ラノベの感想) 若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 第3巻 (ダッシュエックス文庫)
フランツたちが住んでいる社員寮に新しい部屋が増築されていました。
メアリの部屋から入れるようになっています。
ケルケル社長に事実確認を行うとミニ留学してくるアリエノールの為に増築した事が分かりました。
フランツはアリエノールの教育係を任される事になりました。
アリエノールとはサバトを行い肉体関係にあるのでフランツは若干の気まずさを抱いていました。
アリエノールもフランツに対して恥ずかしさを抱いているようです。
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第一話 アリエノールのミニ留学
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アリエノールは目上の者に対しては腰が低かったです。
フランツに対してはライバルと考えているので口調が荒くなっています。
フランツはアリエノールに黒魔法を教える事で黒魔法に対する理解度を上げているようでした。
ケルケル社長はアリエノールの教育係をさせる事でフランツの成長も促しているようです。
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アリエノールは王都の黒魔法会社に対して誤ったイメージを抱いていました。
フランツが普段しているインプを召喚しての地味な畑仕事を見て馬鹿にするなと怒っていました。
しかし実際にアリエノールにインプの召喚をやらせてみると上手くいきませんでした。
フランツは黒魔法使いとしては優秀な血統なので基礎的な黒魔法を苦労する事なく使えます。
アリエノールは名門と自称していますがフランツ程の才能は無いのでインプの召喚に苦戦していました。
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フランツが正しい召喚魔法を教える事になっています。
アリエノールはフランツをライバルと認識しているのでプライドが邪魔をして辛そうでしたが成長するのに必要な行為と判断して素直にフランツの教えを受けていました。
アリエノールは呑み込みは悪かったのですが真面目な性格なのでインプの召喚を行えるようになりました。
トトト先輩からドラゴンスケルトンの運転方法なども習っていました。
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アリエノールはフランツ、セルリア、メアリと同居する事になりました。
フランツがセルリアとメアリと同棲していると知りアリエノールは複雑な心境のようです。
女二人と同棲しているフランツの事を黒魔法使いの鏡と言っていますね。
フランツは褒められている気がしないとの感想を抱いていました。
愛欲に溺れるのが黒魔法使いとして正しい姿のようですね。
フランツは黒魔法会社に就職して本当にラッキーだったね。
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メアリが可愛い嫉妬心を見せてくれました。
アリエノールの部屋に入るにはメアリの部屋を通る必要があります。
自分の部屋を素通りしてアリエノールの部屋に行くのは許さないそうですよ。
フランツは絶対に夜這いには行かないと力説していました。
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アリエノールは食事当番も担当してくれます。
ここで彼女の料理の腕が素晴らしい事が判明しました。
彼女は地元では『爽快ミンチ焼き』と呼ばれている肉料理、所謂ハンバーグを作ってくれました。
メアリがアリエノールの料理の腕に対抗心を燃やしていましたが勝てそうもないとへこんでいました。
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セルリアはアリエノールを歓迎する為にうなぎ料理を振舞っていました。
これは彼女の遠大な計画の一環でした。
できる使い魔のお陰でフランツは美味しい目に遭う事になります。
本当にセルリアは天使のような悪魔ですね、サキュバス最高です。
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フランツがケルケル社長に呼び出されアリエノールのミニ留学の意図を聞かされる事になります。
アリエノールの実家は黒魔法の店を経営しています。
両親が彼女に黒魔法を教えていたようですが彼女には才能が無さそうだと分かっていました。
このミニ留学を通して彼女の才能を見極めて黒魔法使いとして生きていくか別の道を模索させるか判断しようと考えていました。
フランツはケルケル社長からアリエノールに才能があるのか見極める役を命じられます。
幼い頃のアリエノールはレストランを開業したいと言っていたそうです。
しかし実家が黒魔法屋をしているので黒魔法使いになって実家を継ぐと言い出したそうです。
フランツもアリエノールには才能が無いかもな?と思っているので重要な役割を引き受ける事になってしまいます。
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アリエノールも自分が試されていると認識していました。
彼女は試験で合格できなければ黒魔法使いは諦めようと覚悟していたようです。
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試験では悪霊との対話を行う事になりました。
フランツとセルリアが見届け役となります。
アリエノールはモルコの森の黒魔法使いだと名乗りを上げて悪霊との対話を始めます。
地名を明示してしまったので悪霊に舐められる事になってしまいました。
モルコの森?どこだよ、そこは、と悪霊に言われてしまいます。
悪霊はアリエノールの事を大した黒魔法使いでは無いと判断して彼女に憑依しようとしてきました。
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悪霊に入られたアリエノールがフランツに馬乗りになり服を脱ぎだします。
そして自分と子供を作ろうと言って誘惑してきました。
フランツは見届け役に徹してアリエノールの問いかけに無反応を貫きます。
フランツの態度に不安を抱いたのかアリエノールが心のうちを吐露してきました。
彼女は才能の無い自分では黒魔法使いとしてやっていけない、フランツと子供を作る事で黒魔法使いを諦めようと思っていると心境を吐露します。
アリエノールの苦しそうな表情を見てフランツは彼女が悪霊と戦っていると認識します。
