ラノベの感想) 魔法科高校の劣等生 第21巻 動乱の序章編〈上〉 (電撃文庫)
レーベル:電撃文庫
発行日:2016/2/10
著者:佐島勤
イラスト:石田加奈
ISBN:978-4-04-892669-0
ブラジル軍が反政府ゲリラを鎮圧する為に戦略級魔法を使いました。
これにより世界各地で反魔法師運動が活発になってしまいました。
USNAでも反魔法師のデモが起こります。
馬鹿な司令官が反魔法師のデモを鎮圧する為に魔法師を派遣しました。
派遣された魔法師と合同で鎮圧活動に加わる予定だった州軍がデモ隊に参加してしまいました。
軍内部にも反魔法師の考えを持っている人が居たようです。
この事態を鎮圧する為にスターズ隊長のリーナが派遣されました。
暴徒に被害を出さないように鎮圧するようにとの命令を受けたリーナは安心していました。
自国民に向けて魔法を行使するのは嫌だったようです、優しいですね。
暴動は鎮圧されました、ご苦労様ですリーナ。
.
同時期にドイツでも反魔法師のデモが行われていました。
場所が結構不味かったですね。
ドイツの戦略級魔法師カーラ・シュミットが居るベルリン大学で学生間で反魔法師と魔法師擁護派に分かれてのデモが起こりました。
カーラの元にイギリスの戦略級魔法師ウィリアム・マクロードから亡命しませんかっていう誘いがありました。
カーラはどうするのでしょうね、今の所は亡命の意思は無さそうですけど。
亡命するとなると政府が許す筈は無いのですからね。
魔法師にとっては自由がなくなり住みにくい世界になりそうだ。
.
新ソビエトでも反魔法師の暴動が起こりました。
こっちは結構深刻です。
軍の基地内で暴動が起こってしまいました。
暴動が起こった基地には戦略級魔法師レオニード・コンドラチェンコが居ました。
彼の元を戦略級魔法師のイーゴリ・アンドレイビッチ・ベゾブラゾフが訪問します。
二人で反魔法師の問題を話し合っていました。
問題を起こした兵士には精神干渉系の魔法は使われてなかったそうです。
どうも兵士の間で魔法師以外の兵士は今後不要になってしまうのではないかとの危機感があるそうです。
危機感を解消する為にベゾブラゾフがエグイ作戦を思いつきました。
.
軍は魔法師だけでは運用できません、それを一般兵に分からせる為に他国を攻撃しようと言い出します。
そして標的として日本を選びました。
これでとばっちりを受ける事になったのが北陸方面を守る一条家でした。
.
一高に新入生が入学してきました。
今年の新入生総代は三矢詩奈(みつや しいな)ちゃんです。
彼女は十師族三矢家の末っ子です。
彼女には幼馴染の矢車侍郎(やぐるま さぶろう)という自称ボディーガードが付いていました。
侍郎の家は三矢家に仕えているそうです。
本来であれば侍郎は詩奈の正式なボディーガードになるはずでしたが彼にはそこまでの魔法力はありませんでした。
しかし侍郎は諦めきれず、詩奈を守る為に一高に入学したそうです。
.
侍郎は詩奈の事を本気で守りたいようです。
詩奈と侍郎は家族から四葉家の事を色々と聞いてたようです。
美雪と達也の事をそれはそれは恐ろしと思っていたようですね。
詩奈が一人で生徒会室に向かうのですが、侍郎は心配になり古式魔法を使い生徒会室を覗こうとしていました。
.
この行動に幹彦が気がつきます。
達也、幹彦、ほのか、雫の四人で捕まえに向かいます。
達也は気配を消して侍郎に近づきました。
そして無系統魔法を撃ちこんで侍郎を動けなくしました。
ここで達也は侍郎が魔法領域の一部を直接制御型の移動魔法に占有されている事を知ります。
達也は同じ悩みを持つ侍郎に同情的でした。
.
