ラノベの感想) 戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕 (鉄球姫エミリーシリーズ) (スーパーダッシュ文庫)
概略:
ガスパールが暗殺されてしまいエミリーが失意に沈みます。 ジョゼフを暗殺した亡霊騎士を捕らえたパーシーが半島派のリトルフォールズ子爵が雇ったと突き止めます。 パーシーは会議を主導してリトルフォールズ子爵を王都に呼び出すと決めます。 攻め込んできたヴェルンスト王国にはジェファーソン伯爵が対処する事になりました。 パーシーは半島派問題を解決してから対処するべきと伝えたのですが拒否されます。 半島派が挙兵しました・・・裏切ったのか? パーシーがノーフォーク軍を率いて鎮圧に向かいます。 パーシーを護りたいグレンはエミリーの護衛騎士を辞めて従軍します。 エミリーはグレンに裏切られたのですが彼を心配している自分に驚いています。 ラゲーネン王国に攻めて来たのはブッフバルト公爵家のヴェルヘルミーネでした。 彼女は恐ろしい新兵器を実戦投入してきましたよ。 ロッティがエミリーを奮起させますよ・・・彼女の思い切りの良さに驚きます。
レーベル:スーパーダッシュ文庫
発行日:2008/7/30
著者:八薙玉造(やなぎ たまぞう)
イラスト:瀬之本久史(せのもと ひさし)
ISBN:978-4-08-630439-9
雰囲気:訃報、憔悴、疑惑、参戦、強敵、活躍、真実、勧誘、対決、吸収、助っ人、告白?
ガスパールに亡霊騎士の大斧が迫ります。
護衛騎士が殺され追い込まれています。
エミリーとグレンから戦い方を教えてもらう約束をしたのに果たせなくなります。
戦う術の無いガスパールはエミリーとジョゼフに助けを求めながら殺されました!!
王宮の内部に亡霊騎士が忍び込んでいたんだよね・・・可能なのか?
警備が手薄すぎるように思えますね。
グレンの元にパーシーがやって来て父ジョゼフ、兄ジェローム、国王ガスパールが殺されたと知らされます。
沈痛な顔をしているパーシーを見てもグレンは直ぐに信じる事ができませんでした。
パーシーに連れられて三人の遺体が安置されている地下室に向かいます。
遺体と面会して真実であると認める事ができました。
グレンが打ちひしがれているとエミリーが地下室にやったきます。
ガスパールの死体をみた彼女は打ちひしがれています。
泣き崩れるエミリーが弱音を吐いています。
彼女はラゲーネン王国が二つに割れない為に王位継承権を返上しました。
自分の大切な者を守る為に行動したのですが失う事になります。
彼女は自分の行動が招いた結果だと項垂れています。
グレンには掛ける言葉が見つかりませんでした。
パーシーがグレンの事を呼びに来ましたよ。
エミリーはグレンをパーシーに貸し出す事にします。
グレンは自分がジョゼフの死を余りかな死んでいない事を打ち上げます。
自分にとってはそれほど大切では無かったのだろうか?と打ち明けます。
パーシーは自分も同じだと答えます。
グレンと同じくジョゼフのやり方に嫌悪感を持っているが彼の事は好きだったと言ってきます。
パーシーはグレンの共感を得たいようですね。
ジェロームも殺されたのでノーフォーク家を継ぐのはグレンだと言ってきます。
自分は裏方に徹したいと言ってます。
グレンは感化されていますね・・・パーシーを手伝いたいと思い始めます。
パーシーはグレンを伴い王都に居る貴族に事件の報告を行います。
亡霊騎士を捕らえたのですが死なせてしまいました。
主であるジョゼフを殺されたので尋問に力が入り過ぎて拷問になったようです。
殺してしまう前に雇い主を吐かせる事はできました。
エミリーが王位継承権を返上する宣誓式に来ていないリトルフォールズ子爵が雇い主と言ったそうです。
貴族たちは亡霊騎士の発言なので信憑性が無いと考えます。
パーシーはリトルフォールズ子爵を王都に召喚して真実を確かめようと提案します。
貴族たちはその話に乗りました。
リトルフォールズ子爵は半島派なので説得役として同派閥のレイクサイド侯爵には王都に残ってもらう事になります。
