ラノベの感想) 魔弾の王と凍漣の雪姫 第6巻 (ダッシュエックス文庫)
概略:
ロランを心配してナヴァール砦にやって来たティグルは拘束される事になりました。ブリューヌを離れている間に現れたファーロン王の息子バシュラル王子に尋問される事になります。バシュラル王子からロランとレグナス王子が結託して自分を暗殺しようとしていると聞かされます。反論したティグルはジスタートに内通している嫌疑を掛けられました。拘束されているティグルを古い友人の女の子が助けてくれます。ティグル、リュディと愛称で呼び合う仲です。ミラたちと合流してバシュラルを打倒する為に動き始める事になります。
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2020/7/27
著者:川口 士(かわぐち つかさ)
イラスト:美弥月いつか (みやつき いつか)
ISBN:978-4-08-631372-8
雰囲気:濡れ衣、拘束、脱出と再会、遊撃隊、ロランvsガヌロン、味方集め、決戦、敗走、戦姫と再会
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レグナス王子がナヴァール城塞を訪問している時にバシュラル王子が攻めてきました。
バシュラル王子はティグルがブリューヌを離れている間に登場したファーロン王の息子です。
ガヌロンが彼の後見人となりました。
ガヌロンには何らかの企てがあるようです。
バシュラルの背景を調べると嘗てブリューヌに亡命してきた王族の女性との間にできた子供だと判明しました。
ファーロン王は彼を息子と認めました。
王位継承権は与えませんでしたがファーロン王の血を引く事は確かです。
ガヌロンはそれを理由に彼を王位に付けようと考えているようだ。
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レグナス王子とロランが結託してバシュラル王子を暗殺しようとしていると難癖をつけてきました。
抜け目ないガヌロンはナヴァール騎士団を動かしてしました。
近隣諸侯に命じていざこざを仲裁して欲しいと言って城塞から出動させました。
手勢が少ない時期を狙われたロランは自分が囮となりレグナス王子を逃がす事にしました。
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暴れまわるロランの前にバシュラル王子が出てきました。
バシュラルは予想以上の腕前でロランと互角に戦っています。
ロランは自分の手にする宝剣デュランダルと切り結んでも折れない剣に驚いています。
バシュラルはガヌロンから貰ったと言っています。
この剣も何らかの能力を持っていそうです。
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ナヴァール城塞の近くまでやって来たティグルは違和感を抱きました。
城塞にはブリューヌ兵の姿しか見えないのですが騎士団の旗が見えません。
ティグルはミラ、オルガ、ラフィナック、ガルイーニンを残して一人で砦に向かう事にしました。
ロランに会いに来たと告げると拘束される事になりました。
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地下牢に連れて行かれたティグルをバシュラルが尋問する事になります。
ここでティグルはバシュラルがファーロン王の息子だと知る事になりました。
ロランとレグナス王子が結託して自分の暗殺を企てたと教えられ驚愕する事になりました。
バシュラルはティグルがジスタートの戦姫と親しい事を知っていて内通者ではないかと疑ってきました。
故郷のアルサスをジスタートに売り渡す企てをしていると言われます。
ティグルはミラとの関係を隠しながら弁明したのですが信じて貰えませんでした。
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バシュラルが立ち去ると彼に味方する貴族がやって来ます。
彼らはティグルが他国で活躍していると知り嫉妬したようです。
ティグルを痛めつけてきました。
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ティグルは早々に脱出しなければと考えています。
誰かがやってきましたよ。
暗かったので転んでしまったぞ。
ティグルの顔がおっぱいに埋もれる事になりました。
声になつかしさを覚える事になります。
ティグルを助けに来たのは幼い頃に一緒に遊んだ女の子でした。
リュディエーヌ=ベルジュラックという名の女の子でティグルとは愛称で呼び合う仲でした。
リュディと呼んでますね。
ミラが嫉妬しそうです。
.
