ラノベの感想) 英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~ 4 (HJ文庫)


概略:
カーリアス王から近衛騎士団長になって欲しいとお願いされたイングリスは面倒くさいと感じます。もっともらしい事を言って断りました。その代わりに有事に際してはいつでも呼んで欲しいと伝えます。イングリスとラフィニアがワイズマル伯爵と再会しました。アカデミーの食堂が全壊して腹ペコな二人は彼の劇団の演劇に出演する事にします。お腹いっぱいの食事が提供される話につられました。演劇にキスシーンがある事が判明してイングリスが慌てる事になります。ラフィニアにキスシーンはさせたくない、自分がするのもいや。困ったイングリスはユアを巻き込んで自分の欲望を叶える事にします。演劇の筋書きを変えて貰いイングリスとユアが王子役とのキスシーンを賭けて本気で戦闘シーンを演じる事になりました。演劇に隠れて他国のカーリアス王暗殺計画が実行に移されます。

レーベル:HJ文庫
発行日:2020/11/1
著者:ハヤケン
イラスト:Nagu(なぐ)
ISBN:978-4-7986-2344-3
雰囲気:騎士団長?、女優、キスシーン、念願、襲撃者、国王暗殺計画、北へ
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アカデミーの校舎が破壊されてしまい食堂も壊れました。
再建作業中なのでイングリスとラフィニアは腹ペコ状態です。
そんな二人をカーリアス王が呼び出します。
時刻が昼時だったので食事をしながらの話し合いになると考えます。
王城の料理が美味しいと知っている二人は喜んで出掛ける事になりました。
一刻も早く王城に到着したい二人は自分達が所有よ認められた機甲鳥で飛んで行く事にします。
それは天上領軍から鹵獲したモノでイングリスとラフィニアに所有が認められた機甲鳥です。
ラフィニアはピンクに着色しスタープリンセス号との名前を付けました。
乙女チックな見た目にラフィニアは大満足なようですがイングリスは認められないようです。
乗るのを嫌がっていますね。
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王城に到着するとイングリスとラフィニアは最敬礼で迎えられました。
あれ?何かおかしくないか?と思っているとカーリアス王から予想外の提案をされる事になりました。
イングリスを大活躍を目撃したカーリアス王と重心たちは彼女を大いに気に入りました。
イングリスを近衛騎士団の団長にしたいと言ってきましたよ!!
最前線で戦う事を願っているイングリスは反対意見が出るのを期待しました。
現在の近衛騎士団長レダスまで納得していてイングリスの部下になれる事を喜んでいます。
一人の重心が反対意見を述べてくれました。
これまでは魔印を持つ者しか騎士になれませんでした。
無印者のイングリスが騎士団長になるのは前代未聞です。
秩序が崩れるのでよろしくないと言ってくれました。
イングリスはこの発言を利用する事にします。
ルールは守る為にあるのです、と言って自分を騎士団長にするのを諦めて貰う事にしました。
それでは納得だきない感じだったので有事の際は自分を呼び出して欲しいと提案しました。
イングリスの協力が得られると知ったカーリアス王はイングリスの提案を受け入れました。
誘いを断ったので王城での美味しいご飯は無くなりました。
それだけがイングリスとラフィニアの心残りでいた。
トボトボと王城から帰ろうとしている二人がかつて腹ペコ状態を救ってくれたワイズマル伯爵と再会しました。
二人が腹ペコだと知ったワイズマル伯爵は昼食をご馳走してくれます。
.
