ラノベの感想) とある魔術の禁書目録 外典書庫 第2巻 (電撃文庫)

概略:
御坂美琴、白井黒子、初春飾利、佐天涙子は学芸都市に来ています。涙子がショチトルという謎の少女と遭遇する事になり、ショチトルと学芸都市の戦いに巻き込まれる事になります。美琴がデモンストレーションを行う為にたった一人でロシアにある巨大なショッピングセンターに派遣されました。勝手にホテルを抜け出し観光に向かいオカルトコンビニを発見します。そこの店員レッサーからオレンジに気を付けろと言われ大きな陰謀を解決する事になります。アンチスキルの中央詰め所に貼られていた手配書を佐天涙子がスマホで撮影しました。アルバムが整理され涙子のアルバムに入っている写真に容疑者が偶然写っていました。涙子はループホールと呼ばれる凶悪犯の裁判に証人として出廷する事になってしまいます。裁判は世間の注目を集め傍聴券は208倍の倍率になりました。ループホールは私選弁護士を抱き込み色々と工作を行い裁判を免訴させようと画策します。ループホールが捕まらないと涙子が狙われる恐れがあります。傍聴していた美琴、黒子、飾利が裁判を継続させる為に奔走する事になります。

レーベル:電撃文庫
発行日:2020/8/7
著者:鎌池和馬
イラスト:はむらきよたか
ISBN:978-4-04-913202-1
雰囲気:海上テーマパーク、飛行物体、巨大ショッピングセンター、小4伝説、路上全裸着替え、証人、敏腕捜査官美琴、正義執行
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学芸都市 編
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第一話
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御坂美琴、白井黒子、佐天涙子、初春飾利は広域社会見学という学校行事で学芸都市に来ています。
学芸都市はカリフォルニアの近海に浮かぶ人工島です。
ホテルの部屋以外では水着で行動できるテーマパークのような街です。
美琴は学校行事なので学校指定の水着を持ってきてしまいました。
後から水着は自由でもよかったと知り後悔しています。
学校指定の水着は物凄く高性能で着ている事を忘れさせる弱点を持っていました。
美琴は自分が水着を着ているのか不安になり胸の辺りの布を引っ張たり尻の辺りを指先でなぞったりしています。
飾利も水着選びに失敗してました。
彼女は特売品の売れ残りを選んでしまいました。
花柄のワンピースなのですが涙子にオヤジ狙いのロリキャラ目指してるのか?と突っ込まれています。
涙子はきちんと水着を選んだらしくジップアップビキニというおっぱいキャラが狙える水着を着てました。
おっぱいのサイズに関係なくおっぱいキャラが狙える水着だと知り美琴が羨んでますよ。
黒子は身体の三点の布を紐でつないだエロ水着を着ています。
アメリカ人の目から見てもあれは人間の着るものでは無いと思われています。
美琴、涙子、飾利は他人の振りをしたいようです。
美琴たちに金髪巨乳のお姉さんが声を掛けてきました。
彼女の巨乳をみて乳の格差に美琴が憤慨しています。
涙子が必死に美琴をなだめていました。
金髪巨乳のお姉さんはビバリー=シースルーという映画監督でした。
ビバリーは美琴たちに学芸都市の成り立ちを解説していたのですが途中で仕事ができたと言って居なくなりました。
海上で戦闘機と船(トビウオ)が戦うアトラクションが始まりました。
最初美琴もアトラクションだと思っていたようですがアクシデントが発生しました。
戦闘機の攻撃を受けた船が美琴たちが居る砂浜に突っ込んできました。
周囲の客はアトラクションだと思っているらしく歓声をあげています。
大惨事を防ぐ為に美琴が奮闘する事になりました。
ルールガンで船を吹き飛ばそうとしたのですがコインフォルダーのバネに砂が挟まりコインを取り出せません。
美琴は船を砂鉄で覆って電磁波を使い空中に打ち上げました。
船に仕掛けられていた時限爆弾が爆発しています。
美琴によって大惨事が防がれたのですが観客たちはアトラクションだったと思い込んでいます。
美琴の事もアトラクションの演者だと思っていますね。
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第二話
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夕食も自由行動なので涙子と飾利が美琴と黒子を探しています。
そこに泣きながら美琴がやって来ました。
彼女は黒子が今以上のエロ水着をカタログで選んでいた事に混乱しています。
黒子の部屋に突撃して彼女を風呂敷で包み込みました。
黒子のエロ水着を封印してから4人で食事に行きます。
食事の後にラウンジでデザートを食べているところにビバリーがやって来ました。
彼女のカップがLだと知った美琴が制裁を加える事を決定しました。
ビバリーにサンオイルを塗りたくってぐったりさせました。
自分の部屋に戻ってから美琴は端末にハッキングを仕掛けます。
美琴は強固なセキュリティが待ち構えていると思っていたようですがざるだったよ。
美琴は学芸都市で実際の兵器が使われている証拠を掴みました。
しかし学芸都市の秘密の全貌は掴めません。
美琴は学芸都市の施設に侵入してもっと深い情報を探る事にしました。
こっそり宿舎を抜け出してラージランチャーと呼ばれる施設に忍び込む事にしました。
立ち入り禁止区域にある関係者用のドアのセキュリティを無効化して侵入する事にします。
後ろから涙子に声を掛けられる事になりました。
涙子は美琴が侵入しようとしている施設を秘密のカジノだと勘違いします。
勝手に中に入ってしまいました。
仕方なく美琴は涙子を同伴して施設の中を調べる事になりました。
施設の中は巨大な空間が広がっていました。
そこに美琴が撃破したトビウオと同種の残骸が並べられていました。
美琴と佐天の前にオリーブ=ホリデイと名乗る係員がやって来ました。
彼女からトビウオがミシュコアトルと呼ばれていると教えられます。
警戒する美琴をオリーブが威嚇してきました。
美琴は佐天を守りながらの戦闘を覚悟します。
オリーブに仲間からの通信が入りました。
経営陣が美琴を始末するのは不味いとの判断を下したそうです。
レベル5の美琴が行方不明になった場合DNAマップを含む重要な軍事機密が漏洩したと判断され多角的全面戦争になる恐れがあると判断されました。
オリーブはニコニコ笑顔に変貌して美琴と涙子を施設から退去させました。
翻訳機を使って大量のサンドイッチを注文してしまい困っている飾利の元に涙子が帰ってきました。
涙子は極秘事項だから語れないけど、とにかく凄かったと興奮しています。
涙子は死の危険があった事に気が付いてない?
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第三話
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涙子が飾利の日焼け跡を堪能していると黒子を連れた美琴がやってきました。
美琴は達成感に溢れています。
美琴は黒子の荷物の中から真っ当な水着を発見して着せてきたと言ってます。
白いワンピース水着を着た黒子がやって来ました。
エロ水着が着れなくて不満顔をしています。
昨日のエロ水着の印象が強すぎて黒子は観光客にSAMURAIと認識されていました。
SAMURAI黒子が地味な水着で現れたので露骨にガッカリされています。
憤慨した黒子は水着に隠された機能を使う事にしました。
黒子の着ている白のワンピーズ水着は学園都市の科学技術の粋を集めたものです。
3万8000種の動物の求愛行動を参考に設計されました。
老若男女鳥獣魚虫まで問答無用で発情させる試作型セックスアピール水着でした。
美琴、涙子、飾利は黒子の魅力にノックアウト寸前です。
着ている黒子まで発情してしまうぞ。
美琴が何とかスイッチを探し当て黒子のセックスアピールを止めています。
涙子は一人でジュースを買いに行く事になります。
ヤシの実ジュースを買って帰る時に草むらの中で何かが動く気配を察知しました。
興味を引かれた涙子は草むらに近付いてしまいます。
草むらから手が伸びてきて涙子は草むらに引っ張り込まれる事になりました。
馬乗りになられ太腿で両腕の動きを封じられます。
襲撃者が手を使って涙子の口を塞いできました。
涙子は襲撃者の手を齧って応戦しています。
涙子の反撃に手を焼いた襲撃者は涙子の鼻の穴に小さい拷問危惧を突っ込みました。
遠隔操作で鼻の粘膜を削ぎ取れると脅されます。
大人しくなった涙子に襲撃者が水着を買って来いと命じてきました。
サイズは84、58、81だそうです。
涙子は一個も勝ててないと悔しそうにしています。
襲撃者は学芸都市で目立たずに動き回る為に水着を必要としていました。
涙子が一人で水着を買いに行く事になりました。
名前を聞くとショチトルと教えてくれます。
水着を選んでいる涙子がビバリーと遭遇しました。
涙子はビバリーの協力を得て最高にエロい水着を選ぶことにしました。
ショチトルの元まで戻り水着を渡します。
水着に着替えたショチトルが絶叫しています。
涙子が買ってきたのはジュエリービキニでした。
ショチトルの下乳は全開になっています。
水に入ると液体の抵抗力で全部外れてしまうそうですよ。
激しい動きも厳禁で水着が脱げるそうです。
涙子は意外と策士ですね、ショチトルの暴力を封じる事になりました。
ショチトルは涙子を連れて学芸都市の内部を歩き回っています。
地下に存在する施設の位置を把握しようとしてました。
必要な実測が終わると戦闘機とミシュコアトルの戦闘が始まりました。
ミシュコアトルはショチトルを迎えに来たのね。
涙子はようやく戦闘がアトラクションでは無いと理解できたようです。
何も言えない佐天に見送られてショチトルはミシュコアトルに乗り込みました。
ショチトルを迎えに来たのはトチトリというお姉さんでした。
トチトリは『太陽の蛇』(シウコアトル)というソフトボール位の塊を学芸都市から回収しました。
二人は学芸都市と戦っているようです。
トチトリは聞きたい疑問を押し殺してショチトルを見送った涙子の事を良い子だと評しています。
エロ水着で仲間の元に帰るのを恥じたショチトルがトチトリの衣装を奪おうとしています。
どっちがエロ水着姿を仲間に見られる事になるのでしょうか?