フランツは黒魔法使いならば自分の欲望に忠実になるべきだと返答しました。
これを聞いたアリエノールは不安を払拭できたようです。
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黒魔法使いに成りたいとの強い意志を示して悪霊を体内から追い出す事に成功します。
アリエノールを容易く乗っ取れると思っていた悪霊は彼女の意思の強さに驚いたようです。
アリエノールが悪霊を黒魔法で縛り、負けを認めろ、と恫喝していました。
悪霊は負けを認めて、二度と悪さをしないと誓わされる事になりました。
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アリエノールは見事に試練を乗り切りました。
嬉しそうに喜んでいますが、彼女は下着姿になっています。
フランツは早く服を着ろと命じていました。
ケルケル社長にアリエノールが悪霊を説得した事を報告すると凄く喜んでくれます。
アリエノールはミニ留学の過程を修了する事ができました。
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その夜、フランツの部屋にアリエノールがやって来ました。
フランツはメアリへの言い訳を考えますが自分から夜這いに行ったのではないので問題ないよな、と自分を納得させます。
アリエノールはフランツと話したいと言っています。
気をきかせてくれたセルリアは部屋を出て行きました。
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アリエノールは試験が不安だった事やフランツへの感謝を語っていました。
自分のやりたい事をすると言ってフランツと子作りの真似事をしたいと言い出します。
フランツとアリエノールはサバトを行う事になります。
とても激しかったようですね、アリエノールは疲れてしまい、その夜はフランツの部屋で眠る事になりました。
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翌朝セルリアからうなぎ料理を出したのはこの日の為だったと教えられました。
後日フランツと愛し合わせてくださいと言ってきましたよ。
フランツ羨ましすぎます。
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アリエノールの帰る日にケルケル社長の行きつけの店でお別れ会を開きました。
その店の料理は美味しかったようです。
アリエノールは、この味、まだ私が出せてない味、と感想を述べています。
王都で料理の腕を磨くべきか?と悩んでいました。
フランツは黒魔法に進めよ、と苦言を呈しています。
アリエノールの夢は大きいようですね、黒魔法使いとして身をたてるか料理人になるか悩んでいるようです。
フランツは三か月後位にレストランを開きました、なんて手紙が来ないと良いな・・・ライバルなんだから黒魔法でやっていってくれと思っています。
アリエノールはどちらの道に進むんだろうね?
サバトができるので黒魔法だよね。
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第二話 アンデッドの労働がブラックすぎる
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フランツ、セルリア、メアリが買い物に行った帰りに行き倒れているアンデッドを拾いました。
疲弊している彼女を社員寮に連れて帰り話を聞く事になりました。
彼女はガーベラと名乗ります。
悪いネクロマンサーに呼び出されて強制労働をさせられているそうです。
ガーベラはお札を貼られていたのですが、そのお札は労働する事に感謝の念を強制的に抱かせる恐怖のお札でした。
彼女は強制労働させられている会社の工場から逃げてきたそうです。
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フランツが男気を見せてガーベラを助けると宣言します。
アンデッドの自分を助けてくれるというフランツにガーベラは大層感激していました。
アンデッドには人間としての権利は存在しないので彼女を使役していた会社を法的に訴える事はできません。
困った一同はケルケル社長に相談する事にします。
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事情を聴いたケルケル社長はネクロマンサーが自分の古い知り合いだと断定しました。
名前はヴァニタザールと言うそうです。
ケルケル社長はヴァニタザールのやっている事が法的に問題はない、問題を解決するのは難しいなと考えていました。
そこにヴァニタザールがやって来てしまいました。
彼女は使役しているアンデッドに居所が分かる仕掛けを施していたようです。
ケルケル社長とヴァニタザールはケルー、ヴァニーと互いを呼んでいました。
友達の様な呼び方ですがそうでは無いようです。
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ヴァニタザールはガーベラを取り戻しに来た訳ではありませんでした。
ケルケル社長に自分の起こした会社が上手くいっている事を自慢しに来たようです。
ガーベラの代わりのアンデッドを作って働かせた方が効率が良いと言ってガーベラの所有権を放棄してしまいます。
ヴァニタザールはアンデッドの事を完全に物扱いしています。
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ヴァニタザールはヘンテコなお面を被っていました。
セルリアが少し前に魔界で流行ったタイガーニャンコのお面だと教えてくれました。
ヴァニタザールは法的には問題は何も無いと自信があるようです。
自分の会社はケルケルの会社の15倍の純利益を出していると自慢気でした。
自慢するだけ自慢して帰っていきました。
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ケルケル社長からヴァニタザールの過去を教えて貰う事になります。
最初は彼女もケルケル社長のように人の為になる会社を経営しようと考えていたようです。
しかし雇ったアルバイトが大型窃盗団の構成員で売上金を持ち逃げされてしまったそうです。
さらに会社に火をつけられて燃やされてしまい、彼女は一日ですべてを失ってしまったそうです。
その後も色々な相手から騙されて人間不審になってしまったそうです。
彼女はお金しか信じられなくなってしまったそうです。
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ヴァニタザールの悪行を暴こうと考えたフランツ、セルリア、メアリで彼女の会社に視察に向かう事になります。
