ラノベの感想) ゴブリンスレイヤー 第3巻 (GA文庫)

概略:
秋祭りが迫っている時期にゴブリン退治の依頼が無くなりました。ゴブリンスレイヤーはそれを訝しんでいますね、警戒心を高めているようです。午前は牛化娘、午後は受付嬢と秋祭りデートする事になりました。受付嬢とのデートが終わった時に復讐者に襲われました。彼の存在からゴブリンを指揮している何者かの存在を疑いました。祭りが始まる前に準備した罠を駆使して街を襲撃しようとしているゴブリンを駆逐する事に成ります。

レーベル:GA文庫
発行日:2016/9/30
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-7973-8834-3
雰囲気:二人で冒険、牛飼娘とデート、受付嬢とデート、復讐者、ゴブリン退治
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第1章 秋に満ちる月
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牛飼娘がベーコンを作りながらゴブリンスレイヤーの帰りを待っています。
彼女はゴブリンスレイヤーをお祭りに誘いたいなと思っているようです。
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ゴブリンスレイヤーと女神官はゴブリン退治の最中でした。
今回は二人だけで討伐にやってきているようです。
女神官は投石紐を使い礫を投げられるようになっていました。
彼女の投げた礫がゴブリンに当たり怯ませる事ができました。
ゴブリンスレイヤーから「良くやった」と褒められて嬉しくなっています。
女神官はゴブリンスレイヤーの体調管理に気を配っているようです。
水を差し出し給水させています。
同じ水袋から水を飲む事を恥ずかしがっています。
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妖精弓手がギルドの酒場で悪酔いしてゴブリンスレイヤーへの不満をぶちまけています。
彼女は冒険に誘ったのですがゴブリン退治ではないと知ったゴブリンスレイヤーに断られました。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶の3人では戦力不足なので槍使いと魔女をパーティーに引き入れました。
5人で人に化けていた悪魔の討伐を行ったそうです。
仕事を終えてギルドの酒場で打ち上げを行っているようです。
そこに仕事上がりの受付嬢も同席していました。
槍使いが受付嬢にアプローチしようとして魔女に邪魔されています。
痴態をさらしている妖精弓手は酔客の肴になっているようですよ。
受付嬢は魔女が自分に協力的な事を不思議に感じています。
魔女は槍使いが好きなので自分はライバルになるのに何故なんだ?と思っているようです。
魔女は受付嬢をゴブリンスレイヤーとくっ付けて槍使いに諦めさせようとしているように思えます。
ゴブリンスレイヤーが報告の為にギルドに戻って来ました。
彼の姿を発見した妖精弓手が彼の事を呼びつけます。
眠くてフラフラな女神官を二階の宿舎に向かわせゴブリンスレイヤーが席にやってきました。
妖精弓手はもどったなら友達に挨拶ぐらいしなさいと文句を言っています。
受付嬢はすかさず席を空けゴブリンスレイヤーを隣に座らせました。
ゴブリンスレイヤーから冒険の報告を聞く事にして彼と会話を始めています。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンの装備が整っていたと報告しています。
ゴブリンについて詳しい知識を持っているのは受付嬢とゴブリンスレイヤーだけなので会話が弾んでいる様に見えます。
槍使いは自分もゴブリンについて学ぼうかなと考え始めています。
受付嬢が勇気を振り絞りゴブリンスレイヤーを秋祭りに誘いました。
予定を聞かれたゴブリンスレイヤーは「ゴブリン」と答えます。
受付嬢はゴブリン以外と切り返しました。
ゴブリンスレイヤーが予定が無いと答えたので秋祭りに誘うと承諾してくれました。
受付嬢は正午からゴブリンスレイヤーと一緒に祭りを回る事になりました。
ゴブリンスレイヤーが帰ると妖精弓手が受付嬢に「ゴブリン以外で」ってセリフを自分も使っていいか聞いてきました。
妖精弓手はゴブリンスレイヤーを冒険に連れ出したいだけだから祭りを一緒に回れなくても良いんだと強がっています。
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ギルドを出たゴブリンスレイヤーは牛飼娘と出会いました。
