ラノベの感想) 若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です! 第4巻 (ダッシュエックス文庫)
概略:
フランツは困窮する友人の現状を見て魔法使いは専門職なんだと理解させられる事になります。忘年会が開かれる事になり高級温泉宿に泊まる事になります。フランツの前に天国が現れました。フランツは新たな先輩社員と遭遇する事になります。怪しいNPO法人の調査を行う事になります。フランツの父親がしょうもない願いを持っている事が発覚します。行動力があるので実現に向けての努力をしていますよ。ライバルをエスコートする事になります。真面目なフランツの性格が活かされエスコートは大成功です。想定外のご褒美まで出てきました。黒魔法使いの必要性を訴える為にストライキが行われます。ケルケル社長が乗り気で超ホワイト企業のネクログラント黒魔法社も参加する事になりました。ケルケル社長の親戚の娘が遊びに来ました。フランツが王都を案内する事になります。
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2018/6/27
著者:森田季節
イラスト:47AgDragon
ISBN:978-4-08-631244-8
雰囲気:助言、天国、義賊、詐欺師、エスコート、吸血行為、ストライキ、幼いケルベロス
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第一話 魔法使いという専門職
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フランツは仕事帰りに大きな公園で同級生と再会しました。
ソントという同級生は疲れた様子で公園のベンチに座っていました。
様子がおかしいと思ったフランツはソントから話を聞いてみる事にします。
話を聞いてみるとソントは失業中でした。
学校を卒業後、白魔法を使う仕事に就いたそうですがどれも短期で終わってしまったそうです。
就職活動で苦労したフランツはソントの辛さが理解できたようです。
家にソントを泊めてあげる事にしました。
ソントは真面目な性格のようで翌日から職探しに行っています。
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フランツはトトト先輩に相談する事にします。
トトト先輩はソントの境遇を聞いて彼が抱えている問題点が分かったようです。
フランツと二人で王都に出かけて問題の根幹を教えてくれる事になりました。
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待ち合わせ場所にトトト先輩が真面な服装で現れたのでフランツは驚いています。
トトト先輩から自分の事を痴女だと思っているのか?と怒られてしまいました。
トトト先輩が案内してくれたのは短期仕事の斡旋所でした。
ソントは白魔法を使う短期の仕事を繰り返していた事が予想されます。
しかし直ぐに契約が終了してしまうそうです。
ソントが抱える問題が見えてきました。
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フランツはソントが魔法使いとして実力不足だった事に気が付きました。
フランツはソントを説得する事にします。
彼に魔法使いとしての実力が欠けているので直ぐにクビになる事を指摘ました。
ソントは学生時代も成績はイマイチだったそうです。
自覚があったようですね。
ソントはフランツの指摘を受け入れて地元に戻り魔法使い以外の仕事を探す事になりました。
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ソントに夢を諦めさせたのではないか?と気に病んでいるフランツをトトト先輩が慰めてくれます。
天翔号の中で野外プレイをする事になっています。
トトト先輩はフランツの考えは傲慢だと言って慰めてくれました。
トトト先輩にも夢を諦め切れずにドツボに嵌った友達が居たようですね。
見事に友達を救ったフランツへのご褒美だったみたいです。
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第二話 大波乱!忘年会旅行!
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忘年会が開催される事になりました。
フランツは居酒屋で行われると想定していたようですがケルケル社長は一味違います。
ケルケル社長は王都から近い温泉街の高級宿を予約しました。
一泊二日の忘年会が行われる事になりました。
参加メンバーは、フランツ、セルリア、メアリ、ケルケル、ファフィスターニャ、トトト、サンソンスーです。
ハーレム状態ですがこれがフランツを苦しめる事になりました。
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最初は植物園に向かう事になります。
ここでセルリアがバナナを舐めて食べていたのでフランツが反応してしまいます。
昼ご飯は美味しい魚料理を食べる事になりました。
トトトの提案で秘宝館に行く事になりました。
彼女は宝物が飾られていると期待していたみたいです。
秘宝館は性具が展示されている場所でした。
他にも体位などが解説されていたようです。
ここでもフランツは欲望を抑えるはめになります。
セルリアは秘宝館が気に入ったようでした。
年間パスポートがあるなら購入すると言っていました。
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夕日を眺めながら露天風呂を楽しむ事になりました。
フランツは一人で男湯に向かおうと考えていたのですがケルケルを始めメンバー全員から混浴の許可がでてしまいます。
嬉しいのですがフランツは欲望を我慢する事になりました。
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夕食はとても生の付くものが出てきました。
フランツは体が熱くなってしまいます。
露天風呂に入って気分を落ち着けようと考えたのですが先客が居ました。
露天風呂にはファフィスターニャ先輩の使い魔モートリ・オルクエンテ五世が入っていました。
彼女はフクロウなのですが人間の姿に変身していました。
モートリは肉のつき方に妙な色気がありました。
フランツはまたしても我慢を強いられる事になります。
モートリはフランツにファフィスターニャ先輩の事をよろしくお願いすると頼んで来ました。
親愛の情を示す為に抱き着いて来ようとしたので丁重に断っています。
勿体ないですね。
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脱衣所でファフィスターニャ先輩とサンソンスー先輩と鉢合わせする事になります。
二人とも全裸でした。
ここで二人が自分の身体付きが魅力的か質問してきましたよ。
ファフィスターニャ先輩はモートリが色気に溢れている事を羨んでいるようです。
彼女はアンチエイジングしているので色気よりも可愛さが目立ちます。
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ファフィスターニャ先輩が自分とセルリアとしているようなサキュバス行為をしたいと思うか?と質問してきました。
これでフランツが我慢の限界に達してしまいます。
フランツは魅力的な女の子に囲まれていて性欲を抑えようとしているのに誘惑しないで欲しいと訴えました。
この話をケルケル社長に聞かれてしまいます。
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ケルケル社長は常識外れな一面があるので女子メンバーにフランツとの行為を行いたいか意思確認を行います。
全員がフランツとの行為を認めたので乱交が始まったようです。
ケルケル社長、ファフィスターニャ先輩、サンソンスー先輩、メアリ、トトト先輩、セルリアの順番でサキュバス的な行為を行いました。