ヴァニタザールは自分の会社を自慢したいらしく快く視察を認めてくれました。
行ってみると彼女の会社の設備は清潔で凄く良い場所の様に見えました。
フランツは鞭を使っての強制労働を想定していたので拍子抜けしています。
視察は順調に進んでいたのですが一人のアンデッドが不満をブチマケル事で問題点が浮き彫りになりました。
怒ったヴァニタザールは問題を起こしたアンデッドにお札を貼って労働は素晴らしいと洗脳してしまいました。
アンデッドは人間とは認められていないのでフランツ達にはヴァニタザールのやり方を否定する事ができませんでした。
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セルリアの思い付きから人間とは法的にどう解釈されているのか調べる事になります。
ケルケル社長の知り合いの法律家に相談する事になります。
彼は自分の事を人間だと主張すれば人間と認められると言っていました。
一つだけ問題があり、人間だと主張する存在を役所の人間に直接確認して貰う必要がありました。
役所の人間は簡単には動いてくれないので彼らを動かす動機が必要でした。
法律家はヴァニタザールの会社は大規模な脱税をしているようなものなので、そこを指摘すればヤル気のある役人を見つけられると言って、出世欲が過剰な役人を紹介してくれました。
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紹介してもらった役所の女性を伴い再度ヴァニタザールの会社を訪問する事になります。
フランツ、セルリア、メアリ、役所の女性で向かう事になります。
セルリアにヴァニタザールの相手をして貰っている間に役所の女性にアンデッドを人間として登録させようとの作戦でした。
途中までは上手くいっていたのですが、人間になりヴァニタザールから解放されると知ったアンデッドは騒ぎ出してしまいました。
その声がヴァニタザールにも届いてしまいます。
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ヴァニタザールは強行手段に出てきました。
フランツたちを殺して証拠の隠滅を図ってきます。
ここでヴァニタザールは大きなミスを犯してしまいました。
フランツたちに戦いを挑んだ場所には彼女に不満を持っている多くのアンデッドが居ました。
ヴァニタザールの思考からはアンデッドの存在が消えていました。
ヴァニタザールはアンデッドに取り押さえられてしまいました。
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ケルケル社長が登場してヴァニタザールに彼女の間違いを指摘する事になります。
フランツたちが心配だったケルケル社長は透明化するヴェールで姿を隠して付いてきてくれていました。
ヴァニタザールはケルケル社長に自分の邪魔をしたいのか?との文句を言っていました。
ケルケル社長はヴァニタザールの真意を理解していたようです。
ヴァニタザールの収益しか考えないキャラは演技だったようです。
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彼女がお面で顔を隠していたのは苦渋に歪む素顔を隠すためでした。
悪人になりきることはできませんよ、と言われてヴァニタザールも素直になったようです。
ケルケル社長はヴァニタザールの悩みを解消する為にフランツと一日一緒に過ごす事を命じてきました。
ヴァニタザールもアンデッドを人間にする仕事よりはフランツと会話した方が気晴らしになると考えたようです。
フランツは社長室でヴァニタザールの昔話を聞く事になりました。
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ヴァニタザールの過去は壮絶なモノでした。
何人もの人間に騙されて人間不信になってしまったそうです。
ヴァニタザールはケルケルのやり方が正しかったんだなと負けを認めて自嘲的になっていました。
フランツはそんなヴァニタザールを再出発できると言って励ましています。
黒魔法や紫魔法を使える彼女には才能があるので可能です、自分はヴァニタザールの事を信じると言って彼女の手を握っています。
ヴァニタザールは呆然としていました。
人間から信じると言われたのは150年ぶりだと言っています。
流石ケルケル社長の知り合いですね・・・彼女も凄まじいアンチエイジング能力を持っているようです。
フランツは少しやり過ぎてしまったようです。
彼の対応に感じてしまったヴァニタザールはフランツに濃厚なキスをしてきました。
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彼女はフランツに篭絡されてしまったようですよ。
「お金儲け以外に生きていく意味がほしいの」と言ってすり寄ってきます。
ここでヴァニタザールを拒否すると彼女を裏切った空気になってしまいます。
何よりヴァニタザールは可愛くフランツの好みでした。
フランツはヴァニタザールの求めに応じてサバト的な行為を行う事になってしまいました。
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長生きしているだけにヴァニタザールは冒涜的な知識がやけに豊富だったようです。
色々な器具を持ってましたし、大事なところは全部見えているエロコスも豊富に持っていました。
彼女は紫魔法も使えるので幻影を使い放課後の教室での学生プレイをする事になっています。
フランツは「ヘンタイか!どうしょうもないヘンタイか!」と驚いています。
ヴァニタザールは「リミッターが解除されたのよ。いいじゃない」と言ってノリノリでした。
フランツはヴァニタザールを堪能する事になってしまいました。
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ケルケル社長はフランツをヴァニタザールにぶつけて大成功とご満悦です。
彼女はヴァニタザールの性癖も知ってたようです。
ヴァニタザールは年下好きで年下に説教されるのが好きなんだそうです。
ケルケル社長はヴァニタザールとフランツが行った冒涜的な行為も知っているようでした。
ケルケル社長は新しい出会いで気持ちを切り替える事も大事ですと言っていました。
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ヴァニタザールは社に残りたいというアンデッドを人間として雇用する事になりました。
今後は高価格帯の商品を作る事で社員の満足度の高い会社として運営しているようです。
退社を希望するアンデッドには退職金を出して退職させています。
