ラノベの感想) 戦闘員、派遣します! 7 (角川スニーカー文庫)


概略:
カチワリ族をヒイラギ族の使役する巨大魔獣から守る事になります。戦力が足りないと判断したアリスは最高幹部の一人ベリアルを呼ぶ事にしました。ベリアルは行動的であっという間にカチワリ族の問題を解決するのですが迷子になります。アリスと六号はベリアルの捜索を行うのですが一向に発見できませんでした。トラ男が問題を起こした国から救援を求められる事になります。六号とアリスはラッセルとロゼを連れて向かう事になります。拠点としている宿屋に疾走中のベリアルが現れました。ベリアルはトラ男の行状を聞いて処刑する事を決めます。

レーベル:角川スニーカー文庫
発行日:2022/6/1
著者:暁なつめ
イラスト:カカオ・ランタン
ISBN:978-4-04-109538-6
雰囲気:最終兵器、迷子、捜索、死罪、ツンデレ、巨大竜退治、王様気分、記憶
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トリス王国が法制機関ヒイラギの傘下に入りました。
キサラギは彼らの鉱山から水鉱石を盗み出し市場に流しています。
トラ男がグルネイド王国の魔導石を盗み出しました。
彼がやったとの証拠は残っていませんがキサラギが疑われそうです。
六号とアリスは罪をヒイラギに擦り付ける為にグレイス王国のティリスの名をかたり手紙をだしました。
法制機関ヒイラギが飼っている猫型魔獣に酷い目に遭わされているとの内容です。
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カチワリちゃんがアジト街にやって来ました。
彼女はカチワリ族からの手紙を持ってきました。
手紙の内容は手強いヒイラギ族との戦いで苦戦している。
竜種を含む大型魔獣を使うので助けて欲しいと書いてありました。
アリスはカチワリ族の要請に答えて戦闘員を派遣する事を決めます。
森での戦闘になったのですが敵のドラゴンが予想以上に強く撤退する事になりました。
六号が囮になり逃げ出します。
六号は森の中で迷子になってしまいました。
凶悪な魔獣が跋扈する森の中なので六号が涙目になっています。
そこにカチワリちゃんが迎えに来てくれました。
六号はカチワリちゃんに縋りついて助かったと泣いています。
カチワリちゃんは六号を保護する事になります。
六号は年下の彼女に世話される事を恥じていますね。
何とかカチワリちゃんとアジト街に戻るとバイパーが魔王パンチでドラゴンを撃退したと知ります。
六号はバイパーの強さに驚いていますが彼女に言わせると伝説級のドラゴンはもっと強いそうですよ。
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六号とアリスは法制機関ヒイラギに抗議に行く事にしました。
アーデルハイトが客の対応をしているので部下のフリッツという人物が相手をしてくれました。
彼の私室に通されて会話が始まります。
六号とアリスと話しているフリッツの背後に風呂上がりと思われる十号が出てきました。
六号とアリスは驚きを顔に出さないように必死になっています。
十号が重大な報告がるとゼスチャーで示してきました。
フリッツは女で男装していると報告してきました。
証拠を見せると言って彼女の下着を見せてきます。
そしておもむろに自分で装着しましたよ・・・六号をは吹き出すのを抑えるのに必死です。
アリスは余りの驚きにフリーズしてしまいました。
反応が遅れ気味なのですがフリッツに煽られていると理解する事はできました。
フリッツはドラゴンを倒す自信があるなら報復しても良いぞと煽ってきました。
アリスはその話に乗る事にします。
六号はトラ男を呼び戻すんだなと予想しますが大きく裏切られる事になりました。
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アリスが助っ人に呼んだのはキサラギの最高幹部の一人ベリアルでした。
六号はベリアルの強さを良く知っているのですが彼女の厄介さも熟知しています。
アリスには考えがあるんだなと納得して従う事にしています。
ベリアルは到着早々にドラゴン退治に向かいました。
六号は仕事熱心過ぎると言って遊ぼうとしていますが却下されました。
ドラゴンの強さがどれほどなのか予想できないのでベリアルは全力で攻撃する事にします。
彼女はリリスによって改造された発火能力者です。
