ラノベの感想) 続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー 第5巻 (電撃文庫)


概略:
シャンバラ遺跡の所在地候補が特定されたので達也は調査に向かう事にします。メイジアン・ソサエティとFEHRの締結式をIPUで行う事にして入国します。USNAも16枚の石板からシャンバラ遺跡の候補地を特定しました。スターズのイヴリンという隊員がレナの同行者としてIPUに入ります。大亜連合の八仙という魔法師集団の一人がロッキー・ディーンに接触します。ロッキーに協力する事になります。腹心のローラ・シモンが日本に密入国して人造レリックを製造しているFLTのラボを襲撃してきます。七草真由美と遠上遼介が迎撃する事になります。

レーベル:電撃文庫
発行日:2022/11/10
著者:佐島勤
イラスト:石田可奈
ISBN:978-4-04-914527-4
雰囲気:調査、強敵、解析、会談、スパイ、遺跡探し、襲撃と防衛、女性化進行?、対決、発見

達也が光宣にコンパスの精度を向上させる為の調査を依頼します。
光宣はシャンバラ遺跡があるかも?と思われる地区に向かいます。
高千穂を使って宇宙から密入国していますね。
便利過ぎて笑ってしまうよ。
十分な成果をあげられたのですが光宣はレリック的な物体が隠されていると思われるポタラ宮殿の調査を実施しました。
達也に無許可で実行に移しています。
失敗したら怒られるかも知れないね・・・
その地域には大亜連合の魔法師が潜伏している可能性がありました。
水波が心配顔をしていますね、二人のラブラブ度はMAX状態が維持されているようです。

ポタラ宮殿の地下にレリック的な何かが埋まっている可能性が高いと判明します。
調査は大きな成果をあげたのですが大亜連合の魔法師に捕捉されました。
光宣は逃げに徹しています。
大亜連合の魔法師は彼の予想を越えて手練れでした。
光宣の魔法が無効化されてしまいます。
対人戦闘で光宣が苦戦したのは達也と文弥だけみたい。
光宣は自分の強さに自信があったのね若干焦っています。
高千穂の存在を勘づかれるのは避けるべきです。
光宣は地上で追跡をまいてから疑似瞬間移動で高千穂に帰還しました。

達也に対して隠し事はしたくないので光宣は大亜連合の魔法師と交戦した事を報告しました。
合わせて交戦するに至ったのは勝手にポタラ宮殿の調査をしたからだとも報告しました。
達也かの叱責を覚悟していたようですが彼は光宣を叱責しませんでした。
ポタラ宮殿の下にレリックらしく何かが封印されている可能性に興味が向いています。
光宣が苦戦したと聞いて驚いている感じです。
相手は大亜連合が抱えている八仙と呼ばれる古式魔法師だろうと推測しました。

USNS軍が押収した15枚の石板とレナから提出された1枚の石板を解析しました。
解析の結果コンパスを使わないでシャンバラ遺跡があると思われる地点を突き止めます。
スターズ総隊長のカノープスは一人の士官を派遣する事を決めます。
カノープスは達也の有用性を知り現場にも魔法工学に詳しい人材が必要だと考えました。
適性があったイヴリン・テイラーが登用される事になります。
彼女は22歳でスターライトを経ることなくスターズ恒星級隊員候補になりました。
カノープスからシャンバラ遺跡の探索任務を命じられて大喜びしています。
大きな戦果を上げてみせるぞ!!との意気込みを感じます。
カノープスは遺跡の発見を期待していた訳ではありません。
イヴリンに単独行動の経験を積ませられればOKと考えていました。
問題となるのはシャンバラ遺跡があると思われるIPUのウズベキスタンへの入国理由でした。
イヴリンはレナの元に赴き交渉を行います。
スターズはフェールに協力する用意があると打診しました。
協力する代わりに自分をIPUに同行させて欲しいとお願いしてきました。
イヴリンはフェールに入会すると言っています。
FAIRのロッキー・ディーンとローラ・シモンは逃亡を続けています。
対抗する為に自衛手段が必要でした。
スターズからの打診を検討したレナはイヴリンをフェールのメンバーとして迎え入れる事にします。