フランツは燃え尽きたようですね。
全員との行為を完了させたフランツの事をケルケル社長が褒めています。
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第三話 義賊の正社員
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年末なのでセルリアが帰省する事になりました。
フランツも実家に帰省するのですが、セルリアを連れて行くと父親が鼻の下を伸ばすので連れて行きたくない、との事情もありました。
フランツとメアリの二人だけで帰省する事になります。
メアリはフランツとの二人旅を楽しみにしています。
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馬車で帰省する事を伝えるとケルケル社長がオーガルって街に泊まる事を勧めてきました。
そこで何らかの出会いがありそうな発言をしていました。
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乗合馬車で商人からオーガルに盗賊団が出没する可能性があるとの話を聞きます。
メアリは盗賊団を懲らしめる気になっています。
フランツとメアリは夜の街を巡回して盗賊団が出るか見張っていました。
そこに怪しい一団が現れます。
さらにその集団を見張っている人物まで出てきました。
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盗賊団は仲間を警備員として商人の倉庫に送り込んでいました。
倉庫を内側から開けて盗みを働こうとしていました。
そこに盗賊団を見張っていた怪しげな人物が飛び込み盗賊団を成敗していきます。
怪しげな人物は泥棒業界の有名人で十字傷のレダと呼ばれています。
レダは今は正社員をしていると言っています。
盗賊団は驚いたようですがレダが美人だったので捕まえて手籠めにしようと考えました。
フランツはレダを助ける必要性を感じましたがメアリは不要だと言っています。
メアリにはレダの強さが分かったようです。
盗賊団はレダによって無力化されました。
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レダの方もフランツとメアリの存在に気付いていました。
メアリが「名状しがたき悪夢の祖」だよと名乗ると、そちらの御仁がフランツ殿か?と聞いてきました。
フランツは自分の名前が知られていた事に驚いていましたね。
レダからネクログラント黒魔法社の正社員だと聞かされ驚く事になりました。
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彼女は同僚でしたよ。
レダ先輩もケルケル社長にスカウトされたそうです。
盗賊団を倒した場面でケルケル社長に出会い、その場で勧誘されたそうです。
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レダ先輩はケルケル社長に出会ってから魔法の習得を初めて三年くらいで独自の黒魔法を使えるようになったそうです。
フランツは驚いていますがレダによると魔法の才能は無いそうですよ。
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レダ先輩に誘われて飲みに行く事になりました。
レダ先輩が義賊になったのは辛い生い立ちが原因でした。
彼女は孤児で施設で育ったそうです。
彼女が入れられていた施設は国から補助金だけもらって子供を虐待する酷い場所だったそうです。
レダは生き残る為に強くなりました。
剣術道場に通っている時に泥棒を退治して謝礼金を貰ったそうです。
泥棒退治はお金になると知った彼女は義賊を始めたそうです。
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今はネクログラント黒魔法社の正社員としてライターをしているそうです。
フランツも読んだ事のある黒魔法の解説書の著者でした!!
年齢不詳で住所不定だそうですよ。
年齢を聞いても教えてくれませんでした。
レダもアンチエイジングの黒魔法を使っているそうです。
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フランツとメアリが帰省の為にライトストーンに向かう事を告げると、追っているネタがあると言い出しました。
レダはライトストーンで怪しい詠唱を行っている者を追っているそうです。
レダがライトストーンまで同行する事になりました。
レダは美人なので実家に連れて行くのは不味そうですよ。
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第四話 うさんくさいNPO法人
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ライトストーンに帰省したフランツとメアリはレダと別れて実家に向かいました。
美人のレダに父親が反応するだろうと思われたので彼女を実家に連れて行くのは諦めます。
レダは全国を旅しているので各地に馴染の宿があるそうです。
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セルリアが一緒じゃないと知り父親のコルタはガッカリしていました。
口に出して残念がっているので母親に絞められています。
フランツとメアリは謎の詠唱騒ぎの調査を始めます。
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調査を開始すると地元にある遺跡をパワースポットとして観光地化する動きがある事が分かりました。
役所に行くと遺跡をパワースポットとして観光地化する方針だと教えられます。
メアリが遺跡を調べたのですがパワースポットとしての機能はありませんでした。
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二人は計画推進のきっかけとなった教授を調べる事にしました。
調べてみると、教授はとんでも理論を提唱していて、学会から相手にされていない事がわかりました。
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遺跡の近くに計画を推進している「ライトストーン歴史研究所」って建物ができていました。
レダ先輩に主催者の情報を聞いてみると詐欺行為をしている人物として有名でした。
ザグーナとノゴスっていう二人組の詐欺師です。
フランツ、メアリ、レダは二人の詐欺師を懲らしめる事にしました。
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メアリの黒魔法と黒魔法師の悪霊に扮したレダが二人を脅かします。
脅しが効いて二人は詐欺行為を認めました。
そして遺跡がパワースポットって話はウソだと役所に伝える事を誓いました。
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二人に夜な夜な黒魔法の詠唱をするのは近所迷惑だから止めろと命じます。
しかし二人は自分たちは何もしていないと答えました。
詐欺行為は止められましたが、謎の詠唱騒ぎが残りました。
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フランツ、メアリ、レダの三人は詠唱を行っている人物の特定を急ぎます。
その日の夜、遺跡に向かうと謎の詠唱者が来ていました。
レダが早速取材に向かいます。
フランツとメアリは少し遅れて現場に到着しました。
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詠唱者はフランツの父親コルタでした。
コルタはセルリアのようなサキュバスを呼び出したくて黒魔法の詠唱を練習していたそうです。
