ラノベの感想) 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 13 (講談社ラノベ文庫)


概略:
魔導機兵のパイロットを殺してしまった事でディアヴロが罪悪感に囚われています。殺したと思っていたパイロットの一人が生きていると知り話を聞きに行きます。彼女から人質をとられたり奴隷魔術を掛けられ無理やり操縦させられていると聞かされます。ディアヴロが奴隷魔術の主を倒してやると伝えると感激して泣き出してしまいます。突撃部隊を編成して王城に乗り込みました。ホルンの活躍により奴隷魔術の主を倒しましたが皇帝が器の少女であるレムを要求してきました。拒むと大魔術を放ち王都の第一区を消滅させてしまいます。

レーベル:講談社ラノベ文庫
発行日:2020/6/2
著者:むらさきゆきや
イラスト:鶴崎貴大
ISBN:978-4-06-519445-4
雰囲気:ディアヴロ泣く、適合者、奇襲、仲間探し、合流、勧誘、来訪者、限界突破への鍵、ご主人様
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助け出したレムにお礼を言われたディアヴロがテレテレです。
自分からレムにキスした事に動揺しています。
リア充かもしれない自分は爆発すべきなのか?と本気で悩んでいるようです。
レムが心配していますね・・・本当の事は言えないので彼女を不安にさせているぞ。
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深殿に戻ったディアヴロとレムをルマキーナが笑顔で迎えてくれました。
ルマキーナがレムに治癒の祈りをしたいと言ってきます。
何やら不安な事があるようです・・・ディアヴロは任せる事にしました。
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ディアヴロの顔がおっぱいに埋もれる事になります。
ディアヴロの無事を知ったシェラが飛びついてきました。
ディアヴロは窒息しかけていますね。
シェラに見つめられたディアヴロは「あ・・・う・・・」としか言えなくなります。
不安顔をしているシェラに「笑っているがいい」と伝えたのですが上手く伝えられませんでした。
ディアヴロは結婚指輪を交わした女の子一人笑顔にすることもできない自分に落ち込みます。
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シルヴィとホルンがやって来て食事にしようと誘ってきます。
ホルンが無邪気にディアヴロが魔導機兵を破壊した凄さを讃えてきました。
ディアヴロはパイロットの女の子がブラックホールに飲み込まれながら泣き叫んだ声を思い出してしまいます。
嘔吐しそうになってしまい食事を断りました。
シェラが察してくれ、追いかけようとしたホルンを止めてくれました。
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一人になったディアヴロは自分は魔王だと思い込もうとして独り言を口走ります。
トリアが声を掛けてきました!!
彼女はディアヴロがルマキーナに語った言葉の真意を確認してきました。
彼女はディアヴロが言った魔導機兵が長時間稼働できないって話は本当なのか?と聞いてきました。
ゲームの設定だから当分は動かない、とは言えないので戦ってみた感触として相手の限界が分かったと言い張りました。
トリアはルマキーナを救ったディアヴロを信頼しているので兵士を休ませることにします。
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トリアから魔導機兵の乗り手を捕虜にしたと聞いて驚く事になります。
確認すると殺したと思っていてエリーナ・ルフォリアだと言っています。
操縦席に火炎系の魔術を叩き込んだので確実に死んだ筈なのですが・・・
トリアから彼女がヴァンパイアだと知らされます・・・ヴァンパイアは焼いたくらいでは死なないそうです。
ディアヴロは急いで彼女に会い行きます。
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エリーナは全裸で拘束されていました。
ディアヴロは目のやり場に困ってますね。
魔王らしく皮肉を言ったのですが途中で耐えきれなくなります。
ディアヴロは涙を流してしまいます。
泣きながら、生きていて良かった、と呟いてしまいエリーナを驚かせます。
敵国の兵士に向けるにはあまりにおかしい態度にエリーナはディアヴロも自分と同じ境遇なのかも?と思ったようです。
あなたも脅されて戦っているの?と質問してきました。
ディアヴロは詳しい話を聞いてみる事にします。
最初は渋っていたのですが、助けてやると伝えると自分たちの窮状を話し始めます。
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エリーナをはじめとする魔導機兵のパイロットは家族を人質に取られ戦いを強要されているそうです。