達也はシャンバラ遺跡の調査をしたいのでIPUに出かけたいと真夜に申し出ました。
シャンバラ遺跡の実在を信じていない真夜は意外感を表していますよ。
達也から遺跡は無くともレリックに近い何かが存在する可能性が高いと説明され信じる事になったよ。
達也はメイジアン・ソサエティとFEHRの締結式をIPUで行う事にして入国すると伝えます。
真夜はお土産を期待していると言って達也の出国を認めてくれました。

達也はレナを説得する必要があったのですがイヴリンからのお願いを聞き入れた彼女は快諾してくれます。
チャンドラセカールも同意してくれたのでIPUに集まる事が決まりました。
達也はチャンドラセカールにIPU内にシャンバラ遺跡が存在する可能性が高い事を伝えます。
埋まっているモノが非常に危険で軍事利用されたくない事も伝えました。
平和的に利用できるモノであれば活用し、無理なら封印したいとの意向も伝えます。
チャンドラセカールは達也に協力してくれる気になりました。

達也がIPUに行く事を国防軍が知ります。
密入国するつもりは無かったので出国の手続きを普通に行ったので知られる事になりました。
真田がやってきて国防軍からのお願いを伝えてきます。
達也は既に特務兵を辞めていますが技術仕官の真田はFLT関連で達也と頻繁に会っているそうですよ。
国防軍の幹部である明山参謀本部長からIPUのラース・シン将軍に宛てたメッセージを預かる事になります。
シンに会って口頭で伝えて欲しいそうですよ。
文書やデータが残るのは不味いそうです。
シンとチャンドラセカールは特別に親密な関係なんだそうです。
それを知った深雪が二人は愛人関係と誤解したみたい頬を染めていますね。
意外と深雪はむっつりなのかも?
実際は遠いい血縁関係で叔父と姪のような関係です。
チャンドラセカール経由でシンに接触して欲しいと言っているね。
達也は機会があれば伝えると答えました。
それで充分なようですね、真田はメッセージを伝えてきました。

光宣と交戦した大亜連合の魔法師がUSNA入ります。
指名手配されていて動きの取れないロッキーを助ける意図がありました。
ロッキーに接触した魔法師は八仙のルゥ・ドンビンと名乗ります。
大亜連合はロッキーを支援する用意があると伝えます。
手始めに奪われた石板を取り戻す事を約束し実行しました。
資金と兵士を提供してくれる事になります。
ロッキーはUSNA内の隠れ家に籠るのですがローラはドンビンと共に日本に向かう事になります。
ローラの目的はFLTが作っている人造レリックでした。
ドンビンは襲撃を手伝う事になりますが別の目的も持っていました。
彼の目的は達也の暗殺です。
大亜連合は達也を国防軍よりも厄介で邪魔な相手と認識しているのね。

達也と共にIPU入りするメンバーは深雪、リーナ、兵庫でした。
兵庫はPMC時代の知り合いが現地に居るらしくもしもの時に頼る算段になっています。
レナの同行者は護衛の男性魔法師とイヴリンです。
イヴリンを一目見たリーナが彼女はスターズの一員かも知れないと勘づきます。
メイジアン・ソサエティとFEHRの締結は筒がなく終了します。
チャンドラセカールの屋敷に逗留する事になりました。
広い屋敷で達也陣営とレナ陣営は別の建物に部屋をあてがわれました。
潜入任務に向いていないイヴリンは達也の部屋の近をうろついている所をリーナに発見されます。
リーナがスターズでしょ?と詰問しています。
アンジー・シリウスだと名乗ると驚いていますね。
リーナとカノープスが懇意にしている事はスターズ内では有名です。
イヴリンはカノープスからイヴリンの情報を得ていて正体が見破られたと考えます。
リーナから否定されてしまいます。
何となくスターズじゃないか?と分かったと言われてしまい困惑しています。
リーナは自分よりも潜入任務に向いていない人材の登場に笑いを堪えるのに苦労していました。

