ラノベの感想) 魔弾の王と聖泉の双紋剣 2 (ダッシュエックス文庫)

概略:
ティグルとリムが対峙したアルトリウス派の指揮官はアレクサンドラという死んだ筈の戦姫でした。彼女と会話したリムは彼女が蘇った存在だと確信します。アレクサンドラは強敵でした。追い詰められたリムを救ったのは空間を渡って出現した戦姫ヴァレンティナでした。死角からの攻撃をアレクサンドラは交わして見せます。リムが手放してしまった双紋剣がアレクサンドラを強襲して彼女を切りました。追い込まれたアレクサンドラを雷を操る大男が救います。ギネヴィア派はアレクサンドラを取り逃がす事になりました。リネット、ティグル、リムは陣営を決めかねている貴族の元に向かい自陣営に入って欲しいとお願いする事になります。そこでアルトリウス派の使者としてやってきている円卓の騎士と会う事になりました。

レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2020/2/26
著者:瀬尾つかさ 原案:川口士
イラスト:八坂ミナト
ISBN:978-4-08-631349-0
雰囲気:驚愕、新たな仲間、良い主君、過去、暴君退治、決意
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プロローグ
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ギネヴィア派の宰相代理に収まったリネットは多忙を極めています。
彼女の元に父親であるブリダイン公爵がやってきて少しは楽になったみたいです。
公爵はリネットが焦り過ぎている事を指摘しました。
ギネヴィア派は寄せ集めの集団なので一度の敗戦で瓦解しかねない危うさを秘めています。
公爵は最悪の場合ギネヴィアの首を差し出してアルトリウスに下ろうと考えていた食わせ物です。
今ではリネットがギネヴィアに付いた事を感謝しているみたいですね。
ブリダイン家は王家と血縁関係なのでアルトリウスに許して貰えない可能性もありました。
リネットは公爵の考え方は為政者として正しいと認めています。
しかし彼女は親友であるギネヴィアを守りたいようです。
ギネヴィアを守り抜くために勝利を重ねる覚悟をしています。
アルトリウス派の指揮官が不明なまま両軍は対峙する事になりました。
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第1話 会戦
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アルトリウス派の指揮官を見てリムが驚愕しています。
指揮官は死んだ筈のアレクサンドラという戦姫でした。
エレンの友人でエレンよりも強いそうです。
リムは模擬戦を見ら事があるそうです。
エレンを含む戦姫3人がかりでもアレクサンドラが圧勝したそうです。
アレクサンドラは口上を述べた後ギネヴィア派の騎士たちを挑発しました。
誰の挑戦でも受けて立つと言われた騎士たちが襲い掛かる事になりましたが軽くあしらわれてしまいます。
これで乱戦となってしまいました。
アルトリウス派は連れている3頭の地竜を放ちました。
ティグルが地竜の相手をする事になります。
その間リムがアレクサンドラの相手をする事になりました。
心配するティグルに時間稼ぎをすると言って飛び出します。
ティグルはモルガナの力を借りて地竜を射殺いていきました。
ティグルが地竜を討ち取った事でギネヴィア派が活気づきます。
ティグルは残り2頭の地竜の片方の足を穿ちました。
撃たれた地竜が残りの上に倒れこんでしまい喧嘩が始まってしまいます。
2頭の地竜は同士討ちで倒れる事になりました。
ティグルはリムの加勢に向かいます。
ティグルが到着するとアレクサンドラは彼の事を「今代の弓」と呼んできました。
リムは劣勢でした。
ティグルとリムの連携攻撃も跳ね返されてしまいます。
リムは双紋剣を空中に打ち上げられてしまいます。
アレクサンドラの刃がリムに迫った時、アレクサンドラの背後の空間が歪みました。
そこから戦姫が現れ大鎌でアレクサンドラの首を狙います。
必殺の間合いだったのですがアレクサンドラは驚異的な体術で逃れました。
突然出現したのはヴァレンティナと名乗る戦姫でした。
ヴァレンティナはアレクサンドラと旧知でした。
死んだはずの彼女が生きている事に驚いています。
不意打ちを外されたヴァレンティナはアレクサンドラの一撃で腹を切られてしまいます。
しかし不敵に笑っています。
そこに空中に打ち上げられたリムの双紋剣が落ちてきました。
アレクサンドラの左腕を切りつけます。
アレクサンドラは双紋剣を警戒しています。
アレクサンドラがギネヴィア派に向けて不可視の刃を放ちました。
これを遊撃部隊に隠れ潜んでいたギネヴィアが小杖の結界を使い弾きました。
