ラノベの感想) ソードアート・オンライン 第4巻 フェアリィ・ダンス (電撃文庫)

概略:
リーファとキリトは油断から地底世界に落下してしまいます。そこでは二つの巨大邪神が死闘を繰り広げていました。リーファが虐められている?方を助けると言い出し助ける事になります。二人は助けた邪神に運ばれて地底世界から世界樹の下に帰還する事になります。その途中で聖剣エクスキャリバーを発見するのですがクエストを進めるのは困難だと考え泣く泣く諦めました。いずれ今回仲よくなった邪神の助けを借りて攻略する事になるようです。世界樹の袂に到着した二人は世界樹の攻略を始めますがALOのグランドクエストは攻略不可能と思える程の難易度でした。困り切っている二人の元に予想外の二人が仲間を連れて助力に来てくれました。

レーベル:電撃文庫
発行日:2010/4/10
著者:川原礫
イラスト:abec
ISBN:978-4-04-868452-1
雰囲気:地底世界へ、世界樹攻略、オベイロンと謁見、茅場の助勢、アスナ帰還、ザ・シード
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シルフの領主サクヤとケットシーの領主アリシャと別れたキリトとリーファは世界樹の近くまで飛んできました。
リーファは世界樹の周辺にはモンスターが生息していないとの噂を聞いていたので油断していました。
二人はモンスターが偽装していた山小屋型の罠に嵌り地底世界に落ちてしまいます。
地底成果はヨツンヘイムと呼ばれる雪と氷に覆われた世界です。
日光が届かないので妖精族の翅は使えませんでした。
飛行不可能な状況に陥った二人は雪山で動けなくなってしまいます。
眼下では二体の邪神が戦闘をしていました。
リーファは負けそうになっている一方の邪神に味方する事にしました。
その邪神は像のような巨大な水母に見えました。
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キリトは巨人型の邪神を氷に覆われた湖の上に誘導して邪神自身の重みで氷を割り湖に落す事にしました。
危機的状況でも冷静に攻略の糸口を探していたのは流石ですね。
湖に落ちてしまった巨人型の邪神を像水母型の邪神が倒す事になりました。
像水母型の邪神はキリトとリーファに感謝しているようです。
二人の事を背中に乗せて移動を始めました。
ヨツンヘイムの四隅には上層世界であるアルヴヘイムへの出口が配置されています。
像水母がそこまで乗せて行ってくれれば良かったのですが像水母は世界樹の下に移動しました。
キリトとリーファはこれからどうしようか困ってしまいます。
二人を背中から降ろした像水母は眠ってしまいました。
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眠っている像水母を狩ろうとしているウンディーネの集団がやって来てしまいます。
彼らは眠っている像水母を狩りたいので二人に離れて欲しいとお願いしてきましたよ。
種族が違うので問答無用で攻撃してきても文句は言えない状況で非常に丁寧で紳士的な対応をされてしまいます。
彼らに像水母は友達なので殺さないで欲しいとお願いしたのですが一笑に付されてしまいます。
まあこれは当然の反応ですね・・・彼らを説得する材料を持っていない2人はその場を離れる事にしました。
ウンディーネ隊の攻撃が始まります。
像水母の上げる悲鳴を聞いてリーファとキリトは決断を下す事になりました。
数的不利な状況なので勝てないと分かっているのですがウンディーネ隊に突撃を駆ける事にします。
ウンディーネ隊との乱戦に突入してしまいます。
ウンディーネ隊からしてみればとち狂ったプレイヤーに狩を邪魔された事になります。
壮絶な死闘になってしまいます。
リーファとキリトが抵抗を続けていると像水母に変化が起こりました。
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像水母が羽化して羽が生えてきましたよ。
生まれ変わった事により像水母のHPはフル回復しています。
像水母が暴れ始めたのでウンディーネ隊は撤退する事になりました。
生まれ変わった像水母はリーファとキリトを背中に乗せて飛び立ちました。
リーファは像水母にトンキーと云う名前を付ける事にしました。
これはリーファが子供の頃に読み聞かされた絵本に出てくる像の名前です。
キリトもその絵本の事を知っているようでした・・・リーファは偶然に驚いています。
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トンキーは上昇を続けて世界樹の根元まで二人を運んでくれました。