彼女は牧場の資金繰りについて相談に来ていたそうです。
一緒に帰る事になります。
牛飼娘がゴブリンスレイヤーを秋祭りに誘います。
受付嬢と一緒に回る事になっていると教えれます。
他のメンバーも誘ったのだげど断られたと言っています。
牛飼娘は先を越されたかーと焦っています。
午前中が空いていると聞いて無理と承知で一緒に祭りに行きたいと言ってみました。
受付嬢との約束は正午なのでゴブリンスレイヤーは牛飼娘の誘いに応じる事にします。
牛飼娘は嬉しそうにぴょんぴょんはねていますよ・・・巨大なおっぱいが揺れています。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘が喜んでいる理由が分かっていないようです。
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間章 意外と面倒くさかった女の人のお話
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剣の乙女は祭りに行けないので不貞腐れているようです。
ベットの上でゴロゴロ転がっているようですよ。
彼女のお世話をしている人がゴブリンスレイヤーの事を引き合いに出すとヤル気になったようです。
意外と簡単にコントロールできる人の様ですね。
しかし女神官の話題が出ると再び拗ね始めたようです。
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第2章 前夜祭
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ゴブリンスレイヤーは暗いうちに起きだし暗い場所で物を見る訓練をしているようです。
牧場の守りが壊れていないか確認する作業が終わる頃に牛飼娘が起きてきました。
彼女は下着の上にシーツを纏った姿で窓から身を乗り出しています。
これはアピールでしょうか?
ゴブリンスレイヤーは牧場の周辺の確認が終わると装備品の修繕を始めました。
農具なども手入れしようと考え納屋をでると牧場主の叔父さんが立っていました。
叔父さんから牛飼娘を祭りに誘ったのか?と問われる事になりました。
叔父さんは娘を心配する父親のような心境の様です。
ゴブリンスレイヤーの周囲の女性が多い事を案じているようです。
叔父さんは牛飼娘を悲しませるなと言っています。
ゴブリンスレイヤーは、分かっています、と答えていますが、彼が意味を理解しているのか不安になったようですよ。
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ゴブリンスレイヤーはギルドの道具屋に向かいます。
そこでビキニアーマーを前に買うか悩んでいる女騎士に出会いました。
おっぱいと腰と肩しか鎧が無いビキニアーマーでは腹を守れません。
ゴブリンスレイヤーはこれを着て冒険に出る理由が理解できないようです。
回避能力が高い冒険者ならば使いこなせるのか?と疑問に思っています。
ゴブリンスレイヤーが現れた事に女騎士は驚いていました。
女騎士が悩みを打ち明けてきます。
彼女は女性冒険者が結婚相手を見つけるのは難しいと教えてくれました。
彼女は同じパーティーに所属している重戦士の事が好きなようです。
重戦士に女性的な魅力を示したくてビキニアーマーの購入を検討していたようです。
ゴブリンスレイヤーはいつも全身鎧で武装している彼女に、平時は普通の洋服を着てみてはどうか、と助言しました。
女性騎士は、お前は良い奴だよな、と言って去って行きます。
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ゴブリンスレイヤーは道具屋でスコップや材木を買い込みました。
何かを作ろうとしているようです。
店主から南洋式の変わった短剣を勧められ購入する事になります。
相手に投げつけて切り裂く為の短剣だそうです。
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店を出たゴブリンスレイヤーは掲示板でゴブリン退治の依頼がないか確認しています。
残念な事に依頼書は貼られていませんでした。
受付に行き座っていた監督官にゴブリン退治の依頼がないか確認しています。
彼女から依頼が入っていないと聞いてゴブリンスレイヤーは不信感を持ちます。
ゴブリンは頻繁に湧いて出るので依頼が無い事に不信感を抱いたようです。
彼女から前回の依頼料を受け取る事になります。
詳しい報告がまだなのでこの場で報告しようか?と問いかけると、後日にして欲しいと言われました。
監督官は受付嬢から会話の機会を奪うのを避けたようです。
