ラノベの感想) ゴブリンスレイヤー 第7巻 (GA文庫)

概略:
妖精弓手の姉が結婚する事になりました。彼女に招待されてエルフの里に赴く事になりました。水の街でゴブリンスレイヤーは1年ぶりに剣の乙女と再会します。水の街から筏を使い上流にあるエルフの里を目指す事になりました。途中でゴブリンライダーに襲われる事になりました。森の中で迎えに来た花婿と出会う事になります。エルフの里の上流にゴブリンが根拠地を築いていると思われるので討伐に向かう事になりました。

レーベル:GA文庫
発行日:2017/3/31
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-7973-9161-9
雰囲気:水の街へ、エルフの里へ、遭遇、怪獣襲来、遺跡でゴブリン退治、姉の結婚
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第1章 彼女への招待状
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夏になり熱さから冒険者は冒険に出るのを嫌がり酒場で休んでいます。
そこに郵便が届きました。
妖精弓手にも手紙が来ていて、それを読んだ彼女が「結婚することになったみたい」と呟きます。
言い方が他人事のようなのですが女神官、鉱人道士は妖精弓手が結婚する事になったと勘違いしたようです。
蜥蜴僧侶がこれで妖精弓手とはお別れですか、寂しくなると言っています。
彼の発言に妖精弓手は疑問を持ちました・・・何で自分がパーティーを抜ける話しになっているの?
ここでゴブリンスレイヤーが指摘しました、誰と誰が結婚するんだ?
妖精弓手は姉が従兄と結婚する事になったと説明しています。
彼女はパーティーのメンバーを結婚式に招く事にします。
ゴブリンスレイヤーはゴブリン退治を休めないので断ろうとします。
これを女神官が止めています、祝い事に招待されたのですから出席しないのは非礼です、と言っています。
女神官は受付嬢にゴブリン退治を他の冒険者に振り分けて貰う事にします。
受付嬢は妖精弓手の姉が結婚する事になったと聞いて羨ましそうです。
彼女はゴブリン退治を他の冒険者に振り分ける事にしました。
しかし夏はゴブリン退治の依頼が少ないそうです。
理由は収穫前なのでゴブリンが襲う対象が旅人に変わっているからだそうです。
旅人が居なくなってもそれを冒険者ギルドに知らせる人が居ないので依頼にならないそうです。
夏はゴブリンも暑くて気がたっているので凶暴化しているそうです。
妖精弓手は友達の受付嬢の事も結婚式に招待しまいた。
受付嬢から姉の年齢を聞かれた妖精弓手は8000歳と少しと答えています。
しかし彼女にはギルドの仕事があるので断ろうとしています。
そこに監督官が出て来て行ってきなさいと勧められます。
監督官からまとまった休みを取ったのはいつだった、と言われてしまいます。
監督官から、受付嬢が安心して旅に出られるようにゴブリンを退治してきてね、と言われます。
ゴブリンスレイヤーはゴブリン退治に向かう事になりました。
向かった先は文庫で虜囚となっていた修道女と旅人を救出する事になりました。
旅人がゴブリンに抵抗して時間を稼いでいる間に使いに出ていた修道女がギルドに依頼を出したそうです。
ゴブリン達は殲滅され虜囚となっていた女たちを救出する事ができました。
ゴブリンスレイヤーはゴブリン達が狡猾になっていると感じます。
蜥蜴僧侶も同意見でした・・・彼は小鬼聖騎士が出てきたあたりから狡猾になっていると言っています。
牧場に戻って来たゴブリンスレイヤーは牛飼娘に妖精弓手の姉が結婚する事になったと教えます。
妖精弓手から牛飼娘も結婚式に誘うように言われた事を伝えました。
エルフの結婚式と聞いて牛飼娘は妄想を膨らませています。
彼女は行きたいと思ったようですが牧場の仕事をどうするか悩んでいます。
ゴブリンスレイヤーから伯父さんに頼んでみる事になりました。
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間章 女子供は動きが鈍いからというお話
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筏で川を移動していた冒険者一党が壊走する事になりました。
一人の女冒険者が仲間を探して森の中を彷徨っています。
彼女の姉が一党の頭目のようです。
方向が分からないので川に沿って移動する事にしました。
川に到着した彼女はそこで尻の穴から打ち込まれた杭が口から出ている死体を発見します。
彼女は吐き気を催しゲロってしまいます。
その音を襲撃者に聞かれる事になりました。
彼女は捕まってしまい死体と同じ運命を辿る事になりました。
彼女は死体が姉のモノだと気が付きませんでした。
この女冒険者を襲ったのはゴブリンなんだろうか?