運ばれている途中に二人は世界樹の根元に安置されている《聖剣エクスキャリバー》を発見しました。
しかし聖剣を入手する為のクエストをクリアするのは難しいと判断して諦める事にしました。
キリトは無念そうにしていました。
二人は世界樹の根元に到着してトンキーとの再会を約束して別れる事になりました。
螺旋階段を登ると二人は世界樹の根元にある世界最大の都市《アルン》に出ました。
システムアナウンスでこれから定期メンテナンスに入るとのお知らせが流れていたのでその日は解散する事になります。
現実時間は午前四時になっていました。
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アスナはパスアワードを入力して鳥籠から脱出しました。
世界樹の内部に入るとそこはALOとは思えない無機質な白い壁で構成された空間が広がっていました。
エレベーターを発見したアスナは《実験体格納室》に向かう事にします。
そこにはALOに囚われている未帰還者の脳(アバターだと思います)が安置されていました。
アスナは現実世界に帰還可能なコンソールを発見しました。
それを操作して帰還コマンドを選択しようとしたのですがその部屋で実験していた須郷の部下に捕まってしまいました。
二人はナメクジ型のアバターを使っていました。
アスナは鳥籠に戻される事になってしまいます。
抜け目のないアスナはコンソールに刺さっていたキーカードを持ち出す事にしました。
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翌朝、眠い目をこすり起きてきた直葉に和人が悪戯を仕掛けています。
彼女の背中に冷たい水を数滴流し込んでいました。
随分と仲良くなっていますね。
和人が明日奈のお見舞いに行くと言っているので直葉は同行を申し出ました。
直葉は明日奈を見れば自分が和人に抱いている気持ちの正体がハッキリするのではないかと考えていました。
明日奈と対面した直葉は彼女の事を妖精の様に美しいと感じていました。
明日奈の事を心配そうに見つめる和人の表情を見て心が張り裂けそうになっています。
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直葉はリーファとなりALOの世界に戻りました。
やってきたキリトに現実世界で失恋してしまったと言って泣き出します。
現実世界の話を持ち出した事をリーファは謝ります。
キリトは、向こうでも、こっちでも、辛いときは泣いてもいいさ、と言って慰めていました。
リーファはキリトの優しさに触れて彼に惚れてしまったようですよ。
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二人で世界樹の元まで行く事になりました。
ユイが世界樹の上の方を険しい顔で見つめています。
ユイがママが居ると言い出しました。
アスナのプレイヤーIDの反応がするそうです。
キリトは世界樹の上方に向けて飛び立ちました。
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アスナはユイの声が聞こえたような気がしました。
耳を澄ますとユイの声が聞こえてきました。
アスナはユイが来ているならばキリトも一緒に居るはずだと考え彼らに自分の存在を伝えようとします。
アスナは鳥籠の隙間からカードキーを落とす事にしました。
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世界樹の上方で飛行禁止区間にぶち当たりキリトの上昇は止まりました。
キリトの元にアスナの落としたカードキーが落ちてきました。
ユイはシステム管理用のアクセス・コードだと言っています。
キリトとユイはアスナが世界樹の上に幽閉されている事を確信しました。
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キリトは止めるリーファを振り切り世界樹の攻略を始めます。
世界樹の根元に半球状のドームがあり地上から天蓋部分に到達すればクリアなようです。
キリトが上昇を始めるとドームを守っているガーディアンが湧出する事に成りました。
一体毎の強さはそれ程でも無いのですが湧出する数が多過ぎました。
キリトは頭上を埋め尽くすガーディアンの攻撃を受けて死んでしまいました。
キリトは無力感に囚われています。
キリトの死亡マーカーをリーファが回収してドームの外に連れ出してくれました。