ニトロを首から注射する事で威力を高める事ができます。
ニトロを打ってから攻撃行動を行うと酷い二日酔いのような症状に見舞われます。
ベリアルは改造手術によって脳の記憶容量が減っているので毎回忘れるのね。
ドラゴンはベリアルの炎で倒されました。
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ニトロを使った後遺症に悩まされているベリアルを六号が介抱していると朝食の弁当を持ったグリムがやって来ました。
グリムは甲斐甲斐しくベリアルの世話を焼く六号をみて焦ったようです。
この女はだれだと詰め寄ってきました。
六号がキサラギの最高幹部の一人で自分の上司だと説明すると態度を豹変させました。
ベリアルの事をお義母さまと呼び始めます。
六号からお互いに30歳まで独身だったら結婚する約束をしていると教えられベリアルが呆れていました。
ベリアルがグリムが裸足なのに興味を持ちました。
靴下を履くと死んでしまう呪いに掛かっているとグリムが教えると試してみようと言い出しました。
無理やりグリムに靴下を履かせてしまい彼女を殺してしまいました。
グリムが戦列を離脱する事になりました。
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カチワリ族の村を助けに行く事になります。
カチワリちゃんの先導で村に向かうと魔獣に襲われている最中でした。
ベリアルは炎で魔獣を撃退する事にします。
威力が強すぎてカチワリ族の村まで焼いてしまいました。
敵対しているヒイラギ族の村も焼けばバランスが取れると考えたベリアルは単独でヒイラギの村を焼きに向かいました。
そして迷子になってしまいます。
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アリスと六号は発火現象は観測されると戦闘員を転送機で現地に転送してベリアルの保護を目指します。
戦闘員が転送されるのを嫌がるので悪行ポイントが加算されて行きました。
発火現象が起こる場所が敵勢力圏や危険地帯ばかりなのでいやなようです。
アジト街にキサラギに恭順したいと言う国や部族の使者がやって来るようになりました。
六号はベリアルが何かをやらかしたと察します。
使者たちは一様に怖い目に遭ったのかキサラギに敵対する気は無いと言っています。
ベリアルが発見されないまま数日が経過していました。
転送できる戦闘員が居なくなってしまいスノウとハイネを転送する事になります。
これまでは発火現象が観測された地点に転送していたのですが現地に到着した段階でベリアルは既に移動していました。
アリスは次の発火現象が観測される地点を予想して転送を行う事にします。
六号とアリスが別々の地点を予想しました。
アリスは六号が予想した地点に嫌がるスノウとハイネを転送する事にしました。
結果はアリスが予想した地点で発火現象が観測されました。
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トラ男に魔導石を強奪されたグルネイドから使者がやってきました。
彼らは戦闘員を派遣して欲しいとお願いしてきました。
ロリコンのトラ男対策としてラッセルとロゼを連れて行く事にしました。
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六号とアリスはグルネイドの第一王女クリストファー・リディア・グルネイドから依頼内容の説明を受ける事になります。
グレイスは虎型の魔獣が幼い第二王女ナディアと魔導石を盗み出した。
魔導石だけでも取り戻して欲しいとお願いしてきました。
幼い王女を誘拐したと聞いた六号とアリスはトラ男を擁護する事を辞めました。
キサラギでは子供に手を出したら死刑と決まっています。
ロゼとラッセルは何か事情がある筈とトラ男を庇おうとしていますが六号とアリスは耳を貸しません。
六号とアリスがトラ男をどうやって誘き出すか悩み始めると話が予想外の方に展開しました。
リディアから第二王女誘拐は弟のマディア王子が裏で手を引いていると打ち明けられます。
グルネイド王国では国王が崩御して王位継承問題が発生しているんだそうです。
リディアはマディアが虎型魔獣を使って魔導石を奪い王位に就こうとしていると主張しました。
話がややこしくなってきましたね。
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六号とアリスはマディアの元に法制機関キサラギのアデリーが来ていると聞いて部屋に乗り込みます。