遺跡がパワースポットだとの噂を聞いて、その上で練習すれば自分もサキュバスを呼び出せるようになるかもしれない、と考えたそうです。
コルタの自信の源はフランツでした。
フランツがセルリアを呼び出せたのなら自分にも可能なのではないか?と考えたそうです。
レダ先輩から発音が成っていないので黒魔法として成立していない、と指摘されてガッカリしています。
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美少女や美人と仲良くなりたいとの欲求は相当強いようです。
コルタはレダ先輩に黒魔法の個人指導をお願いしていますよ。
月謝として月に銀貨10枚を支払うと言ってますね。
ライターとして全国を飛び回っているので無理ですと断られる事になりました。
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フランツとメアリは問題を解決して清々しい気分で新年を迎えます。
メアリが「姫はじめ」をしようと誘ってきました。
フランツはメアリと新年早々に楽しむ事になりました。
フランツのこのモッテぷりは凄いな。
コルタが羨むのも分かる気がする。
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第五話 客人をエスコート
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フランツの新年最初の仕事はアリエノールのエスコートでした。
休暇で王都に遊びに来るアリエノールが王都の案内を依頼してきました。
アリエノールの方からフランツ一人での案内を希望されたのでフランツが一人で対応する事になります。
セルリアはデートですねと騒いでいますがケルケル社長から仕事です、と釘を刺されます。
真面目なフランツはアリエノールを迎えに行く前に王都の知識を詰め込みました。
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フランツは女の子の扱いが手馴れてきている感じです。
バスから降りてきたアリエノールのスカートを褒めています。
アリエノールの気分が高揚したような感じですね。
案内のスタートとしては上出来だったと思われます。
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昼食時に有名店に向かったのですが激混みで入れませんでした。
そこを使った事があるケルケル社長からは並んで入るほどの価値は無いと言われていたので彼女に紹介された店に向かいます。
そこの料理は超絶美味しかったようです。
アリエノールはニコニコでした。
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夕食に誘われたのでフランツはデート雑誌に出ていた人気店に向かいました。
アイドルや歌手のショーが開催されている店でした。
雰囲気が良すぎてフランツは慌てています。
その店はカップルが勝負を決める為の店だったようです。
案の定アリエノールは雰囲気に酔ってしまいその気になってしまいます。
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酔ったふりをしてフランツに宿の部屋まで送らせました。
フランツが冒涜的な事をしてしまうかもしれないと警告するとOKしてくれます。
アリエノールは当初からフランツと冒涜的な事をする予定だったようにも思えるね。
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なかなか会えないので、次に会う時まで忘れないように、たくさん愛してくれ、ライバルとして、と言っていました。
二人は朝まで冒涜的な行為を繰り返したようです。
アリエノールはフランツに本気になっているようですね。
フランツの幸せ者め。
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朝帰りになったフランツをセルリアとメアリが温かく迎えてくれます。
二人はフランツとアリエノールの事だから朝帰りになるのは必然と考えていたみたいです。
理解があり羨ましいですね、本当に。
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第六章 ヴァンパイア先輩の接客指導
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フランツは自分の領民が経営している「田舎家」でネクログラント黒魔法社の先輩社員に出会う事になりました。
彼女は接客中のホワホワが起こした問題を見事な手腕で解決してくれました。
ケルケル社長の勧めで田舎屋でフランツが来るのを待っていたそうです。
ヴァンパイアのエンターヤ先輩です。
ホワホワの接客技術が拙過ぎて危なっかしいと感じたエンターヤ先輩はホワホワに接客技術を教えてくれる事になりました。
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翌日フランツはエンターヤ先輩の営業に同行する事になりました。
フランツは自分の存在がエンターヤ先輩の営業活動の邪魔になっていないか心配しています。
昼食時にエンターヤ先輩からネクログラント黒魔法社に入社した経緯を聞く事になります。
これまでの先輩社員はケルケル社長と劇的な出会いをして入社しているので彼女もそれに近い形で入社したのかな?と思ったら違いました。
エンターヤ先輩は60回ぐらい転職した末にネクログラント黒魔法社にやって来たそうです。
動機も魔族の自分なら黒魔法の営業に有利では無いか?って軽い理由でした。
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エンターヤ先輩は貴族階級だそうです。
田舎の土地でずっとふんぞり返っている生活が面白くないと感じて実家を飛び出したそうです。
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エンターヤ先輩からネクログラント黒魔法社に入ってから営業成績が上がったのは何故か?って問題を出される事になりました。
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ホワホワの接客教育は無事に終了してホワホワの接客技術は見事な水準に達しました。
酔客を毅然とした態度であしらえるようになりました。
店の迷惑になる酔客をエンターヤ先輩が警察に連れて行きました。
戻ってきたエンターヤ先輩はドブロクをごくごく飲み始めます。
酔い潰れてしまったエンターヤ先輩をフランツが家まで送る事になります。
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エンターヤ先輩は酔ったふりをしているだけでした。
彼女はフランツの血を吸ってみたくなってしまったそうです。
血を吸われてもエンターヤ先輩に操られる事にはならないと聞いてフランツは血を吸わせる事にしました。
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フランツは上半身裸になってベッドに横になります。
そして左腕から血を吸われる事になりました。
フランツの血を吸ってエンターヤ先輩は満足そうにしています。
しかし問題が発生してしまいました。
吸血行為は気持ち良いみたいです。
フランツの下半身が大きくなってしまいました。
ここでご褒美タイムに突入です。
大きくなったフランツの下半身をエンターヤ先輩が優しく吸ってくれました。
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エンターヤ先輩に吸われたフランツは賢者タイムに突入して凛々しい顔になっています。
帰宅したフランツをセルリアとメアリが迎えます。
二人ともフランツが大望を抱えた英雄みたいな表情をしている。
かっこいいと言っていました。
フランツの中で罪悪感が膨らんでいます。