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リーファはキリトの事を蘇生させてくれました。
一人では攻略は不可能だと言う彼女を振り切りキリトは再挑戦をはかろうとしています。
キリトが、もう一度アスナに会わなければいけなんだ、と呟きます。
これを聞いたリーファが顔面蒼白となっています。
彼女はキリトの中の人が和人だと気づいてしまったようです。
振るえる声で「・・・お兄ちゃん・・・なの・・・?」と問いかけると「・・・スグ・・・直葉・・・?」との返答がありました。
キリトも困惑しているようですね。
リーファはログアウトする事になります。
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直葉は混乱の坩堝に陥っていました。
彼女は和人の事を諦めてキリトを好きになろうとしていました。
しかしキリトの中の人は和人でした・・・そりゃ混乱するよね。
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ログアウトして和人は直葉の部屋のドアをノックします。
和人は直葉がナーブギアを使った事を怒っていると思ってたようですね。
出てきた直葉は泣きながら和人の事が好きなんだと告白しますよ。
和人は驚いています、直葉は和人と自分がほんとの兄妹じゃない事を知っていると告げます。
和人がSAOから戻ってきてくれて嬉しかった、小さい頃みたいに仲よくしてくれて嬉しかった。
こんなことなら冷たくさえたままの方が良かった、和人の事を好きだと気付く事も無かった。
アスナさんの事を知って悲しくなる事も無かった、和人の代わりにキリトを好きになる事も無かったのに、と叫びます。
和人は表情を凍り付かせて「ごめんな」と謝ってきました。
直葉を悔恨の刃が襲います。
「・・・もう、方っておいて」と言って直葉はドアを閉めました。
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和人は自分がアスナの事しか考えていなかった事、直葉の気持ちを考えなかった事を後悔しています。
ALOに最初にログインした時にスプリガンの領地ではなく中立地帯に出現したのは同時刻に直葉がログインしていたからでした。
同じ家からログインしていたのでグローバルIPは同一です。
迂闊だったね、和人が冷静さを持って入れば気が付けてたかもね。
和人は直葉をアルンの北側のテラスに呼び出しました。
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直葉はALOにログインしてもキリトとの待ち合わせ場所に行けないでいました。
悩んでいる彼女の前にレコンが現れます。
彼は拘束していたサラマンダーの二人を毒殺してからアルンにやってきたそうです。
途中の山脈ではアクティブなモンスターをトレインして他人に押し付けて踏破したそうです。
リーファはMPKなんじゃないか?と指摘しましたが彼は気にしていないようです。
意外と図太い神経しているようですね・・・リーファに会いたくて必死だったようです。
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リーファがキリトに酷い事を言って彼を傷付けてしまったと弱音を吐きます。
レコンに一緒にスイルベーンに帰ろうと言うとレコンは真っ赤な顔で告白してきました。
リーファちゃんは泣いちゃだめだ、いつも笑ってないとリーファちゃんじゃない。
絶対に一人にしない、僕、リーファちゃん、直葉ちゃんのこと、好きだ、と言ってキスしてこようとします。
驚いたリーファはレコンを殴って彼の暴挙を止めました。
レコンは、おかしいなー、後は僕に告白する勇気があるかどうかっていう問題だけだったはずなのに、と言っています。
レコンは失恋直後のリーファに優しく告白すれば彼女が落とせると考えちゃったようですよ。
リーファに、本当にバカね、と呆れられていました。
リーファはひた向きなレコンに感化されたようです。
彼にその場で待っているように伝えてキリトの元に向かう事にしました。
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キリトと再会したリーファは決闘を申し込みました。
二人は妖精らしく飛行しながら剣戟の応酬を行う事になります。
リーファは最後はキリトに斬られようと考えて武器を手放して彼の前に飛び出します。
キリトの方もリーファに斬られようと考えています。
飛び込んで来たリーファをキリトが抱き留める事になりました。
お互いに相手に斬られる事で謝罪しようと考えていました。
この辺は二人が兄妹なんだなと実感させられますね、思考が同一です。