二人はアデリーの悪評を行いマディアに疑いを持たせました。
困ったアデリーは真偽判定ができる魔導石を使い自分が嘘を言っていない事を証明する事になります。
六号とアリスは真偽判定ができる魔導石に触りながら、他の惑星からやって来たとか、アンドロイドだとか言っています。
真実なので魔導石は真実を知らせる色に輝きました。
二人の発言を到底信じられないマディアとアデリーは魔導石が故障していると考えました。
アデリーを焦らせる事はできたね。
どちらが先に魔導石を取り返せるか競う事になりました。
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トラ男が潜伏している森に赴きアリスが交渉を始めました。
大人しく出てくればアレな注射で苦しまないように殺してやると告げます。
これを交渉と言い張るアリスにロゼとラッセルが驚いています。
出て来ないのでラッセルをお触り自由なメイド喫茶で働かせると脅しました。
ロリコンのトラ男には効果てきめんでした。
トラ男が飛び出してきましたよ。
アリスが魔導石だけでも返せと要求すると出来ないと言われます。
トラ男が魔導石が割れてしまったと教えてくれました。
戦闘を止めて魔導石の修理を試みる事にします。
接着剤でくっ付ける事はできました。
トラ男がナディアの世話をさせると言ってラッセルを連れて行こうとしています。
その時のラッセルはワイヤーで縛られていました。
そこにアディ―が現れてトラ男に不意打ちの飛び蹴りをかまします。
トラ男はあっさり交わしたのですが接着剤でくっ付けた魔導石が再び割れてしまいます。
どさくさに紛れてトラ男を逃がす事にして魔導石を割ってしまった罪をアデリーに押し付ける事にしました。
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六号、アリス、アデリーはリディアに魔導石を取り戻す過程でアデリーが割ってしまったと報告しました。
騙されているアデリーは土下座していますね。
魔導石が失われて国が立ち行かなくなると言われてアデリーが譲歩する事になります。
近くにヒイラギが管理している古代遺跡が眠っている。
そこにはアデリー達管理者しか立ち入れない区画がありそこに同じ系統の魔導石が置いてあると告げました。
その魔導石を提供するので許して欲しいと言い出します。
王位に就きたいリディアとマディアは共に魔導石の入手を望んでいます。
キサラギとヒイラギで魔導石をどちらが先に手に入れるか競う事になりました。
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アリスはアデリーに魔導石を入手させてから奪い取ろうと考えます。
拠点として使っている宿屋にベリアルがやって来ました。
トラ男が幼いナディアを誘拐したと聞いたベリアルは彼の処刑を決めました。
ベリアルから迷子になっていた間の出来事を聞き出す事にします。
彼女は風呂とトイレを使うために見つけた町に向かいキサラギについて知っている事を吐けと脅してまわったそうです。
そこで色々と揉めて全て返り討ちにしたらキサラギに恭順を求める勢力が大量にできてしまったと教えてくれました。
六号は風呂やトイレのついでで従属させられた所はたまらないなーとの感想を述べます。
ベリアルは野宿続きだったのかメスの臭いを漂わせていました。
六号はまずは風呂に入って貰う事にしました。
ベリアルは、恥ずかしかったのかメスの匂いって言うのは止めろと叫んでします。
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ベリアルはリリスに改造される前は良いとこのお嬢様でした。
反社会勢力に属しているので部屋は貸せないと追い出さた六号を自宅に居候させてくれました。
改造手術まえのベリアルは背が高くておっぱいが大きい事にコンプレックスを抱いていたそうです。
猫背な彼女に六号が素晴らしいアドバイスを行ったそうです。
猫背なのは勿体ない、背筋を伸ばして爆乳を強調しましょうと言ったそうです。
ベリアルが記憶を失ったのはリリスが改造手術に脳の容量を使い過ぎたからです。
改造手術の結果ベリアルは弱気な性格から強気な性格に変わります。
リリスの失敗を追及する事になったのですがベリアルがこのままで良いと言ってリリスを庇いました。
