ラノベの感想) アサシンズプライド 第11巻 暗殺教師と禁書階梯 (ファンタジア文庫)

概略:
クーファはアルメディアと取引してメリダとエリーゼの安全を確保する事にします。取り引きの条件としてミュールによって持ち出された黒の書の捜索を行う事になります。黒の書を発見したのですがサイコロを振ると黒の書の中に囚われてしまいます。クーファ、メリダ、エリーゼ、サラシャは黒の書の中で冒険する事になってしまいます。途中で囚われていたミュールとも合流して黒の書をクリアする事になります。しかし黒の書には罠が仕掛けられていました。一番最初にゴールに到着した者が人質になってしまうルールが隠されていました。アルメディアはクーファを黒の書の生け贄としてエレノア(メリダママ)の魂を降霊すると言っています。黒の書を起動できるのはミュールだけなのでアルメディアに連れて行かれてしまいます。残されたメリダ、エリーゼ、サラシャはクーファ救出に向け動き出す事になります。

レーベル:ファンタジア文庫
発行日:2019/10/20
著者:天城ケイ
イラスト:ニノモトニノ
ISBN:978-4-04-073224-4
雰囲気:取引、禁書捜索、魔導書の中で大冒険、メリノア降霊計画、家出
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メリダとエリーゼを聖ドートリッシュ女学園に転入させたクーファは二人の安全を確保する為にアルメディアと交渉しています。
彼女に頼んで二人の暗殺命令を撤回してもらう考えです。
アルメディアはクーファのお願いを聞く代わりに紛失した黒の書という魔導書を捜索して欲しいとお願いしてきました。
黒の書の在処は聖ドートリッシュ女学園です。
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クーファはメリダ、エリーゼ、サラシャを連れてドートリッシュ女学園の学園長に面会に行きます。
そこで黒の書を盗み出したのがミュールだと知らされます。
ミュールはビブリアゴートのラ・モール家が管理する区画に逃げ込んだそうですが、行方が分からなくなったそうです。
ここでミュールがクーファに贈ったラブレターが彼女の居場所を示すヒントになりました。
ラブレターはクーファとミュールの間で取り決めた暗号に従い書かれています。
暗号を解くと彼女の居場所が記されていました。
四人はミュールを救出し黒の書を確保する為にビブリアゴートに向かいました。
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ラブレターで指定された禁書を封じてある部屋には黒の書とミュールが寝泊まりしていた痕跡だけが残っていました。
黒の書を開いてみるとボードゲームのように見えました。
クーファがサイコロを振ると黒の書の中に囚われてしまいます。
メリダ、エリーゼ、サラシャも一緒に黒の書の中に囚われてしまいました。
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黒の書の中は現実世界の法則が通用しないゲームの世界でした。
ゲームをクリアすれば黒の書から出られるようです。
テーマ毎に階層構造になっています。
クリアすると次の階へ続く階段が現れます。
油断ならないのはクリアした階層は次の階層が出現すると崩れ去ってしまう事です。
メリダ、エリーゼ、サラシャは露出過多な儀式用の服装になっています。
クーファにパンツの中を見られる事を気にしていましたがエリーゼが最初に吹っ切れました。
クーファに見られても構わない、それよりもゲームをクリアする方が先決だと思ったようです。
メリダとサラシャも覚悟が決り階段を上り始めます。
クーファはまたも美味しい目に遭ってますね。
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意地悪なトラップを解除しながらゲームを進行する事になりました。
途中で氷柱に囚われているミュールを発見しました。
ミュールはサイコロを振る時にイカサマをして罰則を受けてしまったようです。
その階層をクリアしてミュールを氷柱から助け出す事ができました。
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クーファにとんでもなく美味しい状況が発生する事になります。
水場の階層で相手を眠らせてから捕食する巨大な食虫植物に襲われる事になります。
食虫植物はクーファが倒したのですが彼が眠らされてしまう事になりました。
ここでサラシャの発案でクーファにご奉仕する事になります!!