二人は仲直りする事になりました。
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大人しく待っていたレコンと合流して三人で世界樹を攻略する事になります。
リーファに対して剣を捧げているレコンはイマイチ状況を理解していない様子ですが参戦する事になります。
今回は多少の作戦を考え出していました。
天蓋に近づくプレイヤーを攻撃する様に思われたのでキリトだけが天蓋を目指し、リーファとレコンは地上からキリトに回復魔法をかける手筈となっています。
キリトが上昇を始めました。
彼のHPが減り始めたのでリーファとレコンは回復魔法を唱えます。
ここでガーディアンが予想外の行動を取ってきました。
回復魔法を発したリーファとレコンの事も敵と認定して迫って来ます。
レコンがこれって大事なことなんだよね?と聞いてきます。
リーファが肯定すると彼が驚きの行動にでました。
リーファにキリトの回復を続けるように言い渡して上昇を始めます。
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ガーディアンがレコンの周囲に集まってきました。
レコンはリーファも知らない闇魔法を発動しました。
大爆発が起こり多くのガーディアンを吹き飛ばしました。
彼が唱えたのは自爆魔法でした。
レコンは大きなデスペナルティを支払いキリトとリーファを助けてくれました。
しかしガーディアンの湧出が続きます。
キリトとリーファは追い込まれてしまいます。
もう駄目だと思ったところに予想外の助っ人がやって来ました。
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サクヤとアリシャがシルフとケットシーの精鋭部隊を率いて援軍にやって来てくれました。
キリトから資金提供を受けてから大急ぎで装備を整えてやって来てくれました。
サクヤはシルフの資産を全て使ってしまった、此処で失敗するとシルフとケットシーはお終いだと言っています。
リーファは種族の命運を預かるサクヤとアリシャは充分な準備が整うまで動けないと思っていたので驚いています。
シルフとケットシー部隊の総攻撃が始まりました。
ガーディアンの部隊を押し返してキリトが飛び込む隙間を作ってくれます。
リーファが投げた長剣を受け取りキリトが天蓋に向けて突撃を始めました。
キリトが天蓋に向けて飛び立ったのでサクヤとアリシャは撤退を指示しました。
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キリトは天蓋に到着しました。
しかし天蓋は開きませんでした。
ユイに確認するとシステム管理者権限で閉じられていると教えられます。
グランドクエストが偽りのクエストで天蓋の先が用意されていない事が判明しました。
キリトはカードキーをユイに使わせました。
ユイとキリトは転送されて世界樹の上に入り込む事に成功しました。
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世界樹の上には何も存在していませんでした。
キリトは許されないぞ、と憤りを示しています。
ユイの誘導でアスナが居ると追われる鳥籠まで移動しました。
何者にも邪魔される事無く鳥籠に到着してキリト、ユイ、アスナは感動の再会を果たします。
「・・・ごめん、遅くなった」
「ううん、信じてた。きっとー助けに来てくれるって・・・」
三人は現実世界への脱出を図る事になります。
アスナが複雑なコードで拘束されているのでシステム・コンソールを探す事になります。
アスナから須郷の手下が居た場所でシステム・コンソールを見たと聞いてキリトは驚いています。
アスナが閉じ込められていたのが須郷の仕業だと判明しました。
アスナは須郷は他にも恐ろしい実験をしていると言っています。
詳しい話は現実世界に戻ってからする事になります。
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鳥籠を出ようとしていると須郷がやって来ました。
ユイは彼の登場と同時に弾き飛ばされてしまいます。
キリトとアスナだけが須郷の元に連れて来られる事になったようです。
須郷は妖精王オベイロン陛下と呼べと叫んでキリトを蹴りつけます。
須郷が次のアップデートで実装する重力を操る力を使ってきたのでキリトとアスナは動けなくなっています。
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須郷は動けないアスナを宙吊りにして彼女の衣服を引き裂いてきます。