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ガーベラはヴァニタザールの会社を退職して王都で夜勤の仕事を見つけたそうです。
アンデッドなので夜に寝ないと健康を崩す心配が無いので高めの収入を得られています。
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ヴァニタザールの会社からケルケルの会社に監査に来て欲しいとの依頼が来るようになりました。
大体週一のペースのようです、出向くのは当然フランツですよ・・・
名目は監査ですが仕事は直ぐに終わってしまい残りの時間を使って冒涜的な行為に耽っているようです。
フランツは黒魔法使いらしい仕事ですし、と言ってヴァニタザールの指名を引き受けているようです。
ケルケル社長からは大きな権力のポストを打診されても自分の会社を辞めないでくださいね、とお願いされています。
フランツはこの依頼は女社長の愛人そのものだよな、と感じて溜息を漏らしていました。
贅沢ですねー、羨ましすぎますよ。
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第三話 黒魔法企業合同大運動会
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フランツはヴァニタザールの会社に出張に行く事が増えていました。
彼女の会社に行くと毎回背徳的な行為をしているようですね。
フランツは疲れて帰ってくる事になっています。
ヴァニタザールと何をしているのかセルリアとメアリにはバレていました。
セルリアがフランツがヴァニタザールに求められるのは自分の所為かもしれないと言い出します。
フランツはセルリアに夜のご奉仕をされるのが常態化しているのでそっち方面のテクニックが向上しているそうです。
セルリアはフランツのテクニックが向上しているのが嬉しいようです。
メアリはフランツが頻繁にヴァニタザールと背徳的な行為をしている事が不満なようです。
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プライドの高いメアリは自分からフランツを誘うのは苦手なようです。
セルリアがメアリが嫉妬していると教えてくれました。
フランツはメアリのご機嫌を取っておこうと考え週末にメアリとお出かけする事を考えていました。
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そんな折にケルケル社長から週末に黒魔法企業合同大運動会が開催されると知らされます。
最近メタボな黒魔法使いが増えているのでその対策を兼ねているそうです。
出場は任意だそうです。
フランツは運動が得意ではないのですがメアリと親睦を深める好機と捉えて出場しようと考えます。
メアリも運動は好きでは無いようですね。
彼女は出たくないと言い出しました。
フランツがメアリを説得して彼女も出場する事になります。
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ネクログラント黒魔法社から参加するのは、フランツ、セルリア、メアリ、ケルケル社長、ファフィスターニャ先輩になりました。
ケルケル社長がフランツにはご褒美的な展開になると予想しています。
会場は地下にある古い墓地でした。
廃れてしまった宗教団体が使っていたそうです。
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運動会なので指定の体操服に着替える事になりました。
ここで運営側の素晴らしい配慮が判明しました。
女性陣は体操服とブルマを着用する事になっていました。
セルリアもブルマの背徳感が素晴らしいと絶賛しています。
フランツはお尻に食い込むブルマを見て興奮状態になっていました。
メアリの体操服とブルマ姿がとても似合っていました。
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黒魔法企業の運動会なので焼き肉から始まりました。
肉を食べて精力を付けてから競技に移る事になりました。
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行われる競技はあまり運動会には相応しくないモノが多めでした。
ファフィスターニャ先輩は遅刻してやって来ました。
彼女は杖を使って殴り合う競技に出場しました。
彼女の動きは速い訳では無く寧ろ遅いのですが杖を使った攻撃を熟知していました。
元々女性魔法使いの護身術として発展したそうです。
身を守る為ならば何をしても良いそうですよ。
男性相手に金的攻撃をして勝利を掴んでいました。
彼女は紙一重の勝負を制し続けて優勝しました。
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フランツは『誘惑耐久』という競技に出場する事になります。
この競技は誘惑する側と誘惑される側に分かれて競う事になります。
フランツは誘惑される側で出場する事になりました。
簡単に誘惑されてしまうとメアリに軽蔑されてしまうとフランツは焦っていました。
ケルケル社長はフランツならば余裕ですと言ってくれます。
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競技が始まりフランツは女性黒魔法使いに誘惑される事になりました。
しかし彼女の誘惑技術は稚拙過ぎました。
ネクログラント黒魔法社の女性陣は美人ぞろいなのでフランツは女性への耐性が強化されているようです。
誘惑に全く動じないフランツを見て対戦相手の女性魔法使いは自信を失いかけています。
フランツが使い魔がサキュバスだと教えると自分では勝てないと納得していました。
フランツはケルケル社長の予想通りに優勝してしまいました。
全く誘惑に動じなかったのでフランツは男色家なのでは?特殊過ぎる性癖を持っているんだ?とか風評被害に遭ってしまいました。
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ネクログラント黒魔法社は優勝を狙える位置につける事に成功します。
最終競技の『二人三脚』で勝てれば優勝できる状況です。
ケルケル社長はフランツ、セルリア、メアリの中から二人を選んで出場してねと言ってきます。
ここでメアリが弱気を見せてしまいます。
彼女はフランツとセルリアのペアの方が自分とフランツのペアよりも息が合っている筈だと言い出しました。
フランツはメアリが弱気になっているのが許せなかったようです。
自分とメアリのペアでも同じくらいに息が合っている事を証明すると言って彼女と出場する事になります。
セルリアはフランツの考えを理解しているのでメアリを後押ししています。