アイラ、ミグルタ、バッキー、サヤ、トゥアハ、リッカとメンバーの名前も出てきましたがディアヴロは覚えてないようです。
魔導機兵を操る事ができるのは適合者だけだそうです。
魔導機兵の中に放り込まれ魔導機兵に心の内側を調べられるそうです。
適合しなかった者は魔導機兵に捕食されてしまうそうです。
帝国軍は人質を取ったり《奴隷魔術》をかけて魔導機兵の適合者を探しているそうです。
町が消える程の人数を試したそうです。
エリーナの話を聞き終わったディアヴロは「度し難いッ!」と怒鳴ってエリーナをビビらせます。
ディアヴロは服を用意させると伝えました。
エリーナは服など要らないアイラ様達を助けてくださいとお願いしてきました。
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《奴隷魔術》の主も人質の見張りに命令を出しているのも侵攻軍司令官ドリアダンプだと教えてくれました。
ドリアダンプさえ倒せればきっと問題は解決できると言っています。
ディアヴロはゲーマー的に考えて高難度のクエストに挑む事を決めます。
ドリアダンプを倒す事を魔王風に伝えました。
仲間を助けてもらえると知ったエリーナは感激して泣き始めました。
泣き声は部屋の外まで聞こえてしまい慌てた様子でトリアが入って来ました。
そこには全裸で泣きじゃくるエリーナの姿がありました。
ディアヴロはエロ行為に走ったと疑われたようです。
必要な事は聞き出したので後はトリアに任せる事にしました。
トリアが服を用意してあげてと言ってたので虐待は無いと安心して任せました。
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ファルトラ市でも住民の非難が始まりました。
東からゲルメド帝国が侵攻してくるので西に逃げているようです。
ファルトラ市の西は魔王領なのですが大丈夫でしょうか?
クルムは記憶を完全に取り戻したのでゲルメド帝国の皇帝についての知識を持っていました。
皇帝の危険性を理解しているようです。
クルムはゲルメド帝国を滅ぼす事を決めます。
安心亭のメイちゃんはディアヴロ達が帰ってくると言っていたので街に残って宿を開けておくと言っています。
クルムは街を出る事を伝え安心して待っていろと言って別れました。
エデルガルトを迎えに行き東に向かう事になりました。
バイト先のパン屋で大量のビスケットを貰っています。
街を出ようとしているクルムとエデルガルトにエミールが声を掛けてきました。
彼は同行したいと伝えてきます。
彼のレベルでは無駄死にするだけなのでクルムは断ります。
王都から逃げ出してきた難民が暴徒化する危険性があります。
街の住民を守って欲しいと伝えました。
エミールは納得してファルトラ市に残る事になります。
クルムとエデルガルトは王都に向かう事にしました。
クルムはエデルガルトだけでは駒が足りないと言っています?
それだけ皇帝は危険って事だろうか?
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ルマキーナがディアヴロの元にやって来ます。
アリシアが戻ってきていない事を伝えてきました。
帝国軍に連れ去られたとの報告があった事も教えてくれます。
ディアヴロはアリシアを取り戻す事を決めます。
レムに彼女の位置を追跡する呪いが掛けられている事も教えてくれました。
解呪には時間が掛かるそうです。
術者を倒せば解けるそうです。
厄介な問題ですが帝国に《転移》の魔術が無さそうだと分かりました。
ディアヴロはその優位性を使えないか思案しています。
ルマキーナは亡くなった者への慰霊と生きている者たちへの武運長久の祈祷を行うと言って出ていきました。
トレアから多くの者が亡くなったと知らされます。
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ディアヴロは一人で王城に乗り込みドリアダンプを倒そうと考えます。
レムがやって来て自分も同行したいと言ってきました。
レムは皇帝に狙われています。
ディアヴロは《転移》で彼女だけを安全な場所に匿おうとしますが怖い顔で怒られます。
レムは帝国が《転移》を使えないふりをしているだけではと指摘してきます。
自分を狙うならディアヴロと離れた時が最適だと言っています。
ディアヴロは一理あると納得しています。
レムがアリシアを助けたいと言ってきます。
二人の友情は本物のようです。
レムはアリシアを助けるのに協力して欲しいと言ってきました。
レムは捕らわれるくらいならば死を選ぶと主張しました。
ディアヴロは即座に許さないぞと返答します。
絶対に無事に帰ると約束できない者を連れていけないと言われてレムがテレテレになっています。
ディアヴロにそこまで大切に想われていたと知り嬉しそうです。
盛り上がってしまったレムが勇気をください、と言って服を脱ぎました!!
