ラノベの感想) ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫)
概略:
スプーキーEの自殺の真相を調べる為に同型の電撃を使う合成人間ポリモーグが派遣されてきました。ポリモーグを警戒する為にディジーが動き出します。適当に作戦を決めるポリモーグに綺と凪が巻き込まれる事になってしまいます。水乃星透子が事件に関係しているのでブギ―ポップが過剰反応をしてしまいます。ブギ―ポップと凪は翻弄される事になってしまいました。
レーベル:電撃文庫
発行日:2019/5/10
著者:上遠野浩平
イラスト:緒方剛志
ISBN:978-4-04-912323-4
雰囲気:お気楽調査員、異変、炎の魔女、死神、洗脳、巨大な影響力、無駄だった
.
スプーキーEが自殺した動機を調べる為に統和機構の合成人間がやって来ました。
街に入った瞬間に彼女も洗脳させられたようですが気が付きませんでした。
ポリモーグと言う女性型合成人間でお気楽な性格をしています。
調査を始めたけど街の違和感を全く感じ取れなかった彼女は不良に絡まれている少年を発見しました。
絡まれている少年が「スプーキーEなんて知らない」と口走ったので彼に興味を持ちます。
ポリモーグは少年を助ける事にしました。
少年は乙坂了哉と名乗らされます。
.
了哉は不良に絡まれている時に「スプキーEなんて知らないと言え」との謎の声を聞きます。
そのまま口にしちゃったのでポリモーグに注目される事になりました。
ポリモーグは親し気に了哉に近づき彼を調査の助手に任命しました。
了哉は何者かの声に従いスプーキーEと言った事を内緒にします。
.
ポリモーグは織機綺がスプーキーEの配下の合成人間だったと知っていました。
ポリモーグは了哉を綺に接触させる事にします。
綺と接触した了哉はポリモーグの存在を知らせ彼女を逃がそうと考えました。
綺は了哉を統和機構から守ろうと考え彼の前から逃げる事にします。
了哉を引っぱたいたふりをして逃げ出しました。
二人のやり取りを監視していたポリモーグは笑っていました。
綺の反応を見たポリモーグは使えると判断して仲間に引き入れる事にしました。
ポリモーグは綺にスプーキーEの自殺の真相を探っている事を教えて仲間にします。
綺はなし崩しのうちにポリモーグに協力する事になってしまいました。
.
綺と了哉はお互いが似ていると感じています。
無気力感に苛まれているところが似ていると感じたようです。
.
綺は世話になっている霧間凪に嘘を吐いてポリモーグの調査に同行する事にします。
凪は綺の様子がおかしいと感じて尾行していました。
綺が色々と苦心して凪を巻き込まないようにしたのですが徒労でした。
.
街の中で人々が殴り合いを始めてしまいます。
これにはディジー・ミス・リジーの能力が影響していました。
ポリモーグが調査に事でディジーが動き出したようです。
綺が襲われそうになり凪が助けに入りました。
ここでポリモーグと凪が出会う事になりました。
話し合った結果、凪はポリモーグに協力する事にしました。
.
一人になった了哉の前にブギ―ポップが現れました。
ブギ―ポップは了哉の事を世界の敵になる可能性があると言っています。
了哉を殺すか判断がつかないようでした。
この段階で了哉が水乃星透子と接触していたと見抜いていたのだろうか?
.
凪は途中で今回の事件の全貌を理解しました。
ブギ―ポップが出てきている事もそれに関係していました。
ディジーは水乃星透子に心酔していて彼女の事を忘れたくないと思っていました。
電磁波を使い記憶を操作できたので自分の記憶を保持しようとしていたようです。
水乃星透子はブギ―ポップに殺される前に自殺しているので既にこの世にいません。
ブギ―ポップは水乃星透子を自殺させてしまったのが心残りなようです。
だから水乃星透子絡みの事件に過剰に反応しているみたいです。
.
凪にも後悔がありました。
凪は水乃星透子と直ぐに打ち解けて友達と言える関係だったようです。
しかし途中から水乃星透子の周囲の人間が彼女の言いなりに成っている事に違和感を抱いたそうです。
結果、疎遠となり彼女は自殺しました。
それが心残りのようです。
.
水乃星透子は自殺する時に彼女を知っている人々の記憶を封印したようです。
殆どの人は彼女の事を忘れましたがディジーは忘れない為の努力をしていたので覚えていられたようです。
ディジーは人々の記憶を奪い水乃星透子の事を思い出そうとしていたようです。
.
了哉から綺に電話が掛かって来ました。
二人は事件の捜査から外されてしまい暇を持て余していました。
凪と知り合ったポリモーグは彼女を囮にしてディジーをおびき寄せようと考えます。
ポリモーグに必要とされなくなった了哉は憤りを示しています。
通話中に了哉の意識が奪われる事になります。
心配した綺はスプーキーEが使っていたアジトの一つに向かいます。
.
そこでディジーの使用しているレインコートと同じものを大量に発見しました。
これはディジーに洗脳されたスプーキーEが準備した物でした。
彼は嫌っているディジーに操られていたようですよ。
悲惨な事実ですねー。
.
