ラノベの感想) 緋弾のアリア 43 ローマで返して (MF文庫J)
概略:
ノーチラスでネモからベレッタの側に居るのは危険と忠告されたんですがキンジは安易に考えます。
キンジはジュスト活動を続ける為にベレッタの元に戻ります。
ジュストを攻撃する雷霆教団って組織が現れます。
ヒーローを誘拐して能力をコピーしてきます。
ジェネリックが襲撃の犠牲になりキンジが主犯と対決します。
ネモの忠告を軽視したのでキンジは予想外の厄介事に巻き込まれます。
キンジが恨みを買ったので日本に危険はステルスがやってくる事になってしまいます。
レーベル | MF文庫J |
発行日 | 2025/6/25 |
著者 | 赤松中学 |
イラスト | こぶいち |
ISBN | |
雰囲気 | 抱き着き、警告、事件、誘拐、犠牲、空中戦、恐喝、賭け、下僕、押し付け、監視業務、超美系、色恋、天職 |
ノーチラスに乗船したキンジにルシフェリアが抱き着いてきました!!
Gカップ二連ミサイルを押し付けられてキンジは死にそうになっています。
ルシフェリアが妙な事を言い出すね?
キンジから自分と似た匂いがすると言ってきます?
キンジはローマではレクティアの女とは関わってねーぜと答えます。
ルシフェリアは間抜けなキンジが知らぬ間に関わっていたと指摘してきますよ。
ルシフェリアがカードゲームをして遊ぼうと誘ってきますね。
久々に会えて嬉しいみたいですがキンジはローマで仕事をしているので忙しいと断ります。
キンジが仕事と聞いてルシフェリアが驚愕していますね。
身体に合わない事はしない方が良いぞ、発心が出るぞと心配してくれます。
キンジはサムライゼロの仮面を装着してヒーローをしていると教えますがルシフェリアが見ていませんでした・・・リービアーザンと挨拶を交わしていますよ。
一人芝居をする事になったキンジは恥ずかしさから速攻で仮面装着を解除します。
しかしネモ、エリーザ、リサが変身シーンをバッチリ見ていました。
それぞれに軽く引き気味に褒めてくれますね・・・変身ヒーローは一般的価値基準では奇異に見えるか。
キンジはネモ達が正装をしている事に気が付きます。
何らかの儀式が始まるようですね?
イオをノアへ返還する為の儀式が始まりました。
リービアーザンがイオを連れて水渡りでノアに連れて行きました。
少しの間ネモと話す時間ができました。
そこでネモからベレッタと一緒に行動する事の危険性を指摘されます。
アリアが作ったキンジの体質を表す単語を使ってくるね。
ベレッタはどんなルートを辿ろうと世界史の分岐点になり得る人物だから「危機マグネット人間」のキンジが一緒の居るのは危険。
厄介事に巻き込まれる事になると警告してきました。
ネモは一度ベレッタを殺した事があるので彼女を嫌っているのでベレッタと別れろと言っているとキンジは安易に考えてしまいます。
言い返そうとしていると平和を好むリサが介入してきて美味しいクッキーを勧めてきたので言い争いには発展しませんでした。
ここでもちっと深堀できていればキンジの運命は変ったよな。
ローマに戻って来たキンジは受験勉強を進めています。
ヒーロー割引があるのでジュストの食堂で昼食をとっています。
ジーサードからは意地汚いと言われていますな。
ジュストはヒーローたちの能力をコピーする人工聖骸布の問題とジュストメンバーを病院送りにした正体不明の敵組織の存在という二つの問題を抱えています。
ヒーロー狩りの事件でジュストによる内ゲバや脱獄幇助のデマが流れてしまい評価をさげています。
失業ムードが漂い始めています。
契約していた仕事はキャンセル続きで困った状態なんですがメンバーは明るくしています。
イタリアでは失業率が10%台なので失業なれしているんだ、兄貴と一緒だなとジーサードが教えてくれました。
ベレッタも気落ちしている風はなく次の計画を考えているようです。
意外と平和な空気が流れてたんですが事態が急変しました。
謎の敵対組織がネット配信を始めてジュストに宣戦布告してきましたよ。
ジュストを滅ぼす準備ができた、我々はジュストの近くに居ると言ってるね?
自分達の事を雷霆教団と名乗っています。
指導者らしき男性がジュストを攻撃する旨を語っています。
ベレッタはこの配信にジュストは関わっていない事を示す為に放送ブースに向かいます。
ジュスト本部に脱獄したライラ・アル・ライラが潜入してきました。
警備をホワイトスノーからコピーした能力で眠らせて入って来たようです。
ライラがエスパーギャルを眠らせて強奪していきました。
ジーサードが奴らの目的について言及してきますね。
エスパーギャルを誘拐したんだけど何の要求もしてきませんよ?