衣装が壊れてしまいどちらも全裸で戻る事になったりして?
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第四話
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美琴、黒子、飾利はホテルから離れた場所にあるレストランに来ていました。
ケーキビュッフェでケーキを食べまくっています。
美琴と飾利はケーキを堪能していますが黒子は体重の増加を気にして食べていません。
美琴から学芸都市での食事は全て外食なんだから栄養が偏るのは当たりまえと指摘され絶叫しています。
黒子は食べる分のカロリーを消費する為にジョギングに出かけました。
涙子は疲れたと言って部屋で寝ています。
お祭り好きの涙子がダウンした事を飾利が心配しています。
美琴は飾利に学芸都市に危険が潜んでいる事をどうやって伝えようか悩んでいます。
そこにジョギングを終えた黒子が戻ってきました。
フリーハグと叫んで黒子が美琴に抱き着いてきました。
黒子はその日もエロ水着を着ています。
彼女の肌がじかに触れているので美琴は飾利に危険性を伝える必要性がある事を忘れてしまいました。
涙子は部屋のベッドでショチトルについて考えていました。
学芸都市のアトラクションが本物の戦闘だと気が付いた彼女はショチトルが悪なのかもと考えだします。
美琴がショチトルが乗っていたトビウオを調べようとしていた事を思い出しました。
涙子は美琴が何かを知っていると推理して彼女の部屋に向かいます。
美琴が留守だと分かると部屋の前で次の行動を考えています。
そこにビバリーがやって来ました。
彼女は仕事が終わったからカジノに向かうと言っています。
普段ならばビバリーに付いて行きカジノを堪能したんだろうけど悩める涙子はその場に留まりました。
美琴が戻ってこないので涙子は昨日侵入した施設に向かう事にしました。
施設の中で学芸都市の秘密を探ろうと考えます。
昨日入った入り口はロックされていました。
昨日は美琴が電子錠を開けてくれてたからね。
涙子はその事実を知りません。
涙子はショチトルを助けたトビウオが地中から飛び出してきた場所に向かいました。
穴は鉄板で塞がれていたのですが隙間から中に入る事ができました。
涙子は係員や警備員に見つからないかビクビクしながら進みます。
美琴と一緒に入り込んだ巨大な部屋までやって来た涙子はそこで汚染注意と書かれているラベルを発見しました。
涙子は美琴たちに内緒で秘密を探りに来た事を後悔しています。
怖くなり逃げようとしている涙子の背後から係員の声が掛かりました。
涙子は捕まってしまったよね?
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第五話
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美琴はそろそろ和食が食べたいなと考えていました。
朝食は和食レストランに行こうと考えている美琴に黒子が声を掛けます。
黒子はエロ水着を着る事に飽きてきています。
更なる刺激を求める黒子はヌーディストビーチに行こうと言ってきました。
美琴はヌーディストビーチに行けば黒子の欲求が逆転し露出が減るかも知れないと考えます。
美琴は黒子を真人間に戻す為にヌーディストビーチに行く事を検討し始めます。
そこに慌てた様子で飾利がやってきました。
飾利は涙子が応答しないと言っています。
先に美琴たちに合流しているかもと期待したようですね。
涙子を見ていないと知ると黒子にお願いしてきました。
黒子の空間移動で涙子の部屋の中に入って欲しいとお願いしてきます。
黒子は美琴がヌーディストビーチに一緒に行ってくれるなら能力を使うと言い出します。
美琴の拳骨を貰った黒子は涙子の部屋に転移しました。
黒子が中からカギを開け美琴と飾利も涙子の部屋に入ります。
涙子は居ませんでした。
エアコンが長時間使われていない事とシャワーが使われていない事から涙子が随分前に部屋を出たことが分かりました。
美琴は読心系の能力者を呼んできてもらい彼女に涙子の行動を探らせます。
高校生のお姉さんが連れてこられ彼女が能力を使います。
結果、涙子が学芸都市の秘密を暴こうとしている事が分かりました。
黒子にお姉さんを送り出して貰います。
美琴は部屋に備え付けられている端末を使い情報を引き出そうとします。
解除に時間のかかる暗号に遮られる事になりました。
飾利が暗号を解除して情報を引き出します。
美琴は飾利のスキルの高さに驚いています。
飾利は涙子が学芸都市の東の端に居るとの情報を掴みました。
美琴と飾利は電車で移動する為に駅に向かいます。
トビウオと戦闘機の戦いが始まり大混乱が起こりました。
駅に向かっても電車は動かないと予想した美琴はタクシーを拾ろうとします。
ビバリーがやってきて美琴と飾利を路地に連れ込みました。
道は逃げ惑う人で一杯になってしまいます。
ビバリーは美琴と飾利が人波に飲まれるのを助けてくれました。
ビバリーから今の状況で移動するのは困難だと諭されます。
美琴は一旦ホテルに戻り黒子を探す事にしました。
ビバリーは二人をホテルに送り届ける為にヘリコプターを呼ぶと言ってます。
涙子はオリーブに連行され施設の外に連れ出されました。
目隠しを外されるとオーリブたちが作った岩場に連れてこられました。
そこはオリーブたちが秘密を知ってしまった部外者を始末する為の場所でした。
涙子はオリーブによって溺死させられそうになっています。
涙子は命乞いをする事無くオリーブたちが何をしているのか聞いてみました。
オリーブは学芸都市は学園都市とは異なる手法で超能力を開発しようとしていると教えてくれました。
ショチトルたちの使うトビウオを解析して超能力を開発しようとしてるそうです。
学園都市に在籍する涙子にはショチトルたちの使う力が超能力では無いと理解できました。
それを伝えようとしたのですがオリーブは涙子の顔を海に沈めてきます。
窒息しかけている涙子をショチトルが助けてくれました。
ミシュコアトルに乗ったショチトルの攻撃で岩が崩れだしオリーブを生き埋めにしました。
自分から危険に首を突っ込んだ涙子をショチトルが叱っています。
涙子はショチトルたちが学芸都市の秘密に関わった部外者を抹殺するのを止める為に戦っていると理解しました。
ショチトルは涙子に学芸都市が沈む事と一般人を救う方法を伝えて去っていきました。
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第六話
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美琴たちに救出された涙子はホテルのベッドで寝かされています。
ミシュコアトルと戦闘機の戦いがアトラクションでは無いと気が付いた観光客はパニックを起こします。
美琴たちの泊まっているホテルにも雪崩れ込みました。
まだ暴動が起こってないだけマシな状況でした。
美琴、黒子、飾利はルームサービスを使って夕食を用意しました。
美味しそうな匂いに釣られて涙子が目を覚まします。
涙子から彼女が見てきた状況の説明がなされました。
余りに危険な行動を取ったの分かり美琴、黒子、飾利から拳骨を落とされています。
涙子はショチトルから聞いた救命艇の話をしています。
飾利がハッキングして情報を確認しています。
観光客全員を収容できる救命艇は存在しましたが学芸都市にはそれを使用するつもりが無い事が分かりました。
飾利のハッキングがバレてしまい美琴たちは襲撃されます。
部屋の電気が落ちてから襲撃者が襲ってきました。
問答無用で発砲してきました。
美琴は涙子と飾利を庇いながら襲撃者を倒しています。
黒子はテレポートを使い後続部隊の掃討を行いました。
美琴の電磁波を避ける為に金属を使わない武器を持った襲撃者が美琴に飛び掛かります。
美琴は電磁波を使って襲撃者を吹き飛ばしました。
襲撃者は大きなダメージを受けたようです。
襲撃者はオリーブでした。
オリーブは美琴たちを厄介者と言ってきます。
オリーブから係員の考えが語られます。
彼女たちは世界の警察として超能力者に対抗する手段を研究していたようですよ。
係員は超能力者の事を恐れているみたいだね。
美琴は超能力者は暴力で封じ込めなければいけない悪党ではないと主張します。
対話によって理解を深める事が可能だと訴えましたがオリーブは納得しませんでした。
ダメージが蓄積しているオリーブは気絶したようです。
美琴は学芸都市に救命艇を使用させる為に戦力を削ぐ事を決めます。
一人で戦闘機の滑走路や格納庫を破壊しに行きました。
学芸都市の経営陣は次の手を考えています。
五人の経営陣はアメリカ軍に救援を求めていました。
彼らは当然アメリカ軍が助けてくれると考えていたようですが拒絶されました。
アメリカは学芸都市で行われていた研究を破棄する事を決めました。
自分たちの研究の有用性に自信がある経営陣は納得できないようです。
困っている彼らに学園都市の統括理事長アレイスターから通信が入りました。
アレイスターは助けてやると言っています。
学園都市でステルス爆撃機の発進準備が進んでいます。
特定のAIM拡散力場を検出して精密爆撃をしようとしています。
技術者は余程特徴のあるAIM拡散力場しか検出できないと言っています。
アレイスターはレベル5の美琴だけは守ろうと考えているようです。
