ラノベの感想) 創約 とある魔術の禁書目録 10 (電撃文庫)
概略:
蘇ったアリスにインデックスが捕まります。
逃亡は不可能と判断したインデックスはオティヌスだけを逃がします。
オティヌスはスフィンクスに乗って当麻の入院している病院に駆け付けます。
病室に飛び込んだら大人バージョンのアンナ=シュプレンゲルが当麻を裸に剥こうとしていました。
オティヌスの怒りが当麻に炸裂します。
オティヌスからアリスが復活してインデックスが人質に取られたと知らされます。
当麻はアンナとオティヌスを巻き込めないと考え一人でアリス=アナザーバイブルの元に向かいます。
知り合ったばかりのアンナを騙す事はできましたがオティヌスは騙せません。
彼女には犠牲を減らす為に当麻が一人で動くと分かっていました。
追いかけてきて当麻と一緒に学校に向かう事になります。
アリスが復活した事で超絶者が分裂しました。
当麻派のボロニイサキュバス、アラディア、「旧き善きマリア」がアリス派と戦う事になります。
置いてけぼりになったアンナ=シュプレンゲルは不貞腐れながら占星術で当麻の行き先を掴もうとしています。
滅んだと思われていたアンナ=キングスフォードは滅んでいませんでした。
彼女の滅びを嘆くアレイスターの前に現れます。
キングスフォードの行動がアリス攻略の糸口になります。
レーベル | 電撃文庫 |
発行日 | 2024/4/10 |
著者 | 鎌池和馬 |
イラスト | はいむらきよたか |
ISBN | 978-4-04-915601-0 |
雰囲気 | 囮、逃亡、モラル崩壊、派閥抗争、学校、再会、死の宣告、別系統の超絶者、本性登場、拳で語ろう、死亡確認、 |
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序章 アリス=アナザーバイブル Back_to_Memory.
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アリス=アナザーバイブルが復活しました。
吹き飛ばされた頭が再生されて生き返ります・・・もともと死んではいなかったのか?
アリスに仕えるH・T・トリスメギストスも控えているのでオティヌスは敗北を悟ります。
クリスチャン=ローゼンクロイツの死とアリスの復活を当麻に知らせる必要があります。
この情報が伝わらないと世界はアリスに思うようにされてしまうようだ。
インデックスは無理を承知でオティヌスを肩に乗せたまま逃走を開始しました。
トリスメギストスとアリスは直ぐには追わないね。
インデックスは二人から見えない位置まで移動するとオティヌスを隙間に隠します。
自分を囮にしてオティヌスを逃がそうとしていますね。
オティヌスが否定する前にインデックスは走り出してしまいます。
オティヌスは自分を犠牲にして情報を届けようとするインデックスの心意気をくみ取ります。
彼女を助けたい衝動を振り払って当麻の元に向かう事を決めます。
野良猫がオティヌスの周囲に集まってきました。
体長15センチのオティヌスにとっては危険極まりない強敵です。
インデックスの飼い猫スフィンクスが現れ野良猫を蹴散らしてくれます。
言葉は通じないんですがスフィンクスはオティヌスに背中に乗れと言っているようです。
オティヌスはスフィンクスの背に乗り叫びます。
「ゆくぞステイプニル!!この神の足となれ!!!!!!」
名前がスフィンクスなので不満そうですね胴体を細かく揺さぶってきました。
オティヌスは危うく振り落とされそうになっています。
オティヌスの見せ場だったんですが締まりません・・・
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第一章 世界はそこまで強くない the_End_of_Real.