ワイズマル伯爵の劇団は王都で公演する事が決まっていました。
イングリスとラフィニアに出演依頼をしてきましたよ。
稽古と公演の間はお腹いっぱい食べさせてくれると言われた二人は出演を快諾しました。
これでお腹いっぱい食べられると喜んだのですがイングリスを悲劇が襲いました。
劇中でキスシーンが存在すると言われました。
イングリスかラフィニアのどちらかが主演女優になりキスシーンをする事になっています。
演出上キスシーンは絶対に外せないとワイズマル伯爵が力説しています。
ラフィニアにキスシーンをさせるなんてもっての外と考えたイングリスは自分がする事にします。
しかし中身が男である彼女は生理的嫌悪感を抱いていますね。
ここでイングリスの悪魔のような頭脳が高速回転して起死回生のアイディアを捻りだしました。
お姫様だった役を女騎士(ユーティリス)と踊り子(マリアヴェール)に変更して王子様を巡り本気のバトルを繰り広げるという筋書きへの変更を要求しました。
イングリスが踊り子役をやりユアが女騎士の役をする事になります。
王子様役としてユアの好みの男性を選んで良いと言って彼女を巻き込む事にします。
好みのイケメンとキスできると考えたユアはノリノリで王子様役を選ぶ事になります。
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オーディションが行われる事になります。
近衛騎士団長のレダスまでオーディションに参加していますね。
彼はイングリスに惚れこんでいるのでキスシーンができると聞いて志願しました。
ラフィニア、レオーネ、リーゼロッテもオーディションを見学しています。
ここで彼女達の好みが分かりました。
ラフィニアはラファエルやセオドア特使のような爽やかな人が好みのようです。
レオーネは生真面目で冷静で厳格そうな人が好みのようです、シルヴァやウェイン王子のような人だね、レオンの真逆。
意外な事にリーゼロッテはレダスのような暑苦しい感じの人が好みだそうです。
彼女は男性の大きい筋肉が少なのだそうです。
それを聞いたユアは、とんがりちゃん趣味悪いとメモ書きしていました。
王子様役に選ばれたのはラティとポラムの知り合いのイアンという劇団の道具係でした。
ユアの好みはリゼロッテとは真逆でしたね、可愛い男の子が好きなようです。
イアンはもろにユアの好みだそうですよ。
ユアを出演させなければ自分がキスシーンをする事になるイングリスは全面的にユアの意見を採用しました。
王子様役はユアの好みにマッチしているという理由でイアンに決まりました。
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イングリスとユアが戦闘シーンの練習をする事になりました。
二人の激しい戦いをワイズマル伯爵は大興奮です。
話が大きくなりアカデミーも全面的に協力する事になりました。
ミリエラ学長は演劇が好きで招待して貰えると聞いて全面協力を決めました。
アカデミーの生徒も機甲鳥の操縦者として演劇に出演する事になりました。
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ラフィニアの両親とイングリスの母親が税を納める為に王都にやって来ました。
イングリスの母セレーナとラフィニアの母イリーナがアカデミーに二人の様子を見に来ましたよ。
ミリエラ校長の差配で食堂の食事を奢って貰える事になりました。
この段階でミリエラは大きな勘違いをしています。
イングリスとラフィニアが大食いなのは知っていたのですがその母親まで同じような大食いとは考えていませんでした。
想定よりも大きな被害にミリエラは頭を抱える事になりました。
レオーネとリーゼロッテはイングリスとラフィニアの大食いが母親譲りだと知る事になりました。
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稽古の最終日にラフィニアとイングリスがスタープリンセス号を素敵と絶賛してくれた女の子アリーナと再会しました。
ラフィニアは乗せてあげるとの約束を果たす事にします。
彼女が暮らしている王都の商店に送り届けると店主に殴られています。
手荒な扱いにラフィニアが苦言を呈しますが彼女の境遇が語られました。
アリーナは両親に売られたそうですよ。
ラフィニアは憤りを感じていますがイングリスはよくある話だと納得しています。
アリーナ達に演劇の鑑賞券をプレゼントするのですが店主から同じものを持っていると言われました。
店には他にも子供たちが居て演劇を見に来るそうです。
ラフィニアとイングリスが出演すると聞いて大喜びしていました。
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イアンが不審な人物と言い争っているのを見かけました。
詳しく話は聞かない事にして立ち去ります。
この段階で王都で何かをしようと企んでいる一派がいると気が付きました。
イングリスは対策を講じる事にします。
公演当日はミリエラにもしもの時に結界を張って貰い観客を異空間に退避して貰う事にします。
.
公演当日はカーリアス王まで鑑賞に来てくれました。
近衛騎士団も付いてきていてレダスが大声でイングリスに歓声を送っています。
イングリスを中央にしてラフィニア、レオーネ、リーゼロッテが後ろで踊っています。
レオーネの弾む乳に注目が集まっているような?