美雪も侍郎が生徒会室を覗こうとしていることに気がつきます。
詩奈に侍郎は詩奈のボディーガードなのかと問いかけます。
詩奈は侍郎を幼馴染と言ってますね。
美雪は侍郎を魔法の不適切使用で罰する必要があるか検討します。
今後、侍郎の管理は詩奈に任される事になりました。
詩奈は侍郎に向かって怒ってますね。
侍郎が馬鹿な行動をしたので自分が侍郎を管理する事になったと言ってます。
詩奈は侍郎にボディーガードは辞めるように言ってます。
侍郎は諦められません、屋上に向かった侍郎に運命的な?出会いが待っていました。
.
侍郎は屋上のベンチで昼寝中のエリカに出会いました。
エリカを起こすべきか、痴漢と間違われる前に逃げべきか考えます。
侍郎は逃げ出そうとしましたがエリカに呼び止められます。
侍郎はエリカの正体に思い至りました、千葉エリカ先輩ですかと問いますよ。
侍郎はエリカに向かって強く成る方法を教えて欲しいとお願いしてきました。
.
エリカは侍郎の中に何らかの能力を見出したようです。
侍郎に稽古をつける事にしました。
剣術部の道場に向かいます。
そこでエリカと侍郎は竹刀を使い戦う事になりました。
勝負はエリカの圧勝だったのですが侍郎は何らかの力を隠している感じですね。
しかし侍郎は自分の力を上手く使えていないようです。
エリカは侍郎に剣術部に入る事を勧めます。
.
このエリカの行動が学校中で噂となりました。
エリカは一校で二位三位を争う美少女だそうです、あーもちろん一位は美雪ね。
なので注目の的なようです。
エリカが一年生に唾を付けたとか言われています。
それに尾ひれがついたものが詩奈の耳にも入ったようです。
.
詩奈は侍郎に向かい侍郎とエリカがデートしたと言ってきます。
侍郎は弁明に必死になっていました。
稽古をつけて貰っただけだと言ってます、これは本当ですけど詩奈は信じて無いですね。
.
一条剛毅は日本海に不審船が現れると義勇軍を組織して捕縛に向かいました。
且つての佐渡侵攻では犯人グループを捕獲できなかったので新ソ連の作戦行動だったと証明できませんでした。
今度こそはと犯人グループを捕まえる事に拘ったようです。
これが不味かったですね。
剛毅は将輝を始めとする志願兵を連れて敵の船を追いかけました。
不審船に正輝たちが乗り込みます。
しかし誰も乗っていませんねガスが漏れている事だけが分かります。
敵の狙いが分かりません。
ここで敵の魔法が炸裂しました。
.
不審船を追いかけていた船が敵の放った魔法を受けました。
これを剛毅が多重展開した防御魔法で防ごうとしました。
相当な威力がある魔法だったようです、乗ってた魔法師は助かりましたが、剛毅が重症を負うことになりました。
.
一条剛毅が重傷を負った事実を十師族は各々の情報網を使い察知しました。
四葉家の魔夜さんは剛毅の状態を正しく推測していました。
魔法演算領域のオーバーヒートが原因のようです。
肉体的には何の問題も無いのに動けなくなっていました。
そこで魔夜さんは四葉家と縁のある魔法師を一条家に派遣しました。
.
十文字家も独自の情報網により剛毅の情報を掴みますが十文字家は情報網が貧弱だそうです。
克人は七草真由美に連絡して情報を聞き出します。
真由美は色々と克人に情報を提供していました。
そこで真由美の兄の七草智一が克人に会いたがっていると話します。
克人は智一の話に応じる事にしました。
.
智一は克人に反魔法師運動に対処する為に魔法師の側で何かできないかと相談してきました。
克人にはこれといった意見は無いんだよね。
そこで多くの魔法師に参加してもらい意見を出し合ってみようとの話になります。
しかし十師族の当主が集まったのでは無難な意見しか出ないだろうとの事になります。
そこで次世代の当主たちを集める事になりました。
有力家の若手魔法師を集めて話し合う事になりました。
達也と美雪の元にも克人からの招待状が届きます。
達也は碌な事にならないだろうとこの時点で考えてたようですね。
自分だけで出席する事にしました。
.