ベリアルは強さを求めてリリスの改造手術を受けたので強く成れたので問題無いと考えたようです。
それでも責任を感じたリリスはベリアルの記憶を取り戻す為の治療を繰り返す事にします。
少しずつベリアルの失われていた記憶が蘇って行きますよ。
彼女は三条ゆかりって名前です。
六号を実家に居候させている時に二人で朝までストレッチをした事があるそうです。
ベリアルの言葉が足りないのでリリスが六号とゆかりがエロ行為に耽っていたと勘違いしています。
強くなりたいと言う六号に戦闘訓練をする事になったのですが彼の体が固すぎたのでストレッチが始めたそうです。
リリスが六号に何て言われたのか言ってみろと言ってきたのでベリアルは正直に答えました。
「ゆかりさんってエロいですね。メスの匂いがプンプンします」と言っていたと伝えました。
リリスが大慌てでアスタロトを呼んでいます。
六号とベリアルが親しい間柄だったって事が分かったね。
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戦闘キメラのロゼが本能的にベリアルの事を怖がっています。
シーツに包まり震えているロゼをベリアルが愛でています。
撫でまわされて安心したのかロゼが弛緩していますね。
魔導石を先に手に入れた者が王様に成れると聞いてベリアルが興味を持ちました。
自分も王様に成りたいと言っています。
六号が継承権が無いから無理ですよと常識的な指摘をしますが聞いてくれません。
六号がベリアルを揶揄い始めます。
六号はベリアルとの昔の出来事を思い出して彼女が清楚な見た目に反してムッツリスケベだったと指摘しました。
居候していた時に六号の入浴中に間違ったふりをしてベリアルが入ってきたそうです。
そして六号の筋肉をガン見していたそうです。
六号の部屋を掃除もしてくれてたそうですが隠していたエロ本を見つけた彼女は六号が来るまでガン見していたそうです。
これは確かにエロイな。
ゆかりだった頃にもう少し思い切りが良ければ六号を押し倒せたのにねー。
照れたベリアルは六号に戦闘訓練を施す事にします。
六号はボロボロにされました。
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六号の回復を待つ必要があったのでアデリーの元に向かうのが遅れました。
遺跡に到着したとき既にアデリーは魔導石を入手済みでした。
彼女の周囲にはテレビの中継カメラが付いていました。
ここで襲い掛かると犯行が記録されてしまいます。
六号が達が出方を伺っているとベリアルが隠れているトラ男を発見しました。
トラ男がアデリーから魔導石を奪おうとして襲い掛かります。
トラ男は魔導石を手に入れてナディアを王位に就けようと考えていました。
それをベリアルが止めました。
ベリアルはトラ男を幼女に手を出した罪で処刑すると伝えます。
トラ男が弁明を始めました。
ベリアルは十秒だけ聞いてやると答えます。
彼は小学生になるって夢をかなえる為に魔導石を盗みに入ります。
そこでナディア王女と出会いました。
ナディアは姉のリディアと兄のマディアの仲違いを止めたいと言っています。
自分が誘拐されれば二人が協力するかもと期待してトラ男に誘拐して欲しとお願いしてきたそうです。
トラ男はナディアのお願いを聞いてあげる事にしたのね。
真相を聞くとトラ男は良い事をしているな。
トラ男を許す流れになるかと思ったらベリアルは処刑すると伝えました。
トラ男の訴えは十秒を経過してからのものだったので斟酌しないと切り捨てます。
理不尽だと言ってトラ男は逃走しました。
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魔導石は奪えずアデリーがマディア王子に届ける事になります。
マディアが王位に近づく事になりました。
アリスがそろそろ魔導石がやってくると言ってきます。
不思議に思っているとベリアル捜索の為に転送したスノウとハイネがやって来ました。
二人は途中でドラゴンに襲われて食料などを失いました。
何度も獲物をしとめて野宿を繰り返してここまで来たそうです。
苦労したのか二人の仲が進展していました。
互いを親友と呼び合っています。
アリスはハイネから魔導石を取り上げようとしています。
彼女の持っている魔導石はトラ男がドラゴンを倒して手に入れたモノです。
ハイネは親友のスノウが庇ってくれると期待しましたが彼女はアリスに買収されました。
二人の友情は脆くも砕け散る事になります。
アリス達はハイネから取り上げた魔導石を持ってリディアの元に向かいました。