イングリスが恥ずかしいと感じているとカーリアス王が窘めてくれているように見えました。
黙れと言ってくれたと期待したのですが声援がイングリスちゃんからマリアヴェールちゃんに変わっただけでした!!
踊りの途中でイングリスが台本になかった事をします。
客席に飛び降りて暫く踊りながら周囲を観察しています。
観察を追えると舞台上に戻りダンスシーンが終わりました。
イングリスは客席に飛び降りた時に魔素の流れがおかしい人を特定しました。
これは何らかの襲撃に備えての事です。
.
イングリスとユアの本気バトルが始まりました。
本気で戦い勝った方が王子様とキスシーンをする事になっています。
イングリスはユアに全力を出して貰い存分に戦ってかわわざと勝ちを譲ろうと考えていました。
ユアの実力はイングリスの期待した以上でしたよ。
彼女は虹の王を吐き出すようになったリップを救う作戦で虹の王に一時的に吸収されました。
その時はユアが吸収されたと考えていたのですがユアは虹の王の能力を一部吸収していたようです。
戦闘が激しくなると彼女の頭にリップルのような獣耳が生えてきました。
お尻からは尻尾が生えてきました。
ユアはイングリスと同じく無印者なのですが魔素を感知する能力と制御に長けています。
イングリスはユアが攻撃する時に発生する微弱な魔素の流れを読み取り戦っています。
ユアの強さに大喜びしていたのですが楽しみ過ぎてしまい大ピンチに陥ります。
本気を出したらしくユアが眠気に襲われて眠り込んでしまいました。
ユーティリスとマリアヴェールの王子様争奪戦はマリアヴェールの勝利で終わってしまいました。
あらー。
.
キスシーンが確定してしまいイングリスは震えあがっています。
かつてない恐怖が彼女の全身を苛んでいました。
ラフィニア、レオーネ、リーゼロッテは後学の為と言ってイングリスに期待の眼差しを向けてきます。
キスシーンが始まりイアンの顔が迫ってきました。
イングリスは耐えられなくなり顔をそむけてしまうのですがイアンが演劇はここまでですと言ってきました。
イアンは何らかの力を使いイングリス、ラティ、プラムを異空間に閉じ込めました。
イングリスはキスシーンが無くなった事に安堵しています。
ラフィニア達に対処をお願いしていたのですができるだけ急いで異空間から出る事を目指します。
イアンと戦う事になりました。
.
イングリスとイアンの戦いはあっさりと終わったかに見えました。
倒した筈のイアンの声が聞こえてきました。
イアンは身体を機甲鳥のような機械仕掛けに改造されていました。
イアンはイーベルに下賜された力だと言っています。
イーベルは魔印を持たない者に力を与えると言って体を機械仕掛けに改造したそうです。
酷い話なのですがイアンは国を守る力を得られてたと喜んでいます。
イアン達はカーリアス王の暗殺を企てていました。
.
理由は彼らの祖国アルカードが虹の王に襲われたからでした。
天上領の力を得る必要が出てきたアルカード王国はイーベルの命に従いカーリアス王の暗殺を企てたようです。
ラティがアルカード王国の王子だという事実も判明しました。
プラムはその護衛を兼ねているのかも?
倒された筈のイアンが増殖しましたよ・・・
イーベルが与えてくれた力だそうです。
ラティとプラムは気味悪がっていますがイングリスは違った感想を持ちます。
彼女は自分の分身なら欲しいかも?と考えています。
自分を相手に良い訓練ができると考えたからです。
イングリスはどんな事でも強さを得るのに利用しようと考えるのね。
イングリスはイアンの張った結界をぶち壊して外に出る事にしました。
.
イングリス達が消えた後、客席に居たミリエラがカーリアス王を含む観客を異空間に退避させました。
ラフィニア、レオーネ、リーゼロッテが残って襲撃者と戦う事になります。
しかしここで想定外の出来事が発生しました。
ミリエラが結界で退避させたのは魔素の流れに問題が無い人達だけです。
イングリスが発見した魔素の流れが異様な人達は結界の外に残す事になりました。
襲撃者とアリーナ達が残ってしまいます。
ラフィニア達はアリーナたちを守りながら戦う事になります。
ラフィニアの魔素制御が向上している事が確認できました。
彼女は数本なら放った光の矢を自由にコントロールできるようになっていました。
.
