慢気です。
女将は壮絶な技術の無駄使いに頭痛を堪える事になりました。
イスの足に左右の足を固定されました。
クロノが女将のパンツを脱がせます。
イスに固定されている女将を見たクロノは理性がぶっ飛んで飛びかかりそうになります。
女将から尋問プレイはどうするんだ?と言われて留まります。
うんうん分かる分かる女将の姿が理性がぶっ飛ぶくらい破壊力満点なんだね。
女将はクロノの問いかけに全て「いいえ」と答えるルールで否定すると行為がエスカレートします。
クロノが「女将は僕のことを愛していますか?」と問いかけます。
女将は「いいえ」と答えます。
「亡くなった旦那さんより僕のことを愛していますか?」と続きます。
女将は愛しているのは旦那だけだよと答えました。
期待通りの答えにクロノは満足しています。
クロノは中々入れてあげないようですね焦らしています。
女将は切なくなっていますね。
十問目でクロノが自身を突き入れてきました。
クロノは女将に入れながら叙爵式へ出て欲しいとお願いしてきます。
女将は参加を承諾しています。
クロノは執拗に「女将は亡くなった旦那さんより僕のことを愛していますか?」と問いかけたようですよ。
女将は二十九問まで堪えたそうです。
頑張ったねービチャビチャになっちゃったんじゃないの。
屈しそうになる自分を叱咤して堪えたようですから女将はクロノを愛していると言ってもいいようだ。
それを分かっててクロノが楽しんでいるように思えます。
悪魔だな。
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第四章 黒
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アルフォートが調子に乗って貴族に書簡を出しまくるのでリオの書類仕事が増えています。
アルフィルク城は軍事拠点なので登城には申請が必要です。
リオが申請却下を繰り返したので貴族がへそを曲げました。
書面じゃないんと命令には従わないと言い出したのでリオの書類仕事が増えました。
イライラしているリオの元にピスケ拍車が呼んでいるとの知らせが届きます。
リオはクロノに頼まれた士爵位の申請が通ったんだろうと予想します。
ピスケ伯爵の元に赴くとクロノに証書と軍服を届けて欲しいとお願いされました。
ファーナが運搬役にリオを推薦してくれたそうです。
城の警備をピスケ伯爵に任せて翌日に出発する事にします。
ピスケ伯爵の執務室を出るとブラッド・ハマル子爵が待っていました。
リオに話があるそうです。
余り他人に聞かれたくない話なので歩きながら話す事になりました。
ブラッドの相談とはクロノからの返事についてでした。
クロノはニ十頭の馬をくれたお礼を伝える書簡を返しました。
長い文面で丁寧過ぎるきらいがあったそうです。
それを聞いたリオは名代として送り込んだ妹のセシリーがクロノを怒らせたのではないか?と予想します。
クロノからセシリーに嫌われていると教えられたとブラッドに伝えます。
ブラッドはセシリーの対応に不安を抱きます。
自領に戻ってセシリーに確認する事にします。
リオが屋敷に戻ってくるとクロフォード男爵家の家令オルトが尋ねてきていました。
リオは彼と会う事にします。
オルトからリオがクロノの領地に向かうと聞いてお願いに来たと言っています。
オルトはクロノから頼まれていた事務官候補を五人用意できた。
道中が不安なのでリオに護衛を頼みたいと言っています。
他にもクロノの名を騙った人物をクロノの元に連れて行って欲しいと言われます。
リオはクロノが困っていると知り護衛を引き受けました。
翌朝オルトが事務官候補五人とクロノを騙った人物を連れて来ました。
クロノを騙ったのはヴェルナという少女でした。
彼女は自分とクロノはマブ達だと主張しています。
反抗的な態度を取っているのでリオは脅しておくことにします。
リオに凄まれてヴェルナは反抗する意思を失いました。
出発しようとしているとブラッドが旅支度を整えてやって来ます。
