ラノベの感想) ネクストライフ 第2巻 (ヒーロー文庫)
概略:
初めての人間の街にアネット達は興味津々です。行動の指針を決める為に情報を集めます。魔物使いを優遇している国が存在すると知りました。アネットの安全と快適な生活を確保する為にその国に向かう事にします。その国までの経路が分からないので酒場で冒険者としての仕事をこなし資金と情報を得る事にします。マリウスがカルチャーショックを受ける事態が発生しました。嬉しい驚きを得る事になります。マリウスの行動が契機となり王女と知り合う事になります。この王女が魔物を忌避しない人物でした。国を救いたいと考えている王女には権力がありません。マリウスが強力な魔法使いだと知った王女は仲間に成らないか?と誘ってきます。
レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2013/11/30
著者:相野仁
イラスト:鵜飼沙樹
ISBN:978-4-07-292706-9
雰囲気:情報収集、混浴、部屋割り、クエスト、覗き、王女、ダンジョン攻略、誘惑、従者獲得
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ペドラからの定期連絡が途絶えたと知ったルーベンスは調査を開始します。
ペドラが倒された事を前提にしていますよ。
敵が強敵だと考えたルーベンスは殺されても惜しくない配下を調査に向かわせました。
ルーベンスは非常な決断が出来る魔人のようですね。
強敵かも知れません。
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マリウス、アネット、デュラン、ベンがルイエの街に到着しました。
始めて人間の街に入る彼らはその光景に圧倒されています。
自分たちに足りないのは情報だと理解している彼らは露店商に話しかけ情報収集を始めました。
あまり有用な情報を得る事は出来ませんでしたね・・・
マリウスがゲーム知識から酒場で情報が得られるかもと考えます。
酒場に向かい情報収集を始めました。
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店主に話かけて情報を得ようとします。
情報には対価が必要でした。
資金わ稼ぐためにマリウス達は店主からモンスター退治の依頼を受ける事にします。
店主はマリウス達の実力に懐疑的でした。
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依頼されたのはグリフォン討伐とレイクスネーク討伐です。
難易度の高そうなグリフォン討伐から実施します。
モンスターマスターのアネットが居るので楽勝でした。
アネットはグリフォンと仲良くなり彼から話を聞く事ができました。
一時はグリフォンを仲間にするって意見も出たのですが食費が掛かり過ぎると分かり断念します。
仲良くなったグリフォンを討伐するのは気が引けます。
どうするのかと思ったら討伐した証拠として提出する事になっていた翼と爪を貰える事になりました。
翼はもいでも直ぐに生えてくるそうです。
グリフォンには人間の居ない場所に住処を移してもらう事になりました。
レイクスネークは普通に討伐しています。
彼らとは友達になれませんでした。
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依頼を達成してマリウス達は酒場に戻ります。
余りにも早く帰って来たので店主は依頼に失敗したと思ったようです。
討伐した証拠を提示すると驚いています。
鑑定して貰う事になり一日その街に留まる事になりました。
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宿を決めてから公衆浴場に向かう事にします。
宿屋で小さな問題が発生しました。
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マリウスはアネットと同室に泊まるのは不味いと考えています。
部屋を頼むと二人部屋か四人部屋しか無いと言われました。
マリウス、デュラン、ベンが三人部屋、アネットが一人部屋を頼みたかったのですが無理でした。
デュランとベンはマリウスの幻覚魔法で人間の姿に成っています。
離れているのは不味いって事になり四人部屋を頼む事になりました。
マリウスはアネットと同部屋で良いのかな?と不安になっています。
アネットの方はあまり気にしていませんよ。
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デュランとベンは熱いお湯が苦手なので風呂に入るのを拒みました。
マリウスとアネットの二人で公衆浴場に向かいます。
ここでもマリウスがカルチャーショックを受ける事になります。
マリウスは男湯と女湯に分かれていると思っていました。
この世界の公衆浴場は混浴でしたよ!!
アネットはマリウスの見ている前で服を脱ぎだし入浴準備を始めます。
マリウスは慌てていますがアネットから公衆浴場は混浴が当然だと教えられ焦っています。
マリウスはアネットの裸を他の男に見られたく無いと考え彼女に幻覚魔法を掛けました。
うーん既に彼氏気分になってませんかね?
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風呂場には若い女の子がいたのですがマリウスの姿を見ても平然としています。
アネットの言う通りこの世界では混浴が当たり前だって事が確認できました。
マリウスは得した気分になってないですか?