襲撃者の足を撃ち抜き動きを止めたつもりだったのですが襲撃者は動き続けます。
おかしいと思っていると襲撃者たちの体が機械仕掛けであると知る事になりました。
襲撃者は三人だったのですがレオーネとリーゼロッテと協力して二人を倒します。
動けなくなった二人の襲撃者は残っているリーダーのディーゴ将軍に力を譲渡する事にしました。
ディーゴは集束魔法陣と呼ぶ魔素を吸収する魔法陣を体内に持っていました。
二人の襲撃者の魔素を取り込んで戦闘力を向上させました。
まだ足りないと判断したディーゴは集束魔法陣をアリーナ達に向けます。
アリーナ達には送出印という魔法陣が刻まれていました。
おまじないと言って騙して刻ませたのね。
アリーナの所有者のおじさんが魔素を吸われて絶命しました。
続いてアリーナから魔素を吸い取る事になります。
アリーナは大きな魔素を持っていました。
全て吸い取られるまでに時間があったので救われます。
ラフィニアは攻撃用の光の矢と治癒用の光の矢を放ちます。
攻撃用の矢でアリーナの送出印を破壊してから治癒の矢でそれを治癒させました。
送出印はもともと異物なのでアリーナから取り除く事ができました。
ラフィニアの発想に脱帽です。
.
ラフィニアが送出印を無効化する能力を有していると知ったディーゴは彼女を始末する事にします。
ラフィニアを殴ろうとしているところにイングリスが結界から出てきました。
ラフィニアに手を上げようとしたディーゴに激怒です。
彼の片腕を握りつぶしました。
何か不思議な能力を持っていると察してやり過ぎたか?と残念に思っています。
イングリスらしいです。
イアンも結界から出てきましたがディーゴに裏切ったのか?と疑われていますよ。
ユアが目覚めます。
目の前にたくさんのイアンが居る事に大喜びしています。
レティ、プラム、ラフィニア、レオーネ、リーゼロッテは気味悪がっていますが天国だと言ってますね。
ユアは一人のイアンを確保して帰ろうとしています。
イアンはユアの怪力で軽々と運ばれていますよ・・・機械仕掛けの体なので重いはずなんだけど・・・
イアンはやる事があるので待ってと懇願していますね。
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イアンは自分の魔素をディーゴに差し出す事にします。
それを聞いたイングリスが大喜びしています。
イングリスはイアンを吸収してディーゴが強くなってから戦おうと考えています。
強くなるのを待っているね・・・
イアンの吸収を終えたディーゴが攻撃してきました。
イングリスは大きな期待をしていたのですがたいして強くありませんでした。
ディーゴはイングリスの腕から魔素を吸収する事にします。
イングリスは魔素を吸えば強くなるディーゴに存分に魔素を吸わせる事にしました。
イングリスは霊素を変換して魔素を纏っているので魔素を供給し続ける事ができます。
纏っている魔素を全て吸収されると霊素から魔素を作り出して再び吸収させる事にしています。
ディーゴが最初こそ喜んでいたのですが魔素を過剰に吸収してしまい意識が混濁したようです。
最後は魔素を吸収し過ぎて大爆発してしまいました!!
イングリスは相手を強くしようと企んで調子に乗り過ぎましたね。
戦う事なく敵を失ってしまいました。
大爆発だったので劇場が吹き飛んでしまいました。
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ラフィニアにどう言い訳するのよと攻められています。
イングリスは自分のせいではないと嘘を吐く事なく説明する必要が出てきました。
ユアは一人のイアンを確保してありました。
魔素の動きに鋭敏な彼女はディーゴが魔素を吸収する前にイアンの送出印を破壊したそうです。
ユアは理想の恋人をゲットできたな。
カーリアス王にアルカード王国の刺客が彼の暗殺を企んでいた事を告げます。
この時に大爆発の原因については語りませんでした。
イングリスはカーリアス王の目をアルカードに向ける事にします。
カーリアス王の暗殺を企てたのだから戦争をする気になっている。
国境付近に戦力を集結させている筈ですと訴えました。
そこに急報を知らせる機甲鳥が飛んできました。
やってきた騎士はカーリアス王にアルカードが国境に軍を集めていると報告しています。
これで劇場破壊の原因特定は有耶無耶になりました。
.
