ラノベの感想) カノジョの妹とキスをした。2 (GA文庫)
概略:
時雨から愛を告白された博道は焦り始めます。時雨のキスの感触が強烈だったので晴香とのキスの感触を忘れました。このままでは不味いと考えた博道は海キャンプに晴香を誘う事にします。そこで晴香とキスするのが目標でした。目標は達成されるのですが晴香を好きだって気持ちが溢れだしてしまい彼女の身体に触れてしまいます。晴香が猛烈な嫌悪感を示してきました。博道の向けてくる好きは本物ではないと言われてしまいます。落ち込んだ博道を時雨が慰めてくれます。博道は時雨との暮らしが快適になって行きます。博道が壮大な誤解から晴香を激怒させた理由が分かったと誤認します。解決方法を準備できたと考え意気揚々と彼女の家に向かいます。博道の気持ちは晴香に伝わるでしょうか?
レーベル:GA文庫
発行日:2020/9/30
著者:海空りく
イラスト:さばみぞれ
ISBN:978-4-8156-0728-9
雰囲気:本気、焦り、作戦、水着、失敗、甘え、乳揉み、対策、再挑戦、罵倒、落胆、謝罪、憎悪
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義妹の時雨にキスされて本気の愛情を向けられた博道の葛藤が始まります。
自分は晴香が好きなんだと思い込もうとしているように見えますね。
時雨から好きになった点を列挙された博道は照れまくりです。
時雨のキスが衝撃的過ぎて博道は晴香とのキスの感触を忘れてしまいます。
時雨の事ばかりが頭に浮かんでしまい焦り始めます。
晴香ともう一度キスすれば感触を思い出せると考えます。
晴香とのキスを狙う事になります。
もうすでに道を踏み外している感じがしますね。
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晴香の部活が終わるのを待ち寄り道デートに向かいます。
晴香は演劇部に所属しています。
部長が晴香の事を気に入っていて博道の事も揶揄ってきます。
部長は最近になって晴香の演技が良くなったと言っています。
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晴香の希望でラーメンを食べに行くことになりました。
晴香はニンニクを入れて食べたようです・・・
デート終わりにキスを狙っていた博道は野望を挫かれる事になりました。
晴香はデートを楽しんでいる感じですが博道は楽しめてないようです。
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時雨に嫌われれば問題は解決するかも?と考えた博道は横暴な兄を演じる事にします。
乱暴な態度と口調で帰って来た事を告げます。
時雨が出てきませんね?お風呂かな?
風邪を引いた時雨が台所で倒れていました!!
博道は時雨の看病をする事にします。
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翌日学校を休ませ看病する事にします。
御粥を作ってあげます。
時雨に食べさせる事になるのですが博道を動揺させるには十分でした。
はいあーんの逆バージョンだな・・・これは中々来るものがある。
キスしてきた時雨を思い出し彼女の口に注目してしまいテレテレになっています。
時雨は優しくされて嬉しそうですよ。
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時雨はチャンスを逃しません・・・しっかりと博道を誘惑してきます。
着替えたいので背中を拭いて欲しいとお願いしてきました。
博道は安易にも背中にはおっぱいもお尻も顔もないので余裕余裕と考えてしまいました。
いざ背中を拭こうとすると強烈に女の子なんだと感じてしまいます。
ドキドキしながら時雨の細い肩を抑えて背中を拭く事になりました・・・羨ましいな、こん畜生!!
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このままでは不味いと考えた博道は友人の友衛に頼んで海に行く計画を立てます。
父親からお古のテントが送られてきたのが契機となりました。
海でお泊り会を開き晴香と星空を見ようと考えました。
そこでキスする計画です・・・お前ら交際してるんだよな・・・キスするのにいちいちイベントが必要だとは・・・
泊まりになると知った晴香は父親の許可が出ないと言っています。
話を聞いていた時雨が助けてくれます。
時雨も誘うと言えば乗ってくると教えてくれました。
時雨も来ると知った晴香は絶対に行くと言ってきました。
時雨に目移りして欲しくない、と言ってどんな水着が好きなのか聞いてきました。
まあ博道にしては勇気を出したと思う・・・おへそが見える水着が好きと答えました。
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友衛が交際している虎子さんに車を出してもらい海にやって来ました。
虎子さんは中学の2年先輩で現在は大学生をしています。
友衛との交際期間は博道と晴香の交際期間よりも余裕で長そうです・・・先輩カップルね。
晴香は博道のリクエストに応えてセパレートタイプの水着を着ていました。
時雨は水着の上からシャツを着ていてどんな水着なんだか分かりませんでした。
時雨が彼女の水着の感想を述べろと言ってきました。
晴香は慌てて止めてきました。
博道はすごく可愛いと一言だけ感想を述べます。
晴香は真っ赤になって照れていますね。
彼女は博道に可愛いと言われるとテレテレになるね・・・可愛いなー。
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夕食はバーベキューをしています。
これは晴香のリクエストでした。
時雨も美味しいと言って喜んでいました。
皆が寝静まってから晴香と二人で抜け出します。
最初は景色の良い堤防の上に行きました。
そこには先客が居て・・・友衛と虎子のラブシーンを覗き見する事になってしまいます。
博道と晴香は照れてしまい逃げ出します。
最後まで覗いて自分たちの参考にするって考えは無いようです。
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休憩所まで逃げてきてベンチに座り話す事になります。
晴香が抱えている不安を吐露します。
彼女は博道と手を繋ぐ事に慣れてしまいドキドキが無くなって来た事に恐れを感じていました。
博道に飽きられてしまうのではないかと不安になりキスできなかったそうです。
晴香は自分に自信が無いのが問題なんだと認識しています。
博道は「飽きられるかも」という不安を抱かせた自分に問題があると考えます。
二人とも自分が悪いと考えるのね・・・これは上手くいかないのでは?