受付嬢は祭りの日に半休を取る為に書類仕事を片付けているそうです。
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ギルドを出ようとしていたゴブリンスレイヤーは女神官と出会いました。
彼女は何だか赤い顔をしています。
彼女に報酬を渡しています。
ゴブリンスレイヤーは報酬を均等に分けているようです。
女神官は装備品を買う為に防具屋にやって来たそうです。
見繕うのを手伝おうか?と聞くと、慌てた様子で、大丈夫です、と言われてしまいます。
ゴブリンスレイヤーは彼女に任せる事にしてギルドを出ました。
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ギルドの裏手にある空き地で購入した物品を使い罠の製作を始める事にします。
そこに鉱人道士と蜥蜴僧侶がやってきました。
二人は祭りで使う天灯を作りに来たそうです。
三人で車座になり作業を始める事になりました。
そこに妖精弓手がやってきて物珍しそうに三人に質問を始めています。
昼を回ったので食事を終えた年少の冒険者たちが帰って来ました。
彼らはゴブリンスレイヤー達に興味を持ち近付いてきました。
鉱人道士と蜥蜴僧侶が作り方を教えながら一緒に天灯を作る事になりました。
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夕方になりゴブリンスレイヤーがご飯を食べていないと聞いて妖精弓手が彼を酒場に連れ出しました。
そこは旅人などが使う宿に併設されている酒場でした。
みすぼらしい全身鎧を着ているゴブリンスレイヤーは目立っています。
妖精弓手から食事の時も鉄兜を取らないのか?と聞かれてゴブリンが出たら困ると言って外しませんでした。
妖精弓手が奢ると言っているので彼女に注文を任せる事にします。
しかし葡萄酒を頼んでいたので止めようとしました。
悪酔いしそうだと危惧したのですが妖精弓手が聞き入れてはくれませんでした。
妖精弓手から女神官が装備品を購入したのを知っているか?と問われます。
ゴブリンスレイヤーが何を購入したのかは知らないと答えると、意外そうにしています。
女神官が何を購入したのか教えない方が面白そうだと言っていました。
ゴブリンスレイヤーと妖精弓手がゴブリン退治以外の冒険に行く事を約束しています。
妖精弓手から午前中に牛飼娘と一緒に祭りをまわる計画を考えているのか問われました。
受付嬢は自分でなにやら計画を建てているらしいので余計な心配はしないと言っています。
ゴブリンスレイヤーがノープランだと知り呆れています。
妖精弓手は牛飼娘の好きそうな場所を回りなさいと助言しています。
一緒にゴブリン退治以外の冒険に行く約束を取り付けられて妖精弓手はご機嫌なようです。
酔いつぶれた彼女を宿屋に運びゴブリンスレイヤーは残りの作業に取り掛かる事にします。
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ゴブリンスレイヤーは街の周辺の獣道に穴を掘って罠を作っていました。
人間の背丈くらいの穴を掘り、購入した材木を削って作った杭を底に設置します。
穴の上に布を被せてから塞ぎ目印を置いています。
掘り返した泥の始末をしていると始めて見る戦士に「何をしている!」と声を掛けられます。
名前を聞かれてゴブリンスレイヤーと答える事にしました。
小鬼を殺す者、と言われた戦士は、正気とは思えないな、と感想を漏らします。
彼が銀等級の冒険者だと分かると警戒を解いてくれました。
声を掛けてきたのは女の戦士で他に戦士と術者の仲間が居ました。
彼女たちは女三人のパーティーのようです。
戦士風の小柄な女は罠の上を通ったようですが罠に落ちませんでした。
その小柄な女がリーダーのようですね。
時間が遅いので宿の心配をするべきじゃないのか?と助言すると彼女を先頭に慌てて街に向かっていきました。
彼女たちが街道から離れた藪の中から現れたのは不思議ですがゴブリンじゃないので捨て置く事にしました。
ゴブリンスレイヤーは罠を仕掛ける場所を搾る必要があるな、と考えています。
街の周辺で何かが起ころうとしているような?
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間章 今年の奉納について悩むお話
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女神官は神に奉納する祝詞を書くことになったようです。
畏れ多いと思いつつ外の世界で見てきた事を伝えようと考えています。
彼女は何と書いたのでしょうか?