これまで自分は無力だと感じていた綺が自分の優位性を自覚します。
綺はスプーキーEが自分を洗脳できなかった事に気が付きました。
綺は色々な感覚が鈍感過ぎて彼の洗脳が効かなかったようです。
綺は記憶を呼び起こそうとする電磁波に耐えながら電磁波の発信源に向かいます。
了哉がそれを追いかけます。
ブギ―ポップも綺を追いかけて敵の居場所を突き止めようとしていました。
.
走り出した綺は集中していて周囲の状況を把握できていませんでした。
洗脳された人々が襲い掛かってきます。
それをブギ―ポップが無力化して綺を守っていました。
綺はその事にも気が付いていませんでした。
駅前の交番の横に放置されているブルーシートに行きつきます。
シートを剥がすとミイラ化したディジーが出てきました。
ブギ―ポップがディジーのミイラを破壊しようとします。
そこに了哉に憑依した水乃星透子の声が掛かりました。
.
ブギ―ポップは人が最も美しい姿の時に殺す事になっています。
ミイラ化しているディジーは殺す対象にならないと言われてしまいました。
ブギ―ポップは納得して手を引く事にします。
水乃星透子本人ではありませんが、その残留思念と再会できてディジーは満足しました。
ディジーが成仏したので事件は解決しました。
.
事件解決後、綺が了哉を呼び出しました。
了哉は綺に気があるらしく素直にやって来てくれます。
暫く二人で会話していると了哉の背後にポリモーグが現れます。
ポリモーグは了哉から今回の事件の記憶を消しました。
気が付いた了哉は綺と会っていた事も忘れています。
彼女に振られたと感じた彼は不貞腐れて駅前に向かいます。
.
ポリモーグはスプーキーEの後任としてこの街に留まる事になりました。
厄介事は凪に任せて自分は楽をするつもりだと言っています。
.
了哉の前にブギ―ポップが現れました。
何のために生きるのか分からないと言っている了哉に殺してあげようか?と言ってきます。
了哉に自動的なのに頼まれて誰かを殺すのは矛盾しないか?と言われて納得しています。
了哉はブギ―ポップから水乃星透子に言われたのと同じ言葉を掛けられて誰かに同じことを言われた事があると感じます。
ブギ―ポップに確かめようとすると既に消えていました。
了哉から水乃星透子の記憶は消えたようです。
水乃星透子の影響力のでかさが凄すぎます。
彼女は確かに世界の敵だったね。
.
.
AmazonLink: ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫)
スプーキーEの自殺の真相を調べる為に同型の電撃を使う合成人間ポリモーグが派遣されてきました。ポリモーグを警戒する為にディジーが動き出します。適当に作戦を決めるポリモーグに綺と凪が巻き込まれる事になってしまいます。水乃星透子が事件に関係しているのでブギ―ポップが過剰反応をしてしまいます。ブギ―ポップと凪は翻弄される事になってしまいました。
レーベル:電撃文庫
発行日:2019/5/10
著者:上遠野浩平
イラスト:緒方剛志
ISBN:978-4-04-912323-4
雰囲気:お気楽調査員、異変、炎の魔女、死神、洗脳、巨大な影響力、無駄だった
.
スプーキーEが自殺した動機を調べる為に統和機構の合成人間がやって来ました。
街に入った瞬間に彼女も洗脳させられたようですが気が付きませんでした。
ポリモーグと言う女性型合成人間でお気楽な性格をしています。
調査を始めたけど街の違和感を全く感じ取れなかった彼女は不良に絡まれている少年を発見しました。
絡まれている少年が「スプーキーEなんて知らない」と口走ったので彼に興味を持ちます。
ポリモーグは少年を助ける事にしました。
少年は乙坂了哉と名乗らされます。
.
了哉は不良に絡まれている時に「スプキーEなんて知らないと言え」との謎の声を聞きます。
そのまま口にしちゃったのでポリモーグに注目される事になりました。
ポリモーグは親し気に了哉に近づき彼を調査の助手に任命しました。
了哉は何者かの声に従いスプーキーEと言った事を内緒にします。
.
ポリモーグは織機綺がスプーキーEの配下の合成人間だったと知っていました。
ポリモーグは了哉を綺に接触させる事にします。
綺と接触した了哉はポリモーグの存在を知らせ彼女を逃がそうと考えました。
綺は了哉を統和機構から守ろうと考え彼の前から逃げる事にします。
了哉を引っぱたいたふりをして逃げ出しました。
二人のやり取りを監視していたポリモーグは笑っていました。
綺の反応を見たポリモーグは使えると判断して仲間に引き入れる事にしました。
ポリモーグは綺にスプーキーEの自殺の真相を探っている事を教えて仲間にします。
綺はなし崩しのうちにポリモーグに協力する事になってしまいました。
.
綺と了哉はお互いが似ていると感じています。
無気力感に苛まれているところが似ていると感じたようです。
.
綺は世話になっている霧間凪に嘘を吐いてポリモーグの調査に同行する事にします。
凪は綺の様子がおかしいと感じて尾行していました。
綺が色々と苦心して凪を巻き込まないようにしたのですが徒労でした。
.
