ラノベの感想) 転生少女の履歴書 第10巻 (ヒーロー文庫)

概略:
ヘンリーと一緒にグエンナーシス領に向かう事になったリョウは最初に立ち寄った領地で危機に瀕する事になります。ヘンリーと同じ部屋に泊まる事になってしまいました。リョウは部屋の中に境界線を設定してヘンリーに入ってこない事を約束させました。ヘンリーがベッドを占拠したのでリョウはソファアで眠る事になります。図太いリョウはスヤスヤ眠ってました。ヘンリーはリョウに不埒な真似はしませんでしたよ。リョウの事を心配したヘンリーが気心の知れている人物を護衛に付けてくれます。アラン、クリス、アンソニーが合流する事になりました。リョウは心が軽くなったようですが悲劇が待っていました。

レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2020/8/10
著者:唐澤和希
イラスト:桑島黎音
ISBN:978-4-07-443921-8
雰囲気:同室、助っ人、刺客の正体、シャルの決断、嫉妬、暴挙、記憶喪失、隷属魔法の謎
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コウキはユーヤと合流してリョウを襲った人物の調査を行っていました。
ユーヤはリョウを助ける事が出来ると張り切っています。
彼の魔法を使い矢を放った人物を特定しようとしましたが残念ながら判明しませんでした。
コウキはリョウの姿を見てから先行してグエンナーシス領に向かいアレクの動向を探る事にしました。
リョウはコウキの無事な姿を見て安堵しています。
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リョウとヘンリーはグエンナーシスまでの間に存在する領地を視察しながら移動する事になりました。
最初に立ち寄ったスピーリア公爵領で予想外の出来事が起こります。
二人が滞在する部屋が用意されたのですがヘンリーと相部屋になりました。
気を利かせた公爵の息子が一つの部屋を用意してくれました。
困ったリョウは部屋の中に境界線を設定して自分はソファで寝る事を決めました。
ヘンリーはリョウの好きにさせています。
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一睡もできないと思っていたようですがスヤスヤ眠れたようです。
リョウ図太い。
リョウの方が先に目覚めました。
ヘンリーの寝顔を観察していると彼も目を覚まします。
ヘンリーは寝る時は全裸だそうですよ。
ベットから出てこようとしてます。
リョウはヘンリーに下半身を見せつけられそうになり慌てていました。
ちょっと可愛いです。
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リョウは否定的ですがヘンリーは彼女の事を心配しているように思えます。
襲撃されて不安になっているリョウの為に追加の護衛を用意してくれました。
やって来たのはアランとクリスです。
アルベールに護衛の追加を命じたのでまあ当然の結果だよね。
カインの事も貸してくれました。
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クリスはリョウに付きっきりで護衛すると意気込んでいます。
彼の美少女スマイルにリョウは彼が男だという事を忘れていますね。
風呂場まで一緒の付いて行くと言い出したクリスをアランが注意していました。
クリスは情報を共有すると言ってくれたのですがアランが納得しませんでした。
アラン紳士だなー。
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アランとクリスの他にも魔物討伐の為に近くまで来ていたアンソニーが配下の騎士を連れて合流する事になりました。
リョウは王国騎士に剣聖の騎士団が紛れ込んでいると思っているので信頼できる人物が増えて喜んでいます。
しかしアンソニーには裏の顔がありました。
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アンソニーは前国王と魔法使いだった正妃との間に生まれました。
魔法使いの間にできた子供なので魔法使いだと期待されたのですが彼に魔法は使えませんでした。
非魔法使いの兄弟たちとそれなりに幸せに暮らしてたそうです。
期待を裏切ってしまったと感じた彼は役に立ちたくて騎士になったようです。
アンソニーはヘンリーに気に入られて護衛をするようになりました。
ヘンリーはアンソニーの事を兄と慕っていたそうです。
アンソニーもヘンリーを弟として可愛がっていたそうですがヘンリーの本質に触れる事になりました。
アンソニーの母親が亡くなった際にアンソニーの事を家畜呼ばわりしました。
それまでもアンソニーはヘンリーが特異な性質を持っていると感じてたようですが見ない振りをしていました。
ヘンリーに人間扱いされていないと知ったアンソニーはヘンリーの護衛を辞めて彼から離れたそうです。
このような理由でアンソニーは魔法使いに対して悪い感情を抱くようになりました。
結果、剣聖の騎士団に参加する事にしたようです。
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アンソニーが仲間の騎士に頼んで魔物を嗾けました。