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博道は晴香との関係が当たり前の幸せになっているんだと教えます。
晴香は感激したようだね・・・キスをしたいとお願いすると受け入れてくれます。
最初は優しくキスしたんだよ。
キスしているうちに晴香が好きだって気持ちが博道から溢れだします。
言葉では自分の気持ちを伝えきれないと感じた博道は晴香の身体を触り始めます。
おっぱいを揉まれた晴香が強い拒絶を示しました。
こういうのは「好き」じゃない、と言ってきます!!
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晴香はキスしている時に舌を入れたりおっぱいを揉むのはえっちする時だ、と咎めてきます。
自分たちは高校生だからエッチなんかしちゃだめ、と言ってます。
博道はエッチする気は無かったと弁明しますが信じてもらえません。
博道くんは、そういのちゃんとわかってくれるって思ってたのに、と言って逃げました。
晴香は一応知識はあるのね・・・
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ベンチで動けなくなっている博道を時雨が慰めにきました。
博道が晴香は本当に自分の事が好きなのか?との疑問を持ってしまいます。
それを忘れ去りたいので自分を責めます。
彼を愛する時雨は聞いていられなかったのね・・・博道を抱きしめてくれます。
博道の頭が時雨のおっぱいに挟まれています。
時雨は晴香だと思ってキスして欲しいと言ってきました。
博道の抱いた感情に正当性があると教えたいようです。
博道は駄目だ戻れなくなると思いつつも時雨の誘いを断れませんでした。
晴香の名を呼びながら時雨にキスしています。
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翌日、晴香が「好き」じゃないと言ったのは言い過ぎたと謝って来ました。
博道は自分が悪かったと謝っています。
晴香は分かってくれたと安心したようです。
博道は晴香がおっぱい揉みながらキスした自分を嫌悪したんだと気が付きました。
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海キャンプから戻った翌日、晴香がデートに誘ってきました。
彼女は楽しんでいましたが博道は恐怖に震える事になります。
晴香に嫌われないように必死に彼女の機嫌を伺っています。
疲弊して帰って来た博道を時雨が訝しみます。
博道は晴香に嫌われるのが怖いと苦しい心境を教えます。
時雨は晴香への不満を抑え込んで我慢している素敵な博道にご褒美をくれます。
博道の大好きなおっぱいを揉ませてくれました・・・しかも彼女ノーブラです。
時雨にはおっぱいをチラ見していた事はバレてました。
時雨は博道に触れられると嬉しいそうですよ。
晴香には内緒にするのでもっと好きにしていいと言ってきました。
魅力的過ぎます。
博道はこれ以上はヤバいと思っておっぱいから手を放します。
時雨には「このいくじない」と言われました・・・なんか嬉しそうですね。
自分の事を大切にしてくれていると思ったようだ。
博道は時雨にドキドキしっぱなしです。
時雨の博道攻略作戦は着々と成果を上げているようです。
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猛暑日だったある日、博道と時雨は二人で水風呂に入る事にします。
生活費に余裕が無いのでクーラーは買えないそうです。
博道の所有するプレミアムが付いたゲームソフトを売ればクーラー買えるようですが博道が拒んでいます。
水着を着て一緒に水風呂に入る事にします。
ここで時雨の水着姿を拝む幸運に恵まれます。
時雨の水着は黒いビキニでした。
おへそが見える水着が良いと言った博道に応える為に晴香は時雨を誘い水着を買いに行ったそうです。
時雨は自分が着ている黒ビキニを晴香に勧めたそうですが恥ずかしくて晴香には選べなかったそうです。
博道の蕩け切った表情を見た時雨は大正解だったと呟いています。
上機嫌で「このスケベ」と罵ってきました。
既に晴香よりも博道の事を理解しているようです。
自分を理解するなんでもしてくれる美少女・・・最高だな!!