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競技がスタートしましたがフランツとメアリの二人三脚は上手くいきませんでした。
お互いに相手に配慮し過ぎてバランスを崩してしまいました。
ここでセルリアがフランツとメアリを叱りつける事になります。
彼女はフランツとメアリは愛を理解していないと言っています。
愛とはお互いが歩み寄る事だと言ってフランツとメアリを励まします。
二人はセルリアの言っている事の意味を理解できたようです。
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相手に合わせるのではなく二人にとって都合の良いペースを模索するのが正解だと理解しました。
二人の息が合い徐々に順位を上げていきました。
ゴールが見えてきた段階でトップ争をするまでに追い上げます。
黒魔法の運動会なのでコース上に妨害用の魔方陣が設置されていました。
一旦後方に落ちたのでフランツとメアリは魔方陣に引っ掛からないで追い上げてきました。
最後の魔方陣の内容で勝負の行方が左右される事になります。
フランツはもう運動会では無いよなと考えていました。
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最後の魔法陣は愛欲を急激に高める誘惑術の魔法でした。
トップ争いをしていたペアは男性同士のペアだったのですが誘惑術の効果で抱き合って愛を確かめ始めてしまいます。
流石黒魔法の運動会ですねエゲツナイです。
このペアが正気に戻った時が怖いね。
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フランツとメアリも誘惑術の効果で競技を放り出して愛しあいたくなってしまいます。
フランツが足を結んでいる紐をほどこうとして手を伸ばすとメアリの手と重なりました。
彼女も紐を解いて愛欲に溺れようと考えたようです。
メアリの手と重なった事でフランツは真の愛に目覚める事になりました。
メアリに向かって魔法の効果で作られたものなんて真実の愛じゃない、魔法を振り切りゴールしようと訴えます。
メアリもフランツの考えに賛同してゴールを目指す事になりました。
二人は見事にゴールして優勝を飾る事になりました。
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優勝したネクログラント黒魔法社には副賞として象牙製の杖が贈られる事になりました。
ケルケル社長はこの杖をフランツにくれます。
フランツは新人の格で使うものじゃないと恐縮していますが彼女の好意を受け入れる事にします。
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帰路で安っぽい神殿みたいな建物が目につきました。
ホテル ラブ・イズ・フォーエバー
ご休憩 銅貨四枚から
ご宿泊 銅貨六枚から
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メアリは二人三脚で誘惑術を受けています。
「わらわ、運動して疲れちゃったな・・・休みたいな・・・」と言ってきますね。
フランツはメアリの誘いを受け入れて特殊な休憩をする事になりました。
セルリアは「行ってらっしゃいませー」と言って笑顔で二人を送り出してくれました。
フランツは運動会よりもくたくたになったそうです。
セルリア、メアリ、ケルケル、ファフィスターニャのブルマ姿を堪能した上にメアリと背徳的な行為をしたみたいだ。
もう、羨ましすぎます。
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第四話 アイドル業界の闇
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季節が秋になり気温が下がり始めています。
しかしセルリアはサキュバスとしての誇りを掛けて薄着を貫いていました。
フランツはこのままでは風邪をひくと心配していますが彼女はサキュバスは風邪には強いと強がっています。
セルリアが可愛いクシャミをしていました。
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買い物に行ったフランツとセルリアは新装開店する酒場のビラを配っているリディアに再会しました。
彼女はセルリアの姉で魔界で暮らしている筈なんですが・・・
その夜リディアを自宅に招き王都に来ている理由を聞く事になります。
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リディアは自分探しをする為に王都に来ているそうです。
サキュバスとして生きていくよりも自分に合った何かが見つかるかも知れないと言っています。
セルリアとフランツはリディアの向上心に感動していました。
メアリだけは王都は悪い奴が多いので騙されるのではないかと心配していました。
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リディアがアイドルにスカウトされたと知らせてきました。
彼女がスカウトされたのはニュー・オーシャン芸能事務所という大手の芸能事務所です。
有名なアイドルが何人も所属しています。
フランツは怪しい勧誘では無かったと安心していましたがメアリだけは疑っていました。
リディアから待ち合わせ場所に指定された住所を聞き出しています。
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休日を使ってメアリとフランツはニュー・オーシャン芸能事務所を訪れます。
受付の女性にリディアから聞いた住所を教えて、そこに部屋を借りているのか確認します。
受付の女性はガラの悪い地域なので、そんな場所に部屋を借りていませんよと教えてくれました。
メアリの予感が的中したようです。
フランツ、メアリ、セルリアは問題の部屋に乗り込み仕掛けを施す事にしました。
部屋の中の声が外まで聞こえるようになるマジックアイテムを設置してリディアの面接が始まるのを待つ事になりました。
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リディアの面接が始まると相手が馬脚を現す事になりました。
面接官は二人組で恰幅の良い男と白魔法使いでした。
彼らが要求してきたのは枕営業でした。
リディアを使って有力なプロデューサーを篭絡して仕事を取ってこようと考えていました。
サキュバスですからね、成功率も高そうですよね、意外と良く考えられているように思えます、下種ですけどね。
リディアに枕営業の練習と称して自分たちにサービスして欲しいと要求してきました。
