ラノベの感想) 魔法戦争 第2巻 (MF文庫J)


武、くるみ、伊田はすばる魔法学院に入学しました。
十を勝手に探しに行って武たちが魔法使いになる原因を作ってしまった六も同じクラスになります。
四人はCクラスと呼ばれる問題が多いクラスに編入される事になります。
六がCクラスが地獄クラスと呼ばれている事を教えてくれました。
魔法史の授業で1999年にセブンスコモンと呼ばれる大規模なコミュニティーとゴーストトレーラーの戦争があったと教えられます。
その戦争でゴーストトレーラーの龍泉寺和馬(りゅうせんじ かずま)と呼ばれる魔法使いが大技を使ったそうです。
これが凄い大技で世界から人間を一掃しようとしたそうです。
それをセブンスコモンの有力な魔法使いが止めたそうです。
その結果、世界は現存世界と平行して存在する崩壊世界が作られたそうですよ。
崩壊世界は1999年当時の世界で固定されたそうですが、徐々に崩壊していっているそうです。
今は東京が残っているだけのようです。
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大魔法を使った結果、龍泉寺和馬は昏睡状態に陥ってしまい、眠り続けているそうです。
長い間彼の姿を目撃した敵対組織の人間は居ないので、彼は既に死んでいるとの噂が流れています。
大戦が終わったあとゴーストトレーラーとの間に崩壊世界だけで戦争を続けようとの取り決めが成されました。
崩壊世界で勝利した側が現存世界の支配権を得る取り決めのようです。
以降、ゴーストトレーラーとウィザードブレスを始めとするコミュニティーは崩壊世界で戦い続けているそうです。
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くるみと武はすばる魔法学院の寮に入る事になります。
くるみは六と同じ部屋になってしまいます。
くるみは六が武と親しそうなので、彼女の事が気に入らないようです。
くるみがプリプリと怒るのですが六が天然系なので二人の会話はポンポンと飛ぶそうです。
くるみの怒りは六に上手に交わされてしまっているようです。
くるみは次第に六に嫉妬心を抱き続ける事は馬鹿らしいと思うように成っていきます。
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武は六に連れられて自分の化身(アスペクト)を選びに行きます。
六が連れて行ったのは学院の購買部でした。
ここには武器や魔法発動に必要な触媒なども売っています。
武は加藤(おやっさん)という店主から色々な剣を勧められる事になりました。
その中のトワイライトと呼ばれる一振りが武にはピピっと来たようです。
おやっさんは以前の持ち主も回避魔法を使う魔法使いだったと教えてくれます。
大戦を戦った「十五人の偉大な魔法使い」が持ち主だったと教えられて六は驚いていました。
トワイライトはカートリッジを装備したガンソードでした。
カートリッジに他人の魔力を込めて放つ事ができます。
扱いが難しいそうですが武がカートリッジを発現させる事ができた事からおやっさんが強烈に勧めてきます。
武はトワイライトを化身にする事を決めました。
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学院には水泳の授業もありました。
おっぱいの小さいくるみは水泳の授業が嫌いなようです。
おっぱいが大きい六に、誰かに揉んで貰っているの?牛乳を飲んでいるの?背筋を鍛えているの?と聞いていました。
六はおっぱいが大きい事をあまり意識していないようです。
くるみの質問の意図が理解できないようです。
誰かにおっぱいを揉んで貰っているのか?との質問を聞いて武に揉んで貰っている自分の姿を想像して悶絶しています。
「消去消去消去ぉぉ」と言って自分の頭をポカポカ殴っていました。
ふんふん、六は武の事が好きになり始めているよね・・・意識している意識している。
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くるみのモテ度は半端ないですね。
初めての水泳の授業中に男子生徒から盗撮されてしまいました。
盗撮写真を持っている生徒を見つけた武はくるみが嫌がると言って彼らから写真を取り上げる事になります。
この時に文句を言われたので武はくるみと交際していると教える事になりました。
結果として、くるみにお願いされて恋人の振りをしているだけだとは言えなくなってしまいます。
迂闊な武は取り上げた盗撮写真をくるみに見られてしまいました。
くるみは武が自分の水着写真を持っていたと知り嬉しくなったようです。
自分が気に入った一枚を武に渡してきましたよ、武は困っています。
くるみは水泳の授業が好きになったようです。
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伊田は真面目にすばる魔法学院に通学しているそうです。
武は驚いていましたが彼には、一刻も早く己の魔法を制御しなければならない理由がありました。
伊田の系統魔法は破壊魔法と呼ばれる炎を噴き出す魔法です。
伊田は制御を誤った自分の魔法で最愛の妹を傷付けてしまうのではないか?と心配しています。
妹を傷付けない為に伊田は必死に練習をしていましたが、制御が難しい破壊魔法をコントロールできないでいました。
教室でも頻繁に魔法を暴走させて机などを燃やしてしまうそうです。
この辺がCクラスが地獄クラスと呼ばれる由縁のようです・・・危険度が高いってことだよね。
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六が、武とくるみが交際しているとの噂を聞きつけます。
