ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第16巻 (GA文庫)

概略:
聖蝕を使った記憶改竄から抜け出したルクスは真相の究明に乗り出します。ラフィ女王が聖蝕と融合している事が判明しました。リーシャがラフィ女王を慕っているのでルクスは対応に困っています。ルクスの元に自分のボスに会って欲しいと云うアルマが現れました。アルマのボスは死んだと思われていたマギアルカでした!!彼女も聖蝕による記憶改竄から抜け出していてラフィ女王の悪事に気が付いています。ルクスはマギアルカの協力を得てラフィ女王の野望を砕く為の行動を開始します。

レーベル:GA文庫
発行日:2018/9/30
著者:明月千里
イラスト:春日歩
ISBN:978-4-7973-9842-7
雰囲気:記憶改竄、真相、美少女女王誕生、信奉者、新たな戦い
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聖蝕による記憶改竄に気が付いたルクスは同じく改竄に気が付いているフィルフィと調査を始めます。
ラフィ女王による新王国を転覆させようと考えている人物が首謀者だと考えます。
ルクスはラフィ女王の側近であるナレフを疑い調査を始めました。
ルクスとフィルフィは記憶改竄から逃れている事実を隠して三回目のパレードの三日間を過ごす事になります。
今回のルクスはクルルシファーの想いを受け入れる事になりました。
調査活動が終わるとフィルフィは用事があると言って別行動を取ってきます。
これには彼女なりの優しさが示されています。
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一人になったルクスは体調を崩してしまいベンチに座り込みます。
眠ってしまったルクスの元にクルルシファーがやってきて膝枕をしてくれます。
クルルシファーの膝の上で目覚めたルクスは彼女に迫られる事になります。
ルクスがクルルシファーの想いに応えると彼女驚いています。
ルクスの咎人の首輪が外されてから正式に交際をスタートする事になりました。
別れ際にクルルシファーが自分の部屋に泊まって行かないか?と誘ってきます。
ルクスは誘いに乗ると自制心を失うと判断して誘いを断ってしまいます。
とっても勿体ないですね。
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フィルフィは過去に洗礼を受けた影響で体調を崩していました。
ルクスに心配を掛けまいとして別行動を取ったそうです。
眠っているフィルフィに代わりレリィがフィルフィの真意を教えてくれました。
フィルフィは自分が苦しむ姿を見せてルクスが苦悩するのを避けたかったそうです。
ルクスに告白する事無く彼の前から姿を消そうと考えていたそうです。
ルクスはフィルフィに大切な存在だと思われていたと認識して泣きそうになっています。
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夜架とフィルフィに頼んでナレフと会っている間に王宮の極秘部屋の撮影を依頼しました。
ルクスはナレフに会いに行き彼の真意を問い質す事にします。
ルクスが聖蝕の影響から逃れていると知ったナレフは彼の真意を語り始めます。
ナレフはラフィ女王には弱みがあり性格的にもこれからの新王国を任せられないと語ります。
しかし会談の途中でナレフが化物に変化してしまいました。
ナレフはルクスに倒される事になりましたがフギルと組んで聖蝕を利用している首謀者が分からなくなります。
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夜架に頼んで撮影した映像を確認してルクスは戦慄する事になりました。
そこにはフギルと密談を交わしているラフィ女王が映っていました。
聖蝕を使い大規模な記憶改竄を行っている首謀者がラフィ女王であると知る事になります。
リーシャがラフィ女王の事を崇拝していて彼女に協力していく意思を示しているのでルクスは行動に迷う事になります。
迷っているルクスに聖蝕を使った記憶改竄が行われている事を知る人物が接触してきました。
アルマ・キルゾレイクと名乗る少年です。
これはルクスの勘違いね・・・アルマの口調がそう思わせたんだね。
彼はマルカファル王国に本拠を構えるキルゾレイク・ファミリーに所属していると名乗ります。
アルマのボスがルクスに会いたがっているそうです。
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アルマに連れられてボスの元に向かったルクスは驚く事になりました。
キルゾレイク・ファミリーのボスは死んだと思われていたマギアルカでした!!