すげー良い世界のように思えてきました。
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入浴中に周辺の街と周辺国の情報を獲得しました。
今いるホルディアって国は行く末が危ういそうですよ。
支配している王族は力を失い貴族たちは堕落しているそうです。
話してくれた人は近々別の国に移り住むと言っています。
北にあるヴェスターって国が魔物使いを優遇していると教えてくれました。
マリウスはアネットなら優遇されるかも?と期待します。
宿に戻り4人で今後の計画を話し合う事にします。
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話し合いは早々に結論に達しました。
モンスターマスターのアネットが優遇される事を期待してヴェスターに向かう事が決まります。
しかしヴェスターに向かう道順が分かりませんでした。
翌日酒場の店主から情報収取する事にします。
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ベッドが二つしか無いので誰と誰が一緒に寝るのか決める事になります。
デュランとベンはマリウスとアネットが一緒に寝ろと主張しましたが二人に否定されます。
結局アネットとベン、マリウスとデュランが同じベッドで寝る事になりました。
四人部屋なので一緒のベッドで寝てもエロイ事は出来ないと思うんだけどね・・・
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酒場に向かい鑑定結果を聞く事になります。
店主は鑑定結果は正しくグリフォンとレイクスネークを討伐した事を認めてくれました。
店に集まっている冒険者達は驚いています。
貰った報酬から情報料を払い情報を聞き出す事になります。
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ヴェスターへの道順を聞き出し複数ある事が判明しました。
一番近い道は荒廃していて女の子連れで向かうべきでは無いと言われます。
安全な遠回りな経路で向かう事を勧められました。
どちらの経路で向かうか検討する事になります。
自分の目で状況を確認すべきとデュランが主張したので危険だと言われている経路に行ってみる事にしました。
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危険だと言われたウィガロ侯爵領に入ると予想外に治安が良い事が分かりました。
街の人に治安が安定している理由を聞くとアステリア王女の従者をしているミレーユって人物のお陰だと教えられました。
ミレーユって人物が高位の魔法を使えると分かったので近づかない事を決めます。
デュランとベンにかけている幻覚魔法が見破られてしまう可能性があるからね。
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酒場に向かい更なる情報収集と資金稼ぎに依頼を受ける事にします。
近くの森の調査を請け負う事になりました。
最近街に盗賊が攻めてきてミレーユに討伐されたそうですが彼らの根城が分からずじまいでした。
森の中に根城があった場合ゴブリンなどに住みつかれても困るので調査して欲しいそうです。
森に入り二手に分かれて調査する事になりました。
戦力的理由からマリウスが単独行動を取る事になります。
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一人で調査していたマリウスが昼時になったのでアネット達と合流しようとします。
探知魔法でアネット達の居場所を特定しました。
三人組の反応が二つ現れます。
近い方に向かう事にしたのですがラッキースケベイベントに遭遇しました。
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向かった先に湖があり三人の美女が全裸で水浴びしていました。
驚いたマリウスが声を上げてしまい気付かれてしまいます。
公衆浴場では混浴だったのに美女たちが悲鳴をあげています。
マリウスは理不尽さを感じつつも素直に謝罪しています。
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三人の美女は会わないように注意しようと考えていたアステリア王女一派でした。
マリウスはアステリア王女と護衛のミレーユと侍女のイザベラの全裸を見てしまいました。
ミレーユはアステリア王女の全裸を見たマリウスに憤慨していますがアステリア本人は余り気にしていません。
アステリア王女はマリウスと接触したかったようですよ。
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マリウスがミレーユを越える魔法使いだと知り仲間にならないか?と誘ってきます。
マリウスは仲間が居るので勝手に決められないと態度を保留しました。
アステリアは仲間に会わせて欲しいと言ってきました。
彼女がどんな人物か分からないのでマリウスは断ろうとしますが裸を見ただろと言われてしまい断れなくなります。
マリウスはアステリア一派をアネット達に紹介する事になってしまいます。
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マリウスが知らない人間を連れてきたのでアネット達は警戒しています。
マリウスからアステリア王女だと紹介され驚いています。
接触を回避しようと言っていたミレーユまで連れてきたのでマリウスが攻められる事になります。