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第2章 かみきり丸、南の川へ
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エルフの森は水の街から川を上った場所にあるのでゴブリンスレイヤーは配達を請け負います。
彼が運んできたのは文庫から発見された古い石板でした。
水の街に到着し妖精弓手、受付嬢、牛飼娘、女神官は買い物に出かけました。
ゴブリンスレイヤーは水の街にゴブリンの気配がしない事を喜んでいます。
1年前に彼が街の下水道に巣くっていたゴブリンを退治して以来ゴブリンは出ていないようです。
鉱人道士と蜥蜴僧侶が船と宿の手配を行い、ゴブリンスレイヤーが石板を届ける事になりました。
届け先の至高神の大神殿に到着すると剣の乙女の従者が迎えてくれました。
彼女から剣の乙女が夜安らかに眠れるようになった事を教えられます。
神殿の奥で剣の乙女と再会する事になりました。
1年ぶりの再会に剣の乙女は喜んでいます。
ゴブリンスレイヤーが自分の事を気に掛けてくれていたと分かり満足なようです。
剣の乙女の態度が危なくなってますね・・・彼女はゴブリンスレイヤーに抱き着きたいようですよ。
ゴブリンスレイヤーから、知り合いの頼みで直ぐに出掛ける、と聞いて残念に思っているようです。
川の上流に向かうと告げると気をつけるように言われました。
最近、冒険者が遭難したそうです。
エルフと只人の間で交易は行われていませんのでエルフの里に向かう定期船は存在しませんでした。
一行は筏を借りて上流に向かう事になりました。
森の中を流れる川だったのですが途中でゴブリンライダーの襲撃を受けました。
ゴブリンライダーは狼に乗り崖の上から攻撃してきました。
女神官が《聖壁》で守る間にゴブリンスレイヤーが木を削って作った槍を投擲して倒します。
妖精弓手も弓矢で応戦していました。
ゴブリン達は隠れながら上から岩などを落として攻撃してきました。
川に大量の障害物が浮かぶ事になり筏が転覆しそうになっています。
ここで女神官が奇跡の冴えた使い方を思い付きました。
彼女は川に《浄化》の奇跡を使い川に浮いた障害物を一掃しました。
ゴブリン達は自分たちの作戦が台無しになり動揺しています。
そこに蜥蜴僧侶が《竜吼》の奇跡を使い狼を怯えさせました。
狼は逃げ出してしまいゴブリンは撤退する事になりました。
その日は川岸で野営する事になりました。
女性陣は水の街で買い込んだ水着に着替えて水遊びを始めています。
牛飼娘から感想を聞かれたゴブリンスレイヤーは「似合っているようには、思うが」と答えました。
牛飼娘は一瞥もくれないという不躾な態度を取られなかったので許す事にしました。
しかし、もう少し女の子の気持ちっていうのを学ぶべきじゃないか、と指摘しています。
夕食は妖精弓手が捕まえた魚となりました。
妖精弓手が結婚する姉と従兄の事を教えてくれました。
従兄は姉の事が大好きだったのに素直な態度が取れなかったそうです。
しかし姉が彼の気持ちに気が付いた事で結婚する事になったようです。
受付嬢はこの旅がいい経験になっていると言っています。
戦闘中に彼女は殺された冒険者の頭蓋骨を目撃したのですが悲鳴を上げて混乱する事はありませんでした。
彼女は覚悟が決っているようです。
ゴブリンスレイヤーが故郷とは良いものだな、と言うと妖精弓手が心の在るところだもんと答えました。
その近くにゴブリンが居る事にゴブリンスレイヤーは怒りを覚えています。
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第3章 エルフの森
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森の中で野営していると兜を付けた森人に起こされました。
彼の言動から彼が妖精弓手が言っていた従兄だと分かった鉱人道士と蜥蜴僧侶は彼の秘密を暴露します。
妖精弓手が寝ている避難所を教えると躊躇なく虫除けを引き剥がしました。