達也がIPUに来ていると知ったシン将軍が会いに来てくれます。
彼は戦闘魔法師としての達也の力量に注目していました。
達也は真田からの依頼を果たす事にします。
明山は「今後のことを直接ご相談したい」とのメッセージを託していました。
シンは快諾し「よろこんで」と伝えて欲しいと言ってきました。
都合よくシン将軍と知り合えたので達也は彼を利用する事にしたようです。
ポタラ宮殿の地下にレリック的な何かが埋まっている事を教えました。

達也に比べるとレナは人が良いですね。
彼女はUSNA軍に利用されている事が心苦しかったようです。
イヴリンがスターズの隊員でシャンバラ遺跡を探している事を教えてくれました。
レナは隠し事が苦手なようですね。

締結式が終わったのでレナがIPUに残る理由は無くなったのですがイヴリンに付き合わされ帰れません。
チャンドラセカールの手配でシャンバラ遺跡があるかも知れないサマルカンドに向かいます。
チャンドラセカールは案内役としてアイラを付けてくれました。
彼女は非公認の戦略級魔法の使い手です。
コンパスがないので達也達ほど正確な位置は掴めていないようですね。
サマルカンドで調査を始めたイヴリンは大亜連合の魔法師に発見されてしまいます。
潜入任務が初めての彼女はテンパってしまったようです。
光宣のように冷静に逃げに徹すれば良かったのですが先制攻撃を仕掛けてしまいました。
なるべく一般人に被害が出ないように使う魔法に配慮していますが自分から先端を切ったのは減点ポイントです。
サマルカンドでの魔法戦は直ぐにシンの耳に入りました。
IPU軍は魔法師を派遣して無力化を図ります。
アイラにもその情報が入りました。
正規の軍人ではない彼女には介入するなとの命令が入ります。
イヴリンが戦っていると知ったアイラはレナに教えます。
この段階でアイラはレナの魅力にノックアウトされちゃっているみたいですね。
心酔し始めているように見えますね。
イヴリンの危機を知ったレナは彼女の救出に向かいます。
イヴリンは危ないところをレナに助けられました。
この情報はカノープスに伝わります。
カノープスは作戦の中止しイヴリンを呼び戻すと決めました。
イヴリンはカノープスにたっぷり絞られたようですね・・・失意を抱えて帰国する事になります。

イヴリンがサマルカンドに出発してから達也たちも動き始めました。
向かったのはブハラという地域です。
イヴリンと違って達也は慎重に行動しています。
敵に見つかるのを避ける為に魔法の行使も最小限に留めていました。

達也に藤林からローラ・シモンが入国したとの情報が齎されます。
人工レリックが狙われていると思われたので七草真由美と遠上遼介を護衛として付ける事にしました。
FLTのラボが襲われたのは護衛を始めた初日でした。
予想外に速い襲撃でしたが遼介はラボに泊まり込んでいたので迎撃が間に合います。
真由美も近くのホテルで待機していました。
便利使いされていますねー四葉家が七草家の上に立っていると思われてしまうかも・・・
真由美は達也に雇用されているわけですが・・・
襲ってきたのはローラとドンビンでした。
ローラは魔法を使って警備員を洗脳していましたよ。
ラボのドアを開けないと警備員を殺すと脅されて遼介が困っています。
そこに真由美が到着しました。
真由美はドライアイスを顔の前で気化させ二酸化炭素中毒を誘発して警備員の動きを止めました。
この辺の応用力が高ランク魔法師と教えてくれるね。
真由美がローラ、遼介がドンビンの相手をする事になりました。
ローラが真由美を小娘と挑発してきたので、意外とお年なのかしら?と反撃しています。
まあ真由美よりもババアではあるからね・・・ローラが激怒しています。
罵り合いは真由美の勝ちみたいだね・・・