演劇を見に来ていたビルフォード侯爵(ラフィニアとラファエルの父)が協力を申し出ました。
ラファエルがウェイン王子の聖騎士団で聖騎士をしているのでビルフォード侯爵は王子派と思われています。
王子派のビルフォード侯爵がカーリアス王に協力を申し出たので国王派と王子派が協力し易い環境が整いました。
ラティは自分がアルカードの王子だと名乗ろうとしますがイングリスが止めます。
彼にはイングリスの作戦を手伝って貰う必要があるからです。
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イングリスは自分とラフィニアをアルカードに非公式に派遣して欲しいと申し出ました。
事の元凶であるアルカードに出た虹の王を倒してくると言い出します。
それが叶わないのならはアルカード軍の後背を突くと言っています。
それと十分な兵糧が欲しいとお願いしました。
お腹が空いては戦えませんからね、抜かりないです。
イングリスの事を認めているカーリアス王は彼女の提案を認める事にしました。
十分な兵糧をくれる事を約束してくれます。
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カーリアス王がセレーナに声を掛けました。
国王に話しかけられるとは思っていなかったセレーナは声が裏返っています。
イングリスはカーリアス王と話す事を特別に意識していません。
これは前世で国王をしていたので王という地位を特別視してないからだね。
イリーナはイングリスがアルカードに行くのに反対だったのですがカーリアス王にイングリスの力を国の為に貸してくれと言われて考えを変えました。
イングリスが無事に戻る事を信じますと言ってアルカード行きを認めてくれました。
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お土産は何が良いか問われたセレーナとイリーナは声をそろえて、何でもいいから、食べ物をたくさん、と答えました。
似た者親子ですね。
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ラフィニア、レオーネ、リゼロッテにはイングリスの考えが分かっていました。
調子に乗り過ぎて敵と戦えなくなったのでアルカードに行って虹の王を倒そう。
できないならアルカード兵と戦おう、と考えているとバレています。
三人ともイングリスに同行する事にしました。
ラティには現地の戦争反対派を纏めて貰う予定です。
プラムも来ることになるよね。
イアンには道案内をお願いしたいようですからユアも同行する事になるのかな?
イングリスはイーベルが残した研究施設に興味を惹かれています。
あわよくば自分の複製を試みて修業の相手を得たいと考えています。
イングリスは北には夢が詰まっていると大喜びしています。
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番外編 リップルの帰還
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リップルがセオドア特使と一緒に近衛騎士団に戻ってきました。
エリスが抱き着いて再会を喜んでいます。
セオドアからリップルが魔石獣を吐き出す現象を力ずくで解決したと言われます。
エリスはイングリスの顔を思い浮かべています。
ラファエルがやって来てリップルの復帰を喜び、ラフィニアとイングリスの様子を聞いてきました。
リップルは元気にしていると答えますがイングリスのヤバさも伝えます。
ラファエルがイングリスは小さい頃からそうだったと答えます。
それを聞いたエリスがもう少し大人になるべきだ、再会して手合わせしてくれと言われるのは迷惑だと言い出します。
リップルが恋人でもできれば変わるんじゃない?と言ってラファエルを見ます。
エリスも同感なようですね、ラファエルに、よろしく、とお願いしています。
ラファエルはイングリスはまだ15歳ですからまだそんな事は考えられないと言って逃げ出そうとしています。
セオドアが話しに乗ってきました。
彼は年齢よりも当人同士の気持ちが大切だと主張しています。
魔石獣が大量に発生しているとの報告が入りラファエルは駆け出しました。
ラファエルはイングリスの事が好きなんだね。
イングリスは超絶美女なので、あんまりのんびりしていると誰かに先を越されるって心配はもっともなように聞こえます。
が、イングリス当人が男相手に恋愛なんてできない内面を持ってますのでラファエルがイングリスをゲットする事は無さそうなんだよねー。
勿体ない気もするけどさー。
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成分美少女戦闘恋愛ユリユリ
評価AAAAAABC
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