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一月六日、第七学区の病院に当麻は入院中です。
当麻が入院している病室にアンナ=シュプレンゲルが看病にやってきました。
体を拭いてあげるので服を脱げと要求してきました。
とっても嬉しい申し出だと思うんですが管理人のお姉さんへの憧れを持っている当麻は断ります。
十五年と四カ月くらい未熟だから余計な事はするなと言ってくるね・・・
アンナは幼女体型が不満なんだと分かり大人バージョンの変化しました。
巨大なおっぱいを弾ませながら当麻を組み敷きます。
魅惑的なふとももとおっぱいでプレスする形で当麻を抑え込んで両腕を自由にしています。
当麻は顔をおっぱいに挟まれて窒息しかけながら止めろと抵抗を続けています。
そこにスフィンクスに騎乗したオティヌスがやってきました。
命からがらに重要情報を持ってきてやったのにアンナとイチャツク当麻を見て激怒。
「貴様もうシンプルに殺すッッッ!!!!!!」
当麻はオティヌスに折檻されたようだね。
落ち着きを取り戻したオティヌスにローゼンクロイツの死とアリスの生存とインデックスが捕まった事を伝えられます。
アリスによって危機的状況が起きている事実に当麻は困惑しています。
オティヌスは外に出れば理解できると言ってきます。
当麻が退院手続きを行い病院の外にでると状況が如何に不味いか理解できました。
学園都市にはアリスが復活した影響でコタツシンドロームが猛威を振るっていました。
学生たちは上からの命令に反感を抱き暴徒と化しています。
装甲車などを大勢でひっくり返して笑顔を浮かべています。
彼らを鎮圧するには実弾で撃ち殺すしかないような状況でした。
病院を出た当麻は同じタイミングで退院する事になった青髪ピアスと一緒に移動を始めます。
冬休み中の学生が街に溢れていてどこも満員でした。
女の子たちが何故だけ物凄い薄着でセクシーなコスプレしていますね。
青髪ピアスはセクシーな女の子で満員な電車に乗り込もうと提案してきました。
今なら合法的に乳や尻でもみくちゃになれると言ってきます。
当麻は暴徒に囲まれるのは不味いと却下しています、まだ正しさを失ってないですね。
アレイスターと木原脳幹が移動しています。
アレイスターは自分の決断ミスでアンナ=キングスフォードが死んでしまったと嘆いています。
キングスフォードの死が余程応えているのかグズグズと泣いています。
脳幹は何とかアレイスターを励まさなければと考えていましたが背後の壁の影にキングスフォードを発見しました。
死んだと思われていたキングスフォードは助かっていました。
カッコイイ台詞を残して犠牲になるつもりだったので生き残った事が恥ずかしいみたいね。
両手の指をツンツンして照れ隠しをしています。
脳幹はこの事態をどうやってアレイスターに伝えようか悩みます。
説得の言葉が纏まるよりも先にアレイスターが振り返ってしまいキングスフォードの存命を知りました。
アレイスターは感情のコントロールが効かなくなったようですキングスフォードに殴りかかりました。
帆風がミニスカにへそ出しでフトモモ装甲を纏っています。
武装チアリーダーになっていますね。
一緒にいる口囃子(こばやし)さんに伝説の飛翔騎士だと説明しています。
地肌に黒いビニールテープを貼ってエプロンを装備した悪魔キャラになっている子も居るみたいね。
アリスの影響で魅惑的なフィールドが広がっている。
佐天や初春は仲間と共に防弾車をひっくり返して記念撮影をしていました。
白井黒子とメガネ巨乳の風紀委員はまだ正義感を維持しているようです。
白井は太い鎖に裸マントのネクロマンサー化しています。
さすが変態の白井、裸マントとはナイスなチョイスだ。
白井は初春の事を非難していますね。
ビキニ鎧を着ているメガネ巨乳は佐天たちが襲撃した車のトランクから金塊がはみ出していて結果的に正義を行ったのかもと言っています。
オティヌスはアリスの影響でモラルが崩壊していると言いたいようです。
彼女達に関わらないように距離を置きながら当麻は移動を続けます。
学生寮に到着すると平然とした顔のアンナが待っていました。
彼女当麻の部屋に先乗りしていたぞ。
当麻、アンナ、オティヌスが対策を協議します。
オティヌスからアリスが学園都市に残っている事から彼女が当麻への興味を失っていない。