サキュバス的な行為の他にできる事を探して王都にやって来ているリディアはそれを拒みます。
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彼らは高位魔族であるサキュバスを捉える為の魔法を用意していました。
ぬるぬるした光る糸のようなものが飛んできてリディアを拘束してしまいます。
フランツ、メアリ、セルリアが部屋に飛び込んでリディアを助け出そうとしましたが問題が発生しました。
彼らはこの部屋を黒魔法が使えないように細工していました。
サキュバスの能力も大幅に減退する仕掛けも施されているのでセルリアも無力されてしまいます。
フランツだけが動ける状態でしたが黒魔法は使えません。
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彼は学生時代に白魔法を真面目に練習していた事を思い出して白魔法で対抗します。
フランツの白魔法を喰らい敵の白魔法使いを吹き飛ばします。
しかし意識を刈り取るほどの威力は出せませんでした。
白魔法使いは魔法の腕は優秀だったそうですが女性職員と男性職員へのセクハラでクビになった過去がありました。
白魔法使いはフランツの外見が好みだと言っています。
フランツは予想外のピンチに陥ります。
白魔法を撃ち合う事になってしまいますが、ここで想定外の出来事が発生しました。
白魔法使いが唱えたのは邪な考えを持つ者を撃つ魔法でした。
白魔法使いの放った魔法は彼自身に直撃する事になりました・・・なるほど、自分が邪だと自分の放った魔法が自分に返って来るのね。
フランツの白魔法で止めを刺す事になりました。
白魔法使いが意識を失ったのでメアリ、セルリア、リディアの拘束が無くなります。
恰幅の良い男を倒して事態は収束しました。
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リディアは反省していました。
迂闊に上手い話を信じない事にすると言っています。
彼女はアイドルを目指す事にしたようです。
その前に助けてくれたフランツにお礼がしたいと言ってサキュバス行為をしてくれる事になりました。
セルリアもノリノリで姉妹二人でフランツを楽しませてくれる事になりました。
リディアは自分を見つける事ができるのでしょうか?
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第五話 社長の看病と白魔法
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フランツは白魔法の練習をしていました。
ネクログラント黒魔法社の中で特殊性を得ようと考えての事でした。
魔界出身者は白魔法が使えないようなのでフランツが白魔法を使えるようになると戦力アップになります。
ファフィスターニャ先輩は白魔法が使えるのかは謎なんですがね。
ある日出社するとケルケル社長が倒れていました。
寝ている時に毛布を剥いでしまい風邪を引いてしまったそうです。
フランツはケルケル社長の看病をする事になりました。
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出社していたファフィスターニャ先輩、セルリア、メアリで仕事を分担する事になっています。
これでフランツとケルケル社長が抜けた穴が埋まったようですよ。
チームワークはバッチリだね。
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フランツは社屋の地下にあるケルケル社長の自宅に彼女を連れて行きました。
ベッドに彼女を寝かせてフランツはパン粥を作る事にします。
ケルケル社長は相当弱っているようですね、食べさせて欲しいとお願いしてきました。
フランツは恥ずかしさを感じつつもケルケル社長にパン粥を食べさせていました。
ケルケル社長を寝かしつけてフランツは白魔法の本を読み始めます、真面目ですね。
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昼頃にケルケル社長は目を覚ましました。
寝汗をかいたので着替えさせて欲しいとお願いされてしまいます。
フランツは下着も含めて着替えの用意をしています。
ケルケル社長のタンスを開けたんだよんね、貴重な経験をしているよね。
体がダルクて仕方ないケルケル社長を着替えさせる事になりました。
フランツはお尻から生えているケルケル社長の尻尾に興奮しています。
彼はケルケル社長のパンツもはかせてあげたようですね、凄く役得です。
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フランツは白魔法を使いケルケル社長を回復させようと考えます。
社屋内にある図書室に行って白魔法の本を物色していました。
目当ての魔法を見つけて練習を始めています。
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手ごたえを感じたフランツはケルケル社長に白魔法を試してみる事にします。
フランツは踊るようにして魔方陣を描いていました。
魔法は上手くいったようです、ケルケル社長は体が軽くなったと言ってくれます。
フランツはケルケル社長を寝かしつけて彼女の部屋で待機していました。
白魔法の本を読んでいたのですが高位の白魔法を使った疲れから寝落ちしてしまいました。
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フランツが気が付くと夜になっていました。
ケルケル社長は既に回復していました。
ケルケル社長はフランツが魔法と一体化して白魔法を唱えていたと褒めてくれます。
今のフランツならば可能だろうと言って黒魔法継承式を勧めてきました。
今度の継承式では黒魔法の質自体をワンランク上げる事ができるそうです。
他にも美容効果があると言っていました。
さらに魔力が体を上手に循環するようになり、疲れづらくなるそうです。
フランツは黒魔法継承式を行う事になりました。
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フランツはケルケルとサキュバス的な行為をする事になります。
特定の個所をケルケルに重点的に扱われたそうです。
ケルケルが元気ですね、とってもたくましいです、一皮むけたかと思います、と言っているので、あそこだよね。
ケルケルは最近フランツがヴァニタザールとよろしくやっているのが寂しかったそうですよ。
フランツはケルケルが嫉妬しているのか?と驚いています。
自信過剰は良くないと思う事にしたようです。
