ラノベの感想) 英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~ 2 (HJ文庫)


概略:
イングリス、ラフィニア、レオーネが護衛の依頼を受けました。天上領と王国の取引に同行する事になります。王都の上空で行われる取引で天上領側の特使の暗殺計画が進行します。イングリスがそれに対処する事になります。血鉄鎖旅団が取引を襲撃してきました。レオーネは血鉄鎖旅団の黒仮面がレオンではないか?と疑っています。取引に使われた船が王都に向かって急降下します。イングリス達がそれを止める事になりますよ。

レーベル:HJ文庫
発行日:2020/3/1
著者:ハヤケン
イラスト:Nagu(なぐ)
ISBN:978-4-7986-2147-0
雰囲気:入学、オリエンテーション、無料券、救助、お礼、護衛任務、新しい使者、異常事態、平常運転
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イングリス、ラフィニア、レオーネが王都の騎士学校に入学しました。
ラフィニアは聖騎士ラファエルの妹なので人気を博す事になりました。
イングリスが嬉しそうにしています。
レオーナは裏切り者一族として冷たい視線をおくられています。
ウェイン王子はレオーネの事をめげずに頑張って欲しと慰めています。
天上人の不正を正せない自分達の事を謝っています。
健気なレオーネは自分でレオンを捕まえて汚名を返上すると答えています。
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続いてオリエンテーションが行われる事になりました。
ミリエラという女性が校長をしています。
ミリエラが直々にオリエンテーションを進める事になります。
イングリス達新入生をリングに上げて魔印武具を使って高重力負荷をかけました。
イングリス以外の新入生は動けない、重い、と悲鳴をあげています。
イングリスだけは良い訓練になると嬉しそうですよ。
高重力負荷の中でミリエラの作り出したゴーレムから逃げ回る事になります。
10分間逃げきれれば学生食堂を一カ月無料で利用できる権利をくれるそうですよ!!
イングリスとラフィニアが大喜びしています。
イングリスは速攻でゴーレムをなぎ倒してしまいます。
ミリエラが焦っていますね・・・
今のは練習、今度は本番と言ってやり直していますね。
次もイングリスにゴーレムを倒されてしまいます。
困ったミリエラはイングリスを懐柔する事にしました。
最後まで見ていてくれれば三か月間無料にすると交渉していますね。
イングリスはミリエラが使う高重力負荷の魔法に興味深々でした。
自分にだけ特別訓練をして貰う約束をして二か月間無料(ラフィニアとレオーネの分も含む)になりました。
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続いて機甲鳥の操作を試す事になりました。
イングリス、ラフィニア、レオーネで組になりイングリスが操縦する事になりました。
イングリスがスピードを出すとレオーネが速すぎると怖がっています。
ラフィニアは楽しそうにしていますね。
湖の上を飛んでいる時に商船が魔石獣に襲われている場面に遭遇しました。
イングリス達は救援に向かう事にします。
魚の魔石獣なので水の中に潜ってしまいます。
ラフィニアの矢では水を貫通できませんでした。
レオーネの大剣を伸ばして魚を串刺しにしてイングリスと一緒に魔石獣を水中から空中に放り投げました。
ここからのイングリスの行動が常識外れでしたよ。
彼女は機甲鳥から飛び降りて水面を走って魔石獣の落下地点に向かいました。
落ちて来る魔石獣を蹴り上げて次の落下地点に走ります。
イングリスは水上走行を使い魔石獣を湖畔に打ち上げました。
近くまで来ていたミリエラに止めを刺して貰いました。
ミリエラはとんでもないモノを見たと驚いています。
イングリスは水上走行をたいした事ではないと認識しているのでミリエラの驚きを理解していない様子です。
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女子寮のお風呂に入る事になりました。
中身がお爺ちゃんであるイングリスは女の子の全裸だらけなので罪悪感を覚えています。
レオーネは下半身の肉付きが良い事を気にしていますね。
イングリスはその方が男性には煽情的に見えると教えてあげたいのですが見た目はイングリスなので言えません。
リンちゃんはイングリスとレオーネの胸の谷間がお気に入りです。
二人の谷間を行き来して好みの女の子を物色しているようですよ。
ラファエルには懐かなかったのでラフィニアはセイリーンは女性が好きな女性だったのではないか?と大胆な予想をしています。
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大食いのイングリスとラフィニアは風呂から上がるとお風呂後のデザートを食べに行きました。
食後のデザートは当然食べた後ですよ。
どんだけ食べるのよ?