当麻への興味が続く限り当麻の関係者であるインデックスは生かされている筈と予想します。
でもアリスの気紛れて今にも殺されてしまう可能性もあると付け足します。
インデックスが生きているうちに助けに行かねばなりません。
当麻はアリスに殺されると「旧き善きマリア」の復活が効かないと知ります。
アリスに殺されると生き返れない状況で誰かに助っ人を頼めるのか?と悩みます。
アンナとオティヌスの作戦会議が続きます。
アリスの生態をオティヌスよりも知っているアンナが良い手があると助言します。
アリスは子供なので午前十二時まで起きている事はできないので襲撃するならその時間帯がいいと教えてくれます。
規格外に強いアリスが相手なので具体的な攻撃方法が定まりません。
ローゼンクロイツが学園都市で問題を起こしていたのでドイツに来ていたミナ=メイザースとダイアン=フォーチュンが軌道修正を行います。
ローゼンクロイツが死んだと知りこれ以上ドイツで調べ物を続ける意義を失います。
アリス=アナザーバイブルの復活を知りイギリスの戻り「不思議の国のアリス」について調べる事にします。
アクティブに動き回るミナにダイアンが不平を漏らしています。
ドイツに来ているので地ビールとソーセージとジャガイモで楽しもうと提案しています。
時間が惜しいと思っているミナに却下されていますね。
ミナの事を学園都市に染まり切って社畜バカに堕したと批判すると引っ掻かれました。
ブラック企業並みの強行軍でイギリスに向かうのね。
当麻は一人で抜け出してアリスの元に向かう事にします。
死人が出ると分かっていてアリスやオティヌスを連れて行く事はできませんでした。
一人で移動している当麻の元にオティヌスが現れます。
オティヌスは当麻が一人でインデックスを助けに行くと予想していました。
何度も出し抜かれたインデックスが不思議でならないと言ってきます。
当麻がオティヌスにアリスを助けるのを止めにきたのかと質問します。
オティヌスは当麻の理解者として協力すると言ってくれました。
オティヌスは当麻がアリスが全て悪いと考えていない事を理解していました。
当麻はアリスを殺して事態を終息させようとは考えていません。
アリスを何とかして助けたいと考えています。
オティヌスは理解者としてそれの考え方を認めてくれました。
アリスが居る場所を問うてきますね?
当麻はまだアリスが行った事がない場所で行ってみたいと思える場所。
学校と答えました。
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第二章 極彩色へようこそ Little_Queen_Wonderland.
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第一〇学区の刑務所に居座っている統括理事長(一方通行)にミナ=メイザースが連絡してきました。
ミナはアリス=アナザーバイブルについての情報があると言っています。
一方通行が科学サイドの全域を調べてもアリスの情報がないならそれは魔術サイドに存在すると言ってきます。
一方通行は一応意見を聞く事にします。
ミナが見返りを求めてきたので呆れていますよ。
ミナは自分は科学サイドではないので情報提供に対価を要求してきました。
ミナはアレイスターの事を放免して欲しいと要求してきたね。
そこに当のアレイスターが割り込んできました。
余計な事をするなとミアと言い合いを始めています。
一方通行は魔術方面への対抗策をクリファパズル545しか持っていません。
手段が一つだけでは弱点になると考えています。
一方通行はミナの要求を呑むつもりだったのかもな?
介入してきたアレイスターとミナのやり取りに辟易しています。
面倒臭い人外ツンデレと評しています。
ミナからアリス=アナザーバイブルの原型になった少女の存在が教えられました。
誕生した時代から考えてアレイスターの師匠かそれに類する誰かがアリスを作り出したようです。
アレイスターの師を自称する存在は沢山いるそうです。
直接の面識がなくてもアレイスターの師を名乗っている誰かが居るそうです。
犯人の特定には至りませんがアリスの原型になった少女は実在したようです。
その少女を魔術的に改造してアリスを作り出したようですね。
一方通行が居座る刑務所にトリスメギストスが現れました。
分厚い耐爆壁を切り裂いて登場しました!!