セシリーを問い質す為に自領に戻る事にしたそうです、一緒に行こうと言われました。
リオはオルトから頼まれたるルシアが御者をする事務官候補とヴェルナが乗る馬車の護衛をブラッドに依頼します。
ブラッドは護衛を快諾してくれました。
順調に旅は進んだのですがブラッドが無類の馬好きと判明しました。
彼はお喋りで道中ずーっと馬の話をしてきたんだそうです。
リオとルシアは大きく疲弊する事になりました。
クロノの領地に到着したのでブラッドと別れる事になります。
リオとルシアはやっと馬の話から解放されると喜びます。
リオがクロノ屋敷に到着するとアリッサが出迎えてくれます。
少し遅れてクロノが出てきました・・・再会の嬉しさが爆発してリオはクロノに飛び付きます。
クロノから後ろを見て欲しとお願いされます。
其処には歯ぎしりするティリアが立っていました。
ティリアはリオに頭を踏みつけられた事を根に持っています。
執念と言えますね・・・勝負を挑んできました。
リオは戦う理由が無いと言って取り合いません。
リオはヴェルナをクロノと対面させる事にします。
クロノが知らないと言えばヴェルナを罰する事になります。
クロノは知っていると答えました。
ヴェルナは安心したようですが王都でクロノの財布を盗もうとした事をバラされ焦ってます。
クロノが彼の名を騙った理由を問いました。
ヴェルナは衛兵に殴られてムカついたのでクロノの名を出したと答えます。
これ以上クロノの名を騙られ評判を落として欲しくないので屋敷でメイドとして雇用する事にします。
アリッサにやらせる仕事を問うと水汲みをやらせると言われました。
水汲みが重労働だと分かりヴェルナは不貞腐れています。
アリッサからクロノに感謝して認めて貰えるように励むべきだと諭されます。
ヴェルナは仕方ないと諦めました。
話が終わるとティリアが勝負を要求してきました。
かなりのしつこさです・・・相当リオには頭にきているみたい。
リオが戦う事で得られるメリットを要求しました。
ティリアは夜伽の順番を譲ると提案します。
リオは夜伽が順番性になっていると知って驚いています。
彼女には守る気は無いそうですがティリアを悔しがらせたいと考え勝負に応じます。
練兵場に移動して勝負する事になります。
ティリアがリオと勝負すると聞いてミノが心配しています。
ティリアはサルドメリク子爵に殺されかけた事があります、大丈夫なのか?と心配されています。
ティリアはとても不満そうにしていますよ。
リオに対して優位に立つために練兵場を選んだと伝えます。
ティリアは訓練を中だんして観戦している兵士たちが自分を応援してくれると思っています。
リオが持ってた木剣を掲げるとリオコールが発生しました。
リオはクロノ旗下の兵士と同じ戦場に立った事があります。
共に泥にまみれた関係なのでリオを慕っていました。
ティリアは思惑が崩れて悔しそうにしています。
リオからは戦場の絆を舐め過ぎだと指摘されてしまいます。
ティリアは不利を悟ったようですが諦めません。
神威術を発動して戦闘準備を始めたティリアを見たリオが驚きます。
ティリアの成長を感じ取りました。
リオは気を引き締めて相手をする事にしました。
ティリアは初手からリオを殺そうとして殺気の籠った一撃を放ってきます。
リオはティリアの思い切りの良さに驚嘆していました。
ティリアは強くなっているようですが攻撃が直情的でしたよ。
リオはティリアの攻撃をいなして勝利を掴みました。
最後は自棄になって突進してきたティリアに足を掛けて転倒させ首元に木剣を突きつけました。
ティリアはまだまだやれると強がりますが審判役のミノはリオの勝利を宣言しました。
それ以上やらせると危険と判断したようです。
夜リオがクロノの部屋に夜伽に向かいます。
リオはクロノに抱かれたくて我慢の限界に達しているようです。
やりたがっている思われたく無いので大人しめのネグリジェ姿でクロノの元に向かいました。
クロノは叙爵式の会場をデザインしていました。
