ラノベの感想) ストライク・ザ・ブラッド 第20巻 再会の吸血姫 (電撃文庫)

概略：
三人の真祖が絃神島に集結しているので古城の眷獣が危機感を抱きます。強烈な飢餓感に襲われた古城が暴走して那月に救われています。このままでは古城の眷獣が暴走して焔光の宴が起こってしまいます。雪菜と唯里がそれぞれ異なる人物に焔光の宴を防ぐためにはアヴローラを殺す必要があると入れ知恵されます。生真面目な二人は思い悩みながらも行動に移す事になります。アヴローラを守る為に吸血王が出て来ました。各陣営の思惑が交差しながら領主選争が進みます。アヴローラを守る為、古城が重大な決断を下す事になります。

レーベル：電撃文庫
発行日：2019/6/8
著者：三雲岳人
イラスト：マニャ子
ISBN：978-4-04-912517-7
雰囲気：アヴローラ覚醒、第二真祖介入、吸血行為、紗矢華と雫梨で目の保養、首謀者登場、真の第四真祖、異境出現
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三人の真祖の介入により古城の魔力が暴走し始めます。
１２番目の眷獣を欠いた状態では他の真祖に勝てないと古城の眷獣たちが判断したからです。
古城の眷獣を暴走させるのが領主選争を企んだ吸血王（ザ・ブラッド）の目的でした。
このままの状態が続くと吸血王の目的が達成されてしまいます。
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真祖たちの介入は眠り続けていたアヴローラを目覚めさせる事になりました。
彼女の治療を担当していた暁深森はアヴローラを第四真祖に喰わせようと考えたようです。
絃神島の隣にあるブルーエリジアムで目覚めたアヴローラを唯里と志緒に託す事にします。
二人はドラゴンに変身したグレンダに乗ってアヴローラを絃神島に届ける事になりました。
しかし絃神島上空には真祖たちが放った魔獣が旋回しています。
彼女達は第二真祖アスワドグールが支配する地域に降りる事になってしまいます。
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領主選争が終わると絃神島から退去しなければならないアスワドグールはアヴローラを確保しようと考えます。
唯里とグレンダは二人で囮になり志緒とアヴローラを逃がす事にしました。
逃げ出した志緒とアヴローラは矢瀬と出会う事になりました。
三人で救援を待つ事になります。
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唯里とグレンダはアスワドグールに捕まってしまいました。
厳しい扱いが予想されましたが唯里は厚遇される事になります。
美形好きのアスワドグールは美男美女を侍らせています。
唯里はお姫様扱いされて戸惑っていました。
美形の唯里はアスワドグールの好みだったようですね。
これまでの吸血対象者が美形ばかりの古城の事を趣味が良いと褒めています。
確かに趣味が良いよね。
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アスワドグールには目的がありました。
彼（美女型だけど男みたいだよ）は唯里にアヴローラの暗殺を依頼してきました。
古城がアヴローラを喰わなければ焔光の宴が始まってしまう。
止めるにはアヴローラを殺す必要があると脅迫してきました。
迷った末に唯里はアヴローラの暗殺を決意します。
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絃神島の近くまでやってきた紗矢華はＭＡＲの救護班の拠点に行きつきます。
そこで襲撃を計画している牙城と出会いました。
アヴローラを逃がした事で深森がＭＡＲに捕まってしまいます。
牙城は深森を助け出そうとしていました。
なし崩しの内に紗矢華は牙城と行動を共にする事になってしまいます。
牙城が古城の父親だと知り驚いていました。
牙城が紗矢華にセクハラしていますねー。
古城とはもうやったのか？と聞いてきました。
紗矢華が真っ赤になって照れています、とっても可愛いですね。
二人は深森を助け出してヘリで逃げ出しますが撃墜されてしまいます。
紗矢華だけが絃神島に降り立つ事になりました。
パラシュートが木に引っ掛かり逆さにぶら下がっています。
パンツ見えてるよね？やっぱり紐パンなのか？
紗矢華は古城に助けられる事になりました。
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古城、雪菜、雫梨は彩海学園に戻ろうとして人気の少ない場所を歩いていました。
そこを他の領主候補に襲われてしまいます。
敵は撃退したのですが道が壊れてしまいます。
更に古城の魔力が暴走してしまいます。
強烈な渇きを覚えた古城は雪菜と雫梨に襲い掛かろうとしています。
血を吸おうとしたようですね。
古城の暴走を那月が止めてくれました。
那月の守護者は、拘束が甘くなっていました。
古城は加減ができなかった那月の守護者に殴られる事になりました。
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倒れた古城は叶瀬賢生に助けられる事になりました。
古城が目覚めると賢生の研究室ですき焼きが行われていました。
雪菜と雫梨が争っている間に夏音が古城に給仕してくれます。
無自覚に美味しい役目を持っていく夏音、流石です。