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第七話 黒魔法業界ストライキ
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フランツが会社のロッカーを開けると黒魔法業界のストライキに参加して欲しいと書いてあるビラが入っていました。
セルリアとメアリのロッカーにも同じビラが入っていました。
待遇に満足していて、ケルケル社長に感謝している三人は社長に見つからないうちにビラを処分しようと考えます。
ビラを捨てようとしているとストライキに参加する気満々のケルケルと遭遇しました。
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ケルケルはフランツ達が黒魔法業界について誤解していると知りストライキの意義を説明してくれます。
ケルケルの努力によりネクログラント黒魔法社は好待遇を維持しています。
所属する業界団体は運動会などを主催していて労働者と友好関係を築いているようにみえました。
ネクログラント黒魔法社が所属している団体は業界内でも優良な会社が集まっている団体でした。
黒魔法業界には他にも団体があり酷い労働環境で働いている黒魔法使いが多数いるそうです。
ケルケルはストライキを起こした団体の主張に賛同して会社としてストライキに参加する事を決めたそうです。
ストライキが行われるのは人間の世界と魔界が一番近付く2月15日に決まりました。
その日はネクログラント黒魔法社は仕事をしない事になりました。
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ストライキの当日、フランツ、セルリア、メアリは王都に出てストライキの影響を観察する事にします。
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セルリアが行きたがったカフェで朝食を採っていると早速、影響がでてきます。
他の客がモンスターを発見してパニックになっていました。
メアリはモンスターを見ても平然としています。
彼女に言わせると特徴も定かでない低級モンスターだそうです。
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下水から低級モンスターが這い出してきました。
原因が分かっているメアリは二人を連れて下水を見に行きます。
そこで不法投棄されたマジックアイテムを発見しました。
不法投棄されたマジックアイテムに残飯の骨が反応して骨のモンスターが出現した事が分かりました。
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大きな墓地に行くとストライキを企画した「黒魔法青年団」がプラカードを持って立っていました。
彼らは無言を貫く事で自分たちが置かれている窮状を訴えていました。
ストライキを起こしたので墓地からアンデッドが這い出してきています。
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フランツは青年団の一人に話しかけ自分がネクログラント黒魔法社で働いている事を伝えます。
好待遇で働けている自分を申し訳なく思っていたようですね。
青年団の人達はケルケル社長の事を知っていました。
彼らもケルケル社長のお世話になっているそうです。
ストライキに同意してくれた事を感謝されてしまいます。
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フランツは自分を見つめる視線に気が付きました。
見つめていたのはヴァニタザールでした。
彼女は悪条件で労働者を使役して失敗した事があるので会議で助言する事になっているそうです。
フランツは黒魔法使いの待遇改善の為によろしくお願いします、と言っています。
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ヴァニタザールがフランツを借りたいんだけど?とメアリに交渉を持ち掛けてきました。
メアリとヴァニタザールの間で話が成立してフランツは貸し出される事になりました。
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ホテルに向かう途中でヴァニタザールが敵を発見しました。
彼女は意識を操る紫魔法を使い敵の目的と正体を喋らせました。
敵はストライキを起こした団体の幹部を殺そうと考えていました。
彼を雇ったのはストライキの相手である中央黒魔法委員会でした。
ヴァニタザールはヒットマンを無力化しました。
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その後ヴァニタザールの泊まっているホテルに行き変態的でマニアックなプレイをする事になりました。
全裸になったヴァニタザールに首輪と紐を付けて部屋の中を散歩する事になっています。
真面目な社長業でたまったストレスを発散しているそうです。
ヴァニタザールは中央黒魔法委員会の幹部にはストレスの発散に失敗して化け物になってしまった人が居ると言っていました。
彼女は適度にストレスを解消するのは重要だと言っています。
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ストライキは成功に終わり賃上げ要求が通る事になりました。
セルリアにヴァニタザールのお陰でサキュバス的行為のレベルが遥かに上がったと言われてしまいました。
メアリからは軽蔑される事になりますがセルシアからは尊敬の眼差しを向けられる事になりました。
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社長の親戚の子
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フランツが社長室に入るとケルケル社長が二人居ました。
もう一人のケルケル社長は彼女の親戚の娘のケルカちゃんでした。
30年ぶりに再会したそうですよ。
最後に会ったのはフランツが生まれる前です!!
王都観光に来たケルカちゃんをケルケル社長が案内する予定でしたが急な出張が入りできなくなりました。
そこでケルケル社長はフランツにケルカの世話をお願いする事にします。
ケルカちゃんの了承が得られたのでフランツは彼女の相手をする事になりました。
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王都の景色が珍しいケルカは燥いでいましたが昼ご飯を食べた後疲れが出てしまいます。
昼寝を始めそうになってしまいました。
フランツは割と近くにある自宅にケルカを連れて行く事にします。
ケルカはお昼寝を始めました。
フランツも疲れていたので昼寝を始めます。
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フランツが目を覚ますとケルカが四つん這いになってフラッツの顔をぺろぺろ舐めていました。
フランツは背徳感に襲われているようです。
再びケルカが寝てしまったのでケルケル社長の自宅を兼ねている会社に連れて行きます。
ケルカを寝かしつけてからケルケル社長にその日の出来事を包み隠さず報告しています。
ケルカに顔を舐められた事も報告しているね。
正確な報告を心がけているフランツは立派だね。
ケルケル社長に変態扱いされる懸念があったのですが杞憂でした。
ケルケル社長はケルカに舐め癖がある事を知っていました。
まだ癖が抜けきれていませんか、と言っていました。
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重労働だったと分かったので追加の手当てを出しますよ、と言ってきます。
しかしフランツはケルカに舐められた時にケルケルに舐められた気分になっていました。
フランツは顔を赤くして断っています。
フランツはケルケル社長に顔を舐めて欲しいって願望があるのかな?