一目見てリオが理解を示してくれた事に感激しています。
クロノはリオに叙爵式への出席をお願いしてきました。
箔を付けたいんだと言われてリオはブラッドが自領に戻ってきている事を教えます。
リオはブラッドがセシリーを問い質す為に帰ってきたと伝えました。
クロノはちょっとした嫌味のつもりだったのだがやり過ぎたと反省しています。
ベッドの上に置いてあった軍服を確認してみる事にします。
箱を開けると黒い軍服が出てきました・・・嫌がらせをされたようです。
子供じみた嫌がらせにクロノとリオは溜息をついています。
クロノがリオを促しベッドに手を突かせます。
後ろからやろうとしていますね・・・
リオが何故毎回後ろからなんだ?と質問してきました。
クロノが苦しそうに前からするとぶっかけられそうだからと答えます。
リオがネグリジェを着ています。
前からして欲しそうにしていたのでクロノは前からする事にしました。
クロノ優しいモテる筈だぜ・・・
快楽に翻弄されてリオはあれはネグリジェの下で大爆発しちゃったようですね。
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幕間 疾きこと風の如く
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リオと愛し合った翌日にブラッドが訪ねてきました。
リオからブラッドは信頼できると言われたのですがクロノは信じられませんでした。
セシリーに側頭部を蹴られてハゲができたからです。
その兄なのだから信頼できないって事だね。
一戦交える覚悟で面会するとブラッドが速攻で謝罪してきましたよ!!
セシリーに自分の考えを伝えていなかったばかりにクロノに迷惑を掛けたと謝ってきました。
クロノは厭味ったらしい手紙を書いてしまった事を後悔します。
クロノはしげしげとブラッドの顔を覗き込んでいますよ。
顔立ちはセシリーと似ていますが性格は刺々しいセシリーとは正反対で温和な印象です。
本当に兄妹なのか?と疑ったようです。
クロノが馬をニ十頭もくれるのは大盤振る舞いし過ぎではと指摘します。
ブラッドは自分からクロノがカド伯爵領に港を作ったので税収が減って困っていると明かします。
自分から弱味を晒したブラッドにクロノは驚いています。
それだけ自領を守るのに必死なのかもね。
ブラッドはレオンハルトに相談して通行税を撤廃すれば良いと助言されたと言ってきます。
助言に従い通行税を撤廃すると持ち掛けてきました。
クロノは慎重にメリットを計算しています。
只条件を受け入れるのではなくクロノの領地とブラッドの領地で様々な制度を統一しようと提案しました。
まずは露店制度を認めて欲しいと持ち掛けます。
ブラッドは露天商は認めるがそれ以外は良く分からないので理解してから返答したいと答えました。
クロノはそれぞれの担当者を決めて行き来してもらい学んでもらうのはどうでしょう?と提案しました。
ブラッドは少し間を置いてそれでお願いしますと答えました。
クロノはブラッドに叙爵式への出席をお願いしました。
ブラッドはクロノがハマル子爵家に価値を見出していると考え快諾しました。
応接室から出たブラッドをリオが待っていました。
リオはクロノの印象を聞いてきました。
ブラッドは正直に聡明な印象を受けたが狡猾だと答えました。
領内の制度を統一しようって提案を狡猾に感じたようです。
ブラッドがセシリーを行儀見習いとして送り込もうと閃きます!!
リオはどうかと思うよと反対しています。
セシリーの意思を考えると失敗に終わる公算が高いからね。
ブラッドはセシリーの意志は関係ない。
何かしたい事があるなら兄として応援するがそうでないなら家の役に立ってもらうと答えました。
ブラッドはクロノがセシリーに手を出す事を期待しているようですね。
経済同盟を結ぶのでエラキス侯爵家とハマル子爵家の繋がりを強化しようと考えています。
騎士団辞めちゃって無職だしセシリーは逃げられないよな・・・どうなるんだ?