トリスメギストスは一方通行に介入されるのが厄介なので邪魔しに来たと言っています。
小さくなったアンナ=シュプレンゲルが当麻に置いて行かれてむくれています。
アンナは当麻を助けに行く気満々ですね。
行き先が分からないので占いで探し始めています。
当麻が向かった先は学校です。
魔神僧正に破壊されてから再建された学校です。
まだそこで授業には使われていない真新しい建物です。
敷地内に踏み込むとアリスが作り出した異様な世界が広がっていました。
アリスが作り出した怪物同士が戦いあっています。
オティヌスはアリス自身に葛藤があるので当麻を殺すか守るか迷っている結果だと予想します。
囚われているインデックスも魔術の専門家なので戦闘力以外でアリスに取り入り生き残っているだろうと予想します。
駆け引きが行われている筈って予想に当麻が困惑しています。
インデックスに駆け引きは無理なのでは?と考えています。
第七学区の鉄橋に超絶者が集まっていました。
当麻に力を貸そうと考えている当麻派と蘇ったアリスの元に戻ろうってアリス派に分かれています。
ボロニイサキュバス、「旧き善きマリア」、アラディア、ムト=テーベが当麻派です。
アリス派に居たブロダイウェズって超絶者をボロニイサキュバスが敵視していますね。
誰にも愛される事のない孤独な全ての存在を救う、のが彼女の救済条件です。
ボロニイサキュバスと一部の条件がかぶっているみたいですね。
ブロダイウェズが大量の害魚を橋の上に出現させる攻撃をしてきました。
当麻派を一掃しようって魂胆なのかもな?
当麻とオティヌスは当麻の教室に向かって移動を始めます。
アリスに明確な当麻殺害の意思がないので殺されずに済んでいるようです。
トリスメギストスとインデックスが論戦を戦わせています。
どうもトリスメギストスはアリスが生き返ったことでクリスチャン=ローゼンクロイツも生き返らせる事が可能と考えているようです。
次こそはCRCの本質を引き出して世界を救済しようと考えています。
インデックスはそれは失敗すると否定的です。
トリスメギストスがインデックスを生かしているのは蘇ったアリスが仕えていた彼女と同じか分からないからだ。
それを見極める為に魔導書図書館を必要としている。
或いはアリスが以前と変わっている場合、それを元に戻す方法を探りたいので魔導書図書館の自分を生かしているんだと指摘します。
トリスメギストスは図星を突かれているようですね。
おっかなびっくり移動する二人の前にトリスメギストスが現れます。
トリスメギストスから学園都市の援護は期待しない方が良いと言われます。
何てことないって口調で一方通行が介入できなようにしてきたと言われました。
当麻は一方通行の手強さを知っているので驚いています。
トリスメギストスはアリスの元まで案内すると言ってきました。
トリスメギストスから決して当麻の味方ではないと言われます。
彼は今でも当麻殺害派だと言ってますね。
アリスを呆然自失になるほど追い詰めたのは当麻だと言ってきます。
今のアリスが当麻を見たら何が起きるかは火を見るよりも明らかだと脅してきます。
アリスとインデックスを助けようとしている当麻には従う以外の選択肢はありません。
予想通りに連れていかれたのは当麻の教室でした。
当麻が教室の引き戸を開けるとクラッカーが弾けました。
笑顔のアリスがクラッカーを鳴らして当麻を迎えてくれました?
当麻に対して怒っている風ではないですね。
会話の途中でアリスの顔に穴が開いて背後の景色が見えたりしています。
グロテスクな見た目ではありますが当麻への怒りは持ってないようです。
一瞬で殺される危険は無くなったと思えたんですが違ったね。
アリスがここに留まっていたのは当麻に助言する為でした。
アリスが「せんせい、時間がやってきました」と言ってきます?