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魔導石を入手してくれた事には感謝されますが既に遅いと言っています。
次の国王を決める選挙は行われる事になっているのですが最初に魔導石を入手したマディア王子が優勢で覆すのは困難だと諦め顔です。
アリスは腹黒いリディアが国王になってくれた方が取引し易くなると考えています。
諦めるのはまだ早いと言って、キサラギ製の選挙対策マニュアルと魔導石をリディアに提示しました。
マニュアルを読んだリディアは勝てると確信したのね、マニュアルと魔導石を購入しました。
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六号、スノウ、ハイネがマディア王子側が不利になるような工作を始めました。
夜な夜なマディア王子に投票しないと酷い目に遭うぞと脅して回ります。
スノウとハイネがマディア王子側の選挙協力者として逮捕される事になりました。
マディア王子側は自分達に関わりの無い人物だと弁明しますがスノウは黙秘を貫きます。
不祥事が表ざたになりマディア王子の支持率が急降下していきました。
変わってリディア王女の支持率が急上昇していきます。
アリスは勝ったと確信しました。
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アリスも予想できなかったトラ男の行動により国王に選出されたのはナディア王女でした。
トラ男は巨大化能力を使いドラゴンを撃破してナディア王女に魔導石を献上しました。
その後で自主してリディア王女がマディア王子の妨害をしていた事を暴露しました。
これでレイディア王女は支持率を急降下させました。
それによってナディア王女に票が流れて彼女が勝利しましたよ。
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作戦が失敗して瀬金を感じたアリスがグルネイドの中心で自爆すると言い出します。
それをベリアルが止めました。
ベリアルは侵略を開始すると宣言します。
町の中心にある時計塔に陣取り侵略を開始すると宣言します。
グルネイド王家に五秒以内に時計塔に来い、来なければ一秒経過する毎に町を破壊すると告げます。
六号が理不尽すぎると伝えると譲歩してくれて十秒待つ事になりました。
全然譲歩してないよね。
慌ててリディア王女が騎士を連れて駆け込んできました。
ベリアルとリディアは初対面でした。
リディアがどこの馬の骨とも知らない平民風情がふざけんなと抗議しました。
ベリアルは自分の家は古くから続く名家だ、田舎王女が生意気言うな、ぶっ飛ばすぞ、と言い返します。
ヒートアップしたリディアが時計塔に突入するように騎士に命じますがベリアルが騎士を吹き飛ばしました。
手勢が一瞬で無力化されてしまいリディアが青くなっています。
ベリアルは捕まえたリディアの部下を使い交渉を始めます。
捕まっているスノウとハイネを解放しろと要求しました。
リディは捕まっている四人のうち二人は部下では無いと告げて抵抗します。
ベリアルは時計塔から無関係と分かった人質を落としました!!
リディが悲鳴をあげています。
ベリアルが凄いのは人質が地面に激突する前にナイフを投げて近くの壁に縫い留めたところですね。
圧倒的な実力差にリディアは折れる事になります。
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リディアから自分が国王になろうとした理由が語られます。
しかし話が長いので途中でベリアルに殴られました。
リディアがナディアに国王は任せられないと言うので彼女の元に向かう事になります。
玉座の間に乗り込むとトラ男が至福の時を過ごしていました。
ラッセルに膝枕されながらナディアにプリンを食べさせて貰っています。
ナディアをアデリーに任せてトラ男への制裁が行われる事になります。
トラ男が処刑される前にお願いをしてきます。
自分が死ぬとナディアが危険に晒される彼女を保護して欲しいとお願いしてきました。
死ぬと聞いてラッセルが慌てます。
六号がラッセルを女装趣味のラッセルとベリアルに紹介しました。
ベリアルはリリスにちんこを見られた奴かと理解しました。
ラッセルは女装が趣味じゃないと反論しますがベリアルは聞いてくれません。
自分はどんな性癖でも差別しない、大丈夫だ似合っているので安心しろと伝えます。