リュディはナヴァール城塞の抜け道を知っていてそこを通った外に出る事にしました。
途中で壁に開いた穴を通る事になりました。
先に入ったリュディのお尻が挟まってしまいます。
ティグルが彼女の大きくて柔らかそうなお尻を押す事になりました。
非常時なんだけど尻を触られたリュディが可愛い悲鳴を上げて足をバタつかせます。
ティグルは股間を蹴り上げられる事になりました・・・痛そう・・・
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ナヴァール城塞から脱出したティグルはミラたちと合流しようと考えます。
ティグルの戻りが遅いのでナヴァール城塞の近くに潜んでいると予想し戻る事にしました。
警備している兵士を倒して騒ぎを起こしてミラたちに知らせようとします。
ティグルはリュディが凄腕の剣士になっている事を知りました。
並の兵士では彼女の相手になりません。
騒ぎを聞きつけてバシュラルがやって来ました。
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バシュラルとリュディの一騎打ちが始まります。
リュディの剣技は戦姫並なのですがバシュラルが圧倒しています。
ティグルは援護しようと弓を構えますが戦闘が激しくて援護できませんでした。
そこに騒ぎを聞きつけたミラたちが駆け付けます。
オルガが作り出した土を材料にした巨人を見てバシュラルの部下たちが混乱します。
その隙に逃げ出す事ができました。
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ミラたちにリュディを紹介する事になります。
彼女がティグルの幼馴染で現在はレグナス王子の護衛をしている事を知らせます。
親し気に話すティグルとリュディを見てミラが危機感を抱いています。
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ミラ、オルガ、リュディが川で水浴びをする事になります。
オルガはリュディの見事なおっぱいを見て感嘆したようです。
何を食べるとおっぱいが大きくなるのか聞いています。
リュディがチーズを好む事を知りオルガはチーズを食べるとおっぱいが大きくなると考えたようです。
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リュディもミラとオルガがティグルと親しくしている事に疑念を持ったようです。
彼の事をどう思っているのか問いただしてきました。
オルガはバルトラウテの助言に従い誇張表現を使いリュディに先制攻撃を行います。
裸を見られても許すくらいに仲良しだと教えます。
リュディは驚いています。
ミラは慌ててオルガを注意しますが逆に質問される事になりました。
オルガはリュディがティグルに気があると察してます。
早いうちに心をへし折るべきだと言っています。
オルガの祖母が良い馬と良い男は早い者勝ち、と教えたそうです。
あながち間違っていないのでミラは頭を抱える事になります。
結局、リュディを刺激し過ぎるのは不味いと判断して、これ以上彼女を刺激しない事になりました。
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リュディからレグナスとロランがバシュラルの暗殺を企んでいるとの濡れ衣を着せられた事が知らされます。
ティグルがジスタートに内通していると疑われている事も知らせました。
今後の方針を聞かれたティグルはリュディに協力すると告げます。
リュディはベルジュラック遊撃隊を組織する事を決めました。
彼女を助けると言ったティグルは強制参加させられています。
ティグルが協力する事になったのでミラ、ガルイーニン、ラフィナック、オルガも参加する事を快諾しました。
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協力者を集める事とファーロン王に知らせる事が決まります。
一人旅に成れているオルガが王都に向かいファーロン王に謁見する役目を引き受けてくれます。
ガルイーニンとラフィナックがティグルの知己マスハス卿の元に向かう事が決まります。
二人はマスハスに救援を依頼した後、アスヴァールに向かいギネヴィア王女に助力を乞う事になりました。
ティグルとミラはリュディと共に彼女の知己の元に向かう事になりました。
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レグナスを逃がして城塞を後にしたロランは道に迷っていました。
バシュラルの手勢から隠れながらレグナスの元に向かっていたのですが怪しげな気配から逃れるうちに道に迷いました。
森の中で休息を取っているとガヌロンが現れます。
ロランはガヌロンに人間とは異なる気配を感じて警戒しています。
ガヌロンがロランを殺そうとしてきました。
ガヌロンはロランからデュランダルを回収しようと考えているようです。
ロランはガヌロンから魔物と同じ気配を感じ取り警戒を強めます。
防戦一方のロランの前に怪しげな人物が登場しました。
ガヌロンの知り合いのようです・・・ドレカヴァクと呼んでますね。
ロランを迷わせたのはドレカヴァクのようです。
ロランはガヌロンを誘き出す餌にされたのね。
ドレカヴァクはガヌロンがバシュラルを横取りした事に立腹してガヌロンを殺そうとしたようです。
二人が激しい戦闘を始めたのでロランは逃げる事にしました。
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テナルディエ公爵は息子のザイアンをブリューヌの南東部に向かわせ飛竜で飛ばせています。
ムオジネルが攻め込んで来ないように威嚇するのが目的です。
父親が怖いザイアンは渋々従っています。
公爵本人は王宮を訪れファーロン王に謁見してました。
.
テナルディエ公爵はガヌロンが担ぎ出したバシュラルが本当にファーロン王の息子か知りたかったようです。
ファーロン王からバシュラル誕生の経緯を聞かされ渋々納得しています。
ファーロン王が遠回しにガヌロンと対決して欲しいと言ってきました。
いずれはファーロン王とレグナスを排除してザイアンを王座に付けようと考えている公爵は話に乗ります。
自分が行動を起こす時に備えて有事の際に王国内で自由に自分の兵を動かせる権利を要求しています。
ファーロン王は即答を避けましたがガヌロンと対峙できる実力者は公爵しか居ないので認められる事になりそうです。
公爵はレグナス王子の秘密を知っているようです。
これは王子の護衛を務めるリュディも知っている事のようだぞ。