サラシャって結構積極的でエッチだよね。
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クーファが寝ているので4人は全裸になって水浴びを楽しみます。
その後、クーファに付着した花粉を洗い落とす事になります。
なんて羨ましいんでしょうか?
クーファは全裸の4人に手洗いされています。
メリダ、エリーゼ、ミュールのおっぱいは小ぶりなんですがサラシャのおっぱいは凶悪な大きさですね。
メリダとエリーゼは羨ましそうにしていますよ。
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花粉を洗い落とされたのでクーファは途中で目覚めるのですが困りました。
眼前には四人の全裸が乱舞しています。
賢明な彼は寝たふりを続ける事にします・・・好判断ですね。
ここでミュールが黒の書を盗み出した理由が話題となり彼女が自分の秘密を語る事になります。
驚きの事実が判明する事になってしまいます。
彼女はアルメディアの実子ではありませんでした。
アルメディアがビブリアゴートを探索している時に冷凍カプセルでコールドスリープしているミュールを発見したそうです。
調べてみるとミュールはラ・モール家の血筋の古代人だと判明しました。
アルメディアはミュールを自分の子として育てる事にしたそうです。
成程ねー、古代人ね。
これでセルジュが夜界で発見した古いロケットにミュールの写真が入っていた理由が分かったね。
ロケットの謎は解明されましたがラブレターの方は謎が深まる事になります。
ミュールに問題のラブレターを見せると彼女は自分が書いたモノでは無いと言っています。
一体誰が書いたんだろうね?
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話が盛り上がり過ぎてしまいもう一匹の食虫植物を呼び寄せる事になってしまいます。
四人は両腕を蔦で拘束されてしまいおっぱい丸出し状態で万歳する事になってしまいます。
絶体絶命のピンチを寝たふりをしていたクーファに助けられる事になります。
ここでメリダ、エリーゼ、サラシャは盛大に悲鳴を上げるのですがミュールがダンマリです。
不審に思ったクーファがミュールに近づき彼女の言葉を聴き取ろうとしています。
近付いてミュールの小ぶりなおっぱいをガン見する事になっていますね。
普段は大人ぶって色花をまき散らしているミュールですが一番の恥ずかしがりだったようです。
恥ずかしさの許容値を越えてしまい叫べなかったようです。
クーファに接近されて大声で、いつまで見ているのよー、と叫ぶ事になりました。
食虫植物はクーファによって退治されました。
ミュールは自分が乙女チックな反応をしてしまった事を後悔しています。
ミュールの意外な一面が見れてとっても得した気分ですね。
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おっぱいの先端までじっくりと鑑賞されてしまったので微妙な空気が流れています。
表面上クーファは不幸な事故だった忘れる事にしようと言っています。
本心では彼女たちの素敵な全裸を脳内に刻み付けていますよ。
全裸を忘れると言われてメリダ達は不満そうですね。
恥ずかしさに怒っているのですが何でもない事のように扱われるのは嫌なようです。
微妙な心境なようですね。
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その後も嫌らしい罠を乗り越えてクーファがゴールに到達しました。
これで全員で黒の書から脱出できると思われたのですが最大の罠が待っていました。
ルール上最初にゴールした人物が生け贄として黒の書に捉えられてしまいます。
ビブリアゴートに戻ってきたメリダ、エリーゼ、サラシャ、ミュールの前にアルメディアが現れます。
彼女から黒の書の機能を聞かされる事になりました。
クーファが生け贄になる事を彼女は知っていました。
メリダはアルメディアを非難しますがアルメディアはクーファとの取引に含まれていると言い返します。
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禁書を集めている聖邪審査会のトップはアルメディアでした。
