ラノベの感想) 英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~ 3 (HJ文庫)


概略:
リップルがは魔力を吸うと魔石獣を吐き出すようになってしまいます。イングリスのアイディアでリップルをアカデミーで匿う事になりました。国王はリップルと新たな天恵武姫の交換をお願いする事にします。天上領から大将軍を名乗るイーベルという少年が使者としてやってきました。取引材料は二つの街の接収でした。血鉄鎖旅団がそれを阻止する為に襲ってきます。イングリスは王城で血鉄鎖旅団の黒仮面と戦う事になります。同時にアカデミーではリップルから湧き出す魔石獣の掃討作戦が進行していました。最後に虹の王がでてきたよ。イングリスは虹の王と戦う事が出来るのか?

レーベル:HJ文庫
発行日:2020/7/1
著者:ハヤケン
イラスト:Nagu(なぐ)
ISBN:978-4-7986-2244-6
雰囲気:リップル保護、天上人の悪意、vs天上人、vs黒仮面、武器化の秘密、vs虹の王、食堂破壊
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魔石獣を吐き出すようになってしまったリップルをアカデミーで保護する事になりました。
各学年の優秀な生徒を集めて警備計画が練られる事になります。
イングリス、ラフィニア、レオーネ、リーゼロッテは一回生のメンバーに選ばれました。
作戦会議の場で特級印を持っている三回生シルヴァと無印者だけど強い二回生のユアと知り合います。
イングリスは二人と戦ってみたいと思っています。
ミリエラはそれをよく分かっていて止めています。
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シルヴァは魔印を持っていないイングリスが選抜された事に不満を唱えます。
リップルから魔石獣が出て来てイングリスとユアが殴り飛ばす事に成ります。
これでイングリスが無印者でもユアのように強い事が共有されました。
ユアは手刀で魔石獣を両断していますよ。
イングリスにも彼女の強さの秘密が分からないようですね。
分からない事は良い事だ戦ってみたいとの思いを強くしています。
ユアは人の名前を覚えるのが苦手でした。
イングリス達はあだ名を付けられる事になります。
ユアは見た目や印象であだ名をつけるのね。
おっぱいの大きいイングリスは「おっぱいちゃん」と呼ぶ事にしました。
レオーネもおっぱいが大きいので「二号さん」と呼ぶ事にします。
リゼロッテは髪型が縦ロールなので「とんがりちゃん」と呼ぶ事にします。
ラフィニアに怒られて怖かったのか?彼女は「小鬼ちゃん」と呼ぶ事にしました。
ユアは大物だね。
リップルの名前も覚えられないようで「ケモ耳さま」と呼んでいます。
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ラファエルとセオドアが隣国ヴェネフィックとの国境地帯に赴く事になりました。
ヴェネフィックが侵攻してきたからです。
アカデミーの一回生と二回生が出撃の準備を手伝う事になっています。
機甲鳥を機甲親鳥に積み込む作業を手伝っています。
ユアとイングリスは機甲鳥を抱えて運んでいますね。
ユアと会話するチャンスをイングリスは逃しません。
戦ってくれるようにお願いしています。
アカデミーの生徒は強くなりたいと考えている生徒が多いようですがユアは例外でした。
彼女は戦いたくないと断ってきます。
ユアはおっぱいが大きくなってモテたいと言っています。
手合わせする代わりにおっぱいを大きくする方法を教えて欲しいと言ってきました!!