これを聞いたトラ男が生き残れる光明を見出します。
どんな性癖でも差別しないと言った、自分の処刑も無しにしてとお願いします。
ベリアルは言ってないと告げます。
トラ男が卑怯だと罵ります。
ベリアルとトラ男が睨み合っているところに騎士を連れたリディアが乗り込んできました。
リディアはナディアにもマディアにも王位を任せる事は出来ないと言い出します。
彼女からその理由が語られる事になります。
ベリアルは途中から話を聞く気を失い周囲を興味深そうに観察し始めます。
リディアからアーティファクトの燃料に魔導石を使う事と、国王しか交換できない事が語られます。
更に交換時に交換者は高確率で死ぬことが伝えられました。
本来は年老いた国王が交換を行っていたそうですが交換前に国王が亡くなりリディア、マディア、ナディアの誰かが交換する必要があります。
リディアは弟と妹にそんな真似はさせられないと考えて自分が王位に就こうとしたそうです。
マディアとナディアにはその事実は伝えられていないそうです。
話を聞いた六号はリディアの事をツンデレと呼んでいます。
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交換者が高確率で死ぬのはアーティファクトの近くに始原龍ミドガルズが封印されているからでした。
交換と為に魔導石を外すとミドガルズが目覚めてしまい交換が終わってもミドガルズが再封印される前に殺されるからでした。
ベリアルが自分が国王になって交換作業を行ってやると言い出しました。
トラ男もそれに協力させられる事になります。
六号はトラ男を応援する為にナディアを連れてきたヨ。
彼女に応援されてトラ男はヤル気になっています。
作戦はミドガルズが目覚めたらトラ男が三秒間抑え込みます。
その間にベリアルがミドガルズに飛び乗り脳がある位置まで移動します。
ニトロをたくさん使いベリアルが脳を電子レンジの要領で温める事になりました。
作戦は上手くいき三分でミドガルズを倒す事ができました。
ベリアルがヒーローの様な交渉を始めます。
リディアを悩ませていたミドガルズは倒してやったのでトラ男がしでかした事は不問でいいな?と提案します。
ベリアルをヒーロー視しているリディアは快諾しました。
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ベリアルがミドガルズを倒したと聞いてアデリーが挙動不審になっています。
自分達でもミドガルズには触れないようにしていたのに、始原龍の死が世界に与える影響は計り知れないはず、といってフラフラと出ていきました。
マディア王子が事情を説明して欲しとお願いしてきました。
ツンデレなリディアは交換者が死亡していた事実を隠し通す事にしました。
国王は譲るので自分を参謀にしてくれると揶揄っています。
ミドガルズが死んだので他の魔獣に襲われる心配をしなくてはならなくなります。
でもリディアは建国時に比べれば国力も兵力も向上しているので問題無いと考えています。
ベリアルが自分が居るので大丈夫だと告げました。
六号はベリアルが戦闘員の派遣交渉をしているんだと勘違いします。
「戦闘員、いかがですか?」って言いたいんですね?と問いかけます。
ベリアルは王様の自分がこの国に残るからに決まっているだろと答えます。
リディアが冗談ですよね、ベリアル様はミドガルズを倒してくれた英雄ですよね?と伝えます。
ベリアルがリディアを殴りましたよ・・・彼女涙目になっていますね。
六号がやり過ぎだと伝えるとベリアルは飴と鞭だと答えました。
六号はヒーロー呼ばわりされて照れたんだと理解しました。
マディアがリディアを心配してくれますね。
それがおかしくてリディアが笑っています。
リディアからキサラギに対して無理な発注をした事とマディアと仲直りできた事に対してお礼を言われました。
マディアは後で説明してもらいますからと綺麗に纏めようとしています。
ベリアルに殴られる事になりました。
良い話で収めようとしているのが気に入らなかったそうですよ。
ベリアルは良い人扱いされるのが苦手なようです。
王座は返すのでキサラギに従属しろ、ちゃんと上納金を払え、と要求しました。
マディアは不服なようですがベリアルの力を見ているリディアは納得しています。
ベリアルはピンチになったら言ってくるといい、遠く離れた星の彼方からでもお前を助けに来てやると約束しました。
ベリアルの台詞にリディアは顔を赤くしています・・・あれ?惚れた?