ディアヴロは固まってしまいます。
そこにシェラがやって来ました。
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レムが必死の言い訳を始めます、これは抜け駆けとかではなくてですね、落ち着いて私の話を聞いてください。
物凄ーく後ろめたそうです・・・
レムはシェラに罵倒されると覚悟していたようですが大喜びされてしまいます。
ディアヴロがレムと仲良くしている事が嬉しいと言って自分にもチューしてと言って迫って来ました。
レムが内緒でディアヴロと仲良くしていた事は問題ではないと断言します。
レムにだけキスするのは寂しいので自分も混ぜて欲しいと言っています。
レムとディアヴロはシェラの器の大きさを知ることになりました。
レムはシェラと二人でディアヴロと仲良くしなければ意味が無いと悟りました。
シェラがレムにキスしてきました・・・とってもディープなやつです。
レムは骨抜きになってしまい崩れ落ちます・・・とっても気持ちよかったようです。
ディアヴロにもディープなキスをしてきました。
ソラミに教えてもらったと言って嬉しそうにキスしてきました。
ディアヴロは「あの淫獣なにを教えやがった」と呪いの言葉をつぶやきます。
シェラのキスは輝功まで使う高度なモノでした。
ディアヴロまで骨抜きにされてしまいました。
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ディアヴロが寝ている間に王城襲撃部隊が結成されていました。
シルヴィ、ホルン、ルマキーナも同行する事になります。
シルヴィがディアヴロの事をリーダーっぽくなってきたじゃないと揶揄っています。
ディアヴロはロゼを迎えに行くために《魔王の迷宮》に向かう事にします。
始めてやって来たシルヴィが《魔王の間》に似ていると言ってくれて嬉しくなっています。
他のメンバーは慣れてしまい怖がってくれません。
ディアヴロに魔王の間に入った事があるんだな、と指摘され焦っています。
ルマキーナが魔王の間に到達したのは勇者アレンのパーティだけだと知っていたのでシルヴィの秘密がばれました。
シルヴィは勇者アレンの五番目の仲間でした。
シルヴィと言う名前は偽名だそうです。
アレンは王城での祝勝会の最中にシルヴィに「そろそろ帰るよ」と伝えて消えてしまったそうです。
アレンの故郷は魔族に襲われて滅んでいます。
怪しいですね・・・アレンはディアヴロのように異世界から来た人なのか?
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レムがロゼにゲルメド帝国が侵攻してきた事を伝えました。
彼女のデータベースにはゲルメド帝国の情報は存在しませんでした。
必要な武器を装備してササラの元に向かう事にします。
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同行してくれると期待していたのですがササラには協力を拒否されました。
剣聖は魔族や魔物と戦う存在なので人族同士の戦いに加担する事はできないそうです。
ササラとルマキーナが挨拶を交わします。
二人とも初対面なのですが初めて会った気がしないと言っています。
武運を祈ってくれたササラに見送られディアヴロ一行は王城に転移しました。
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転移先は王城の中庭でした。
早々に帝国兵に見つかってしまいます。
ホルンがパンツを見せながら魅了の魔術を使います。
ホルンに魅了された帝国兵は親切に司令官の居場所を教えてくれました。
ルマキーナの案内で隠し通路を通って司令官が居ると思われる謁見の間に向かいます。
謁見の間に出ると帝国兵に見つかります。
先頭を歩いていたロゼに向かって魔導器の銃撃が飛んできました。
機関銃のように連射が可能な兵器です。
ディアヴロは帝国軍の装備が王国よりも数段進んでいる事に驚きます。
レム、シェラ、シルヴィが足止めとしてその場に残る事になります。
ディアヴロ、ロゼ、ルマキーナ、クルムが国王の居室に向かう事になりました。
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レム達の前に紫のヴィオラノスがやって来ました。
リッカとエリーナの恨みと言って襲い掛かって来ます。
レムはアリシアの安否を確認したのですが逆上しているパイロットは取り合ってくれませんでした。