イングリスは自然と大きくなったのでどうすれば良いのか分かりません。
友人たちに聞いてみる事にします。
レオーネもイングリスと同じで自然と大きくなったそうです。
リーゼロッテはその手の事に興味が薄いようですね。
ラフィニアがユアの気持ちが理解できると力説しています。
彼女はおっぱいを大きくするために色々な方法を試したそうですよ。
イングリスはラフィニアの試した方法は効果が無いのでユアには教えない事にしようと言っています。
ユアと戦いたくて必死になっているイングリスはエリスにも聞いてみる事にしました。
エリスは天恵武姫にそんな事を聞いてきたのはイングリスが初めてだと呆れています。
エリスは知らないし、興味も無いと答えています。
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セオドアがラフィニアに声を掛けてきました。
渡したい物があるそうですよ。
二人きりになろうとするのでイングリスが警戒しています。
ラフィニアの従騎士として同行すると告げています。
イングリスはセオドアがラフィニアに気がると思って警戒していますが、そんな気は無さそうですよ。
セオドアはレオーネとリーゼロッテも誘っています。
セオドアがラフィニアに治癒の奇蹟を付与した新しい魔印武具をくれました。
シャイニーフロウと回復魔術の二つが付与されている優れモノです。
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アカデミーに戻るとシルヴァが大怪我をしていました。
リップルから発生した魔石獣と戦う時に結界内にラティとプラムを取り込んでしまいました。
プラムを救おうとして襲われたラティを庇いシルヴァは大怪我を負いました。
三回生はラティを攻めていますがシルヴァは止めています。
シルヴァは無印者は守られる立場の人間と考えているようですね。
ラティを巻き込んだ事を謝っています。
ラフィニアが早速新しい魔印武具を試す事になりました。
ラフィニアが回復魔術を使いシルヴァの傷は治りました。
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イングリスが大汗をかきながら辛いパスタを食べています。
アカデミーの食堂で新メニュー案の募集が行われました。
イングリスとラフィニアは自分達好みの案を提案していました。
大食いの彼女達は大盛メニューを考えて投票していたのね。
他の生徒はあまりメニューに関心が無いのか二人のアイディアが通ってしまいました。
汗ばみながら激からパスタをほおばっているイングリスの色香に注目が集まっています。
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シルヴァが大怪我をしたと聞いて近衛騎士団長をしている兄レダスがアカデミーにやって来ました。
リップルを近衛騎士団預かりにすると言っています。
ミリエラは激昂していてい対話になっていません。
リップルから発生する魔石獣を逃したくないイングリスは自分に都合の良い提案をする事にします。
レダスがシルヴァを溺愛していると見抜いてそれを利用する事にします。
レダスがシルヴァを案じる気持ちはイングリスがラフィニアに抱いている気持ちと似ているようです。
イングリスは万全の準備を整えてからリップルを引き渡すべきだと主張しました。
それだけだとレダスが折れないのでシルヴァは近衛騎士団との連絡役にして護衛任務から外そうと提案しました。
シルヴァが魔石獣と戦う事が無くなると知ったレダスはイングリスの提案を受け入れました。
レダスが帰った後、イングリスはミリエラとシルヴァがリップルに魔力を供給して彼女が抱え込んでいる魔石獣を全て倒してしまおうと提案します。
余りにも力技に頼った戦術なのでその時は却下されました。
シルヴァは時間をかけて引き継ぎ作業を行う事になりました。
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虹の雨が降る夜にレオーネとリーゼロッテが王都の夜回りに出掛けます。
そこで二人は潜伏中のレオン、黒仮面、システィアと遭遇する事になりました。
レオンを発見したレオーネが激昂しています。
大剣の魔印武具でレオンに襲い掛かりました。
レオンはレオーネが強くなっていると実感して嬉しそうにしています。
黒仮面がリーゼロッテに声を掛けてきました。
彼はリーゼロッテがアールシア家の娘だと知っていました。
この事からリーゼロッテは王国の上層部に血鉄鎖旅団の仲間が居ると気が付きます。
意外とウェイン王子が黒仮面じゃないのかな?