そこには寝ている妖精弓手と起きだした女神官、受付嬢、牛飼娘が居ました。
従兄は3人から嫌われる事になります。
従兄が迎えに来てくれたと知った妖精弓手は喜んでいます。
従兄の案内でエルフの里に向かう事になりました。
妖精弓手は「星風の娘」と呼ばれています。
エルフの里は巨大な木の上に作られていました。
初めて見る想像を超えて美しい光景に一同は驚く事になっています。
部屋を宛がわれた一行は別行動をとる事になりました。
鉱人道士と蜥蜴僧侶は食堂に向かう事になります。
ここで果物や虫を出される事になりました。
動物の肉が無い事が鉱人道士には不満なようです。
ここでエルフが肉を食べない理由が説明されています。
エルフは不死(イモータル)なので動物を食べ始めるとあっという間に狩り尽くす事になるからだそうです。
自分たちが獣の餌になる事も無いので殺す必要を感じないようです。
獣一頭が大人になるまで数年かかります、対して果物は一つの木に一年で多く実ります。
だから果物を主食としているそうですよ。
従兄から最近、森がざわめいている、との話を聞きました。
従兄は妖精弓手に淑やかさが欠けている事を悔いています。
2000年かけて教育したそうですが駄目だったそうです。
技術は身に付けさせる事はできますが性格の矯正はエルフにもできないようですね。
従兄は、悪い娘ではないのだ、と言っています。
鉱人道士は、知っている、足を引っ張らない限り、面倒を見ちゃる、と答えています。
女神官、受付嬢、牛飼娘は沐浴をする為に温泉の様な場所に向かいます。
温泉の底に光る苔が生えていて明るくなっています。
幻想的な光景に三人はうっとりしています。
水温は井戸水よりは暖かいそうです。
ゴブリンスレイヤーと妖精弓手は荷解きをする事になりました。
牛飼娘から女性陣の荷物には触るなと念押しされたので妖精弓手が荷解きする事になりました。
恐らく牛飼娘のモノだろうけど巨大な下着に驚いています。
頭が入るんじゃないの?と言ってゴブリンスレイヤーに見せてきました。
二人で荷解きをしていると妖精弓手の姉(花冠の森姫)がやってきました。
花冠の森姫は妖精弓手とは違い巨乳ちゃんのようです。
「このような淫らがましい下着まで、こんなに持ち込んで・・・」と言って姉のお説教が始まりました。
妖精弓手は姉が下着の存在を認識していた事に驚いています。
ゴブリンスレイヤーに気が付いた姉は、妹が世話になっていると、お礼を言ってきます。
妖精弓手はゴブリンスレイヤーの返答に注目しています。
ゴブリンスレイヤーは助けられていると答えています。
ゴブリンスレイヤーは部屋の様子を伺っている侍女の存在に気が付きました。
その森人はゴブリンスレイヤー達が遺跡から救い出した森人の冒険者でした。
彼女に「殺したぞ」「奴らは、皆殺しにした」と教えました。
侍女は泣き出してしまったようです。
姉は妖精弓手を連れて部屋からバルコニーに出る事にします。
姉はいつまで冒険者を続けるのか?と質問してきました。
妖精弓手の事が心配なようです。
鉱人と一緒に居る事も心配なようですね。
姉から鉱人道士との仲を疑われてしまいます。
妖精弓手は、ないない、それはない、と笑って否定しています。
ゴブリンスレイヤーは「オルクボルグ」としてエルフの世界でも有名でした。
彼の見た目から噂ほどの冒険者だとは思えないようです。
姉は、なんでゴブリンスレイヤーと一緒にいるのか質問してきました。
妖精弓手は彼に冒険をさせてやらなければいけないと思えるので一緒に居ると答えています。
そこに何者かが襲撃してきました。
妖精弓手は姉を引き倒して周囲を確認しています。
ゴブリンスレイヤーがやってきて彼女に弓を渡しました。
妖精弓手は姉をゴブリンスレイヤーに任せて屋根に上り敵の姿を確認しました。
暴れているのは巨大な獣でした。
ゴブリンスレイヤーが「あれがゾウか」と問うと「違う」と否定されます。
暴れているのはエルフたちに「川を堰き止めるもの」と呼ばれる巨大な獣でした。
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第4章 獣との戦い
