ラノベの感想) 大日本サムライガール 第1巻 (星海社文庫)

概略:
仕事の打ち合わせで防衛省に向かっていた織葉颯斗と健城由佳里が街頭演説をしている神楽日毬という右翼思想の超絶美少女と出会いました。複数の男性に拉致されそうになっている日毬を助ける事になります。日毬から相手が公安警察だと聞かされ驚く事になります。日毬は日本大志会という政治団体を運営していました。党員を集めて政権を取るのが目標だそうです。防衛省の仕事は予算が少なくモデルの手配で困っていた颯斗と由佳里は日毬に仕事を持ち掛けます。防衛省の仕事だと聞いた日毬は国防に関われると大喜びで快諾しました。父親との関係が悪化している颯斗は父を見返す為に会社を辞めて独立する事にします。今の会社に入れた事が自分の家系に関係していると知り独力で自分の力を示そうと考えたからです。具体的な行動計画の無い颯斗に由佳里がナイスなアドバイスをします。由佳里のアドバイスを受け颯斗は日毬をアイドルとして売り出す為にプロダクションを始める事になりました。ひまりプロダクションを立ち上げました。

レーベル:星海社
発行日:2012/7/12
著者:至道流星
イラスト:まごまご
ISBN:978-4-06-138832
雰囲気:超絶美少女、街頭演説、スカウト、国防、プロダクション創設、引き抜き、対立、武士?、決着
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日本最大の総合広告代理店、蒼通の社員、織葉颯斗と健城由佳里は仕事の打ち合わせの為に防衛省に向かっていました。
二人は防衛省の広告を作る事になっていました。
その途中で「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である」と街頭演説をしている超絶美少女、神楽日毬に遭遇しました。
日毬の演説内容があまりに過激だった事、彼女が超絶美少女だったので二人は彼女の演説に見入ってしまいます。
自分の演説を颯斗と由佳里が聞いてくれているとの手ごたえを得た日毬は演説に力を入れ始めています。
颯斗と由佳里は関わりにあいたく無いと感じて日毬から逃げるようにして防衛省に入りました。
これだけで終わっていれば颯斗が困難に直面する事も貴重な経験をする事もなかったんだよ。
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防衛省での打ち合わせが終わった颯斗と由佳里は徒歩で次の打ち合わせ場所に向かう事にします。
その途中で複数の男達に拉致されそうになっている日毬と遭遇しました。
正義感からか?それとも美少女だったからか?颯斗と由佳里は日毬を助ける事にしました。
由佳里が持っていた痴漢撃退用の催涙スプレーを振りかけ男たちから日毬を助け出しました。
近くの公園で日毬と話す事になります。
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ここで日毬が自分の考えている日本改造計画を熱っぽく語る事になります。
日毬は政治結社日本大志会を運営しているそうです。
党員を集め政権を奪取する事を目指しています。
残念な事に現在の党員は日毬一人だそうです。
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ここで颯斗と由佳里は日毬を防衛省の広告に出演させようと考えました。
防衛省の広告は予算が少なくモデルを雇うと赤字になってしまうとの問題を抱えていました。
防衛省の広告と聞いて日毬が興味を示します。
彼女は日本を守るのは自分だと考えているので国防に関われると考え了承する事にしました。
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日毬から男たちにしつこく付け狙われていると聞かされます。
警察に相談する事を勧めると意外な答えが返ってきました!!
警察の乱暴を警察に訴えたところで意味はないんじゃないのか?