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右腕と記憶を失ったエリザヴェータを連れたソフィーがブリューヌにやって来ました。
彼女たちは王都に向かうようです。
記憶を失い幼児退行状態のエリザヴェータはソフィーに甘えてきます。
ナヴァール城塞から逃げてきた兵士を救う事になりました。
エリザヴェータは一人の人間を多人数で襲うのが許せないようです。
ソフィーはエリザヴェータの優しい心根を知り彼女に好感を抱くようになります。
二人はリーザ、ソフィーと愛称で呼び合う位に仲良くなっています。
助けた兵士からブリューヌで王子同士の争いが起こっている事を知りました。
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ティグルが仕留めた鳥を焼いて食べる事になってます。
ティグルが指に付いた鳥の脂を舐めるとリュディが行儀が悪いと叱って来ました。
リュディはティグルよりも数か月早く生まれたのでお姉さんとして接してきます。
ティグルが幼い頃のリュディも指に付いた脂を舐めていた事を指摘します。
リュディはそんな筈はないと否定しますが記憶に不安があったようです。
思い出せるかも?と言ってティグルに自分の指を舐めてみてと言って指を突き出してきます。
彼女の強引さにティグルは舐めるしかなくなりました。
おーおーティグルの奴貴族令嬢の指をちゅぱちゅぱしゃぶってますよ。
指を怪我した時にティグルに舐めて貰ったのかも?と言ってます。
記憶を呼び戻す為にティグルの指を舐めさせろと要求してきました。
リュディがティグルの指の根元までしゃぶってくれますよ・・・な、なんて羨ましい。
ティグルはリュディに指の根元を噛まれてしまいました。
二人の様子をハラハラして見ていたミラがティグルの傷を舐めて消毒してくれました。
ちょっと嫉妬してますね。
ミラは恋敵のリュディを敵視したいのですが人懐こい彼女を嫌う事ができませんでした。
リュディはほわほわした感じで人の心に入って来るね、強敵だな。
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リュディのベルジュラック家はブリューヌの始祖シャルルの世代から仕えている名門です。
色々な秘密の通路を知っていました。
バシュラル兵の目を逃れて移動する為にシャルルが使ったとされる秘密の道を使う事にしました。
そこで人間ではない化け物に襲われる事になりました。
死んだ人間が動いていますね。
人間以外と戦うのが初めてのリュディは混乱しています。
化け物との戦闘経験のあるティグルとミラが蹴散らす事になりました。
ティグルの黒弓とミラのラヴィアスの不思議な力を知られる事になりました。
賢明なリュディは秘密を守る事を約束してくれました。
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ミラとリュディが手合わせを行う事になりました。
ティグルが審判を務める事になります。
二人は本気で戦う事になっています。
ティグルはひやひやしながら二人の戦いを見ていました。
これはリュディが申し出た事です。
バシュラルを強敵と判断した彼女はミラとの連携を考えたようです。
彼女の実力を正しく把握したいと考えたようです。
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町の宿屋に戻り二人は入浴する事になりました。
ミラとティグルの関係を知らないリュディがティグルがエロ視線でミラを見ている事を指摘してきました。
ミラは嬉しくなっているようですが二人の関係を言えないのでティグルならば気にならないと答えます。
リュディが爆弾を落とします。
ティグルがリュディの胸元や脚を見ている事を教えました。
嫌な気分はしないけど現場を押さえた時はしっかりと叱った方が良いとアドバイスしてきました。
リュディはティグルに報いる方法を探しているようです。
リュディはいつも自分を助けてくれるティグルに報いたいと言ってます。
ミラはリュディが自分と同じような想いを抱いている事を知りました。
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ミラが先に出てリュディが残る事になりました。
考え事をしているリュディは閂を掛ける事を忘れます。
ミラが部屋に戻った音を聞いたティグルは風呂が空いたと思い入浴する事にします。
閂をかけ忘れたと気が付いたリュディがドアに近寄った時に全裸のティグルが浴場に足を踏み入れました。
ティグルとリュディは全裸で対面する事になってしまいます。
慌てて水瓶に駆け込もうとしたリュディが足を滑らせて転びそうになります。
ティグルが慌てて支えようとしてリュディのお尻を揉む事になりました。
巨大化した股間がリュディの太腿を掠めました。
そこにリュディを心配したミラがやって来ました。
ティグルは覚悟を決めてミラの居る更衣室に戻りました。
お仕置きされたな絶対。
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ティグルが従者、ミラが侍女に扮してヴァタン伯爵と面会する事になりました。
ヴァタン伯爵はリュディの母親の知り合いです。
ロランとレグナスがバシュラルに不当な理由で攻撃されている事を伝え助力を乞う事になります。
ヴァタン伯爵は返事を保留して屋敷に泊まっていけと勧めてくれました。
母の名を出されてしまい断れなくなったリュディは一泊する事にして返事を待つ事になりました。
夜中にティグルとミラの元にリュディがやってきました。
リュディはヴァタンが協力してくれないと判断して捕まる前に逃げる事にしました。
しかしヴァタンに見つかってしまいます。
ヴァタンは実力があるガヌロンに味方した方が見返りが大きいと判断したと伝えてきます。
リュディを手土産としてガヌロンの元に向かうと言い出しました。
リュディとミラがヴァタンの手勢を切り倒して道を開けるように促しました。
一番の手練れを簡単に倒されてしまったヴァタンは三人を見逃す事にしました。
哀れなヴァタンは見せしめの為にガヌロンに命じられたバシュラルに滅ぼされる事になりました。
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バシュラルにはアスヴァールからやって来たタラードが協力していました。
出世欲の高いタラードはギネヴィアの元では王に成れないと判断しブリューヌにやって来ました。
有力者を回って自分を売り込んでいたタラードにガヌロンが声を掛けたそうです。
ガヌロンはバシュラルの副官としてタラードを使う事にしました。
バシュラルとタラードはガヌロンに反感を抱いているようですが彼の怖さも理解しているようです。