レオーネはもう食べられないので一人で部屋に戻る事になります。
イングリスとラフィニアは食堂の無料権を有効に使っていますね。
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イングリスとラフィニアが部屋に戻ると騒ぎが起こっていました。
レオーネと同部屋のリーゼロッテという少女が部屋の交換を願い出ていました。
ミリエラが対応していますよ。
リーゼロッテは聖騎士をやめて血鉄鎖旅団に加入したレオンの妹って事でレオーネの事を警戒しています。
寝首をかかれかねないと大層な剣幕でまくしたてていますね。
レオーネは反論する事なく俯いています。
話を聞いたラフィニアが憤慨していますよ。
ラフィニアはレオーネが一人で街の為に魔石獣と戦っていた話をして彼女を庇います。
イングリスはそれを見ていない人に行っても無駄だとラフィニアを宥めています。
レオーネはイングリスとラフィニアの部屋に移る事になりました。
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落ち込んでいるレオーネが床で寝るからと告げます。
見ていられなかったイングリスは自分のベッドに誘います。
それを聞いたラフィニアもイングリスのベッドにやって来ました。
結局イングリスのベッドで三人で並んで眠る事になります。
ラフィニアとイングリスがレオーネを挟む形ですね。
一番最初にラフィニアが眠りにつきました。
レオーネはラフィニアのイビキが大きい事を知ります。
イングリスは慣れているようですよ。
イングリスは肩を震わせているレオーネを抱きしめながら眠りにつきました。
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ラフィニアとレオーネは騎士科、イングリスは従騎士科です。
カリキュラムが異なるので授業が分かれる事もあります。
従騎士科の授業でイングリスはラティという少年と知り合いました。
最初の授業で機甲鳥が止めてある湖畔の近くにあるドッグまでマラソンする事になりました。
マーグース教官は従騎士科の生徒を鍛え上げたいようですね。
自分について来いと言って先頭を走り出します。
物凄い速さなのですがイングリスは余裕で付いて行っています。
ドッグの場所が分からないので最初は後ろを付いて行く事にします。
そこにラティが追いついてきました。
一緒にリーゼロッテの従者をしている二人の少年が追いついてきました。
二人は魔印を持っているのですがリーゼロッテの従騎士になる為に従騎士科に入ったようです。
魔印を持っているので身体強化可能なので余裕がありそうですね。
ラティの事を挑発しています。
ラティがドッグまでの道順を覚えていると言うのでイングリスは彼を引きずって行く事にします。
イングリスとラティが一瞬で見えなくなりました。
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ラティから彼とプラムという少女がアルカードというカーラリアの北にある国からの留学生だと教えられました。
イングリスはラフィニアの従騎士になる予定だと教えます。
ラティもプラムの従騎士になるのかと思ったのですが違うようですね。
アルカードは寒冷地で自然は厳しいのですが雨はあまり降りません。
虹の雨(プリズムフロウ)も比較的少ないので魔石獣の被害も少ないそうです。
ラティは機甲鳥の事を覚えて魔石獣と戦う役に立ちたいと考えているそうですよ。
イングリスは彼に好感を抱いたようですよ・・・もちろん恋愛的な意味は皆無だけど。
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先に到着しているので自主練習を始めます。
機甲鳥の操縦技術に関してラティが天性の素質を持っている事が分かりました。
霊素を使ってブースターとすればイングリスの方が速く飛ばせる事ができるのですが操縦技術では勝てないみたいです。
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助けた商船の持ち主からお礼がしたいとの連絡が入りました。
連絡してきたのはランバー商会の武装行商団でした。
イングリスとラフィニアはラーアルの父親がやっていた商会だと思い出します。
イングリス、ラフィニア、レオーネの三人が呼ばれたのですがレオーネは行くのを見合わせます。
レオンがラーアルに虹の粉薬(プリズムパウダー)を盛って彼を魔石獣に変えたので恨まれている可能性がありました。