キリトの目の前でアスナの事を凌辱しようと企んでいます。
キリトはオベイロンによって背中から床に串刺しにされて動けません。
キリトはゲーム内ならば何でもできると過信していた事を後悔しています。
心が折れそうになっているキリトに茅場晶彦の意識体が語り掛けてきました。
ここで諦める事は自分たちのアインクラッドでの対決を汚す事になると言っています。
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茅場の意識体は彼の持っている権限をキリトに貸してくれました。
茅場の権限は須郷が使用している権限よりも上位に位置づけられていました。
キリトは茅場の権限を使い須郷から管理者権限を剥奪しました。
茅場の権限を使いエクスキャリバーをジェネレイトします。
須郷にエクスキャリバーを渡して決闘をする事になりました。
オベイロンは全く戦闘力はありませんでした。
キリトにエクスキャリバーを持つ右腕を切り飛ばされます。
キリトの大剣によって上半身と下半身が分断されてしまいました。
ここでオベイロンを殺しても現実の須郷が死ぬわけではないと分かっているのでキリトの凶暴性が増しています。
怒りに任せてキリトはオベイロンの上半身を宙に投げ、落下してきたオベイロンの右目を大剣で貫きました。
オベイロンはHPが尽きて破壊されました。
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キリトは管理者権限を使いアスナのログアウトを行いました。
アスナの眠る病室に駆けつけると約束して彼女と別れる事になりました。
一人になったキリトの前に茅場の意識体が出てきました。
茅場の意識体は自分の事を茅場晶彦の意識のエコーだと言っています。
彼はキリトに『世界の種子』だと言ってあるアイテムを渡してきました。
また会おうと言って茅場は去って行きました。
鳥籠の中に戻ったキリトはユイと再会する事になりました。
アスナが無事にログアウトした事を伝えキリトはログアウトしました。
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和人の目の前には心配そうな直葉の顔がありました。
心配している直葉にアスナが無事にログアウトした事を伝えると直葉は明日奈の元に行ってあげてと言ってくれます。
和人は自転車に飛び乗り明日奈の眠る病院に向かう事になりました。
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病院の駐車場で和人の事を待ち伏せしていた須郷と対決する事になりました。
須郷は追い詰められておかしくなっています。
右手に武骨なナイフを握り締めています。
和人の事を切りつけてきました。
須郷は海外に逃亡するつもりの様です、その前に和人の事を殺すと言っています。
ALOの中でペインアブゾーバーを切って対決したので須郷にはALOで受けた傷の痛みが残っていました。
右目の視覚に問題が出ているようです。
和人にナイフを刺そうとして目測を誤っていました。
和人は須郷と格闘して彼のナイフを取り上げます。
半狂乱になっている彼に奪ったナイフを突きつけると気絶してしまいました。
キリトは須郷を縛り上げて病院に入りました。
出てきた看護師に駐車場で襲われた事を伝えると警備員を向かわせてくれます。
斬られて負傷している和人を手当てすると言って医師を呼びに行きました。
足繁く明日奈のお見舞いに来ていたので和人は明日奈の家族として認定されていました。
治療するから待っていろと言われたのにはやる気持ちを抑えきれなかった和人は明日奈の病室に向かいました。
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祈るような気持ちで彼女の病室に入ると彼女はベッドの上で外を眺めていました。
ナーブギアは外されています。
「はじめまして、結城、明日奈です。ただいま、キリトくん」
「桐ケ谷和人です。・・・おかえり、アスナ」
アスナが現実世界に帰還しました。
長かったですねー、キリトのSAOは終わり迎えました。
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キリトたちSAOに囚われていた中高生は臨時の学校に入学する事になりました。
キリト、アスナ、リズベット、シリカが通っています。
オレンジプレイヤーはカウンセリングの必要があるとされて此処には通っていません。
和人は明日奈と合流して校庭にあるベンチで彼女の作ってきたハンバーガーを食べています。
明日奈は和人の事をキリトと呼んでしまい、怒られています。
