ラノベの感想) 新妹魔王の契約者 第10巻 (角川スニーカー文庫)


刃更たちは四神を奪った斯波を追う事になりました。
当初は誰が斯波を追うかで問題となりました。
斯波の監督責任がどちらにあるのかで里とバチカンが責任の押し付け合いをしてたみたいです。
時間が惜しいので刃更は自分たちが追う事にしました。
斯波は白虎を従わせる事ができなかったので置いていきました。
刃更は白虎を使い残りの青龍、朱雀、玄武の気配を追う事で斯波の居所を追跡する事にしました。
白虎は斯波の攻撃で負傷した高志に従っていたので白虎の説得をしてました。
高志の容態を見ていた薫さんから状態を聞いて刃更が白虎の力を借りて高志の異常を回復していました。
これで白虎は刃更を信じてくれたようです。
刃更は色々と政治的な配慮を行い、里に断りを入れてから白虎を刃更たちが勝ってに持ち出した事にしました。

刃更は薫から斯波の秘密を聞かされました。
それを澪たちにも伝える事にします。
戦闘中に斯波が自らの秘密を暴露して、その影響で彼女たちが動揺しないようにとの配慮からでした。
斯波の秘密、これが恐ろしいものでした。
斯波は迅のクローンでした。
最初はバチカンの特務部が迅のクローンを作ろうと考えたのが始まりでした。
しかしクローン計画は上手く行かず、失敗作が大量に作られたようです。
迅のクローン製作により穢れが発生してしまいました。
そこで穢れを封じる器として失敗したクローンを使っていたようです。
そんな中で斯波という穢れをいくら封じても平気なクローンが誕生しました。
計画は斯波の強化に変更されます、この判断が不味かったよね。
計画中に斯波に変化が起きて巨大な力を使えるようになりました。
バチカンは斯波の事を恐れて彼を封印する事にしました。
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勇者の一族の中で発言力を強めたかった里に話を持ちかけて斯波を封印して貰う代わりに里に発言権を与えたようです。
成程ね、斯波が里に封じられてたのにはそういうわけがあったのね。
斯波には呪いを掛けてあったのでバチカンのアルバレオスは自信満々に斯波を葬れると思ってたようですけど、アルバレオスの施してあった呪いは斯波に無効化されてしまいます。
これで斯波に手出しする手立てをバチカンは失いました。
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斯波の向かった先は東京でした。
刃更たちは胡桃の精霊魔法の力で作り出した竜に乗って移動していました。
東京が見えてくると巨大な結界が張られていました。
斯波が四神の力を使って結界を作っただろうとの予測を元に、白虎を使い結界の中に入りました。
西から入ったのですが、結界内では東に移動させられていました。
斯波の結界は山川道澤に基づくものでした。
しかも四神を逆位置に配置しているそうで、結界を無理に破壊すると現実世界の東京で四神の力が暴発して東京が壊滅してしまう状態になっていました。
刃更たちは斯波の結果を壊す事なく無力化する必要に迫られました。
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斯波は結界内に五行を施していたので其々の属性に反する属性を持つ娘が個別に対抗する事になりました。
結界内を東西南北の地区に分けて順番に通る事で斯波の居る中央に到達できるようになっていました。
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最初に現れた青龍には柚希が対応する事になりました。
次に現れた白虎には澪が対応する事になりました。
白虎はゲオルギウスが変形した偽物なので調整役としてバルフレアが付いていました。
バルフレアの相手は万理亜がする事になりました。
バルフレアと万理亜は無属性のようですよ。
ここでバルフレアが予想外の行動にでました。
バルフレアは偽白虎を抜いてしまいます。
これでは結界が破壊されてしまいますね、刃更は咄嗟に本物の白虎を代わりに地面に突き刺して結界を維持しました。
刃更が少しだけ迂闊だったのは抜かれたゲオルギウスの所在を確認しなかったことでした。
後で痛い目を見る事になります。
.