攻めて来たヴェルンスト王国に対してはジェファーソン伯爵が対応すると言い出します。
アルバートの父親ですね。
彼はラゲーネン王国を守るには速攻で叩く必要があると主張し自軍を率いて出陣するそうです。
ラゲーネン王国は分裂気味だね。
統一見解を得られないまま会議は終わりました。
グレンはパーシーに向かって自分に出来る事は無いかと問いかけます。
何かしなければと焦っているようです。
パーシーはエミリーの傍にいろと諭します。
グレンはエミリーの元に向かう気になれず自室に戻ります。
リカード、ロッティ、ヘーゼルがグレンを呼びに来ました。
グレンにもう一人大切な人物の存在を忘れていると諭します。
グレンは妹アンジェリカをほったらかしにしていた事に気が付きました。
急いで王都のノーフォーク別邸に向かいます。
リカードがアンとの結婚を視野に入れている事が判明しました。
グレンの事を兄上呼ばわりしてきます。
貴族の娘なら誰でも言いようだ。
ヘーゼルの前でそれを言っちゃあ駄目だよね。
アンジェリカはジョゼフとジェロームが殺された家で一夜を過ごしました。
物凄く不安で悲しかったようです。
グレンが会いに行くと泣きながら抱き着いてきました。
アンはどうしてお父様が殺されるのですか?と泣きながら質問してきました。
彼女はジョゼフが国を守る為に手を汚している事を知りません。
良いパパだったようです。
ガスパールとも親しくしていたので悲しみは深そうだな。
アンはガスパールの事を好きだったんだろうか?
グレンはアンを王宮の自室に移すことにします。
グレンの元にライオネルがやって来ました。
彼はジョゼフの死に不審点があると言っています。
犯行現場である彼の寝室に向かい床にジョゼフのものではない血痕が残っていたと教えます。
ライオネルは現場保全の為に犯行当時の状況を保っていました。
次に王宮の地下室に向かいジョゼフの遺体を確認します。
右手の指に何者かの皮膚繊維と血が付着していました。
ジョゼフが死ぬ前に襲撃犯の一人を攻撃した可能性があります。
大甲冑を着こんだ亡霊騎士が相手なら皮膚繊維や血は出ないよね。
鎧を纏っていなかった首謀者が現場に居た可能性があります。
ライオネルは事件後にパーシーが夜着を着替えていたと言ってきます。
グレンはパーシーが亡霊騎士を動かして三人を暗殺した可能性に思い至ります。
ライオネルの説明を聞く限り真実に近いように思えますがグレンはパーシーへの信頼を優先します。
状況証拠はパーシーが犯人と言ってるんですけど感情面で納得できませんでした。
ライオネルの意見を退けてしまいます。
ライオネルの推理は真実を暴いているんですけどね・・・
グレンは肝心なところで感情を優先するので状況を悪化させます。
リトルフォールズ子爵の説得役として王都に残っていたレイクサイド侯爵が息子のエルネストを連れて王都から逃亡しました。
同時にリトルフォールズ子爵を始めとする半島派が挙兵したとの知らせが届きます。
パーシーはノーフォーク家の手勢を率いて迎え撃つ事にします。
パーシーを助けたいと考えているグレンは同行する事を決めます。
エミリーの元に向かい彼女の護衛騎士を辞めると伝えます。
エミリーは激怒しますが最終的にはグレンの好きにさせる事にします。
戦場に出てもグレンには何もできる事は無いとキツク言い聞かせるんだけどグレンは聞く耳持ちません。
言い出したらグレンは意見を変えないと学んだようです。
彼を心配しているエミリーは死んだら死体を辱めてやるからな、死ぬんじゃないぞと伝えます。
グレンは絶対に死なないと約束しています。
セリーナがグレンを避難してきましたよ。
彼の行為は裏切り行為だと罵っています。
セリーナはグレンにはエミリーの傍らにいて彼女と共に戦って欲しかったようです。
ガスパールの葬儀が行われました。
王都に残っている貴族は救いないので小規模な葬儀となっています。
エミリーは自分の行動がガスパールを殺す結果となってしまったと項垂れています。
守るべき大切な者は全て無くしたと考えているので何もする気が起きません。
セリーナはラゲーネン家の軍を動かせと言いたいようです。
行動方針を聞きに来ましたよ。