それ以外の広域社会見学の参加者は見殺しにするようです。
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第七話
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ショチトルは涙子がアドバイスに従い学芸都市から脱出したのか心配なようです。
涙子と飾利はビバリーに頼んで英語でアナウンスをして貰いました。
学芸都市が沈む可能性があるので急いで大型救命艇に向かって欲しいとアナウンスしました。
ビバリーが自己責任を強調し観光客の危機感を煽ったので大勢の観光客が救命艇が置かれている場所に雪崩れ込む事になりました。
係員たちでは静止できない状況を作り出しました。
美琴と黒子は太陽の蛇(シウコアトル)の迎撃に向かいました。
黒子が美琴にしがみ付いてテレポートで移動してシウコアトルに近づきます。
美琴がレールガンを使い3機のシウコアトルを破壊したのですが1機を逃す事になりました。
シウコアトルの本体は宇宙空間に浮かんでいました。
そこから光線を放ち攻撃してきます。
黒子のテレポートで避けていたのですがミシュコアトルが至近に出現し美琴たちを攻撃してきました。
衝撃波を喰らってしまい黒子が気絶してしまいます。
飾利はネットワークに侵入して観光客の避難が完了したか確認しています。
ネットワークで確認できる箇所に観光客は残っていない事が分かります。
涙子に急かされ救命艇に向かう事になるのですが逃げ遅れが居る可能性に気が付きました。
飾利は係員に捕まった人たちが逃げ遅れていないか確認したいと言い出します。
飾利は涙子に捕まっている人が集められている場所を教えて欲しいとお願いします。
説得は無駄と悟った涙子は飾利に付き合い逃げ遅れている人が居ないか確認しに行く事にしました。
黒子が気絶して移動手段が無くなった美琴たちは70度に熱せられた海に落ちかけています。
黒子が目覚める様子はありません。
追い詰められた美琴は周囲に水蒸気が充満している事に気が付きます。
美琴は水蒸気に電撃を放ち翼を作り出しました。
浮かび上がると学芸都市に向けて移動しているシウコアトルを追いかける事にしました。
困難な状況に直面して美琴は電撃の応用方法を思いついたのね。
流石第三位優秀だ。
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第八話
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最後のシウコアトルが学芸都市の中心部に向けて移動を開始した事を確認しショチトルは学芸都市から離れようとします。
しかしシウコアトルを追いかける美琴の姿を発見して追いかける事にしました。
シウコアトルを破壊しようとしている美琴を止める為です。
美琴とショチトル(ミシュコアトルに乗っている)の戦いが始まりました。
美琴はレールガンと砂鉄で作った剣を使いショチトルの乗るシウコアトルを撃墜しようとしています。
ショチトルは美琴の攻撃を交わしながら隙を狙っています。
美琴の背後に回り込もうとしたのですが砂鉄の剣で迎撃されています。
涙子と飾利は係員に捕まっていた一般人を解放します。
彼らを救命艇に誘導していました。
涙子が戦っている美琴とショチトルを発見しました。
二人の戦いを止めたいと考えた涙子は戦場に向かう事にします。
美琴とショチトルが戦っている間にシウコアトルがパラボラアンテナを開いて上空からの光線を受ける態勢に入りました。
ショチトルは自分も爆発に巻き込まれる覚悟を決め動きを止めます。
美琴は諦めていませんでした。
ショチトルの動きが止まった事でシウコアトルにレールガンを撃ち込む時間ができました。
レールガンを撃ち込まれたシウコアトルが半壊する事になりました。
ショチトルがシウコアトルの破片の落下地点に立っている涙子を見つけます。
悩んだ末にショチトルはミシュコアトルのミサイルで破片を破壊する事にします。
美琴もレールガンを撃って破片の落下軌道をずらしました。
ショチトルは佐天の前にミシュコアトルを下ろして破片から彼女を庇いました。
ミシュコアトルに破片が刺さり涙子が悲鳴を上げます。
ミシュコアトルの中からショチトルが出てきました。
ショチトルは馬鹿な真似をしたと悪態を吐いています。
やってきた美琴に涙子を助けたかったんだろ、こんなやり方は間違っていると思っているんだろ、と言われて苦しそうにしてます。
ショチトルに上司から命令が下りました。
彼女の所属している「翼ある者の帰還」の上層部は救命艇を破壊する事を決めました。
上層部は学芸都市が救命艇を使い研究データを運び出そうとしていると言っています。
ショチトルが救命艇には一般人しか乗っていないと訴えても取り合ってくれません。
ショチトルと美琴は協力して救命艇を守る事を決めました。
移動手段を失った美琴は海岸に布陣してミシュコアトルを打ち落とす事になります。
ショチトルは海上でミシュコアトルを打ち落とすと言ってます。
涙子は自分の所属する組織に歯向かう事を決めたショチトルを止めようとしていました。
ショチトルは美琴に頼んで涙子を気絶させる事にします。
海上に出たショチトルの元に同僚のトチトリが近づいてきました。(彼女もミシュコアトルに乗ってます)
トチトリも上司の命令に嫌気が指したと言ってます。
ショチトルとトチトリは協力して救命艇を狙うミシュコアトルを撃ち落としました。
学芸都市は解体される事になりました。
学園都市が解体作業に手を貸しています。
帰りの飛行機で涙子が不満顔をしています。
彼女はショチトルが自分の言葉を聞いてくれなかったと言ってます。
美琴はショチトルは涙子の言葉を聞いて戦いに行くのを迷ってしまうから気絶させたんだと諭しました。
気絶しなかったら言いたかったセリフを聞いた美琴が笑っています。
涙子は何て言おうとしたんだろうね?
ショチトルとトチトリは何らかの罰を受けるようですが楽しそうにしています。
彼女たちも無関係な一般人を助けられた事が嬉しいようです。
涙子はショチトルの安否を気にしています。
二人が再会する事はあるのだろうか?
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能力実演旅行 編
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第一話
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美琴が学園都市の協力機関の為にデモンストレーションをする事になりました。
学園都市が情報を隠していない事を示す為に彼女一人でロシアに来ています。
学校行事のようなものなのでスケジュールがきっちり決められていました。
暇な時間も多いのですがホテルで待機する事になります。
一人で観光したいと思った美琴は窓から抜け出す事にしました。
20階の部屋から磁力を使い脱出しました。
ドーム球場650個分という巨大なショッピングセンターに向かいました。
その中で地元商店街の小規模店舗が誘致されている区画を発見します。
興味を引かれて「軽食・土産物屋 マグロヒロイ」と書かれた店舗に入ってみます。
中はコンビニ風の清潔感に溢れる店だったのですが売っている商品がオカルトよりでした。
レッサーと名乗る店員から店の商品について説明を受けています。
美琴は欲しい商品が無かったので店を出る事にします。
レッサーから「オレンジには、お気をつけて」と言われました。
ホテルに帰るためにショッピングセンターから出ようとした美琴が入り口近くに落ちているオレンジを発見します。
美琴は「とても価値のあるオレンジ」の噂話を思い出しました。
オレンジの中に寄生したベニオオアシグンタイアリが孵化して人間を襲うって噂です。
オレンジに刺激を与えると中から大量のベニオオアシグンタイアリが飛び出してきます。
美琴がどう対処しようか考えているとロシア人の家族連れの男の子がオレンジを蹴り始めました。
美琴は慌てて彼らを追いかけ駐車場で発見します。
近くに転がっていたバケツを電磁石で操りオレンジに被せました。
バケツの上から足で抑えつけ電撃を流し込みます。
美琴の電撃によりオレンジとベニオオアシグンタイアリは黒焦げになりました。
事件を解決した美琴は保安員に捕まってしまいます。
取調室のような場所に連れて行かれて事情を聴かれています。
美琴は誰がオレンジを持ち込んだのか調べるべきと主張しますが聞いてもらえませんでした。
話しを聞きにきた保安員のエニーリャ=G=アルゴヌスカヤって女性から「とても価値あるオレンジ」の噂話が学園都市にしか存在しないと告げられます。
エニーリャは学園都市からやってきた美琴の自作自演ではないかと疑っています。
美琴は取調室に拘置される事になりました。
美琴のポケットにオレンジの皮の切れ端が入っていました。
そこにはバーコードが残っていました。
美琴は備え付けられているAR端末を使いオレンジの情報を検索しました。
結果20個のオレンジが運び込まれた事が分かりました。
備え付けられている机のボルトを磁力で外し机で部屋の入り口を塞ぎます。
残り19個のオレンジの行方を追う為に美琴は窓から脱出しました。
5階の窓から出て行きました。
美琴が窓から逃げられると理解してもよさそうですけどね。
それともホテルから脱走している事はまだバレていないのか?