アステリアからマリウスが水浴びしていた彼女達の全裸を覗かれたと説明されてしまいます。
アネットが冷たい目を向けてきました。
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アステリアが魔物を差別しないと発言したので彼女に対する警戒心が緩みます。
アステリアはデュランとベンがオークとコボルトだと言い当てて来ました。
何となく空気の流れが違うので分かったそうですよ。
正体がバレてしまったのでデュランとベンにかけていた幻覚魔法を解く事にします。
アステリア、ミレーユ、イザベラは彼らの姿を見ても忌避感を示しませんでした。
これもアネット達に好印象を与えました。
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アステリアは疲弊している国を建て直そうと考えています。
しかし戦力がありませんでした。
彼女の味方はミレーユとイザベラしか居ないそうです。
ミレーユが統治者の代理として表立って活動しているのはアステリアが目立たない為でした。
目立った活躍を示すと暗殺される危険があるそうです。
アステリアは強力な戦力を欲していました。
マリウスが強力な魔法使いだと分かったので味方に引き入れたいそうです。
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マリウス達が魔人に狙われている事も見破ってしまいます。
マリウス達は隠し事が下手なので誤魔化す事ができませんでした。
味方になるならばアステリアが一定の権力を手に入れるまで付き合ってほしいそうです。
相談の結果マリウス達はアステリアに力を貸す事にしました。
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アステリアから幻覚魔法の掛け方に問題があると指摘されてマリウスが落ち込みます。
最初にかけてからマリウスは一度も幻覚魔法で容姿を変更していませんでした・・・これは間抜けです。
マリウス達はアステリアの屋敷に滞在する事になりました。
一人部屋が与えられる事になりました。
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アステリアからこの国に魔王デカラビアが封印されている事を教えられます。
魔人達がデカラビアの復活を画策しているようですよ。
復活された場合は再封印する必要があります。
試練の地下遺跡にデカラビアを封印するする事が出来るマジックアイテムが安置されています。
それを入手して来て欲しいと依頼されました。
マリウス達は快諾して地下遺跡に向かいます。
アステリアはアイテム入手に失敗すると思っていたようですがその期待は裏切られます。
アステリアは魔法使いとモンスターマスターのコンビの有用性を理解できていませんでした。
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地下遺跡に潜ってすぐに蝙蝠型のモンスターの襲撃を受けました。
マリウスが防御魔法を唱えたのですが突破されます。
マリウスは自分の魔法が強力過ぎると自覚しているので威力を抑えていました。
アステリアから遺跡には魔法を弱体化させる結界が施されていると聞いていたので以降マリウスは強めに魔法を行使する事にします。
遺跡の中で複数のモンスターと遭遇したのですがアネットが片っ端からテイムしました。
普通のパーティならば進むのに苦労するのですがアネットのお陰で簡単に最深部に到達しました。
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最深部にはアイテムを守るゴーレムが配置されていました。
アステリアは魔王を倒せる力があるのか試す目的も兼ねてゴーレムが配置されていると聞かされていました。
マリウスは地下遺跡に敷設されている魔法を弱体化させる結界は効果が高いと考えているので一級魔法を強めに放ちました。
雷撃の魔法を放ったのですがマリウスの予想を越えた規模で発動しました。
空から電撃が降って来る事になりました。
地下遺跡は山の下に存在したのですが山が消滅させ天上をぶち抜いて雷撃がゴーレムに当たりました。
ゴーレムは消滅してしまいます。
威力が高すぎたので地下遺跡まで消滅してしまいます。
マリウスはアステリアに叱られると恐れています。
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瓦礫の下から問題のアイテムを見つけだしアステリアの元に報告に向かいます。
アステリアはマリウス達が失敗すると思っていたのでアイテムを入手してきたと聞かされ驚いています。
更に使た魔法の威力が強すぎて試練の地下遺跡を破壊してしまったと聞かされて悲鳴をあげています。
アステリアは地下遺跡を破壊しても問題は無いと言ってくれました。
マリウスは安心したのですが本当は困った事になったようです。
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アステリアから魔人に見つかった可能性があると指摘されます。
マリウス達は慌てますがアステリアは直ぐに攻めてくる事は無いので鋭気を養うべきだと諭します。
魔法を使った地下遺跡とアステリアの屋敷とは距離があるので直ぐに場所を特定される心配は無いと言っていました。
マリウス達は安心して眠る事にします。
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マリウスの夢の中に三人の夢魔が出てきました。