ガヌロンを倒せるだけの権勢を得るまで彼に従おうと考えています。
傭兵をしていたバシュラルはガヌロンの残虐性について理解を示してますがタラードは納得しがたいようですよ。
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リュディ、ティグル、ミラはロアゾン城塞に向かいました。
そこで騎士団長のブレソールに助力を乞う事にしました。
ブレソールはガヌロンがブリューヌ北部で勢力を伸ばそうと画策している事を察知していました。
リュディからレグナス王子の窮状を聞かされ協力してくれる事になりました。
ティグルが狩りが得意と聞いて獣の討伐をお願いしてきました。
獣狩りでティグルは常識はずれな弓の腕を披露する事になりました。
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当初はロアゾン砦に味方を集結してからバシュラルの居るナヴァール城塞を攻める予定でしたがバシュラルが向かってきているとの報告が入りました。
ロランとも合流できない状態で決戦に挑む事になってしまいました。
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リュディが真剣な面持ちでティグルの将来について相談してきました。
レグナス王子に仕えて欲しいと言ってきましたよ。
リュディは弓を認めないブリューヌは変わらなければならないと言っています。
複数の国の要人と知己となったティグルの人脈を活かして欲しいと言ってます。
ブリューヌでティグルが評価される為に後ろ盾になると言っています。
ティグルは返事を保留する事になりました。
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この話をミラが立ち聞きしてしまい悩む事になります。
ティグルにとっては良い話だと頭で理解しているのですが彼と離れたくないと思っています。
眠れないミラが散歩しているとリュディに出くわしました。
彼女も眠れないそうです。
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ここでリュディがティグルを助けたいとの強い気持ちを持っている事を知ります。
リュディはティグルが受け入れるならティグルの元に嫁いでも良いと言っています。
リュディは自分が嫁ぐ事でヴォルン家が複数の戦姫と懇意にしていても疑われる事が無くなると言っています。
リュディ自身もティグルに好意を持っているようですが貴族的な考えからの言葉のようですね。
ミラは待つ事しかできないでいる自分に焦りを感じています。
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ミラはティグルに抱かれる姿を夢想してます。
エレンやソフィーなど複数の女性に囲まれている夢を見たことを思い出しています。
ティグルとリュディが互いを抱きしめようとしている姿を黙ってみている自分の姿を想像しています。
悩めるミラの前にティグルがやって来ました。
エロ妄想をしていたミラは驚いてますね。
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ティグルはミラが悩んでいるとは知らない筈なんだけど彼女を安心させるアイディアを伝えます。
周囲の風当たりが強い恋をしている先輩ザクスタンの王子アトリーズから良いことを聞いたと教えます。
アトリーズは「私は二人の仲を祝福します」と発言力のある人にどんどん言ってもらう事だと教えてくれました。
外堀を埋める作戦だそうです。
別れると祝福してくれた人の顔に泥を塗る事になるので注意が必要だそうです。
ミラは唖然としていますがティグルは乗り気のようです。
ミラは自分にも協力する事が出来ると思えたようですね。
ティグルが自分を一番に考えている事も確認できて安心できたようですよ。
盲目的過ぎないかー。
それだけミラが魅力的って事だね。
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翌日、バシュラル軍との戦闘が開始されました。
中央部でミラとリュディがバシュラルを抑え込む事になりました。
二対一の戦いなのですがバシュラルは余裕です。
援護は不可能と判断したティグルは二人とは別行動を取っていました。
ティグルは戦場でタラードを発見する事になりました。
自分と同様に小隊の隊長を射殺している兵が居ると知り姿を追ったらタラードでした。
敵に自分に匹敵する弓の使い手が居るとは思っていなかったティグルは矢の予備を持っていません。
タラードとの弓の打ち合いになり矢が減っていきます。
タラードの仕掛けた策が発動して負ける事になりました。
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ティグルはバシュラルと戦っているミラとリュディを迎えに行く事にします。
マスハスの部下を連れて二人を救出して逃走する事になりました。
ミラのラヴィアスが作り出した氷をティグルが矢で射て目くらましに使いました。
ブレソールが撤退の指揮を執る事になり、リュディ、ティグル、ミラを逃がす事にしました。
ブレソールは無事に逃走できたのだろうか?
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バシュラルからは逃げられたのですが追っ手に見つかりました。
全員が疲弊しているので倒すのは困難な状態です。
ここで幸運にも王都に向かっていたソフィーと再会する事になりました。
ソフィーが追っ手を片付けてくれました。
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ソフィーに紹介されエリザヴェータ(リーザ)と知り合う事になりました。
一人を多人数で攻撃するのは嫌いだと言ったティグルはリーザに気に入られる事になりました。
また戦姫と知り合いになったよ。
ティグルは抵抗を続ける事を決めソフィーに協力を要請しました。
一緒に頭を下げてくるリュディを見てソフィーは彼女がティグルに気があると察したようです。
ソフィーはティグルに協力する事を決めました。
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ギネヴィア王女はロランに気があるようです。
彼の事を心配してますね。
そこにガルイーニンとラフィナックが訪ねてきました。
ミラでは無くガルイーニンがやって来た事からミラに何かがあったと推察しています。
ギネヴィアはどう動くのでしょうね?