ベレッタからジュストメンバーに出撃命令がでます。
エスパーギャルを奪い返す為に出撃する事になります。
出発前にイゾラ・サクラ地区で超能力犯罪者を中心とする暴動が起こっていると知らされます。
キンジとジーサードはベレッタのフェラーリに乗ってエスパーギャルを追う事になりました。
運転はジーサードがしているね。
フレイムライダーやホワイトスノーも出撃する事になるんですが移動中に攻撃を受ける事になりました。
ジュストは情報公開を徹底しているので二人の能力はバレています。
相性の悪い能力をコピーした能力者を複数人投入されて苦戦を強いられています。
ジュストのドローンが中継映像を配信しているのでキンジはフレイムライダーとホワイトスノーのコスチュームがビリビリに破けるのを見てしまいます。
フレイムライダーはヒスフリー女と安心してたんですがボロボロコスの彼女を見てヒスっています。
キンジは女の子のコスチュームがボロボロになるのを見ると興奮する性癖があると知ってしまい項垂れています。
迎撃に出て行ったヒーロー達は途中で心を折られてしまいます。
一桁台のヒーローが苦戦する姿を見て自分では無理と諦めてしまいます。
ジュストの契約では自分の命を最優先で守る事が認められているので問題行動とは言えません。
ジーサードは奴らは大した戦闘能力をもってないので仕方ないと言っています。
誰もイゾラ・サクラを守っていない状況なのか?と思われたんですがご当地ヒーローのサムライジェネリックが一人で抵抗活動を続けていました。
中継映像でその姿を見たキンジは慌てます。
ジェネリックは瀕死状態になっていました。
出血多量で朦朧としているだろうにジェネリックはヒーローとして町を守ると宣言しています。
彼は中継映像が流れているとは知らないんですが彼の宣言が足を止めていたヒーローに勇気を与えました。
キンジとジーサードが到着するのと同じタイミングでライノキャンディが突貫してきました。
ライラが乗り込み機銃を掃射しているハンビーに激突して吹き飛ばしました。
キンジとジーサードがジェネリックの元に駆け寄り状態の確認を行います。
一目見て助かる出血量ではないと分かってしまいます。
キンジはジェネリックの頑張りを讃えて生き残れる活力を与えようとしましたが彼は途中で反応しなくなりました。
ジーサードは首を振っているな・・・キンジはジェネリックの死を確認しました。
キンジが静かに怒っています。
フレイムライダーとホワイトスノーもボロボロのコスで駆けつけてきました。
どうやら相性の悪い相手を倒してきたみたいです。
遠方でテレビ取材を受けていたアウグスタも空を飛んで駆けつけてきました。
ジュスト側の戦力が揃ったので反撃できそうだったんですが敵は次の手を用意してありました。
スエットボンベからコピーした能力を使い濃い霧を発生させてキンジ達の視界を奪ってきます。
続いて地面が揺れ始めました?
キンジ達が居る場所が退役した空母を陸地として使っている場所でした。
雷霆教団は空母を動かして陸地から切り離してきました。
このままでは逃げられてしまいます。
キンジはフレイムライダーやホワイトスノーのお陰でHSS化しています。
冴えている頭をフル回転させて空母に飛び移るしかないとの結論をだします。
走り幅跳びの要領で空母に向かって飛び立ちます。
普通にやっただけでは届かない距離だったので大きな衝撃を発生させる弾を撃って推力を得る事にしました。
人間辞めている方法でキンジは空母の甲板に顔から着陸しました。
サムライゼロの仮面が削れて顔がゾンビになるのは防げました。
キンジの動きを見ていたアウグスタが空母に飛び移ってきました。
キンジと二人で空母内を捜索する事になります。
甲板から下の階に降りると貯蔵庫になっていました。
テーブルの上に誘拐されたエスパーギャルが寝かされていたんですが彼女の体からソフトボール大の黄色い黄水晶が浮かび上がっていました?
その宝石はエスパーの体内から出てきているのは分かるんですが何なのかが分かりません。
HSS化しているキンジは宝石が人口聖骸布だと予想します。
宝石の大きさからそれを使えばエスパーの持っている未来予知の能力を恒久的に与えられると計算できました。
そこに雷霆教団のリーダーらしき仮面を付けた低音ボイスの男が出てきました。
あろうことか彼は自分はジュストの味方だと言っています?
アウグスタは予想外の展開に目を白黒させていますが冴えているキンジは会話の意味が理解できました。
これまでの出来事と知っている情報からリーダーの正体を見破ります。
ジュストを去った5号ザ・ファーザーだと指摘します。
アウグスタは目を飛び出さんばかりに驚いていますがリーダーはキンジの予想は正しいと言って拍手してくれます。
ほとんど全て正しいですと言ってるのが気になる点ですが仮面を外すとファーザーの顔が出てきました。
アウグスタは信奉していたファーザーに裏切られて呆然としています。
棒立ちになっている彼女をファーザーの光線が襲います。
咄嗟にバリアで対抗するんですが彼女のコスチュームがビリビリと破けてしまいます。
スカートを手で押さえているのは女の子だねー
アウグスタは膝を突いてその場に倒れてしまいます。
起き上がれない彼女は床に伏せた頭を震わせて泣いています。
ファーザーから彼の目的が語られます。
彼は天使にあった事がありその意思に従い雷霆教団を作ったようです。
ジュストを適度に攻撃して負ける事で彼らの評価を上げるのが目的でした。
ファーザーはヒーロー番組でいうところの負ける為の悪役をしていたそうです。
それによって人気者のアウグスタの人気を最大化して政治家に転身させてイタリアを宗教国家にしたいそうです。
少し遅れてジュストの売店に勤務している23号シールドグランパが駆けつけてくれました。
シールドグランパはザ・ファーザーよりも年上らしく彼の考えは70年前のムッソリーニと同じだぞと否定しています。
当然ザ・ファーザーは耳を貸しません。
アウグスタを立たせてキンジとシールドグランパを殺すと言ってきます。
キンジは気絶しているエスパーギャルを人質に取られて動けません。
立ち上がったアウグスタはザ・ファーザーには逆らえないようですね。
この場で戦っても絶対に勝てないと諦めています。
ザ・ファーザーがキンジから奪い取ったベレッタで射殺しようとしてきます。
これに対してアウグスタが警告を発します。
キンジの銃はベレッタが改造したもので今は壊れてしまっている、撃てば暴発すると教えています?