次に現れた朱雀の相手は胡桃がする事になりました。
最後の玄武の相手はゼストがする事になります。
玄武だけは亀と蛇の二重存在なので苦戦するだろうと刃更は心配そうです。
ゼストは当初、刃更が自分の事を信頼していないのかと不安そうにしていました。
ゼスト、めっちゃ可愛いですねー。
刃更が玄武の存在が他の四神とは違うからだと説明するとほっとしてますね。
四神とバルフレアの対処を配下の女の子に任せて刃更は斯波の元に向かいました。
刃更はものすごーく心配なんですけど、個別に対処しなければならないので辛い決断でした。
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配下の女の子たちは何度も刃更に屈服させられているので大きなパワーアップを遂げていました。
それぞれ素敵に敵を倒してくれますよ。
青龍と戦った柚希は結界内で自分の属性が有利になる場所を探して移動していました。
が、最終的には愛刀である咲耶の声に従う事で勝利しました。
咲夜に導かれて桜並木までやって来ます、桜が満開になり桜吹雪が発生しました。
咲夜に桜の花びらを巻き付けて青龍をぶった切りました。
青龍は巨大だったのですが桜の花びらで青龍に向かう階段を作り、それを駆け上がり青龍を斬りました。
柚希はいつでもカッコいいよなー。
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朱雀の相手をしていた胡桃は頭を使って朱雀を撃破しました。
朱雀は一度、胡桃に東京湾に墜落させられたのですが、炎を纏って海中から復帰しました。
その時に東京湾にあった石油などを使って火事を起こしてその炎を纏ってパワーアップしました。
これが敗因となりました。
炎を燃やすのに酸素が必要な状態になってたので胡桃は精霊魔法を使い酸素を消失させて朱雀の炎を消しました。
胡桃は冷静でしたね。
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玄武の相手をしたゼストの攻略方法はダイナミックなモノでした。
ゼストは玄武を池袋まで誘導しました。
池袋の土は玄武の弱点となる属性力を含んでいました。
ゼストは二体の巨大ゴーレムを作りました。
それを玄武に飲み込ませる事で玄武を内部から爆発させました。
ゴーレムを砂に変えて玄武が破裂するまで飲み込ませました。
玄武は亀と蛇の二重存在なので口が二つあります、その両方から大量の砂を飲み込まされました。
苦しそうー。
.
白虎の相手をしていた澪は科学的なアプローチをとりました。
砂を巻き上げて竜巻を発生させて、そこに雷を落としました。
電磁石を作り出し、白虎を引き寄せました。
白虎の属性が金なので引き寄せられちゃったようですね。
白虎が竜巻に接触する寸前に炎を竜巻に纏わせて白虎を燃やしました。
跡形も無く燃え尽きたので相当な火力だったようです。
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ここで澪に隙が発生してしまいました。
澪の近くではバルフレアが召喚した魔物と万理亜が戦っていました。
魔物は弱いのですが数が多くて万理亜は駆逐するのに手を焼いていました。
バルフレアは気配を消して近くに潜んでいる状況でした。
気を抜いてしまった澪に魔物が襲い掛かります。
避けられないタイミングだったのですが万理亜が拳を地面に突き立てました。
重力魔法が発生したようで、澪に向かった魔物を含め、全ての魔物が駆逐されました。
万理亜は強力な魔法を行使したので気絶してしまいました。
バルフレアは状況が不利と判断したのか逃げました。
澪は万理亜の使った重力魔法に驚いてます。
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刃更は斯波と対峙してます。
刃更の攻撃を斯波は簡単にいなしてますね。
まだまだ力の差があるようです。
刃更は斯波に向かって斯波の出生の秘密を知っていると告げます。
斯波の存在は悲劇ですが里やバチカンに仕返しするのは間違っていると諭しますけど聞いてはくれません。
逆に斯波から里とバチカンの悪辣さを説明されてしまったね。
斯波は迅も斯波が自分のクローンだと知っていると告げます、斯波が迅に話したそうです。
迅は動揺する事なく斯波に狙いは何だと聞いたそうですよ。
斯波から里とバチカンの関係を聞いたので迅はさっさと里と縁切りできた可能性もありますね。
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澪たちが四神を倒したので状況に変化が現れました。
斯波が居た東京タワーに黄龍が発現してしまいました。
四神が倒された事により守護すべき対象がピンチになっていると思った黄龍が発現したそうです。
やられましたね、斯波の目的は黄龍の発現でした。
四神を倒して貰う事で黄龍に不利な状況に陥ったと誤解させて発現させる計画でした。
黄龍の依り代になったのが、ゲオルギウスでした。
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発現した黄龍を使い、斯波は澪たちを砲撃させました。
澪たちは黄龍の光線に巻き込まれて消滅してしまいました。
これを見た刃更は逆上して斯波に斬りかかり、斯波に痛撃を喰らってしまいます。
刃更は相当な距離を吹き飛んで止まりました。
瀕死の刃更に止めを刺そうとしている斯波から刃更を救ったのは長谷川先生でした。
彼女は刃更との主従契約により位置を特定して結界内にこっそりと侵入してたそうです。
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長谷川と斯波のやり取りで斯波の力の正体が判明しました。
斯波は長谷川と同じ十神のレギンレイヴを取り込んでいました。
斯波を作ろうとしていた哀れなレギンレイヴは予想外の斯波の能力により彼に取り込まれてしまったそうです。
レギンレイヴが斯波を作り出した目的は十神の頂点に立ちたかったからでした。
今やレギンレイヴは斯波の使う魔拳の核になっています。
斯波は長谷川と戦いたいようで、彼女を挑発しますが長谷川は刃更を連れて撤退しました。
すぐに思い知らせてやるとのセリフを残してますので秘策がありそうです。