真由美とローラは遠隔からの砲撃戦を行う事になります。
ローラは古式魔法を使う強敵でした。
真由美は防御を重視する事になってしまいます。
遼介とドンビンが魔法を絡めた格闘戦をしています。
ドンビンが使う投げナイフ攻撃に遼介も苦戦していました。
真由美はローラの位置が特定できずに困っています。
そのままではジリ貧なので思い切った手に出ます。
遼介がリアクティブアーマを実行している事を確認してから広範囲攻撃を始めました。
その日は雨が降っていました・・・真由美にとっては幸運でした。
真由美は周囲の水分を集めて氷の弾丸を作り出し頭上から打ち下ろしました。
街路樹は枝を落とされ、道路には小さな穴が開いています。
ローラにダメージを与える事に成功したのですが呪いを返されます。
ローラは手を負傷したので真由美の手に痛みが走りました。
直接ローラを照準しての攻撃ではなかったので呪いの威力が低くなりました。
真由美って色々とついているよ。
真由美の思い切った攻撃はドンビンを驚かせました。
遼介はドンビンの隙をついて接近し彼の肋骨をへし折りました。
この時に骨が折れる感触を味わう事になります?
リアクティブアーマを展開している間は感触を感じられません?
遼介は何かがおかしいと感じます。
リアクティブアーマが解除されていました。
ドンビンが咄嗟に遼介の脇腹にナイフを刺し込みました。
遼介は倒れてしまい真由美は遼介に駆け寄ります。
FLTのラボへの侵入は防げましたがドンビンとローラを取り逃がす事になりました。

藤林からラボ襲撃と遼介負傷の情報が達也に届きます。
達也は遼介のリアクティブアーマを高く評価しています。
彼が物理攻撃を受けた事に驚いていますよ。
達也は自ら逃げたドンビンとローラを始末する事を決めます。
文弥を呼び出し捜索を依頼しました。
文弥と亜夜子は何やら別の仕事で忙しいようですが達也からの依頼を優先させてくれます。

遼介は病院に収容され治療を受ける事になります。
命に別状はないそうですよ。
藤林と真由美が病室を訪れます。
真由美は純粋にお見舞いでしたが藤林の目的は交戦時の状況の聴衆でした。
遼介からドンビンを殴った直後にリアクティブアーマが解除されたとの証言を得る事ができました。
目的を達成した藤林が帰ります。
病室に二人きりになりました。
遼介が真由美の魅力にアタフタしていますね。
様子のおかしい遼介を心配して真由美が彼の顔を覗き込んできました。
前屈みになったので真由美のおっぱいが強調されてしまいます。
真由美に見つめられて照れた遼介が視線を下に逸らします。
真由美のおっぱいを至近からみる事になりました。
遼介可愛い、目をつぶってしまいます。
真由美は遼介の態度から自分が危険な体制を取っているのに気が付きました。
無意識におっぱいを強調するポーズを取ってたね。
意図的なサービスではないようです。
恥ずかしくなった真由美は病室を後にしました。
この二人の関係は進展の余地があるのか無いのか難しいな。

達也は実際に交戦した光宣とドンビンがどうやってリアクティブアーマを無効化したのか見当しています。
遼介の証言からドンビンが呪詛返しを応用してリアクティブアーマを無効化したと予測します。
文弥からドンビンを発見したとの連絡が入りました。
残念ならがローラの行方は分からなかったそうです。
達也はローラの事を重要視しませんでした。
魔女である彼女は古式の魔法師に追われるだろうから放置する事にします。
それよりもドンビンの魔法を無効化する技術を重要視していました。
達也は一旦帰国してドンビンの隠れているアパートに向かいます。
ここでも高千穂を利用していますよ。
本当に便利です。

亜夜子が迎えに来ましたね・・・
彼女も達也と一緒に仕事ができる事を喜んでいます。
現地に到着すると文弥が出迎えてくれました。
文弥はアオザイを着ていて美少女に化けていました。
達也は文弥が女性化していないか?と危惧しています。
うーん確かにあの姿はヤバいね・・・文弥は女の子になっちゃうのだろうか?
達也が単身で踏み込む事になります。
文弥と亜夜子はドンビンが逃げた場合に備えて周囲を固めます。
ドンビンは他の人間をドンビンと誤認させる術を使って達也を惑わせます。
アパートからの逃走に成功しますが文弥たちに捕捉されました。
黒羽家から逃げ切る事は不可能だよな。
達也がドンビンと対峙します。
ドンビンは達也を倒せないと察して投降する振りをしてきました。
自分には四葉家と事を構えるつもりはない。
FLTのラボを襲撃したのはローラの意思であり自分は協力しただけなんだと言い訳しています。
達也の説得は無理と悟ったドンビンは自分の目的は達也の暗殺だったと吐きました。
と同時に自分の血液で作った鏃を達也に向かって吐き出します。
ドンビンの目論みでは達也の体内にドンビンの血液を入れて内部からの破壊を試みたようだよ。
残念、ドンビンの魔法は達也に触れた瞬間消滅させられました。
達也はドンビンが使う魔法を解除する術を知るのが目的だったようですね。
それが分かったので彼を殺しました。
達也は文弥と亜夜子にドンビンが自分を狙っていた事を教えました。
文弥は憤慨していましたが亜夜子はやっぱりと納得しています。
大亜連合が達也を国防軍よりも厄介な相手と認識しているのは妥当な判断だと考えています。

