ラノベの感想) それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】1

概略:
洋子は1000年後の未来で宇宙戦艦をする事になります。彼女はゲームが得意です。特にシューティングゲームが好きなようです。彼女は非常識な位に適性が高く物凄い戦果をあげていきます。一人だった洋子にまどかという仲間ができます。まどかは洋子に会いに来てくれたのですが洋子の対応が問題を誘発する事になります。二人は似た者同士のようですね、出会ってすぐに口喧嘩を始めています。まどかに続いて、綾乃、紅葉とも仲間になります。紅葉だけは無理強いされたのですがライバルとなる少女との出会いにより宇宙戦艦をする事を受け入れます。

レーベル:朝日ノベルズ
発行日:2010/10/30
著者:庄司卓
イラスト:赤石沢貴士
ISBN:978-4-02-273950-6
雰囲気:出撃、ライバル?、初めての仲間、再会、迷惑姉妹、4人目の仲間
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WAVE UNKNOWN:0
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緊急ミッションで洋子は出撃する事になりました。
テラーの開発したプラズマ弾吸収装置とネスの開発したプラズマ機雷発生装置の試験が行われる事になります。
対戦相手はレッドスナッパーズです。
レッドスナッパーズのロートがプラズマ機雷発生装置を予定よりも近付けた為に困った状況が発生します。
プラズマ機雷発生装置が放出した機雷をプラズマ弾吸収装置が吸収してエネルギーに変えてしまいます。
二つの装置は共にオールドタイマーの遺産を解析して作られたそうです。
一部不明な機能もあったのですが、そのまま再現してしまったそうです。
それが原因で二つの装置が融合してしまいました。
そして融合した装置は近くの恒星に突っ込んでいきます。
恒星に到着すると無尽蔵の弾幕を発射する事になります。
洋子は弾幕に美学を求める感性を持っているので融合した兵器の撒き散らす弾幕が気に入りませんでした。
美学が無いそうです。
洋子は融合した兵器のコアを破壊する事にします。
洋子は卓越した操艦技術を持っているようですね・・・見事に融合兵器を撃破しました。
洋子にレンドスナッパーズのルージュからお礼の通信が入ります。
二人は知り合いのようですね。
洋子にはルージュのお礼の意味が分かりませんでした。
ルージュから彼女達が対戦相手だったと教えられてきょとんとしています。
洋子の態度にルージュは相手にされていなかったと思ったのでしょうか?怒ってますね。
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WAVE:1 洋子は無敵の宇宙戦艦
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オールドタイマーが残した惑星点火器を巡り洋子が出撃する事になります。
想定されていた倍の敵艦が出てきました。
リオン提督は出撃を躊躇っていました。
ここでローソンが恐ろしい事実を教えてくれます。
これまでのTA29は性能の大半を封印していたそうです。
武装の封印を解いたので余裕で勝てますと自信満々です。
パイロットの洋子は誰が相手でも負けるつもりは無いので同じく余裕の表情です。
リオン提督は出撃を決めました。
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対戦相手はフーリガーです。
ネスの若き英雄だそうですよ。
フーリガーはこれまで洋子の参戦した戦闘に毎回参加していました。
そして毎回けちょんけちょんに打ち負かされていました。
腕がいいので最後まで生き残り洋子に馬鹿にされた経験を持っています。
フーリガーは洋子の罵倒に怒り心頭で彼女をライバル視しています。
これまでの戦闘よりも多くの艦を用意し、自分用に最新鋭艦のスキップジャックを用意しました。
フーリガーは勝てると考えていました。
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フーリガーは本当に運が無いよね。
TA29の性能が上がってしまったので作戦が初手から瓦解してしまいます。
更にフーリガーはネス内部に居る彼を煙たがっている人物に狙われていました。
まあ、こちらの問題に関しては家族単位で思考するネスナー(ネスの人ね)の特性を使って対処しています。
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戦況が不利と悟ったネス艦隊は惑星点火器に隠れながら攻撃してきました。
洋子のサポートAIアソビン教授が惑星点火器を壊さないでとお願いしてきます。
しかし洋子は隠れたネスが悪いんだと主張して惑星点火器を壊しながらネス艦隊を破壊していきました。
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フーリガーと洋子の戦いが始まります。
フーリガーは名乗りを上げて戦いを始めたかったようですが、御託を並べる奴は嫌いだ、と言って洋子は通信を切ってしまいます。
洋子の態度にフーリガーは憤慨してますね。
熱くなって失敗するかなと思ったのですが意外と冷静に対処していました。
しかし武装の封印を解いたTA29には勝てませんでした。
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フーリガーの暗殺を企んでいたドランダー(経済的に余裕のある人で、フーリガーは今回の戦闘で彼の艦隊を借りてます)は惑星点火器がオールドタイマーのブービートラップだと知っていました。
戦闘で惑星点火器にダメージを与えたのが良くなかったようです。
惑星点火器が起動してしまいガス惑星の恒星化プロセスが始まってしまいました。
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ローソン達の乗っているパドック艦の速度では逃げられないそうです。
ローソンと洋子はしばし見つめ合ってますねー。
洋子はローソンをどう思ってるんだろうか?