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その後のフランツは白魔法を上手く使える様にはなっていません。
ケルケル社長を看病した日が特別だったようです。
セルリアはケルケル社長のために必死になっていたので魔法と一体化できたんです。
そういう奇跡が起きる事がたまにあると言いますわと言っていました。
フランツは白魔法の練習を地道に続けるようです、いつの日か黒魔法も白魔法も使える魔法使いになりたいと思って。
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第六話 みかじめ料を取り戻せ
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冬になり朝起きるのが辛くなってきています。
フランツとセルリアは何とか起きているけどメアリは布団から出てきません。
遅刻しそうだったのでフランツがメアリの布団を引き剥がしました。
メアリは少し透けている夜着を着ていたので視覚的なご褒美をもらう事になっています。
寒くなってきたので会社帰りに居酒屋巡りをしようとセルリアが提案します。
メアリは大賛成してくれます。
彼女は子供のような姿ですがフランツよりもかなり年上の大人の女性です。
お酒が大好きでも問題は無いんだよね。
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トトト先輩に教えて貰った泥棒橋通りにある居酒屋巡りをする事になりました。
そこにあるのは常連客向けの店ばかりで入りづらそうです。
どこに入るか迷っているフランツの目に「ファンドランドの地酒ドブロンの店 田舎家」と書かれた看板が飛び込んできました。
ファンドランドとはフランツが領主をしている土地です。
一行は田舎家に入ってみる事にしました。
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中ではホワホワが迎えてくれました。
彼女は田舎家で店員をしていました。
店の主人を紹介されます。
彼はマコベリという40歳くらいの男性です。
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ドブロンは順調に販路を得て軌道にのったそうです。
さらにドブロンを広める為に王都にドブロンを出す店を出店したそうですよ。
出店したばかりだそうです。
マコベリさんは出店直後に領主のフランツに着て貰えて喜んでいました。
その日は田舎屋でドブロンと美味しい料理を堪能する事になりました。
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セルリアとサキュバス的な行為してからフランツは眠りにつきます。
セルリアは最近フランツが上手になっていると褒めてくれます。
問題が発生したのは寝静まってからでした。
自宅のドアを叩く音が聞こえてきました。
確認するとドアを叩いているのはホワホワでした。
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彼女は大変なことが起こったと言っています。
怖い人が閉店後の店に押しかけてきてみかじめ料を払えと言って来たそうです。
それを拒んばマコベリさんは連れて行かれたそうです。
店は破壊されてしまいました。
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ホワホワとセルリアを自宅に残してフランツとメアリは田舎家に向かいます。
田舎家の惨状は酷いモノでした。
周囲の店から人が集まってきていました。
その中の一人から情報を聞き出す事に成功します。
襲ってきたのは『十字傷のロック鳥』というギャングだと判明しました。
田舎屋のある地域は彼らの縄張りだそうです。
警察に訴えても本腰を入れた捜査は行われないだろうとの話でした。
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フランツはケルケル社長に相談する事にします。
ケルケル社長も難しい問題に直面したね、と言っています。
彼女でもギャングを根絶やしにする事は不可能だそうです。
ギャングは人間の世界に入り込んでいるので一掃してしまうと別の問題が噴出する事になるそうです。
蚊が嫌だからと言って根絶やしにすると生態系が破壊されてしまうのと同じことだと言っていました。
そこでフランツはギャングの真似事をして『十字傷のロック鳥』に落とし前をつけて貰う事にしました。
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フランツとメアリがメアリが魔界から呼び寄せた配下の二人を連れて『十字傷のロック鳥』の事務所に乗り込みます。
フランツは自分たちの事を魔界のギャング『五つ目山羊の雄叫び』と紹介します。
魔界のギャングがやって来たと聞いて『十字傷のロック鳥』は交渉に応じる事にしたようです。
フランツは『十字傷のロック鳥』の島を荒らすつもりはない。
ただ自分たちの構成員であるマコベリがみかじめ料を払えと脅され怪我をさせられたので落とし前をつけて欲しいと要求しました。
フランツは一対一での決闘を申し込み、メアリが相手をすると宣言します。
メアリの姿は子供にしか見えないので『十字傷のロック鳥』はフランツの提案を受け入れてしまいました。
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赤魔法使いを出してきました。
メアリを丸焼きにしようと考えたようですが放った魔法はメアリに吸収されてしまいます。
メアリは超上級黒魔法で対抗していました。
敵の放った魔法を虚無に捧げてしまう『虚無への供物』という黒魔法を使っています。
赤魔法使いは勝てないと知り逃げ出しますがメアリに止めを刺されます。
メアリは『絶対なる恐怖』という何もかもが怖くなる黒魔法を使いました。
哀れな対戦者は心に傷を負ってしまいました。
決闘はメアリの勝利で終わります。
メアリの強さを目の当たりにした『十字傷のロック鳥』側はフランツの要求を素直に受け入れて破壊した店の賠償と今後みかじめ料を求めない事を約束してくれました。
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修理された田舎家は前よりも綺麗になっていました。
『十字傷のロック鳥』は『五つ目山羊の雄叫び』に恐れをなしたようです。
マコベリさんから凄く感謝される事になっています。
彼は領主のフランツが領民の為に頑張ってくれた事に感動しているようでした。
その日はマコベリの驕りでドブロンと美味しい料理を堪能する事になります。
後で上に来てとホワホワがフランツに声を掛けてきました!!