エミリーは自己判断で行動しろと命じて自分では舵取りをしないと言っています。
セリーナはエミリーに隠れてラゲーネン軍と協議を重ねていたようです。
出撃を促す意味で頻繁に戦況報告を行っています。
エミリーは意固地になっているのでグレンを心配なのですが動きません。
パーシーを疑った件でグレンの不興を買ったのですがライオネルはグレンに付いてきました。
リカードもグレンが心配なようで従軍してくれます。
開戦直前にパーシーがグレンに会いに来ました。
ライオネルはパーシーに疑いの目を向けています。
グレンはそれを憎々しく思っています。
パーシーはグレンには後方に残って欲しいとお願いしてきました。
グレンは文官であるパーシーが従軍している事の方が心配でした。
確かにノーフォーク家をグレンに継がせると言ってたんですけど自分が戦地に来ているんだよね。
グレンを死なせない為って事なら彼の従軍は止めるべきだよね・・・ちぐはぐしていますね。
半島派との戦いが始まりました。
グレンは戦場に出るのは初めてです。
ノーフォク軍の強さに驚く事になりました。
ノーフォク軍は重騎士対策の戦術を持っていました。
通常の長槍よりもさらに長い槍を持った兵士で重騎士を取り囲み進路を限定させます。
そこをノーフォク軍の重騎士が倒す戦術を使いました。
ライオネルが活躍しています。
ノーフォーク軍が優勢に戦いを進めています。
グレンは見学しているだけで済んでいたのですが戦況が変化しました。
レイクサイド家のエルネストが参戦してきました。
彼が猿騎士と呼ばれている理由が判明しました。
エルネストは入り乱れる敵味方の頭や肩を足場にして戦場を移動して頭上かの攻撃で敵を打倒しています。
ノーフォーク軍は瓦解しそうになっています。
グレンが参戦する事になりました。
リカードがヤバい事を思いついた顔をしていると危ぶみます。
自己評価が低いグレンなんですけど戦闘に掛けては素晴らしい動きをします。
天才的な発想で柔軟な対応を示してくれます。
グレンはエルネストを倒すには彼と同じ土俵に上がるしかないと考えました。
敵の頭や肩を足場にしてエルネストと戦う事にします。
これまで優位な位置関係で一方的に攻撃していたエルネストが守勢に回る事になります。
グレンから逃げる事にしました。
他にもノーフォーク兵は居るのでわざわざ危険な相手を戦う必要は無いと判断します。
エルネストからパーシーのせいで戦う事になったと言われます。
ライオネルがパーシーへの疑いを言葉にしていたのでグレンは動揺しています。
エルネストはパーシーが今回の戦乱を準備したと言いたいみたいです。
真実を知るチャンスだったのですがグレンはまたも感情でパーシーを信じる事にします。
グレンはパーシーの攻撃を貰いますが彼を地面に引きずり下ろす事に成功しました。
周囲にはノーフォク兵が居たので捕縛を命じます。
エルネストはボコボコにされて捕まりました。
エルネストが破れた事で半島派は瓦解する事になります。
ノーフォーク軍が勝利を収めました。
セリーナがエミリーにジェファーソン伯爵が破れたとの報告を持ってきました。
エミリーは信じられないようです。
攻めて来たヴェルンスト王国のブッフバルト公爵家が二十機の重騎士を使ってきた。
ジェファーソン伯爵の軍はそれに負けたとの情報が入ったそうです。
信じがたい知らせなので誤報かもと言っています。
ブッフバルト公爵家はラゲーネン王国に入り南下を始めたそうです。
エミリーは半島派と合流するのか?と疑います。
グレンが死ぬかもしれないと考え不安に駆られます。
エミリーはグレンの事を強く想っている事を知り慌てています。
セリーナの報告を立ち聞きしていたロッティがエミリーを糾弾します。
グレンを助ける力があるのに動こうとしないエミリーを非難しています。
願いを聞き届ける気も無いので無理な条件を提示しました。
土下座して靴を舐めれば考えてやると伝えます。
ロッティは躊躇しませんでした、よっぽどグレンの事が大切なようです。
土下座して靴を舐めようとしてきました。
エミリーはロッティの本気に怯んでいます。
靴舐めを止めて部屋から去れと告げます。