達也の元に防衛軍から招集が掛かりました。
達也が大黒として所属している101旅団は北海道に出撃するそうです。
達也には東京から遠距離の砲撃支援を頼んできました。
風間少佐は達也に対して、101旅団は達也を助けることはできないが、達也には助けて欲しいと言ってきます。
達也は肯定も否定もしないで帰りました。
藤林と風間が達也の扱いについて話してます。
.
達也が四葉家の人間であると公表されたので彼の行動指針がどうなるのか気にしています。
四葉の魔導師として魔夜の指揮下に入るのか、今後も防衛軍に協力してくれるのか。
達也を試すような真似をしていますね。
.
魔夜も達也に軍の支援をするようにと言ってきます。
魔夜は達也に敵の戦略級魔法師が使ったと思われるトゥマーン・ボンバを解析するようにと命じてます。
魔夜との通信が終わり疲れた感じでソファーに座った達也を心配した美雪が思わず達也の膝に手を置いてしまいます。
達也は美雪が心配してくれていると分かったので美雪の手を包み込んだのですが美雪が慌ててしまいました。
勝手に達也に触れてしまったので嫌われてしまうのではと心配してますね。
美雪は相当慌ててます、婚約者になってからは達也様と呼んでいたのですがお兄様になってますね。
達也が美雪を落ち着かせます、「落ち着きなさい」威厳がありそうです。
落ち着いた美雪は再度達也の膝に手を置いて彼を見上げてますね。
おーキスしそうな雰囲気でしたが、二人のラブ空間を目撃した哀れな水波が耳を真っ赤にして立ち去りました。
美雪は水波の存在を忘れていた感じです。
達也は水波の存在を忘れてなかったようですのでキスはしてないか。
.
予測通りに新ソ連は攻めてきました。
授業中の一高に真田が達也を迎えに来ました。
.
達也はサードアイを使い遠距離からの魔法攻撃を行う事になりました。
そこでサードアイを通してトゥマーン・ボンバを解析する事ができました。
その構成に達也は驚くことになりました。
トゥマーン・ボンバは新しい魔法式を自動的に構築するもののようです。
達也は対策を考える事になりました。
達也が放ったミスト・ディスパージョンによりトゥマーン・ボンバを相克して発動を阻止しました。
新ソ連の侵攻は阻止できました。
.
その後の達也はトゥマーン・ボンバの対策を考え続けています。
それで意識が散漫になっていたのでしょう。
入浴が終わり脱衣所で体を拭いている所に水波が入ってきてしまいました。
普段なら鍵を掛けているようですけど忘れてました。
水波は真っ赤になってます。
そして震えながら土下座をしていました。
水波の言では美雪を差し置いて自分が達也の裸を見てしまった、メイドにあるまじきご無礼と言ってます。
水波は達也に罰を与えて欲しいようです。
達也は気にして無いのですが、水波は土下座を辞めないので困ってます。
達也は克人が主催する若手魔法師の会議に出席する必要がありました。
そこで水波に準備を急げと命じます。
自分の仕事も終わらせてないのに罰を与えて貰えると思うなと言ってます。
言われた水波は嬉しそうなのか?
.
達也は克人の主催する会合の受付で七草真由美、香澄、泉美と出会いました。
ここで真由美から今回の会合は七草智一から十文字にお願いして行われる事になったと説明されます。
そんな内情を打ち明けて良いのかと達也は問いますね。
真由美は問題ないと言ってますよ。
真由美と父親の間には確執があるようですけど、真由美らしくない行動のように思われました。
達也は十文字を利用した形になっているのが気に入らないのかと問います。
ここで真由美は盛大に墓穴を掘ってますね。
.
そんなわけないと強く否定していました。
十文字と自分はそんな関係では無いと否定しています。
達也が「そんなつもりは無かったのですが」というと真由美が更に反論してますよ。
「が、って何よ、『ですが』って!本当に、そんなんじゃないんだからね!」と言ってますね。
これは怪しいですね。
目立ち過ぎてしまったので達也は真由美の元から離れて会場に入りました。
.