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エルフの里を襲ってきたのはゴブリンライダーが騎乗しようとしているヒュドラでした。
ヒュドラはエルフたちからモケーレ・ムベンベと呼ばれています。
神聖な存在らしく殺す事は出来ないそうです。
ゴブリンライダーは不遜にもモケーレ・ムベンベを操ろうとしているようです。
しかし上手く行かずモケーレ・ムベンベが暴ればしたようです。
エルフたちは森を駆けモケーレ・ムベンベの行く手を塞ぐ為に森の木々を使った罠を作り始めます。
相手が神聖な存在なので直接攻撃はできないようです。
しかし妖精弓手だけは弓を使い攻撃を仕掛ける事ができました。
彼女が矢を放ちゴブリンライダーを射抜きました。
落下したゴブリンライダーはモケーレ・ムベンベに踏み潰されて死にました。
ゴブリンスレイヤーはゾウ対策として作って置いた革の網を使い動きを止める事にします。
部屋に置いてあった網を牛飼娘と受付嬢に落っことして貰います。
ゴブリンスレイヤーと蜥蜴僧侶がモケーレ・ムベンベの足元まで運んで絡ませました。
ゴブリンスレイヤーが催涙弾をモケーレ・ムベンベの顔に投げつけました。
苦しみだしたモケーレ・ムベンベは革の網に足を取られて倒れる事になりました。
女神官にモケーレ・ムベンベの治療をお願いして事態は収束しました。
エルフたちは今後の対策を協議し始めました。
不死(イモータル)である彼らの会議は想定できるあらゆる可能性を追及する方針のようです。
長引きそうだったので妖精弓手は早々に会議を抜け出しました。
そこに姉である森人の姫がやって来ました。
森人の姫は妖精弓手が戦いに行く事を察して心配しています。
只人であるゴブリンスレイヤーの寿命の短さを心配していますね。
一緒に居ても彼の方が先に死ぬのは必定ですので別れが辛いわよ、と心配しています。
妖精弓手は覚悟の上であり、それも含めて彼に同行する事を楽しんでいると伝えます。
森人の姫は説得を諦めました。
無事に帰ってくるのよ、と言って送り出す事にしました。
花婿となる兜の森人は出撃前の酒宴を行っている鉱人道士たちに呼び出されます。
兜の森人はゴブリンがエルフの里の近くに巣を作った事が納得できないようです。
ゴブリンスレイヤーはゴブリン達はエルフを脅威に思っていない、奴らは目先の事しか考えないと伝えます。
兜の森人は鉱人道士に結論を出すのが遅い事を指摘されます。
結婚を決めるのに何百年もかかるんだと言われてしまいます。
兜の森人は、妖精弓手の姉だぞ、と言い訳しています。
彼は妹が妹ならば姉も姉だ、と気苦労が絶えない事を訴えています。
姉に好かれている気がしないそうですよ、この姉妹は片付けるって概念を持っていないそうです。
ここで弟だったゴブリンスレイヤーに意見を求める事になりました。
ゴブリンスレイヤーは姉には迷惑ばかりかけていたと言っています。
自分が居なければ姉が街に出ていただろうと言っています。
ゴブリンスレイヤーはお荷物の自分が姉の選択肢を狭めたと思っているようです。
これを聞いた兜の森人は居場所程度で幸せが変わるものか、と言ってくれました。
ゴブリンスレイヤーは少しだけ救われた気分になったようです。
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間章 図書館で目星をつけるお話
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法の神殿の書庫で剣の乙女が古文書の解読を行っていました。
侍祭は本の重さに辟易していますが剣の乙女がヤル気になっているので頑張る事にします。
侍祭は剣の乙女がゴブリンスレイヤーのお陰で良い方に変化したと感じています。
古文書から何らかの情報を読み取った剣の乙女は国王と森人の長に手紙を出す事にしました。
ゴブリンスレイヤーが知れば役立てそうだけど興味は持ってくれないな、と残念そうにしていました。
彼女が見つけたのは何だろうね?