此処ではキャラクター名を呼ぶのは躊躇われるそうです。
本名をキャラクターネームにしている明日奈は入学直後にバレたそうですよ。
SAOのアバターは本人の容姿を忠実に再現しているのでキリトの事を知っているプレイヤーには素性がバレているそうです。
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キリトはアスナを救出した後、茅場晶彦の関係者と面会しました。
神代凛子(こうじろ りんこ)と云う女性で茅場がアーガスと同時に在籍していた都内の工業系大学で同じ研究をしていた大学院生です。
彼女はSAOにログインしている茅場の世話をしていたそうですよ。
茅場の事を殺そうと考えて彼が潜伏していた長野県にある山荘に赴いたそうですが殺せなかったそうです。
自分が決断できなかった事で多く命が失われてしまったと後悔しています。
彼女から茅場の最後を聞かされました。
茅場はSAO世界の崩壊と共に命を絶つ事を最初から決めていたそうです。
フルダイブシステムを改造したマシンを使い自分の脳に超高出力のスキャニングを行ったそうです。
神代は成功する確率は1000分の1も無かったと言っています。
キリトがALOの世界で茅場の意識体と出会っているのでスキャンは成功したようです。
キリトがその事を伝えると神代は数分間俯き涙を零しました。
彼女はキリトが茅場に託された世界の種子に関してアドバイスをくれたようです。
VRMMOの世界に憎しみ意外の感情を抱いているならば発芽させる事を促したようです。
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仲よくハンバーガーを食べている二人を憎々し気に見ている人物が居ました。
リズベットです、彼女はカフェでシリカと一緒に昼食を採っていました。
ここでシリカの本名が綾野珪子(あやの けいこ)だと判明します。
リズベットは気を利かせて一ヵ月間キリトとアスナのラブラブ空間を容認する事にしたそうです。
リズベットの元にキリトから連絡が来たそうです。
リズベットは第二ラウンドが開始されたと思ったそうですがキリトからアスナの身に起きていた事を聞かされ驚いたそうです。
明日奈に会ってみるとアインクラッドでアスナに感じていた保護者的感情を大きく刺激されてしまったそうです。
リズベットは明日奈の事をライバル認定るする前に彼女の姉的な立場に立ってしまったようです。
姉として明日奈の恋を応援する事を優先してしまったようです。
シリカは甘いんですよ、と毒づいています。
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その日はSAO時代の仲間が集まるオフ会が開かれる事になっていました。
シリカは直葉に会えると楽しみにしています。
リズベットに同じ妹として親近感あったりするの?と揶揄われています。
直葉はSAO時代のキリトの仲間との交流を始めているようですね。
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キリトはアスナとリーファを伴いエギルの店《ダイシー・カフェ》に向かいました。
今回のオフ会はキリト、リズベット、エギルが企画したモノだったそうですがリズベットとエギルは内緒でサプライズを用意していました。
指定された時間に到着したキリトを既に盛り上がっている会場が迎えました。
リズベットはキリトを壇上に押し上げます。
「キリト、SAOクリア、おめでとー!!」との全員の唱和が起こりました。
キリトは男性参加者からの手洗い祝福と女性参加者からの親密すぎる祝福を受けました。
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キリトはカウンターのスツールに腰かけてエギルにバーボンのロックを注文します。
エギルはバーボンのロックに見える烏龍茶を出してくれました。
クラインがやって来て本物のバーボンを注文しています。
彼はこれから会社に戻るそうですが飲まなきゃ残業なんてやってられないと言っています。
クラインは女性陣の方をだらしない顔で見ています。
参加している女性陣は、アスナ、リズベット、シリカ、サーシャ、ユリエール、直葉です。
シンカーがやってきたのでユリエールと入籍した事を祝福します。
クラインは自分もアインクラッドで相手を探しておくんだったと後悔していました。
シンカーは《MMOトゥデイ》と云うサイトを始めたそうです。
シンカーは現状では攻略データとかニュースでは無意味になりつつあると言っています。
彼は現状を宇宙誕生の混沌と例えています?