フーリガーがネスのパドック艦から惑星点火器が起動した事を知らされます。
洋子と会話中に割り込んできたのでネス側の会話が洋子にも聞こえてきました。
洋子が素晴らしいプランを思い付きます。
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TA29に搭載されているザッパーという兵器で惑星の中心核を撃って恒星化を防ぐ事になりました。
洋子のプランは成功して戦闘に参加していた全ての人員の命が助かりました。
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フーリガーは自分を殺そうとしていたドランダーを拘束する事に成功しました。
ドランダーがフーリガー暗殺を依頼した人物とフーリガーは遠い血縁関係にあったようです。
彼はフーリガーの味方をする事を選択しました。
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戦闘には負けましたがフーリガーは洋子に感謝しているようです。
また会おう、という通信をおくっています。
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WAVE:2 まどかは疾風の高速戦艦
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学校で洋子は見知らぬ女の子から山本洋子さんはどこにいるのか?と質問されました。
ここで自分が洋子だと名乗らないのが洋子です。
視聴覚室で待っていれば会えると教えてあげました。
既に色々と問題のある対応だよね。
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洋子はソフトボール部の助っ人が終わるとシャワーを浴びてから視聴覚室に向かいました。
視聴覚室では千里とまどか(洋子に声を掛けた子ね)がゲームをしていました。
洋子に気が付いた千里がこれが山本洋子ですと教えてあげます。
それを聞いたまどかが怒ってしまいました。
二人は似た者同士のようです。
瞬時に相手が気にしている身体的特徴を見抜きました。
洋子は猫のような目を気にしています。
まどかは広いオデコを気にしていました。
二人は互いにそれをネタに罵り合っています。
怒っているまどかは名乗らないで去っていきました。
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洋子は翌日の日曜日にローソンから同僚が決ったと呼び出されます。
エスタナトレーヒに向かった洋子はまどかと出会う事になりました。
ブリーフィングルームで待っていたまどかはやって来た洋子に1000年ぶりね山本さんと声を掛けます。
1000年ぶり、ちょっと不思議な感じですね。
洋子とまどかが宇宙戦艦をする事になった世界は大体1000年後の未来です。
二人はローソンが開発したタイムマシンでこの世界にやってきています。
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洋子から名前を聞いていない事を指摘されたまどかが狼狽しています。
今さら恥ずかしくて自己紹介できないと言っているのでローソンが御堂まどかくんだと教えてあげています。
二人して間抜けな事をしているね。
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まどかは1000年後の世界で自分が死んだ場合にタイムパラドックスが起こらないのか?と質問しています。
洋子はこの質問をしてくれなかったようですね。
ローソンが嬉々として解説してくれます。
ローソンは未来の可能性が無限ならば過去の可能性も無限の筈だと言っていました。
これまでの人類は記憶や記録がある為に過去は一つだと勘違いしていたと言っています。
洋子は気にしてないけどまどかは納得がいかないようです。
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今回の戦闘がまどかのデビュー戦となります。
洋子は自分がまどかのサポート要員として呼ばれたと聞いて「帰る」と言い出します。
これを聞いたまどかは自分一人で充分だと言い返します。
まどかの乗るTA25は高速戦艦です。
洋子のTA29よりも大きなエンジンが搭載されています。
それを使ってエスタナトレーヒから緊急発進してしまいました。
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至近距離でTA25の推進装置を全開にしたためにエスタナトレーヒが故障してしまいます。
天井が開かなくなり洋子は出撃できなくなりました。