キンジはアウグスタが何かをしようとしていると気付くね。
ここでアウグスタが特大の燃料を投下してくれました。
彼女はスカートを捲りあげて内側に隠してあった小型ミサイルを発射しました!!
その際に彼女の汗で濡れていて体のラインがクッキリ見える白ブルマが全開になりました!!
キンジは彼女のおヘソから股間へと続く恥丘の曲線美をガン見する事になりHSSが最大強化されました。
アウグスタよくやった!!素晴らしいよ。
しかもこれまでに激しい動きを繰り返していたので下着のレースが少しはみ出ている!!
これもキンジのHSSを強化する要因になっています。
シールドグランパが守ってくれたのでキンジ達は爆発の衝撃を逃れます。
キンジが騙し討ちをしたアウグスタを褒めると、あの時は闇堕ちしていたのでカウント外と言って可憐なウィンクを返してくれます。
歴戦の戦士であるザ・ファーザーは爆発から逃れて逃げていきました。
キンジが追う事になりますが甲板に出ると小型機で飛び立とうとしていました。
追って来れないようにシールドグランパが乗って来た小型ヘリは破壊されていました。
抜け目ないな。
キンジはベレッタとデザートイーグルを乱射して止めようと試みますが発進を許してしまいます。
そこにアウグスタが飛んできて自分に乗れと言ってきます!!
えっ良いの?本当に?アウグスタに乗る、これは萌える!
キンジは背中側から彼女に抱き着き離陸しました。
アウグスタは手から出る光線を推力にして空を飛んでいます。
攻撃できないのでキンジが拳銃で狙撃してますが有効なダメージを与えられません。
ザ・ファーザーが反撃してきます。
ザ・ファーザーはアウグスタを利用したいと言ってたので彼女の事は撃たないだろうとキンジは考えてたんですが甘すぎました。
ザ・ファーザーは迷うことなくアウグスタを殺す為の砲撃をしてきました。
キンジは跳弾を使ってアウグスタに当たる銃弾を弾く事になります。
連射性能に勝るザ・ファーザーの小銃に対抗するのは困難でした。
アウグスタはキンジを勝たせる為の行動に出ます。
ザ・ファーザーの機体の上を取り自分の正面にバリアを張って銃撃を受け止めキンジを落下させようと試みました。
キンジは彼女の意図を察して落下傘になる弾で彼女を無事に着水させる準備を整え彼女から離れます。
アウグスタは力尽きて海面目掛けて落下していきました。
暫しの空中遊覧を経てキンジはザ・ファーザーの操る小型機に取りつきます。
キャノピーを素手で破壊してコックピットに乗り込み殴り合いを始めました。
キンジとザ・ファーザーはノーガードでの殴り合いをしています。
ザ・ファーザーの懐からエスパーギャルから取り出した宝玉が飛び出してきます。
キンジがキャッチするとザ・ファーザーは取り返そうとしてきます。
殴り合いでは拉致が開かないと考えたザ・ファーザーがエグイ手を打ってきます。
キンジの防弾制服の内側に小型爆弾を投げ入れてきました。
二人は至近距離に居るんですが爆風と破片は防弾制服に阻まれてザ・ファーザーに届かない事が予想されます。
キンジは投げ入れられたのが小型爆弾だと分かり青くなります。
急いで制服を切り裂いて小型爆弾を服の下から取り出します。
コックピット内に小型爆弾が出てきてしまったのでザ・ファーザーが慌てます。
しかし冷静さは失いません、小型爆弾を機外に叩きだして爆発に巻き込まれるのを避けています。
小型機の近くで爆発したので大きなダメージを与えます。
衝撃でキンジがプロペラ目掛けて吹き飛ぶんですがザ・ファーザーが助けてくれます?
