ラノベの感想) 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 6 (講談社ラノベ文庫)
概略:
ラムニテスの魅惑的な誘いを断りディアヴロはルマキーナの護衛として王都に向かう事にします。王都ではアリシアが迎えてくれました。優主な彼女はルマキーナの置かれている状況を理解し最大限の配慮をしてくれます。不正行為を許せないアリシアは教会の不正を暴くために証拠集めをしてくれます。証拠が集まったルマキーナは枢教院と対峙する事を決めすが相手が一枚上手でした。信者を味方につけてルマキーナを糾弾してきました。ディアヴロはルマキーナの方針に従っていましたがホルンの頑張りによりそれが間違いであったと気が付きます。教会の不正を正すディアヴロの強引な計画が動き出します。
レーベル:講談社ラノベ文庫
発行日:2016/9/30
著者:むらさきゆきや
イラスト:鶴崎貴大
ISBN:978-4-06-381557-3
雰囲気:色仕掛け、王都へ、再会、賄賂で暗躍、失敗、聖杯の女神、救出、大芝居、その後、訃報
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ホルンを説得する為、祝勝会に出なかったディアヴロの元にラムニテスがやって来ました。
彼女の持ってきたワインを飲みながら今後について語り合う事になります。
ラムニテスは魔王軍を退けたディアヴロの戦闘能力を必要としていました。
何としても自分の傍に留まって貰いたいようですね・・・色仕掛けで迫ってきます。
彼女の大きなおっぱいでディアヴロの腕を挟んで擦り上げてきますよ。
先端が擦れてしまい彼女も気持ちよくなっているみたいです。
ディアヴロは我慢の限界に達しかけてますね。
傍に居て欲しいというラムニテスの願いを聞き入れそうになっています。
そこにルマキーナがやって来ました。
窓から明かりが見えたので起きていると思いやって来たそうです。
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ラムニテスが部屋でおっぱい丸出しになっているので部屋に入れる事ができませんでした。
扉越しに話す事になります。
ルマキーナはディアヴロの事を神様と信じているので不満は無いみたいですね・・・
ルマキーナは王都に戻り教会の不正を正したいと言ってきました。
自分には戦う力が無いのでディアヴロに一緒に来て欲しいとお願いしてきました。
ディアヴロに断られた場合は一人で王都に向かうと言っています。
勝算を聞くと行き当たりばったりで皆無でした。
一人で王都に向かわせると枢教院に捕まり早々に処刑されてしまいそうです。
ディアヴロにはルマキーナを見捨てる事はできませんでした。
力を貸す事を約束するとルマキーナは床に額を付けて感激しています。
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話を聞いていたラムニテスが不服そうにしています。
自分のおっぱいじゃ不満なのか、若い娘が良いのか、となじってきます。
ディアヴロはそういう話ではなかっただろ、と弁明していますね。
ラムニテスはルマキーナがディアヴロの事を神様だと信じている事を知りました。
バカな娘だと言うとディアヴロは賢いと思っていたのか?と手厳しい事を言っています。
ラムニテスは馬鹿で一生懸命な娘と理解したようです。
ディアヴロ達が街を去ると理解したラムニテスはジルコンタワーを放棄する事を決めました。
彼女は優秀な領主ですね。
最大戦力のディアヴロが街を離れれば集めた傭兵や冒険者が逃げ出すと分かっていました。
一週間後に砂漠を渡る船を出すので一緒に乗っていけと言ってくれました。
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ディアヴロ達はファラント市に戻ってきました。
無事で待っていたクルムとエデルガルトと再会しましたが直ぐに王都に向かう事になりました。
ラムニテス達はファラント市の隣街に移住する事になりました。
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王都へは馬車で移動する事になります。
乗り物に弱いレムが毎日死にかけています。
「・・・もう、ダメです・・・さようなら・・・ありがとうございました・・・ディアヴロ・・・あとのことは頼み・・・ま、す・・・」
王都の門でディアヴロが呼び止められました。
彼の角が怪しかったようです。
魔王ロールをしているので平伏する事もできません。
尊大な態度を取ると警戒心を煽る結果となりました。