レムが輝功を使い拳士として挑みます。
紫のヴィオラノスに接近してから召喚獣を呼び出し爆散させます。
ダメージを与えてますね。
輝功と召喚獣を併用するのがレムなりの召喚術だと言っています。
それを聞いたシェラがなんかズルイと文句を言っています。
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ドリアダンプは逃げ出した後でした。
ホルンが隠し通路を発見したので進んでみる事にします。
隠し通路を抜けると別な中庭に出ました。
ドリアダンプは三機の魔導機兵を従え待ち構えていました。
《灰のラウムノス》《緑のウィリデノス》《黄のエルレノス》を従えています。
ロゼがエルレノスの相手をする事になりました。
エルレノスのパイロットは戦意旺盛でした。
彼女からロゼの使う魔導機兵が旧式の《黒のゼロノス》だと指摘されます。
旧帝国の遺物なんだそうです。
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ラウムノスとウィリデノスのパイロットは戦闘に消極的でした。
ディアヴロが、やはり強制されているのだな、と呟くと動揺しています。
ドリアダンプに命じられて二機は仕方なく攻撃してきました。
ディアヴロは殺すしかないかと思いながら魔術で応戦します。
ロゼとエルレノスの戦いはロゼの敗北で終わりました。
彼女の魔導機兵は破壊されてしまいます。
ディアヴロは三機の相手をする事になります。
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ルマキーナがエリーナが生きている事を教えます。
エルレノスのパイロット以外は安堵しているようです。
不味いと思ったドリアダンプが殺せと命じてきます。
パイロット達はドリアダンプを憎んでいるようですね・・・
ホルンがドリアダンプの背後から接近して彼にナイフを付きたてました。
ホルンは殴り飛ばされて鼻血だらだらになってまいす。
彼女がドリアダンプに刺したナイフには魔術の発声を阻害する呪いが付与されてました。
ドリアダンプはパイロット達を従わせていた奴隷魔術を発声できなくなります。
ドリアダンプを恨んでいるパイロット達は彼のピンチを放置します。
ホルンに止めを刺させるわけにはいかないと判断したディアヴロがドリアダンプを殺しました。
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相当恨まれていたのね・・・緑のウィリデノスのパイロットが魔導機兵の鉄槌を何度も何度もドリアダンプの死体に叩きつけます。
雄叫びを上げながら叩きつけていたのですが最後は泣き声に変わりました。
隊長のアイラがやって来て魔導機兵から降りるように命じます。
戦意旺盛なエルレノスのトゥアハと呼ばれるパイロットは降りるのを拒否します。
やっと自由に戦えるようになったんだよ、と言っています。
レム、シェラ、シルヴィが魔導機兵のパイロットを連れて戻って来ました。
彼女達は魔導機兵に勝ったようです。
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魔導機兵のパイロット達を指揮していたアイラがディアヴロの前にやってきました。
ゲルメド帝国は敗走を許さない、私たちには、もう居場所が無いと言ってきました。
その時地面が揺れます。
巨大な歩く城が現れました。
アイラからゲルメド皇帝の居城、魔導機城ヴィオウィグスだと教えられます。
余りに巨大なので空に浮いているように見えます。
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ゲルメド帝がモンスターを放ってきました。
アイラはシャドウと呼んでますね。
巨大な黒い蛇型モンスターで胴体にゲルメド帝の顔が付いています。
ディアヴロが魔術を放ちます。
破壊は出来るのですが破片が集まり直ぐに修復されてしまします。
「余を受け入れよ!余を孕み、余を産み落とし、余に新たな生を授けるがよい!しからば、汝を聖母としてやろうッ!!」と叫んでレムに接近します。
レムは「気持ち悪いです」「お断りです」と叫んで《輝功波》を放ちました。
完全無欠の拒絶を示されてもゲルメド帝は諦めません。
レムを捕食しようと接近してきます。
シルヴィが支援魔術を使いレムを輝く球体で覆いました。
ゲルメド帝はレムに手を出せなくなります。
.