会場には七宝琢磨が来てました。
彼は七宝家の代表のようです、集まったメンバーの中でも年少の彼はどうしたら良いのか分からない様子です。
可愛いですね。
達也は七宝を誘って会場に入りました。
そこに一条正輝が座ってますね。
席順が決まってないので困っていた琢磨とは違いますね。
.
達也は将輝に声を掛けて剛毅の容態を聞いてました。
剛毅は回復に向かっているそうです。
正輝からは一条家に剛毅の治療のために夕歌を派遣してくれたことに対してお礼を言われました。
達也は困ったときはお互い様だと言ってますね。
四葉家としては剛毅に何かをするつもりはないのかな?
.
会議が始まりました。
十文字は主催者ですが最初に呼びかけたのは智一なので彼が進行役になりました。
主催者の十文字に対して、この会議はあくまでも意見を出し合う場で決まった事に拘束力は無いとの確認がとられました。
会議が進み、当初の目論見通り、面白い意見が出てきました。
最終的に若手女性魔法師にアイドル活動をさせてはどうかとの意見が出てきました。
最初は真由美にアイドルをやらせてはどうかとの意見になります。
ここで智一が仕掛けてきました。
真由美よりも適任者がいますよねと言ってます。
参加者は気がついちゃったね、四葉家の次期殿ではどうですかと言い出します。
美雪にアイドル活動をさせてはどうかとの意見に纏まります。
これには達也が不快感を露にしますね。
.
達也は十文字に再確認しています、この会議は何かを決める為のモノではないですよね、四葉家が従う必要は無いですよねと問います。
流石は克人です、それで問題無いと言ってますね、周囲の雰囲気に流されはしませんでした。
しかし、多くの参加者は達也に反感を持ったようです。
場の空気が硬直してしまい険悪な雰囲気になります。
克人は達也にこの場を何とかしろと視線で訴えますよ。
達也はどうやってこの場を収めるのでしょうか。
.
会場には九島光宣が来ていました。
彼は会議への参加者ではなく、参加者の兄についてきたそうです。
九島家は十師族から外れてしまったので、この機会に達也と美雪と知り合いである光宣に二人にあって来いと命じられていました。
四葉家の関係者と仲良くなり、その威光を持って九島家が十師族に返り咲く事を企図しているそうです。
しかし困ってしまったね、達也と美雪は午後には予定があるそうです。
泉美が美雪の予定を聞いていました。
二人に会えないと分かった光宣は所在なげですね。
真由美が光宣を七草家に誘います。
.
真由美の認識は結構正しいようですね。
七草家は四葉家程の価値はないけれど、七草家と旧交を温めてきたと言えばお兄さんも怒らないでしょと言ってます。
真由美、泉美、香澄、光宣は魔法師教会のラウンジでお茶をする事になりました。
ここでも注目を集めてます。
流石は超絶美形の光宣ですね。
.
防衛軍の中に真田たちの他にも達也の気質を試そうとしている人々がいました。
十文字家に連なる遠山(十山)つかさが知り合いの詩奈を使って達也を試そうとしています。
詩奈を要人救出訓練の人質役にするつもりですね。
詩奈はつかさに愚痴を零していました。
侍郎がエリカと仲良くしているのが不満なようです。
愚痴を聞いてもらい詩奈はつかさに心を許している感じです。
詩奈はつかさの言ってきた人質役に興味を持っているようですので、つかさの思惑に乗るでしょうね。
達也が知り合いの詩奈をどうするのか興味深いですね。
克人の主催した反魔法師に対抗するアイディアを出す会議では他家と反目してしまったようですので、詩奈を無視する事もありそうですが・・・
美雪のアイドル活動も見てみたいですね、いっそ真由美とユニットを組むのが良いのではないでしょうか。
まあ美雪を衆目に晒す事を達也が許すとは思えませんけどね。
意外と美雪をガードする為に達也も参加したアイドルグループが結成されたりして?
戦略級魔法の価値が益々高まってきてます、達也の存在価値も同時に高まってますね。
彼はどこに身を置くことにするのでしょうね。
.