イングリスとラフィニアの二人で向かう事になりました。
迎えの馬車で向かっていたのですが途中で王都を警備している兵士に止められました。
兵士から王都に魔印を持っている騎士を襲う賊が出没している事を知らされます。
魔印喰い(ルーンイーター)と呼んでいるそうです。
イングリスは戦ってみたいとワクワクしていますよ。
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目的地である屋敷に到着すると矢を射かけられました。
イングリスが事も無げに矢を掴み取り投げ返しました。
襲撃者は悲鳴をあげて負けを認めます。
襲撃してきたのは商会の関係者でしたよ。
イングリスに肉弾戦挑む猛者も居たのですが簡単にぶちのめされます。
責任者のファルス・ファーゴって男性が出て来て謝罪してきました。
屋敷に入り夕食を食べながらファーゴの話を聞く事になります。
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イングリスとラフィニアの食べっぷりにファーゴは驚いています。
ファーゴは近く行われる天上領と王国の取引に混ぜて貰える事になった。
イングリス、ラフィニア、レオーネにその護衛を頼みたいと依頼してきました。
イングリスとラフィニアは食べながら話を聞いていました。
口の中に食べ物を入れたまま二人で会話していますよ。
ファーゴには何を言っているのか判別できないのですがイングリスとラフィニアの間では意思疎通が出来ています。
ファーゴは意思疎通ができているなら、まあいいや、と言って呆れています。
イングリスはミリエラ校長の許可が出れば依頼を受けると返答して帰る事にします。
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帰り道で噂のルーンイーターに襲われる事になりました。
悲鳴を聞きつけたイングリスは馬車から出て現場に向かおうとします。
上から折れた時計台が落下してきました。
イングリスが大きな瓦礫や残骸を蹴り飛ばして時計台の先端部分を受け止めました。
馬車を待たせてイングリスは声のした方に向かいます。
そこでレオンと再会する事になりました。
レオンは噂のルーンイーターと戦っていましたよ。
レオンは久々に会ったイングリスをますます綺麗になっているなーと言っています。
イングリスは血鉄鎖旅団が天上領と王国の取引を邪魔しに来るのかも?と考えます。
王都にいた目的をレオンに問いただしたかったのですが彼はルーンイーターをイングリスに押し付けて逃げて行きました。
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イングリスと対峙したルーンイーターは彼女を不味そうだと評します。
イングリスが見た目はよく褒められるのですが?と問うと意外な答えが返ってきました。
どうでも、いい、魔素だ、と言っています。
イングリスが霊素を魔素に変換して身にまとうとルーンイーターは狂喜しています。
美味しそうに見えたようですね。
襲い掛かって来ました。
強敵だと思えるのですがイングリスにとっては修業相手でしかないのね・・・
ルーンイーターの力をできるだけ引き出そうとしています。
ルーンイーターはイングリスに抱き着いて周囲から魔法を撃ち込んできました。
イングリスは魔素を使って氷の剣を作り出してルーンイーターを攻撃します。
ラフィニアがやって来てしまいます。
ルーンイーターの目標がラフィニアに変わりました。
イングリスはラフィニアを守る為にルーンイーターを氷の剣で切り捨てました。
余裕があり過ぎです。
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イングリスはレオーネに王都でレオンに会った事を教えます。
レオーネは興奮して直ぐに探しに行こうとしていますよ。
ラフィニアがリンちゃんに頼んでレオーネの胸の谷間に入って貰う事にします。
ラフィニアのおっぱいではサイズが足りないようです。
彼女の所に居る時は肩や頭に乗っかっています。
胸をまさぐられてレオーネは大人しくなりました。
イングリスから天上領と王国の取引に血鉄鎖旅団が現れる可能性を指摘されたレオーネは護衛依頼に参加する事を決めました。
その場にレオンが現れる事を期待しています。
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ファーゴから護衛依頼を受けた話をミリエラにすると難色を示されます。