黒仮面はリゼロッテに手出ししないように促しています。
リーゼロッテはレオーネの戦いを見守る事にします。
レオンから怒れるレオーネに彼が王都に居る目的が語られます。
国王はリップルに代わり新たな天恵武姫を貰おうと考えているそうです。
その条件として地上の街を二つ献上する事にしたそうですよ。
献上されるのはレオーネの故郷アールメンとリゼロッテの故郷シアロトでした。
アールメンから氷漬けの虹の王は移送されました。
アールシア宰相は退き国王派からも王子派からも距離を取りました。
この二つの街なら献上しても影響が少ないと判断されたそうです。
血鉄鎖旅団はそれを認められないので天上領との交渉を妨害するそうですよ。
レオーネとリーゼロッテはレオン達を見逃し話をミリエラに伝える事にします。
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ミリエラはイングリスの案を採用する事にしました。
天上領との交渉が行われる王城にイングリスとラフィニアを派遣してその間にアカデミーでリップルの抱える魔石獣を全滅させる事にします。
一度は却下したのですがイングリス考案の力技が採用されました。
イングリスはシルヴァにゆっくり対処して欲しいとお願いして王城に向かいます。
王城を襲う血鉄鎖旅団を倒してからアカデミーに戻り魔石獣とも戦おうと考えています。
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イングリスとラフィニアはメイドに変装して交渉に潜り込みます。
料理を運んでいるときに摘まみ食いしていますね。
王宮の料理は美味しいそうです。
交渉にやってきた天上人は教皇派の人物でした。
大将軍(アークロード)を名乗るイーベルという少年でした。
ラフィニアは見た目の可愛さから歓声をあげていますね・・・
しかしイーベルが性格の悪いクソガキだと判明すると文句を言っています。
イーベルは下界の人間は馬鹿しかいないと罵ってきます。
カーリアス王はイーベルの発言にも笑顔で同調しています。
国王の自分がバカので当然ですと言っていますね。
ラフィニアはへりくだり過ぎなカーリアス王を見て悲しい気持ちになっています。
対してイングリスはカーリアス王が普通の人とは感性が違う、興味深いと考えています。
イングリスの見立てではカーリアス王はどんな手段を使っても国を存続させて民を守ろうと考えているようです。
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騎士の中に血鉄鎖旅団のメンバーが潜り込んでいました。
イーベルを殺そうとして襲い掛かります。
イングリスは咄嗟に割って入りイーベルを守りました。
イーベルは余計な事をするなと言って襲ってきた騎士を両断しました。
イングリスの目にはイーベルが特殊な魔術を行使しているように見えています。
イングリスは返り血塗れになったのですが興味津々の様子です。
イーベルはカーリアス王に謝罪を求めてきましたよ。
代償としてカーリアス王の片腕を切り落としました!!
レダスを始めとする近衛騎士団は色めき立ちイーベルに襲い掛かろうとしますがカーリアス王に止められました。
王命に背くなら処刑すると言っています。
イングリスはラフィニアの魔印武具を使ってカーリアス王の腕をくっ付ける事にします。
イーベルに許可を求めると悪い顔をしていますね。
治療は認めるので代わりに誰かの腕を切らせろと言ってきました。
カーリアス王は自分の腕の治療を断りますがイーベルが認めないね。
イングリスは自分の腕を切って欲しいと名乗り出ました。
自信満々なイングリスを見てイーベルは気分を損ねたぞ。
イングリスの片腕を切り落とすと決めます。
イングリスは霊素を全身に薄く纏いイーベルの謎攻撃を防御しました。
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イーベルが焦っていますね・・・
彼にはイングリスが何をしているのかが分からないようですよ。
ムキになって何度も切りつけて来るのですが全くダメージを与えられません。
イーベルはイングリスを脅威と認識しました。
彼女と戦うと言い出します。
イングリスがカーリアス王に許可を求めるとダメと言われました。
言う事を聞かないイングリスに腹を立てたイーベルはカーリアス王の考えが的外れだと暴露します。
イーベルの仕える教主さまはお怒りなんだそうです。
今回の交渉にイーベルがやって来たのは血鉄鎖旅団を誘き出し自分が一網打尽にする為だそうです。
最初から天恵武姫の交換を行うつもりは無かったそうですよ。
騙されていたと知ったカーリアス王はイングリスにイーベルの捕縛を命じました。
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ここでイングリスの悪い癖が出てしまいます。
敵の強さを図るために彼女はよく正面から全力で攻撃するんだよね。
今回も全力でイーベルを蹴りつけ彼を彼方まで吹き飛ばしてしまいました。
イーベルが吹き飛んで行ったタイミングで血鉄鎖旅団が攻めてきました。
イングリスはラフィニアを手伝いカーリアス王の治療を早々に終わらせます。
戦場となるのでラフィニアを自分の傍に置いておく為だね。
イングリスにとってカーリアス王はどうでも良いみたいだ。
ラフィニアはイングリスのそばは前線なので嫌だと言っていますが無理やり連れ出される事になりました。
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イングリスはラフィニアを連れて王国軍の機甲鳥を踏みつけて上昇していきました。
メイド服のスカートは長いからパンツは見られなかったのか?