何故?と思ったら彼の狙いはキンジが持っている宝玉でした。
それがある限りキンジが細切れになってもらっては困るのね。
キンジが宝玉を死守していると小型機のエンジンが止まってしまいました。
雪花の真似をして叩いて直すを試みますがキンジでは無理でした。
エンジンを再起動するのは不可能と判断したキンジはザ・ファーザーを殺して黙らせる事にします。
心臓へ大きな衝撃を与えて心停止させて殺します。
ザ・ファーザーが動かなくなったので脱出の準備ができるようになります。
キンジはザ・ファーザーを抱えて小型機から飛び出していきます。
ギリギリだったようですが落下傘を使って何とか海に着水する事ができました。
着水すると即座にザ・ファーザーの心臓を殴って心停止状態を解除します。
遠山家の技は便利過ぎるよな、難しい技のようですがアウグスタのブルマでHSSを強化しているキンジには失敗はありません。
ザ・ファーザーは息を吹き返します。
キンジはザ・ファーザーを胸の上に乗せて背泳ぎで近くの島に向かいます。
途中でベレッタに連絡すると海に落ちたの?と驚かれます。
アウグスタと二人でザ・ファーザーの小型機を追った事と途中でアウグスタが脱落した事を伝えます。
ベレッタからアウグスタが無事だと知らされキンジは安堵します。
ベレッタが小島まで迎えのヘリを送ってくれる事になりました。
キンジとザ・ファーザーが並んで夕陽を眺めていると迎えのヘリが到着しました。
ベレッタがフレイムライダーとホワイトスノーを引き連れて迎えに来てくれました。
三人はザ・ファーザーの裏切りが本当だったと分かり項垂れています。
ザ・ファザーは強かでした。
彼はこの事件を起こす前にジュスト株の空売りを仕掛けてありました。
作戦が成功しても失敗してもジュストの株価が大暴落するので儲ける事ができていました。
儲けは仮想通過にしてあるそうで追跡はできないそうです。
ザ・ファーザーはこれからも自分の目的である宗教国家を作る為に努力していくと言っています。
キンジは捕まったんだから長い勤めになるだろ?と指摘します。
ザ・ファーザーは笑いながらイタリアの司法が腐敗しているから直ぐに出てこられると言っています。
ザ・ファーザーが最後にベレッタと言葉を交わします。
君たちは戦い続ける事になると言われてベレッタは今回のザ・ファーザーの動きは何も知らなかったが、戦い続ける事だけは最初から知っていたと凛々しく返します。
ベレッタはこれまでの方針を貫き、今回の事件がザ・ファーザーによるものだったと公表しました。
株価は暴落するんですが底値を打ってから流れが上向きます。
ヒーローはたくさんいるので一人くらいはワルもいるだろうって声が出てきました。
退院したアウグスタが謝罪会見を開いて、もにょもにょ謝罪の言葉を述べると事態が好転します。
集まっていた取材陣はアウグスタは頑張った。
事件が解決したのはアウグスタのお陰ですよ。
今日もカッコイイ、かわいい、大好き、って事になりました。
彼女は人気を集める存在なので何をしても高評価されちゃうのな。
キンジも取材を受ける事になり自分を犠牲にして戦ったサムライジェネリックのお陰で事件解決できたと答えています。
キンジとしてはサムライジェネリックへの花向けの言葉だったようなんですが彼生きてました!
テレビを付けたらイゾラ・サクラ町長から感謝状を受け取っています。
キンジは慌ててベレッタに連絡してジェネリックが化けて出たお祓いしてもらえと喚きます。
ベレッタが冷静にジェネリックなら食堂でピザ食べているわよと教えてくれます?
キンジはジェネリックに電話して何で生きている?と詰問しています。
結構酷い言い様だな。
ジェネリックから彼の持っている特殊能力が自分の血液を3分の2出血しても死なない血筋なんだと教えられます。
ジェネリックから何で生きてて怒られなきゃいけないんですか!?と逆ギレされました。
ホームページにも掲載されている情報だそうで読んでないキンジが悪いな。
大学入試センター試験まで1カ月を切ったのでキンジはヒーローを辞めて日本に帰る事にします。
ベレッタが航空券を手配してくれました。
ジーサードも日本に戻る事にするんですがドロシーがプライベートジェットで送ると言ってきます。
キンジとは別々の機体で帰る事になります。
イタリアに戻ったアンジェリカの運転する車で空港まで送って貰う事になります。
アンジェリカはザ・ファーザーを相手にしてよく生き残れたねと感心してくれます。
キンジは事件の報告と自分にはヒーローは無理だったと伝えます。
ルーズな自分ではキッチリルールを守れない。
自分にできる事は手が届く範囲の困っている人を助ける事くらいだと伝えました。
キンジの考え方を聞いたアンジェリカはそれで良いんだ。
正義とは人それぞれの中にあるモノで違いがあるのは当然でそれらを結集することに意義があると言ってウィンクしてきました。
キンジは美人のアンジェリカのウィンクでヒスりそうになっています。
彼女を押し倒して鳴かせている姿を妄想して危機的状況に陥りかけ難読漢字と素数の暗唱を始めました。
アンジェリカの笑顔はそれだけ破壊力があるのね。
ひょっとしてアンジェリカも一緒に戦えればキンジはもっと強くなってたのか?
出発まで時間があるのでアンジェリカが泊っているホテルのカフェでお茶する事になります。
そこにはキンジを見送る為にジュストのメンバーが集結していました。
キンジは親しくなったメンバーと別れの挨拶を交わしています。
意外と社交的だと思うんだけど本人はコミュ障だと思っているんだよなー。
イタリア語なら女の子と真面に会話できるのか?