街の中で人々が殴り合いを始めてしまいます。
これにはディジー・ミス・リジーの能力が影響していました。
ポリモーグが調査に事でディジーが動き出したようです。
綺が襲われそうになり凪が助けに入りました。
ここでポリモーグと凪が出会う事になりました。
話し合った結果、凪はポリモーグに協力する事にしました。
.
一人になった了哉の前にブギ―ポップが現れました。
ブギ―ポップは了哉の事を世界の敵になる可能性があると言っています。
了哉を殺すか判断がつかないようでした。
この段階で了哉が水乃星透子と接触していたと見抜いていたのだろうか?
.
凪は途中で今回の事件の全貌を理解しました。
ブギ―ポップが出てきている事もそれに関係していました。
ディジーは水乃星透子に心酔していて彼女の事を忘れたくないと思っていました。
電磁波を使い記憶を操作できたので自分の記憶を保持しようとしていたようです。
水乃星透子はブギ―ポップに殺される前に自殺しているので既にこの世にいません。
ブギ―ポップは水乃星透子を自殺させてしまったのが心残りなようです。
だから水乃星透子絡みの事件に過剰に反応しているみたいです。
.
凪にも後悔がありました。
凪は水乃星透子と直ぐに打ち解けて友達と言える関係だったようです。
しかし途中から水乃星透子の周囲の人間が彼女の言いなりに成っている事に違和感を抱いたそうです。
結果、疎遠となり彼女は自殺しました。
それが心残りのようです。
.
水乃星透子は自殺する時に彼女を知っている人々の記憶を封印したようです。
殆どの人は彼女の事を忘れましたがディジーは忘れない為の努力をしていたので覚えていられたようです。
ディジーは人々の記憶を奪い水乃星透子の事を思い出そうとしていたようです。
.
了哉から綺に電話が掛かって来ました。
二人は事件の捜査から外されてしまい暇を持て余していました。
凪と知り合ったポリモーグは彼女を囮にしてディジーをおびき寄せようと考えます。
ポリモーグに必要とされなくなった了哉は憤りを示しています。
通話中に了哉の意識が奪われる事になります。
心配した綺はスプーキーEが使っていたアジトの一つに向かいます。
.
そこでディジーの使用しているレインコートと同じものを大量に発見しました。
これはディジーに洗脳されたスプーキーEが準備した物でした。
彼は嫌っているディジーに操られていたようですよ。
悲惨な事実ですねー。
.
これまで自分は無力だと感じていた綺が自分の優位性を自覚します。
綺はスプーキーEが自分を洗脳できなかった事に気が付きました。
綺は色々な感覚が鈍感過ぎて彼の洗脳が効かなかったようです。
綺は記憶を呼び起こそうとする電磁波に耐えながら電磁波の発信源に向かいます。
了哉がそれを追いかけます。
ブギ―ポップも綺を追いかけて敵の居場所を突き止めようとしていました。
.
走り出した綺は集中していて周囲の状況を把握できていませんでした。
洗脳された人々が襲い掛かってきます。
それをブギ―ポップが無力化して綺を守っていました。
綺はその事にも気が付いていませんでした。
駅前の交番の横に放置されているブルーシートに行きつきます。
シートを剥がすとミイラ化したディジーが出てきました。
ブギ―ポップがディジーのミイラを破壊しようとします。
そこに了哉に憑依した水乃星透子の声が掛かりました。
.
ブギ―ポップは人が最も美しい姿の時に殺す事になっています。
ミイラ化しているディジーは殺す対象にならないと言われてしまいました。
ブギ―ポップは納得して手を引く事にします。
水乃星透子本人ではありませんが、その残留思念と再会できてディジーは満足しました。
ディジーが成仏したので事件は解決しました。
.
事件解決後、綺が了哉を呼び出しました。
了哉は綺に気があるらしく素直にやって来てくれます。
暫く二人で会話していると了哉の背後にポリモーグが現れます。
ポリモーグは了哉から今回の事件の記憶を消しました。
気が付いた了哉は綺と会っていた事も忘れています。
彼女に振られたと感じた彼は不貞腐れて駅前に向かいます。
.
ポリモーグはスプーキーEの後任としてこの街に留まる事になりました。
厄介事は凪に任せて自分は楽をするつもりだと言っています。
.
了哉の前にブギ―ポップが現れました。
何のために生きるのか分からないと言っている了哉に殺してあげようか?と言ってきます。
了哉に自動的なのに頼まれて誰かを殺すのは矛盾しないか?と言われて納得しています。
了哉はブギ―ポップから水乃星透子に言われたのと同じ言葉を掛けられて誰かに同じことを言われた事があると感じます。
ブギ―ポップに確かめようとすると既に消えていました。
了哉から水乃星透子の記憶は消えたようです。
水乃星透子の影響力のでかさが凄すぎます。
彼女は確かに世界の敵だったね。
.
成分 | 美少女 | 戦闘 | 作戦 | 正義 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | A | C | B | C |
AmazonLink: ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫)
コメント
コメントを投稿