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フランツが二階に上がると下着姿のホワホワが待っていました。
彼女はフランツにお礼をしたいと言っています。
沼トロールのしきたりで、お世話になったら恩返しするそうですよ。
ホワホワは次にフランツに助けられたらキスよりもっといいことをすると言っていましたね。
フランツはそれを思い出します。
フランツはホワホワの始めても貰う事になりました。
「ふふ、これでホワホワも大人の仲間入り。ちょっとうれしい・・・がうー」
あどけなかったホワホワが女になってしまったね。
フランツはホワホワの魅力度が上がったように感じています。
フランツがホワホワとサキュバス的な行為をしていた事はセルリアとメアリにばれていました。
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文庫限定スペシャルSS トトト先輩の来襲
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夜フランツの持っているエッチな挿絵が書かれている小説を発見したメアリが質問してきました。
メアリは兄のエロ本についても色々と知っていたようです。
彼女は兄の事を愛しているので兄の好みが巨乳だと知りガッカリした経験があるそうです。
そこにセルリアもやって来てフランツの性癖に付いて語り始めます。
フランツの好みは偏りが無くオールマイティだそうです。
セルリアはとっくにフランツのエロ本コレクションの内容を把握していました。
フランツは絵しか載っていないエロ本は巧妙に隠してあるそうですが、そちらもセルリアには見られているようですよ。
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フランツは話題を変えたいなと思っていました。
都合よく来客がやって来ます。
やって来たのは酔ったトトト先輩でした。
彼女は新規顧客との食事会の帰りだそうですよ。
飲み過ぎたので泊めて欲しいと言ってきました。
彼女はフランツの自宅である社員寮に空き部屋がある事を知っていました。
フランツはトトト先輩を泊める事にします。
トトト先輩は直ぐに部屋に向かいました。
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セルリアはサキュバスなのでエロ本関係の知識も豊富でした。
メアリはその辺の理解度が低かったので彼女に解説していました。
メアリはエロイ挿絵のある小説が不思議だったようですね。
セルリアは小説にも大人向けと青少年向けのモノがあると説明しています。
大人向けの官能小説は行為自体を詳細に書いてあるそうです。
青少年向けの小説はラブコメと呼ばれていて恋愛関係に至る心の動きを重点的に書いてあると分析していました。
サキュバスの授業では官能小説を使っての授業も行われているそうです。
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全裸のトトト先輩が部屋から出てきました、お水が欲しいと言っています。
全裸で出てきたトトト先輩を目撃してしまったフランツを指さしてメアリは、これがラッキースケベか、と納得しています。
フランツは全裸の方から出てきたのでラッキースケベとは言えないとの拘りを示していました。
セルリアはトトト先輩のおっぱいが張りが合って羨ましいと言っています。
セルリアのおっぱいの方がサイズは大きいそうですがトトト先輩の美乳が羨ましいようです。
その後もフランツの前に全裸のトトト先輩が出てくる事になります。
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フランツが入浴していると、酔いを醒ますにはお風呂よねー、と言って全裸のトトト先輩が乱入してきました。
彼女にはフランツとエロ行為をしようとの意図は微塵もありません。
フランツは我慢を強いられる事になっています。
寝ようとしていると枕の高さを調整したいのでタオルみたいなのない、と言って全裸で入って来ました。
フランツは全裸を見せつけないでくださいと文句を言っています。
トトト先輩は泊めてくれたお礼に朝食を作ると言ってくれます。
彼女の料理は美味しいのでフランツは楽しみになっています。
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翌朝目覚めたフランツはキッチンで調理中のトトト先輩を目撃する事になります。
見えたのは彼女のお尻でした!!
セルリアが言うようにトトト先輩のお尻には張りがありました、フランツはナイスなお尻を堪能しています。
フランツが服を着てくださいと文句を言うとトトト先輩はエプロンを着用しているじゃんと言い返してきました!!
トトト先輩は裸エプロンで調理していました。
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油などが飛び散ると危ないのでエプロンを着用したそうですよ。
フランツはトトト先輩の横乳を見ながら料理の完成を待つ事になっています。
フランツは全裸よりも裸エプロンの方がエロく感じています。
朝から見せつけられるのはきついです、と文句を言っていました。
トトト先輩は「服の枚数が増えたほうがエロく感じるって、ヘンタイみたいだよ?」との感想を述べています。
フランツは「ヘンタイなのは今の先輩のほうです!」と反論していました。
どちらもヘンタイなんじゃないかと思えるね。
張りのあるおっぱいとお尻の裸エプロンだよ・・・最高のご褒美じゃないか!!
フランツは恵まれすぎだよね、羨ましすぎます。
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レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2018/1/30
著者:森田季節
イラスト:47AgDragon
ISBN:978-4-08-631225-7
雰囲気:ライバルとサバト、女社長の愛人、ブルマ万斉、アイドル家業、社長を看病、領主の責任、裸エプロン
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成分 | 美少女 | 年下 | 年上 | 黒魔法 | 社会貢献 | 巨乳 | 並乳 | 貧乳 |
評価 | AAA | B | AAA | A | B | AA | B | B |
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