グレンには何の未練もない。
助けに言っても間に合わないだろうからノーフォクの連中とやり合って弱った敵を倒す術を考えると伝えます。
ロッティは諦めません。
エミリーが使わないなら大甲冑を貸してくださいと言ってきました。
ロッティは自分が大甲冑を着て戦場に赴くと言っています。
戦う術が無いだろと言われても負傷者の手当など自分でも貢献できる事がある筈だと言い返します。
飛び出そうとするロッティをエミリーが止めますがロッティが想定外の行動に出ました。
ロッティがエミリーの頬を叩きました!!
おい!!相手は王女だぞ、ロッティ凄いな、エミリーは驚いています。
ロッティは暴力を使った事を謝罪してきます。
グレンがエミリーを護りたいと考え参戦した事を伝えました。
泣きながらグレンを救う術があるのに何もしないエミリーが許せないと伝えます。
エミリーはグレンが自分を護ろうとしていると知り嬉しくなっています。
グレンを助けに行くと決めました。
心が軽くなった彼女はロッティに対して罰を与える事にします。
ロッティにグレンを剥いて一緒に全裸を鑑賞しようと持ち掛けます。
ロッティが断ると彼女を脱がすと言って押し倒します!!
ロッティのおっぱいに顔を埋めて彼女の匂いを吸い込んでいます。
ロッティの唇を奪うかな?と言ってきますね。
ロッティは初キスはまだなようですね必死に拒んでいます。
エミリーは唇以外の初めてを奪うと宣言してロッティの首筋を舐め始めます。
ロッティに戦場に行くと言わせてしまった事を反省しています。
鉄球姫には生娘の嬌声が必要なんだと教えます。
馳走になった、食べ過ぎたので腹ごなしに運動が必要だ参戦しようと宣言します。
照れ隠しですなー。
セリーナが準備を整えていたのでラゲーネン軍は直ぐに出陣する事ができました。
ノーフォク軍は負傷者を搬送して次の戦いに備えています。
彼らはジェファーソン伯爵と合流してヴェルンスト王国を討とうと考えていました。
グレンはエルネストから話を聞く事にします。
エルネストはパーシーが画策していたと予想します。
ヴェルンスト王国と組んでいるわけではないとも言ってました。
敵影が見えてきました。
最初は半島派の残党だと考えますがブッフバルト公爵家の旗が見えました。
ブッフバルト軍はニ十騎の装甲馬で攻めてきました。
暴竜鉄騎兵(ぼうりゅうてっきへい)と呼ばれる騎馬隊です。
信じられない事に装甲馬は重騎士が纏う大甲冑のように輝鉄をふんだんに使った騎馬鎧を纏っていました。
輝鉄を使っているので大重量な重騎士が乗っていても物凄い速度で走れています。
装甲馬部隊がノーフォク軍に突撃してきました。
その速度と重さにノーフォーク軍に成す術はありませんでした。
半島軍に勝利した重騎士用の戦術は機能しませんでした。
ライオネルが装甲馬に挑みます。
乗っている重騎士の武器を破壊する事はできましたが吹き飛ばされてしまい重傷を負います。
このままではノーフォク軍は壊滅してしまいます。
グレンはノーフォク軍が撤退する時間を稼ごうと考えます。
リカードにライオネルの搬送を任せて装甲馬に挑みます。
グレンは装甲馬の突撃の威力を受け流して重騎士に鎧通しを刺し込みます。
二人の重騎士を殺し一人の重騎士を落馬させました。
グレンを危険と判断したブッフバルト軍は指揮官が出てきましたよ。
双戦斧を振り回す重騎士がグレンの元にやって来ます。
ヴィルヘルミーネ・ブッフバルトと自己紹介してくれます。
グレンを心配したライオネルとリカードが傍によってくるね。
リカードが笑顔で自己紹介しています。
嬉しそうにしていますが隙を狙っていますね。
部下からグレンが三騎を倒したと報告されると嬉しそうに微笑んでいます。
ヴィルヘルミーネはグレンを勧誘してきました。
これからラゲーネン王国に攻め込む。
ラゲーネン王国は滅ぶ事になるがグレンを失うのは惜しい。
自分の配下になって欲しいとお願いしてきました。
グレンが断ろうとしています。
彼女では説得は困難だと判断して協力者が出てきました。
ヴィルヘルミーネは口下手と自認しているので説得を任せる事にします。
出てきたのはパーシーでしたよ!!