洋子を待ってから敵艦隊に向かえと言われてまどかがむきになってしまいます。
まどかは洋子に負けない実力があるんだと証明する為に単独で敵艦隊に突撃する事になりました。
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エスタナトレーヒ艦隊がやって来たと聞いたネスの現地司令官(メーニタ)が近くに来ていたフーリガーに泣きつきます。
洋子との再戦ができると知ったフーリガーは救援要請にこたえる事にしました。
搭載している戦闘艦を全て投入する事にしました。
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やって来たのがTA25だと知ったメーニタは小躍りしています。
彼は洋子の事を大怪獣のように恐れていましたが相手がTA25だと知り自分で倒そうと考えます。
ちょっと浅はかだったね。
TA25にはローソンの開発した新型バリアー(ヴェイパーシールド)が搭載されています。
これは艦全体をバリアーで覆い内側からの攻撃を可能にした反則装備です。
しかしバリアー発生に大量のエネルギーを消費してしまい持続時間が短いって弱点を持っています。
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まどかはヴァイパーシールドを使い敵艦に近づき交差する時に砲撃して敵を撃ち落としていきます。
メーニタの艦隊を8隻ほど落としたまどかは更なる戦果を目指して直進を再開しました。
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TA25が新型バリアーを搭載していると知ったフーリガーは拿捕する事にしました。
スピードを活かしてまどかはフーリガーの部下達を撃ち落としていきます。
ここでフーリガーの副官であるバーニナーがまどかを誘導する事に成功しました。
まどかはバーニナーを追いかけている内にネス艦隊に包囲されてしまいます。
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まどかの元にバーニナーから通信が入りました。
バーニナーはTA25に乗っているのが女の子だとは知りませんでした。
まどかの方も悪態を吐いてやろうと思っていたようですが人のよさそうなバーニナーに見つめられてしまい言葉が出てきませんでした。
何か話さなくてはと思ったまどかは自己紹介してしまいます。
バーニナーの方もつられて自己紹介してしまいます。
会話が弾んでしまい切り上げる事ができなくなります。
微妙な空気が流れ始めたところにフーリガーからの通信が入ります。
敵同士で見つめ合っているバーニナーとまどかにフーリガーは呆れたようです。
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フーリガーはまどかに艦を渡せと要求してきました。
まどかは勢いで突っぱねます。
そこに遅れて発進した洋子からの通信が入ってきました。
洋子はまどかにバレルロールをしろと言ってきます。
洋子からの通信を聞いたフーリガーはまどかが時間稼ぎをしていたと解釈して通信を切りました。
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洋子がバレルロールの内容を説明ます。
洋子はTA25をヴェイパーシールドで包んで敵艦に体当たりしろと言っています。
まどかはデリカシーに欠けると嫌がっていますね。
まあ確かに非常識な作戦ですがまどかのサポートAIコーチが洋子の作戦が有効であると証明してくれました。
他に手が無いのでまどかは洋子の策にのる事にしました。
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バレルロールの最初の被害者は少し会話したバーニナーです。
バーニナーの乗るエスパドンはTA25の体当たりを受けて上面が半分砕けたようです。
敵艦にわざと体当たりしてくTA25を見たフーリガーがなんて非常識な、と呟いています。
最後の1隻に激突する前にヴェイパーシールドが過負荷になってしまい緊急停止しました。
まどかは撃沈を覚悟したようですが洋子が助けてくれました。
最後の1隻はTA29が撃ち落としたみたいです。
まどかが敵の包囲網を抜けました。
ここから洋子とフーリガーの対戦が始まると思ったのですが予想外の事態が発生します。
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ネスのメオ氏族の長老が亡くなってしまいます。
氏族会議が開かれる事になりフーリガーは軍事顧問として招聘される事になりました。
メオ氏族は没落状態で復興を目指しているようです。
フーリガーの兄が色々と活動しているようだね。