鞭の次は飴をやらないとと言ってICレコーダを渡しました。
恐らく中身はリディアがアーティファクトの燃料にする魔導石の交換時に何が起るのかを語ったシーンの録音でしょう。
姉弟妹三人で居る時に再生させるだぞと伝えました。
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アジト街に戻った六号がバイバーにベリアルがミドガルズを倒した事を教えました。
バイパーが驚いていますね。
それからスノウとハイネをグルネイドに置いてきた事を伝えました。
苦労して戻ってくる事で二人が再び仲良くなることを期待しての措置です。
ベリアルが助けてくれと泣きついてきました。
彼女は復活したグリムに纏わりつかれて困っています。
ベリアルはグリムをワイヤーで縛る事にしました。
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ベリアルが帰る事になりました。
六号はリリスのようにもう少し遊んで行けばいいのにと言って引き留めました。
ベリアルは単独でも厄介なバッタ型ヒーローが戦隊を組もうとする動きがあるので戻る事にすると告げます。
六号がもっと一緒に遊びたいと本音をぶつけるとベリアルはぐっくきたようです。
あれ?ベリアルも六号に惚れているのか?
六号の事を無自覚なたらしだよな、と指摘してきました。
六号はベリアルの方こそたらしです、リリスの事は引き留めていないと教えました。
ベリアルは自分に言った台詞はアスタロトにでも言ってやれと告げます。
六号はアスタロトにそんなこと言ったらバカ言ってないで働けって怒られますと答えます。
それを聞いたベリアルが複雑な表情で、アスタロトも不器用だがお前も大概だよなぁと言っています。
ベリアルはアリスと六号にアスタロトからの伝言を伝えます。
地球に残された時間は少ない、侵略を急げと告げて帰って行きました。
六号がベリアルともっとイチャイチャしたかったと残念がります。
アリスがベリアルはこれ以上こっちにいるとヤバいと思ったんだろうと答えました。
六号はバッタ型のヒーローの事だと思ったようですがアリスはベリアルが六号に本気になりそうでヤバいと感じて帰って行ったと気が付いたようです。
アリスはベリアルの記憶が一部戻っている事に気が付きました。
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戻ってきたベリアルとアスタロトとリリスが迎えます。
六号がリリスの事は引き留めなかったと聞いたぞと告げるとリリスが怒っています。
リリスは六号を折檻すると言って転送装置に入ろうとしますが止められました。
ベリアルは六号から最近のアスタロトは機嫌が悪いと気にしていたと伝えました。
アスタロトが焦ってますね。
ベリアルは画面越し顔を合わせた時くらいは優しくしてやれよ、でないと現地人に取られちまうぞと脅します。
アスタロトが戦闘員にヤル気を出させるのも幹部の仕事だし、それくらいはと言っていますね。
アスタロトは六号にちゃんと見て貰えていると知り嬉しそうにしています。
そんなアスタロトの様子にベリアルは嫉妬している?
アスタロトが優しくしないと、六号が自分を口説こうとしてくるから頼むよと伝えました。
ベリアルの爆弾発言にアスタロトとリリスが固まります。
追及しようとしたのですがヒーロー警報が鳴り響きました。
リリスがベリアルに記憶が戻ったのか問いかけます。
ベリアルは誤魔化しているなーこれは六号との記憶を思い出したってことなのか?
アスタロトはベリアルの追及を後回しにして迎撃に向かう事にしました。
ヒーローをなんとかしてからジックリ問い詰めると言っています。
リリスは怖いよアスタロト、そんなだから六号に不機嫌呼ばわりされるんだと告げています。
ベリアルはアスタロトとリリスの言い合いを背に受けながら笑みが溢れてきています。
ベリアルは今の関係が楽しいみたいですね。
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ゆかりの頃は六号が好きだったようです。
アスタロトはベリアルの親友なので彼女が六号と仲良くなるのは嬉しいそうですよ。
六号も親友なのでアスタロトと仲良くなるのは苦しかったそうです。
ふーんベリアルは六号に惚れているみたいだね。
アスタロトが六号に惚れている事が分かっているらしく複雑な心境なようです。
心まで強くなれたら六号に告白するつもりみたいだよ・・・
爆乳のベリアルに本気の告白をされたら六号はどうするんだろうか?
メスの匂いがすると言っちゃえる間柄だからなー友達感覚なんだろうから逃げる可能性もありそうだね。
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成分美少女ラッキースケベハーレム恋愛戦闘悪行
評価AAAAAAAAAAAAA
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