マリウスが魔法で対抗すると目が覚めてしまいます。
アネット達も攻撃を受けているのでは?と考えたマリウスは彼女達を起しに行きます。
アネット、デュラン、ベン、アステリア、ミレーユ、イザベラは眠らされていました。
起そうとしても目覚めてくれません。
彼女達は苦悶の表情を浮かべています。
マリウスはもう一度眠る事で夢魔を撃退を試みます。
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夢の中で三人の夢魔と対峙する事になりました。
夢魔の魔人ゾフィ、配下のアルマとエルムが性技を駆使してマリウスを昇天させようとしてきます。
魔法で対抗すると夢から覚めてしまうそうですよ。
マリウスは非常に羨ましい気持ち良い体験をしているのですが憔悴しています。
魔法では対処できませんよ。
考えた末に直接彼女達に接触し魔力を流し込む事にします。
魔力は個体差があり他人の魔力を流し込まれると害になるそうです。
マリウスは自分の魔力を流し込み彼女達の体内をかき回しました。
大量の魔力を流し込まれた夢魔たちは大ダメージを受けました。
夢を解除する事になります。
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マリウスがアネット達の無事を確認するとアルマとエルムが現れました。
二人はマリウスの配下に入りたいと言ってきます。
マリウスの強力な魔力が気に入ってしまい彼の従者に成りたいと言っています。
断っても聞き入れてくれません。
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一時的に撤退したゾフィは街の人間から精気と欲望を吸い上げ己の力を底上げして再挑戦してきました。
負けた場合はマリウスの配下になる、自分が勝ったら自分の配下に入れと言ってきます。
マリウスは二人居るので要らないと断りますが目が嫌らしいぞと指摘されます。
ゾフィは全裸同然の格好をしているの仕方ないよね。
マリウスがゾフィの攻撃を防御魔法で反射しました。
ゾフィは己の放った攻撃を受けてしまい敗北しました。
負けたゾフィはマリウスの配下に成ると言ってきます。
気に入られたようですね。
マリウスが断るとアルマとエルムは良いのかズルイぞと言われてしまいます。
マリウスは断れなくなりました。
アステリアがゾフィの申し出を受けても良いと言い出します。
マリウスはアネット達に相談して断ってくれる事を期待します。
アネット達も魔人が味方になるのは心強いと賛成してしまいマリウスは味方を失いました。
アネットが乗り気ですね自己紹介を始めています。
マリウスはアネットの考えを否定できないので決まりだね。
ゾフィとエルムとアルマはマリウスの配下となりました。
ご主人様と呼ばれているよ・・・美人夢魔が三人も・・・羨ましい。
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ルーベンスの元にアルベルトという魔人とセンドリックという魔人が戻ってきました。
センドリックはペドラの弟です。
姉の仇を討ちたいと言っていますね。
ルーベンスはゾフィがマリウスに付いた事を知りません。
ゾフィが失敗した場合はセンドリックにマリウスを任せると言っています。
ルーベンスはセンドリックでは勝てないと分かっているのですが血気にはやっているので致命的な失敗をする前に排除するつもりです。
アルベルトにアウラニース様の封印地が特定できないと報告されます。
ルーベンスは複数の魔王を復活させようとしているようです。
デカラビアに仕えていたので彼の復活を優先しているみたいだね。
アルベルトが立ち去るとアイリス様と恭しく呼んでいる魔人と対話しています。
ルーベンスがデカラビアの復活を優先してアウラニースの不況を買わないか心配しています。
アイリスはアウラニース様にとってはルーベンスごときはどうでも良い存在だと答えています。
魔王を「ごとき」扱いしていますね。
アイリスって何者だろうか?
ルーベンスよりも高位の存在なんだろうけど、アウラニースよりは下位なのか?
意外と魔人の組織は大きいように思えます。
マリウス達は何も知らないんだよねー
アステリアが何か知っていると良いのですが期待は薄そうですよ。
今のところ強力な配下を差し向けるつもりがなさそうなのが救いです。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 友情 | ラッキースケベ | 恋愛 | 巨乳 | 並乳 | 貧乳 |
評価 | AAA | BB | AA | AAA | CC | AA | A | BB |
名前 | 種族 | 性別 | 職業 | 乳 |
マリウス | 人間 | 男 | 魔法使い | |
アネット | 人間 | 女 | モンスターマスター | 並 |
ディラン | オーク | 男 | アネットの友人 | |
ベン | コボルト | 男 | アネットの友人 | |
アステリア | 人間 | 女 | ホルディアの王女 | 巨 |
ミレーユ | 人間 | 女 | アステリアの護衛 | 並 |
イザベラ | 人間 | 女 | アステリアの従者 | 貧 |
ゾフィ | 夢魔の魔人 | 女 | マリウスの従者 | 巨 |
アルマ | 夢魔 | 女 | マリウスの従者 | 巨 |
エルム | 夢魔 | 女 | マリウスの従者 | 巨 |
ネクストライフ 2 (ヒーロー文庫)
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