あらかじめ決められたリミットが近づいていますと言っています?
当麻はこれまでのアリスとの会話を思い出す事になります。
最初はアリスを怒らせた場面を思い浮かべますが違うと否定されます。
アリスが最初に会った時の会話について言及していると分かります。
当麻とアリスが最初に出会ったのは前年の一二月二九日。
暗部の犯罪者を複数人乗せた囚人護送車「オーバーハンティング」が事故を起こした日でした。
その事件でアリスは能力を使って事件を解決しようとしたんですが当麻に断られました。
アリスの力を使わないと当麻が死ぬ事になると警告してくれたんですが当麻はアリスの力を使うのを断りました。
その時にアリスが言ってた当麻の死が迫っているそうです。
アイスは負債の取り立てにきたって事なのか?
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第三章 予言 Last_Branch(of_Die).
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当麻を助けに行こうとしているキングスフォードをアレイスターが止めています。
キングスフォードの胸に抱き着いて本気で泣いています。
キングスフォードは死体人形の自分が向かうのが相応しいと言って譲りません。
悪魔の体を乗っ取って生き残ったアレイスターにはまだやり残した目的がある。
それを叶えるまで死を選ぶべきではないと説得されてしまいます。
アリスが当麻を連れてインデックスが待つ図書室に向かいます。
アリスがインデックスを殺さずに生かしておいたのには理由がありました。
このままでは死んでしまう当麻を救う方法をインデックスが持つ魔導書から見つける為でした。
第七学区の鉄橋でアリス派と当麻派の超絶者が戦っています。
アリスにすり寄る事でアリス派の超絶者が力を増していました。
当麻派の「旧き善きマリア」は被弾してしまい戦力が落ちています。
期待のムト=テーベはアリスを起点として発生しているコタツシンドロームにあてられて奔放な行動を始めました。
敵味方の区別なく学園都市を破壊しています。
ボロニイサキュバスは当麻派の不利を悟っています。
対峙しているブロダイウェズを倒してもアリスの影響を排除できません。
当麻が守ろうとしている学園都市が破壊されてしまいます。
打つ手なしの状況を打破する者が現れます。
橋までやってきて介入するのを躊躇していたアンナ=シュプレンゲルにアンナ=キングスフォードが声を掛けます。
キングスフォードはシュプレンゲルがアリスとは別系統の超絶者だと教えてくれました。
アンナ以外の超絶者はアリス=アナザーバイブルというオープンソースの魔導書を自分に都合よく改変して着込んだだけの存在だ。
対してアンナは自分の力だけでキングスフォードを着込む事に成功した。
アリスに対抗できる存在だと教えてくれました。
シュプレンゲルが超絶者同士の戦いに介入すると変化が生じます。
これまでアリスの影響で不可能だと勝手に思い込んでいた事象を発生させる事が可能となります。
アラディアが二人目の自分を作り出して対峙していた2ndサーガを撃破しました。
当麻派だけでも戦線を維持できる状態になったのでシュプレンゲルは当麻の元に向かいます。
アリスと当麻がインデックスの待つ図書室に到着しました。
当麻はインデックスの無事な姿を見て安堵するんですが彼女は驚愕の表情を浮かべています。
当麻の身に何かが起こり始めているのを見て取ったようですね。
アリスがインデックスに当麻を救う方法を知らないか質問してきました。
インデックスは答えられませんね・・・
答える事で何かが引き起こされるようです。
インデックスから答えを得られないと分かりアリスが次の行動にでます。
当麻を救う方法が無い世界なんて壊してしまおうと考えます。
見守っていたトリスメギストスがそれは良くない答えだと反論してきます。
アリスは不服そうにしていますね。
トリスメギストスはアリスの気紛れで世界を滅ぼさせない為に当麻に自殺を誘発してきました。
多くの人の為に少し死ぬタイミングを早めてくれませんか?