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第3章 夢みる収穫祭
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牛飼娘が着ていく服に悩んでいました。
下着姿で沢山の服を並べて選んでいます。
下着にも気を遣うべきなのか?と悩んでいると叔父さんが声を掛けてきました。
叔父さんが牛飼娘の母親のモノだった青いドレスをプレゼントしてくれました。
牛飼娘は青いドレスを着てゴブリンスレイヤーの元に向かいます。
叔父さんはゴブリンスレイヤーから教えて貰った「あいすくりん」を作って売り出すそうです。
ゴブリンスレイヤーはいつもと同じ革鎧と鉄兜姿でした。
街に繰り出した二人は屋台で朝食を食べてからお祭りを回り始めました。
ゴブリンスレイヤーが、ちょっと待っていろ、と言って牛飼娘の元を離れます。
待っている間に牛飼娘は昔の事を思い出しています。
戻って来たゴブリンスレイヤーの手には子供用の指輪が握られていました。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘が子供の頃に、その手のアイテムが好きだったと思いだして買ってきたようです。
牛飼娘は子供用だよ、と笑いながら大事そうにポケットにしまっています。
ゴブリンスレイヤーを呼び止める声が掛かりました。
声を掛けてきたのは少年斥候、少女巫術師、新米戦士、見習聖女でした。
新米戦士に、おっさん、牧場の姉ちゃんとデート!?と言われています。
ゴブリンスレイヤーは「違う」「俺はまだ20歳だ」と否定していました。
デートを否定されなくて牛飼娘は嬉しくなっています。
少女巫術師がゴブリンスレイヤーに助けを求めてきました。
ゴブリンでは無いと聞いてゴブリンスレイヤーは興味を失ったようです。
少女巫術師と見習聖女が牛飼娘の巨乳をちらちら見ながら自分のおっぱいを見て溜息をついています。
二人はおっぱいが大きくならないのが不安なようです。
牛飼娘から「大丈夫だよ。二人とも、おっきくなるから」と言われても不安なようでした。
少女巫術師のお願いとは、酒場で行われている蛙象の口に玉を投げ込むゲームに熱中している少年斥候と新米戦士を止めて欲しいってモノでした。
牛飼娘に頼まれてゴブリンスレイヤーが手本を見せる事になりました。
ゴブリンスレイヤーは子供の頃から、この手のゲームが得意だったそうです。
投げた玉が悉く口に入り景品のレモネードを貰う事ができました。
手本を示したゴブリンスレイヤーは、やってみろ、と少年斥候と新米戦士を促しました。
コツを聞かれて「練習だ」と答えています。
牛飼娘が貰った指輪を指に付けて欲しいとお願いしてきました。
ゴブリンスレイヤーはどちらの手に付けるんだ、と淡々と聞いてきます。
牛飼娘は左手にと言いたかったようですが右手の薬指に付けて貰う事にしました。
イマイチ勇気が足りなかったようです。
ゴブリンスレイヤーと牛飼娘の動向を妖精弓手が観察していました。
彼女は同じゲームで散財してしまったそうです。
ゴブリンスレイヤーに負けて悔しそうにしています。
名残惜しそうにしている牛飼娘と別れる事になりました。
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間章 神官長がお祭りの準備をするお話
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神官長は女神官の事を可愛がっているようです。
彼女に舞手を任せる事になっているそうです。
神官長の元に勇者がやってきているようですね。
勇者は街に来る前にリビングメイルのような人物に会ったと言っていますね。
多分ゴブリンスレイヤーの事だよね。
神官長も女神官がパーティーを組んでいるゴブリンスレイヤーの事を知っているようです。
神官長もゴブリンスレイヤーの在り方を問題だと思っているようです。
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第4章 大事なのは笑顔
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待ち合わせ場所に行くと受付嬢は既に待っていました。
彼女は普段の自分を見て貰おうと考え白いブラウス姿で待っていました。
屋台で買い食いしながら街を回る事になりました。
行き先をゴブリンスレイヤーに任せると彼は路地や川を見て回っています。