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発行日:2016/2/10
著者:佐島勤
イラスト:石田加奈
ISBN:978-4-04-892669-0
ブラジル軍が反政府ゲリラを鎮圧する為に戦略級魔法を使いました。
これにより世界各地で反魔法師運動が活発になってしまいました。
USNAでも反魔法師のデモが起こります。
馬鹿な司令官が反魔法師のデモを鎮圧する為に魔法師を派遣しました。
派遣された魔法師と合同で鎮圧活動に加わる予定だった州軍がデモ隊に参加してしまいました。
軍内部にも反魔法師の考えを持っている人が居たようです。
この事態を鎮圧する為にスターズ隊長のリーナが派遣されました。
暴徒に被害を出さないように鎮圧するようにとの命令を受けたリーナは安心していました。
自国民に向けて魔法を行使するのは嫌だったようです、優しいですね。
暴動は鎮圧されました、ご苦労様ですリーナ。
.
同時期にドイツでも反魔法師のデモが行われていました。
場所が結構不味かったですね。
ドイツの戦略級魔法師カーラ・シュミットが居るベルリン大学で学生間で反魔法師と魔法師擁護派に分かれてのデモが起こりました。
カーラの元にイギリスの戦略級魔法師ウィリアム・マクロードから亡命しませんかっていう誘いがありました。
カーラはどうするのでしょうね、今の所は亡命の意思は無さそうですけど。
亡命するとなると政府が許す筈は無いのですからね。
魔法師にとっては自由がなくなり住みにくい世界になりそうだ。
.
新ソビエトでも反魔法師の暴動が起こりました。
こっちは結構深刻です。
軍の基地内で暴動が起こってしまいました。
暴動が起こった基地には戦略級魔法師レオニード・コンドラチェンコが居ました。
彼の元を戦略級魔法師のイーゴリ・アンドレイビッチ・ベゾブラゾフが訪問します。
二人で反魔法師の問題を話し合っていました。
問題を起こした兵士には精神干渉系の魔法は使われてなかったそうです。
どうも兵士の間で魔法師以外の兵士は今後不要になってしまうのではないかとの危機感があるそうです。
危機感を解消する為にベゾブラゾフがエグイ作戦を思いつきました。
.
軍は魔法師だけでは運用できません、それを一般兵に分からせる為に他国を攻撃しようと言い出します。
そして標的として日本を選びました。
これでとばっちりを受ける事になったのが北陸方面を守る一条家でした。
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一高に新入生が入学してきました。
今年の新入生総代は三矢詩奈(みつや しいな)ちゃんです。
彼女は十師族三矢家の末っ子です。
彼女には幼馴染の矢車侍郎(やぐるま さぶろう)という自称ボディーガードが付いていました。
侍郎の家は三矢家に仕えているそうです。
本来であれば侍郎は詩奈の正式なボディーガードになるはずでしたが彼にはそこまでの魔法力はありませんでした。
しかし侍郎は諦めきれず、詩奈を守る為に一高に入学したそうです。
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侍郎は詩奈の事を本気で守りたいようです。
詩奈と侍郎は家族から四葉家の事を色々と聞いてたようです。
美雪と達也の事をそれはそれは恐ろしと思っていたようですね。
詩奈が一人で生徒会室に向かうのですが、侍郎は心配になり古式魔法を使い生徒会室を覗こうとしていました。
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この行動に幹彦が気がつきます。
達也、幹彦、ほのか、雫の四人で捕まえに向かいます。
達也は気配を消して侍郎に近づきました。
そして無系統魔法を撃ちこんで侍郎を動けなくしました。
ここで達也は侍郎が魔法領域の一部を直接制御型の移動魔法に占有されている事を知ります。
達也は同じ悩みを持つ侍郎に同情的でした。
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美雪も侍郎が生徒会室を覗こうとしていることに気がつきます。
詩奈に侍郎は詩奈のボディーガードなのかと問いかけます。
詩奈は侍郎を幼馴染と言ってますね。
美雪は侍郎を魔法の不適切使用で罰する必要があるか検討します。
今後、侍郎の管理は詩奈に任される事になりました。
詩奈は侍郎に向かって怒ってますね。
侍郎が馬鹿な行動をしたので自分が侍郎を管理する事になったと言ってます。
詩奈は侍郎にボディーガードは辞めるように言ってます。
侍郎は諦められません、屋上に向かった侍郎に運命的な?出会いが待っていました。
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侍郎は屋上のベンチで昼寝中のエリカに出会いました。
エリカを起こすべきか、痴漢と間違われる前に逃げべきか考えます。
侍郎は逃げ出そうとしましたがエリカに呼び止められます。
侍郎はエリカの正体に思い至りました、千葉エリカ先輩ですかと問いますよ。
侍郎はエリカに向かって強く成る方法を教えて欲しいとお願いしてきました。
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エリカは侍郎の中に何らかの能力を見出したようです。
侍郎に稽古をつける事にしました。
剣術部の道場に向かいます。
そこでエリカと侍郎は竹刀を使い戦う事になりました。
勝負はエリカの圧勝だったのですが侍郎は何らかの力を隠している感じですね。
しかし侍郎は自分の力を上手く使えていないようです。
エリカは侍郎に剣術部に入る事を勧めます。
.