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第二話
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美琴が取調室から逃げ出すのは予想されていました。
ARを使える状態で残していたのは美琴が外部と連絡を取ると思っての事です。
しかし美琴は単独で逃げ出したので彼女の捜索を行う事になりました。
ARを使うと居場所がバレるので美琴は新しいIDを作る事にします。
カジノに潜り込んで情報を入力する端末を直接操作する事にしました。
デモンストレーション用の赤いドレスに着替えてカジノに潜入した美琴は情報を入力できる大型サーバーを探します。
ポーカーが行われているVIP席の下に大型サーバーがありました。
怪しまれない為にはポーカーに参加する必要がありましたがARが使えないとプレイできないようです。
困っている美琴にレッサーが声を掛けてきました。
彼女は黒バニーの格好をしていました。
美琴はレッサーにARを使ってもらいポーカーに参加して貰う事にします。
美琴はポーカーで大勝ちさせてあげると言ってレッサーを巻き込みました。
美琴の指示通りにプレイしたレッサーは大勝ちしてしまい保安員を呼ばれる事になります。
抜け目のない美琴は既に偽のIDを複数用意してました。
保安員に声を掛けられたのですが紅咲絵李という偽IDを提示して不満を漏らします。
ポーカーで大勝ちしただけなのに都合が悪くなると保安員と結託してゲームを没収するのはカジノの評判を下げると言い放ちました。
美琴とレッサーはチップを置いてカジノを出る事にします。
オレンジの話を聞く為にレッサーの勤め先のオカルトコンビニで合流する事になりました。
美琴は制服に着替えてからオカルトコンビニに向かいました。
レッサーが戻っていると期待したようですが彼女は戻っていません。
代わりにランシスという女の子が店番をしていました。
美琴がレッサーの事をあのガキと罵るとランシスから痛烈な皮肉を聞かされます。
ランシスは美琴の胸を見てレッサーの方が大人に見えると言ってくれます。
美琴が反論するとレッサーが小4でブラを付け始めて学校の最年少記録を塗り替えたと教えられました。
中一の半ばまでブラを必要としなかった美琴は大きなダメージを負ってます。
そうかそうかレッサーはおっぱい大きいのか・・・
レッサーは戻ってこないのですが代わりに手紙を送ってくれていました。
ランシスから渡された手紙にはARで読み取れるバーコードが書かれていました。
読み取るとEICというプロジェクトの説明が書かれていました。
商品にプレミアムを付けたりレッテルを貼ったりして価値を操作する実験のようです。
その執筆者が最初に美琴の案内を担当してくれたセタリー=S=スキーニキヤでした。
美琴はセタリーのマンションに向かい彼女の帰りを待ち伏せる事にしました。
戻ってきたセタリーを拘束して尋問を行う事にしました。
セタリーは泣きながら無実を訴えましたが美琴は彼女を信じませんでした。
何か隠していると感じた美琴はセタリーをバスルームに押し込みオレンジを放り込みました。
ベニオオアシグンタイアリが寄生しているオレンジだと思わせセタリーの恐怖心を煽ります。
美琴は自分に「とても価値のあるオレンジ」の話をした理由を問いただします。
セタリーは美琴との会話の糸口として噂を仕入れたと言っています。
セタリーは自分は生物爆弾には関わっていないと泣きながら訴え続けています。
美琴はセタリーはオレンジに関係していないと判断し彼女をバスルームから出しました。
セタリーが激怒です、美琴の事をぶん殴ってきました。
行き過ぎた尋問だったと自覚している美琴は黙って殴られています。
セタリーからこの街には美琴が考えているような悪の組織は存在しないと言われます。
美琴もそれには納得したようですがどこかの誰かが「闇の上層部」を名乗ってやりたい放題しているとの結論を出しました。
セタリーにどうするの?と問われた美琴は事情を知ってそうなレッサーを探すと答えました。
レッサーがオレンジを置いた犯人なんだろうか?
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第三話
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美琴はレッサーを探す事にしました。
セタリーは協力を申し出たそうですが彼女と行動を共にすると保安員に居場所がばれる可能性が高いので断りました。
ARを使わないで移動するのは大変でした。
周囲のARを使っている観光客から浮かない必要がありました。
困っている美琴にランシスが声を掛けてきました。
美琴がオカルトコンビニに向かいたいと言うとランシスが協力してくれます。
ランシスは周囲の人に溶け込んで移動する方法を選択しました。
彼女の案内に従い移動する事になりましたが途中で困難なミッションを遂行する事になりました。
保安員の尾行をまく為にプールを通過する事になります。
当然水着に着替える事になるのですが室内の更衣室は使わないと言われます。
美琴は大通り近くの路地裏で全裸になって水着に着替える羞恥プレイをする事になってしまいます。
ランシスの用意した水着は黒子が好きそうなエロ水着でした。
布面積の少ないビキニとV字のスリングショットでした。
ランシスがスリングショットを選んだので美琴はビキニを着る事になりました。
路上全裸を躊躇する美琴の眼前でランシスが平気な顔で全裸になっています。
美琴は羞恥心に耐えながら全裸になりビキニを着る事になりました。
更に美琴を胸のサイズの小ささが襲います。
ランシスは仲間のレッサーとベイロープから乳の小ささを揶揄われているそうです。
小さいと思っていた自分の乳よりも美琴の乳の方が小さいと知り優越感に浸っていました。
着替えが終わった二人は周囲の観光客に習いプールに飛び込みました。
そこでもハプニングが発生しました。
ビキニのサイズが大きすぎた美琴はおっぱい丸出しになっています。
水中で慌てて水着を直す事になっています。
ランシスはもっと不味い状態になってました。
見えてはいけないピンクが見えてしまってます。
美琴は彼女の水着も直してあげる事にしました。
溺れそうになってましたよ。
プールを通過して目的のオカルトショップに近付けました。
もう一度路上全裸着替えを実行して制服姿に戻りました。
短時間に二回も路上全裸を体験しています。
黒子が同行していたら狂気乱舞する場面だね。
保安員に追われている美琴を助ける為に一旦別れる事になりました。
ランシスは保安員の近くを通り彼らの掴んでいる情報を収集すると言って歩き出しました。
美琴は一人でオカルトショップに向かう事になりました。
オカルトショップではレッサーがベイロープから折檻を受けていました。
尻を叩かれています。
ベイロープは一般人(美琴)にオレンジの話を教えてしまった事を叱っています。
レッサーは現れた美琴に自分の提供した情報の有用性を説明して欲しとお願いしてきます。
美琴は嫌味たっぷりにレッサーの情報を信じてセタリーを尋問したらいい人そうだったぞと教えました。
ベイロープがレッサーへの折檻を強める事になりました。
何でも聞いてと言ってきたレッサーに小4からブラを付け始めたのは本当か?と問いかけます。
美琴としては軽い冗談のつもりだったのですがレッサーが調子に乗り上から目線で当時の出来事を自慢してきました。
レッサーのおっぱいに釣られて男子の視線が動くのが面白かったと言ってます。
成長する過程でおっぱいが痛くなったそうですが周囲の友人には経験が無くベイロープに相談して笑われたと自慢げに語ります。
美琴は慌てて話の軌道修正を図ります。
しかしレッサーからオレンジについて聞き出す時間はありませんでした。
何者か(オレンジ爆弾を使う黒幕だよね?)がオカルトコンビニに重機を突っ込ませました。
そこでベイロープとは逸れてしまいます。
美琴とレッサーは重機を無力化して操縦者を捕まえようとします。
そこに保安員までやって来て三つ巴の戦いに発展しました。
レッサーは保安員と黒幕を共倒れさせようと提案します。
レッサーは割とドライに敵味方を分けますよね。
しかし美琴は保安員を見捨てる事はできませんでした。
重機の下に潜り込んでレールガンで吹き飛ばしました。
助けられても保安員のエリーリャは美琴の事を疑っています。
重機の操縦席は空っぽでした・・・遠隔操縦が行われていました。
エリーリャは美琴が自作自演を行った可能性があると主張してます。
黒幕は次の重機を投入してきました。
レッサーが重機の相手をしている間に美琴が電波を辿って黒幕の元に向かう事になりました。
美琴は黒幕が居たと思われる部屋を発見したのですが何者かに破壊された後でした。
残っている19個のオレンジも中身を確認された後でした。
生物爆弾として使われていたベニオオアシグンタイアリも殺虫剤で駆除されていました。
生物爆弾は無力化できましたが、敵の正体が判明していないので美琴はまだ事件は終わっていないと考えています。
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第四話
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エリーリャは苛立っていました。
美琴とレッサーが自分たち保安員を助けてくれた事実を受け入れがたいようです。
部下たちは美琴とレッサーたちが事件の容疑者ではないと思っているようです。
生物爆弾を作っていた黒幕が跡形も無く始末されていたのも事件の犯人像をややこしくしています。
保安員から逃れた美琴は疲労から路地で立ったまま眠りこけています。
レッサーがやってきて寝ている美琴を起こしてくれました。
彼女の案内でオカルトコンビニの北門店に向かう事になりました。
寝ぼけている美琴は内装が破壊されたオカルトコンビニと同じなので驚いています。
チェーン店展開しているんだと納得しています。
バックヤードに案内されてレッサーと情報のすり合わせを行う事になりました。
そこではランシスとフロリスって女の子が抱き合って眠っていました。
ランシスの手がフロリスのおっぱいを揉んでいるような?