ケルカちゃんにも気に入られたようですね。
また王都に行こうね、と言われています。
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フランツは困窮する友人の現状を見て魔法使いは専門職なんだと理解させられる事になります。忘年会が開かれる事になり高級温泉宿に泊まる事になります。フランツの前に天国が現れました。フランツは新たな先輩社員と遭遇する事になります。怪しいNPO法人の調査を行う事になります。フランツの父親がしょうもない願いを持っている事が発覚します。行動力があるので実現に向けての努力をしていますよ。ライバルをエスコートする事になります。真面目なフランツの性格が活かされエスコートは大成功です。想定外のご褒美まで出てきました。黒魔法使いの必要性を訴える為にストライキが行われます。ケルケル社長が乗り気で超ホワイト企業のネクログラント黒魔法社も参加する事になりました。ケルケル社長の親戚の娘が遊びに来ました。フランツが王都を案内する事になります。
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2018/6/27
著者:森田季節
イラスト:47AgDragon
ISBN:978-4-08-631244-8
雰囲気:助言、天国、義賊、詐欺師、エスコート、吸血行為、ストライキ、幼いケルベロス
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第一話 魔法使いという専門職
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フランツは仕事帰りに大きな公園で同級生と再会しました。
ソントという同級生は疲れた様子で公園のベンチに座っていました。
様子がおかしいと思ったフランツはソントから話を聞いてみる事にします。
話を聞いてみるとソントは失業中でした。
学校を卒業後、白魔法を使う仕事に就いたそうですがどれも短期で終わってしまったそうです。
就職活動で苦労したフランツはソントの辛さが理解できたようです。
家にソントを泊めてあげる事にしました。
ソントは真面目な性格のようで翌日から職探しに行っています。
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フランツはトトト先輩に相談する事にします。
トトト先輩はソントの境遇を聞いて彼が抱えている問題点が分かったようです。
フランツと二人で王都に出かけて問題の根幹を教えてくれる事になりました。
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待ち合わせ場所にトトト先輩が真面な服装で現れたのでフランツは驚いています。
トトト先輩から自分の事を痴女だと思っているのか?と怒られてしまいました。
トトト先輩が案内してくれたのは短期仕事の斡旋所でした。
ソントは白魔法を使う短期の仕事を繰り返していた事が予想されます。
しかし直ぐに契約が終了してしまうそうです。
ソントが抱える問題が見えてきました。
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フランツはソントが魔法使いとして実力不足だった事に気が付きました。
フランツはソントを説得する事にします。
彼に魔法使いとしての実力が欠けているので直ぐにクビになる事を指摘ました。
ソントは学生時代も成績はイマイチだったそうです。
自覚があったようですね。
ソントはフランツの指摘を受け入れて地元に戻り魔法使い以外の仕事を探す事になりました。
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ソントに夢を諦めさせたのではないか?と気に病んでいるフランツをトトト先輩が慰めてくれます。
天翔号の中で野外プレイをする事になっています。
トトト先輩はフランツの考えは傲慢だと言って慰めてくれました。
トトト先輩にも夢を諦め切れずにドツボに嵌った友達が居たようですね。
見事に友達を救ったフランツへのご褒美だったみたいです。
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第二話 大波乱!忘年会旅行!
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忘年会が開催される事になりました。
フランツは居酒屋で行われると想定していたようですがケルケル社長は一味違います。
ケルケル社長は王都から近い温泉街の高級宿を予約しました。
一泊二日の忘年会が行われる事になりました。
参加メンバーは、フランツ、セルリア、メアリ、ケルケル、ファフィスターニャ、トトト、サンソンスーです。
ハーレム状態ですがこれがフランツを苦しめる事になりました。
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最初は植物園に向かう事になります。
ここでセルリアがバナナを舐めて食べていたのでフランツが反応してしまいます。
昼ご飯は美味しい魚料理を食べる事になりました。
トトトの提案で秘宝館に行く事になりました。
彼女は宝物が飾られていると期待していたみたいです。
秘宝館は性具が展示されている場所でした。
他にも体位などが解説されていたようです。
ここでもフランツは欲望を抑えるはめになります。
セルリアは秘宝館が気に入ったようでした。
年間パスポートがあるなら購入すると言っていました。
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夕日を眺めながら露天風呂を楽しむ事になりました。
フランツは一人で男湯に向かおうと考えていたのですがケルケルを始めメンバー全員から混浴の許可がでてしまいます。
嬉しいのですがフランツは欲望を我慢する事になりました。
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夕食はとても生の付くものが出てきました。
フランツは体が熱くなってしまいます。
露天風呂に入って気分を落ち着けようと考えたのですが先客が居ました。
露天風呂にはファフィスターニャ先輩の使い魔モートリ・オルクエンテ五世が入っていました。
彼女はフクロウなのですが人間の姿に変身していました。
モートリは肉のつき方に妙な色気がありました。
フランツはまたしても我慢を強いられる事になります。
モートリはフランツにファフィスターニャ先輩の事をよろしくお願いすると頼んで来ました。
親愛の情を示す為に抱き着いて来ようとしたので丁重に断っています。
勿体ないですね。
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脱衣所でファフィスターニャ先輩とサンソンスー先輩と鉢合わせする事になります。
二人とも全裸でした。
ここで二人が自分の身体付きが魅力的か質問してきましたよ。
ファフィスターニャ先輩はモートリが色気に溢れている事を羨んでいるようです。
彼女はアンチエイジングしているので色気よりも可愛さが目立ちます。
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ファフィスターニャ先輩が自分とセルリアとしているようなサキュバス行為をしたいと思うか?と質問してきました。
これでフランツが我慢の限界に達してしまいます。
フランツは魅力的な女の子に囲まれていて性欲を抑えようとしているのに誘惑しないで欲しいと訴えました。
この話をケルケル社長に聞かれてしまいます。
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ケルケル社長は常識外れな一面があるので女子メンバーにフランツとの行為を行いたいか意思確認を行います。
全員がフランツとの行為を認めたので乱交が始まったようです。
ケルケル社長、ファフィスターニャ先輩、サンソンスー先輩、メアリ、トトト先輩、セルリアの順番でサキュバス的な行為を行いました。