ディアヴロがゲルメド帝に攻撃を加える事になります。
ディアヴロが魔王らしく相手に恐怖心を抱かせる名乗りを上げたのですが完全に無視されます。
この世界に来て初めて魔王ロールを無視されたようです。
無視された事でディアヴロは冷静さを取り戻しました。
破壊不可能な黒蛇を暗黒空間に落とす事にします。
黒蛇は消えましたがゲルメド帝は健在でした。
黒蛇はゲルメド帝の一部だったようです。
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レムが手に入らないと知ったゲルメド帝は作戦を変えます。
魔導機兵にヴィオウィグスに帰投せよと命じました。
アイラは魔導機兵から降りろと命じましたがトゥアハが拒否します。
奴隷魔術も解けているのでトゥアハはゲルメド帝の命令にも背こうとしました。
「・・・出来損ないか」との声が聞こえたあとエルレノスがトゥアハの捕食を始めました。
泣き叫ぶトゥアハはエルレノスに捕食されてしまいました。
アリアから魔導機兵はゲルメド帝の一部なんだと教えられます。
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ゲルメド帝が器の少女を渡すなら汝らを許してやろうと言ってきました。
ディアヴロは巨大なヴィオウィグスに向けて魔術を放ちます。
魔術はヴィオウィグスに到達する前に砕け散りました。
ヴィオウィグスには《魔除けの結界》が施されていました。
.
ゲルメド帝がディアヴロの使う《ホワイトノヴァ》を放ってきました。
ディアヴロの使うものよりも遥かに巨大です。
《ホワイトノヴァ》が命中した王都の第一区が消滅しました。
ゲルメド帝の声が降って来ました。
器の少女を差し出すまで日没のたびに人の街を消してやると宣告されました。
.
ホルンはドリアダンプをディアヴロに殺させてしまった事を後悔しています。
自分に覚悟が足りなかったと反省する彼女をババロンが慰めています。
トリアが話しかけてきました。
トリアはホルンが突撃部隊に選ばれた事に不満を持っていたそうです。
ドリアダンプ殺害に貢献したホルンの実力を見誤っていたと謝ってきました。
ホルンはアイラから恩人だと感謝されていました。
トリアがアイラからアリシアの行方を教えられたそうです。
《金のゴルディノス》の適合者となりヴィオウィグスに帰投したのを目撃されました。
トリアはアリシアが逆らえない状態に陥っていると思っています。
彼女が魔王崇拝者だと知っているホルンは帝国に寝返った可能性を考慮しています。
トリアはルマキーナや神官たちと協議した結果ディアヴロに頼るしかないとの結論に達したと伝えてきました。
ホルンにディアヴロに伝えて欲しいとお願いしてきました。
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王都の近くの森に隠れているノア一行の元にクルムがやってきました。
クルムはクレブスクルムだと名乗り話し合いをしたいと伝えます。
魔族は人族を殺すだけの存在だと認識しているノア達は驚愕しています。
ゲルメド帝を倒したいと考えているノアは戦力不足を感じていました。
クルムと話し合ってみる事にします。
クルムの目的は強い仲間を集める事だったので単刀直入に配下に成れと言ってきました。
ここでノアが大博打に挑む事になります。
戦後処理を考えると魔王であるクルムがリーダーでは国家再建時に支障が出ます。
国家再建を考えているノアは自分がリーダーでなければ意味がないと考えクルムに配下に入るように要請しました。
エデルガルトが猛烈な敵意を示します。
人族が魔王を配下に加えようとしている事を不遜だと感じています。
当の魔王はあまり気にしていません。
ノアにビスケットが好きか?と質問してきました。
余りに場違いな質問にノアは目を白黒させています。
甘未は好きだと言って故郷にアップルパイというお菓子がる事を教えます。
クルムが異様な興味を示します。
アップルパイを食べてみたいと言い出しました。
今は無理だが平和になったら作ってあげると答えると大喜びしています。
ノアがビスケットやアップルパイが食べられる国を作ると伝えると配下に入ることを了承しました。
余りに予想外な展開にノアが一番驚いています。
クルムはノアの配下として行動する事を約束してくれます。
充分な戦力を得られたと考えたノアはそのままヴィオウィグスに向かおうとしますがクルムに止められます。
クルムが勝つにはディアヴロが絶対に必要だと断言しました。
色々とゲルメド帝について知っていそうなクルムが断言するのでノアはディアヴロを誘ってみる事にします。
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ディアヴロはレムとシェラの護衛として同じ部屋で休む事になります。
護衛なんですが三人でベッドに横になってますね。
二人は戦う決意を固めています。