アレクサンドラはギネヴィアが戦場に出てきている事に驚いています。
ティグルがアレクサンドラの足に矢を穿ちました。
これで彼女は動けなくなります。
勝機が到来したのですがアルトリウス派の助っ人が登場しました。
雷を操る大男で落雷を落として戦場をかき乱します。
混乱している間にアルトリウス派の騎兵がアレクサンドラを抱えて逃走する事になりました。
勝利したギネヴィア派は戦力の再編成を行う事になります。
ギネヴィアは竜の鱗を剥がし盾を作る事にします。
今回の戦闘で竜の鱗で作った盾が有用であると証明されました。
ギネヴィア派は積極的に増産を決めました。
ティグルがギネヴィアの護衛役として彼女に張り付く事になります。
ギネヴィアの鱗剥がしは見世物となってしまいました。
ティグルとギネヴィアが良い仲であるとの噂が流れる事になっています。
リネットはこれは好都合と思ったようですね。
彼女は何とかしてティグルを自軍に留めておきたいと考えています。
リネットの父親や長兄はティグルの事が気に入りリネットを娶って欲しいと言い出しています。
リネットはギネヴィア派の中で疎まれ始めています。
彼女の辣腕ぶりに危機感を抱く者が増えてしまいました。
そこでリネットは一旦ギネヴィア派の本陣から離れる事にします。
彼女は態度を保留しているアルネ子爵の元に向かう事にしました。
ティグルとリムが先行して道中の安全を確保する事になります。
ギネヴィアはリネーアを使者として使わす事が不安なようです。
「あなたが必要なの。必ず戻ってきてね」と言ってくれるギネヴィアにリネットは嬉しくなっています。
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第2話 猫の王
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リネットに先行したティグルとリムは途中の村で山賊が出るとの話を聞きました。
彼らの為に山に分け入り山賊を退治する事にします。
山の中にある廃屋で少年たちと遭遇しました。
彼らはアルトリウス派の志願兵でした。
ティグルが竜殺しだと知っていて早々に降伏します。
彼らの指揮官が病気になっていました。
ティグルは指揮官を助ける事にしました。
メニオという男で少年たちの村で役人の真似事をしていたそうです。
村は水源をめぐり2派に分かれて争ったそうです。
少年たちの親は負けてしまい処刑されてしまいました。
村に残っていても少年たちも同じ運命を辿る事になるのでメニオが連れ出したそうです。
行く当てのないメニオ達はティグルの配下に入る事になりました。
メニオは読み書きと計算が出来ました。
ティグルは彼に自分の書類仕事を任せる事にしました。
何れブリューヌに帰国する際は付いてくる事になりました。
リネットが合流して子爵領に入りました。
少年たちが子猫を拾ってきました。
リネットが猫好きだったので飼う事を許される事になりました。
その子猫は自らを「猫の王」と名乗り喋る猫でした。
少年が付けたケットって名前を偉く気に入っています。
ケットはティグルにしか話しかけてきません。
彼はモルガンに仕えているそうです。
ティグルがモルガンの名を出すと「不敬であろう」と言って怒ってきます。
道中で子爵の兵士の私物が盗まれる事件が発生しました。
リネットの部下たちが疑われティグルが仲裁に入る事になりました。
ティグルは森に小さな足跡を発見しました。
盗みを働いた犯人が居ると判断したティグルは一人森に分け入ります。
森の中でケットが待っていました。
他に誰も居ないのでティグルとケットが会話しています。
ティグルが精霊に魅了されそうになりケットに助けてもらっています。
ケットは盗みを働いた犯人を知っているようでした。
自分が話を付けてくると言って倒木の裂け目に滑り込みます。
戻ってきたケットが話は付いたと言ってきました。
失せモノを返す対価として蜂蜜酒が必要だと言っています。
ケットは己の信用を対価として報酬を後払いする約束を纏めました。
ティグルはケットの顔を潰さないために蜂蜜酒を用意する事になりました。
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第3話 サーシャとアルトリウス
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アルトリウスは敗北し傷を負ったアレクサンドラの事を労わってくれます。
彼女の事をサーシャという愛称で呼ぶことになります。
サーシャはアルトリウスの王としての器の大きさに感銘を受けています。
そこにモードレッドという巨漢がやって来ました、戦場で雷を乱発した彼です。
彼はサーシャの容姿が気に入ったようですね。
彼女のおっぱいを揉もうとしてきますよ!!