このエリカの行動が学校中で噂となりました。
エリカは一校で二位三位を争う美少女だそうです、あーもちろん一位は美雪ね。
なので注目の的なようです。
エリカが一年生に唾を付けたとか言われています。
それに尾ひれがついたものが詩奈の耳にも入ったようです。
.
詩奈は侍郎に向かい侍郎とエリカがデートしたと言ってきます。
侍郎は弁明に必死になっていました。
稽古をつけて貰っただけだと言ってます、これは本当ですけど詩奈は信じて無いですね。
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一条剛毅は日本海に不審船が現れると義勇軍を組織して捕縛に向かいました。
且つての佐渡侵攻では犯人グループを捕獲できなかったので新ソ連の作戦行動だったと証明できませんでした。
今度こそはと犯人グループを捕まえる事に拘ったようです。
これが不味かったですね。
剛毅は将輝を始めとする志願兵を連れて敵の船を追いかけました。
不審船に正輝たちが乗り込みます。
しかし誰も乗っていませんねガスが漏れている事だけが分かります。
敵の狙いが分かりません。
ここで敵の魔法が炸裂しました。
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不審船を追いかけていた船が敵の放った魔法を受けました。
これを剛毅が多重展開した防御魔法で防ごうとしました。
相当な威力がある魔法だったようです、乗ってた魔法師は助かりましたが、剛毅が重症を負うことになりました。
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一条剛毅が重傷を負った事実を十師族は各々の情報網を使い察知しました。
四葉家の魔夜さんは剛毅の状態を正しく推測していました。
魔法演算領域のオーバーヒートが原因のようです。
肉体的には何の問題も無いのに動けなくなっていました。
そこで魔夜さんは四葉家と縁のある魔法師を一条家に派遣しました。
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十文字家も独自の情報網により剛毅の情報を掴みますが十文字家は情報網が貧弱だそうです。
克人は七草真由美に連絡して情報を聞き出します。
真由美は色々と克人に情報を提供していました。
そこで真由美の兄の七草智一が克人に会いたがっていると話します。
克人は智一の話に応じる事にしました。
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智一は克人に反魔法師運動に対処する為に魔法師の側で何かできないかと相談してきました。
克人にはこれといった意見は無いんだよね。
そこで多くの魔法師に参加してもらい意見を出し合ってみようとの話になります。
しかし十師族の当主が集まったのでは無難な意見しか出ないだろうとの事になります。
そこで次世代の当主たちを集める事になりました。
有力家の若手魔法師を集めて話し合う事になりました。
達也と美雪の元にも克人からの招待状が届きます。
達也は碌な事にならないだろうとこの時点で考えてたようですね。
自分だけで出席する事にしました。
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達也の元に防衛軍から招集が掛かりました。
達也が大黒として所属している101旅団は北海道に出撃するそうです。
達也には東京から遠距離の砲撃支援を頼んできました。
風間少佐は達也に対して、101旅団は達也を助けることはできないが、達也には助けて欲しいと言ってきます。
達也は肯定も否定もしないで帰りました。
藤林と風間が達也の扱いについて話してます。
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達也が四葉家の人間であると公表されたので彼の行動指針がどうなるのか気にしています。
四葉の魔導師として魔夜の指揮下に入るのか、今後も防衛軍に協力してくれるのか。
達也を試すような真似をしていますね。
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魔夜も達也に軍の支援をするようにと言ってきます。