これは、くるみの男を惹き付け過ぎる謎フェロモンへの対策として武が偽装恋人をやっている結果です。
武は六の事が気になるらしく、くるみと恋人同士だと思われる事が嫌なようです。
六に真実を教えたいようなのですが、くるみに止められてしまい説明できないでいました。
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モヤモヤしている六は勇気を振り絞ってくるみに武と交際しているのか、聞いてみる事にします。
くるみは武の事が大好きで恋人になりたいと思っているようですが、怖くて武の本心は聞けないようです。
くるみも六に現状を説明するつもりはありませんでした。
武とは恋人同士だと嘘を教えてしまいました。
六が少しだけ落ち込んでいるように見えました。
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くるみは六を追及しています。
六が武に言い寄っていると警戒しています。
六はまだ武を好きなのか自覚できていないようです。
武と事故でキスしてしまった事をくるみに教える事になってしまいます。
これを聞いたくるみが暴走してしまいました。
目下、恋人未満な現状に危機感を募らせたようですね。
武の前に息を切らして現れてキスをしようとしてきました。
驚いた武は拒んでしまいます。
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武はくみが演技とは言えベタベタし過ぎだと思っていたので、少し離れて欲しいとお願いしてしまいます。
くるみは衝撃を受けたようです、過剰に反応して武と距離を置く事になってしまいました。
くるみは武に嫌われる事を恐れていました。
武はくるみが会話もしてくれなくなった事に困り果てます。
くるみを捕まえて彼女の真意を聞き出す事になってしまいます。
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くるみが可愛すぎる理由を教えてくれました。
彼女は武の意に反すると彼に嫌われてしまうと思ったようです。
その結果、武と必要以上に距離を開けていた事を教えてくれました。
この時のくるみは可愛かったねー、ポロポロと泣いていましたよ。
武が今まで通りで良いです、と告げると、くるみの機嫌が直りました。
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武はくるみの不用意な発言で風評被害に遭ってしまいます。
魔法祭と呼ばれる文化祭的な催しが行われました。
武のクラスは魔女のサバト的な喫茶店を出店する事になります。
魔法を使って変身して給仕する事になったようです。
ここでくるみは一氏先生の趣味で、大人バージョンに変身して巨乳ボンデージを披露する事になってしまいます。
武はくるみがその恰好を披露する事を拒みます・・・そして子供に変身して欲しとお願いしてしまいました。
この武の願いに対してくるみは、武ってロリコンなの?と問いかけてしまいました。
武は激しく否定したのですが、周囲からロリコン認定されてしまいます。
伊田は妹には近づくなと本気の警告をしくる始末でした。
ちょっと可哀想です。
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六がくるみを良く当たる占いの店に行こうと誘ってきました。
数年前の魔法祭から出店しているそうです。
的中率が97%ほどあるという事でした。
絶対に当たると言われてくるみは興味を持ったようです。
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くるみは武と両思いだと占い師に嘘を教えてしまいます。
ここで片思いと正直に言えないところがくるみらしいですね。
くるみは武の名前を教えて恋愛運を占ってもらう事になるのですが、武の名前を告げるのを恥ずかしそうにしています。
占い師のお姉さん(恐らくは学院の先生の誰かだよ)は二人の間に困難な時期が訪れると告げます。
お姉さんは武が浮気をすると言っていますね・・・絶対に当たると評判の占い師に武が浮気すると言われてしまったくるみは憤慨して店を出て行きました。
怒っているけど、とても不安になったようです。
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六にはくるみの様子を気にしている余裕は無かったようです。
彼女は十との再開時期と場所を占ってもらう事にしたようです。
ここで六は十と再会できる場所と時間を特定したようです。
彼女は勝手に十を探しに行く事になりました。
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武は六が学園内で難しい立場に立たされている事を知ってしまいました。
六がウィザードブレスに所属している魔法使いから嫌がらせを受けている場面を目撃してしまいます。
六はウィザードブレスに所属しているのですが兄の十がゴーストトレーラーに洗脳されてウィザードブレスの魔法使いを攻撃しています。
武は六の事を忘れている十の姿を目撃しているので、十が洗脳されていると理解できていますが、今の十の状態を見たことの無い魔法使いには彼がウィザードブレスを裏切ったと見えていました。
六は裏切り者の妹だと嫌がらせを受けていました。
魔法学院はコミュニティーに関係なく生徒を受け入れているので、ゴーストトレーラーを信奉する生徒も居ます。
六はウィザードブレスとゴーストトレーラーの両勢力に参加している生徒から嫌がらせを受けているようです。
武は六が所属しているのでウィザードブレスに加入するのも良いかな?と考えていたのですが、仲間を虐める姿を見てしまい、決めかねる事になっています。