サーシャは抵抗しようとしますが動けませんでした。
モードレッドはアルトリウスやサーシャを蘇らせた悪しき精霊マーリンの息子です。
精霊と人間のハーフです。
アルトリウス派の蘇った騎士たちはマーリンに逆らえない誓約を結ばされています。
モードレッドは動けないサーシャが睨んでくるのでおっぱいを揉むのをやめました。
アルトリウスがやってきた目的を聞いてきます。
アルトリウスが精霊と人間の混ざりものと彼の事を表現すると激高してますね。
モードレッドは自分の出自に不満?不安か?があるようです。
マーリンのお言葉だと言ってジスタートに潜む魔物を狩りだすがよろしい、と告げて立ち去りました。
サーシャはアルトリウス自慢の浴場で入浴していました。
気分転換に泳いでいるぞ!そうとう広い浴場のようです。
そこにモードレッドがやって来ました。
サーシャに近付き動くなと命じてから彼女のおっぱいを揉んできたぞ。
首を掴まれサーシャは苦しそうにしています。
それをアルトリウスが助けてくれました。
彼もモードレッドには逆らえない筈なんだけど・・・
激高したモードレッドはアルトリウスを攻撃してきましたが、彼の攻撃はアルトリウスに当たりませんでした。
絶対的な優位を覆されて混乱しているモードレッドの前に弓の王がやって来ました。
弓の王はモードレッドを揶揄い彼に攻撃を仕掛けさせます。
弓の王には動くなというモードレッドの命令が効かないようですね。
弓の王の視線に恐怖したモードレッドは浴場から逃げました。
サーシャは弓の王はアルトリウスよりも高位の存在かもしれないと感じています。
弓の王に気圧された事実を認められないモードレッドは中立を守っている村を襲います。
そこで非道の限りを尽くしています。
自分の戦闘能力が健在である事を確認できて満足したようです。
しかし弓の王に刻まれた恐怖心は拭えなかったみたいだね。
アルトリウスの元に円卓の騎士二人が帰ってきました。
ボールス卿とガラハッド卿です。
二人はアルトリウスと親しいようです。
サーシャはボールスと模擬戦を行う事にしました。
結果はサーシャの勝ちだったのですがボールスがとても強い事が分かりました。
陽気な彼はサーシャの腕を認め彼女がアルトリウスの味方である事を喜んでいます。
サーシャは二人から生前のアルトリウスの冒険譚を聞くことになりました。
サーシャはアルトリウス派の実務を担ってくれているダヴィド公爵と会っています。
ダヴィッドが兵の管理や兵站の準備をしてくれているようです。
ダヴィッドはサーシャが戦場で指揮を執り自分が後方から兵を支える事に満足しているようです。
二人の関係は良好と言えます。
サーシャはダヴィドに兵の準備をお願いしています。
ボールスとガラハッドはアルトリウスの命でどこかに向かっています。
二人は王宮に戻ってくる前は大陸に渡って魔物の討伐をしていました。
しかし魔物には出会えず数体の竜を倒したそうですよ。
二人は魔族が竜を使って人間を襲い始めていると疑っています。
アルトリウスは魔物を討伐する事を目指しているようですね。
ティグル達と協力する事はあるのでしょうか?
二人は一緒に蘇ったパーシバルを討ち取った相手に興味深々のようです。
二人は悔いを残さぬ死を求めています。
強敵と戦い殺される事を望んでいる?
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第4話 ボールス卿とガラハッド卿
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アルネ子爵の城でリムとリネットが仲良く入浴しています。
リムの豊満な胸がお湯にぷかぷか浮いています!!