キンジはサムライジェネリックにザムライゼロの仮面を譲る事にします。
恐れ多いと恐縮するジェネリックに戦隊モノではヒーローの代替わりはある事だと説得します。
オタクなベレッタも面白いと肯定してくれたのでジェネリックは二代目サムライゼロを目指す事になります。
アウグスタがベレッタに謝罪してきました。
彼女はザ・ファーザーと戦った事で成長したようです。
ナマイキな事を言ってしまい御免なさい、除名も覚悟していますと殊勝な態度を示しています。
ベレッタは社員の上申は組織を硬直化させない為に必要な行為だとして不問にしました。
最後にベレッタと別れの言葉を交わす事になりました。
ベレッタは自分のジュストカードを渡してきました。
SSRカードで1万ユーロで取引されているカードでした。
キンジはアウグスタに乗って売りに行けば間に合うと考えますがベレッタに売ってはだめと先手を打たれました。
キンジはフレイムライダーの弟と交換して入手したサムライゼロのカードを送りました。
サムライゼロの送別会が行われているとの情報がSNSに流れました。
人々が集まって来てしまいます。
サムライゼロファンの子供たちがやってきて、身勝手なお願い事をしてきました。
キンジは嫌われる事を狙って突き放すような発言を行いますが中途半端だね。
子供たちには励ましの言葉を送られたと勘違いされて人気を増す事になっています。
空港に到着したキンジは売店でピザを買って搭乗時間を待っています。
ドロシーのプライベートジェットに乗るジーサードとは暫し別れる事になるよ。
一人になったキンジの元にベレッタが駆け込んできました。
キンジが抱き留めるとベレッタがキスしてきたぞ!!
キンジは速攻でHSS化したんだろうか?
ベレッタの意図を察しているね。
彼女はジュストの長官なので特定のヒーローを依怙贔屓できません。
キンジがヒーローだった間は好意を示せなかったのね。
やっぱHSS化しているなキンジはキザな台詞を吐いてるぞ。
ローマに忘れ物をしていくところだったとベレッタのキスに対してお礼を述べているぞ。
自分はヒーロー失格だ、ベレッタが困っていたら彼女を優先してしまうと言っています。
口説いているなー。
ベレッタは悪い男と言いつつ嬉しそうです。
そんな嬉しい事を言われたら一生まてじゃうじゃないと言ってるね。
そんな悪い男のキンジはヒーロー失格よ、次は一人の男としてローマに来てとお願いしてきました。
キンジは約束するよと答えます。
ベレッタは正義は至上と言いたいところだけど、正義より上にあるものを見つけたわ、愛よ。
でもこれは内緒にしておく、悪いゼロと長官の秘密よ、と言ってきます。
ジュストを取材しているジュスト・デル・ジョルノにもスッパ抜かせないと言ってるな。
彼女は本気みたいだぞ。
うーんキンジはベレッタの好意を受け入れている感じだね。
やっぱり小柄な女の子が好みなのね。
アリアの事は怖がっている発言が多めだから意外とベレッタがキンジの本命なのか?
キンジの方から動いてないのが気になるが・・・ベレッタにチャンスはあるか?
キンジと約束を交わして元気になったベレッタは新しいヒーローの面接試験があると言って去っていきました。
好い気分でイタリアから旅立てると思ってたら嫌な奴らが同じ飛行機に乗り込んできました。
ジュスト9号ドクターマックスとベイツ姉妹が乗り込んできたぞ。
キンジは隣に座ったドクターにあんたCIAだろと声を掛けます。
ドクターは否定も肯定もしませんでした・・・
キンジが調べ上げた事を開示すると全問正解と言ってCIAのマッスル捜査官だよと名乗りを上げます。
マッスルに電話が掛かってきますね・・・ジェームスからだと言ってキンジに手渡してきます。
出てみるとモリアーティでした。
予想通りです、キンジの知り合いのジェームスはモリアーティしか居ません。
モリアーティはキンジのイタリアでの仕事にはやり残しがあると指摘します。
キンジとしては雷霆教団を倒せたのでハッピーエンドだと言いたいようですがモリアーティに人口聖骸布はどうやって作られていたんだと思うと問われて絶句します。
確かにそこは謎な部分でした。
危険な小型機の中でザ・ファーザーがエスパーギャルから取り出した宝玉に固執した理由が不明です。
ザ・ファーザー自身に取りだす能力があるのなら危険を冒してまで宝玉に固執する理由はないよな。
離陸時間が来たのでキンジは通話を切りました。
モリアーティが関わっていると知ったキンジが逃げ出さないようにマッスルとベイツ姉妹が守りを固めます。
キンジは離陸中の飛行機を止めて違約金を払いたくないので抵抗しない事にします。
飛行機が離陸すると機内で発光現象が起こりました?
マッスルから紹介したい人物が居ると言われてファーストクラスまで連れて行かれます。
そこで待っていたのは超絶美人の天使でした。
雷霆天使ラミエリアと英語で名乗りを上げてきました。
彼女が雷霆教団を組織していたそうです。
ザ・ファーザーが言っていた天使の声に従っているって言葉は真実だったのね。
言い逃れの言葉ではなかったな。
ラミエリアはキンジに計画を邪魔されてご立腹です。
ネモを操りベレッタを殺させたのも彼女だそうですよ。
随分と前からローマに潜伏していて計画を進めていたのね。
そりゃ怒るわな、脈絡なくやってきたキンジが悉く彼女の計画を潰したようですから。
ラミエリアはキンジに決闘を申し込んできました。
しかも乗客を人質に取りました。
決闘に応じないなら人質を殺すと言っています。
ラミエリアが日本に向かうのはキンジの周囲に復讐する為でした。
キンジ個人への復習は決闘で果たすがそれだけでは納得できないので日本を侵略する事にしたと言っています。
レクティア人に連勝しているキンジはラミエリアの実力をルシフェリア並みだろと見積もります。
ルシフェリアは先頭に立って戦うタイプでしたがラミエリアは引きこもりの王様タイプだと聞いています。
だったらルシフェリアより弱いよな面倒くさいので決闘を受けて勝って黙らせようと考えます。
ルシフェリアが負けたら勝つまで再戦を挑んできたのを思い出してキンジはマッスルとベイツ姉妹に見届け役を頼みます。
負けたラミエリアが食いさがってくると想定しています。
キンジは自分が勝ったら日本から出て行けとの条件を提示します。
ラミエリアは自分が勝ったらキンジを下僕にするといってきます。
キンジがアリアを愛しているので彼女も臣下に加えると付け足します。
キンジは下僕でアリアは臣下・・・レクティアには男性が居ないので扱いが低いのか?