強敵と戦いたいイングリスとレオンと遭遇したいレオーネが必死に説得しています。
ミリエラは特別課外学習って事で許可すると言ってくれます。
ただし特別課外学習に派遣しても良いかテストすると言っています。
イングリス、ラフィニア、レオーナが試験を受ける事になりました。
放課後に試験を行う事になったのですが話を聞きつけた生徒達が見学に来ました。
リーゼロッテも見に来ていて自分もテストを受けさせて欲しいと言い出します。
彼女に言わせると特別課外学習は優秀生の証。
同学年で一番に資格が得られるのは名誉の証って事になるようです。
公平に機会は与えられるべきだと言っていますよ。
ミリエラは他にも希望する生徒にはテストを受けさせる事にしました。
ラティと仲の良いイングリスをライバル視しているプラムもテストを受ける事になりました。
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テストはミリエラが魔印武具で作り出した異空間に個別に入り己の心と戦う事になります。
イングリスは前世の記憶まで遡る事になっています。
思い出の登場人物達と戦う事になるのですが戦闘力は低めでした。
魔印武具が作り出しているのですが限界が低いようです。
イングリスは途中で嫌になり天上を破って外に出る事にします。
イングリスが最初に到着したのはリーゼロッテの入った異空間でした。
入り口は違うのに天上を破ると繋がるようですね。
リーゼロッテがラフィニアにあまり自分を嫌わないで欲しいと伝えてとお願いされます。
イングリスがレオーネの件で怒っているからと伝えます。
リーゼロッテは自分は宰相の娘なので用心深くなければいけないんですと伝えてきました。
リーゼロッテも嫌な事を思い出させる異空間に辟易していました。
イングリスは彼女も誘って天上を壊して上に行く事にします。
リーゼロッテが魔印武具を使います。
彼女の魔印武具は斧槍(ハルバード)です、奇跡(ギフト)として背中に純白の翼を出現させる事ができました。
リーゼロッテに運んで貰う事になりました。
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次の異空間はレオーネが居る異空間でした。
そこでレオーネは子供の頃のレオンを倒そうとしています。
それを子供の頃のレオーネが庇っていますね。
父親もレオンを守る為にレオーネに斬りかかってきます。
躊躇うレオーネを見たリーゼロッテが倒してくれました。
苦悩するレオーネを見たリーゼロッテは彼女は信用できると感じたようですね。
素直じゃないのかまだ完全に信用するとは言えませんと言ってますね。
イングリスはリーゼロッテって意外といい子なんだよね、との感想を述べています。
意外とは余計ですわ、と言って顔を逸らす彼女は照屋さんかも?
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レオーネの異空間から外に出る事が出来ました。
プラムは失格して真っ先に出てきたそうですよ。
ラフィニアはまだテスト中のようです。
イングリスは待っている間にミリエラに高重力負荷をかけて貰い訓練する事にします。
レオーネ、リーゼロッテ、ラティ、プラム、リーゼロッテの従者バンとレイが付き合う事になりますね。
イングリスには丁度いいようです。
飛び上がり宙返りしていますね。
レオーネとリーゼロッテは何とか立ち上がろうとしています。
プラムが倒れているラティの上に尻餅をついてしまいます。
プラムに乗られてラティが潰れそうですね。
イングリスはラティをお姫様抱っこで運んであげます。
プラム、バン、レイも運び出しました。
そこにテストをクリアしたラフィニアが異空間から出てきました。
ラフィニアはいきなり高重力負荷に晒されて悲鳴をあげています。
レオーネ、リーゼロッテ、ミリエラから自分で頑張れとの励ましを貰う事になり困惑していました。
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天上領と王国の取引の日がやってきました。
血鉄鎖旅団の襲撃を警戒して取引は王都の上空で行われる事になります。
イングリス、ラフィニア、レオーネの三人はファーゴの護衛として上空に浮かぶ天上領の船に乗り込みました。
他の生徒は取引の警備要員として機甲鳥を駆り上空で待機しています。
ウェイン王子とラファエル達が虹の王の死骸を隣国との国境近くに輸送中だったので騎士学校の生徒が駆り出される事になっています。