IPUに戻った達也が顛末を説明します。
達也が大亜連合の暗殺対象になっていると聞いて深雪が心配してくれます。
達也は対抗手段が分かったんだから何の心配も無いと彼女を安心させています。
深雪の事は必ず守るので安心していろと伝えます。
リーナも自分も守って欲しいとお願いしてきますが断られますよ。
彼女には対抗手段を教えるので自分で対処してねと伝えます。
待遇に差があるとリーナが不満顔を示しますね。
達也は真顔で婚約者の深雪を特別扱いするのは当然と答えました。
深雪は婚約者扱いされる事に慣れてきているようですね。
達也の返答を聞いても真っ赤になったりしないよ、嬉しそうにしているだけでした。
ふーん二人の仲は着実に進展しているのね。

ドンビンとは別行動で逃走したローラは十六夜調に匿われていました。
彼の屋敷に軟禁される事になりました。
調にはローラを害する意思はなさそうです。
待遇は良いようですがローラは外出できないのが不満でした。
ドンビンが四葉家に始末されたと知らされてもう少し匿われておこうと考え直しています。
ローラは調べを信頼できないと評価しています。
彼の手の内に入ってしまた事を迂闊だったかもと反省しています。
調はローラをどうするんだろうね?
ロッキーと手を組む事を目論んでいるのだろうか?

十文字克人が真由美をディナーに招待しました。
高層ホテルの三ツ星レストランに呼び出したので七草家が騒然としたそうです。
妹と父親が克人がプロポーズしてくるかも知れない?と期待していたのかな?
克人からこのくらいの店でないと七草には釣り合わないと思ってなと言われて真由美が動揺しています。
真由美も少し期待したのかな?
そもそも真由美は克人の事をどう思っているのだろうか?
親しい友人ではあると思うんだよ。
期待に反して克人の用向きは意外な事でしたよ。
克人の父親が遼介が入院した病院の世話になっているそうです。
それで遼介の入院を知りました。
その話が克人の妹のアリサに伝わります。
アリサは遼介の妹と親友です。
遼介が日本に居る事を伝えても良いのか判断に困り克人に相談してきたんだそうです。
克人が真由美を呼び出したのは遼介の意向を確認して欲しいからでした。
真由美は遼介は家族と連絡を取り合っていない事に驚いています。
真由美は遼介と一緒にカナダに行った時に彼が何かを抱え込んでいると勘づいています。
真由美は遼介の意向を訊いてみると答えました。
気まずい雰囲気で前回別れているので上手く聞き出せるのか?ちょっと心配です。
なーんだデートでは無かったのね・・・残念。

シャンバラ遺跡の調査を再開した達也はチューダクール湖の周辺のサイオンが乱れている事を発見しました。
達也は湖に潜ってみる事にします。
湖の底で遺物を発見しました。
コンパスよりもふたまわりほど大きい白い石の円盤です。
コンパスをそれに乗せサイオンを注ぎます。
白い石の円盤が宙に浮きます。
サイオンの注入を止めるまでチューダクール湖の方角とは違う方向に飛び続けました。
遺跡自体は見つかってませんが一歩前進だと言って達也は満足そうにしています。
一体どの方角に向かっていたんだ?
IPUでの探索は継続する事になるのかな?

成分組織運営戦闘経営エロ美女ヒーロー
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