受付嬢は川に浮かんだ船の中に着飾った女騎士と重戦士を見つけて微笑んでいます。
女騎士は勇気をだして重戦士を誘ったようですよ。
受付嬢が今日のゴブリンスレイヤーの運勢を訪ねてきました。
ゴブリンスレイヤーはまだ分からないと答えます。
受付嬢は午前と午後で別の女の子とデートできているのだから幸運だと思いますよ?と言い返しています。
ゴブリンスレイヤーが街の警戒を行っていると分かった受付嬢は彼の事をギルドの見張り搭に連れて行きました。
ここから街全体を眺める事ができます。
これで安心出来ましたか?と問いかけました。
地上から天灯が舞い上がって来ました。
受付嬢は幻想的な風景をゴブリンスレイヤーに見せたかったようです。
地母神に捧げる神楽が始まりました。
舞っているのは女神官です。
ゴブリンスレイヤーは妖精弓手が秘密だと言っていた理由を理解しました。
女神官は大きく肌が露出した戦装束を着ていました。
ゴブリンスレイヤーは受付嬢の問いに対して、安心などしたことがない、と答えました。
戦っても得られるものは勝算であり勝利ではないと言っています。
受付嬢はやるせなくなったようです。
ゴブリンスレイヤーは天灯に導かれて死んだ者の魂が無事に帰れただろうか?と言っています。
受付嬢は、きっと安心して帰ったと思いますよ、と答えています。
祭りが終わったので二人はギルドの中に戻りました。
祭りの間ギルドは営業していないので真っ暗です。
そこを襲われる事になりました。
受付嬢は入り口のカギを開けておいたのですが閉められていました。
異変に気が付いたゴブリンスレイヤーが受付嬢を床に引き倒してテーブルを倒して防御壁にします。
襲い掛かって来たのはゴブリンの様に小柄な誰かでした。
襲撃者が素早かったので真面に戦っては勝てないと判断したゴブリンスレイヤーは死んだふりをしました。
襲撃者は毒を塗った投げナイフを使ってきました。
ナイフがゴブリンスレイヤーの身体に刺さります。
ゴブリンスレイヤーが倒れ込んだので襲撃者は動きを封じたと思い近づいてきました。
ゴブリンスレイヤーに恨みを持っているらしく只人の言葉で悪態をつきながらゴブリンスレイヤーを蹴りつけてきました。
受付嬢は、やめてください、と叫びますが、相手を刺激しただけでした。
楽に死ねると思うなよ、と凄んできます。
これに対して、ゴブリンスレイヤーから「そうか」との声が掛かりました。
ゴブリンスレイヤーは襲撃者の身体に剣を突き刺して内臓を掻き回しました。
襲撃者はあっけなく殺されました。
ゴブリンスレイヤーが死んだと勘違いしていた受付嬢は彼が無事だったと分かり安心して泣き出しました。
ゴブリンスレイヤーは紛らわしい戦い方を選択した事を謝っています。
正体を確認すると先日、受付嬢とゴブリンスレイヤーによって降格処分を受けた圃人でした。
受付嬢は怨恨による犯行だと思ったようですがゴブリンスレイヤーの見解は違いました。
ゴブリンスレイヤーは祭りが近付いている時期にギルドや酒場で彼の姿を目撃していました。
酒場では仲間と思われる相手と話し込んでいました。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンが関係していると判断して迎撃に出る事にします。
健気にも受付嬢は後始末を引き受け、ゴブリンスレイヤーを送り出す事になりました。
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間章 神さまが新しいお話をつくった時のお話
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《幻想》の女神が作り出したお話を進めているとサイコロの出目が悪く失敗に終わりました。
いじけた《幻想》が用意したアイテムを放置していたので《真実》が流用してしまいます。
いじけていた《幻想》がそれに気付いた時にはお話が進んでいました。
後始末まできちんとして欲しいところです。
《幻想》の女神・・・冒険者にとっては迷惑な存在ですね。
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第5章 シナリオは覆る
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街からでようとしているゴブリンスレイヤーの元に女神官が駆け寄って来ました。
彼女はゴブリンスレイヤーの元に行けとの託宣を受けたと言っています。