恨みがあるのでクロノはハードなプレイを要求しそうだよねー。
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第五章 故郷
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クロノがミノに休暇を与えました。
騎士になった事を家族に報告に行けって事です。
ミノは荷馬車に同乗してシルバートンまで送ってもらいます。
徒歩で開拓村に向かう事になりました。
道中で自分の家がどこにあるのか知らない事に気が付きます。
開拓村に入ったところで午前の仕事を終えて家に帰る父親達に出会いました。
父親はミノが首になったのかと心配してくれます。
ミノはクロノに休暇を貰ったんだと教えました。
背負っていた荷物を降ろして見せてあげる事になります。
ミノが運んできたのは脱穀に使う千歯扱きでした。
ミノも始めて見るので説明が推測交じりになります?
そこに黄土深殿の神官のグラネットとプラムがやって来ました。
千歯扱きの用途が分かったらしく感激に打ち震えています。
通常の方法よりも効率的に脱穀できると理解できたみたいです。
発案者がクロノと聞いてグラネットは渋い顔になりました。
黄土神殿に報告したら怒られるわよね?と呟きます。
プラムが慌てた様子でそんな事をしたら援助を打ち切られるだけでなく極刑になりかねないと叫びます。
グラネットは諦めきれないらしく神官長様に色々と頑張って貰おうと言い出しました。
要するにシオンにクロノを誘惑して欲しいってことだよね。
ミノは悪だくみをしていると気が付きますが余計な事は言いませんでした。
父親の案内でミノは自宅に向かいます。
いきなりミノが帰ってきたので母親が驚いています。
ミノの帰宅を喜んでくれました。
三人で昼食をとる事になります。
ミノは出された料理や綺麗な食器から暮らし向きが上向いていると察します。
父親から妹のアリアが食堂を開きたいとの夢を持っていると知らされます。
ミノは自分も資金を提供しようと考えますがそれは自分達の役目だと言われてしまいます。
ミノは家族を捨てて兵士になった事をなかった事にしたいみたいだね。
罪滅ぼしって意識が強いようです。
ミノは帰ってきたのは騎士になったので報告に来たと教えました。
亜人が騎士になったと聞いて両親は大変驚いています。
母親から今後の身の振り方を考えているか?と問われました。
ミノはクロノを支えたいと思っていると答えます。
しっかりした考えを持っていると知って母親は安心したようです。
兵士を辞めろとは言いませんでした。
アリアが帰ってきましたよ・・・彼女はミノの帰郷を知らなかったようです。
ミノは帰ってきたのは騎士になったので報告に来たと教えました。
大喜びしたアリアは腕を振るって美味しい夕食を振舞うと言い出します。
買出しに行くと言って飛び出そうとしています。
ミノは自分も買出しにつき合うと主張しますがゆっくりしててと念押しされました。
父親も午後の仕事に向かいます。
ミノは大人しく家で待っている事になりましたが自分だけが怠けているようで居心地が悪くなっています。
貧乏性だな・・・
帰ってきたんだって呟き、安らいでいるようです。
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第六章 万感
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レイラの率いる騎兵隊の巡回にリオが同行しています。
リオはレイラに隊長としての行動指針を伝えています。
休息を取らせる事の大切さを教えます。
レイラは自分の仕事を街道の警備と認識していました。
リオはそれは間違っているレイラ達の仕事は治安の維持だと教えました。
敵と戦えるだけの体力を残しておくのも必要だと説きます。
レイラが尚も休憩を取ろうとしないのでクロノが親征にレイラを参加させなかったのは彼女が引き際を誤り死んでしまうと思ったからだと伝えます。
レイラはドキリとしたようです・・・自分が無茶をしている自覚が多少なりともあるようだね。
休憩中にレイラを隣に座らせます。
レイラは同行する理由を聞いてみる事にします。
リオはティリアとの決闘を回避する為にハシェルから離れたかったと答えました。
レイラはリオがティリスを圧倒していると思っていましたが彼女は強いと教えられました。
ティリスが負け続けている理由を聞いてみると彼女が子供っぽい性格をしていて堪え性が無いからだと言われました。
リオはレイラとゆっくり話してみたかったと言ってきました。
何か聞きたい事はあるかいと問われてレイラは特に無いと答えます。
リオはクロノとどんな風に愛し合っているのか興味ないのかい?と言っておっぱいを寄せる仕草をしました。
レイラは寄せても挟めそうに無いなと感じましたが何も言いません。
レイラは士爵位を申請したクロノを助けてくれた事に対してお礼を伝えます。
リオは恋人の頼みだから気にしなくていいと言ってそっぽを向きます。
レイラはリオの耳が赤くなっているのに気が付きました。
照れていると分かり悪い人ではないのだろうが距離感が難しいと感じます。
夕方侯爵邸に戻ってくるのが普段よりも遅くなりました。
レイラが失敗だったかと顔をしかめているとリオから正しい選択をしたと思うよと伝えられます。
リオは自分基準で物事を考えるのではなくもう少し広い視野を広げるべきだ。
どうすれば部下のパフォーマンスを発揮できるかを考えれば指揮官として成長できると教えてあげました。
リオはレイラを気に入っているのだろうか?