美琴は二人が特殊な関係だと邪推しますがレッサーからノーマルだと強調されています。
レッサーは美琴にドン引きされたのがショックだったようです。
レッサーの持ってきた朝食のハンバーガーやポテトを食べる事になります。
日本人の美琴は朝から脂が強すぎると感じてますがレッサーは平気な顔をしています。
レッサーとの食欲の差がおっぱいの大きさの差になっているのか?と考えています。
おっぱいの大きさでは優位に立っているレッサーは気になるなら揉んでも良いよと上から目線でした。
美琴はレッサーに自分が知り得た情報と彼女たちを黒幕だと疑っていた事を話しました。
疑われていたと知ったレッサーは美琴がまともな判断力を有していると知り安心したみたい。
二人の知っている情報を検討しても黒幕の正体は分からずじまいでした。
レッサーは最初美琴が黒幕を怒りに任せて消したと思っていました。
美琴の方もレッサー達が黒幕を始末した可能性を考えていました。
どちらも黒幕を発見した段階で始末されていたと判明します。
レッサーが視点を変えるように言ってきました。
二人は黒幕が学園都市でもテロを起こそうとしているとの結論に至りました。
学園都市が無くなればショッピングセンターの保持している科学技術の価値が上がるからです。
美琴は学園都市が無くなると科学技術が衰退すると主張しました。
レッサーは黒幕は儲かればどうでいいと考えていると指摘します。
ショッピングセンターはEICという経済的な実験をしているのでありそうな話ですね。
美琴は黒子に連絡して学園都市の警備を強化してい貰う事にするようです。
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第五話
>>
佐天涙子がオカルトサイトで「輝くネックレス」の噂を発見しました。
悲惨な結末にドン引きしています。
涙子は楽しい噂が好きなようです。
美琴から連絡を貰った黒子は即座に捜査を開始しました。
初春飾利に情報を調べさせています。
黒子からアンチスキルは動かせそうにないと言われた美琴は人数が足りないと文句を言っています。
黒子は飾利の能力を知っているので不満なようでした。
美琴から周囲に変人(レッサーやランシス)が居て鬱陶しいと言われた黒子が焦っています。
黒子は美琴が変態行為をしていると想像して羨ましくなったようですね?
美琴からネックレスって形に囚われる必要はないと言われた黒子はショッピングセンターから学園都市にやって来た人物を洗い出す事にしました。
飾利に調べて貰い彼らが滞在しているホテルに向かう事にしました。
ホテルに到着すると既に誰も居ませんでした。
監視カメラの映像を漁り彼らの行き先を突き止めます。
彼らが向かった先は富裕層が荷物置き場として契約しているマンションでした。
誰も住んでいないので外から見える明かりを頼りに部屋を特定します。
意外と簡単に特定できたことに黒子は拍子抜けしてました。
テレポートを使いマンションに侵入した黒子は敵の物音が聞こえてくる事に呆れます。
ちょっと油断していたようで敵にも自分の行動音が聞こえている事に遅れて気が付きました。
黒子は超高周波電磁波兵器を撃たれる事になります。
テレポートが使える黒子は被弾する前に下の階に逃れました。
しかし敵は黒子が発する微弱な電磁波を検出して狙いを付けてきました。
黒子はマンション内を漁り鋼鉄製の鎧を装備しました。
鎧のお陰で敵が黒子の姿を特定できなくなります。
黒子を逃がしたと理解した敵は彼女に拘泥するのはマイナスと判断し撤収準備を始めます。
そこに黒子がやって来て二人の工作員を拘束しました。
鎧を着た黒子に殴られて大ダメージを受けています。
ショッピングセンターからやって来た団体は黒子に捕まった二人を残し逃走しました。
敵が超高周波電磁波兵器を使ったのでアンチスキルが出動する事になります。
エリーリャはショッピングセンターの上層部が事件の黒幕ではないかと考え始めます。
そんな彼女に部下が新たな噂が広まり始めている事を教えました。
輝くネックレスの次の噂が広まり始めています。
黒子が無事だったと知り安心した飾利に涙子からメールが届きました。
涙子はCS放送のオカルトチャンネルを見ろと言っています。
ジャッジメントの支部に居る飾利は契約していないので見られないと返します。
涙子からは今しかないと返ってきます。
涙子は輝くネックレスの噂が次の段階に入ったと言ってます。
高濃度のあの物質が彫刻の形に整えられて学園都市に運び込まれたって噂に変化したそうです。
噂が現実になっていると知っている飾利は青くなっていますね。
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第六話
>>
黒子から学園都市に核爆弾が持ち込まれたとの噂が広まっていると聞いた美琴は黒幕を捕まえる事にしました。
レッサーが知っている黒幕が居ると思われるEICの中枢に向かう事にしました。
レッサーから噂が変化している事を知らされます。
噂は学園都市とショッピングモールの外へと広がっていました。
ショッピングモールの噂が、学園都市から来た中学生が核爆弾を起爆しようとしている、と変化しました。
美琴は暴徒と化した人々から狙われる事になりました。
拳銃を持った男に発砲される事になりました。
美琴とレッサーが避難した先は銃砲店がひしめくエリアでした。
暴徒たちは我先にと銃器を奪い合っています。
美琴を発見した彼らは躊躇なく撃ってきましたよ。
銃器を日用品と捉えているレッサーはほっとこうと提案します。
美琴は噂で踊らされているだけの一般人なので助けたいと考えます。
レッサーをEICの中枢に向かわせ自分は銃砲店に残り暴徒を鎮圧する事にします。
レールガンでぶっ飛ばすわけにも行かないので美琴は工夫していました。
日用品が売っているエリアまで移動してカイロを集めます。
カイロに入っている鉄を磁力で操作して銃器の中に撃ち込んで内部から銃器を破壊する事にしました。
エリーリャは暴徒の鎮圧に手を焼いていました。
EICを使って上層部が流した噂が暴徒化の原因だと理解してます。
彼女たちはVIPが逃げてくるのを護衛する任務を帯びていました。
何時まで待ってもVIPはやってきません。
エリーリャは護衛を放り出して暴徒の鎮圧に向かう事を決めます。
部下からの報告で美琴が銃砲店を襲っている暴徒の鎮圧を行っていると知りました。
エリーリャは噂で標的となっている美琴を利用して暴徒を鎮圧しようと考えました。
美琴と別れたレッサーはEICの中枢に向かう途中で魔術で作られた爆弾を発見しました。
仲間のベイロープに彼女が関与しているか問いかけます。
ベイロープは知らないと答えました。
レッサー達以外の魔術師がショッピングモールで活動している事が判明しました。
ベイロープはこれ以上関わっても自分たちの利益にならないので撤退しようと言い出します。
レッサーはベイロープに逆らい美琴に協力する事を決めました。
レッサーは魔術で作られた爆弾の解体を始めます。
作業の途中で暴徒たちがやって来てしまいます。
解体作業中のレッサーは暴徒の相手をする事ができませんでした。
扉が破られそうです。
困っているレッサーの元にエリーリャがやって来て協力してくれました。
エリーリャは美琴が居ると思っていたようですね、ちょっとがっかりしています。
エリーリャは扉の隙間から発砲して暴徒を威嚇しました。
少しの間静かになりましたが暴徒たちは次の手を用意してました。
除雪車を突っ込ませ壁を粉砕して突入できるようにしてしまいます。
レッサーとエリーリャは暴徒に飲み込まれる事になりました。
暴徒が集まり過ぎて銃器を撃つスペースが無くなったのが幸いでした。
撃たれる事はなかったのですが散々殴られる事になります。
美琴がレールガンを撃ち込んだようです。
爆風で暴徒たちは吹き飛ばされる事になりました。
レッサーは何とか解体作業を完了させました。
気絶したエリーリャが目覚めると同僚に治療されていました。
彼女は美琴の所在を確認するのですが既にいなくなった後だそうです。
美琴とレッサーはEICの中枢に到着して情報を探し始めます。
美琴が大型コンピュータを漁り黒幕の計画を探ります。
レッサーは部屋を確認していますね。
美琴が黒幕の目的を発見しました。
ショッピングセンターの黒幕は学園都市を壊滅させ自分たちが保持している科学技術の価値を上げるのが目的でした。
二次計画まで用意されていて一次計画が失敗したら自動的に二次計画に移行するようです。
計画を遂行する為にロシア製の戦闘機MIG21を改良して核兵器懸架能力を追加していました。
レッサーは逃走用の隠し通路を発見しました。
そこには黒幕だと思われるショッピングセンター上層部の連中の死体が残されていました。
頭部を持ち去られています。
レッサー達以外にも魔術師が関係している事が判明しましたね。
レッサーはこの事を美琴に教えませんでした。
黒幕が死んでいるのに計画が進んでいます。
誰かが計画を引き継いだようですね。
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第七話
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美琴は黒子に水爆を搭載した戦闘機が学園都市に向かっている事を伝えました。