それはディアヴロも同じなのですが勝つには何かが必要だと考えていました。
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ルマキーナに呼び出されました。
会いに行くと王宮騎士団が待っていました。
ノアが女だったと知り驚く事になりました。
ディアヴロはリフェリア王国に反逆した事を咎められると考え戦闘態勢を取ろうとします。
クルムとエデルガルトが出てきたので驚く事になります。
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クルムは一緒にゲルメド帝を倒しに行こうと言ってきます。
時間が無いと言ってノアがクルムを仲間にした事を伝えます。
彼女が魔王である事も知っていると告げました。
ノアはディアヴロに配下に入れと誘ってきました。
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戦力不足を感じていたのは皆一緒なのでレム、シェラ、ルマキーナはノアの配下に入る事を勧めてくれます。
ディアヴロの悪癖が出てしまいます。
ちょっと前まで自分が中心に居たのにノアが出てきたら簡単に乗り換えるのかと考えてしまい疎外感を味わっています。
集団行動ができない事を認識しているディアヴロはノアの誘いを断りました。
.
一人でヴィオウィグスに出発しようとしているディアヴロにノアが声を掛けてきました。
彼女が《MMORPGクロスレヴェリ》を知っている?、と質問してきました。
ディアヴロが動揺しながら「何と言った」と問うと笑い始めます。
ノアもディアヴロと同様に来訪者でした。
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ノアは他にの多くの来訪者が居ると言っています。
驚くべき事実が語られます。
ノアは元の世界でOLをしていたそうです。
《イケイケ学園メンズラブ》って作品が一番好きだったそうですよ。
クロスレヴェリは片手間に遊んでいたそうです。
殺伐としたこの世界に転生してしまった事を嘆いています。
ノアはディアヴロよりも未来からやってきたようです。
クロスレヴェリをプレイしていたのはサービス終了直前だったそうです。
レベルは300だと教えてくれました。
ディアヴロは驚愕する事になりました・・・今の彼の倍はレベルが上です。
サービス末期は簡単にレベルが上げられるようになっていて片手間にプレイするだけでもレベル上限に到達できたそうです。
ノアはこの世界に赤子として転生し成長して今の姿になったそうです。
この辺はディアヴロと違いますね。
.
ルマキーナとササラは特別な役割を持った存在だと教えてくれました。
クロスレヴェリで特殊NPCスタッフと呼ばれていたそうです。
プレイヤーに特別な難問を与えレベルアップの手助けをする存在なんだそうです。
魔術師のレベルを上げる役割を担うNPC賢聖マリンはノアの計画に邪魔だったので研究に専念できる場所に隔離したと教えてくれます。
ノアはディアヴロがレベル150の壁を突破できずに困っている事を見抜きます。
ディアヴロを仲間に引き入れたいノアは断り難い報酬を用意していました。
魔術師がレベル150の上限を突破するのに必要な賢聖マリンの居場所を教えると言ってきます。
ディアヴロに配下に加わる事を要求してきました。
ディアヴロがレベル300の魔術師なんだから余裕だろと答えると戦った事が無いので分からないと言われました。
それほど強いのに何で戦わないのか問うと馬鹿にされます。
この世界では死んだら終わりです、危険は犯せなかったと言われてしまいました。
確かにそうですね・・・ディアヴロがおかしいのね。
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ノアはゲルメド帝が強すぎるは誤算だったと認めます。
ゲルメド帝を倒すのに協力すれば賢聖マリンの居場所を教えると言ってきます。
ディアヴロはノアに従うのが正しいと分かっているのですが「だが、断る!」と答えました。
ノアは「バカなのか、君は!?」と返します。
自分の拘りを貫こうとするディアヴロを、成すべき責務を直視すべきだと叱りました。
レムとシェラはディアヴロの妻ですからね、二人を守る為にノアに協力すべきだよね。
ノアに叱られたディアヴロは内心涙目です。
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そこへレムとシェラがやって来ました。
二人はディアヴロの判断に従うと言ってくれました。
どこまでも一緒に行くと言っています。
シェラは照れずに永遠の愛を誓ったよねと確認してきました。
レムは照れてしまい言葉にはできませんでしたが気持ちは同じなようですよ。
ディアヴロは二人を守りたいと覚悟した事を思い出します。
ノアに従うと宣言しました。
「ゲルメド帝を倒すまで力を貸してやる」と伝えます・・・偉そうです。
まあギリギリ魔王に見える?
