ラノベの感想) ネクストライフ 第3巻 (ヒーロー文庫)


概略:
アステリアは権力を獲得する為に時間を必要としていました。ゾフィがアステリア一派を支配下に置いたと嘘の報告をしてルーベンスの目を逃れて活動する事にします。アステリアは兄達の戦力を削ぐ事にします。マリウスの配下となったエルムがアステリアに知恵を貸しています。アステリアは良い相談相手が出来たと喜んでいます。兄たちと魔人の共倒れを狙う事にします。魔人を誘き出す為の餌が必要でした。マリウスが試練の地下遺跡で入手した封魔の宝石の偽物を作り魔人を誘き出す事にします。マリウス、アネット、アルマ、がイザベラに同行して素材集めに向かいます。

レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2014/9/30
著者:相野仁
イラスト:マニャ子
ISBN: 978-4-07-293781-5
雰囲気:偽の報告、アイテム作り、ドラゴン、ゾンビモンスター、刺客、一網打尽、魔王復活
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ゾフィ、アモス、エルムを仲間に加えたアステリア一派は作戦会議を開きます。
ゾフィがアステリアを支配した事にして魔人を倒す為に必要な時間を稼ぐ事になります。
ゾフィがルーベンスの元に報告に向かう事になります。
エルムがゾフィに知恵を授けていますね。
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ゾフィが離れた段階でアステリアに刺客が差し向けられました。
高度な魔法を使う相手だったのですがマリウスが規格外の防御魔法で撃退しました。
マリウスの魔法は威力が強すぎるな。
刺客は貴重な魔法防御用の護符を全て消費する事で生きながらえます。
刺客はマリウスの規格外ぶりに驚いています。
雇い主の元に戻り文句を言っていますね。
刺客の雇い主はアステリアの父である国王でした。
国王はアステリアを助ける為に刺客を彼女の部下にしようと考えています。
雇われるように命じていますよ。
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刺客を撃退したアステリアは魔人を倒す方策を考え始めます。
エルムが相談に乗っています。
アステリアは謀略を巡らせる事ができるエルムを貴重な人材と捉えます。
エルムはマリウスの配下なのですが彼がアステリアから感謝される為にアステリアに協力しているようです。
魔人が複数人存在すると知ったアステリアは魔人を集結させて倒す事を決めます。
その為には彼らを誘い出す餌が必要でした。
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マリウスが試練の地下遺跡で手に入れた魔王を封じる事が出来る宝石の偽物を作る事にします。
作成はアイテム作成が得意なイザベラに任せる事になりました。
イザベラから作成に必要な素材を聞き出し素材採集に向かう事になります。
アステリアは残るので戦力を分ける事になりました。
エルムの差配で配置を決めています。
イザベラ、マリウス、アネット、アモスが素材採集に向かう事になりました。
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素材採取に向かったイザベラ一行がその地域を守護するドラゴン(ブリドラ)と出会います。
モンスターマスターのアネットが説得してもドラゴンは協力してくれませんでした。
ドラゴンは人間たちに狩られるだけのモンスターから守って欲しいと庇護を求められ応じたそうですよ。
弱いモンスターを人間から守っているそうです。
マリウスはドラゴンの言い分を理解できたのですが折れる事はできませんでした。
ドラゴンに対して一騎打ちを提案します。
ドラゴンも方もマリウスが強敵だと理解していました。
ドラゴンはイザベラ達を通す理由を探していたようですね。
一騎打ちに応じ負ける事になります。
マリウス達が無駄にモンスターを殺さないと分かったので話に乗る事にしたようだね。
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アネットの力だモンスターから素材の在りかを聞き出しています。
モンスターと会話できるアネットにドラゴンが驚いていますね。
アネットの聞き出した情報に従い一行は洞窟に潜る事になりました。
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洞窟内に霊魂が漂っている事を教えるとアネットとイザベラが怖がりました。
二人は霊魂に恐怖を感じています。
怖いのでマリウスに抱き着いてきました!!