船の中でハイランダーの特使と出会いました。
ミュンティーというスケベなおっさんです。
ファルスは彼と取引しているようですね。
下種な商人と呼ばれても笑顔で応対していますよ。
ミュンティーがイングリスを見つけて嫌らしいく迫ってきます。
イングリスの髪を触ろうとしてきましたが手を叩き落とされます。
それでも諦めないでイングリスの臭いをクンクンしてきたよ。
興奮してきたミュンティーはイングリスのおっぱいを触ろうとして腕を捻り上げられました。
ミュンティーは護衛に助けを求めますがイングリスの腕を振り解く事はできませんでした。
イングリスの馬鹿力に護衛役は驚いています。
ファルスが取り成し事なきを得ましたがミュンティーは諦めません。
イングリスを愛人にしたいのか?なんでも好きなモノを与えるので自分のモノにならないか?と誘ってきました。
イングリスは速攻で、あなたの命を頂けますか?と答えます。
ミュンティーは悲鳴をあげて逃げて行きました。
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ミュンティーが今回の取引の天上領側の責任者でした。
王国側の責任者であるアルーシア宰相と取引作業を始めます。
ここでアルーシアの護衛をしていた王国の騎士がミュンティーに襲い掛かりました。
彼らはこれまでの天上人の非道な行いに我慢の限界が来たようですよ。
ミュンティーを殺して血鉄鎖旅団のせいにしようと主張します。
アルーシアはそれは自分達の役割に反すると言って止めようとしていますが騎士達は止まりません。
ミュンティーはイングリスの強さを知ったので助けを求めます。
イングリスはファルスにどう対処するのか相談しています。
ファルスもミュンティーには恨みを抱えているようでした。
聞こえないふりをして見過ごす事にします。
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ミュンティーの護衛が出て来て騎士達を倒してしまいます。
護衛は王都を騒がせていたルーンイーターでしたよ。
イングリスは倒した筈なのに生きていたのか?と驚いています。
ミュンティーが自慢気に二体作っておいたんだよと説明してくれます。
ルーンイーターは王国に大きな人的被害をもたらしていたのでアルーシアは討伐を命じます。
イングリスがルーンイーターと戦う事になりました。
ルーンイーターはイングリスに殴られて船の外に飛んで行ってしまいます。
しかしミュンティーの魔法で呼び戻される事になりました。
イングリスの強さを理解したルーンイーターはもっと魔素を寄越せと長けり狂っています。
ルーンイーターは魔素の欠乏度を調整できるようですね。
欠乏度が高まると強さが増すようですよ。
イングリスに対してダメージを与えられないのを見たミュンティーは最大まで渇望度を高めてしまいます。
これが不味かったねルーンイーターは理性的な判断が出来なくなりミュンティーを吸収してしまいました。
それでもイングリスには勝てませネした。
ぶちのめされて船外にはじき出されます。
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船の格納庫から魔石獣が出てきました。
イングリスがファルスに準備が整ったか?と問いかけます。
ファルスが正体を明かす事になったぞ。
彼はルーアンと同じようにハイランダーに成っていました。
そしてルーアンの父親でもありましたよ。
イングリス、ラフィニア、レオーネを呼び出したのは子供の仇を討とうと思っての事でした。
ファルスが運び込んだ荷物の中身は魔石獣でしたよ。
天上領は二つの派閥に別れていて争っています。
ファルスはミュンティーとは異なる派閥のようだね。
ミュンティーを暗殺する機会を伺っていました。
ファルスの魔法でイングリス達は異空間に閉じ込められます。
そこにルーンイーターに吸収されたミュンティーが戻ってきました。
ファルスはミュンティーにイングリス達が殺される姿を特等席で観戦すると言って異空間から出ていきます。
イングリスはミュンティーと戦う事になります。
多くの魔印を吸収しているミュンティーは手応えのある相手だったようです。
ラフィニアとレオーネは何とかイングリスの姿を追えていますがアルーシアには見えないようですね。
イングリスが霊素弾でミュンティーを消滅させました。
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異空間から脱出する方法を考えていると異空間が解かれる事になりました。