魔夜は達也に敵の戦略級魔法師が使ったと思われるトゥマーン・ボンバを解析するようにと命じてます。
魔夜との通信が終わり疲れた感じでソファーに座った達也を心配した美雪が思わず達也の膝に手を置いてしまいます。
達也は美雪が心配してくれていると分かったので美雪の手を包み込んだのですが美雪が慌ててしまいました。
勝手に達也に触れてしまったので嫌われてしまうのではと心配してますね。
美雪は相当慌ててます、婚約者になってからは達也様と呼んでいたのですがお兄様になってますね。
達也が美雪を落ち着かせます、「落ち着きなさい」威厳がありそうです。
落ち着いた美雪は再度達也の膝に手を置いて彼を見上げてますね。
おーキスしそうな雰囲気でしたが、二人のラブ空間を目撃した哀れな水波が耳を真っ赤にして立ち去りました。
美雪は水波の存在を忘れていた感じです。
達也は水波の存在を忘れてなかったようですのでキスはしてないか。
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予測通りに新ソ連は攻めてきました。
授業中の一高に真田が達也を迎えに来ました。
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達也はサードアイを使い遠距離からの魔法攻撃を行う事になりました。
そこでサードアイを通してトゥマーン・ボンバを解析する事ができました。
その構成に達也は驚くことになりました。
トゥマーン・ボンバは新しい魔法式を自動的に構築するもののようです。
達也は対策を考える事になりました。
達也が放ったミスト・ディスパージョンによりトゥマーン・ボンバを相克して発動を阻止しました。
新ソ連の侵攻は阻止できました。
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その後の達也はトゥマーン・ボンバの対策を考え続けています。
それで意識が散漫になっていたのでしょう。
入浴が終わり脱衣所で体を拭いている所に水波が入ってきてしまいました。
普段なら鍵を掛けているようですけど忘れてました。
水波は真っ赤になってます。
そして震えながら土下座をしていました。
水波の言では美雪を差し置いて自分が達也の裸を見てしまった、メイドにあるまじきご無礼と言ってます。
水波は達也に罰を与えて欲しいようです。
達也は気にして無いのですが、水波は土下座を辞めないので困ってます。
達也は克人が主催する若手魔法師の会議に出席する必要がありました。
そこで水波に準備を急げと命じます。
自分の仕事も終わらせてないのに罰を与えて貰えると思うなと言ってます。
言われた水波は嬉しそうなのか?
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達也は克人の主催する会合の受付で七草真由美、香澄、泉美と出会いました。
ここで真由美から今回の会合は七草智一から十文字にお願いして行われる事になったと説明されます。
そんな内情を打ち明けて良いのかと達也は問いますね。
真由美は問題ないと言ってますよ。
真由美と父親の間には確執があるようですけど、真由美らしくない行動のように思われました。
達也は十文字を利用した形になっているのが気に入らないのかと問います。
ここで真由美は盛大に墓穴を掘ってますね。
.
そんなわけないと強く否定していました。
十文字と自分はそんな関係では無いと否定しています。
達也が「そんなつもりは無かったのですが」というと真由美が更に反論してますよ。
「が、って何よ、『ですが』って!本当に、そんなんじゃないんだからね!」と言ってますね。
これは怪しいですね。
目立ち過ぎてしまったので達也は真由美の元から離れて会場に入りました。
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会場には七宝琢磨が来てました。
彼は七宝家の代表のようです、集まったメンバーの中でも年少の彼はどうしたら良いのか分からない様子です。
可愛いですね。
達也は七宝を誘って会場に入りました。
そこに一条正輝が座ってますね。
席順が決まってないので困っていた琢磨とは違いますね。
.