フランツは燃え尽きたようですね。
全員との行為を完了させたフランツの事をケルケル社長が褒めています。
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第三話 義賊の正社員
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年末なのでセルリアが帰省する事になりました。
フランツも実家に帰省するのですが、セルリアを連れて行くと父親が鼻の下を伸ばすので連れて行きたくない、との事情もありました。
フランツとメアリの二人だけで帰省する事になります。
メアリはフランツとの二人旅を楽しみにしています。
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馬車で帰省する事を伝えるとケルケル社長がオーガルって街に泊まる事を勧めてきました。
そこで何らかの出会いがありそうな発言をしていました。
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乗合馬車で商人からオーガルに盗賊団が出没する可能性があるとの話を聞きます。
メアリは盗賊団を懲らしめる気になっています。
フランツとメアリは夜の街を巡回して盗賊団が出るか見張っていました。
そこに怪しい一団が現れます。
さらにその集団を見張っている人物まで出てきました。
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盗賊団は仲間を警備員として商人の倉庫に送り込んでいました。
倉庫を内側から開けて盗みを働こうとしていました。
そこに盗賊団を見張っていた怪しげな人物が飛び込み盗賊団を成敗していきます。
怪しげな人物は泥棒業界の有名人で十字傷のレダと呼ばれています。
レダは今は正社員をしていると言っています。
盗賊団は驚いたようですがレダが美人だったので捕まえて手籠めにしようと考えました。
フランツはレダを助ける必要性を感じましたがメアリは不要だと言っています。
メアリにはレダの強さが分かったようです。
盗賊団はレダによって無力化されました。
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レダの方もフランツとメアリの存在に気付いていました。
メアリが「名状しがたき悪夢の祖」だよと名乗ると、そちらの御仁がフランツ殿か?と聞いてきました。
フランツは自分の名前が知られていた事に驚いていましたね。
レダからネクログラント黒魔法社の正社員だと聞かされ驚く事になりました。
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彼女は同僚でしたよ。
レダ先輩もケルケル社長にスカウトされたそうです。
盗賊団を倒した場面でケルケル社長に出会い、その場で勧誘されたそうです。
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レダ先輩はケルケル社長に出会ってから魔法の習得を初めて三年くらいで独自の黒魔法を使えるようになったそうです。
フランツは驚いていますがレダによると魔法の才能は無いそうですよ。
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レダ先輩に誘われて飲みに行く事になりました。
レダ先輩が義賊になったのは辛い生い立ちが原因でした。
彼女は孤児で施設で育ったそうです。
彼女が入れられていた施設は国から補助金だけもらって子供を虐待する酷い場所だったそうです。
レダは生き残る為に強くなりました。
剣術道場に通っている時に泥棒を退治して謝礼金を貰ったそうです。
泥棒退治はお金になると知った彼女は義賊を始めたそうです。
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今はネクログラント黒魔法社の正社員としてライターをしているそうです。
フランツも読んだ事のある黒魔法の解説書の著者でした!!
年齢不詳で住所不定だそうですよ。
年齢を聞いても教えてくれませんでした。
レダもアンチエイジングの黒魔法を使っているそうです。
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フランツとメアリが帰省の為にライトストーンに向かう事を告げると、追っているネタがあると言い出しました。
レダはライトストーンで怪しい詠唱を行っている者を追っているそうです。
レダがライトストーンまで同行する事になりました。
レダは美人なので実家に連れて行くのは不味そうですよ。
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第四話 うさんくさいNPO法人
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ライトストーンに帰省したフランツとメアリはレダと別れて実家に向かいました。
美人のレダに父親が反応するだろうと思われたので彼女を実家に連れて行くのは諦めます。
レダは全国を旅しているので各地に馴染の宿があるそうです。
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セルリアが一緒じゃないと知り父親のコルタはガッカリしていました。
口に出して残念がっているので母親に絞められています。
フランツとメアリは謎の詠唱騒ぎの調査を始めます。
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調査を開始すると地元にある遺跡をパワースポットとして観光地化する動きがある事が分かりました。
役所に行くと遺跡をパワースポットとして観光地化する方針だと教えられます。
メアリが遺跡を調べたのですがパワースポットとしての機能はありませんでした。
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二人は計画推進のきっかけとなった教授を調べる事にしました。
調べてみると、教授はとんでも理論を提唱していて、学会から相手にされていない事がわかりました。
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遺跡の近くに計画を推進している「ライトストーン歴史研究所」って建物ができていました。
レダ先輩に主催者の情報を聞いてみると詐欺行為をしている人物として有名でした。
ザグーナとノゴスっていう二人組の詐欺師です。
フランツ、メアリ、レダは二人の詐欺師を懲らしめる事にしました。
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メアリの黒魔法と黒魔法師の悪霊に扮したレダが二人を脅かします。
脅しが効いて二人は詐欺行為を認めました。
そして遺跡がパワースポットって話はウソだと役所に伝える事を誓いました。
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二人に夜な夜な黒魔法の詠唱をするのは近所迷惑だから止めろと命じます。
しかし二人は自分たちは何もしていないと答えました。
詐欺行為は止められましたが、謎の詠唱騒ぎが残りました。
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フランツ、メアリ、レダの三人は詠唱を行っている人物の特定を急ぎます。
その日の夜、遺跡に向かうと謎の詠唱者が来ていました。
レダが早速取材に向かいます。
フランツとメアリは少し遅れて現場に到着しました。
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詠唱者はフランツの父親コルタでした。
コルタはセルリアのようなサキュバスを呼び出したくて黒魔法の詠唱を練習していたそうです。
遺跡がパワースポットだとの噂を聞いて、その上で練習すれば自分もサキュバスを呼び出せるようになるかもしれない、と考えたそうです。