血鉄鎖旅団の黒仮面がファルスを剣で刺していました。
イングリスがどうやってこの場までやって来たのか問うと空飛ぶ船を指し示します。
血鉄鎖旅団は王国も持っていない空飛ぶ戦艦を所有していました。
レオーネが黒仮面に飛びかかりました。
レオンを誑かしたなと激怒していますよ。
レオーネの鋭い切り込みを黒仮面は余裕で対処しています。
レオンが自分の考えで血鉄鎖旅団に合流した事と彼の信念を曲げる事は自分にはできないと語ります。
レオンが自主的に血鉄鎖旅団に合流したと聞かされたレオーネは信じたくないみたいだね。
イングリスがレオーネを止め自分が黒仮面の相手をする事にします。
黒仮面と戦いたいというイングリスの意見を聞いてレオーネは少し落ち着きました。
イングリスは黒仮面との再戦が嬉しくて仕方ないようですよ。
思ったより早くこの日が来ましたね?と問いかけます。
黒仮面はミュンティーがどこに居るか聞いてきました。
イングリスが自分が倒したのでもう居ないと伝えると黒仮面が困った顔をしています。
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乗っている船が急降下を始めました。
死にかけのファルスが最期の力を振り絞って機関部を破壊しました。
ファルスが飛びかかって来ましたが雷の魔獣が間に入り爆発してファルスを止めてくれます。
レオーネは黒仮面にあなたがやったの?と問いかけます。
レオーネは黒仮面の中身がレオンである可能性を考慮しています。
黒仮面は知らないと返答しています。
ミュンティーが死んで船も落ちそうなので黒仮面は撤退する事を決めました。
イングリスとの勝負はお預けとなってしまいます。
機甲鳥で迎えに来たシスティアに連れられて逃げて行きました。
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警備に付いていたラティとリーゼロッテが機甲鳥でやって来ました。
リーゼロッテにアルーシア宰相を安全な場所に運んで貰う事にします。
イングリス、ラフィニア、レオーネはラティの機甲鳥に乗り込み落下中の船を止める事にします。
既にプラムも乗り込んでいるのでギュウギュウなようですよ。
ラティに船の下に回り込んでもらいます。
レオーネの魔印武具(大剣)を巨大化して船を殴りつけて落下軌道を逸らす事になりました。
通常の状態で巨大化させてもサイズが足りません。
打撃ポイントが近すぎて王都に落ちてしまうようです。
ここでプラムが魔印武具を使う事になります。
彼女の魔印武具は竪琴型をしていて味方の支援能力を持っていました。
プラムの魔印武具によってレオーネとラフィニアが強化されました。
レオーネの魔印武具も強化されて更に巨大化しました。
イングリスは魔印を持っていないので強化はされないようです。
イングリス、ラフィニア、レオーネの三人で大剣を振り船を弾き返そうとしてます。
少し打撃力が足りなくて振り切れません。
そこにアルーシア宰相を送り届けたリーゼロッテが戻ってきました。
イングリスはリーゼロッテの勇気を、大したものだ、と感じています。
リーゼロッテが加わった事で船を弾き飛ばす事に成功します。
レオーネの大剣は折れてしまいました。
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リーゼロッテはアルーシアからレオーネの活躍を聞いたそうです。
自分が間違っていた事を認め謝ってきました。
レオーネは慌てた様子で気にしていないからと応じます。
ラフィニアとイングリスが夜は泣いていたとばらしてしまうと赤くなって照れています。
リゼロッテは一緒の部屋に戻したいとお願いしてきましたよ。
レオーネは快諾して仲直りです。
レオーネがラフィニアのイビキが煩いので助かったーと反撃しています。
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取引でアルーシアを守った功績でイングリス、ラフィニア、レオーネが王宮に招待される事になります。
その日はラファエルと一緒に着ていくドレスを買いに行く事になっていました。
待ち合わせ場所に現れたのは天恵武姫(ハイラル・メナス)のエリスとリップルでした。
ラファエルに急用が入ったので二人が代わりに資金を届けに来たと言っています。
再会を喜び合っていると空から魔石獣が落ちてきましたよ。
虹の雨は降っていませんね?