キリトはエギルに《種》の方はどうなっている?と問いかけました。
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驚きですねー。
キリトは茅場に託された《世界の種子》をエギルに頼んで無償公開しました。
エギルは伝手を頼って《世界の種子》に危険性が無い事を確認してから公開しました。
《世界の種子》は茅場が作り上げたVR環境を動かす為の《ザ・シード》と冠せられたプログラムパッケージでした。
これが大ヒットして多くのVRMMO運営者が登場する事になりました。
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須郷の陰謀によりレクトプログレスはALOの運営から手を引きました。
ALOのプレイヤーの中にベンチャー企業の関係者がいました。
彼らが共同で出資して新たな会社を立ち上げてレクトからALOの全データを無料に近い額で譲り受けました。
ALOは新たな運営会社の手で運営が続けられる事になりました。
ユーザーのアカウント情報も引き継がれる事になり、多くのプレイヤーがALOに残る事になりました。
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須郷は捕まり、取り調べを受けているそうです。
当初は黙秘を続け、最終的には全ての罪を茅場になすりつけようとしていたそうです。
彼の部下が参考人として呼ばれたと知ると、あっけなく全てを告白したそうです。
現在は精神鑑定を依頼して罪を逃れようと企んでいるそうです。
主な罪状は傷害ですが、略取監禁罪が成立するかが世間の耳目を集めているそうです。
明日奈の父親の彰三氏はCEOを辞めたそうです。
人を見る目が無かったとしょげていたそうですが、CEOをやめて半分引退してから、肩の荷の下ろし方を迷っているんじゃないかな、趣味でも見つければ元気になるわよ、と明日奈は言っていました。
須郷が捕まったので明日奈の結婚話も無くなったって事だよね。
和人と明日奈の関係はどうなって行くのでしょうね?
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二次会が新生ALOのイグドラシル・シティで行われる事になっています。
直葉はSAOのオフ会に参加して自分はキリトたちの仲間になれないとの疎外感を抱きました。
デスゲームを生き抜いた彼らの間にある信頼関係に自分は入っていけないと思っています。
リーファとして待ち合わせ時刻よりも早めにログインした彼女は一人で空の散歩をしていました。
リーファとキリトは《アルヴヘイム横断レース》に参加したそうです。
二人はデッドヒートを繰り広げリーファが僅差で勝利したそうです。
二人が他の参加者をぶっちぎったので第二回の開催が危ぶまれているそうです。
リーファは楽しかった思い出を回想しています。
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悩めるリーファの事をキリトが迎えに来ました。
リーファはSAOに参加していない自分はキリト達の輪の中に入っていけないと苦しい心境を吐露します。
SAOプレイヤーがALOのアカウントを作る時に外見を含めてキャラクターを引き継ぐか選択できたそうです。
シリカ、リズベット、アスナは引き継ぎましたがキリトは引き継ぎませんでした。
キリトはSAOでのキリトの役割は終了したから引き継がなかったと言っています。
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リーファは踊ろうと言ってキリトと空中ダンスを始めます。
最近開発した高等テクニックなんだとリーファが教えるとキリトは挑戦心を煽られたようです。
数分間の悪戦苦闘を経てキリトは踊れるようになりました・・・流石の適応能力ですね。
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キリトとリーファの目の前に浮遊城アインクラッドが降ってきました。
ALOのデータを引き継いだ時にSAOのデータも含まれていたのでALOの世界に再現したそうです。
キリトは自分は弱くなっちゃったので攻略を手伝ってくれとお願いしました。
リーファは嬉しくて泣いてしまいますね。
そしてキリトの攻略を手伝う事を約束しています。
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二人の周囲に仲間が集まってきました。
クライン、エギル、リズベット、シリカ、シンカー、ユリエール、サーシャ、サクヤ、アリシャ、レコン、ユージーン、アスナがやって来ました。
アスナに手を引かれてリーファは浮遊城アインクラッドに向かう事になりました。
キリトは今度こそ全100層を攻略すると燃えています。
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須郷の起こしたALOの事件によりVRワールドは衰退の危機に瀕しましたがキリトとエギルが《ザ・シード》を撒いた事で事態が打開されました。
これまで以上に活発な開発が成されて多くのVRワールドが作られる事になりました。
キリトのVRワールドとの関わり方がどうなって行くのか楽しみです。
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成分美少女戦闘戦略恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAABAAAB
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