ラミエリアはキンジの情報を持っているみたいだね。
キンジがなんでアリアをおまけに付けるんだ?と指摘します。
ラミエリアは、だってあなたはあの娘が好きなんのでしょう?と聞いてきます。
キンジは慌てて誤魔化しているね。
ラミエリアはアリアと共に居る時にキンジは最も有能になると指摘します。
つまり一番性的に興奮する異性ということなのでしょうけど、あの幼い顔と体型が好きというのは、一般的な趣味からは外れているようですけど、と分析を続けてくるのでキンジは話は終わりと遮りました。
決闘は成田空港に着いてから行う事になりました。
マッスルが決闘場所を手配してくれました。
アメリカ資本の輸送会社の倉庫に案内されました。
中はガランとしている広い空間が広がっていて剣と刀による決闘が行われる事になりました。
ラミエリアがエストック、キンジが日本刀を手にして決闘が始まります。
ラミエリアの構えはどうにいったモノだったんですがキンジはまだ勝てると彼女を下に見ていました。
ラミエリアから最初の5秒間はキンジに攻撃させてあげるとの提案がなされます。
キンジはこの提案を相手に力の差を分からせるための提案でラミエリアは油断していると考えます。
彼女の持っているエストックを切り飛ばしてやろうと考えます。
切りかかったんですがラミエリアの剣技はキンジの予想を大きく超えていました。
キンジの斬撃は綺麗に往なされてしまいます。
隙を晒したキンジにラミエリアは幅のある光条を撃ち込んできました。
光はキンジの身体を通過して体の自由を奪っていきました。
キンジは倒れてしまい決闘はラミエリアの勝利に終わりました。
ラミエリアは半日ほどでキンジが立ち上がると見てたんですが1分で立ってきました。
ベイツ姉妹は本格的に人間じゃないわねとドン引きしています。
ラミエリアはキンジのタフさは有用だと考えています。
マッスルとベイツ姉妹はラミエリアに傅いてますが部下ではないようです。
NATO加盟国には国家運営に有害かつ強力なステルスが加盟国内に居住していると確認されたら監視する義務があるそうです。
しかし資金難な国が多くCIAが一手に引き受けているそうですよ。
マッスルはCIAの命令でラミエリアの監視を行っていたのね。
FBIのベイツ姉妹はというとキンジを知っているって理由でCIAに出向させられていたそうです。
上役からは罰ゲームだと言われたそうですよ。
三人は入念にラミエリアにNATO加盟国に向かう意思が無い事を確認してきました。
その意思が無いと確認されると喜んでいます。
同盟国人のキンジがラミエリアの下僕となり監視任務を引き継いでくれると言ってマッスルとベイツ姉妹は大喜びしています。
機嫌を損ねると人間を殺すと言っている危険人物なラミエリアを放り出す事はできません。
キンジはラミエリアを監視する事になります。
アリアまで巻き込んでしまった事は内密にしなければと恐れています。
勝手に賭け代にしたとバレたら撃たれそうだからな。
アリアを危険人物に近付けたくないって気持ちも多少はありそうですね。
ラミエリアは泊る場所を求めてきました。
豪華で華美な物が好きそうなのでキンジのワンルームでは不興を買いそうです・・・
困っているキンジにジーサードから電話が掛かってきました。
ドロシーのプライベートジェットで成田に到着した彼は都内迄送ると言って声を掛けてきました。
リッチマンのジーサードは六本木ヒルズに住んでいます。
そこならラミエリアも満足するだろうと考えてキンジはジーサードを巻き込むと決めます。
迎えに来たジーサードにラミエリアを家に泊めてくれ、俺の家にはもう女を止めるスペースは無いと伝えます。
ジーサードも女嫌いなので難色を示しますがキンジも一緒に泊ると伝えるとOKしてくれました。
六本木ヒルズの外観にラミエリアは満足してくれます。
ジーサードの部屋に入ると気に入ってくれました。
ベッドに背中からダイブして満足そうにしていますよ。
彼女が飛び込んだ時にキンジは彼女のパンツを見てしまいました。
ヒスりそうになっています、相当な破壊力があるようだ。
東京タワーが見えるので日本も発展したなーって感想を述べています。
ラミエリアは江戸時代に日本に居た事があるそうですよ。
機嫌良さそうに話してたんですが突然尻を上に向け顔をベッドに埋めながら苦しみ始めます。
心配になったキンジが苦しんでいる理由を問うと酒を寄越せと言われます?