リネットはリムを護衛として連れてきて良かったと痛感しています。
護衛がティグル一人だけでは呑気に入浴できなかったようです。
リネットがティグルに惚れている事が発覚しましたね。
リムとティグルの関係を揶揄っている場面での出来事でした。
リネットはティグルへの感情を抑えきれなくなっているそうですよ。
アルネ子爵と面会しアルトリウス派の使者が二人来ている事を教えられました。
騒動を起こさないように彼らとの接触を控えるようにお願いされています。
リネットは威嚇手段としてティグルを同席させています。
ティグルの竜殺しの武勇が轟いていて交渉はリネットペースで進んでいます。
アルトリウス派の使者とアルネ子爵の城で会う事が決まりました。
アルトリウス派との会談にはリネットとリムの二人で臨む事になりました。
これはアルネ子爵がそれを懇願した結果です。
ティグルは与えられた別室で待機する事になりました。
そこにボールスがやって来ましたよ。
ケットはボールスと顔を合わせたくないらしくベッドの下に隠れてしまいました。
ボールスはティグルに蜂蜜酒のお礼を言ってきました。
ケットが交渉した相手の友人とはボールスだったようです。
ボールスからパーシバルの最後がどうなったかを聞かれる事になります。
ティグルはパーシバルの仇として恨まれていると思っていましたがボールスは恨んでいないと言ってきました。
ティグルはボールス達が蘇った理由を聞いてみる事にしました。
ボールスは魔物を退治する為に蘇ったと告げて帰っていきました。
リネットとボールス、ガラハッドとの交渉は平行線で終わりました。
その席でガラハッドがティグルへの果たし状を渡してきました。
ギネヴィアの元に戻った三人は誰が決闘に赴くのか話し合う事になります。
パーシバルと同程度の強者と予想されるのでギネヴィアも同行する事が決まります。
ギネヴィアはヴァレンティナに魔物に付いて聞いてみる事にします。
戦姫である彼女にガラハッドとの決闘に加勢して欲しいとの思惑も持っていました。
リネット、ティグル、リムを連れて話を聞きに行きました。
ヴァレンティナはサーシャが魔物と戦った事があると噂で聞いたと言っていました。
ヴァレンティナはリムの持っている双紋剣に興味を示しています。
竜具と同じような力を持った武具が存在してもおかしくはないと言っています。
彼女は魔物を倒す為に過去の人間が作った物かもしれないと言っています。
ヴァレンティが未だに満足に動けないと理解した一同は決闘への同行を願い出るのを断念しました。
ヴァレンティナとの会談を終え戻る途中でリネットが彼女は嘘を吐いていると教えてくれました。
リネットはヴァレンティナは魔物に会ったことがあり何らかの取引をしていた可能性があると指摘しました。
リネットの話を聞いたリムは納得しています。
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第5話 まつろわぬ神の神殿
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ガラハッドが指定した決闘場所は山の中にありました。
まつろわぬ神の神殿です。
ティグル達が到着すると既にガラハッドが待っていました。
円卓の騎士が大好きなギネヴィアはガラハッドを説得しようと試みます。
しかしガラハッドは問答無用で攻撃してきました。
彼の攻撃をギネヴィアとリムが結界で防ぎます。
そうすると一同は不思議な空間に囚われる事になりました。
バラバラに囚われたようですが三人はガラハッドの過去を見せられました。
ティグル達は生前のアルトリウスと円卓の騎士のやり取りを見る事になりました。
ランスロットという騎士がはアルトリウスの妻を殺したトルバランを追って大陸に向かいました。
パーシバルはランスロットを追いかけて加勢したいとアルトリウスにお願いしています。
アルトリウスは大陸に渡る事を禁じました。
アルトリウス、パーシバル、ボールス、ガラハッドが聖杯の盃を飲んで転生する場面に変わります。
ここでティグル達は彼らが蘇らせてくれた精霊マーリンに逆らえない事を知ります。
まつろわぬ神殿に戻ったティグル達はガラハッドが過去を見せる為に決闘と称して呼び出した事を知りました。
ティグル達がガラハッドの過去を見せられている間、ガラハッドはティグル、ギネヴィア、リムの過去を見ていたそうです。
過去を見た結果ティグル達が魔物と無関係であると分かったと言っています。
ティグル達が魔物と無関係だと知ったガラハッドから敵意が消えました。
ギネヴィアは円卓の騎士と戦うという悲壮な覚悟でやってきていたので拍子抜けしています。
そこにモードレッドがやって来てガラハッドに裏切るのか?と問いかけてきました。
モードレッドはガラハッドを攻撃してきました。
巻き込まれたティグル達はガラハッドを助ける事になります。
ガラハッドがモードレッドの雷を抑え込む技を見ていたリムが双紋剣の新しい使い方を掴みました。