キルゾレイク・ファミリーは違法行為を行うマフィア的な組織です。
マギアルカが買収して自分の商会の護衛などをさせているそうですよ。
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マギアルカからフギルとの戦闘の経緯を聞く事になりました。
マギアルカ達はフギルに完敗したそうです。
シングレンは恐らく死んでしまったそうです。
マギアルカは以前からエリクシルを入手していたそうです。
恐らく自分にも打ったんだろうね、だから聖蝕の記憶改竄から抜け出せたんだね。
マギアルカはフギルとの戦闘で重症を負いドラグナイトとしては活動できない体になってしまったそうです。
ルクスを支援する事にしたと言っています。
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マギアルカからエーリルが『箱庭』に囚われていると聞かされ、ルクスはアルマの部隊と共に救出に向かう事になります。
ラフィ女王が最後の改変を行う前にアヴァロンを制御するのに必要なグラン・フォースを抜き出す必要がありました。
グラン・フォースを抜き出すにはエーリルの力が必要です。
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聖蝕と一体化したラフィ女王の姿が10歳ほど若返り美少女になってしまいます。
聖蝕の影響下にある人々は違和感に気が付けていません。
戦闘力が高まったラフィ女王は積極的な攻撃に転じます。
彼女の事を排除しようと企んでいた旧帝国の老人たちの集会を襲撃しています。
ソードデバイスを使って首謀者の一人の首を跳ねていますね・・・過激になっていますねー。
激しい戦闘はまだ無理のようですね、衛兵たちと残りの老人の始末は配下のギア・リーダーに任せています。
ギア・リーダーの動向はマギアルカ達に観測されていたようですね。
箱庭を統括するギア・リーダーが居ない事を掴まれています。
これによりエーリルが箱庭に囚われていると判断したようです。
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アルマは自分を裏切った叔母と姉に復讐するつもりでした。
今回の箱庭強襲は自分の望みを叶える為でもあったようです。
彼は旧帝国を一人で滅ぼした黒き英雄に憧れていました。
ルクスが黒き英雄だと知らないアルマはルクスの事を顎で使おうとして尊大な態度で接しています。
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アルマは威勢の良い性格をしていて攻撃的です。
ルクスが警戒を勧めても聞いてくれません。
箱庭に侵入したアルマは罠に嵌り死にそうになります。
それを救ったのは頼りないと馬鹿にしていたルクスでした。
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箱庭にはフギルが待っていてエーリルを取り返そうとするルクス達を襲ってきました。
フギルの纏うバハムートを見たアルマは彼が黒き英雄だと確信して声を掛けますが否定されます。
フギルは聖蝕に選ばれなかったアルマたちを殺すと冷たく言い放ちます。
黒き英雄が正義の味方だと思っていたアルマは衝撃を受けています。
ルクスがバハムートを纏いフギルと戦闘を開始します。
黒き英雄が二人になりアルマは混乱しています。
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ルクスはアルマにエーリルを救出する事を指示します。
ルクスが凄腕だと分かったアルマはルクスの言う事を素直に聞いてくれます。
助け出したエーリルからルクスが本物の黒き英雄だと教えられて尊敬の眼差しを向けるようになります。
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フギルは自分がルクスに戦闘指導を行ったので自分の方が有利だと思っていたようです。
しかしフギルと別れてからの5年間で成長したルクスに負ける事になりました。
フギルを倒した!!と思ったのですが彼は偽物でした。
箱庭に現れたフギルは聖蝕を分離して作り出した影武者でした。
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エーリルは全裸で囚われていたのでルクスを悩殺するチャンスだったのですが時間的な余裕が無かったね。
エーリルがグラン・フォースを抜いた事でラフィ女王による世界改変は不完全なモノとなりました。
まだ逆転のチャンスが残されたようですよ。
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エーリルを救出したルクスは何食わぬ顔で式典に出席しています。
ラフィ女王は美少女形態になっているのですがフィルフィが訝しんだだけでした。
式典の終盤にラフィ女王がルクスの首輪を自ら取り外す事になります。
彼女はエーリルを奪還した首謀者としてルクスの事を疑っていました。
聖蝕と一体化しているラフィ女王には素手でルクスの首をへし折る事が可能です。
ラフィ女王はルクスが記憶改竄から抜け出しているのか探る為に殺気を放ってきました。
ルクスは鉄の自制心でラフィ女王の変化に気が付いていない振りをしています。
ラフィ女王はルクスが殺気に反応しなかったので記憶改竄に成功していると納得しています。
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マギアルカたちはラフィ女王に、聖蝕を使っている事を知っている、と記した脅迫状を送り付けました。
救出されたエーリルはマギアルカの用意した隠れ家に身を寄せます。
やってきたルクスに洗礼を行い能力の向上を図る事を勧めてきます。
ルクスは考える時間が欲しいと答えています。
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マギアルカからアルマが現新王国家の血を引いていると教えられます。
ここでアルマが女の子だと気が付けませんでした。
風呂に入る事を勧められたルクスは大浴場に向かいました・・・これはマギアルカの罠です。
アルマが入っていると知っていましたが男同士なので問題無いと判断します。
大浴場に入ったルクスは驚愕する事になりました。
アルマは女の子でしたよ!!
尊敬するルクスに全裸を見られてしまいアルマは照れ照れです。
大浴場にはエーリルも入っていてルクスに恨みがましい視線を送ってきますよ。
ルクスはラッキーですねアルマとエーリルの全裸を拝んでいます。
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アルマの姿を見たルクスは彼女がリーシャの妹だと気が付きました。
ルクスの中であるシナリオが浮かびます。
アルマから彼女の復讐と新王国について聞き出そうとしています。
お互いに全裸だという事を忘れていますねー・・・よっぽ良い計画なのでしょうか?
勿論エーリルによってその場で話し込むのを止められます。
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ラフィ女王は脅迫状の送り主『蒼穹師団』を討伐する為に動き出します。
彼女は『騎士団』の女の子達に洗礼を受けさせて強化しようと考えています。
蒼穹騎士団の首謀者としてアールマティ・アティスマータの名前を伝えます。
それを見たリーシャは絶句する事になっています。
咎人の首輪が外されたルクスとラブラブな関係に成れると期待していただろうに可哀想ですね。
亡くなったと思っていた妹が敵として現れる事になりました。
ルクスはリーシャの立場を上手くアルマに説明できるのでしょうか?
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ルクスは騎士団と敵対する事になるのでしょうか?
リーシャとアルマの姉妹対決が実現するのだろうか?
アルマは完全にルクスに惚れているようです。
しかも彼に近い位置にいるし、後から登場しての大逆転の目があるのでしょうか?
クルルシファーは記憶改竄から抜け出せていないのでルクスと恋人になった事実を忘れています。
ルクスは誰を選ぶ事になるのでしょうか?
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成分美少女ハーレムラッキースケベ無双デレ
評価AAAAAAAAA
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