達也は将輝に声を掛けて剛毅の容態を聞いてました。
剛毅は回復に向かっているそうです。
正輝からは一条家に剛毅の治療のために夕歌を派遣してくれたことに対してお礼を言われました。
達也は困ったときはお互い様だと言ってますね。
四葉家としては剛毅に何かをするつもりはないのかな?
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会議が始まりました。
十文字は主催者ですが最初に呼びかけたのは智一なので彼が進行役になりました。
主催者の十文字に対して、この会議はあくまでも意見を出し合う場で決まった事に拘束力は無いとの確認がとられました。
会議が進み、当初の目論見通り、面白い意見が出てきました。
最終的に若手女性魔法師にアイドル活動をさせてはどうかとの意見が出てきました。
最初は真由美にアイドルをやらせてはどうかとの意見になります。
ここで智一が仕掛けてきました。
真由美よりも適任者がいますよねと言ってます。
参加者は気がついちゃったね、四葉家の次期殿ではどうですかと言い出します。
美雪にアイドル活動をさせてはどうかとの意見に纏まります。
これには達也が不快感を露にしますね。
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達也は十文字に再確認しています、この会議は何かを決める為のモノではないですよね、四葉家が従う必要は無いですよねと問います。
流石は克人です、それで問題無いと言ってますね、周囲の雰囲気に流されはしませんでした。
しかし、多くの参加者は達也に反感を持ったようです。
場の空気が硬直してしまい険悪な雰囲気になります。
克人は達也にこの場を何とかしろと視線で訴えますよ。
達也はどうやってこの場を収めるのでしょうか。
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会場には九島光宣が来ていました。
彼は会議への参加者ではなく、参加者の兄についてきたそうです。
九島家は十師族から外れてしまったので、この機会に達也と美雪と知り合いである光宣に二人にあって来いと命じられていました。
四葉家の関係者と仲良くなり、その威光を持って九島家が十師族に返り咲く事を企図しているそうです。
しかし困ってしまったね、達也と美雪は午後には予定があるそうです。
泉美が美雪の予定を聞いていました。
二人に会えないと分かった光宣は所在なげですね。
真由美が光宣を七草家に誘います。
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真由美の認識は結構正しいようですね。
七草家は四葉家程の価値はないけれど、七草家と旧交を温めてきたと言えばお兄さんも怒らないでしょと言ってます。
真由美、泉美、香澄、光宣は魔法師教会のラウンジでお茶をする事になりました。
ここでも注目を集めてます。
流石は超絶美形の光宣ですね。
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防衛軍の中に真田たちの他にも達也の気質を試そうとしている人々がいました。
十文字家に連なる遠山(十山)つかさが知り合いの詩奈を使って達也を試そうとしています。
詩奈を要人救出訓練の人質役にするつもりですね。
詩奈はつかさに愚痴を零していました。
侍郎がエリカと仲良くしているのが不満なようです。
愚痴を聞いてもらい詩奈はつかさに心を許している感じです。
詩奈はつかさの言ってきた人質役に興味を持っているようですので、つかさの思惑に乗るでしょうね。
達也が知り合いの詩奈をどうするのか興味深いですね。
克人の主催した反魔法師に対抗するアイディアを出す会議では他家と反目してしまったようですので、詩奈を無視する事もありそうですが・・・
美雪のアイドル活動も見てみたいですね、いっそ真由美とユニットを組むのが良いのではないでしょうか。
まあ美雪を衆目に晒す事を達也が許すとは思えませんけどね。
意外と美雪をガードする為に達也も参加したアイドルグループが結成されたりして?
戦略級魔法の価値が益々高まってきてます、達也の存在価値も同時に高まってますね。
彼はどこに身を置くことにするのでしょうね。
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成分 | 婚約者 | ハーレム | 恋愛 | エロ | 美少女 | ヒーロー | バトル | 恋人?愛 |
評価 | B | C | B | C | AA | C | C | B |
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