ガラハッドは魔弾の王と知り合いだったので黒弓の機能を知っていました。
ティグルに己の神器の力を流し込んでくれます。
リムとギネヴィアもティグルに己の神器の力を流し込んでくれました。
ティグルの矢を受けてモードレッドが無力化されました。
精霊と人間のハーフだったので精霊の部分が現れる事になってしまいます。
それは天災と言える竜巻でした。
ガラハッドがティグルと二人だけで話したいと言ってました。
リムとギネヴィアが離れるとガラハッドは跪いてケットに謝罪してきました。
ケットとガラハッドは知り合いだったぞ。
しかもケットの正体を知っているようですね、ケットの事を敬わっています。
ガラハッドは共闘してモードレッドの精霊体を倒そうと言ってきましたがケットが断っています。
モルガナが湖の精霊に助力をお願いしたそうです。
ガラハッドが居ると話がややこしくなるので帰れと言われてしまいます。
ガラハッドは素直に従いその場から去りました。
ケットの提案でガラハッドは別な方法でモードレッドを無力化する為にその場を離れた事にしました。
リムは疑いの目を向けてきますが納得してくれます。
ケットが教えてくれた対抗策は山を崩す事でした。
竜巻も地面に立っているので足場を崩して無力化を図る事になります。
リムとギネヴィアに神器の力を流し込んでもらい矢を放ちました。
矢は竜巻の足元に当たり大爆発を起こし山を崩壊させる事になります。
足場が崩れたので竜巻の勢いが弱まります。
そこにモルガナと湖の精霊の歌声が響いてきました。
歌声には不思議な力があり竜巻の勢いを鎮め、木々を繁茂させました。
歌声がやむと人間の姿に戻ったモードレッドが現れます。
モードレッドはティグルを殺そうとしてきました。
リムが双紋剣を使いモードレッドの雷を防ぎます。
突撃してきたモードレッドを青い剣から発生させた光で貫きます。
モードレッドは精霊の力を失っていきました。
無防備になったところをティグルが射殺す事になりました。
リムが双紋剣の力を引き出せるようになったね。
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エピローグ
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モードレッドの死を離れた場所から見ていたマーリンが馬鹿笑いしています。
出来損ないの息子が思わぬ役に立ったと言ってご満悦の様子です。
ちょっとモードレッドが可哀想になるね。
マーリンはティグルの力が見れて満足気でした。
マーリンの口ぶりからすると彼を解放する為にアルトリウス派は戦争をしているようですね。
死に物狂いで地上に地獄を顕現させたまえ!と言っています。
ガラハッドとボールスは大陸に向かう船の上に居ました。
ボールスは虹色の石を手に入れたようです。
それが彼の求めていた物のようですよ。
パーシバルを倒したティグルとも会えたのでもう心残りは無いと言っています。
彼らは大陸で魔物を倒して回る事になるのでしょうか?
ギネヴィアと別れてティグルとリムは先遣隊に追いつこうとしています。
道中の宿屋でティグルはリムにケットが猫の王であり喋れる事を教えました。
リムは信じてくれたのですが彼女にケットの声は聞こえませんでした。
ティグルがケットに理由を尋ねると王は王を認めるのだ、と言われました。
これってティグルが王になるって事なのか?
ティグルとリムは先遣隊が敗北したって報を聞くことになりました。
先遣隊を任された侯爵はギネヴィア派への参陣が遅れたので焦っていました。
手柄が欲しい彼は急いで南進してギネヴィア派の町を襲いました。
陥落した町でギネヴィアが禁じている略奪を行います。
これは予想外に被害を出してしまったので士気を保つためでした。
町で略奪している間にアルトリウス派の騎兵が救援にやって来ました。
略奪を楽しんでいた先遣隊はアルトリウス派に討ち取られる事になりました。
サーシャも指揮官としてやって来ています。
サーシャはガラハッドがモードレッドを罠に嵌めて殺してくれた事を知ります。
リムに付けられた傷が癒えたサーシャは存分に動けるようになりました。
彼女は自分を厚遇してくれるアルトリウスの為にリムを殺す覚悟を決めました。
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成分美少女戦闘作戦恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAAABBA
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名前愛称国籍武器
ティグルヴルムド=ヴォルンティグルブリューヌ黒弓
リムアリーシャリムジスタート双紋剣
ギネヴィア=コルチカム=オフィーリア=ベディヴィア=アスヴァールオフィーリアアスヴァ―ル小杖
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