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第5章 ジャングル・クルーズ
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目覚めた牛飼娘(ここでも全裸で寝ていたぞ!!)は鎧の音を聞いて彼が出立すると悟ります。
急いで服を着てゴブリンスレイヤーを見送る事にしました。
慌てているのでズボンが穿けなかったようですね、下着とシャツだけを着て彼を見送る事になりました。
彼女にサービス精神は無いのですがゴブリンスレイヤーはご褒美とは受け取っていないね。
彼を送り出すと受付嬢が出てきました。
彼女は、スッピンの顔を見せたくないんですよ、と言っていました。
牛飼娘は最後の別れとなる可能性を考えないようにしています。
ゴブリンスレイヤーは兜の森人に頼んでエルフの船を用意して貰いました。
鉱人道士が盾を取り付けて補強したようです。
時間が無かったので見栄えは悪いようです。
ゴブリンスレイヤーは囮としてもう一隻船を用意して貰っています。
兜の森人にシルフの加護を掛けて貰い出発する事になりました。
上流に上って行くと狼に乗ったゴブリンライダーが襲撃してきました。
森の中は霧に包まれているので視界が悪い場所での戦闘となりました。
ゴブリンライダーを倒すと静かな行軍となりました。
暫くすると甘い香りが漂ってきました。
妖精弓手から花の匂いでは無いと指摘されます。
ほどなく匂いの原因が露になりました。
川岸に串刺しにされた只人の死体が設置されていました。
甘い匂いは腐った死体の匂いでした。
女神官は吐き出してしまいました。
ゴブリンが根拠地として使っている遺跡に到着しました。
川を堰き止めるもの、というのは遺跡の事だったようです。
船を係留して遺跡に侵入する事になりました。
見張りのゴブリンを殺して匂いを消す作業に取り掛かります。
ゴブリン退治をする事になるとは思っていなかった妖精弓手と女神官は香袋を持ってきていません。
二人は泣く泣くゴブリンの臓物で匂いを消す事になりました。
遺跡に侵入して歩哨を殺して扉を開ける事になります。
妖精弓手が鍵開けの手業を使い鍵を開けました。
ゴブリンが使っている武器が良い物である事が気がかりです。
鉱人道士は、此処では火を使えないのでゴブリンが剣を鍛えた可能性は無い、と言っています。
扉に油を指して音が鳴らないようにしてから一党は遺跡の中に入りました。
ゴブリンは侵入者の存在に気が付いていません。
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第6章 闇の奥
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ゴブリンスレイヤー達は一旦遺跡の最下層を目指す事にしました。
最下層から只人のモノと思われて声が聞こえてきます。
最下層ではゴブリン達が食事をしていました。
音を出さずにゴブリンを仕留めたいゴブリンスレイヤーは靴下と膠を使った作戦を考えました。
膠に浸した靴下を女神官に投擲させゴブリンの顔に張りつけます。
呼吸が苦しくなり暴れるゴブリンを殺して回る事になりました。
ゴブリンを倒して周囲を見回すと事切れた冒険者を発見しました。
その近くに石臼が置いてありました。
ゴブリンが擦りつぶしていたのは冒険者でした。
ゴブリンスレイヤー達は死んでいた冒険者を川に流して弔う事にします。
その日は最下層で野営して翌日遺跡を登る事になりました。
階段でかなりの階数を登る事になりました。
階段は最上部で途切れています。
ジャンプ力が乏しい女神官と鉱人道士を蜥蜴僧侶が担いで飛び越える事になりました。
一行は昇降機を発見しました。
昇降機には階数を入力する端末が付いていました。
遺跡の入り口に居たゴブリンから入手した金属板に書かれている数字を入力すると昇降機が動きました。
一行は最上階を目指す事になりました。
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第7章 血を洗え
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昇降機を降りた一行は100匹近いゴブリンの群れに突撃を慣行しました。
狙いはゴブリンシャーマンです。
妖精弓手がゴブリンシャーマンに向けて矢を放ったのですが肩に当たり殺せませんでした。
ゴブリンシャーマンが《眠雲》を使ったのでゴブリンスレイヤー達は睡魔に襲われてしまいます。
攻撃の手が緩んだところをゴブリンに襲われてしまいます。
女神官はお漏らししながらも《浄化》の奇跡の新たな使い方を試しました。
彼女はゴブリンシャーマンの血液を真水に変える事にしました。
ゴブリンシャーマンが苦しみだし《眠雲》の効果が途絶えました。
ゴブリンの血液を真水に変える使い方は地母神の不興を買う事になりました。