その活動が実を結んだようです。
フーリガーは戦闘を中止して帰ってしまいます。
やってきた洋子は敵が逃げていく姿を目撃する事になりました。
戦えなかった洋子の不満が爆発しています。
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翌日、学食でまどかが話しかけてきます。
まどかが洋子に付き合ってあげると言ってきます。
これを聞いた洋子が誰かに聞かれて誤解されたらどうするの、と怒ってしまいます。
洋子がまどかと付き合っていると思われたら人生滅茶苦茶になってしまうと言っています。
まどかも言われっぱなしにはしません。
既に洋子の人生は滅茶苦茶になっているので少しは壊れた方が良いと反論しています。
二人は派手な口喧嘩をする事になっています。
食堂にやってきた千里は二人の仲裁を頼まれてしまい友達運の無さを嘆いています。
確かになー。
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WAVE:3 綾乃は怒涛の格闘戦艦
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洋子の学校に転校生がやってきました。
格闘技をやっているそうで柔道部のキャプテンと模擬戦をしています。
まどかがそれを見学に行きました。
まどかは中学時代まで器械体操をしていたので転校生の凄さが分かったようです。
キャプテンでは実力差があり過ぎるのでOBの大学生が対戦する事になりました。
2メートル100キロはありそうな大学生を転校生が投げ飛ばしました。
そこに洋子がやってきて転校生に久しぶりと声を掛けます。
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二人は知り合いだったようです。
転校生が洋子の事をDで始まる名前で呼ぼうとしました。
洋子が慌てて転校生の発言を止めています。
日本で愛称で呼び合うのは恥ずかしいと言い出した洋子の提案で再会の挨拶をやり直す事になりました。
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転校生は白鳳院綾乃エリザベスと言う名前です。
イギリス生まれで知り合いの名前をミドルネームに貰ったそうです。
綾乃から驚きの事実が語られました。
綾乃は洋子とまどかの同僚として宇宙戦艦をする事になっていました。
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綾乃が格闘技をしていると聞いたローソンが非常識な戦艦を作りました。
新に格闘戦艦というジャンルを作り出しました。
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綾乃の乗るTA27には牽引用に使うトラクタービームを武器に転用した重力アンカーが搭載されています。
綾乃は重力アンカーを使い標的の戦艦を破壊しました。
武装らしい武装を使わずに戦艦を破壊した綾乃に洋子とまどこが驚いています。
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メオ氏族の長老が亡くなり氏族が改革される事になりそうです。
中央に召喚されるフーリガーは自分の穴埋めとしてレッドスナッパーズと呼ばれる四姉妹を呼び寄せました。
彼女達は戦績は素晴らしいのですが味方潰しとの汚名を持っています。
フーリガーはそれを知らなかったようです。
兄のフィッシャーから苦言を呈される事になっています。
フーリガーとフィッシャーはレッドスナッパーズを疑っているようです。
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レッドスナッパーズのリーダーであるルージュは一方的にフーリガーに好意を寄せています。
彼女はフーリガーから期待されていると思っているようです。
フーリガーの代わりに洋子たちを倒そうと意気込んでいます。
フーリガーに名前すら憶えられていなかった事実は知らない方が良いね。
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TA27が戦時監視委員会の認可を受ける事になります。
ステーションに運び込み検査を受ける事になりました。
そこにレッドスナッパーズが現れます。
ルージュは顔見世だけのつもりだったようですが二女のロートが暴走します。
これまでも末妹のエリュトロンの艦を外部から操り暴走を演出してきたそうです。
暴走したエリュトロンがTA27の検査を行っているステーションに攻撃を仕掛けてしまいます。
エリュトロンは戦果を挙げなければ姉たちに迷惑をかけてしまうとの強迫観念があるようですね。