マリウスは至福の時を過ごす事になっています。
霊魂の存在に感謝しているね。
エルムとマリウスは魔法を使うので霊魂の存在に敏感です。
慣れているので怖くないようですね。
エルムはマリウスを幸せに出来て嬉しそうにしています。
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マリウスが異様な気配を察知しました。
強力な敵が存在していると感じ取ったマリウスは自分一人で戦いに向かいます。
仲間達はマリウスの強さを理解し始めているので彼を送りだしています。
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マリウスは双頭竜(ザッハーク)の死骸を発見しました。
二つの頭と心臓を同時に破壊しないと倒せない強敵の筈なのですが一撃で撃破された痕跡が残っていました。
最初死骸だと思って近づくと動きだします。
ゾンビ化されていました。
マリウスには余裕がありますね、ゾンビを作った人物に興味の対象が移っています。
ゾンビはマリウスの規格外の魔法で倒されました。
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更に洞窟を降りて行くと翼を持つドラゴン(バハムート)の死骸を発見しました。
バハムートもゾンビ化していましたね。
同じように一撃で倒されてゾンビにされたようです。
マリウスはゾンビを作り出したと思われる人物について色々と考察しています。
バハムートもマリウスにより倒されました。
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無事に必要な素材を採取してアステリアの元に戻る事になります。
強敵が出てきたのですがマリウスが居れば簡単に対処できてしまうのね。
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マリウス達が留守にしている間にアステリアを襲った刺客が仕官してきました。
依頼者にアステリアに雇われろと命じられたと言っています。
雇い主がアステリアの父親である国王だと教えられアステリアは雇う事にします。
マリウス達が戻って来たので刺客が幻術を解いて姿を自己紹介する事になりました。
刺客はバネッサという女性でした。
「屍山」って異名をを持つ凄腕の殺し屋なのですがスカートに憧れている可愛い人でした。
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アステリアが侍女の姿で仕えろと命じるとスカートを履くのか?と狼狽しています。
バネッサはスカートを破廉恥な衣服と捉えていました。
アステリアがズボンを履いても構わないと伝えると「私のときめきを返せっ!」と叫ばれます。
本当はスカートを履いてみたかったのね?
マリウスはバネッサをギャップ萌え要員と捉えています。
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マリウスは素材採集に向かった先でブリドラに出会った事とザッハークとバハムートのゾンビが存在した事を報告しました。
話を聞いたアステリアもブリドラに気付かれる事無くザッハークとバハムートをゾンビ化出来る人物が存在すると考えます。
彼女も脅威に感じていたのですがエルムから違った見解を示されました。
エルムはザッハークとバハムートを倒したのはブリドラでゾンビ化したのは別人ではないかと指摘します。
マリウスとアステリアは同一人物がザッハークとバハムートを倒してからゾンビ化したと考えていました。
エルムの指摘を聞いて自分の見落としに気が付きました。
エルムの指摘した倒したのとゾンビ化したのは別って意見の信憑性が高いと判断します。
アステリアはエルムの存在を益々貴重に感じています。
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ゾフィが戻って来ました。
彼女が上手く説明したのでルーベンスはゾフィがアステリアを支配したと信じたそうです。
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素材採集で必要な素材を全て揃える事は出来ませんでした。
ゾフィ達が必要な素材スターダストを使った武具を見たことがあると判明します。
彼女達が潜入していた領地に武器が存在します。
ゾフィ達が武器を盗み出す事になりました。
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マリウスとバネッサがイザベラのアイテム作りを手伝う事になります。
マリウスはどうやって魔法を封じたアイテムを作っているのか興味深々だったので快く協力します。
イザベラの私室が作業場を兼ねていました。
彼女の部屋は女の子の部屋らしからぬ研究室然としていました。
マリウスはイザベラをマッドサイエンティストだと感じています。
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マリウスがアイテムの素材となる鉱石に魔法を封入する事になりました。
属性毎に次々と魔法を封入していきます。
普通の魔法使いなら疲弊して休憩を挟む事になるようなのですがマリウスは疲れを見せません。
それを見ていたバネッサが驚いています。
バネッサは術を封じ込める事になっています。
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イザベラは魔法を封じた鉱石を融合させて魔法を封入したアイテムを作る事が出来ました。
投げつける事で封じられている魔法が発動する仕組みです。
何で売り出さないのか?と問うとアステリアに止められているからだそうです。
それを聞いたバネッサはアステリアの思慮深さに驚いています。
アステリアはイザベラの有用性を隠しておきたいようですよ。
護衛を担当しているミレーユの実力は広く知られていますがイザベラは知られていません。
マリウスの実力も正しく知られていないのでアステリアは隠し戦力を増強できています。
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ゾフィ達がスターダストを使った武器を持って戻ってきました。
素材が揃ったのでイザベラが魔人を誘き出すのに使う「封魔の宝石」の偽物を作る事になります。
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アステリアとエルムが作戦を考えました。
アステリアの政敵である兄達の力を削ぎつつ魔人を倒す事になります。
兄たちが封魔の宝石を持っているって情報をルーベンスに知らせ誘き出す事にします。
マリウスが魔人を倒す事になります。
アステリアはマリウスの功績を取り込むために彼に求婚してきました!!
アステリアは以前冗談めかして求婚してきたのですが今回は本気のようです。
顔を赤くしてマリウスの様子を伺っていますよ。
アネットは否定しますがエルムに言いくるめられる事になります。
モンスターに対して忌避感を持たないアステリアが王位に就く事はアネット達にとってもプラスに成ると言っています。
マリウスにとってもアステリアと結婚する事は利益になると説明されています。
アネットはマリウスに迷惑をかけっぱなしなんだと自覚する事になりました。
この世界では強さは自分の身を建てる一番の武器となります。
マリウスの強さならどこかの貴族に仕官すれば贅沢に暮らせる地位を得られます。
マリウスはそれを捨ててアネット達に同行してくれていると思い知ったようです。
アネットの反駁が弱まりました。
結局のその場ではマリウスは返答しないよ。
マリウスはどうするんだろうね?