ヘンリーとリョウは多くの従者を連れて移動しています。
後方の集団が襲われる事になりました。
ヘンリーの馬車は先に進んでしまっています。
リョウは自分が対処に向かうと言い出しアランを呆れさせます。
リョウを翻意させる事が出来ずリョウ、アラン、アンソニー、カイン、シャル、アズールで迎撃に向かう事になりました。
アラン、カイン、アンソニーは見事なコンビネーションで魔物を倒していきます。
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リョウとアズールの乗る馬に毒矢が撃ち込まれました。
馬は暴れだし暴走を始めます。
リョウが途中で馬に毒矢が刺さっている事を発見して生物魔法を掛けて馬を解毒しました。
リョウとアズールの元に魔物を倒し終えたアラン達が迎えに来ました。
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アンソニーが周囲の見回りをすると言って別行動を取ります。
シャルも魔物の死体を始末すると言って別行動を取りました。
シャルは魔物の死体に腐死精霊魔法を掛けて敵の正体を聞き出せるのではないかと考えていました。
鳥型の魔物から敵の正体を聞き出すとアンソニーだと判明しました。
そこにアンソニーがやって来ました。
シャルは臆することなくアンソニーを詰問し始めます。
リョウを害そうとした事が許せないようです。
アンソニーが答えに窮していると彼の仲間がシャルを殺そうとして襲い掛かってきました。
アンソニーは咄嗟にシャルを庇い刺されます。
アンソニーの仲間はリョウに矢を射かけた人物でした。
アンソニーがシャルを庇った事を非難しています。
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アンソニーはシャルが自分の教え子で彼女に罪が無いと主張しますが受け入れられませんでした。
アンソニーと仲間は相討ちとなり二人とも死んでしまいます。
余りに残酷な事実にシャルが動転しています。
アンソニーの事を信頼しているリョウを悲しませてはいけないと考えたシャルはアンソニーの死体を操る事にします。
シャルの優しさがあらわれてますねー。
良識のある彼女は死人を操る事に強い忌避感を抱いています。
リョウはアンソニーが死んでいると知った時、シャルの行いを許す事が出来るのでしょうか?
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アランはアンソニーが継続して護衛につく事を嫌います。
シャルが必死になってアンソニーを庇っています。
リョウもアンソニーの口調が普段と違うと気付いているのですが彼を信じたいとの思いが強くアンソニーの同行を許可しました。
死人を自然に振舞わせるにはシャルの近くに居る必要がありました。
以降シャルとアンソニーが一緒に居る時間が増える事になります。
リョウはシャルとアンソニーが親密になっているのでは?と勘違いしてますよ。
シャルに想いを寄せているリッツを憐れんでいました。
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ヘンリーが王国騎士が使う矢を魔法で解体してしまいます。
彼は魔法で作られた物なら離れた場所に存在する見えない物体まで解体できました。
リョウはヘンリーの規格外ぶりに戦慄しています。
ヘンリーがその気になればこの国を崩壊させる事ができます。
矢が使えなくなったので剣聖の騎士団の刺客が襲ってこなくなりました。
リョウを殺して責任を王室に押し付けたいアレク達が攻め手を失う事になった結果です。
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レインフォレスト領に到着してアイリーンとカーディンの歓迎を受ける事になりました。
二人はアランとカインの両親です。
領主のアインリーンはリョウがヘンリーと婚約した事を喜んでくれました。
アイリーンに抱きしめられてリョウが感激しています。
彼女に大切に思われていたと知って嬉しくなっています。
カインとアランの妹チーラがヘンリーに泥水を掛けようとしてきました。
カインがヘンリーを庇っています。
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チーラはヘンリーの事を嫌いだと言ってますよ。
理由を聞くとアイリーンがカインとリョウが結婚すると教えこんでいた事が判明しました。
チーラはリョウが自分の姉になる事を楽しみにしていたそうです。
リョウはヘンリーの不興を買わないか冷や冷やしています。
リョウの予想に反してヘンリーは実害を受けてないから問題無いと言ってチーラの暴挙を不問にしました。
更にリョウに歩み寄り彼女の頬に掛かった泥を拭ってくれます。
この行動を見たアイリーンはヘンリーがリョウを深く愛していると思ったようですね。
ヘンリーにリョウを託すと言ってますよ。
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ヘンリーはカインに暇を与え実家に帰らせる事にしました。
リョウが真意を問うと汚れて汚いから傍に置いておきたく無かったと言ってます。
リョウは憤慨する事になっています。
ヘンリーの紳士然とした行動と下種な発言のギャップにリョウは辟易しているようです。
どちらが彼の真意なんだろうね?