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魔法祭が終わると六が学園から居なくなってしまいます。
武は六の両親が既に他界していて十と二人で魔法学院の寮で暮らしていると知っています。
彼は六が十を探しに行ったと確信していました。
くるみと伊田は六が実家に帰っただけだろと考えていたのですが武から六の家族は十しか居ないと知らされて驚く事になります。
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武は学院にある外界への出口である鏡の間で張り込む事にします。
ここを通る上級生から崩壊世界で何が起っているのか聞き出そうとしていました。
上級生は現在セブンスコモンが協力した大規模な作戦が展開されていると教えてくれます。
上級生からももたん学院長が戦闘に参加して負傷した事を教えられます。
上級生は今回の作戦が上手くいかないと不味い状況になると言っていました。
セブンスコモンは劣勢なようです。
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武は恐ろしい事を考えつきました。
鏡の間からは自分が知っている場所にしか転送できません。
そこで武は崩壊世界の戦場に出撃する上級生に付いて行く事で崩壊世界に向かおうと考えました。
武は六と相部屋のくるみに頼んで彼女の持ち物の中に、どこに行ったかのヒントが無いか探って貰う事にします。
くるみは他人の持ち物を勝手に漁るのは嫌だと断るのですが、お願いを聞いてくれれば何でもすると武が言ったので誘惑に負けてしまいました。
くるみは六の机の中から崩壊世界の地図を発見します。
その地図にはバツ印とマル印が書いてありました。
武はマル印だけの場所が一か所残っていた事から六の行き先を特定して彼女を迎えに行く事にします。
この時点で、武、くるみ、伊田の関係がギクシャクしていたのですが二人は武の事を心配して付いてきてくれます。
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くるみは六がおっちょこちょいな事を知っていました。
六はお風呂で寝ちゃうそうですよ。
ベッドに大量のぬいぐるみを置いているそうです。
髪を乾かさないで寝て朝爆発させている事もあるそうです。
くるみは六の事を心配しているようです。
武を取られるかもと心配しているようですが六の事が好きになり始めているように思えますよ。
くるみは性格がキツメですが優しいようです。
優しさを素直に表現できれば武のくるみへの反応も変わりそうですけどね。
そこまでの余裕が無いくるみが可愛いです。
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初めて見る戦場に三人は度肝を抜かれる事になります。
魔法使いが戦闘で死んでいく姿を見て震えていますが、武は六を連れ戻したい一心から戦場に出る事を決めます。
くるみと伊田は武に付いてくる事になります。
武は弟の月光との関係を修復したいと考えているようなので兄を追い続ける六に自分の姿を重ねているようです。
当然くるみは武の心境を知らないので六の事を好きになったのではないか?と心配になっているようです。
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戦場に出ると武の系統魔法である回避魔法が活躍する事になりました。
直感で危険な場所が分かるようです。
武がストライクヴィジョンを使い危険を回避しつつ六の向かったであろうビルに向かいました。
途中でゴーストトレーラーに所属する魔法使いと遭遇する事になってしまいます。
相手は男二人に女一人のパーティーだったのですが武たちが初心者だと知ると侮ったようです。
彼らは作戦行動の集結地点に急ぐ必要があったようです。
女一人に武たちの対処を任せて男二人は離脱しました。
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武と伊田が連携する事で、女魔法使いを倒す事に成功します。
彼女は巨大な豹に変身して攻撃してきました。
攻撃を躱しながら頭上から壁の破片を落とし伊田の炎で焼きました。
くるみの系統魔法は攻撃的ではないので彼女は基本魔法を使い二人の治療を担当していました。
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六は占いに従い十の出現場所で待っていたようです。
十との再会を果たすのですが彼は六を妹とは認めませんでした。
六と十は戦う事になります。
六は十を拘束して連れ帰る為の作戦を考えていました。
死んだふりをして十を魔法のロープで拘束する事に成功します。
一瞬喜んだのですが、拘束したのは十が作り出した彼の姿を模した氷の彫像でした。
六は背後を取られてしまい首を絞められる事になってしまいます。
ここで六に取って嬉しい出来事が発生します。
十が自分が作り出した氷の彫像を自慢するのですが、ここで六と一緒に特訓していた時の事を一瞬思い出しました。
六は十の記憶を取り戻せるかもしれないとの希望を見出す事ができました。
しかし十は六が訳が分からない事を言い続けるから混乱しただけだと言って六を気絶させてしまいます。
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気絶した六を担いで離脱しようとしている十の前に武がやって来ました。
痛めつけられた六の姿を見た武は激高してしまいます。
武は十に飛び掛かりますが十は余裕で対応しています。
武たちが素人だと判断した十は油断したようです。
簡単に倒せると思ったようですね。
武と伊田が再び見事な連携を見せる事になります。