日毬を捕まえようとしていた男たちは公安警察でした。
日毬は右翼として警戒されていたようです。
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颯斗は一般人ですが特殊な家庭環境で育ちました。
彼の家は東王印刷という印刷業界日本一を争う東証一部上場企業の創業家です。
彼の父親、織葉練が経営権を持つ会長を務めています。
つまり颯斗は富豪の出身って事だね。
しかし練との折り合いが悪いようです。
織葉家は過去に遺産相続で問題を抱えた経験がありました。
そこで練は自分の後継者を一人指名して財産が分割されるのを防ぐ事にします。
颯斗には三つ下の悠斗という弟がいます。
悠斗とは仲良しのようです。
練は幼少期から経営者に相応しいのはどちらなのか図ろうとしていました。
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お年玉として二人に白紙の小切手とペンを渡したそうです。
颯斗はその時欲しかったゲームソフトの値段3980と書いたそうです。
悠斗はゼロを沢山書くのが面白いと感じて10000000と書いたそうです。
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練は颯斗に相続権を放棄する書類にサインしろと言ってきました。
颯斗は織葉家と縁を切りたいと考えていたので躊躇なくサインします。
颯斗は自分の実力で蒼通に採用されたとの自負を持っていました。
就活した時に他にも数々の上場企業に受かっていたそうです。
それを練に伝えると颯斗の馬鹿さを指摘されました。
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練は颯斗の経歴を見た人事部が東王印刷の創業家の出身だと調べ上げた結果だと教えました。
まあ、そんなところだよね。
颯斗は独力で練を超える事を決意して蒼通を退社する事を決めました。
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日毬が防衛省の広告に出る事になったので親の承諾を貰う事になります。
承諾書には日毬の母親の名前が記されていました。
毛筆で書かれた物凄く達筆なサインでした。
颯斗と由佳里は日毬の家に向かい母親と姉に面会する事になります。
日毬の家に付くと姉の凪沙が迎えてくれました。
凪沙は19歳の超絶美人さんです。
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日毬の家が1000年前から続く武家だってことが判明しました。
父親は他界していて母親が家長を務めています。
彼女の家は剣術道場を営んでいました。
姉の凪沙が指南役をしているそうです。
神楽家では家訓により15歳で大人と認め自分の行動に責任を持つと考えています。
母親は日毬の選択を認め彼女の自由にさせると言っていました。
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日毬の自室兼、日本大志会の本部に案内されます。
そこは女の子の私室とは思えない質実剛健は部屋でした。
そこで蒼通を退社した後にやる事が未定だった颯斗に由佳里がナイスなプランを持ち掛けます。
由佳里は颯斗の後輩です。
日毬を売り出す為に芸能プロダクションを始めてはどうか?と提案しました。
颯斗は由佳里の事を後輩で友達だと思っています。
由佳里は颯斗に惚れている気がありますね。
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日毬の説得を行う事になります。
颯斗は日毬の政治活動に欠点がある事を指摘しました。
街頭演説をいくら繰り返しても知名度が無い日毬では訴えが国民に届かないと指摘します。
自分の考えを聞いてもらうには有名になるしかないと説きます。
公安から助けた折に颯斗は日毬に党費3000円を渡していました。
初めて党費をくれた颯斗の事を信頼している日毬は颯斗を信じる事にします。
その事を日毬は「私の初めて」と語るので颯斗は条例違反を犯したと疑われたりします。
16歳の日毬に手を出すのは犯罪だからな。
颯斗は「ひまりプロダクション」を設立して日毬の売り込みを始める事になりました。
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颯斗は蒼通時代の知り合いを頼り仕事を探す事にします。
蒼通の上司が温情を与えてくれて仕事を一つ回してくれました。
颯斗はコツコツと小さな仕事をこなし日毬を売り込んでいくことにします。
現場で日毬を一目見た業界人は皆彼女の容姿に惚れこみます。
この段階では日毬の本性は秘密にしています。
颯斗は右翼思想を持っている日毬の素を出すのはマイナスになると考えていました。
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颯斗は日毬の容姿を武器に攻める事にします。
彼女は抜群のプロポーションを持っていました。
89,58,87です・・・すっげー。
颯斗は水増しして93,58,89で売り出そうと提案しますが日毬に却下されました。
芸名を付ける事も拒み本名で勝負すると言い張ります。
日毬は命がけでアイドル活動に勤しむ覚悟でした。
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グラビアの撮影が始まるのですが日毬が自然に笑う事が苦手だって事が判明しました。
颯斗は日毬に普通の女の子らしい体験をさせる為にデートに誘います。
日毬は驚いて凝固してしまうぞ。
彼女は私服を殆ど持っていないのでデートには行けないと言ってきました。
可愛いですねー。
颯斗は由佳里に頼んで日毬の私服を選んでもらう事にします。
由佳里は突然休日を開けてくれと言われデートに誘われたと喜んでいます。
しかし日毬の買い物に付き合って欲しいと言われ不機嫌になっています。