馬を部下に任せて解散する事になります。
そこにリオに決闘を申し込むティリアの声が響きました!!
リオは仕事を終えたばかりで疲れているとアピールします。
仕事をしていないティリアを煽っていますねー。
ティリアは不戦勝を宣言して預けておいた夜伽の順番を返して貰うぞと宣言します。
リオはそれで構わないと伝えます。
ティリアが訝しむとクロノと自分の相性は抜群なので連日相手をするのは疲れるんだと教えます。
だからティリアに譲ってあげると挑発しています。
ティリアはプライドを刺激されてしまい決闘を後日に持ち越す事にしました。
リオは悔しそうに歯噛みするティリアの肩を叩いて頑張って夜伽を務めるよと言って立ち去りました。
ティリアが動けず残っているレイラに声を掛けてきました。
彼女はリオに勝つにはどうすればいいと問いかけてきます。
レイラは子供っぽい性格を直さなければと言いかけて踏み止まります。
言葉を選ばなければと必死に頭を巡らせてリオの挑発に乗らないように我慢すべきだと答えました。
ティリアは負けた場合は我慢するだけ損だと不満顔をしています。
ティリアがリオの弱点を教えろと無茶な要求をしてきます。
レイラが弱点は思い浮かばないと伝えます。
諦めの悪いティリアはレイラにリオの弱点を探して欲しいとお願いしてきます。
レイラは断る事ができませんでした。
夜ワイズマン先生の授業が終わってからレイラはクロノの部屋に向かいます。
先生からはゆっくり休むように言われましたが夜伽がしたいようですね・・・
クロノがレイラにマッサージをしたいと言ってきました。
そんな事はさせられないと断るのですがクロノはしつこかったです。
こた割り切れないと判断してレイラはマッサージしてもらう事にします。
クロノはレイラの背中からマッサージを始めてお尻に到達しました。
お尻に到達すると執拗にお尻への愛撫を続けてきます。
レイラがお尻ばかり揉んでいて飽きないのか?と質問します。
クロノはレイラがマンネリ感を持ったと誤解したようですね神妙な態度で正座しています。
レイラからそうではなくお尻だけを揉んでいて飽きないのか?と問いました。
クロノは力強く「飽きません」と答えました。
「柔らかく、適度に弾力があり、とても癒されます」と言われました。
お尻で癒されると言われたのですがレイラは嬉しくなっています。
レイラの準備が整うとクロノが入って来ましたよ。
翌朝クロノベッドで目覚めたレイラは彼の寝顔を見つめています。
ずーっと見つめていたいようですが時間がありませんでした。
レイラは湯浴みに向かいます。
アリッサが脱衣所の前で待っていました。
レイラの軍服は昨日回収されているのでメイド服を着て朝食の席について欲しと言われました。
レイラはアリッサのような控え目なメイドを目指すべきだと考えています。
クロノの事を旦那様と呼べるのが羨ましいみたいです。
浴槽に身を沈めて旦那様と呟き、いい言葉だと感じています。
朝食の席にメイド服でやって来たレイラを見たティリアは何も言いませんでした。
サルドメリク子爵とスーがネグリジェ姿で現れます。
軍服を汚したくないからだと言われてレイラがメイド服を着ているのも同じ理由だと気が付きます。
サルドメリク子爵が察しが悪いと指摘して口喧嘩は始まりかけますが女将に止められました。
昼になりレイラはメイド服から軍服に着替えて待合室になっている教室に向かいます。
ミノ、ゴルディ、シロ、ハイイロ、タイガ、ナスルが既に来ていました。
レイラは落ち着かなくなり本を読んで気を紛らそうとしますが内容が頭に入ってきませんでした。