アステリアは美人でおっぱいも巨大ですからねー悩んでいます。
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ゾフィが危険を承知でルーベンスの元に封魔の宝石の存在を教えに行きました。
マリウスはその危険を軽視しています。
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マリウス、エルム、バネッサが偽物の封魔の宝石を王子達の屋敷に運び込みます。
ルーベンスの手下がやって来るのを待っている時にエルムが行動を起しました。
マリウスに幻覚や変身を見破る魔法をバネッサに掛かて欲しいと言われます。
バネッサが慌てていますね?
マリウスは不思議に思いつつバネッサに魔法を掛けました。
バネッサの変身が解けて正体が露わになります。
バネッサはゲーリックという魔人が変身していました。
偽物だった事とゲーリックを通じてルーベンスが罠の存在を知っている事は判明しました。
ゲーリックはマリウスに倒されます。
エルムはバネッサが現れた当初から偽物だったと知っていました。
知っていてゾフィを危険に晒した事になります。
マリウスが非道さを叱責するのですが、エルムが悲しみを堪えている事が分かりました。
エルムはゾフィにバネッサが偽物である事とルーベンスの元に向かうのが危険である事を伝えました。
ゾフィは死を覚悟してルーベンスの元に向かったそうです。
マリウスはゾフィ達の忠誠心が高い事を再確認したようです。
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アステリアの元に戻るとゾフィが無事に戻ってきていました。
再会を喜びマリウスに抱き着いてきます。
ゾフィの巨乳ちゃんがマリウスに押し付けられています。
ゾフィが危険な役目を引き受けたと理解しているアネットは何も言いませんでした。
アネットはゾフィにリードを奪われたと焦っているのでしょうか?
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攻めている魔人達をカッツィー平原に誘導しようと話し合っているところに魔人たちが現れます。
アルベルト、フランクリン、パル、センドリック、ザムエル、5人の魔人が現れます。
ルーベンスは別行動を取っています。
ザムエルが同等の力を持つコピーを作り出す能力を使います。
ザムエルの能力により魔人が65万人に増えました。
圧倒的な兵力差を生じましたね。
アステリアは敗北を覚悟したようですがマリウスには大した脅威では無いようです。
マリウスはアステリア達を魔法で後方に飛ばして一人で相手をする事にします。
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マリウスは敵を殲滅する為に一級魔法を手加減無しで使いました。
物凄い威力の魔法が炸裂する事になります。
夜だったのですが昼間のように周囲が光に満たされました。
アルベルトとフランクリンだけが何とか生き延びます。
彼らは強力な魔法を使ったマリウスが疲弊していると期待しましたがマリウスは疲れを感じていません。
彼の魔力量からすれば疲労を感じる程ではありませんでした。
強力な魔法を連発してアルベルトとフランクリンを消滅させます。
アルベルトが「目的は達した、デカラビアに殺されろ」って捨て台詞を残しました。
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マリウスは後方に非難させたアステリア達と合流します。
アステリアはマリウスが無傷だと知り驚愕しています。
彼の強さは理解しているつもりだったようですが呆れが入り始めています。
マリウスはアルベルトが死に際に「目的は達した」と言い残した事を伝えます。
それを聞いたエルムが驚愕しています。
ルーベンスがアルベルト達を捨て石にして魔王の復活に向かったと理解しました。
エルムが魔王デカラビアが封印されている候補地を告げます。
人があまり来ない場所で近くに水場が無いのに水棲モンスターが多発している場所と教えられます。
それを聞いたマリウスが封印地がどこか気付きました。
シュナイダー家の私兵だった頃にスライムを討伐したヴァユアの森です。
マリウスはイザベラからポーションを受け取り一人で現地に向かいます。
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デカラビアの封印地に到着したルーベンスをアイリスが向かえます。
アイリスは既に到着していて生贄の準備を終えていました。
デカラビアを復活させるには多くの生贄が必要だったようです。
アイリスは生贄にモンスターを使っていました。
モンスターを手軽に集めたくてモンスターマスターのアネットを狙っていたようです。
モンスターを生贄にする事にルーベンスは忌避感を抱いたようですね。
アイリスは必要な事と割り切っています。
二人は考え方に違いなあるね。
アイリスは復活をルーベンスに任せて帰ってしまいます。
残されたルーベンスがデカラビアを復活させました。
デカラビアは巨大なスライムの魔人でしたよ。
力を回復させる為にこの国の都に向かう事を決めました。
マリウスは間に合わなかったのね。
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成分美少女戦闘友情ラッキースケベ恋愛巨乳並乳貧乳
評価AAABBBAAAAACCAAABB
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名前種族性別職業
マリウス人間魔法使い
アネット人間モンスターマスター
ディランオークアネットの友人
ベンコボルトアネットの友人
アステリア人間ホルディアの王女
ミレーユ人間アステリアの護衛
イザベラ人間アステリアの従者
ゾフィ夢魔の魔人マリウスの従者
アルマ夢魔マリウスの従者
エルム夢魔マリウスの従者
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ネクストライフ 3 (ヒーロー文庫)

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