学園都市はMIG21を迎撃する為に最新鋭戦闘機を発進させました。
美琴はEICの中枢で黒幕の手掛かりを探す事にします。
ショッピングセンター上層部が全滅している事を知るレッサーは美琴の作業では事態の解決を図れない事を理解しています。
事態を解決できるのは自分たちだけだと分かっているので別行動をしたいと提案しました。
コンピュータについては素人だと言われ美琴はレッサーの別行動を認めます。
出て行こうとするレッサーに向かって一人で無謀な行動は取らないで黒幕を見つけたら教えろと言い渡します。
レッサーは美琴の優しさに触れて考え方を変えたようです。
レッサーはEICの中枢で上層部に協力していた魔術師の情報を手に入れました。
カリーチェ=I=ニーキノシという魔術師です。
カリーチェの居場所を掴む為に彼女がテロを目論んでいるとの情報をロシアの主要な魔術結社に向け発信しました。
レッサーの読み通りにカリーチェはレッサーの使う魔術を妨害してきました。
レッサーはカリーチェの使った魔術から彼女の居場所を特定し倒しに向かいました。
レッサーは先手を打てたと思っていましたがカリーチェはレッサーを迎え撃つ準備を整えていました。
レッサーは巨大な駐車場に誘い出されてしまいます。
カリーチェの仲間に襲われる事になります。
カリーチェはレッサーを倒せると確信していたようですがレッサーも奥の手を用意してありました。
別行動を取っているベイロープに魔術砲撃をしてもらいカリーチェの仲間を打ち倒して貰います。
レッサーとカリーチェの戦いとなりレッサーが勝ちました。
レッサーがカリーチェから目的を聞こうとして近付きます。
カリーチェは自分たちは水爆に関与していないと告げました。
彼女たちはEICを魔術的に応用したかったようです。
元々はショッピングセンターの上層部から協力を要請されたそうです。
協力の見返りとしてEICを改良する権利を貰ったようですが上層部が裏切ったそうです。
その報復として上層部を皆殺しにしたと言ってます。
カリーチェが最後の切り札を呼び出します。
巨大な車輪が蛇のように連なる兵器を呼び出しレッサーを襲います。
巨大な大蛇に押しつぶされそうになったレッサーは羽を生やして飛行するフロリスに助けられます。
レッサーを抱えたフロリスは大蛇に追いかけられる事になりました。
大蛇の方が移動速度が速いので逃げ切る事はできません。
レッサーは自分がカリーチェの術式を解析して大蛇を破壊する事に決めます。
回転していない車軸に着地して解析を始めます。
しかし大蛇が変形を始めてレッサーを串刺しにしようとしてきます。
解析スピードと大蛇の変形スピードの競争となりました。
レッサーの方が劣勢でしたが美琴に救われる事になりました。
レッサーの危機を察知したランシスが美琴の携帯に電話して危機を知らせました。
美琴はレールガンで大蛇を破壊しました。
レッサーを助ける際に「一人で突っ走るなって言わなかったっけ?」と苦言を呈します。
美琴がカッコ良すぎます。
レッサーを送り出してから美琴は二次計画の内容を掴んでいました。
二次計画はMIG21を囮に使い学園都市に運び込まれた水爆に起爆命令を送信するUAVを送り込むってものです。
カリーチェも黒幕ではないと分かりました。
EICの暴走に見せかけて事件を主導する黒幕が居るようです。
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第八話
>>
美琴は黒子に電話を掛けようとしています。
水爆を起爆する為にUAVが学園都市に向かっている事を教える為です。
しかし携帯電話の電波が遮断されていてショッピングセンターの外への通話ができません。
やってきたレッサーと共に携帯電話の通信が一旦集約されているEICの中枢が存在する株式売買センターに向かう事にしました。
走り出したレッサーの胸元から声が聞こえてきました。
レッサーは恐らくおっぱいの谷間に挟んでいたんだろう通話霊装を取り出し通話を始めました。
美琴は何かを挟めるほど大きいレッサーのおっぱいが羨ましいようですね。
挟んでいた物が厚紙の板なので相当な肉量が無いと挟めないぞ!!
レッサーが厚紙の板を使って通話を始めると驚いています。
魔術を知らない美琴には新素材のケータイに見えたようです。
レッサーに通話してきたのはベイロープでした。
彼女はロケットかミサイルの発射施設の一角が開いたと言ってきました。
美琴は全てをEICの暴走にしたい事件の黒幕がロケットを発射しようとしていると考えます。
レッサーと共にミサイル発射施設に向かう事にしました。
自分たちに戒厳令を発したのが上層部を語る偽物だと気が付いたエリーリャはヘリポートに来ていました。
偽の命令を発した首謀者も特定しています。
ミサイル発射施設に首謀者が居ると分かった彼女はヘリで向かう事にしました。
UAVが学園都市に向けて飛行を続けています。
レッサーにランシスから情報がもたらされます。
彼女はカリーチェ達が使った車輪の大蛇から情報を抽出して事件の黒幕を暴きました。
美琴が行うデモンストレーションを見学する為にやって来たフランス系の学園都市協力機関のピーター=ウェイルゴって人物が黒幕でした。
ミサイル発射施設に到着した美琴とレッサーはピーターが発射しようとしているEICを搭載したロケットを止める事にします。
ピーターが自ら発射準備をしていました。
美琴はピーターを捕まえてロケットの発射を中止しろと迫りました。
ピーターは言い逃れが可能と考えているようで自分はEICの駒なんだと言い訳してきます。
ロケットが発射されてしまいますが、美琴が荒業を使い発射を止めました。
ロケットは発射口に落下して燃料が漏れだします。
ピーターは自分も死ぬけどロケットが爆発してEICも燃え尽きると確信したようでした。
ロケットは爆発しませんでした。
美琴が無駄だと言っても諦めの悪いピーターはライターを発射口に投げ込んで爆発させようとします。
しかしライターの火で爆発を起こす事はできませんでした。
美琴は酸素をオゾンに変えて爆発が起きないようにしていました。
彼女の能力は適用範囲が広いですねー。
美琴はピーターからUAVの航路を聞き出そうとしますが彼は発射口に飛び込んで自殺を図りました。
落下したピーターは生きていたのですが周囲に酸素が無いので直ぐに窒息死します。
レッサーがピーターを回収に向かう事になりました。
レッサーは魔術を使い酸素がない状況でも呼吸可能になっています。
こっちも色々出来すぎますね。
美琴はロケットに搭載されていたEICからUAVの経路を見つけ出し黒子に知らせる事にします。
ここでヘリでやって来たエリーリャが協力してくれました。
彼女がヘリに搭載されていた携帯電話を貸してくれます。
ヘリに搭載されているアンテナ装置を調整して学園都市に居る黒子との回線を開いてくれました。
美琴からUAVの経路を聞いて黒子がテレポートで撃墜に向かったようですね。
事件が解決してレッサー達は帰る事になります。
黒子の存在を知らない彼女たちはUAVを撃墜できた事が不思議なようです。
美琴からの連絡を受けてから出動したのでは間に合わないタイミングでしたから。
ランシスが「戴冠の剣」という物が見つかったと言っています。
レッサーが本格的な戦争の準備を行いましょう、と言ってますね。
彼女たちは大きな仕事に就く事になるようです。
飛行機の発進待ちをしている美琴が黒子と通話しています。
黒子は保安員が美琴を容疑者扱いして守らなかった事に憤慨しています。
保安員へのダメ出しを続ける黒子を最後は役に立ってくれたと言って美琴がなだめています。
美琴は学園都市に敵が存在する事を知ってショックを受けているようです。
学園都市に闇が広がっている可能性を考えています。
テロを防いだ美琴の旅行は派手なデモンストレーションとなりました。
学園都市の超能力者の凄さが十分に伝わったと思います。
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>>
コールドゲーム
>>
0 (the_fool)
>>
都市社会学教授・アルフォンソ=ブルックマンが学園都市には奇妙な秩序があると考えています。
学園都市の裁判制度はどうなっているのか?と疑問を呈してます。
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1 (the_magician)
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社会見学でアンチスキルの中央詰め所にやってきた佐天涙子は興味なさげな顔をしています。
初春飾利にそういう顔はやめましょうよと呆れられています。
飾利から事件が好きじゃないですか?と指摘されてますね。
涙子は好きなのはあやふやな都市伝説だ返答しています。
確定情報として誰かが苦しんでいるのが丸分かりの事件を眺めて涎をたらすほど見境なしじゃないと言っています。
涙子が賞金額が書かれた手配書に興味を持ちました。
記念にスマホのカメラで撮影しています。
撮影するとアルバムアプリが整理を始めました。
手配書に乗っている容疑者が涙子が自撮りした写真に写っている事が判明しました!!