コルタの自信の源はフランツでした。
フランツがセルリアを呼び出せたのなら自分にも可能なのではないか?と考えたそうです。
レダ先輩から発音が成っていないので黒魔法として成立していない、と指摘されてガッカリしています。
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美少女や美人と仲良くなりたいとの欲求は相当強いようです。
コルタはレダ先輩に黒魔法の個人指導をお願いしていますよ。
月謝として月に銀貨10枚を支払うと言ってますね。
ライターとして全国を飛び回っているので無理ですと断られる事になりました。
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フランツとメアリは問題を解決して清々しい気分で新年を迎えます。
メアリが「姫はじめ」をしようと誘ってきました。
フランツはメアリと新年早々に楽しむ事になりました。
フランツのこのモッテぷりは凄いな。
コルタが羨むのも分かる気がする。
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第五話 客人をエスコート
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フランツの新年最初の仕事はアリエノールのエスコートでした。
休暇で王都に遊びに来るアリエノールが王都の案内を依頼してきました。
アリエノールの方からフランツ一人での案内を希望されたのでフランツが一人で対応する事になります。
セルリアはデートですねと騒いでいますがケルケル社長から仕事です、と釘を刺されます。
真面目なフランツはアリエノールを迎えに行く前に王都の知識を詰め込みました。
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フランツは女の子の扱いが手馴れてきている感じです。
バスから降りてきたアリエノールのスカートを褒めています。
アリエノールの気分が高揚したような感じですね。
案内のスタートとしては上出来だったと思われます。
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昼食時に有名店に向かったのですが激混みで入れませんでした。
そこを使った事があるケルケル社長からは並んで入るほどの価値は無いと言われていたので彼女に紹介された店に向かいます。
そこの料理は超絶美味しかったようです。
アリエノールはニコニコでした。
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夕食に誘われたのでフランツはデート雑誌に出ていた人気店に向かいました。
アイドルや歌手のショーが開催されている店でした。
雰囲気が良すぎてフランツは慌てています。
その店はカップルが勝負を決める為の店だったようです。
案の定アリエノールは雰囲気に酔ってしまいその気になってしまいます。
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酔ったふりをしてフランツに宿の部屋まで送らせました。
フランツが冒涜的な事をしてしまうかもしれないと警告するとOKしてくれます。
アリエノールは当初からフランツと冒涜的な事をする予定だったようにも思えるね。
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なかなか会えないので、次に会う時まで忘れないように、たくさん愛してくれ、ライバルとして、と言っていました。
二人は朝まで冒涜的な行為を繰り返したようです。
アリエノールはフランツに本気になっているようですね。
フランツの幸せ者め。
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朝帰りになったフランツをセルリアとメアリが温かく迎えてくれます。
二人はフランツとアリエノールの事だから朝帰りになるのは必然と考えていたみたいです。
理解があり羨ましいですね、本当に。
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第六章 ヴァンパイア先輩の接客指導
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フランツは自分の領民が経営している「田舎家」でネクログラント黒魔法社の先輩社員に出会う事になりました。
彼女は接客中のホワホワが起こした問題を見事な手腕で解決してくれました。
ケルケル社長の勧めで田舎屋でフランツが来るのを待っていたそうです。
ヴァンパイアのエンターヤ先輩です。
ホワホワの接客技術が拙過ぎて危なっかしいと感じたエンターヤ先輩はホワホワに接客技術を教えてくれる事になりました。
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翌日フランツはエンターヤ先輩の営業に同行する事になりました。
フランツは自分の存在がエンターヤ先輩の営業活動の邪魔になっていないか心配しています。
昼食時にエンターヤ先輩からネクログラント黒魔法社に入社した経緯を聞く事になります。
これまでの先輩社員はケルケル社長と劇的な出会いをして入社しているので彼女もそれに近い形で入社したのかな?と思ったら違いました。
エンターヤ先輩は60回ぐらい転職した末にネクログラント黒魔法社にやって来たそうです。
動機も魔族の自分なら黒魔法の営業に有利では無いか?って軽い理由でした。
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エンターヤ先輩は貴族階級だそうです。
田舎の土地でずっとふんぞり返っている生活が面白くないと感じて実家を飛び出したそうです。
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エンターヤ先輩からネクログラント黒魔法社に入ってから営業成績が上がったのは何故か?って問題を出される事になりました。
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ホワホワの接客教育は無事に終了してホワホワの接客技術は見事な水準に達しました。
酔客を毅然とした態度であしらえるようになりました。
店の迷惑になる酔客をエンターヤ先輩が警察に連れて行きました。
戻ってきたエンターヤ先輩はドブロクをごくごく飲み始めます。
酔い潰れてしまったエンターヤ先輩をフランツが家まで送る事になります。
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エンターヤ先輩は酔ったふりをしているだけでした。
彼女はフランツの血を吸ってみたくなってしまったそうです。
血を吸われてもエンターヤ先輩に操られる事にはならないと聞いてフランツは血を吸わせる事にしました。
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フランツは上半身裸になってベッドに横になります。
そして左腕から血を吸われる事になりました。
フランツの血を吸ってエンターヤ先輩は満足そうにしています。
しかし問題が発生してしまいました。
吸血行為は気持ち良いみたいです。
フランツの下半身が大きくなってしまいました。
ここでご褒美タイムに突入です。
大きくなったフランツの下半身をエンターヤ先輩が優しく吸ってくれました。
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エンターヤ先輩に吸われたフランツは賢者タイムに突入して凛々しい顔になっています。
帰宅したフランツをセルリアとメアリが迎えます。
二人ともフランツが大望を抱えた英雄みたいな表情をしている。
かっこいいと言っていました。
フランツの中で罪悪感が膨らんでいます。
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第七話 黒魔法業界ストライキ