ロゼはディアヴロに歯向かう衛兵を殺そうとしてますね。
一触即発の事態を救ったのはアリシアでした。
レムが数日前に手紙で王都に向かう事を知らせていました。
何日も前から門まで来てディアヴロの到着を待っていたそうです。
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新たにパーティに加わったホルンとロゼを紹介する事になりました。
アリシアはホルンの軽いノリにも対応しています。
早々に仲良くなります。
ディアヴロへの忠誠心?いや愛か?が強すぎるロゼはレムやシェラと言い争いをしている仲です。
アリシアとも問題を起こすのではないか?とディアヴロは不安視していました。
ロゼがアリシアにディアヴロとの関係を問います。
アリシアは迷うことなく「死ねと言われれば死にます」と答えました。
ロゼがディアヴロの所有物なのか?と問うとディアヴロの気持ちが変わっていないならそうだと答えました。
ロゼはディアヴロと彼の所有物を守護するのが自分の役目なのでアリシアの事も守護すると伝えました。
アリシアは頷くだけで答えます。
ディアヴロの所有物であるアリシアはロゼの上位存在となったようです。
ディアヴロはアリシアのコミュ力の高さに瞠目する事になります。
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アリシアの案内で宿に向かいます。
案内されたのは最高級の宿でした・・・王族が使うような宿です。
庶民派のレムは宿代の心配をしていますね・・・ディアヴロも密かに心配になっています。
アリシアがあっけらかんと宿泊費は全て自分が持つと請け負いました。
心配するレムに説明する事になりアリシアがトンデモナイ金持ちだって事が判明します。
公爵家令嬢の彼女は家督は継いでいないですが既に幾つかの事業の経営を担っているそうです。
個人的な資産だけでも地方領主くらいは持っているそうですよ・・・公爵家ってすげー。
やはり狙うならアリシアしかねーな。
ちょーっと考え方が偏ってるけど頭が切れて美人で金持ちだ、それに忠誠心が桁違いだぞ。
ヒキニートをするには最適な人材と言えるぞ。
アリシアはこの宿ならルマキーナを匿うのに最適だと言っています。
ディアヴロはレムの出した手紙の少ない情報からルマキーナが狙われていると読み取ったアリシアに驚いています。
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最高級の宿は食事も桁違いに美味でした。
シェラとクルムが食べ過ぎてしまいお腹が破裂しそうになっています。
シェラがレムと似たような事を言って倒れてしまいます。
「も、もう、ダメ・・・さよなら・・・今まで、ありがとね・・・ディアヴロ・・・レム・・・あたしが死んだら、森に帰し・・・て・・・」
過食は宗教的には罪悪の一つなのでルマキーナの癒しでは二人を治せませんでした。
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ディアヴロの部屋でアリシアと二人きりで話す事になります。
アリシアはベッドに座っているディアヴロの隣に座ってきます・・・近い近いとディアヴロは内心で慌ててますね。
押し倒す大チャンスなんだけどそんな勇気はないんだよなー勿体ない・・・ディアヴロ大きなチャンスをふいにしたぞ。
アリシアの置かれている状況が語られます。
彼女は長期休暇を出されたそうです。
ディアヴロが国王の密偵を殺したので国家転覆を企んでいる事はバレずに済んだそうです。
悪党顔でお礼を言われてしまったぞ。
国家騎士の人数を減らし王宮騎士団が編成されたそうですよ。
国家騎士は人間の男性ばかりで構成されているそうですが王宮騎士団は種族や性別を問わない実力主義だそうですよ。
既に100人を超えて増え続けているそうです。
ディアヴロは王宮騎士団が編成された理由を知りたがります。
アリシアに調べさせることにしました。
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アリシアは国家騎士を休んでいるので王国首脳連中の悪行を調べる事に集中できているそうです。
それは喜んでいるのですが私服だと軍施設に入りにくいので戦力の分析が滞っていると嘆いています。
ディアヴロは内心で国家転覆は狙っていませんからね、と思いながら、ほどほどになと答えました。
アリシアは足が付かないように注意せよと言われたと思ったようですね、慎重を期して行動すると答えました。
どんどん話が大きくなってますね・・・そろそろ本当の事を言わないと取り返しが付かなくなるのでは?