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アランが遂に想いを告げる事にしました。
リョウを滞在しているホテルの屋上に呼びだして好きだと告げました。
アランはリョウが王妃となった国でヘンリーとリョウを支える為に領主になる事を決めたと告げます。
リョウはヘンリーとの婚約はいずれ解消されると言ったのですがアランは納得しませんでした。
アランはヘンリーがリョウを愛していると察しているようですよ。
アイリーンに領主になる事を決めたと告げる為に屋敷に戻っていきました。
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アランに告白されたリョウは混乱状態に陥ってます。
上の空のリョウを見たヘンリーが気分を害しています。
屋敷に戻った彼の事を気にしているのか?屋敷に行きたいか?と問いかけてきます。
リョウが別にそういうわけでは・・・と答えると「面白くないな」と言って怒ってます。
リョウはまさかと思いつつ嫉妬しているんですか?と問いかけました。
この問いはヘンリーにとって予想外だったようです。
ヘンリーは誰になんのために嫉妬しているんだ?と自問を始めます。
ヘンリーはリョウと似た者同士の鈍感なんじゃないの?
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ヘンリーがリョウを散歩に誘いました。
ホテルの庭を歩くだけだと言ってシャルたちの同行を拒否します。
会話も無く歩き続けてリョウをイラつかせてますね。
ふいにヘンリーの護衛二人がリョウを拘束して睡眠薬を嗅がせました。
意識を失う前に、彼を消したら、これがなんの気持ちかわかるじゃないかと思うんだ、との発言を聞く事になりました。
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リョウは格子が嵌められた地下牢で目覚める事になりました。
見張りの騎士が一人ついています。
彼にヘンリーの行き先を尋ねたのですが行き先は分からないと言ってます。
護衛対象の行き先を知らないと言われてリョウは困惑しています。
騎士から魔法使いのヘンリーは本来なら護衛なんか必要としないと聞いて認識の違いを思い知りました。
リョウは靴に仕掛けていたマッチの火薬を使い錠を破壊して脱走する事になります。
脱走したリョウは外套と馬を購入してレインフォレスト伯爵邸に向かう事にしました。
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リョウが居なくなったと知ったクリスがシャルの元にやって来ました。
クリスからリョウが戻ってこないと聞いたシャルは探しに行こうとしています。
リョウが居なくなったら自分は人ではいられなくなると考えてますよ。
シャルは大丈夫なのか?
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レインフォレスト伯爵邸に到着したリョウはアランの無事な姿を見て彼に抱き着きました。
いきなりリョウに抱き着かれてアランが真っ赤になって混乱していますよ。
リョウからヘンリーに気を付けろと言われて更に混乱しています。
アランからヘンリーがカインと一緒に外出したと教えられます。
これを聞いたリョウはヘンリーの言っていた彼がカインだったと理解します。
慌てて二人を探しに行く事にしました。
リョウの混乱ぶりを見たアランは心配になり同行する事にしました。
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リョウとアランは湖の畔で剣を持って向かい合うヘンリーとカインを発見しました。
リョウは二人の元に向かいヘンリーの意図を問いただします。
ヘンリーはカインに稽古をつけて貰っていると答えます。
カインに確認すると普段から稽古の相手をしると教えられました。
ここでリョウはヘンリーが剣を嗜む事を知りました。
魔法が使えるのに意外だと思っているとヘンリーが凶行に走ります。
私は確かめるためにここに来た、と言って魔法を使いカインの腹に剣を突きさしました!!
アランが割って入りヘンリーを牽制している間にリョウがカインを治療する事になります。
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ヘンリーが見ているところで生物魔法を使う必要に迫られます。
使えばヘンリーに生物魔法が使える事がバレてしまいます。
リョウはカインを失いたくないと考え生物魔法を使いました。
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アランを倒したヘンリーがリョウの元にやって来ます。
やっぱり君は生物魔法が使えたのか、と言ってリョウの首を絞めてきます。
リョウは死を覚悟したのですが首を絞めるヘンリーの力が弱まります。
「どうして・・・!どうして、殺せない!!」と喚いてますね。
ヘンリーは混乱しているようです。
混乱しているヘンリーが私に隷属魔法を使っていたのか?と聞いてきました。
リョウが隷属魔法について考えているとアランが現れヘンリーの後頭部に石を振り下ろしました!!