バドワイザーを投げ渡すと華麗にキャッチして一瞬で飲み干します。
空になった缶を投げ返して来て弱すぎるもっと強い酒、果実酒を寄越せと命じてきます。
間の悪い事にジーサードの家のワインセラーは空っぽでした。
かなめが調理用のワインを持ってきましたよ。
ラミエリアはそれを受け取り一気に飲み干してしまいます。
満足そうにしているな、強ければ味はどうでも良いみたいです。
キンジはラミエリアは酒屑だと認識しました。
ラミエリアが出掛けると言い出します。
彼女はもうすぐ命継ぎの時期が来る、子供を作るので情報収取に出かけると言い出します。
キンジは大規模なハーレムを作ろうとしていると考え六本木に作るのは資金的に難しいと指摘します。
ラミエリアは先走るな愚か者、テラとレクティアでは惑星の巡りが違う。
ルシフェリアとも交わりがあるならわたくしたちについての性知識もあるのでしょう?と質問されます。
苦手な話題なのでキンジの答えは歯切れが悪いです、知識だけは持っていると答えます。
ラミエリアが自分がテラのオスの子供を産む。
原初の方法に頼れば孕むこともできましょうと言ってきます。
キンジは妊婦になったラミエリアを想像してヒスりかけています。
パトラの時にもおもったけど俺って妊婦好きなの?自分が嫌になると落ち込んでいます。
ラミエリアはキンジが耳まで赤くなっているので自分が求められる可能性を考えたと予想します。
キンジでは見た目が麗しくないので駄目だと言われてしまいます。
キンジは悪かったな、と言った直後に、候補にならなくて良かったって意味で、良かったーと答えます。
キンジはラミエリアに同行する事になります。
六本木ヒルズの周辺を散策しているとホストクラブの宣伝カーが通りました。
ナンバーワンホストの写真が貼られていました。
キンジの目から見ても見惚れるくらいの美形でした。
ラミエリアが酒の匂いを嗅ぎつけて地下にあるお店に突撃していきます。
そこは宣伝カーに載ってた煌というホストクラブでした。
キンジは料金が怖くなり受付さん(吉良に似ているのでニセ吉良と呼んでる)に値段を質問しています。
初回は二人で5000円で良いそうです・・・空いている時間帯なので更に半額でも良いと言われました。
キンジはちょっと安心しています。
キンジに対して年齢確認が行われます。
武偵手帳を見せれば問題無く入店できるんですが後で使用目的を説明する必要があります。
キンジがどうするべきか検討しているとルシフェリアがパスポートを見せなさいと言って渡してしまいます。
キンジの正しい生年月日が記されているので未成年だと分かります。
キンジはラミエリアが自分を追い払おうとしていると予想しますが違いました。
ラミエリアは相手の認識を思い通りにできる魔術を使ってキンジが成年であると相手に認識させました。
キンジはさり気なく詐欺行為を働くラミエリアの悪辣さに呆れています。
店のシステムの丁寧な説明がなされるんですがラミエリアはマイペースです。
好みの男性のタイプを聞かれて顔が綺麗な事と答えます、顔以外は無くても良いとまで言っています。
ナンバーワンのホストを呼べと命じます。
暇な時間帯だってのは本当だったようですね要求が通りナンバーワンホストがやって来ました。
現れたのは宣伝カーに顔写真が貼られていた美形でした。
天使(あめじ)ヒビキですと名乗りラミエリアとの出会いは運命だと言ってきます。
美形のヒビキにチヤホヤされてラミエリアはご満悦です。
ヒビキは顔だけの人ではありませんでした。
ラミエリアの身に着けているモノからイタリア人ではないか?と予想してイタリア語で話しかけてきました。
キンジは驚いていますね、どうしてそう思ったのか問うとラミエリアの装いから予想したと言われます。
キンジは夜職の観察眼の鋭さに驚いています。
ヒビキのイタリア語は綺麗な発音だったんですがラミエリアには不評でした。
ヒビキのイタリア語は標準語なので聞き苦しい、キンジのイタリア語はシチリア訛りが強すぎる。
音律の美しいローマ方言しか聞きたくないので日本語で構わないと言われました。
ヒビキはキンジにも会話をふってきました。
キンジ姫と呼んできます・・・超絶美形のヒビキに姫呼ばわりされてキンジはドキドキしています。
ヒビキは一々倒置法で喋るのでキンジは身近な誰かに似ていると感じ始めます。
よくよく観察するとヒスってる時の自分の喋り方にそっくりでした。
ラミエリアはヒビキとの会話を楽しんでたんですが店のシステムで次のホストに交代しました。
ラミアエリアとキンジは新規客なので所属ホストの紹介会にしたいようです。
ラミエリアは一緒に飲んでくれればうれしいようで誰とでもそれなりに盛り上がっていました。
時間が来たので会計する事になります。
渡された伝票には二人分で5000円と書いてありました。
キンジは本当だったと安堵しています。
キンジが5000円を支払おうとしているとラミエリアが手を黒いキャッシュトレーにかざします。
そうすると小さな金色の粒が落ちてきました。
ニセ吉良が現金払いだけなですよこれは何ですかと聞いてきます。
ラミエリアは純金ですわと答えます。
金の匂いを嗅ぎつけて店長(こっちも吉良に似ていて背が高い)がやって来ました。
慌ててデジタル秤を取りに行きラミエリアが出した純金を確認しています。
本当に純金だぞ、50000円分はあるぞ、とニセ吉良とヒソヒソやってるな。
儲けが大きいと判断して純金での支払いを許可してくれます。
ラミエリアが追加の純金を落としていきます?