そこにアンナ=シュプレンゲルが介入してきました。
「愚鈍」
アリスが支配している学校に招かれたわけでもなく自力で入り込んできたよ。
それに気付いて当麻、インデックス、トリスメギストスは希望を持ったようだ。
自力でキングスフォードを着込んだ自分はアリスと同格の存在だと宣言します。
シュプレンゲルを送り出したキングスフォードが学校に到着しました。
アリスの作り出した玩具に手を焼き学校に入れないボロニイサキュバス達に加勢します。
アリスの作り出した玩具たち同士で戦っています。
アリスは超絶者たちを気にも留めていないね。
ボロニイサキュバス達は巨大なダリアという猫に手を焼いていました。
キングスフォードはダリアと対峙する事にします。
が元々死体が動いている状態なので限界が迫っています。
内側から壊れ始めているようですね。
キングスフォードは生き残る(死んでるので生きているとは言えないのか?)事を考えていません。
ここで滅んでも構わないと考えダリアに向かっていきました。
シュプレンゲルを脅威に感じたからなのか?アリスに変化が生じました。
首から上が無くなり傷口から女性の腕が生えてきました。
少女形態の体を壊して中から一八歳くらいの美女がでてきました。
アリス=アナザーバイブルを作り出す為の素体となった女性のようです。
アリス=プレザンス=リデル。
オティヌスがアリスが自分自身を材料にしてゼロから理想の自分を創り出したかと呟いています。
大人バージョンのアリスは暴力、戦闘、殺害、それしか感じられない存在でした。
アリスが目的を喋りはじめます。
せんせいと仲直りするですし。
当麻はアリスが求めているものが自分との仲直りと知り愕然としています。
アリスの心を壊してしまったのが自分だと自覚して罪悪感を持ったようですね。
アリスは当麻の行動から彼と仲直りするには本気で殴り合うしかないと理解していました。
全力で殴り合って仲直りすると言っています。
アリスが全力を出すと世界が簡単に滅んでしまいます。
当麻は動けなくなっています。
シュプレンゲルが当麻に下がれとお願いしてきました。
彼女は自分がアリスと対決して倒そうと考えています。
理解者オティヌスが当麻に助言してくれます。
定義によってはアリスを助ける事ができると言ってきます。
本当のアリスを受け入れる事ができれば彼女を助ける事ができると指摘します。
当麻は自分が命をかければ道が開けると理解します。
アリスの攻撃をシュプレンゲルが受け止めますよ。
キングスフォードという衣を着る為にゼロから積み上げてきた自分の秘奥が負ける筈が無い。
与えられただけで使い方も知らないアリスの秘奥に劣るとでも、と叫びます。
アリスはインデックスに狙いを変更しました。
当麻がインデックスを突き飛ばして攻撃から逃がします。
当麻の首にアリスの爪が迫ってきまいた。
ギリギリでトリスメギストスがアリスの攻撃を防いでくれました。
オティヌスが結局どっちにつくんだお前!!と驚いています。
トリスメギストスは一般的に考えてクリスチャン=ローゼンクロイツが助けに来てくれるとは思えない。
いもしない人間に期待したのが間違っていた。
この世界の問題はこの世界の人間が解決するべきだった。
ここにいる者だけで結末を決められる。
手の中にある資格を一度も使わずに終わるのはあまりにも馬鹿げている、一般的に考えて!!
理屈っぽいけど味方してくれるようですね。
当麻はアリスを止めたいとシュプレンゲルとトリスメギストスが考えてくれた事に力を得ました。
アリスは孤独ではなかった愛されていたと分かって嬉しいようだね。
当麻は力を振りかざせば何でも思い通りになると考えているアリスの幻想をぶち殺す!!!!!!と宣言しました。
当麻が死ぬ状況に変わりはないようですが気にしてないな・・・
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第四章 不幸な少年がそれでも見据えたもの Over_the_River.