ロランが窮地と知ったらカリバーンを持ってブリューヌに来ちゃうかもな。
ギネヴィアが参戦すると面白い事になりそうです。
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ロランを心配してナヴァール砦にやって来たティグルは拘束される事になりました。ブリューヌを離れている間に現れたファーロン王の息子バシュラル王子に尋問される事になります。バシュラル王子からロランとレグナス王子が結託して自分を暗殺しようとしていると聞かされます。反論したティグルはジスタートに内通している嫌疑を掛けられました。拘束されているティグルを古い友人の女の子が助けてくれます。ティグル、リュディと愛称で呼び合う仲です。ミラたちと合流してバシュラルを打倒する為に動き始める事になります。
レーベル:ダッシュエックス文庫
発行日:2020/7/27
著者:川口 士(かわぐち つかさ)
イラスト:美弥月いつか (みやつき いつか)
ISBN:978-4-08-631372-8
雰囲気:濡れ衣、拘束、脱出と再会、遊撃隊、ロランvsガヌロン、味方集め、決戦、敗走、戦姫と再会
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レグナス王子がナヴァール城塞を訪問している時にバシュラル王子が攻めてきました。
バシュラル王子はティグルがブリューヌを離れている間に登場したファーロン王の息子です。
ガヌロンが彼の後見人となりました。
ガヌロンには何らかの企てがあるようです。
バシュラルの背景を調べると嘗てブリューヌに亡命してきた王族の女性との間にできた子供だと判明しました。
ファーロン王は彼を息子と認めました。
王位継承権は与えませんでしたがファーロン王の血を引く事は確かです。
ガヌロンはそれを理由に彼を王位に付けようと考えているようだ。
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レグナス王子とロランが結託してバシュラル王子を暗殺しようとしていると難癖をつけてきました。
抜け目ないガヌロンはナヴァール騎士団を動かしてしました。
近隣諸侯に命じていざこざを仲裁して欲しいと言って城塞から出動させました。
手勢が少ない時期を狙われたロランは自分が囮となりレグナス王子を逃がす事にしました。
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暴れまわるロランの前にバシュラル王子が出てきました。
バシュラルは予想以上の腕前でロランと互角に戦っています。
ロランは自分の手にする宝剣デュランダルと切り結んでも折れない剣に驚いています。
バシュラルはガヌロンから貰ったと言っています。
この剣も何らかの能力を持っていそうです。
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ナヴァール城塞の近くまでやって来たティグルは違和感を抱きました。
城塞にはブリューヌ兵の姿しか見えないのですが騎士団の旗が見えません。
ティグルはミラ、オルガ、ラフィナック、ガルイーニンを残して一人で砦に向かう事にしました。
ロランに会いに来たと告げると拘束される事になりました。
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地下牢に連れて行かれたティグルをバシュラルが尋問する事になります。
ここでティグルはバシュラルがファーロン王の息子だと知る事になりました。
ロランとレグナス王子が結託して自分の暗殺を企てたと教えられ驚愕する事になりました。
バシュラルはティグルがジスタートの戦姫と親しい事を知っていて内通者ではないかと疑ってきました。
故郷のアルサスをジスタートに売り渡す企てをしていると言われます。
ティグルはミラとの関係を隠しながら弁明したのですが信じて貰えませんでした。
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バシュラルが立ち去ると彼に味方する貴族がやって来ます。
彼らはティグルが他国で活躍していると知り嫉妬したようです。
ティグルを痛めつけてきました。
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ティグルは早々に脱出しなければと考えています。
誰かがやってきましたよ。
暗かったので転んでしまったぞ。
ティグルの顔がおっぱいに埋もれる事になりました。
声になつかしさを覚える事になります。
ティグルを助けに来たのは幼い頃に一緒に遊んだ女の子でした。
リュディエーヌ=ベルジュラックという名の女の子でティグルとは愛称で呼び合う仲でした。
リュディと呼んでますね。
ミラが嫉妬しそうです。
.
リュディはナヴァール城塞の抜け道を知っていてそこを通った外に出る事にしました。
途中で壁に開いた穴を通る事になりました。
先に入ったリュディのお尻が挟まってしまいます。
ティグルが彼女の大きくて柔らかそうなお尻を押す事になりました。
非常時なんだけど尻を触られたリュディが可愛い悲鳴を上げて足をバタつかせます。
ティグルは股間を蹴り上げられる事になりました・・・痛そう・・・
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ナヴァール城塞から脱出したティグルはミラたちと合流しようと考えます。
ティグルの戻りが遅いのでナヴァール城塞の近くに潜んでいると予想し戻る事にしました。
警備している兵士を倒して騒ぎを起こしてミラたちに知らせようとします。
ティグルはリュディが凄腕の剣士になっている事を知りました。
並の兵士では彼女の相手になりません。
騒ぎを聞きつけてバシュラルがやって来ました。
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バシュラルとリュディの一騎打ちが始まります。
リュディの剣技は戦姫並なのですがバシュラルが圧倒しています。
ティグルは援護しようと弓を構えますが戦闘が激しくて援護できませんでした。
そこに騒ぎを聞きつけたミラたちが駆け付けます。
オルガが作り出した土を材料にした巨人を見てバシュラルの部下たちが混乱します。
その隙に逃げ出す事ができました。
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ミラたちにリュディを紹介する事になります。
彼女がティグルの幼馴染で現在はレグナス王子の護衛をしている事を知らせます。
親し気に話すティグルとリュディを見てミラが危機感を抱いています。
.