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武のトワイライトに伊田の破壊魔法を装填する事に成功して武は伊田の魔法を使い十を斬り付けました。
十は他人の魔法を使える武に驚いたようです。
トワイライトで斬り付けられて気絶してしまいました。
六は十を連れて帰れると喜びますが、十の迎えが来てしまいました。
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やって来たのは鷲頭吉平です。
武、くるみ、伊田は彼とは初対面のようですが、吉平の強さと恐ろしさを感じ取り動けなくなってしまいます。
六も吉平とは初対面のようですが名前は知っているようです。
彼女も一歩も動けなくなってしまいます。
吉平は六をゴーストトレーラーに勧誘してきました。
兄妹で敵対するのは悲しいだろと言っています。
吉平を追いかけてウィザードブレスの魔法使いがやって来ました。
吉平は「またね、相羽六さん。それからそっちのお三人も」との言葉を残して逃げて行きました。
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ウィザードブレスの魔法使いに救出された武、くるみ、伊田はももたん学院長に呼び出されます。
彼らの前に出てきたももたんは負傷した痛々しい姿でした。
彼女は初心者が勝手に戦場に向かった事を咎めてきました。
学院は兵士を育てる場ではない、魔法の扱い方を学ぶ場だ。
初心者は魔法を制御できるようになるまで学院の外に出るなと命じてきました。
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ももたんの命令に対して武が激しく否定しています。
くるみは武が初めて強く反論していると驚いたようです。
それ程六の事が大切なのか?と心配になったようにも思えますよ。
武は六は十を取り戻す事を諦めない、また探しに行こうとするだろう、それを周りが止めるのはおかしいと反論しています。
武は六を助けたいのでトレーラーと出くわした場合は自分も戦う覚悟がある。
学院の外に出ないとの約束はできないと宣言しています。
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これを聞いたももたんは武の評価を改めたようです。
「思っていたより君は我の強い子のようですね。誰かを彷彿とさせます」と言っています。
ももたんは武に関して何らかの情報を得ているように思えますね。
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ももたんは考え方を変えました。
危険から遠ざけるのは止めて積極的に作戦に関わらせようと考えたようです。
ウィザードブレスとしても強力な魔法使いである十をゴーストトレーラーに取られている状況は看過できないそうです。
ウィザードブレスで十の救出作戦が立案された場合、六を作戦メンバーに加えてくれるように上層部に掛け合う。
武たちが、それに同行できるかは、次の試験の結果次第で決めると言い出します。
ももたんは武たちに課題を出す事にしました。
系統魔法一斉試験で結果を残せれば十の救出作戦に同行出来る事になったようです。
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六は保健室で治療を受けていました。
意識を取り戻した彼女は武たちが崩壊世界に迎えに来てくれた事が嬉しかったと言って泣き出してしまいます。
くるみは六の素直に感激する姿に照れたようですよ。
六を心配して迎えに行ったのではない、見学に行っただけ、魔法を使ってみたかっただけだ、と照れています。
六は十を取り戻せる確信を得たようですね。
信頼できる友達も出来たようです、嬉しそうにしていました。
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ヴァイオレット・ノースは龍泉寺和馬を見舞う為に彼の元に向かいます。
その途中で鷲頭吉平と再会します。
二人はゴーストトレーラーのメンバーで、和馬に近しい存在のようです。
龍泉寺和馬はヴァイオレットの最愛の人だそうですよ。
ヴァイオレットはすばる魔法学院に英語教師として潜り込んでいる事が判明しました。
六とくるみを占った的中率97%の女占い師の正体は彼女でした。
ヴァイオレットは占いを使い六を十の元に誘き出したようです。
ゴーストトレーラーには六を捕まえようとの計画があったようです。
御膳立てをしたのに失敗した吉平の事を咎めています。
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吉平は予定外の出来事が起こったと説明していました。
トワイライトを使う魔法使いが現れたと説明するとヴァイオレットの表情が変わります。
彼女もトワイライトの元の持ち主の事を知っているようですね。
ヴァイオレットはすばる魔法学院に戻りトワイライトを使う生徒が誰なのか探る事にしました。
学院内には彼女の為に働く子飼いの兵隊が居るようです。
ヴァイオレットは系統魔法一斉試験で何かをするつもりのようです。
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レーベル:MF文庫J
発行日:2012/3/23
著者:スズキヒサシ
イラスト:瑠奈璃亜
ISBN:978-4-8401-4530-5
雰囲気:楽しい学院生活、無茶する六と心配する武たち

成分美少女戦闘魔法策略
評価AAAAAAAAB
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