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2 (the_priestess)
>>
涙子のアルバムに残っていた写真から凶悪犯が逮捕されたようです?
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3 (the_empress)
>>
涙子は凶悪犯ループホールと名乗る院内契(15)の裁判に証人として出廷する事になりました。
院内が写っていた涙子の自撮り写真を撮影した時の状況を説明する事になっています。
涙子の味方となる検察官は頼りなさそうな子犬系のお姉さんでした。
緊張しているのか敬語が滅茶苦茶になっています。
それも涙子を不安にさせる要因でした。
涙子はこっそりため息を漏らします。
裁判には素性が不明な人物もやってくるので涙子の素性を極力隠すための方策がとられています。
着ている制服やアクセサリーから住んでいる場所を特定されない為に着替える事になりました。
子犬系検察官が真っ黒な分厚いゴムでできたラバースーツを用意してくれます。
涙子は身体のライン出まくりのラバースーツに着替える事になりました。
子犬系検察官に同行され証人の控室に向かいます。
出番が来るまでそこで待機する事になりました。
ドアを閉めたら誰に呼ばれても開けないように注意されます。
外に出たいときは必ず内線電話で検察官のお姉さんを呼ぶようにと言い渡されました。
控室で一人になった涙子は不安に駆られています。
彼女のスマホに御坂美琴、白井黒子、初春飾利から着信がありました。
涙子は返信しようとしましたが途中で返信する事の危険性に思い至ります。
スマホの電波の発進位置を誰かに特定されるのは不味いと判断して返信を自重しました。
今日は大冒険になると確信している涙子はどこにも書き込めない大冒険に価値があるだろうか?と疑問に思っています。
涙子は証人に成るのを断りたかったのね。
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4 (the_emperor)
>>
ループホールはネットの有名人なので傍聴するには208倍の倍率を突破して当選する必要がありました。
美琴はそれを突破して傍聴人になっています。
黒子と飾利はジャッジメントの特別学習枠で傍聴する権利を獲得しました。
三人とも涙子の事が心配なようです。
裁判の宣誓が終わった直後にループホールの弁護人が奇怪な発言を始めます。
ループホールの弁護人になった事で辻中京果も有名人になっています。
ループホールの影響なのか彼女には妙なカリスマがありました。
辻中は裁判が開かれる原因となった「コールドスリープ殺人事件」は存在しないと言い始めます。
被害者の朝霜冴美はコールドスリープ状態にあるだけなので死んではいないと主張しました。
更に院内(ループホールの本名)は事件に関与していないと主張しました。
室内に異様な空白感が漂い始めたところで院内が発言します。
院内は裁判の結果は尊いものだから裁判官や裁判員は慎重な選択をするべきだと告げました。
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5 (the_hierophant)
>>
院内に裁判の結果によって朝霜の生死が決まると言われてしまい裁判員が恐慌状態に陥りました。
学園都市の裁判員は中高生です。
人の命を背負いきれない彼らの為に判断基準を提供する大型コンピュータが用意されています。
コンピュータは過去の判例を網羅しています。
それに基づいて判断基準を示唆する仕組みでした。
院内と弁護士の発言により前例の無い事件となってしまいました。
裁判は中断される事になってしまいます。
裁判を無効にしたい院内と弁護士の作戦は上手くいっています。
黒子がこのまま裁判が進んで悪い前例を作ってしまう位なら裁判が無くなる可能性があると指摘しました。
裁判が無くなれば院内は自由に外の世界を闊歩できます。
そうなると涙子が次の標的になる可能性が高そうです。
彼女は完全犯罪を続けていた院内を追い詰めた唯一の人物です。
裁判が無くなってしまえば証人である涙子を守る者は居なくなります。
美琴は涙子を守るために裁判を継続させようと考えます。
院内は解凍する術を知っていると言って裁判員に責任の重さを押し付けました。
美琴は院内に頼らずに解凍する方法を探し彼から取引材料を奪おうと考えました。
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6 (the_lovers)
>>
美琴たちは大学病院に向かいコールドスリープに詳しい大学教授に会う事にします。
ドアを開けて部屋に入ると朝霜冴美にそっくりな双子の姉が待っていました。
芽吹という名前です。
芽吹はアメリカの大学を飛び級で卒業してから学園都市に迎えられて教授となりました。
現在14歳です。
芽吹は冴美を助ける為に彼女の状態を詳細に観察していました。
その結果、冴美の背中がメスのようなもので切り裂かれている事が判明しました。
院内は縫合しないで冴美を氷漬けにしたようです。
芽吹には解凍する技術があるそうですが解凍すると冴美は大量出血する事になり殺してしまうそうです。
それが分かっているので解凍作業に入れないそうですよ。
しかもコールドスリープの方式が旧式で冴美の身体が痛み始めているそうです。
そのまま凍らせておいても自然死を迎えるそうです。
院内は解凍する手段があると言ってました、どうやるのでしょうね?
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7 (the_chariot)
>>
病院のロビーで美琴たちは情報のすり合わせを始めました。
ゴーグルを装着して仮想空間に集合します。
美琴、黒子、飾利、涙子が参加しています。
涙子は検察官からモバイルを借りて接続してきています。
涙子が仮想空間に居る飾利のスカートの中を覗いていますね。
再現率が高いと感激していました。
院内が冴美の背中を切り裂いてから凍らせたのは解凍される可能性を恐れてではって話になります。
病院のロビーからテレビ番組の声が流れてきました。
そこから院内冤罪節が流れてきて美琴を激怒させていました。
番組は裁判所に居る筈の少年Aから新たな犯行予告があったと言っています。
美琴たちは院内の信奉者が投稿した可能性に気付きます。
院内が何らかの方法で信奉者に行動開始の指示を出しているのではと考えました。
本人には行動の自由が無いので別の誰かが指示を出していると考えます。
院内の弁護士が加担しているのではないかと予想してます。
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8 (strength)
>>
大学病院から裁判所に戻ってきた美琴たちは休憩用ロビーで寛いでいる辻中を発見しました。
黒子がジャッジメントだと名乗ってから会話が始まります。
美琴と飾利は彼女に揺さぶりをかける事にしました。
飾利が辻中が携帯電話の電源を切っているタイミングで近くのコンビニにある公衆電話に着信があった事を教えます。
辻中は野次馬たちのカメラに自分の姿が捉えられている可能性は無いと思っているようです。
自信を保ってましたが、美琴が辻中の声が町中にある音声認識装置に紛れ込んでいる可能性を指摘すると慌てたようです。
院内は家宅捜索を受け多くの証拠を運び出されています。
辻中は裁判で争えば勝てないと理解しているので裁判を継続不能にしようと考えているようです。
しかしぼろを出すまで慌てませんでした。
辻中にはまだ奥の手が残されているようです。
辻中は応酬された証拠もいつまで持つのやらと不穏な事を言ってます。
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9 (the_hermit)
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美琴が辻中に何をしたと噛みつきます。
辻中は何のことと言って誤魔化しています。
美琴は辻中が院内が押収された証拠を隠滅しようとしていると気付きます。
同じ日に行われている振り込め詐欺の裁判に使う証拠として持ち込まれた携帯電話を発火装置に改造していると断定します。
正規の手続きを踏んでいては間に合いそうもありません。
美琴は強引な手段に出る事にするみたい。
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10 (wheel_of_fortune)
>>
証拠品保管室の前には警備担当者が二人立っていました。
黒子のテレポートで室内に侵入するのかと思ったのですが狭すぎて入りたくないと断られます。
美琴は別のプランを用意していました。
黒子と飾利に頼んで上の階で大量の水をまいてもらう事にします。
水が下の階の証拠品保管室前の天井から漏れてくるように仕向けて貰います。
水漏れに気が付いた警備員は上の階に向かいました。
誰も居なくなった部屋のドアを開けると火柱が上がります。
既に発火装置が燃え出した後でした。
美琴は慌てて消化作業を行い証拠を守りました。
安心した美琴の背後から辻中の声が掛かります。
美琴が消化を行った事で証拠品の公平性が失われたと言って笑っています。
美琴は嵌められた事に気が付きますが必死に考え逆転の方法を見つけました。
証拠品保管室には燃え残った発火装置が残っていました。
発火装置作成の教科書は存在しないのでみんな自己流になる。
調べれば制作者が分かり、製作者から依頼人を聞き出せば辻中の名前が出てくる、と指摘しました。
発火装置に辻中が関与している事が判明すれば彼女は被告人となり院内の弁護は出来なくなります。
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11 (justice)
>>
美琴が写した焼け残った携帯電話の写真を見た飾利が作成者に気が付きました。
ファイバグと呼ばれる能力者でした。
彼は撮影ドローンの発火・墜落事故が相次いだ時にメーカー側から濡れ衣を着せられました。
冤罪事件を捏造したメーカーは民事再生法の憂き目にあいました。
事件で心に傷を負ったファイアバグは犯罪者になったそうです。
美琴はファイアバグが起こしたとされるノートパソコン発火事件の映像と裁判所の監視カメラの映像を比べてファイアバグを特定する事にしました。
見つかるのでしょうか?