リップルとエリスからまた出たと言われます。
魔石獣はイングリスがわざと時間を掛けて倒す事になりました。
イングリスは魔石獣は違う属性の攻撃を仕掛けて倒すのが常識です。
同属性の攻撃には高い耐性を持っています。
イングリスは敵の全てを引き出した方が良い訓練なるとの考え方を持っています。
あえて敵の属性と同じ属性で攻撃して倒せるか確認していました。
リップルとエリスから最近、二人の周辺で魔石獣が発生する事が増えたと聞かされました。
原因は分かっていないそうです。
リップルの様子がおかしいですね。
体調が悪いように見えますよ・・・エリスが心配していますね。
エリスは休息をとる事を勧めますがリップルはイングリスとラフィニアの買い物に同行する事にします。
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お城のパーティに行く日がやって来ました。
ラフィニアは張り切ってイングリスを飾り立てています。
イングリスは真っ赤なドレス姿で髪をアップに結っていますよ。
とても綺麗です。
イングリスは鏡に自分の姿を映して楽しんでいますね。
これは彼女の趣味ですよ。
中身がお爺ちゃんなので男性を恋愛対象として見られないのですが着飾った自分の姿を楽しむのはありだそうです。
パーティに参加するのはイングリス、ラフィニア、レオーネ、ミリエラです。
ミリエラはパーティにやって来る新しい天上領の特使と交渉する為にいつものローブを着ています。
イングリスとラフィニアはパーティで出される料理をより多く食べる為に朝食を抜いています。
腹ペコの二人のお腹がグーグー鳴っていますね。
レオーネとミリエラは恥ずかしそうにしています。
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会場に到着するとイングリスの美しさは注目の的でした。
ラファエルが出迎えてくれます。
ラファエルからリンちゃんを連れて来てくれた事に対してお礼を言われますね。
リンちゃんはイングリスの胸元に入っているのでラファエルはイングリスのおっぱいを見ていた事になります。
ラフィニアに揶揄われて顔を赤くしています。
イングリスはラファエルの態度を初心だなと感心していますね。
この辺りがお爺ちゃんだよね。
ラファエルからリンちゃんを呼んだのが新任の特使のセオドア様だと教えられます。
イングリスとラフィニアがお腹を空かせていると知ったラファエルは二人を食事が用意されている部屋に案内する事にします。
やっと美味しい料理にありつけると思った矢先に部屋の中に魔石獣が出現しました。
しかも料理が置いてあるテーブルの上に出てきましたよ!!
イングリスとラフィニアの悲鳴が上がります。
イングリスは流石ですね、料理が床に落ちる前に取れるだけの料理を確保しています。
ラフィニアにも分けてあげる事にします。
この辺も孫を可愛がるお爺ちゃん目線ですよ。
イングリスは無事な料理を守る為に魔石獣を倒す事にします。
理由が正直すぎますよね。
肉弾戦を行うとドレスを破いてしまう可能性がありました。
イングリスは指先から霊素の光線を放ち魔石獣を倒す事にします。
数が多いので両手の指から同時に光線を発射する戦技に挑戦する事にします。
上手くいきイングリスは訓練の効果が出ている、自分は成長していると、嬉しくなっています。
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ラファエルにはウェイン王子を守る為に彼の元に向かって貰う事にします。
イングリスの活躍で魔石獣を倒し終えたので他の部屋に向かう事にします。
騒動の中心地に入るとリップルが倒れていました。
彼女は禍々しい半球状の黒い光に覆われています。
そこから魔石獣が湧き出してきましたよ。
天恵武姫が魔石獣を使って襲ってきたのか?非難の声が上がります。
正義感の強いラフィニアは違うと反論しています。
これまでこの国を守っていたリップルがそんな事をする筈がない、一緒に戦っていたあなたたちなら分かるでしょと主張します。
イングリスは純真無垢なラフィニアが可愛くて仕方ないようですね。
ラフィニアの率直な意見は騎士達も同感なようです、批判の声は無くなります。
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ラフィニアの意見に新たな特使セオドアが賛同してくれました。
彼はラフィニアの心が綺麗だと賞賛の声を上げています。
褒められたラフィニアは満更でも無さそうですよ・・・
イングリスはラフィニアに言い寄る悪い虫が現れた!警戒心を露わにしています。
良い雰囲気になりそうなラフィニアとセオドアの間に割って入り自己紹介をしていますよ。
イングリスは本当にラフィニアの祖父のようだね。
イングリスの名を聞いたセオドアはセイリーンを助けてくれた事に関してお礼を言ってきます。
彼はセイリーンの兄でした!!
セオドアがセイリーンの兄だと知りラフィニアは親近感を持ったようですよ。
イングリスのセオドアに対する警戒心が急上昇しています。
ラフィニアに恋人などまだ必要ないと考えています。
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セオドアにリンちゃんを返す事になりました。
イングリスがセオドアにリンちゃんを渡します。
小さな魔石獣になった姿を見て驚いていますが、まだ終わりじゃないと言っています。
必ず元に戻す方法を見つけ出してみせると決意してるね。
リンちゃんはセオドアの指に噛みつきイングリスの胸元に戻って来ましたよ!!