ディアヴロの信頼に応えられるように全力を尽くすと言ってノアが右手を差し出します。
ディアヴロはノアと握手しました。
ノアがリーダーの責任の重さを理解していると知りました。
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ディアヴロが騎士団に紹介されます。
それぞれ自己紹介してくれたのですがディアヴロは名前が覚えられません。
タナトスとディアヴロが睨み合う姿を見たゲイバルトがハーハー喜んでいます。
「いつしか憎悪が愛情に変わるのよねぇー」と怖い事をほざいています。
クルムが全員の顔と名前を憶えている事を知り驚きます。
クルムのコミュ力が意外なほど高い事にディアヴロが自己嫌悪に陥っています。
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昼まで寝てから出撃する事になりました。
ヴィオウィグスに乗り込むのはノアと王宮騎士団とディアヴロとクルムとエデルガルトです。
レムとシェラは残る事になりました。
それぞれ個室が与えられ昼まで眠ることになります。
ディアヴロの部屋にクルムとエデルガルトがやってきました。
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クルムがディアヴロに魔力を与えると言って儀式を始めます。
今のディアヴロは耐久力が低すぎて直ぐに死ぬと言われてしまい儀式を受け入れました。
ディアヴロは全裸になりベッドに横になります。
クルムとエデルガルトがディアヴロの全身をペロペロ舐め始めます。
クルムからの魔力供給が始まりエデルガルトが快感に打ち震えています。
クルムまで快感に打ち震えプシャと生暖かい液体を吹き出しました。
びちゃびちゃとディアヴロとエデルガルトの体に掛けられます。
さらさらしていて、ちょっと黄色いそうです・・・おしっこ、まさかクルムのおしっこをかけられた!!
ディアヴロは本当に魔術儀式だよな?と不安になっています。
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ヴィオウィグスに帰投した《金のゴルディノス》からアリシアが出てきました。
アリシアは破壊された王都を見て感激しています。
しかし王城が残っている事に不満を漏らしています。
ゴルディノスから陛下の勅令は無視できないと言われます。
それを聞いたアリシアがゴルディノスの事を罵っています。
「まだ、言葉遣いすら、覚えられないのか・・・豚が」
「なんて躾のなっていない獣でしょう?」
ゴルディノスは言い返そうとしますが、「豚ッ!」と怒鳴られ謝っています。
アリシアが「醜い!」「臭い」「ああ、なんとおぞましい姿でしょう?」と罵倒を続けると喜んでますね。
最後は放置されてしまい感じています。
適合者が居なくて恐れられていたゴルディノスは真正のマゾだったようです。
なるほどねーだから適合者が中々見つからなかったのね・・・
アリシアはサディストだったね・・・規格外に適性が高いようです。
他の適合者は魔導機兵を怖がっていましたがアリシアは下僕にしたようです。
「ああ、本当に・・・世界はなんて汚物なのでしょう・・・早く、早く滅ぼさなくては」と恍惚の表情で呟いています。
心配すること無かったね・・・とっても楽しそうにしています。
ディアヴロと対峙した時にどんな行動にでるのか楽しみです。
敵対するでしょうか?
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成分美少女戦闘冒険恋愛ラッキースケベハーレム
評価AAAAAACAAAAAAAAA
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異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術13 (講談社ラノベ文庫)

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