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強烈な渇きを覚えた古城は一人でシャワーを浴びていました。
そこに下着姿の夏音がやって来て吸血行為をさせてくれようとします。
そこに雫梨がやって来てしまいました。
半裸で抱き合っていた二人は慌ててしまいます。
夏音をシャワー室に残して古城が雫梨に対応しています。
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雫梨も古城に血を吸わせてくれようとしてきます。
鬼族の自分ならば古城を満足させられると言っていますね。
とっても自信ありげに見えました。
そこに雪菜がやってきてしまいました。
古城は雫梨を掃除用具を入れるロッカーに隠します。
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雪菜も古城に血を吸わせてあげようと考えていました。
古城はこれまで以上の渇きを感じているようです。
雪菜の血を吸い過ぎてしまう事を恐れている古城は素直に彼女の好意を受け入れられません。
雪菜は他に好きな子がいるんじゃないか？と心配しています。
雪菜は古城に本気になっているみたいだね・・・
「責任・・・取ってくださいね」と言ってるぞ。
シャワー室に隠れている夏音のクシャミが聞こえてきました。
誤魔化し切れなくなり雫梨が隠れている事もバレてしまいました。
吸血衝動に勝てなかった古城は三人から血を提供して貰う事になります。
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目覚めた古城は眠っている雪菜、雫梨、夏音に抱き着かれていました。
ハーレム状態です。
ここに紗矢華と浅葱が入れていないのが残念だね。
うかうかしているとリードを奪われ過ぎちゃうぞ！！
もう少し二人にもチャンスが訪れると良いよね・・・期待したいよね。
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賢生の研究所では閑古詠が治療を受けていました。
そこには雪菜の師匠である縁も居ました。
雪菜は古詠から極秘裏にアヴローラの暗殺を依頼されました。
古城が居るので表向きは志緒とアヴローラを救出する事になっています。
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雪菜を送り出した後、古城の元に紗矢華がやって来ました。
彼女は焔光の宴を防ぐ為にアヴローラを殺す以外の方法があると言っています。
焔光の宴を防ぐ為に雫梨も独自に行動を開始しました。
彼女は吸血王を殺して領主選争を終わらせようと考えます。
一人で吸血王が居るキーストーンゲートに向かってしまいました。
古城は雪菜を紗矢華に任せて雫梨を追う事にしました。
古城は雪菜ならばアヴローラを助けられると彼女を信頼していたみたいです。
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矢瀬のナビゲートに従い雪菜が志緒とアヴローラの前にやって来ました。
志緒は援軍が来たと歓迎しますが雪菜に襲われてしまいます。
雪菜がアヴローラに雪霞狼を向けてきました。
自分が死ぬことで古城を助けられると理解したアヴローラは雪霞狼に身を差し出す事にします。
アヴローラは古城の事を深く愛しているようだねー犠牲になろうとしています。
ここで雪菜の決心が鈍りました。
彼女はアヴローラを殺す事ができませんでした。
アヴローラを殺すと古城が悲しむと思ったのね・・・
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雪菜の凶行は去りましたが唯里が登場してアヴローラに襲い掛かります。
雪菜と唯里が戦う事になってしまいます。
アヴローラが窮地に立たされたので吸血王が出てきました。
吸血王はアヴローラの事を姉さんと呼んでいます。
この吸血王の登場がアスワドグールの狙いだったようです。
吸血王を誘き出す為に唯里を追い込んだみたいだね。
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雪菜は吸血王が縮んでいる事に気が付きました。
アスワドグールが言うには吸血王は失敗作だそうです。
己の発する不のエネルギーに耐えきれず力を使うと若返ってしまうそうです。
力を使い続けると無に帰る事になるそうです。
アヴローラを殺す必要が無いと知らせる為に紗矢華がやって来ました。
しかし吸血王の攻撃を防げずアヴローラを奪われる事になってしまいます。
吸血王が向かったのはキーストーンゲートです。
そこには古城が向かっていたね。
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キーストーンゲートでは雫梨の事を優乃と琉威が待っていました。
雫梨は二人に協力を要請したようですね。
三人でキーストーンゲートを攻略する事になります。
優乃と琉威はそれぞれパワーアップしていました。
危なげなく魔獣を倒していきます。
雫梨の前に吸血王に従う鬼族が現れます。
彼女は雫梨の事を裏切り者と罵り挑んで来ました。
鬼族が聖団の修女騎士に全滅させられた事を恨んでいるようです。
戦いの中で雫梨が聖団の修女騎士の正当性を主張して理解して貰えたようです。
最後は襲撃者の攻撃から雫梨を守ってくれました。
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ダメージを防ぎきれなかった雫梨は気絶してしまいます。