ミノ達も落ち着かない様子ですよ・・・
アリデッドとデネブが遅刻寸前に現れます。
シェイナの先導で会場であるエントランスホールに向かう事になります。
ミノ、ゴルディ、シロ、ハイイロ、アリデッド、デネブ、タイガ、ナスル、レイラの順で入場して欲しいそうです。
叙爵される順番ね。
ティリアとフェイが神威術を使って荘厳な雰囲気を作ってくれました。
クロノの宣言で叙爵式が始まりました。
クロノは叙爵の後、個々に感謝の言葉を伝えてくれました。
アリデッドとデネブが感激して泣いてしまいますよ。
最後にレイラの番になりました。
レイラはこれまでのクロノとの思い出を思い出しています。
クロノはレイラのような部下を持てた事を誇りに思うと伝えてきます。
レイラはクロノ部下になれたことを誇りに思いますと答えました。
二人の心がガシッと嵌っている感じがしますね。
やっぱりクロノの本命はレイラなのか?
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終章 暇乞い
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自領を眺めて満足感に浸っているクロードの元にマイラがやって来ました。
彼女は二カ月半ほど休暇が欲しいと言ってきました。
目的を問うとクロノに会いに行くと言っています。
彼女の口元が綻んでいるのを見てクロードは年齢を考えろよと釘を刺しました。
マイラはまだまだ自分は女盛りですと答えました。
クロードにマイラの休暇申請を認めてしまいます。
喜んでいるマイラの体が小刻みに震えていますよ・・・ヤル気満々な様子です。
クロードは問題を起こさなければいいんだがと深々と溜息を吐きました。
止めてあげろよマジで。
クロノが酷い目に遭いそうです・・・大丈夫でしょうか?
それともマイラの色香に負けて彼女を受け入れるのだろうか?
クロノの事だから負けそうだよね・・・他の子たちがどんな反応を示すんだろうか?とっても楽しみだね。
レイラの激しい嫉妬希望!!!
シオンの参戦にも期待したいです?
レイラはマイラの事を師匠と崇めているので役に防波堤としては役に立ちそうもありません。
ティリアと激しく衝突しそうな気がしますね・・・
成分 | 美少女 | 戦闘 | 内政 | 恋愛 | 夜戦 |
評価 | AAA | C | A | AAA | AAA |
名前 | 種族 | 職業 | 関係 | 乳 |
レイラ | ハーフエルフ | 弓騎兵 | 愛人1号 | 並 |
ティリア | 人間 | 元皇女 | 愛人7号・自称正妻 | 巨 |
シェーラ | 人間 | コック | 愛人2号 | 巨 |
エレナ | 人間 | 経理 | 愛人3号 | 貧 |
シオン | 人間 | 神官 | 雇用者 | 巨 |
フェイ | 人間 | 騎士 | 愛人8号・第二夫人 | 並 |
リオ | 人間 | 近衛騎士団長 | 愛人4号 | 貧 |
セシリー | 人間 | 近衛騎士団員 | 知り合い | ? |
アリデッド | エルフ | 弓兵 | 愛人6号 | 貧 |
デネブ | エルフ | 弓兵 | 愛人5号 | 貧 |
ウエスタ | 人間 | 事務補佐 | エレナの友人 | 巨 |
マイラ | エルフ | メイド | 愛人9号 | 並 |
スー | ルー族 | 神官 | 第三夫人 | 並 |
エリル | 人間 | 技術者 | 雇用者 | 並 |
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