メリダとエリーゼの暗殺命令は自分が撤回させたと教えてくれました。
撤回の条件としてジャックレイヴンを裏切ったクーファが黒の書の生け贄になる事が条件だったと教えてくれます。
更に黒の書を使ってメリダの母、エレノアの魂を降霊して真実を白日の下に晒すと教えます。
アルメディアはクーファがやらかしたメリダとエリーゼの位階を入れ替えた事件の尻ぬぐいをしているようなんですが、そこは説明していません。
黒の書を起動できるのは古代人のミュールだけだと言ってミュールを連れてビブリアゴートから出て行きます。
自分の計画を邪魔しそうなメリダ、エリーゼ、サラシャを閉じ込める事にします。
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メリダたちは本棚から落下した大量の禁書に行く手を阻まれる事になります。
禁書は触れる事ができないとされているので動かす事が出来ませんでした。
このままではクーファは生け贄にされてしまいます。
比較的冷静だったサラシャがクーファを無事に助け出す方法に気が付きました。
黒の書にはもう一つ囚われた人物を助け出すワードが刻まれている事に気が付きます。
脱出方法が無く困っている3人をクローバー社長が助けてくれました。
彼は蒸気で動く装甲車のような車でビブリアゴートに乗りつけました。
禁書部屋の外から火を放ち禁書を燃やして助け出してくれました。
クローバーからクーファと協力関係になっていると聞いてメリダたちは彼に従う事にしました。
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ミュールを連れてアルメディアはエレノアとフェルグスの悲恋を演じる舞台に出演する事になります。
最後の場面でミュールが舞台に上がりエレノアの魂を降霊する為のワードを唱える事になっています。
舞台が始まってしまいました。
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サラシャが単騎で舞台が演じられている劇場を目指して飛んできます。
それを聖ドートリッシュ女学園の学園長と生徒が迎え撃つ事になります。
学園長の能力で生徒たちの戦闘力は底上げされていました。
サラシャが不利なように見えましたが、流石ドラグーンです。
結果はサラシャの圧勝でした。
サラシャは聖ドートリッシュ女学園が聖邪審門会の不興を買わないように彼女たちと一戦交えたそうです。
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劇場に入ったクローバーが秘書の持っている悪霊を操る能力を使い混乱状態を作り出します。
騒ぎに乗じてミュールはアルメディアの元から逃げ出します。
逃げ出したミュールを聖邪審査会のシュナイゼンが追いかける事になります。
ミュールのピンチにエリーゼが駆けつけて彼女を助けます。
エリーゼからメリダがクーファを助ける方法をしっていると聞いたミュールはメリダとの合流を目指す事になります。
エリーゼはシュナイゼンを足止めしようとしますが彼がフードを被った部下を呼びました。
エリーゼはフード女の相手をする事になってしまいます。
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戦い始めたエリーゼは困惑する事になります。
フード女の攻撃がロゼに似ていたみたいです。
フードの合間からロゼと同じ緋色の髪が見えています。
戦いの中でエリーゼはフード女の攻撃パターンが素直で単純な事に気が付き彼女を撃破しました。
撃破された彼女の髪の色が緋色から灰色に変化してしまいエリーゼを困惑させる事になります。
名を聞くとレインと答えました。
彼女は何者なんだ?
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シュナイゼンに追われるミュールがメリダと合流しました。
純血思想家のシュナイゼンはメリダとミュールの存在が気に喰わないようです。
二人の事を酷く侮辱してきます。
懐から写真を取り出し熱烈なキスをしています。
誰が写っているんだろうね?