パーシーから計画の全貌を聞かされます・・・グレンは呆然としていますね。
パーシーはラゲーネン王国を建て直すにはヴィルヘルミーネの傘下に入るしかないと考えていました。
現在のラゲーネン王国は半島派を抱えているうえ意思統一ができていません。
外にはヴェルンスト王国などの強国がひしめいています。
生き残るにはヴェルンスト王国の属国になるしかない。
属国になる事で改革が進み国力を増す事ができると考えていました。
ラゲーネン王国への忠義に厚いライオネルは売国奴と罵っています。
グレンは頭ではパーシーが国を思って行動していると理解できてしまいます。
理性ではパーシーの行動が正しいと思ってるんですが感情が認めません。
パーシーの説得を拒否します。
ヴィルヘルミーネを殺せば反撃できると主張しています。
誘いを拒絶されたのですがヴィルヘルミーネのグレン評が急上昇しています。
絶対的不利な状況を知らされても自分の考えを押し通そうとする男性は好みだそうです。
頬を染めながらグレンの行動は理想のみで実が無いと指摘します。
彼女はパーシーに近いな、為政者としての貫禄があるね。
感情ではグレンを好ましく思っているようですが理性では彼の在り方は間違っていると考えます。
好感を持っている上に負けない自信があるのでグレンの挑戦を受けてくれます。
騎馬を降りて一騎討に応じてくれました。
グレンとヴィルヘルミーネの一騎討が始まります。
グレンはマティアスの技を駆使して彼女の攻撃を受け流し接近を狙います。
ヴィルヘルミーネはグレンの予想を大きく超える強さを持っていました。
両端に刃がある双戦斧を振り回す彼女にはグレンの捌きは通用しませんでした。
片方の刃を受け流しても反対の刃で攻撃してきました。
グレンにとって相性最悪の敵だったね。
グレンは蹴りを貰ってしまい倒れます。
ヴィルヘルミーネの刃がグレンに向かいます。
ライオネルがグレンを突き飛ばしてくれますが代わりに斬られました。
リカードが矢を放ちヴィルヘルミーネの顔を狙います。
ヴィルヘルミーネは戦斧を投げて矢を叩き落とします。
戦斧がリカードを捉えました。
ヴィルヘルミーネが動かせる武器が無くなります。
グレンは二人が作ってくれた好機を活かすべく攻撃に移ります。
迎撃手段を失ったと思われたヴィルヘルミーネが予想外の対応をしてきます。
戦斧をライオネルごと持ち上げて殴りつけてきました。
彼女の大甲冑は腕力強化型です・・・それにしても腕力強すぎますよ。
グレンは打倒されてしまいます。
ヴィルヘルミーネがグレンに止め刺そうとしてきます。
そこにエミリー率いるラゲーネン軍がやって来ました。
ヴィルヘルミーネは即座に撤退の指示を出します。
部下に撤退の指揮を任せてエミリーに挑みます。
鉄球姫と呼ばれるエミリーと戦えて嬉しいようですね。
ヴィルヘルミーネと名乗ると名前が長いと駄目だしされます。
短い仇名は無いのか?とエミリーに問われアーチボルトから「血風姫」との名を貰ったと伝えます。
エミリーは趣味の悪い名と否定しています。
ヴィルヘルミーネが幼い頃はミーネと呼ばれていたと教えると愛らしいものだと褒められます。
墓石か首輪には「ミーネちゃん」と刻んでやると挑発していますよ。
ミーネは冷静ですね怒る事なくエミリーに挑んできました。
エミリーは騎馬を狙います。
彼女は脚力強化型なのでミーネの機動力を奪おうと考えたようです。
ミーネはエミリーの意図をよんで対応してきます。