ミラ、オルガ、リュディが川で水浴びをする事になります。
オルガはリュディの見事なおっぱいを見て感嘆したようです。
何を食べるとおっぱいが大きくなるのか聞いています。
リュディがチーズを好む事を知りオルガはチーズを食べるとおっぱいが大きくなると考えたようです。
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リュディもミラとオルガがティグルと親しくしている事に疑念を持ったようです。
彼の事をどう思っているのか問いただしてきました。
オルガはバルトラウテの助言に従い誇張表現を使いリュディに先制攻撃を行います。
裸を見られても許すくらいに仲良しだと教えます。
リュディは驚いています。
ミラは慌ててオルガを注意しますが逆に質問される事になりました。
オルガはリュディがティグルに気があると察してます。
早いうちに心をへし折るべきだと言っています。
オルガの祖母が良い馬と良い男は早い者勝ち、と教えたそうです。
あながち間違っていないのでミラは頭を抱える事になります。
結局、リュディを刺激し過ぎるのは不味いと判断して、これ以上彼女を刺激しない事になりました。
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リュディからレグナスとロランがバシュラルの暗殺を企んでいるとの濡れ衣を着せられた事が知らされます。
ティグルがジスタートに内通していると疑われている事も知らせました。
今後の方針を聞かれたティグルはリュディに協力すると告げます。
リュディはベルジュラック遊撃隊を組織する事を決めました。
彼女を助けると言ったティグルは強制参加させられています。
ティグルが協力する事になったのでミラ、ガルイーニン、ラフィナック、オルガも参加する事を快諾しました。
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協力者を集める事とファーロン王に知らせる事が決まります。
一人旅に成れているオルガが王都に向かいファーロン王に謁見する役目を引き受けてくれます。
ガルイーニンとラフィナックがティグルの知己マスハス卿の元に向かう事が決まります。
二人はマスハスに救援を依頼した後、アスヴァールに向かいギネヴィア王女に助力を乞う事になりました。
ティグルとミラはリュディと共に彼女の知己の元に向かう事になりました。
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レグナスを逃がして城塞を後にしたロランは道に迷っていました。
バシュラルの手勢から隠れながらレグナスの元に向かっていたのですが怪しげな気配から逃れるうちに道に迷いました。
森の中で休息を取っているとガヌロンが現れます。
ロランはガヌロンに人間とは異なる気配を感じて警戒しています。
ガヌロンがロランを殺そうとしてきました。
ガヌロンはロランからデュランダルを回収しようと考えているようです。
ロランはガヌロンから魔物と同じ気配を感じ取り警戒を強めます。
防戦一方のロランの前に怪しげな人物が登場しました。
ガヌロンの知り合いのようです・・・ドレカヴァクと呼んでますね。
ロランを迷わせたのはドレカヴァクのようです。
ロランはガヌロンを誘き出す餌にされたのね。
ドレカヴァクはガヌロンがバシュラルを横取りした事に立腹してガヌロンを殺そうとしたようです。
二人が激しい戦闘を始めたのでロランは逃げる事にしました。
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テナルディエ公爵は息子のザイアンをブリューヌの南東部に向かわせ飛竜で飛ばせています。
ムオジネルが攻め込んで来ないように威嚇するのが目的です。
父親が怖いザイアンは渋々従っています。
公爵本人は王宮を訪れファーロン王に謁見してました。
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テナルディエ公爵はガヌロンが担ぎ出したバシュラルが本当にファーロン王の息子か知りたかったようです。
ファーロン王からバシュラル誕生の経緯を聞かされ渋々納得しています。
ファーロン王が遠回しにガヌロンと対決して欲しいと言ってきました。
いずれはファーロン王とレグナスを排除してザイアンを王座に付けようと考えている公爵は話に乗ります。
自分が行動を起こす時に備えて有事の際に王国内で自由に自分の兵を動かせる権利を要求しています。
ファーロン王は即答を避けましたがガヌロンと対峙できる実力者は公爵しか居ないので認められる事になりそうです。
公爵はレグナス王子の秘密を知っているようです。
これは王子の護衛を務めるリュディも知っている事のようだぞ。
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右腕と記憶を失ったエリザヴェータを連れたソフィーがブリューヌにやって来ました。
彼女たちは王都に向かうようです。
記憶を失い幼児退行状態のエリザヴェータはソフィーに甘えてきます。
ナヴァール城塞から逃げてきた兵士を救う事になりました。
エリザヴェータは一人の人間を多人数で襲うのが許せないようです。
ソフィーはエリザヴェータの優しい心根を知り彼女に好感を抱くようになります。
二人はリーザ、ソフィーと愛称で呼び合う位に仲良くなっています。
助けた兵士からブリューヌで王子同士の争いが起こっている事を知りました。
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ティグルが仕留めた鳥を焼いて食べる事になってます。
ティグルが指に付いた鳥の脂を舐めるとリュディが行儀が悪いと叱って来ました。
リュディはティグルよりも数か月早く生まれたのでお姉さんとして接してきます。
ティグルが幼い頃のリュディも指に付いた脂を舐めていた事を指摘します。
リュディはそんな筈はないと否定しますが記憶に不安があったようです。
思い出せるかも?と言ってティグルに自分の指を舐めてみてと言って指を突き出してきます。
彼女の強引さにティグルは舐めるしかなくなりました。
おーおーティグルの奴貴族令嬢の指をちゅぱちゅぱしゃぶってますよ。
指を怪我した時にティグルに舐めて貰ったのかも?と言ってます。
記憶を呼び戻す為にティグルの指を舐めさせろと要求してきました。
リュディがティグルの指の根元までしゃぶってくれますよ・・・な、なんて羨ましい。
ティグルはリュディに指の根元を噛まれてしまいました。