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頭を殴られたヘンリーが死にかけています。
アランは王族殺しの罪を背負う覚悟を決めてたようですがリョウはヘンリーを助ける事にします。
生物魔法を使えるって事がバレたのでヘンリーを助けると問題を抱える事になります。
アランに王族殺しの罪を背負わせる事はできませんでした。
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アランと相談した結果リョウはヘンリーに隷属魔法かもしれない魔法を掛けてみる事にします。
自分の知っている魔法を片っ端からかけたようです。
生物魔法は発動した効果が感じ取れるそうですが隷属魔法である事を期待して掛けた魔法には手ごたえがありませんでした。
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リョウは生物魔法について詳しいジロウ兄ちゃんを思い出します。
ジロウに話を聞く為にルビーフォルン領の山間部に向かう事を決めます。
アランはリョウに付いて行こうとしますがカインを連れて屋敷に戻って欲しいとお願いします。
カインが目を覚ましました。
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カインはリョウが生物魔法を使い自分を助けてくれたと知る事になりました。
リョウはカインならばコウキやアズールのように生物魔法を認めてくれると思っていました。
しかしカインは魔法が使えるのに隠していたリョウを非難してきました。
リョウを庇うアランに対してもこれまで抱えていた不満をぶちまけます。
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カインは魔法使いになりたかったそうです。
アランの事を羨んでいたよ。
魔法が使えるのにそれを隠していたリョウを痛烈に非難してきました。
魔法が使えないのにヘンリーの友達になりたいと言っていた自分の事をせせら笑っていたんだろ、と糾弾してきます。
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カインは自分を置いて行けと言ってきます。
普段と違い過ぎるカインが心配なリョウはほっとけないと言い返します。
カインは一緒に居るとリョウを傷つけてしまうと言ってくるよ。
リョウがそれでも良いと言うとカインがリョウにキスしてきました!!
アランは自分への当てつけでリョウにキスしたんですか?と問いかけます。
カインは「さあ、どうだろう」と言ってます。
カインはリョウに惚れてたようだね。
リョウはカインの事を思いやりキスは好きな人のために取っておいた方が良いですよと告げました。
うーん、カインもフラれたようだね。
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ヘンリーが目覚める事になります。
目覚めたヘンリーは記憶を失っていました。
リョウはヘンリーの新たな嫌がらせだと思ったようですが本当に記憶を失っているようにも見えますね?
ヘンリーを放置するのは不味いので彼も連れて行く事にしました。
記憶を失っているのが演技の可能性もあるので手を縛り猿轡をハメる事にしました。
それでもヘンリーは楽しそうにしています。
ヘンリーを説得する為に彼が病魔に侵されていて治療の為に連れて行くと説明しました。
良い人になったヘンリーはリョウの言葉を疑いませんでした。
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リョウとカインが二人で薪と食料を探しに行く事になりました。
カインがリョウにキスした事を謝ってきました。
リョウは気にしてないですから、と強がってみせます。
対してカインは、気にせずにはいられないよ、と答えています。
カインに見つめられてリョウが真っ赤になってますね。
リョウが素直にめちゃくちゃ気にしてますと言った方が良いのか?と混乱しているとカインがアランとヘンリーに声を掛けます。
二人はこっそりカインとリョウを覗いてました。
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アランが心配して二人の後を追ったそうですよ。
記憶を失ったヘンリーは心が綺麗な人になっていました。
カインの事を一番の友達と呼び記憶を失う前の自分はリョウに恋をしていたんだと予想します。
カインの事は好きだけどリョウを譲るつもりは無いからねと言ってますね。
リョウと一緒に居るとドキドキする、見つめられると舞い上がるような気持ちになるんだそうです。
これは惚れてる間違いない。
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ジロウと遭遇した山に到着し彼を探す事になります。
遭遇した時にジロウは神縄の向こう側に居ました。
リョウは神縄の向こう側に行ってみる事にします。
意外な事にカインが賛成してくれました。
カインは素を出す事にしたようだね無茶な行動を平気で取るようになっています。
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神縄の向こう側は魔物が居ると恐れられています。
しかし魔物に遭遇することなく進む事ができました。
アランが魔素が異様に濃い事に気が付きました。
ヘンリーはアランよりも魔素を感知できるようです。
魔素が集まっている地点が分かりました。
ヘンリーの示した方向に進むと地面にタケノコが生えていました。
ジロウが現れそこから離れろと警告してきます。
相手がリョウだと知ると驚いています。
タケノコにも何らかの秘密がありそうですね?
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ジロウの住処に移動する事になります。
リョウが生物魔法について教えて欲しいと頼むと「昔の魔法のことか」と言ってますよ?
特に隷属魔法の事を教えて欲しいと頼みます。
ジロウは「生物を意のままに操る魔法だったか」と言ってます。
リョウは興奮気味に呪文と使い方を問います。
しかしジロウは興味が無かったから使い方は知らないと答えました。
リョウは落胆したようですがアランは冷静でした。
何か知っている事を教えて欲しいとお願いしています。
冷静になったリョウはジロウが生物魔法を知る事になった経緯を教えて貰う事にしました。
この世界の重大な秘密が明かされる事になるのでしょうか?
ヘンリーが本当に記憶を失っているのかも気になります。
ジロウが語り終えた段階で豹変するって事は無いよね・・・
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成分美少女魔法異世界知識恋愛イケメンウ・ヨーリ教
評価AAAACAAC
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