ミュールとメリダは連携してシュナイゼンを攻略しようとしますが流石にクレストレギオンを率いているだけあります。
彼には二人の攻撃がまるで効きません。
追い込まれますがミュールが黒の書の中で得た教訓を生かす事になります。
彼女はシュナイゼンの頭上に巨大なシャンデリアがある事に気が付き利用します。
巨大シャンデリアを支える鎖を攻撃してシュナイゼンの上に落しました。
シュナイゼンは下敷きになり気絶する事になります。
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これで黒の書を回収できると思ったのですがアルメディアが先手を打ちます。
彼女は別の魔導書を開いて中から出てきた小さない生物に黒の書を回収させようとします。
メリダとミュールは二手に分かれる事にします。
メリダが黒の書を追い、ミュールはアルメディアから逃げる事にします。
アルメディアはミュールを追いかける事にします。
彼女無くして黒の書は起動できないので当然ですね。
まあ、それだけが理由ではないようですけどね。
アルメディアはミュールの事を大切に思っているようですよ。
ミュールを説得しようと試みていますがミュールはアルメディアから離れる為に家出する事を決めます。
アルメディアがちょっと可哀想な感じですね。
思い切りが良いミュールは舞台上に飛び降りて逃げようとしました。
しかしそこに舞台が台無しになり説明を求める観客が押しかけます。
説明を求められてもミュールは何も言えません。
アルメディアまで舞台に飛び降りてきてしまいます。
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メリダが劇場の屋根の上で黒の書を回収する事に成功します。
クーファを助けようとしてサイコロを振ろうとします。
そこにタフネスなシュナイゼンがやって来ました。
シュナイゼンは自分が優位に立ったと思っていますね。
メリダから公爵家の地位を奪ってやると息巻いて近付いてきます。
彼?は黒の書に二つ目の脱出ワードがある事を知らないようです。
メリダはシュナイゼンを無視してクーファを救出する為のワードを唱えました。
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クーファが黒の書から出て来てシュナイゼンと対峙する事になります。
ここでクーファはすっごく意地悪な対処をしますよ。
サイコロを振ると黒の書の中に囚われてしまうって事を知らないシュナイゼンにサイコロを渡します。
シュナイゼンは何も考えずにサイコロを投げ捨ててしまいます。
哀れな彼は黒の書に囚われる事になってしまいました。
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舞台上でアルメディアに捉えられそうなミュールをクーファが助けに来ました。
愛しのクーファに助けられてミュールは嬉しそうです。
クーファはアルメディアにジャックレイヴンと取引する事は出来ない。
奴らとの約束を信じる事は出来ないと主張します。
黒の書を返す代わりにミュールを攫って行くと宣言して逃げ出しました。
逃げ出すタイミングでクローバーが煙幕を焚いたようですね。
視覚を塞がれたアルメディアは二人を逃す事になります。
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舞台装置を動かす舞台下にある部屋で合流する事になります。
ここでクローバーからメリダの祖父モルドリューの協力を得ている事を教えられます。
舞台上にモルドリューが現れました。
彼はメリノアの安らかな眠りを妨げるのはやめて欲しい。
メリダの血筋を明らかにするのに自分が協力すると言い出します。
彼はメリダを救う為に政府に捕まる事を決めました。
メリダはモルドリューを助けようとしますがクーファとクローバーに止められます。
彼の矜持を踏みにじるつもりか?と言われてしまい祖父の意思を尊重する事にしました。
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クローバーに連れられてクーファ達はフランドールの最下層に落ち伸びます。
これからの指針を話し合っていたのですが辛気臭いのでクローバーが横槍を入れてきます。
彼は自分が開発したボーリングマシーンでストライクを出してご満悦です。
メリダが挑戦しましたがボールの投げ方を知らないのでガーターを出してしまいます。
メリダの事をクローバーと秘書が笑いものにしています。
怒ったクーファがボールを受け取り見事なフォームで投擲します。
ボールが全てのピンを倒しました。
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クーファからロゼが合流しない理由の説明がなされます。
ギルドはフランドールの戦力を底上げする為に《人造マナ能力者》の開発を始めました。
開発にはロゼに施された手法が使われているんだそうです。
責任を感じたロゼはクレストレギオンに留まり開発を辞めさせようとしているそうです。
そんなロゼとグレナがフェルグスに呼び出される事になります。
二人はフェルグスから極秘の任務を頼まれています。
何をするんだろうね?
フェルグスも現在のフランドールの状況を憂いているようですからね。
クーファ達に加勢する命令だと期待しよう。
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今後の打開策が無く困っているクーファ達にクローバーがある提案をします。
彼はフランドールの遥かな過去に向けて《時間の旅》に出ようと提案してきました。
クローバーはタイムマシンを持ってるのか?
彼、何でもありになってきたね・・・
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成分美少女レッスンラッキースケベ
評価AAACAAAAAA
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