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澪、万理亜、柚希、胡桃、ゼストは長谷川の作り出した結界内で目覚めます。
長谷川から経緯の説明を受けていました。
当初は長谷川を警戒していましたが、直ぐに彼女が味方だと理解したようです。
刃更の行方を聞くと彼も無事で隣の部屋に居ると告げられます。
瀕死だった刃更は長谷川の治癒魔法で危機を脱しました。
体力が回復するまで眠らせておくことになります。
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刃更が目覚めるまでの間に長谷川は語れる範囲で刃更との関係を説明していました。
当初は刃更との主従契約までは告げるつもりはなかったようですけど、澪に気付かれていました。
澪の指摘に長谷川は驚いていましたね、澪の刃更との結びつきが高まっている事に関して・・・
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刃更は悪夢にうなされていました。
澪の無事を確認した後に斯波が攻めてきて澪たちが殺されてしまう夢を見ていました。
澪に起こされて刃更は目覚めます。
刃更は澪の無事をしり安堵したのね、思わず泣いてますよ。
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長谷川から澪たちに自分と刃更との関係を説明したと告げられます。
刃更は秘密にしていた事を申し訳なく思っているよですけど澪たちはそれ程気にして無いね。
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長谷川から斯波への対抗策が提示されました。
それは主従契約を超える主従誓約を結ぶ事だ説明されます。
つまり、澪たちと一線を越えた関係になり、より強い結びつきを得ろと言われます。
その発生条件と効果が凄いですよ。
過去にも主従誓約まで至れた例は殆ど無いそうです。
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発動条件が厳しいですよ。
配下の者の忠誠心が最高に高まるまで処女である必要がありました。
普通ならば、途中で一線を越えてしまうそうです。
うーん刃更たちは相当な我慢をしてたからねー。
澪たちの忠誠心が最高点になるまで彼女たちは処女を守っていました。
長谷川は奇跡的な主従契約だと言ってますよ。
まあそうだよね。
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刃更は澪たちを誓約により縛り付ける事になるので良いのかなーと悩んでますよ。
主従契約ならば契約を破棄することも可能なようですけど誓約はそれはできないようです。
誓約を結ぶと死ぬまで刃更の配下として縛られる事になります。
刃更の心配は分かりますが、女の子たちの心は決まってました。
刃更のモノになりたいとの意見で一致してます。
彼女たちの思いを受け止める決心を固めた刃更は主従誓約を結ぶ事にします。
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ここで誰からするのか順番が問題となりました。
斯波に対抗する為に刃更の体内で各属性の相生を起こす必要がありました。
斯波に対抗する為に、火、木、水、金、土の順で誓約を結ぶ事になりました。
火は澪、木は万理亜、水は胡桃、金は柚希、土はゼストです。
しかも次の属性の力も上乗せする必要があるので、三人でする事になります。
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澪と万理亜が刃更と始めました。
澪は刃更に開発されまくっているのでパンツの中は大洪水になってます。
サポートに入っている万理亜の発案で着衣のまま始めますよ。
愛撫しながら脱がしていきましたエロエロです。
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澪はM字開脚で刃更を受け入れる準備をしますね。
澪のあそこを見て刃更の剛直は巨大化してました。
澪は自分の中に刃更のモノが入り切れるか心配になってます。
が澪の体は刃更に奉仕できるように最適化されているので問題ないですと万理亜が言ってますね。
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刃更は澪に侵入しました、澪の膜をぶち抜きますね。
澪はその気持ちよさに感動してますね。
刃更は澪をいかせる為に動き始めます。
澪は開発が進んでいるので痛がるどころか感じまくりでした。
しかも、ここは長谷川が作り出した結界内なので刃更の精力は無限でした。
澪は刃更に向かって「お願い、お兄ちゃん・・・あたしの事、百回殺して・・・っ」と囁いてました。
刃更はこれでヤル気全開になり澪をいかせまくりました。
澪の中は相当気持ちよかったらしいですよ、刃更、幸せ者め!!
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一人の女の子と誓約を結ぶ時間は5時間取られました。
5時間の間、刃更は澪のなかに出しまくったようだぞ。
澪の中はパンパンで刃更の液が溢れていました、スゲーです。
澪が幸せそうでした。
最後は刃更の剛直を澪が口でお掃除していました。
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胡桃が入ってきて万理亜のサポートに入ります。
次は万理亜の番ですか・・・どうなるんでしょうね。
澪との行為はわりと正統派なプレーでしたが、万理亜ですからねー、アクロバティックなプレーが期待できそうですね。
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レーベル:角川スニーカー文庫
発行日:2017/2/1
著者:上栖綴人
イラスト:大熊猫介(ニトロプラス)
ISBN:978-4-04-103748-5
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