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トリスメギストスはアリスを庇護しなければと考えて彼女に従っていました。
原始的な怒声をあげて殴りかかるアリスを見てこんなものが見たかったのか?と心が折れそうでした。
それでも諦めずアリスを救う為に頑張ります。
アリスの目には当麻しか映っていませんね。
トリスメギストスの刃がアリスの首を捉えるんですが透過してしまいます。
攻撃が当たってもアリスにダメージが通らない事が分かりました。
アリスが行動を表す言葉を発するだけで極大の結果を発生しています。
「這う」と言えば攻撃を避けられ。
「歩く」と言えば相手の懐に接近できます。
シュプレンゲルが「プネウマなき外殻」って霊装を出してきます。
アリスに消せない炎を放つんですがアリスが「縛る」と発して髪を振るうと炎の動きが止められます。
トリスメギストスが再度斬撃を放ちます。
狙いはアリスではなく床でした。
床をくり抜かれたので当麻達は下の階に落ちました。
そこに学校に侵入しようとしてアリスの玩具と戦っているボロニイサキュバス達が現れます。
アラディアの攻撃がアリスに当たりますが反撃を貰いました。
一人なら即死なんですがアラディアが二人に分かれていたので死を免れます。
アリスと対等に戦えるのはシュプレンゲルだけでしたがアリスが工夫します。
素の状態で対等なら武器を手に取る事で戦力の均衡を崩します。
アリスはトリスメギストスを捕まえて彼を武器の様に振るってきました。
アンナは霊装で対抗して頭突きをアリスにお見舞いします。
至近距離からアリスを挑発します。
当麻が手を差し伸べようとする限り、この世界から光が消えてなくなるだなんて安易に思うなッ。
アリスがトリスメギストスを使った攻撃を再会します。
加減を知らないのでトリスメギストスは手首のところで体が折れてしまいます。
折れたトリスメギストスはシュプレンゲルを巻き込んで吹き飛んで行きます。
トリスメギストスの口から、アリスの保護者になれなかった、って言葉が零れます。
後悔の念が溢れていますね。
アリスは興味無さそうにトリスメギストスの手首を放り捨てます。
アリスが「せんせいも、まだ戦うですし?」と質問してきますね。
アリスは当麻を救いたいみたいですね。
半端な図書館なんか信じない大丈夫どこかにきっと方法がある失敗なんかするもんか。
当麻はアリスの言葉何かで止まらないと返答して殴り合いを始めました。
当麻は防御を無視した殴り合いを挑みます。
アリスの攻撃を貰いながら自分の拳をアリスに当てていきます。
アリスは当麻のパンチを貰って瞼が腫れています。
当麻の体はボロボロで死が迫ってきました。
アリスは当麻が一人で戦っているんじゃないと気が付きます。
当麻はシュプレンゲルとトリスメギストスが協力してくれたのでアリスが一度に一つの軌跡しか使えないと分かったと答えます。
攻撃の瞬間だけは無敵状態を両立できないのでダメージが通ると分かっていると教えます。
アリスはそれなら回復して当麻のスタミナ切れを狙うと言い返してきます。
ローゼンクロイツに頭を吹き飛ばされても復活しているのでアリスにはそれが可能です。
そう聞いても当麻は怯みません。
回復している間は何もできないだろと攻撃を続ける意思を示します。
殴り合いが再会されます。
当麻にはアリスに伝えたい言葉がありました。
それを言うまでは絶対に死ねないって一心で拳を振るいます。
アリスの拳が空振りして当麻の拳がアリスの頬骨を捉えました。
アリスは座り込み当麻は立っていました。
当麻の死が迫ってきます。
死ぬ前にアリスに伝えるべきことを言わなければと焦ります。
「自分より不幸な人間なんか一人も見たくはねえんだよ!!文句があるのか!!!???」
と当麻は己の考えを伝えきります。
限界が到達して当麻は立ったまま死にました。
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終章 上条当麻 Notice_of_the_Death.