二人の様子をハラハラして見ていたミラがティグルの傷を舐めて消毒してくれました。
ちょっと嫉妬してますね。
ミラは恋敵のリュディを敵視したいのですが人懐こい彼女を嫌う事ができませんでした。
リュディはほわほわした感じで人の心に入って来るね、強敵だな。
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リュディのベルジュラック家はブリューヌの始祖シャルルの世代から仕えている名門です。
色々な秘密の通路を知っていました。
バシュラル兵の目を逃れて移動する為にシャルルが使ったとされる秘密の道を使う事にしました。
そこで人間ではない化け物に襲われる事になりました。
死んだ人間が動いていますね。
人間以外と戦うのが初めてのリュディは混乱しています。
化け物との戦闘経験のあるティグルとミラが蹴散らす事になりました。
ティグルの黒弓とミラのラヴィアスの不思議な力を知られる事になりました。
賢明なリュディは秘密を守る事を約束してくれました。
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ミラとリュディが手合わせを行う事になりました。
ティグルが審判を務める事になります。
二人は本気で戦う事になっています。
ティグルはひやひやしながら二人の戦いを見ていました。
これはリュディが申し出た事です。
バシュラルを強敵と判断した彼女はミラとの連携を考えたようです。
彼女の実力を正しく把握したいと考えたようです。
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町の宿屋に戻り二人は入浴する事になりました。
ミラとティグルの関係を知らないリュディがティグルがエロ視線でミラを見ている事を指摘してきました。
ミラは嬉しくなっているようですが二人の関係を言えないのでティグルならば気にならないと答えます。
リュディが爆弾を落とします。
ティグルがリュディの胸元や脚を見ている事を教えました。
嫌な気分はしないけど現場を押さえた時はしっかりと叱った方が良いとアドバイスしてきました。
リュディはティグルに報いる方法を探しているようです。
リュディはいつも自分を助けてくれるティグルに報いたいと言ってます。
ミラはリュディが自分と同じような想いを抱いている事を知りました。
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ミラが先に出てリュディが残る事になりました。
考え事をしているリュディは閂を掛ける事を忘れます。
ミラが部屋に戻った音を聞いたティグルは風呂が空いたと思い入浴する事にします。
閂をかけ忘れたと気が付いたリュディがドアに近寄った時に全裸のティグルが浴場に足を踏み入れました。
ティグルとリュディは全裸で対面する事になってしまいます。
慌てて水瓶に駆け込もうとしたリュディが足を滑らせて転びそうになります。
ティグルが慌てて支えようとしてリュディのお尻を揉む事になりました。
巨大化した股間がリュディの太腿を掠めました。
そこにリュディを心配したミラがやって来ました。
ティグルは覚悟を決めてミラの居る更衣室に戻りました。
お仕置きされたな絶対。
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ティグルが従者、ミラが侍女に扮してヴァタン伯爵と面会する事になりました。
ヴァタン伯爵はリュディの母親の知り合いです。
ロランとレグナスがバシュラルに不当な理由で攻撃されている事を伝え助力を乞う事になります。
ヴァタン伯爵は返事を保留して屋敷に泊まっていけと勧めてくれました。
母の名を出されてしまい断れなくなったリュディは一泊する事にして返事を待つ事になりました。
夜中にティグルとミラの元にリュディがやってきました。
リュディはヴァタンが協力してくれないと判断して捕まる前に逃げる事にしました。
しかしヴァタンに見つかってしまいます。
ヴァタンは実力があるガヌロンに味方した方が見返りが大きいと判断したと伝えてきます。
リュディを手土産としてガヌロンの元に向かうと言い出しました。
リュディとミラがヴァタンの手勢を切り倒して道を開けるように促しました。
一番の手練れを簡単に倒されてしまったヴァタンは三人を見逃す事にしました。
哀れなヴァタンは見せしめの為にガヌロンに命じられたバシュラルに滅ぼされる事になりました。
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バシュラルにはアスヴァールからやって来たタラードが協力していました。
出世欲の高いタラードはギネヴィアの元では王に成れないと判断しブリューヌにやって来ました。
有力者を回って自分を売り込んでいたタラードにガヌロンが声を掛けたそうです。
ガヌロンはバシュラルの副官としてタラードを使う事にしました。
バシュラルとタラードはガヌロンに反感を抱いているようですが彼の怖さも理解しているようです。
ガヌロンを倒せるだけの権勢を得るまで彼に従おうと考えています。
傭兵をしていたバシュラルはガヌロンの残虐性について理解を示してますがタラードは納得しがたいようですよ。
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リュディ、ティグル、ミラはロアゾン城塞に向かいました。
そこで騎士団長のブレソールに助力を乞う事にしました。
ブレソールはガヌロンがブリューヌ北部で勢力を伸ばそうと画策している事を察知していました。
リュディからレグナス王子の窮状を聞かされ協力してくれる事になりました。
ティグルが狩りが得意と聞いて獣の討伐をお願いしてきました。
獣狩りでティグルは常識はずれな弓の腕を披露する事になりました。
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当初はロアゾン砦に味方を集結してからバシュラルの居るナヴァール城塞を攻める予定でしたがバシュラルが向かってきているとの報告が入りました。
ロランとも合流できない状態で決戦に挑む事になってしまいました。
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リュディが真剣な面持ちでティグルの将来について相談してきました。
レグナス王子に仕えて欲しいと言ってきましたよ。
リュディは弓を認めないブリューヌは変わらなければならないと言っています。