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エリュトロンは混乱しているようですが戦闘の腕は良いようです。
的確な攻撃を行いステーションに被害を与えています。
洋子とまどかは離れた宙域でルージュと対面していました。
洋子とルージュは初対面から相手を罵倒し合っています。
まどかは横で二人のやり取りにツッコミを入れていました。
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洋子とまどかの元にステーションを守れとの指示が入ります。
それを聞いたルージュはロートが何かしでかしたと理解しました。
洋子たちと一緒にステーションに向かう事になります。
ルージュはロートに何度も煮え湯を飲まされているようです。
エリュトロンの事は撃沈しないで欲しいと言ってましたが、ロートは撃沈して良いと力説しています。
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洋子たちが到着する前に綾乃がエリュトロンとロートを無力化しました。
戦闘中の会話から綾乃はロートが腹黒い性格をしている事を見抜きました。
卑怯な手段を使うロートが気に入らないようです。
綾乃は重力アンカーを使いエリュトロンとロートの艦を衝突させて半壊させています。
半壊した二人の船はルージュと三女のルブルムの船に牽引されて帰って行きます。
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ルージュが4隻同士での対戦をしたいと徴発してきました。
まどかと綾乃は船の修理を行う為の時間を稼ごうとの発言だと理解していました。
洋子は良く考えないで4隻同士での対戦を受けてしまいました。
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WAVE:4 紅葉は嵐の強襲空母
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ローソンは4人目のプレイヤー候補を見つけたそうですが逃げられました。
エージェントが迎えに行っても同じ結果となると考え洋子たちが探す事になります。
松明屋紅葉という少女を探して群馬県にある忍者村を訪れる事になりました。
紅葉は座長の娘で彼女のお母さんは劇団を経営しています。
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温泉旅館で興行していると聞いた洋子たちは紅葉と接触する為に泊まる事になりました。
目論み通りに紅葉と接触する事が出来たのですが彼女は宇宙戦艦をする事を嫌がります。
レッドスナッパーズと対戦する為にどうしても4人目のプレイヤーが必要な洋子が無茶な決断を下しました。
綾乃に頼んで紅葉を気絶させて拉致する事にしました。
気を失っている間に紅葉はエスタナトレーヒに転送されTA23に乗せられました。
出撃はしましたが戦闘に参加する気はないと言って戦闘宙域から離れてしまいます。
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レッドスナッパーズのルージュは4対4で決着をつけると言っていたのですが卑怯な作戦を用意しています。
レーザーなどで攻撃を受けると誘爆するレーザーフリントの密集地帯を戦闘空域に指定しました。
レーザーフリントの中に囮となるレッドスナッパーズのダミーを誘導する艦隊を待機させます。
自分たちは隠れていて洋子たちがレーザーフリントに近づいたら包囲してレーザーフリントごと誘爆させる作戦です。
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ルージュとエリュトロンが別方向から接近して洋子たちの逃げ場を奪う予定だったようです。
しかし作戦宙域に向かっているエリュトロンが紅葉と遭遇してしまいます。
紅葉はエリュトロンに戦う意思が無い事を伝えます。
二人は直ぐに意気投合したようです。
エリュトロンは自分にできる事を探して迷っていると泣き出してしまいます。
紅葉はエリュトロンの話を聞いてあげています。
エリュトロンは何ができるか分からないけど今自分にできる事を一生懸命にやるしかないとの結論に達しました。
そこにルージュからの緊急通信が入ってきました。
エリュトロンはルージュと合流する為に戦闘宙域に向かいます。
エリュトロンの真摯な態度を見た紅葉は自分が文句ばかりで何もしていなかった事に気が付きます。
紅葉はエリュトロンとの出会いにより宇宙戦艦をする事をきめたようです。
洋子に通信を入れ合流する事になります。
紅葉がヤル気になってくれて洋子は嬉しそうです。