セオドアは元のセイリーンとは何かが変化していると悟りイングリスに預ける事にしました。
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セオドアから天上領が自分の所属する大公派と教主連があると教えられます。
エリスは大公派が作った天恵武姫でリップルは教主連が作ったそうです。
二派でバランスを取っているそうですよ。
天上領での権力闘争により教主連がリップルを使いセオドアの妨害をしようと企んでいる可能性があるそうです。
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リップルの処遇を決める事になります。
リップルは自分が王国に残ると害を為す存在になってしまうので捨てて欲しいと懇願してきました。
彼女は人々を守りたいとの想いから天恵武姫になったそうです。
天上領に戻して調べて貰う案がでましたがセオドアから反対されました。
リップルは教主連の天恵武姫なので大公派は彼女を抹消する事にするそうです。
話を聞いていたイングリスは自分の欲望を叶えられる可能性が高いと考えました。
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前世で王様をしていた頃の知識を使い教主連の動きを予測します。
虹の王の死骸を国境近くに運んだ事から隣国の特使は教主連だと考えます。
騎士団をリップの護衛に付けると戦力が低下してしまう。
そこで騎士アカデミーでリップを保護するのがいいと主張しました。
王国と隣国の関係、天上領の勢力争い、これらを考慮してある見事な意見に一同は説得されてしまいます。
レオーネは感激していますがラフィニアだけは騙されません。
彼女だけはリップルから発生する魔石獣と戦いたいだけだと見抜いていました。
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リップルは騎士アカデミーで保護する事になりました。
ミリエラの提案で最初に入浴する事になっています。
ミリエラの大人の魅力にイングリスは目のやり場に困っていますよ。
ミリエラから校内の優秀な生徒にリップルの護衛をして貰う事になると言われます。
イングリスは校内に凄腕が居ると知り模擬戦をしたいと言い出しています。
ミリエラはイングリスの強さを知っているのでヤバいなと感じて断っています。
今は戦力が欲しい時なので怪我などされては困ると言っています。
イングリスがリップルに戦って欲しいとお願いしています。
リップルが良いよと答えるとその場で戦いを始めようとしていますね。
リップルがミリエラ達にキチンと検査してもらって問題無いと分かってからだと言われてガッカリしています。
全裸で戦うイングリスとリップルか見てみたいねー。
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番外編 レオーネの引っ越し
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レオーネがイングリスとラフィニアの部屋からリゼロッテの部屋に引っ越しを行いました。
リーゼロッテは部屋の家具をアールシア家の家紋入りのモノに交換してありました。
学生寮の一室とは思えない豪華な部屋に改装されています。
リーゼロッテがレオーネの引っ越しを手伝ってくれますよ。
彼女はレオーネの服に興味津々のようです。
レオーネはイングリス並みにおっぱいが大きいので胸元が大きく開いた服しか切れないそうです。
リーゼロッテはレオーネが派手好きなんだろ思っていたようですが意外な苦労を聞かされました。
普通の服では胸元がきつくて着られないそうです。
イングリスからレオンが王都に来ていると聞いたレオーネは夜間に無断外出して探しに行く事にします。
リーゼロッテがそれに同行してくれました。
リーゼロッテは規則破りにドキドキしているのですがレオーネに協力してくれています。
彼女はいい子だよねー。
彼女の魔印武具は翼を生やせるので二人で空から学生寮を抜け出しました。
その日は雨が降っていました。
虹の雨も降ったので魔石獣が発生しています。
レオーネとリーゼロッテは迎撃に向かいます。
リーゼロッテに運んで貰い空から全体重をかけて魔石獣に大剣を突き刺そうとします。
そこにイングリスが割り込んできましたよ。
レオーネはイングリスに攻撃が当たってしまう事を恐れます。
イングリスはレオーネの大剣を白刃取りで止めました。
レオーネはイングリスの実力の驚いています。
ラフィニアも駆けつけてきたので四人で魔石獣を駆逐することになります。
レオーネは一緒に戦ってくれる仲間が居るのは素晴らしいと感じています。
魔石獣の被害は最小限に止める事ができましたが無断外出がミリエラにバレます。
お小言を貰う事になりました。
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成分美少女戦闘恋愛ユリユリ
評価AAAAAACB
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