キンジの目算で100万円ほどになろうかって純金を出しました。
ニセ吉良は上客が出来たと考えてニコニコ顔になっています。
余剰の資金はプリペイド料金としてお預かりしますと言ってくるね。
急にペコペコし始めたニセ吉良をラミエリアは嗤うように覗き込みます。
「さっきお前、私の支払い方を断りかけた?」
アブナイ目つき、人斬りの目つきで語りかけているな。
キンジは慌ててラミエリアをニセ吉良から引き剥がしました。
暴れたら出禁になるぞと指摘して彼女の後ろ髪の縦ロールを引っ張りました。
「あんっ」と言ってラミエリアは正気に戻りました。
日が登ってくる前に寝ますわよ、城に戻りましょ、下僕と言ってきます。
昼夜逆転しているのでキンジはラミエリアは光じゃなくて闇を司ってるんじゃないの?と質問します。
ルシフェリアもそう言ってたぞと付け足すとラミエリアが言い返してきます。
ルシフェリアが闇でわたくしが光ですわ!そこは決して譲りません。
ヒビキにもう一度会わせなさいと命じると見送りしてくれます。
店には見送り指名制度があり、指名されるのは名誉なことなんだそうです。
ヒビキは嬉しそうにやってきてラミエリアをお見送りしてくれます。
タクシーを呼んでくれようとするんですがヒルズに住んでいるから歩いて帰ると伝えると驚かれます。
ヒビキは驚いた顔も絵になるようです。
ラミエリアは、また逢いに来ますわ、ヒビキは、指名してくれるんだね、ありがとう、と言って別れます。
温度差が・・・
ラミエリアは本気、ヒビキの方は上客だと思っているようですね。
二人になったのでキンジは支払いに使った純金について質問しました。
「愚者の黄金」という術で本当はラミエリアが作り出した真鍮だと教えてくれます。
重さがどうであろうと、削った粉がどうであろうと、愚か者は黄金と信じてしまうそうです。
値上がりを待って金庫にしまってましたが換金したくても地金商は騙されないだろうから買ってもらえない。
キンジは詐欺行為なのでは?と眉を寄せます。
その時にラミエリアに向けられた殺意を感じ取ります。
ラミエリアを守る位置に立っているな。
ラミエリアに聞いてみたら彼女は殺気を感じていませんでした。
ヒトごとき矮小なものの殺気など、気付く必要はないと言ってますが本当にヒトが放ったのかは不明です。
正体不明の敵が存在する可能性が浮上したのでキンジは煌に通うのは止めろと忠告します。
しかしヒビキにぞっこんなラミエリアは忠告を聞き入れてはくれません。
それどころか次からは一人で出かける、キンジが付いてきてはヒビキに付き合っていると誤解されてしまう。
そんなくだらない事で愛を失いたくないと言われます。
ジーサードの部屋に帰宅したキンジはラミエリアがシャワーしている間に緊急会議を開きます。
ラミエリアが煌に通うのは確定なのでキンジは付いて行くしかありません。
しかし次回からは高額な料金が発生しそうで資金不足に陥っています。
今回はいつもと真逆な厄介事が発生しています。
普段は女に纏わりつかれて難儀してるんですが今回は女に纏わりつけない事に難儀しています。
集めたジーサード達に資金提供を求めますが誰も出してくれませんでした。
しかも全員が別の有効な解決策が存在すると思いついている顔をしています。
誰が言うか譲り合っている節があります。
皆言ったらキンジが激高すると思って怖くて言い出せないようです。
キンジは拳銃を抜いて強要しますね。
ジーサードが言っても部下を虐めるな、虐めたらマム(雪花)に言いつけるぞと確認してきます。
キンジが言えと命じると話そうとしますが途中で笑いを堪えられなくなりました。
震えながら笑いを堪えているので部下のアンガスが教えてくれます。
その方法なら資金は掛かりません、逆に収入を得る事ができます。
そこまで言われてもキンジは分からないみたい。
アンガスはキンジが煌で働けばいいんだ、HSS時のお姿を見せればどんな審査があろうとも就職できます。
キンジはまだわからないな、自分が就職できる仕事なんてあるのか?と不思議そうです。
アンガスは「はい」と頷きます。
ジーサード達も同意していますね。
かなめとツクモはキンジが働く姿を見に行きたいとまで言っています。
絶対に採用されると思ってるな。
そこまで言われても分からないキンジにアンガスが告げます。
キンジ様が煌のホストなればよろしいのです。
そうすればラミエリア様を見守ることもできましょう。
そうだねーキンジがHSS全開でホストをすればナンバーワンに成れそうだよね。
ラミエリアがキンジの惚れてしまう展開になるんだろうか?
問題は何を燃料にしてヒスるかって事だね。
ラミエリアの下僕になった事がアリアにバレるのかも注目だね。
バレた場合にアリアが大人しく臣下になるかも注目です。
ラミエリアは剣の達人だったのでアリアの攻撃も往なせそうではあるね。
武力が通用しないとなれば従う事になるか・・・
ラミエリアはヒビキに夢中なようなのでアリアの存在は忘れているかも?
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
戦闘 | 5 |
爆乳 | 5 |
ラッキースケベ | 5 |
ハーレム | 5 |
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