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ディアヴロはルマキーナが置かれている状況を説明して協力を仰ぐ事にしました。
枢教院が腐敗していて大主神官を守るべき聖騎士がルマキーナ暗殺を企てていたと聞いて憤慨しています。
アリシアは不正が大嫌いだからね。
嬉々として証拠集めを始めると言ってくれました。
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アリシアが帰ったあとロゼがディアヴロの部屋にやって来ました。
彼女は魔力を供給して欲しいとお願いしてきました。
30分の行為で1週間分の魔力が充填される急速充魔を提案してきました。
ディアヴロはロゼを信用し試してみる事にします。
ロゼが壁に手を突き尻を突き出してきます!!
立ちバックで充填して欲しいと言ってきましたよ・・・
ロゼってば物凄く布面積の小さいパンツはいてるのね。
余裕の無くなったディアヴロの目に涙が浮かんでますね。
手探りでロゼの穴を探り当てて指を突き入れました・・・お尻の穴と間違ってないよね?
ロゼって生殖機能は付いているのかな?ゲームでは掃除機扱いだったから付いてないのか?
ディアヴロが魔力を流し込むとロゼが絶頂してしまいます。
腰砕けになったロゼをディアヴロが抱き留める事になりました。
ロゼは見かけに反して超重いので苦労していますよ。
ロゼの魔力チャージ率は120%になりました・・・とても幸せそうな寝顔で寝てしまいました。
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1週間後アリシアが大量の書類を持ってやってきました。
全て枢教院が不正を働いていた証拠資料です。
アリシアは賄賂と扇動を使って入手したと言っています。
まずは賄賂を渡して受けらない人物を特定したそうです。
その人物に枢教院が不正を行っている事を教え証拠探しを手伝ってもらったそうです。
人数が少なかったので賄賂を渡したときにより大きな金額を要求した人を買収して味方につけたそうですよ。
高度な人心掌握術にディアヴロは驚いています。
ルマキーナは枢密院の大半が不正に関与している事を知り悔しさに涙します。
アリシアは心が折れそうなルマキーナをさり気なく洗脳しようとしていますよ。
醜い人族が救済されるには滅亡のほかに道は無いと断言しています。
ルマキーナが洗脳されそうになってますよ・・・慌ててディアヴロがアリシアを止めます。
「やめんか」と言って彼女の頭にチョップを入れました。
アリシア抜け目ない・・・彼女が絡むと一瞬も気が抜けないな。
アリシアから証拠は集まったが教会を裁く法が無い事を教えられました。
王国には教会の不正を裁く権限がないそうですよ。
アリシアはディアヴロが武力によって教会を殲滅する事を期待しているようですね。
後はディアヴロに託すと言っています。
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ディアヴロはルマキーナの方針に従う事にしました。
今回の件ではルマキーナの従者役に徹しようと考えています。
ルマキーナは証拠を突き付けて不正に関与した枢教院を破門にする事にします。
証拠を持って教会堂に向かう事にします。
国家騎士が教会の問題に関与したと知られるとルマキーナの立場が悪くなるのでアリシアとはここで別れる事になります。
アリシアの立ち回りは見事としか言いようがないね。
ルマキーナもその辺りは理解しているようですね。
アリシアの協力に感謝しています。
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教会堂は小さな建物でした。
レム達はあまりのせこさに驚いています。
ディアヴロが空中を指さすと一同が驚くことになります。
地上にあるのは入り口で浮遊する円盤に乗って空中に存在する教会堂に入る仕組みになっていました。
ルマキーナが王都に戻っていると知った枢教院の首席枢教官ビショスが出てきました。
彼がルマキーナの暗殺を命じた張本人です。
ルマキーナは証拠を突きつけビショスを破門にすると宣告しました。
しかしビショスに言い負かされてしまいます。
現在の教会は枢教院が牛耳っています。
信者たちは枢教院を崇めていました。
信仰の対象だった枢教院が悪と定められたら、これまで祈りを捧げていた信者は背信者になると言い出します。
これまでの信仰が無駄になると知った信者たちはルマキーナが証拠を捏造して枢教院を破壊しようとしているとのビショスの訴えを信じてしまいます。
誰も彼も真実はどうでもよく自分の立場が重要なようです・・・腐ってますねー。
見事にビショスに扇動されてしまいました。
ビショスは権限もないのに大主神官を辞任しろと要求してきました。
ルマキーナが大主神官を除名する権利は無いと反論すると立場を利用して横暴な行いをしているとなじります。