双戦斧の攻撃はエミリーを追い込みます。
浅い傷を受けますがミーネに傷を負わせ双戦斧を破壊しました。
武器を失ったミーネは撤退する事にします。
エミリーは彼女を追いませんでした。
グレンはエミリーに助けられる事になりました。
エミリーはグレンを助けられて嬉しいんですけど最初は皮肉を言ってきます。
だから何もできる事は無いと言ったんだと告げます。
ライオネルとリカードの死を悼んでくれますよ。
ライオネルはジョゼフの護衛騎士なので敵だったんだけどね・・・心が広いな。
死んだと思われていたリカードは生き残っていました。
死んだふりをして隙を狙っていたそうです。
エミリーに捕らえられ過酷でいやらしいことをされているミーネを助け出し愛が芽生えるとか妄言を吐いてしまうね。
エミリーに折檻されてから搬送される事になりました。
グレンが感情で動いてしまいパーシーの策略に乗ってしまったと嘆きます。
味方である半島派をたくさん殺してしまったんだよねー。
グレンは一連の騒動の責任が自分にあると主張しています。
エミリーは分かるように喋れと言って遮ります。
グレンの阿保さは今に始まった事ではないだろ。
阿保なりに約束は守ったなと言ってきます。
エミリーはグレンが生き残った事を褒めてくれますね。
そして泣き出しました!!
エミリーは自分が泣いているのが信じられないようですね。
感情が制御できていない様子です・・・彼女はグレンを愛しているのかも?
グレンは阿保なのでエミリーの気持ちが分かりません。
自分の発言が彼女を傷つけてしまったのかもと心配になっています。
泣き顔を見られたくないエミリーはしつこく涙の原因を聞いてくるグレンを蹴り飛ばしました。
グレンに止めを刺してしまったかもと慌てています。
エミリーは涙の理由を教えてくれたのですがグレンは意識を失う直前だったので聞き取れなかったようです。
グレンは馬車の中で目覚めす。
傍らにはエミリーが居ます。
エミリーはリカードから経緯を聞いたと伝えます。
グレンはノーフォーク家には責任があると考えます。
アンジェリーナだけは処罰しないでと懇願しています。
妹の事を案ずるグレンにエミリーは呆れています。
最初にするべきなのは自分の減刑と命乞いだろと伝えます。
グレンのエミリーへの評価が低い事に文句を言ってくるね。
グレンがエミリーの護衛騎士なのでグレンの主は自分だ。
自分にはグレンを護る義務があるんだよ、侮るなと言ってきます。
グレンとアンの処罰が戦が終わってからだ、任せておけと伝えます。
エミリーはグレンに自分の傍から離れるなと伝えます。
なおも何もできなかったと言ってるグレンの功績を教えてあげてるな。
グレンがヴェルンストの暴竜鉄騎兵を食い止めなかったらエミリーの救援は間に合わなかった。
グレンが護ったモノはあるんだと伝えます。
エミリーは自分の方こそロッティとグレンに教えられたと伝えます。
グレンはエミリーの胸で泣いています・・・甲冑付きなのが残念ですね。
泣きやんだグレンがお礼を伝えるとエミリーは寝落ちしていました。
グレンはエミリーから離れない、エミリーを護ると誓いました。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
猥談 | 4 |
忠誠 | 5 |
戦闘 | 5 |
打撃 | 5 |
恋愛 | 3 |
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