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12 (the_hanged_man)
>>
美琴と黒子がファイアバグを追跡しています。
他に追い込む場所が無かったので水素工場に追い込む事になりました。
ファイアバグは無線を使ったドローンを使い攻撃してきましたが美琴が相手では意味がありませんでした。
簡単に撃ち落とされています。
美琴は爆発を避ける為に濃縮を重ねた廃棄物が満載された円筒形のタンクをファイアバグの乗っているバンにぶつけて止めました。
バランスを崩したバンは横転し金属フェンスを巻き込んで太い車止めにぶつかり止まりました。
バンは破裂したタンクから溢れた廃棄物塗れになっています。
ファイアバグが車の中で気絶したので美琴が廃棄物塗れの車から引っ張り出す事になりました。
美琴はじゃんけんでどちらが引っ張り出すか決めようと言ったのですが黒子は逃げました。
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13 (death)
>>
ファイアバグが捕まり辻中は焦っていました。
ファイアバグから自分との関係が露呈する事で院内のセフティが機能しなくなると言っています。
一つ目のセフティは信奉者を操る事でした。
二つ目のセフティはファイアバグを使い証拠を隠滅する事でした。
三つ目のセフティはコールドスリープの解凍交渉です。
しかしこれは辻中には不確かだと思えています。
辻中はファイアバグが口を割った場合自分が弁護できなくなる事を恐れています。
それを聞いても院内は慌てません。
セフティは他にも用意してあると教えます。
それを聞いて辻中は安心したようですが彼女は院内がどんな人間なのか忘れていました。
院内の信奉者が二人の居る部屋に入って来て辻中を粘着テープで拘束して運び出してしまいます。
拘束された事で辻中は院内が凶悪犯だと思い出しました。
院内は辻内を消して疑惑を闇に葬る事にしました!!
凶悪過ぎる。
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14 (temperance)
>>
裁判所に戻ってきた美琴と黒子は辻内が自殺を図ったと知る事になりました。
美琴は一瞬追い詰め過ぎたかと思ったのですが黒子から院内が次の手を打ってきたと指摘され平静を取り戻します。
美琴たちはファイアバグを捕まえ辻中を追い込んで裁判を継続させようとしていました。
しかし彼女が自殺を図り救急車で運ばれた事でその手は使えなくなりました。
美琴は自分の味方を切り捨てるしかなかった院内は追い詰められていると考えます。
美琴は院内に頼らず冴美を解凍する方法を模索する事で裁判の継続をはかる事にしました。
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15 (the_devil)
>>
裁判が中断され待ち時間が伸びている涙子は不安に駆られています。
ワンコ検察官にモバイルを返してしまったので暇を持て余しています。
控室のドアがノックされました。
涙子は反射的にドアを開けようとしましたが、ドアを絶対に開けないで、との叫び声が聞こえました。
それから誰かと誰かが取っ組み合いをする音が聞こえてきました。
ノックしたのはホードーの自由を主張する馬鹿でした。
バカは意味不明で支離滅裂な事を喚いて連れ出されました。
嫌だなーこういう奴。
もう一度控えめなノックがありワンコ検察官が入ってきました。
涙子はフロアスタンドを握りしめていて入ってくる人物を殴り倒そうとしていたようです。
慌てて静止させられています。
緊張状態にあった涙子の手は硬直してしまいフロアスタンドを離せなくなってます。
ワンコ検察官に外して貰う事になりました。
不安に駆られている涙子はワンコ検察官に当たってしまいます。
ワンコ検察官は証言に立つ事に緊張する必要は無い、当たり前の事をしようと諭します。
検察官は守られていると思っている涙子には軽い言葉のように聞こえたのね。
不満顔をしていたんだと思います。
ワンコ検察官はシャツの裾をまくり切られた傷を見せてくれました。
涙子はワンコ検察官が傷つけられても当たり前を守るために仕事を続けている事を知りました。
涙子は証言する覚悟が決まったようですね。
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16 (the_tower)
>>
美琴と黒子が院内の言った朝霜冴美を解凍する方法を知っているって話を信じるか信じないかで言い争っています。
美琴は冴美を解凍する方法が存在すると信じています。
黒子は院内が罪を逃れる為にデマカセを言っていると思っています。
どちらの主張も確定的な根拠を欠いています。
どちらも可能性があります。
互いの主張こそが正しいと考えている二人は相手を説得しようとしてますが頑固です。
どちらも譲りません。
黒子は裁判官と裁判員が院内の口車に乗って判断を誤らないようにお願いに行く事にします。
美琴は黒子の強硬策が通って冴美が死んだことにされ冷蔵処置室のスイッチが切られるの防ぐ為に病院に向かう事にしました。
飾利には二人を止める事はできませんでした。
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17 (the_star)
>>
大学病院にやってきた美琴は朝霜芽吹に会いに行きました。
芽吹は冴美を安置してある冷蔵処置室を見つめていました。
やって来た美琴にあと3時間で冴美を助け出すためのリミットに達すると告げます。
芽吹は冴美を助けたいと思っていますが法が彼女の行動を阻害していました。
冴美の解凍処置を始めて失敗すれば彼女は罪に問われる事になります。
院内が解凍方法を明かさない事を理由にして冴美を助ける行為を行う事を避けようとしていると本音をぶちまけます。
追い詰められている芽吹が本音をぶちまけた事に美琴は好感を得ました。
美琴は方法があるならば冴美の解凍処置を行うとの言質を取ってから芽吹きの説得を始めます。
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18 (the_moon)
>>
美琴が考え付いた持論を展開して芽吹きを説得しています。
冴美の解凍処置には複数の問題が存在しました。
美琴は一つ一つ解決策を提示していきます。
解凍処置を行うには冴美の身体をスキャンして取り込む図面が必要でした。
美琴は冴美と芽吹が一卵性の双子で指紋や虹彩まで一致する事を指摘します。
スキャンが行えない冴美の代わりに芽吹きの身体をスキャンして図面を手に入れれば良いと指摘しました。
解凍したら冴美の背中の傷から大量出血する問題に関しては生理食塩水でできた大きなプールに氷の棺を沈めて解凍すれば血圧が下がってショック死するのを防げると指摘しました。
最後に分厚い氷を精密かつ安定的に解凍していくグリルには莫大な電力が必要となります。
電力を用意できないので解凍は出来ないと言っている芽吹きに自分に任せろと言い放ちます。
美琴が学園都市第三位の超電磁砲だと知り芽吹きは茫然としています。
全ての問題がクリアされ解凍処置が始まるようです。
美琴大活躍だな。
それもこれも涙子を守りたい一心なんだよなー。
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19 (the_sun)
>>
裁判所の控室でテレビを見ていたわんこ検察官が裁判が続くと言ってます。
芽吹の行った解凍が上手くいったようですね。
涙子はラバースーツを脱ぎ捨てて制服に着替える事にしました。
自分の正体がバレても良いと思ったようです。
美琴たちが頑張ったんだと理解し勇気が湧いてきて自分の行動に正当性があると確信したんだろうね。
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20 (judgement)
>>
控室にやってきた黒子を院内は嘲笑を浮かべて迎え入れます。
彼は日和った裁判官と裁判員によって裁判が免訴で終わると確信しているようです。
そんな彼に黒子は状況が変化した事を告げます。
黒子はコンピュータが不調になっても裁判官や裁判員が良き前例を作らなければならないと言っていると伝えました。
証拠品の公平性が失われたと主張する院内に何ら問題にならないと伝えます。
往生際の悪い院内は犯行予告がネット上に流れている、多くの者が冤罪を支持している、裁判を続けるなど世論が許さないと訴えます。
黒子は裁判官の考えを伝えました。
裁判とは法によって運用されるもので人気取りの為に開廷しているテレビ番組ではないと言っていると教えました。
追い詰められた院内はコールドスリープの件を持ち出します。
黒子はテレビを付ける事にします。
テレビを付けると大学病院からの中継が映り朝霜冴美の生存か確認され解凍が終了したと伝えてきます。
院内は負けを悟ったようですが捨て台詞を言っています。
少年院に入ってもじっとしているもんか、信奉者は無数に居るので復讐してやる、と脅してきました。
それに対して黒子は、捕まる事になる院内にいつまでも興味を持ち続けてくれるかしら?と言い返しました。
裁判長のアナウンスが入り裁判が再会されました。
ざまーみろ。
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21 (the_world)
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それぞれの役目を果たした二人の少女が互いの掌を軽く叩き合いました。
これは美琴と黒子だよね。
名コンビだな。
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成分美少女敵戦力科学魔術幻想殺しラッキースケベ
評価AAAAAAAAAAAACAAA
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