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水を掛け合ってイチャイチャしていますよ・・・この二人の方がよっぽど恋人同士に見えますね。
羨ましいんだよ博道の糞野郎!!
手加減なしで本気で水を掛け合っています。
晴香が相手では絶対できない事だね。
水を張った湯船に入り涼む事になります。
湯船に座る博道の足の間に時雨が座る事になっています。
時雨と過ごす時間を心地よく感じた博道は自然に時雨の腰に手を回しました。
時雨がまた甘えたくなっちゃいましたか?と問いかけてきます。
博道は「なんか、こうしたくってな」と答えました。
時雨は自分が求められたと感じて照れたようです。
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昼はスイカを食べてます。
その後ゲームで遊んでいます。
夕食はそうめんと天ぷらになりました。
二人で作ろうとしていると晴香から着信がありました。
博道が「また晴香からか」と呟くと時雨が質問してきます。
博道は水風呂に入っている時にも晴香から連絡があった事を教えます。
なぜすぐに掛けなおさなかったのか聞かれた博道は、時雨と家でゆっくりしたいと思ったからな、と答えました。
これが不味かったぞ・・・時雨をヤル気にさせたぞ。
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晴香と通話を始めた博道の背中に時雨がしな垂れかかって来ました。
晴香よりも自分を優先してくれたと知った時雨の好きって気持ちが爆発寸前になっています。
これまでの出来事を全部晴香にバラして関係を壊してあげても良いですよ、と言ってきました。
博道が「嫌だ」と断ると「好きって言って欲しい」とお願いしてきます。
博道は「好き、だ・・・」と言いました。
通話中だった晴香は当然自分が言われたんだと思って照れています。
自分も好きだと伝えてくれました。
本来なら大喜びする場面なんだけど博道にはそんな余裕はありませんでした。
晴香の家で宿題を一緒にする事が決まりました。
博道には時雨を咎める正義はありませんでした。
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晴香に誕生日プレゼントを贈る為に博道はバイトを始めました。
剛士の紹介でドラッグストアでバイトしています。
二人でレジ打ちをしていますね。
そこに年下に見える外国人の美少女が買い物に来ました。
彼女がコンドームを買っていった事に二人して驚いています。
ここで博道が壮大な勘違いをしてしまいます。
晴香が博道を拒絶したのは準備が足りなかったからだと考えてしまいます。
博道はコンドーム無しでエッチ行為に突入する可能性を塞ぎ切れなかった己の準備不足を恥じています。
これで晴香に信用して貰えると勘違いして安心しています。
コンドームを購入した博道を剛士が裏切り者と罵っています。
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コンドーム持参で意気揚々と博道は晴香の家に向かいました。
晴香が妙に機嫌が良いんだよね・・・
理由を聞くと彼女は文化祭でやる劇の主役に抜擢されたそうです。
博道が普段では考えられないキザなセリフを口走ります・・・お祝いにキスしたいとほざいています。
晴香は驚いたようですが受け入れてくれました。
そのままキスすれば良いのですが博道が余計な説明を始めます・・・誠実な彼らしいんだけどー馬鹿な行為だよ。
博道は海でのキスで晴香を怒らせたのは自分の準備不足が原因だったと言ってコンドームを取り出しました!!