イングリスが血鉄鎖旅団の戦艦に霊素ストライクを放ちました。
戦艦を前後に貫通させようとしたようですが途中で弾かれました。
イングリスの前に黒仮面が出てきましたよ。
イングリスはやっと強敵と戦えると喜んでいます。
イングリスと黒仮面が戦艦の甲板で戦っています。
激しい肉弾戦が行われています。
ラフィニアはシャイニーフロウを放ち着弾させないようにして目くらましを行っています。
魔術の制御力が上がっている事実はイングリスを喜ばせる事になっていますね。
黒仮面はイングリスの実力が前回の対戦時よりも向上している事に驚いています。
イングリスは純粋に強さを求めて修練を続けています。
黒仮面はイングリスが捨て去った雑事にも時間を割かなければならず実力が伸びていません。
イングリスはその態度を強さに対して不誠実と言っています。
イングリスは黒仮面に霊素ストライクを弾き返した奥の手を出せと要求します。
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イングリスを強敵と認識している黒仮面は要求に応じる事にします。
黒仮面は霊素の質を変化させました。
イングリスの発生する霊素を弾く特性を生み出します。
イングリスは霊素の特性を変える事が出来るという事実を知って大喜びしています。
霊素を使った攻撃は反発して無効化されてしまうので魔術で対抗する事にします。
魔素で氷の剣を作り出して黒仮面に切りつけます。
黒仮面は追い込まれていますね。
そこにイングリスに拭く飛ばされたイーベルが戻ってきました。
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イーベルは血鉄鎖旅団の首領である黒仮面を殺すと息巻いています。
黒仮面はイーベルが標的の特使だと理解して戦う事にします。
イングリスの見立てでは黒仮面の方がイーベルよりも強いようです。
二人が激突してイーベルが殺されるのを避けなければと考えます。
二人に向かって平和が一番でと訴えましたが、お前が言うなと罵倒されました。
戦いは避けられないようです。
イングリスはイーベルを守る事を決めます。
そこにシスティアがやって来ました。
イングリスを相手にするには武器化したシスティアが必要と判断した黒仮面は彼女に武器化を命じました。
イングリスは初めて見る天恵武姫の武器化に興味深々です。
イングリスはシスティアの武器化が完全に終わるのを待っています。
まあ最高の状態の相手と戦いたいって考えるのは彼女だけだよね。
イーベルは変身中のシスティアに仕掛ける事にします。
イングリスは、無粋です、と言って止めようとしますが間に合いませんでした。
イーベルが攻撃可能距離に達する前にシスティアの変身が完了しました。
彼女は大きな槍に変身します。
黒仮面がシスティ(槍)を突き込んできました。
システィアに突かれた個所が消滅していきます。
イーベルは跡形もなく消滅してしまいます。
呆気ない・・・
.
イングリスは黒仮面と戦う気満々だったのですが黒仮面は応じてくれませんでした。
黒仮面はイーベルが乗って来た戦艦を拿捕して帰って行きます。
リップルから湧き出す魔石獣を処置していたアカデミーで大きな動きが起こります。
最後の魔石獣は獣人型の虹の王でした。
イングリスはラフィニアを連れて急ぎアカデミーに向かう事にします。
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アカデミーの面々は疲弊していました。
魔石獣の攻撃に対処しきれなくなったタイミングでレオンが助けに来たヨ。
黒仮面に命じられたのもあるけどレオーネが心配だったようです。
レオンはミリエラにレオーネの事を頼んでいます。
レオーネはレオンの兄らしい行動を見て心が揺れています。
レオンの罪をゆるしてはいけないと自分に言い聞かせています。
レオンの援護を受けて魔石獣の掃討が続きます。
最後の魔石獣が出てきましたよ。
出てきたのはリップルの父親が変化して虹の王でした。
.