やってきた古城が雫梨を助け起こす事になるのですが破損していたスカートが脱げてしまいます。
雫梨は古城にパンツを見られてしまったようですね。
今回の古城は視覚的にも幸せになってますね。
雫梨からＭＡＲの総帥シャフリヤル・レンに襲われたと聞かされます。
古城にはシャフリヤルの意図が分かりませんでした。
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古城はダメージを負っている雫梨を残して吸血王の元に向かう事になります。
送り出す前に雫梨が加護をくれました。
本当は頬にキスするつもりだったようですが不慣れなので間違って唇にブチューっとキスしてしまいました。
照れながら雫梨が感謝しなさいと叫んでいます。
古城は驚いていますね。
雪菜と紗矢華が冷めた目で古城の事を見つめています。
ちょっと、イヤかなり怖い。
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吸血王の元に向かおうとしている古城たちを第一真祖の血の伴侶、ザナ・ラシュカが襲ってきます。
彼女は雪菜と紗矢華の足止めをしています。
相当強いね二対一でも余裕ですよ。
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古城は吸血王と対峙する事になりました。
魔力を使い続けると吸血王は消えてしまうのですが古城の眷獣を暴走させられれば良いので
死ぬ覚悟で攻撃してきました。
古城はアヴローラを殺さずに焔光の宴を防ぐ為の行動に出る事にします。
古城はアヴローラから引き継いだ第四真祖の力を彼女に返す事にしました。
アヴローラの中には１２番目の眷獣が居るので全ての眷獣を従える事になります。
アヴローラは完全な第四真祖になりました。
吸血王は消滅してしまいます。
これで領主選争は終わったと思ったのですが違いました。
領主選争を主導していたのは吸血王ではなかったようです。
彼は利用されただけみたいです。
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シャフリヤル・レンの前に那月が監獄結界から解放したシュトラ・Ｄが現れました。
シュトラはシャフリヤルが天部の裏切り者だと言っています。
シャフリヤルは天部の遺産を持ち出してＭＡＲを作ったようです。
シュトラ・Ｄがシャフリヤルがキーストーンゲートを開くのを止めろと言っています？
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シャフリヤルの狙いは絃神島という祭壇に強力な魔力を持った供物を捧げる事でした。
第四真祖になったアヴローラは丁度良い供物だったようです。
アヴローラが上空に浮かび上がって飛んでいってしまいます。
そして絃神島の上空に、隠されていた異形の都市が出現しました。
そこは異境（ノド）と呼ばれる場所です。
シャフリヤルは天部を苦しめたノドの力を手に入れるつもりです。
さっさとノドに向かってしまいました。
他の真祖たちもノドに向かう事になるのかな？
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領主選争はノドに場所を移して継続する事になりそうです。
古城が第四真祖の力を失ったので雪菜も霊力を失う事になりました。
古城は人間に戻ってしまったのですが、アヴローラを助けるつもりです。
第四真祖でなくなったので雪菜の監視業務も終わると考えていました。
しかし雪菜は一緒に付いて行くと主張します。
古城はきょとんとしてますね。
雪菜は古城から離れると思われていた事が不服なようです。
古城、愛されてるなー。
二人はアヴローラを助ける為にノドに向かう事になるようです。
しかし、戦力的にはどうなんだろうね？
雪菜は体術あるからなんとかなるかもしれないけど、眷獣が居ない古城は大丈夫なのか？
雪菜に護って貰う事になるのでしょうか？
益々尻に敷かれる事になってしまうのではないかな？
そうなると雪菜の正妻感が益々増してしまうような？
他の娘にもチャンスが巡って来るのか気になります。
特に紗矢華とか紗矢華とか。
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成分	美少女	戦闘	ラッキースケベ	恋愛
評価	AAA	AAA	AAA	AA

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眷獣名	読み	番号	血液提供者
神羊の金剛	メサルティム・アダマス	1	叶瀬夏音
牛頭王の琥珀	コルタウリ・スキヌム	2	グレンダ
龍蛇の水銀	アル・メイサ・メルクーリ	3	姫柊雪菜／ラ・フォリア・リハヴァイン
甲殻の銀霧	ナトラ・シネレウス	4	仙都木優麻／煌坂紗矢華
獅子の黄金	レグルス・アウルム	5	姫柊雪菜
冥姫の虹炎	ミネラウバ・イーリス	6	姫柊雪菜
夜魔の黒剣	キツア・アーテル	7	姫柊雪菜
蠍虎の紫	シャウラ・ヴィオーラ	8	藍羽浅葱
双角の深緋	アルナスル・ミニウム	9	煌坂紗矢華
麿羯の瞳晶	ダビ・クリユスタルス	10	姫柊雪菜／羽波唯里
水精の白鋼	サダルメリク・アルバス	11	姫柊雪菜
妖姫の蒼氷	アルレシヤ・グラキエス	12	アヴローラ・フロレスティーナ

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