もう間違いないね由佳里は颯斗に惚れているね。
まあ由佳里も面倒見の良い人なので颯斗のお願いを断るような事はしませんでした。
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撮影現場で人気モデルの片桐杏奈と知り合う事になりました。
日毬の容姿が気に入った杏奈は日毬の巨乳をわしづかみにして揉んできましたよ。
どうも自分のより大きいので羨ましかったようです。
日毬は無礼者と言って杏奈を振りほどいています。
日毬は初めて他人におっぱいを揉まれたそうです・・・大敗を喫した気分がするそうです。
日毬は杏奈に苦手意識を持つことになりますが杏奈は日毬を大変気に入ったようですよ。
今後どんな関係に発展していくのか楽しみですね。
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水着グラビアの撮影をする事になりました。
日毬はスクール水着しか持っていないと言うので由佳里に付き添ってもらい買いに行く事にします。
日毬は相当恥ずかしかったようですが決死の覚悟で撮影に臨む事になりました。
「日本、万歳・・・」と呟いて撮影に臨みました。
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日毬を紹介するブログを開設して彼女に日記を書かせてみる事にします。
日毬は上機嫌で日記を書いていました。
彼女が帰った後、内容を確認した颯斗は食べていたコンビニ弁当を吹き出す事になります。
そこには日毬の右翼思想が書かれていました。
颯斗は速攻で日記を削除して女子高生が書くであろうと思える文章を捏造する事にしました。
颯斗は頑張ったと思いますが内容的には日毬が書いた日記の方が面白いんだよね。
颯斗は日毬が日記を更新するたびに女子高生的な文章を捏造する事になりました。
これで問題は解決したと颯斗は思っていましたが甘かったです。
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日毬の肉声をサイトにアップロードしてファンに楽しんでもらう事にします。
30秒の肉声を録音してアップロードする事になりました。
その日、颯斗には打ち合わせが入っていました。
操作方法を日毬に教えアップロード作業を彼女に任せる事にしました。
録音する内容の指導もしていましたので颯斗は安心していたようです。
でも甘かったねー。
日毬は可愛いアイドルちっくな音声と自分の考える右翼思想を訴える音声の両方をアップロードしていました。
頑張って沢山アップロードしたぞと自慢げでした。
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颯斗は日毬のファンクラブを開設しようと考えました。
日毬からアイドル活動を始めてから日本大志会の党員が増えたと教えられました。
150名の党員が入ったそうです。
ファンから会費を二重取りするのは酷だと考えた颯斗はファンクラブ運営は日本大志会のホームページで行う事にしました。
颯斗は守銭奴では無いってわかるね、良い判断だったと思います。
この判断が奇跡を呼ぶことになりました。
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日毬のアップロードした音声ファイルがネットで注目され話題騒然となります。
日毬について調べようとした人たちが日本大志会のページに辿り着き日毬が本物の右翼だと知る事になりました。
ネットニュースのトップを飾る事になり日毬は注目のアイドルになりました。
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日毬を取材したいとの依頼が大量に舞い込み彼女のアイドル活動は軌道に乗るかと思われました。
しかし暗雲が垂れ込める事になります。
日毬の可能性に注目した業界最大手のアステッドプロが勧誘してきました。
社長の仙石と常務の苅谷がひまりプロダクションにやって来ました。
仙石と苅谷は9000万円で日毬を売り渡せと提案してきました。
颯斗が固辞すると1億3000万円まで値を釣り上げてきました。
颯斗はアイドルとして大成するには提案を受け入れる方が有効と考えます。
日毬の意向を聞いてから返事をすると答え、その場は解散となりました。
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日毬にその事を伝えると、私を売り渡すつもりなのか?と言って落ち込んだ視線を向けてきます。
颯斗はアイドルとして成功するならアステッドプロに行った方が成功確率が高いと諭します。
しかし日毬は颯斗と一緒に居たいと泣き出してしまいます。
颯斗は自分の想像以上に日毬が自分を頼りにしていると知る事になりました。
颯斗はアステッドプロに断りに行く事にします。
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颯斗が快諾してくれると確信している仙石と苅谷はニコニコ笑顔で彼を迎えます。
しかし日毬を譲り渡す事は出来ないと突っぱねると苅谷が恫喝してきました。
仙石は気が変わったら話に来てくれと言ってニコニコしていました・・・嫌な予感がするね。
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仙石と苅谷は業界に圧力をかけて日毬を干す事にしました。
テレビ関係の仕事が全く無くなってしまいます。
レギュラーが約束されていた番組の話も流れてしまいます。
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仙石の攻撃は更に過激になっていきました。
報道番組を使い日毬を誹謗する事を始めました。
彼女の右翼思想を過激なモノであると断じて誹謗し始めます。
進退窮まったと感じた颯斗は日毬を手放さず攻撃を止めて貰う方法を模索します。
颯斗は売り上げの一割をアステッドプロに上納する事で事を収めようと考えます。
.