やっぱ博道は馬鹿だね。
博道は避妊の準備も無く行為に及ぶ可能性がある事に晴香が恐怖を覚えたと思っているので、これで大丈夫だと言ってしまいます。
性教育の授業でも言ってたし大丈夫だと核心しています。
しかし晴香の考え方は博道の予想を超えていました。
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博道の求めに対して晴香が強烈な拒絶を示します。
「触らないで!!」
晴香は酷いよ博道くんと言って泣きながら糾弾してきました。
晴香が壮絶な恋愛観を披露する事になります。
エッチは好きな人と赤ちゃんを作る為にする行為だ、男の子が気持ちよくなるためにする行為ではない。
コンドームは遊びのエッチで使う道具と言ってきました。
それを持ち出した博道の事を身体目当てと罵ります。
博道は弁明しようとしますが聞いちゃくれません。
「帰って・・・!今すぐこの家から出ていってッ!!」と言われ追い出されました。
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茫然自失の博道が帰って来ました。
それを見た時雨が、また私を頼ってもいいですよ、と言ってきます。
余裕が無くなっている博道は「だったら抱かせろよ」と言って時雨を力任せに壁に押し付けます。
博道は晴香の事が分からなくなったと語り「頼む・・・晴香のこと、忘れさせてくれ・・・」とお願いしました。
流石、時雨はいい女・・・ちょびっと驚いたようですが冷静さを失いません。
「それは、無理ですよ」と答えました。
時雨は他人に対して不誠実になれない博道の性格上、自分が何をしたところで晴香の事は忘れられない、後悔する事になるだけだと諭します。
時雨は、博道が自分を許せるようになるまで慰めてあげます、したいようにしてください、と伝えました。
博道は時雨に縋りつき泣き崩れました。
泣き疲れて時雨の膝枕で寝てしまいます。
甘やかされてるなー、時雨の好きって気持ちが大き過ぎまる。
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時雨は自分と出会った事で博道が歪んでしまったと自覚しています。
博道の心を歪める償いに自分の全てを尽くして幸せにしてみせると決意しています。
くー良い女過ぎる・・・てめ博道羨ましすぎるんだよ・・・うーん許せん。
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博道のスマホに晴香から電話が掛かって来ました。
留守番電話状態になり晴香がメッセージを残そうとしています。
それを時雨が聞く事になりました・・・
晴香はヒステリックに怒鳴って博道を追い出した事を謝罪しています。
それからコンドームに対してのトラウマがある事を語ります。
晴香は幼い頃に家のごみ箱で発見したコンドームを父親の元に持って行ったそうです。
彼女はそれが両親が離婚する原因になったと思っています。
悪いのは浮気をした母親だと理解はしているみたいだね。
しかし母親の浮気相手を思い出してしまうのでコンドームに忌避感があるそうです。
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晴香は博道との交際を続け最終的に結婚したいと思っています。
しかし結婚するまではエッチは出来ない、エッチをしなくても大好きだって気持ちは育っていくと思うと語ります。
そうやって育つのが本当の愛であり、ただただお互いに慈しみ合うピュアな関係になりたい、博道とならそうなれる。
わかってくれると嬉しい、とのメッセージを残しました。
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それを聞いていた時雨には晴香の言っている事が全く理解不能でした。
時雨の方は好きって気持ちが溢れ出し互いに触れ合いたいと想うのは自然な事だと理解しています。
生物としてのメカニズムだと理解しています。
遺伝子に刻まれた生理的衝動がまずあって、それが感情や思考に作用した結果として愛情が存在する、と考えています。
断じてその逆ではない、と断言しています。
すげー理知的だ・・・彼女は頭が良いよ。
彼女の場合は考えすぎるのが弱点だね、もう少し感情を優先できれば楽になりそうです。
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このような考え方を持っている時雨には晴香の恋愛観は全く不自然に思えました。
エッチを否定するならなぜ晴香は博道と交際を始めたのか疑問に思っています。
大人になるまで待てと言うなら大人になるまで交際を待てば良かったのにと考えています。
愛を語って、その気にさせ、決して博道の気持ちに応えることはせず、その理由を聞かせて、博道に自分を忘れることさえ許さない。
こんな身勝手で無責任なことがあるか?と段々イライラが募ってきます。
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時雨は博道と出会ったのが遅かったから晴香を通してしか博道に触れられないと思ってますね。
身勝手な晴香の考えを聞いてしまった時雨は彼女の事を始めて憎悪しました。
時雨は博道の心の中の奥深くに居られれば良いと思っていました・・・これも正直真面とは思えないけどな。
無理解な晴香から博道を守る為に時雨は通話ボタンを押して文句を言い始めます。
「ずいぶんと手前勝手なことばかり言うんですね。姉さんは」
これ不味いヤツだ・・・何で時雨がその場に居るのか聞かれたら二人暮らしである事がバレちゃいます。
時雨は全てをぶちまけて晴香との全面衝突に突入する覚悟なのでしょうか?
肝心の博道は泣き疲れて寝てるんだよね・・・彼が関知できない間に姉妹間で話が進んでしまいそうです。
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一緒に居る時間が長い分だけ時雨の方が博道を理解しているように思えます。
何より彼女は一生懸命に博道の事を観察しているよ。
それに比べて晴香は何もしていないように思えます。
時雨の方が理知的だし何より一緒に居て楽しそうです。
理想を言えば両取りするのが一番でしょうけど無理そうです。
博道が美少女に振り回されるのが大好きなドエムじゃないのであれば時雨を選ぶべきだ。
晴香の思考回路はヤバすぎる感じがする。
時雨が晴香をノックアウトして完全勝利を得るように思えますね・・・どうなるんでしょうか?
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