リップルが愕然としています。
が自分が親父を止めると頑張っています。
レオンとユアが囮役を務める事になりました。
ユアが虹の王の腹にパンチを加えます。
効いているとレオンには見えたようですがユアから否定されました。
虹の王はユアを吸収しようとしてきました。
ミリエラがユアに結界を張ります。
レオンとシルヴァが大威力の攻撃をしてユアを助けようとします。
二人の攻撃を目にしたユアが殺す気かと叫んでいます。
しかし二人の攻撃でもユアは救えませんでした。
ユアを吸収した虹の王は急速に完全体に向かいます。
リップルは既に大ダメージを受けています。
シルヴァは武器化して欲しいとお願いします。
リップルはまだやれることはあると言って拒んでいます。
リップルの武器化には何らかのペナルティがあるようですね。
リップルが拒んでいるのですがシルヴァの思いに引っ張られて武器化してしまいます。
武器化したリップル(銃)を手に取ろうとするシルヴァをレオンが止めています。
しかし手に取ってしまいます。
シルヴァは大きな力を手に入れたようですね・・・力の大きさに大喜びしています。
力にのまれそうになっているのかな?
レオンはシルヴァと虹の王の射線に割り込み攻撃を邪魔します。
ミリエラもリップルの武器化にペナルティを知っているのかシルヴァを止めています。
シルヴァはレオンもまとめて葬れる一石二鳥と言って撃とうとしていました。
そこにイングリスが割り込んできたよ。
肘鉄を加えてシルヴァを昏倒させました。
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イングリスと虹の王が戦う事になります。
夢に見ていた対戦にワクワクが抑えられないようですね。
ニマニマとしまりのない顔をしています。
イングリスは開発中の新技を使う事にします。
虹の王を空中に蹴り上げてから霊素ストライクを撃ちました。
虹の王は腕を交差させて耐えています。
これこそイングリスが待っていた瞬間でした!!
イングリスは再び霊素を充填して身にまといます。
そして虹の王めがけて飛び立ちました。
霊素をまとった拳で霊素ストライクの着弾点を殴ったようです。
二つの戦技の攻撃力が混じり合い破壊力が膨れ上がりました。
虹の王は大爆発を起こして消し飛びました。
虹の王を撃ち抜いたときにイングリスはユアを救い出していました。
貴重な対戦相手を死なせる事は出来ないそうです。
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イングリスとラフィニアはミリエラと約束していた食堂での食べ放題の延長を勝ち取りました。
大勝利に二人で大喜びしています。
しかし途中で結界が機能しなくなったのでアカデミーの食堂は破壊されていました。
イングリスとラフィニアが悲鳴をあげています。
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セオドアの取りなしでリップルの交換は無くなりました。
教主派が王国との交渉に応じる気が無いと知ったカーリアス王は交換計画を諦めました。
セオドアとリップルは隣国との国境に戻る事になります。
イングリスはリップルから天恵武姫の武器化にペナルティがある事は黙っていて欲しいとお願いされます。
イングリスはシスティアの武器化にはペナルティらしきものが無かったと伝えます。
それを聞いてリップルが驚いています。
天恵武姫ごとに違いがあるようですね?
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番外編 芸術伯
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イングリス達は破壊されたアカデミーの再建工事を手伝っています。
食堂が壊れているのでお弁当が支給されています。
それだけでもイングリスとラフィニアには足りません。
腹ペコの二人が一昨年にも腹ペコだったと思い出を語りだします。
二人の故郷ユミルで農作物が不作になります。
民に規範を示す為にラフィニアの父親(領主)が食事量を減らす事を決めました。
腹ペコのイングリスとラフィニアが旅芸人の一座を助けました。
そこで劇団を率いているワイズマル伯爵に惚れこまれる事になります。
ワイズマルは二人がお腹を空かせていると知り劇に出演してくれれば賄い食べ放題と言ってきました。
ラフィニアはヤル気になっています。
当時のイングリスは人前で注目される事を苦手にしていました。
食べ放題は魅力的だが出演はしたく無いと考えていました。
イングリスの母親が出演を強く勧めてきました。
彼女は無印者のイングリスがアカデミーで挫折すると心配しています。
そうなった時に戦い以外の道もあると知って欲しいと願っていました。
それを知ってしまったイングリスは劇に出る事を決めました。
イングリスとラフィニアの出演した劇は大好評だったそうです。
この経験によりイングリスは人前で注目させる、苦手意識を払拭しました。
ラフィニアとイングリスはワイズマル伯爵がやって来ないかなーと考えています。
ミリエラからカーリアス王が二人を呼んでいると教えられます。
時刻は昼時なので王宮のご馳走を食べられると二人は考えました。
大喜びで王城に向かう事にします。
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成分美少女戦闘恋愛ユリユリ
評価AAAAAACC
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