扇動されてしまった信者たちからはルマキーナを批判する声が上がります。
ディアヴロは行動に迷っています。
ルマキーナは自身の潔白を証明する為に捕まりました。
告解室に向かう事になります。
ディアヴロはルマキーナに任せる事にして大人しく捕まりました。
ディアヴロ、レム、シェラ、ロゼが捕まりホルンだけが逃げ出しました。
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宿屋に逃げ帰ったホルンはどうするべきか混乱しています。
宿の従業員が、教会の信者がやって来てディアヴロ達の荷物を持っていこうとしている、と教えてくれます。
ホルンは徹底抗戦を決めました。
荷物は渡せないと答えると従業員は強力を申し出てくれました。
宿の警備員が抵抗してくれるそうです。
聖騎士まで出てきたら対抗できなくなるのでホルンを逃がすと言っています。
ホルンは荷物を纏めて逃げる事にします。
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荷物を纏めている時にディアヴロから借りっぱなしだった聖杯から声が聞こえてきました。
聖杯からババロンと名乗る小さな異世界の女神が出てきました。
彼女はホルンのおしっこを飲んでこの世界に出てこられるようになったようです。
処女の生血は美味だったと言っていますよ。
ババロンは自分の事をレベルアップの女神と言っています。
近くにレベルアップの匂いがすると言ってますね。
ホルンはロゼがディアヴロと主従契約して大幅なレベルアップができるアイテムを持っていた事を思い出します。
ロゼの部屋の鍵を開けて侵入し彼女の荷物の中から主従契約ができる黒革の首輪を取り出しました。
主従契約には主が死ぬと自分も死ぬとの制約あります。
ホルンはディアヴロ達を助けたい一心で首輪を装着しました。
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ホルンが強く望んだ方向にレベルアップするようですね。
ホルンは教会の刺客を操れたらと思い魅了の能力を獲得しました。
可愛いく健気な女の子風にお願いすると刺客たちはお願いを聞き入れてくれます。
ババロンは本当に女神だったよ・・・
ホルンはババロンが飲んだのが実はおしっこでしたとは言えなくなりました。
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ホルンは魅了の力を使い教会堂への侵入を果たしました。
可愛い女の子の演技をしなくてはならないので気分が沈んで行っています。
教会堂の中で豹人族の女性と鉢合わせます。
ホルンが魅了を使たのですが女性には効果がありませんでした。
悲鳴をあげられてしまい侵入がばれてしまいます。
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告解室の鍵が置かれている部屋に向かいます。
そこにはドワーフとグラスランナーの聖騎士が居ました。
二人の合計レベルがホルンよりも上だったので魅了は効きませんでした。
腰の後ろに鍵を下げているドワーフに追われる事になります。
ホルンは苦労しながらもドワーフから鍵を盗み取りディアヴロの閉じ込められている戒告室に向かいます。
鍵を開けようとしていると扉の向こうからレムの声が聞こえてきました。
ディアヴロ、シェラの声も聞こえてきました。
グラスランナーの聖騎士がやって来てホルンが斬られてしまいます。
激怒したディアヴロが扉を破壊して出てきました。
瀕死のホルンをポーションで治療する事になります。
レムとシェラがグラスランナーの相手をする事になります。
レムの強化された召喚獣がグラスラナーの召喚獣を倒しました。
グラスランナーは次の召喚獣を呼び出しレムの召喚獣を倒します。
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出てきたロゼが超重量の巨大な剣で八つ裂きにすると言い出します。
ただでさえ重いロゼの体重が激増する事になります。
空中に浮いている場所なので床が抜けて地上に落下する危険がありました。
ロゼが戦う事はなくなります。
ホルンの治療を終えたディアヴロがグラスランナーと対峙します。
グラスランナーはホルンの行動はディアヴロ達を危機に陥れただけの無駄な行動だったとなじります。
消沈しかけたホルンをディアヴロが励まします。
ディアヴロはホルンの行動で目が覚めたと言い出します。。
これまでルマキーナの考えに従っていたのは誤りだった、それを気付かせてくれたホルンの行動には意義があると告げます。
グラスラナーは本の中から召喚獣を召喚するという変わった召喚術を使ってきました。
多少苦労しましたがディアヴロがキッチリぶちのめしました。
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ディアヴロは作戦の大幅な変更を行います。
不正を働いていた枢教院を消滅させる為に表れた魔王を演じる事にします。