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エリュトロンがやって来た事が分かったのでまどかが応戦する事になりました。
エリュトロンは冷静な操艦でまどかをレーザーフリントに追い込みます。
形勢不利になったまどかは逆転を狙ってバレルロールを掛けますがエリュトロンによまれていました。
エリュトロンの艦、ルビースナッパ―に接触する前にヴェイパーシールドが過負荷になり切れてしまいます。
TA25は艦首を損傷してしまいました。
エリュトロンはまどかとの決着に拘る事無くルージュとの合流を急ぎます。
冷静ですね、彼女は良いプレイヤーのようです。
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合流したレッドスナッパーズを洋子が考案した必殺技を使い紅葉が攻撃する事になります。
紅葉のTA23は強襲空母なので多彩な艦載機を搭載しています。
洋子が考案したのは全艦載機の砲撃が着弾するタイミングを同期させるって作戦です。
紅葉が見事な指揮をみせ、レーザーやミサイルなど速度の異なる武装を同期させました。
エリュトロンがハードバリアーを展開して味方の艦を守る事になります。
メガクラッシュと名付けられた攻撃でハードバリアーが過負荷になりそうになっています。
エリュトロンはハードバリアーが燃えると感じたようです。
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次のメガクラッシュには耐えられないと判断したエリュトロンは負けない算段を取る事にします。
彼女は戦闘の天才かもしれないね。
エリュトロンはハードバリアーを幌がわりにする事を思い付きます。
メガクラッシュの着弾に合わせて逆進する事で戦闘空域から離脱しました。
紅葉とエリュトロンの対戦は引き分けに終わりました。
紅葉は満足そうにしていますが洋子が勝利に拘ります。
しかし追撃する余裕はありませんでした。
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メガクラッシュがレーザーフリントに掠ってしまい誘爆が始まります。
普通に逃げたのでは間に合いません。
ここで高速戦艦のTA25が真価を発揮する事になりました。
まどかは綾乃のTA27の重力アンカーを使い洋子のTA29と紅葉のTA23を掴めと指示します。
更に綾乃のTA27にTA25を掴ませ3隻を自分が牽引する事にしました。
TA25の速度は凄いですね惑星の裏側まで逃げ切る事ができました。
しかし眼前に大気圏まで突き出た山脈が現れます。
回避不能な状態だったので洋子がエヴァブラックで山脈に穴を開けました。
やっている事が凄すぎますね。
ローソンの作り出したTA2系列艦は物凄い性能を持っているみたいです。
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洋子の知らない場所でライバルが名乗りを上げています。
シルヴィー・ドレッドという女性プレイヤーで洋子が登場する前は一番注目されているアイドルプレイヤーだったようです。
彼女は洋子の活躍が気に入らないようです。
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紅葉は洋子たちの学校に編入する事になるようです。
編入試験を受ける必要があるそうです。
紅葉はローソンの事が気になるようですね。
洋子とローソンの関係を聞いてきました。
洋子はプレイヤーとエンジニアだと答えています。
紅葉は疑っているみたいですね。
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成分美少女戦闘科学恋愛
評価AAAAAAAAAC
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名前艦名艦種所属
山本洋子(やまもと ようこ)TA29打撃戦艦TERRA
御堂まどか(みどう まどか)TA25高速戦艦TERRA
白鳳院綾乃エリザベス(はくほういん あやの えりざべす)TA27格闘戦艦TERRA
松明屋紅葉(かがりや もみじ)TA23強襲空母TERRA
メオ・トロルのフーリガースキップジャック級トロル=3突撃戦艦NESS
メオ・ニスのルージュレッドスナッパー・プリモ打撃戦艦NESS
メオ・ニスのロートチェリースナッパー戦術指揮戦艦NESS
メオ・ニスのルブルムクリムゾンスナッパー支援戦艦NESS
メオ・ニスのエリュトロンルビースナッパ―突撃戦艦NESS
メオ・キャケルのバーニナーエスパドン級キャケル=5打撃戦艦NESS
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