日毬がアステッドプロに行くなら自分も同行させろと言ってきました。
颯斗は日毬を連れてアステッドプロに向かい上納金を収める事を提案しました。
しかし仙石は納得してくれませんでした。
仙石はひまりプロダクションを解散して颯斗と日毬がアステッドプロに移籍する事を提案してきました。
日毬は政治活動としてアイドル活動を捉えています。
アステッドプロは日毬に政治活動をさせるつもりは無いと分かり颯斗は提案を断りました。
苅谷が自分たちの買収行為を棚に上げて上納金で問題を解決しようとした颯斗を非難してきました。
これに日毬が切れてしまいます。
彼女はアステッドプロが最初に買収を持ち掛けてきたんだと正論で反撃しました。
日毬の態度を見た仙石は彼女に可能性はないと判断します。
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アステッドプロが諦めたと思われたのですが矛先を颯斗に向けてきました。
颯斗が東王印刷の創業家の生まれである事を調べたようです。
新聞社やテレビ局に圧力をかけ「東王印刷のどら息子の浪費発覚」とのニュースを報道させました。
この記事により東王印刷の株価がストップ安になってしまいました。
東王印刷は記者会見を開き颯斗のプロダクションとは無関係であると弁明する事になります。
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正直に会長の練が颯斗のプロダクションについて知らなかったと弁明したことにより管理責任を問われる事になります。
子供の仕事を知らなかった事が問題視されてしまいます。
売れるから新聞社やテレビ局が世論を誘導しようとしたみたいだね。
颯斗は練に迷惑をかけたので事実を知らせに向かいます。
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颯斗は迷惑をかけた事は確かなので練に謝る事にします。
練は激怒でした。
練に日毬と恋愛関係にあるのか?と聞かれて颯斗は驚いています。
颯斗は日毬とは恋愛関係に無いと弁明する事になっています。
これは本心のようですね。
日毬は颯斗の事が好きなようですが颯斗は日毬を恋愛対象とは思っていないみたいだよ。
印刷会社なので発売前の週刊誌を手に入れていました。
そこには颯斗と日毬が爛れた関係であると書かれていました。
その記事を見て練は一応質問してきたようです。
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練は自分の伝手を使いアステッドプロを黙らせる事が出来ると言っています。
資金が1億円ほど必要だそうですよ。
颯斗が練に頼れば助けて貰えたようですが頼りませんでした。
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颯斗は記者会見を開き事実を説明する事にします。
開始時刻を待っていると白装束に身を包み木刀を刺した日毬が現れました。
会場に集まっていた報道関係者は騒然となります。
日毬は颯斗を連れ出す事にします。
報道陣にも「揃って付いてこい、遅れるな」と言い渡しました。
何かが起こると予感したんでしょう報道陣は大人しく日毬に付いていくことにします。
日毬は会場ビルの前に止めてあったバスに乗り込みます。
報道陣も全て乗り込みアステッドプロに向かう事になりました。
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アステッドプロの前で下車した日毬は報道陣の準備が整うのを待ってから演説を始めます。
日毬の演説は生中継されています。
日毬は神楽家が1000年前から陛下より任命された仕事を黙々とこなしてきた事を告げます。
この発言で彼女が本物であると視聴者は理解しただろうね。
日毬は自分が処女であると告げ、疑うならば病院で検査を受ける用意がある、と訴えます。
それからアステッドプロが汚い買収交渉を持ち掛け、拒否したら業界から締め出された事を告げます。
悪辣なアステッドプロは新聞社やテレビ局に偽情報を流し日毬と颯斗を誹謗中傷した事を告げました。
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アステッドプロの周りには近くのサラリーマンが集まりちょっとしたデモと化していました。
アステッドプロが呼んだのか警察官の姿も見えます。
日毬は報道陣を引き連れてアステッドプロの社長室を目指します。
社長室になだれ込み仙石と対峙する事になりました。
「自分は政治活動に命を懸けている、伊達や酔狂でアイドルをしているわけではない。」
「自分とマネージャーに対する嫌がらせは即刻止めてもらおう。」
日毬は仙石を日本の敵と認定し、裁きを下す事にします。
自分に成敗されるか切腹するか10秒で選べと迫ります。
周りで報道している報道陣は面白いネタなので誰も日毬を止めないね。
仙石は報道機関を利用してたようだけど裏切られたようです。
10秒が経過して日毬が木刀を振り上げました。
仙石に打ち込むと思ったのですが意外と優しいぞ。
まあ仙石は一般人ですから真剣を華麗に操る日毬に斬られてはタダでな済まないからね。
日毬は仙石の前にあった応接テーブルを真っ二つにしました。
仙石は気絶してしまいました・・・カッコ悪い。
しかも生中継で報道されちゃったよ。
権威が失墜したね。
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暴行と器物破損が確認され、日毬は付いてきていた警察官に現行犯逮捕されました。
現行犯逮捕されるアイドル・・・斬新すぎる。
颯斗は止めようとしていますが日毬は余裕な表情です。
「颯斗、心配するな。すぐ戻る。ちょっと行ってくるぞ」と言い残して連行されて行きました。
ひょっとして慣れてる?
日毬は常識では測れない凄く魅力的な女の子のようです。
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成分美少女恋愛経営芸能=政治活動
評価AAAAAAAAAA
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