最後にルマキーナに負けてルマキーナの功績を高める計画でした。
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地上に戻り大声を発して魔王が顕現した事を知らしめます。
信者たちを驚かす為に大魔術を地上に向けてバンバン放ちました。
聖騎士がディアヴロを倒そうとして挑んできました。
グラスランナーの聖騎士よりは弱かったようですね割と簡単に始末されます。
ディアヴロはルマキーナとビショスを連れて来いと連呼します。
信者に連れられてルマキーナがやって来ました。
信者にビショスの所在を問いただすと既に逃げてしまったと教えてくれます。
ビショスたちは聖騎士がディアヴロと戦い始めた段階で逃げ出したそうです。
良い情報でした・・・ディアヴロは枢教院の非道さを殊更に強調します。
レムが逃げ出したビショス達を追いかけます、ディアヴロは彼女に任せる事にしました。
信頼度が上がっていますね・・・
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ディアヴロは自分たちで考える事を放棄し無条件にビショスを信じてしまった信者達を咎めます。
これはルマキーナの正しさを強調する意図があったようですね。
腐敗した信者達には生きる資格は無い皆殺しにしてやると脅します。
ディアヴロの考えではルマキーナがディアヴロの発言に異を唱えてくれる筈でした。
ルマキーナは期待に反してディアヴロの主張に賛成してしまいます。
腐敗した教会は滅びるべきだと主張してきました。
嘆き悲しむ信者達にディアヴロは実は神様で故あって魔王のふりをしていると説きます。
神様であるディアヴロに裁かれて死ぬことは贖罪の機会になる。
肉体は滅びますが次の転生で真っ白な状態からやり直しましょうと説きました。
泣き崩れていた信者たちは贖罪の機会を得られたと歓喜し始めています。
ルマキーナの神性が爆発してますね・・・追い込まれていた信者達に希望の光を与えてしまいます。
ディアヴロが焦りまくる事になりました。
このままでは大量虐殺を行うしかなくなります。
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ディアヴロは頭をフル回転させカッコいい言い訳を考え出します。
今それぞれの心に浮かんでいる気持ちが大切なんだ、その気持ちを大事にして生きろと説きます。
最後に、再び腐敗に塗れる事があれば地上を丸焼きにしに来るぞと脅して飛び去りました。
ルマキーナのお陰で神様だと思われているので神様を意識しながら飛び去りました。
予想以上に綺麗に纏まりましたよ。
でもルマキーナには益々神様だと思われてしまったようです。
ルマキーナは神様の愛を感じていますと言って感涙に咽んでいました。
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逃げ出した枢教院のメンバーは9人でした。
彼らは地下道を通って王都から脱出しようとしていました。
そこに聖騎士ゲイバルトが現れました。
ビショスは彼を雇おうとしました。
ゲイバルトが快諾すると確信していたみたいですがその期待は裏切られる事になります。
あの方はお怒りよ、と言って召喚獣を出しました。
ビショスは国の上層部と繋がっていたようですね・・・
ゲイバルトは召喚獣に枢教院のメンバーを殺させました。
しぶとく生き残っていたビショスは最後の交渉を試みましたが聞いては貰えませんでした。
枢教院を始末したゲイバルトに拍手が飛びます。
拍手していたのは王宮騎士団の団長でした。
ゲイバルトは王宮騎士団に入団したようです。
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ビショスを追っていたレムがやって来ました。
枢教院のメンバーが全員殺されているのを見て驚いています。
殺したのがゲイバルトだとしりもう一度驚いています。
ゲイバルトはレムの装備品が向上しているのに気が付きました。
簡単に殺せないと判断したようです。
ルマキーナへの仮もあるので見逃す事にしました。
団長もレムがディアヴロの配下だと知っているので同意します。
レムの方も勝てないと自覚しているので無暗に仕掛けたりはしませんでした。
去り際にゲイバルトが告解室の鍵を渡してきました。
そこに聖騎士トリアが囚われているそうです・・・彼女はルマキーナを守り一緒に逃げていた聖騎士です。
急げば生きているかもしれないと言ってます。
レムは二人を見送る事になりました。
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徹夜明けで夕方まで寝ていたディアヴロが目覚めました。
従業員を呼び出し食事と風呂の準備を頼みます。
従業員からレム達からの伝言が書かれた便箋を渡されました。
レムはアリシアの元に顛末の報告に行っています。
シェラとホルンは街に買い物に行きました。