地母神は、今回だけですよ、と言って女神官との繋がりを断ってきました。
女神官は不味い事をしてしまったと震え始めます。
そこにゴブリンスレイヤーから「よくやった」との声が掛かりました。
ゴブリンスレイヤーは兜の森人に貰ったエリクシルと毒消しを飲んで復活しました。
押し倒されて襲われている妖精弓手を助け出し水薬を与えます。
鉱人道士にはゴブリンから奪った武器を渡しました。
蜥蜴僧侶は意識がハッキリするとゴブリンへの攻撃を始めています。
蜥蜴僧侶の治癒で一行は動けるだけの体力を得ました。
ゴブリンスレイヤーは遺跡から飛び降りる事を指示しました。
一行が遺跡の最上階からダイブするとゴブリン達はケタケタ笑っています。
ゴブリンシャーマンも一時の混乱から復活して次の計画を考え始めます。
そこを昇降機から噴き出した鉄砲水に襲われる事になりました。
ゴブリンスレイヤーは鉱人道士にトンネルを掘らせて川の水を遺跡内部に引き込んでいたようです。
遺跡は水を漏らさない設計だったので流れ込んだ水が昇降機が動く為の穴を通って最上階に噴き出しました。
残っていたゴブリンは全て水に押し流され地面に激突して潰れました。
ゴブリンスレイヤーは術を温存させた鉱人道士に《降下》を使ってもらいます。
一行は安全に地上に降りる事になりました。
落下中に虹を見る事になりました。
女神官は《浄化》の使い方を誤った事を後悔しています。
虹を見て少しは気が晴れたようですよ。
ダイナミックな結末となりました。
水浸しになった遺跡はエルフたちに何とかしてもらう事になりそうです。
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間章 地獄を奈落へ叩き落とすお話
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勇者、剣聖、賢者のパーティーがゴブリンスレイヤーが戦っている遺跡の地下で戦っていたようです。
剣の乙女が発した警告に従い国王が彼女たちを派遣したのでしょうか?
彼女たちは地獄に繋がっている《転移》門を閉めようとしているようです。
門を閉める事が出来るのが賢者だけなので彼女を守っているようでした。
勇者はこの世界が好きだから戦えているそうです。
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第8章 真夏の夜の夢
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花冠の森姫と兜の森人の結婚式に参列する事になりました。
酒宴が催されて鉱人道士は森人に囲まれて冒険譚をせがまれて困っていました。
蜥蜴僧侶に助成を乞う事になっています。
蜥蜴僧侶が蜥蜴人の伝説について語ろうとすると、そいつには会った事があると言われてしまいます。
流石は不死のエルフですね。
蜥蜴僧侶は事実と伝説の違いを楽しんでくださいと言って語り始めました。
妖精弓手は壁際に立っているゴブリンスレイヤーの元にやって来ました。
彼女は姉から落ち着いたら手紙を書くと言われたのでゴブリンスレイヤーに故郷に手紙を出してみたら?と言ってきました。
ゴブリンスレイヤーは自分は不出来な弟だったので読んで貰えるとは思えないと答えています。
妖精弓手は、よくやっていると思うけど、と返しました。
女の子の楽しみがある、と言って立ち去る彼女に「お前の姉が結婚できて、良かったと思う」と告げました。
妖精弓手はゴブリンスレイヤーから祝いの言葉が出た事が嬉しいようです。
妖精弓手は女神官の元に向かいました。
女神官は地母神に叱られた事を気にしていました。
妖精弓手は女神官に姉の為に祈って欲しいとお願いしてきました。
女神官は地母神に祈りが通じるのか不安そうでしたが祈る事にしました。
女神官は地母神と繋がりを感じ取れたようです、彼女の不安は消えました。
妖精弓手は女神官を連れて受付嬢と牛飼娘の元に向かいます。
二人はエルフが薦めた薄手のドレスを着ていました。
二人の豊かな肢体を見た妖精弓手は100年程経てば自分も姉と同じようになる筈と思う事にします。
4人で姉が投げる花冠を受け取りに向かいました。
牛飼娘は結婚した花冠の森姫を羨ましそうに見ています。
受付嬢と牛飼娘はゴブリンスレイヤーと結婚したいようですね。
牛飼娘は、気後れしている女神官の背を押して、遠慮しない方が良いの、と教えています。
三日三晩を楽しんだ後、一行は辺境の街に帰還しました。
それから随分と時が過ぎたそうですが、妖精弓手の元にはまだ姉からの手紙は届いていません。
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成分美少女卑劣作戦仲間恋愛
評価AAAAAAAAAAB
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