複数の国の要人と知己となったティグルの人脈を活かして欲しいと言ってます。
ブリューヌでティグルが評価される為に後ろ盾になると言っています。
ティグルは返事を保留する事になりました。
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この話をミラが立ち聞きしてしまい悩む事になります。
ティグルにとっては良い話だと頭で理解しているのですが彼と離れたくないと思っています。
眠れないミラが散歩しているとリュディに出くわしました。
彼女も眠れないそうです。
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ここでリュディがティグルを助けたいとの強い気持ちを持っている事を知ります。
リュディはティグルが受け入れるならティグルの元に嫁いでも良いと言っています。
リュディは自分が嫁ぐ事でヴォルン家が複数の戦姫と懇意にしていても疑われる事が無くなると言っています。
リュディ自身もティグルに好意を持っているようですが貴族的な考えからの言葉のようですね。
ミラは待つ事しかできないでいる自分に焦りを感じています。
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ミラはティグルに抱かれる姿を夢想してます。
エレンやソフィーなど複数の女性に囲まれている夢を見たことを思い出しています。
ティグルとリュディが互いを抱きしめようとしている姿を黙ってみている自分の姿を想像しています。
悩めるミラの前にティグルがやって来ました。
エロ妄想をしていたミラは驚いてますね。
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ティグルはミラが悩んでいるとは知らない筈なんだけど彼女を安心させるアイディアを伝えます。
周囲の風当たりが強い恋をしている先輩ザクスタンの王子アトリーズから良いことを聞いたと教えます。
アトリーズは「私は二人の仲を祝福します」と発言力のある人にどんどん言ってもらう事だと教えてくれました。
外堀を埋める作戦だそうです。
別れると祝福してくれた人の顔に泥を塗る事になるので注意が必要だそうです。
ミラは唖然としていますがティグルは乗り気のようです。
ミラは自分にも協力する事が出来ると思えたようですね。
ティグルが自分を一番に考えている事も確認できて安心できたようですよ。
盲目的過ぎないかー。
それだけミラが魅力的って事だね。
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翌日、バシュラル軍との戦闘が開始されました。
中央部でミラとリュディがバシュラルを抑え込む事になりました。
二対一の戦いなのですがバシュラルは余裕です。
援護は不可能と判断したティグルは二人とは別行動を取っていました。
ティグルは戦場でタラードを発見する事になりました。
自分と同様に小隊の隊長を射殺している兵が居ると知り姿を追ったらタラードでした。
敵に自分に匹敵する弓の使い手が居るとは思っていなかったティグルは矢の予備を持っていません。
タラードとの弓の打ち合いになり矢が減っていきます。
タラードの仕掛けた策が発動して負ける事になりました。
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ティグルはバシュラルと戦っているミラとリュディを迎えに行く事にします。
マスハスの部下を連れて二人を救出して逃走する事になりました。
ミラのラヴィアスが作り出した氷をティグルが矢で射て目くらましに使いました。
ブレソールが撤退の指揮を執る事になり、リュディ、ティグル、ミラを逃がす事にしました。
ブレソールは無事に逃走できたのだろうか?
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バシュラルからは逃げられたのですが追っ手に見つかりました。
全員が疲弊しているので倒すのは困難な状態です。
ここで幸運にも王都に向かっていたソフィーと再会する事になりました。
ソフィーが追っ手を片付けてくれました。
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ソフィーに紹介されエリザヴェータ(リーザ)と知り合う事になりました。
一人を多人数で攻撃するのは嫌いだと言ったティグルはリーザに気に入られる事になりました。
また戦姫と知り合いになったよ。
ティグルは抵抗を続ける事を決めソフィーに協力を要請しました。
一緒に頭を下げてくるリュディを見てソフィーは彼女がティグルに気があると察したようです。
ソフィーはティグルに協力する事を決めました。
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ギネヴィア王女はロランに気があるようです。
彼の事を心配してますね。
そこにガルイーニンとラフィナックが訪ねてきました。
ミラでは無くガルイーニンがやって来た事からミラに何かがあったと推察しています。
ギネヴィアはどう動くのでしょうね?
ロランが窮地と知ったらカリバーンを持ってブリューヌに来ちゃうかもな。
ギネヴィアが参戦すると面白い事になりそうです。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 作戦 | 恋愛 | ラッキースケベ |
評価 | AAA | AAA | AAA | AA | AAA |
公国 | 名前 | 異名 | 竜具 | 形状 |
オルミュッツ | リュドミラ=ルリエ | 凍漣の雪姫(ミーチェリア) | ラヴィアス | 槍 |
ライトメリッツ | エレオノーラ=ヴィルターリア | 銀閃の風姫(シルヴフラウ) | アリファール | 長剣 |
レグニーツァ | アレクサンドラ=アルシャーヴィン | バルグレン | 双剣 | |
ルヴーシュ | エリザヴェータ=フォミナ | 雷渦の閃姫(イースグリーフ) | ヴァリツァイフ | 鞭 |
オステローデ | ミリッツァ=グリンカ | 虚影の幻姫(ツエルヴィーデ) | エザンディス | 大鎌 |
ブレスト | オルガ=タム | 羅轟の月姫(バルディッシュ) | ムマ | 斧 |
ポリーシャ | ソフィーヤ=オベルタス | 光華の輝姫(ブレスヴェート) | ザート | 錫杖 |
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