ロゼは自室で待機中でした。
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ディアヴロは一人での食事は寂しいなと感じている自分に驚いています。
食事を終えてから風呂に入る事にしました。
入浴中にレムが帰って来ました。
部屋に入って来たレムにお前も入ってみると良いと言って入浴を進めます。
ディアヴロとしてはレムの部屋の風呂を用意して貰えと伝えたかったそうですよ・・・
ディアヴロの発言をレムは一緒に入ろうと誤解したようです。
服を脱ぎだしてしまいます。
大事な部分を手ブラと尻尾で隠しながら湯船に入って来ました。
ディアヴロはレムと混浴する事になってしまいます。
ディアヴロの足の間にレムが入って来ましたね。
ディアヴロはレムの耳を見ながら入浴する事になります。
レムの可愛さに魅了されてしまったディアヴロは無意識にレムを抱きしめていますね・・・
レムが尻に当たる固いモノに気が付きます。
ディアヴロは角かな?と胡麻化しています。
レムが尻尾をディアヴロの角に巻き付けてきました!!
ディアヴロは嘗てない快感に囚われていますね。
余裕がなくなりレムのおっぱいを揉み始めてしまいます。
レムの矯正が響くことになりました。
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鍵を壊してロゼが部屋に入って来ました。
浴室までは来なかったようですがレムが恐怖に震え上がっています。
ロゼは来客を伝えてきました。
ディアヴロは大部屋に案内してロゼもそこで待機するように命じました。
レムは慌てた様子で体も拭かずに服を着ます。
出ていく前に心境を語ります。
レムはパーティの和を壊したくないので二人で混浴とかは不味いと思っていたそうですが、嬉しかった、気持ちよかったし、と言って出ていきました。
やはりレムはディアヴロとそういう関係に成りたいのね・・・
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来客とはルマキーナでした。
ルマキーナは目的を達したディアヴロ達が王都から出ていくと思ったのでお礼を言いに来たそうです。
ルマキーナは信者達にディアヴロは神様だが普段は冒険者として振舞っていると話したそうです。
意外なことにそれで信じてもらえたそうですよ。
王都を出歩いても神様扱いされる事はないそうです。
ルマキーナが護衛の謝礼を渡してきました。
レムが驚くほどの額のようですね。
ルマキーナにしては少ない額で恐縮していますね。
枢教院に私物化されていた教会の財政は破綻寸前だそうです。
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レムの報告を聞いたルマキーナはビショスが王権派と内通してた事を理解しました。
苦手だった政治的な考え方をするようになっています。
自分がしっかりしないと、また同じことが起こったら今度こそ地上が焼かれてしまいますから、と言っていました。
リーダーとしての自覚が出てきたようですね。
聖騎士の処分は慎重に行う事にしたそうです、これもディアヴロの教えを参考しているようです。
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教会についての報告が終わるとエルフのグリーンウッド王が亡くなったと伝えてきました。
シェラの父親ですね。
突然の訃報にシェラがボロボロと泣き出しました。
親を亡くしているホルンとレムももらい泣きしていますね。
ディアヴロはルマキーナにつら役目をさせた事を詫びました。
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ルマキーナは唯一の王位継承権者であるシェラが行方不明になっているので後継者を誰にするか問題となっている事を伝えます。
ディアヴロはグリーンウッド王国に向かおうとの気持ちを固めます。
ディアヴロの表情を見たルマキーナは彼を王都に引き留める事を諦めました。
世界を救うために降臨した神様だとの認識を強くしたようですよ。
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ディアヴロは一瞬何をしたいのか悩みます。
まだ目的はわからにそうですがシェラ達には笑っていて欲しいと思っています。
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ルマキーナに神様ではないと言ったら信じるか?と問いかけました。
ディアヴロを信じている彼女は神様では無いと認めるそうですが肩書を信じているわけではなくディアヴロ本人を信じていると答えました。
ふんふん、これは信仰という名の愛だな!
ディアヴロ凄すぎます・・・大主神官を惚れさせました。
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