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フランツが会社のロッカーを開けると黒魔法業界のストライキに参加して欲しいと書いてあるビラが入っていました。
セルリアとメアリのロッカーにも同じビラが入っていました。
待遇に満足していて、ケルケル社長に感謝している三人は社長に見つからないうちにビラを処分しようと考えます。
ビラを捨てようとしているとストライキに参加する気満々のケルケルと遭遇しました。
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ケルケルはフランツ達が黒魔法業界について誤解していると知りストライキの意義を説明してくれます。
ケルケルの努力によりネクログラント黒魔法社は好待遇を維持しています。
所属する業界団体は運動会などを主催していて労働者と友好関係を築いているようにみえました。
ネクログラント黒魔法社が所属している団体は業界内でも優良な会社が集まっている団体でした。
黒魔法業界には他にも団体があり酷い労働環境で働いている黒魔法使いが多数いるそうです。
ケルケルはストライキを起こした団体の主張に賛同して会社としてストライキに参加する事を決めたそうです。
ストライキが行われるのは人間の世界と魔界が一番近付く2月15日に決まりました。
その日はネクログラント黒魔法社は仕事をしない事になりました。
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ストライキの当日、フランツ、セルリア、メアリは王都に出てストライキの影響を観察する事にします。
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セルリアが行きたがったカフェで朝食を採っていると早速、影響がでてきます。
他の客がモンスターを発見してパニックになっていました。
メアリはモンスターを見ても平然としています。
彼女に言わせると特徴も定かでない低級モンスターだそうです。
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下水から低級モンスターが這い出してきました。
原因が分かっているメアリは二人を連れて下水を見に行きます。
そこで不法投棄されたマジックアイテムを発見しました。
不法投棄されたマジックアイテムに残飯の骨が反応して骨のモンスターが出現した事が分かりました。
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大きな墓地に行くとストライキを企画した「黒魔法青年団」がプラカードを持って立っていました。
彼らは無言を貫く事で自分たちが置かれている窮状を訴えていました。
ストライキを起こしたので墓地からアンデッドが這い出してきています。
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フランツは青年団の一人に話しかけ自分がネクログラント黒魔法社で働いている事を伝えます。
好待遇で働けている自分を申し訳なく思っていたようですね。
青年団の人達はケルケル社長の事を知っていました。
彼らもケルケル社長のお世話になっているそうです。
ストライキに同意してくれた事を感謝されてしまいます。
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フランツは自分を見つめる視線に気が付きました。
見つめていたのはヴァニタザールでした。
彼女は悪条件で労働者を使役して失敗した事があるので会議で助言する事になっているそうです。
フランツは黒魔法使いの待遇改善の為によろしくお願いします、と言っています。
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ヴァニタザールがフランツを借りたいんだけど?とメアリに交渉を持ち掛けてきました。
メアリとヴァニタザールの間で話が成立してフランツは貸し出される事になりました。
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ホテルに向かう途中でヴァニタザールが敵を発見しました。
彼女は意識を操る紫魔法を使い敵の目的と正体を喋らせました。
敵はストライキを起こした団体の幹部を殺そうと考えていました。
彼を雇ったのはストライキの相手である中央黒魔法委員会でした。
ヴァニタザールはヒットマンを無力化しました。
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その後ヴァニタザールの泊まっているホテルに行き変態的でマニアックなプレイをする事になりました。
全裸になったヴァニタザールに首輪と紐を付けて部屋の中を散歩する事になっています。
真面目な社長業でたまったストレスを発散しているそうです。
ヴァニタザールは中央黒魔法委員会の幹部にはストレスの発散に失敗して化け物になってしまった人が居ると言っていました。
彼女は適度にストレスを解消するのは重要だと言っています。
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ストライキは成功に終わり賃上げ要求が通る事になりました。
セルリアにヴァニタザールのお陰でサキュバス的行為のレベルが遥かに上がったと言われてしまいました。
メアリからは軽蔑される事になりますがセルシアからは尊敬の眼差しを向けられる事になりました。
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社長の親戚の子
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フランツが社長室に入るとケルケル社長が二人居ました。
もう一人のケルケル社長は彼女の親戚の娘のケルカちゃんでした。
30年ぶりに再会したそうですよ。
最後に会ったのはフランツが生まれる前です!!
王都観光に来たケルカちゃんをケルケル社長が案内する予定でしたが急な出張が入りできなくなりました。
そこでケルケル社長はフランツにケルカの世話をお願いする事にします。
ケルカちゃんの了承が得られたのでフランツは彼女の相手をする事になりました。
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王都の景色が珍しいケルカは燥いでいましたが昼ご飯を食べた後疲れが出てしまいます。
昼寝を始めそうになってしまいました。
フランツは割と近くにある自宅にケルカを連れて行く事にします。
ケルカはお昼寝を始めました。
フランツも疲れていたので昼寝を始めます。
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フランツが目を覚ますとケルカが四つん這いになってフラッツの顔をぺろぺろ舐めていました。
フランツは背徳感に襲われているようです。
再びケルカが寝てしまったのでケルケル社長の自宅を兼ねている会社に連れて行きます。
ケルカを寝かしつけてからケルケル社長にその日の出来事を包み隠さず報告しています。
ケルカに顔を舐められた事も報告しているね。
正確な報告を心がけているフランツは立派だね。
ケルケル社長に変態扱いされる懸念があったのですが杞憂でした。
ケルケル社長はケルカに舐め癖がある事を知っていました。
まだ癖が抜けきれていませんか、と言っていました。
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重労働だったと分かったので追加の手当てを出しますよ、と言ってきます。
しかしフランツはケルカに舐められた時にケルケルに舐められた気分になっていました。
フランツは顔を赤くして断っています。
フランツはケルケル社長に顔を舐めて欲しいって願望があるのかな?
ケルカちゃんにも気に入られたようですね。
また王都に行こうね、と言われています。
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