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シュプレンゲル達は当麻を救う為に救急車を呼び出しました。
当麻との激闘の末にアリスは沈静化しましたが溢れた暴徒が消えるわけではありません。
救急車は囲まれてしまい動けなくなるのは見えています。
ドクターヘリを呼び出して当麻を乗せ換えます。
緊急救命士達は当麻の蘇生を試みていますが失敗し続けます。
ドクターヘリがカエル顔の医師が居る病院の屋上に到着しました。
屋上では美琴と食蜂が待っていましたよ。
当麻の状態を見た美琴は「ひっ!?」と悲鳴をあげます。
食蜂は「だから、言ったのよぉ。こんな事を続けていれば、いつかはこういう目に遭うってぇ・・・」と嘆きます。
一緒にドクターヘリに乗ってきたインデックスはヘリから降りられませんでした。
インデックスは顔を覆って泣いています。
当麻はカエル顔の医師の元に運ばれてきました。
彼の状態を診たカエル顔の医師が首を横に振ります。
「一月六日、午後一一時五八分」
「搬送された患者の死亡を確認。すでに死んでしまった人間だけは、どうにもならない」
当麻の死亡確認が取られました。
当麻は何もない真っ白な場所で目を覚ましました。
死んで終わりと思っていたら無傷で存在しています?
当麻は右手に幻想殺しが残っているのか考えます。
アレイスターからは死んだり壊れたりすると物体から物体へと渡り歩くと教えられています。
死後の世界が存在するのか?と驚いていると「あらあら」って声が掛かります。
古風な魔女の帽子に最新の競泳水着みたいなチグハグな服装の美女が立っていました。
美女が、あなたは此方に来るには早すぎるのでは?と言ってきます。
直接の知り合いではありませんが彼女の名を知っていました。
確か、アンナ=キングスフォード?と指摘するとそうだと言われます。
当麻が何故ここに?勝手に入ってきても良いのか?と頭の中っで疑問に思います。
キングスフォードは当麻の考えがよめるようですね。
自分は永久遺体で元から死んでいるのでここが本来いるべき場所なので問題無いと答えます。
当麻が死ぬ事も予想できていたと言ってきます。
キングスフォードが動き出す前に当麻が死ぬ選択をしていたので助けられなかった。
自分が死ぬと分かっていてアリスを助ける為に足掻いた事を褒められます。
頑張った人間が報われずに沈んでいくのは許せない。
何時まで我慢しているのですか、ここまで理不尽が重なったら文句の一つも言ってしかるべきです。
死んだら死んだでさっさと受け入れしまうなんて反応が素直すぎてイライラします。
キングスフォードは当麻が死を受け入れているのが許せないようですね。
当麻がもうすぐ誕生日だと思い出します。
つまり当麻は早生まれのまだ一五歳なのね。
当麻はキングスフォードが何かを始めようとしていると分かり焦っています。
何を始めようとしているのか問うと、周囲への奉仕をする為に、達人なりの奥義、具体的に言えばちょっと地獄巡りをと思いまして、と言われます。
当麻が理解していないと分かると脱獄と言い換えました。
「理不尽には理不尽を、反則には反則を世界にきっちり返すのが一九世紀の魔術師の流儀なのですが、今の時代は違うのかしら?」と言われてしまいます。
キングスフォードがへたり込んでいる当麻に右手を差し出してきました。
「さあ。くそったれの確定未来を蹴飛ばして、己と一緒に『敗者復活』しませんか?」
不幸なれしている当麻はこれが本当の事とは思えません。
どこが嘘なんだ?と疑っています。
キングスフォードは善意で言ってくれているんだと思うんだけど?
死んだ当麻は復活する事になるのかな?
当麻はキングスフォードをおっとりしている優しい女教師と感じています。
管理人ではありませんがお姉さんとの魅惑的な行動が始まると期待したい。
カエル顔の医師が当麻は死んだと認めているので魔術的な何かになって蘇るのか?
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
敵戦力 | 5 |
科学 | 1 |
魔術 | 5 |
幻想殺し | 5 |
ラッキースケベ | 5 |
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