慌ててやって来た彼女は神楽で着ていた露出過多の戦装束を着ています。
街を出ると妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶が待っていました。
妖精弓手には街で密会していた怪しいパーティーの話が聞こえていたそうです。
ゴブリンスレイヤーが迎撃にでると考えて街の外で待っていたそうです。
ゴブリンスレイヤーは街の四方に影が見えたのでゴブリンの襲撃があると説明します。
自分なら酒に酔って浮かれている巣を襲撃するので祭りに乗じてゴブリンが攻めて来ると説明しました。
敵の数が多いので他の冒険者に助けを求めるか?と問われたゴブリンスレイヤーは気をつかいました。
彼らも祭りの余韻に浸っているだろうと考え自分たちだけで防衛すると決めました。
ゴブリンスレイヤーは街の周りに罠を仕掛けてありました。
最初に向かった先で罠として仕掛けられていた槍に串刺しにされるゴブリンを見る事になります。
罠を抜けたゴブリンはゴブリンスレイヤーと蜥蜴僧侶に殺されました。
妖精弓手は槍を使った罠は禁止と言っています。
ゴブリンスレイヤーは罠の作り方を姉に習ったそうです。
彼の父親は猟師をしていたそうです、姉は父親に教わったそうです。
ゴブリンが多方向から侵攻してきたのでパーティーを分ける事にしました。
女神官と妖精弓手、ゴブリンスレイヤーと鉱人道士と蜥蜴僧侶に別れる事になります。
女神官を囮に使い妖精弓手が射殺す事になっています。
妖精弓手は、ゴブリンを全滅させてから囮に使われた女神官に、怒ってもいいのよ、と言っています。
女神官はゴブリンスレイヤーの事を仕方ない人ですから、と言って彼の指示を受け入れています。
ゴブリンスレイヤーたちは落とし穴の周囲でゴブリンを待っていました。
ゴブリン達は落とし穴がある一帯に足を踏み入れる事になり逃げ惑う事になっています。
相当数のゴブリンを殺しましたがボスらしきゴブリンが存在しない事に気が付きます。
ゴブリンスレイヤーは何者かがゴブリンを指揮していると予想しています。
ゴブリンスレイヤーは女神官と妖精弓手と合流して牧場近くで待ち構える事にしました。
空模様が怪しく、妖精弓手と女神官が不安がっています。
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間章 黒幕が舞台裏で調子にのるお話
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ゴブリンを率いている闇人(ダークエルフ)は祭りで浮かれている街を襲い生け贄を手に入れようと考えています。
彼の住処を6人の冒険者が襲撃したようですが全滅させられました。
闇人は混沌の神々から託宣を受けた使命を全うしようとしているようです。
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第6章 七つの威力
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牧場の窓から雨が降っている景色を眺めていた牛飼娘はゴブリンスレイヤーが戻って来た事に気が付きました。
ゴブリンスレイヤーは大きな樽を転がしています。
これから用があると言って出かけていくゴブリンスレイヤーを見送る事になります。
朝食にシチューが食べたいとリクエストしてきました。
ゴブリンスレイヤーからリクエストが貰えて牛飼娘は嬉しくなっています。
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ゴブリンスレイヤーは牧場にある燻製釜に向かいます。
そこでは鉱人道士が火をおこして釜の準備を整えていました。
ゴブリンスレイヤーの転がしていた樽には大量の干し魚が入っていました。
ゴブリンスレイヤーは魚の燻製を作り、その煙をゴブリンに嗅がせる事にしました。
やって来たゴブリンは煙に巻かれて動きを鈍らせる事になりました。
動きが鈍っているゴブリンを蜥蜴僧侶が作り出した竜牙兵に殺させています。
見かねたゴブリンの指揮官が奇跡を使い煙を吹き散らしました。
予定よりも数を減らせなかったのですがゴブリンスレイヤー達はゴブリン達に突撃して掃討を始めます。
ゴブリンスレイヤーは女神官に、お前が要だ、と言って走り出しました。
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶がゴブリンを掃討している間にゴブリンスレイヤーと女神官は敵の指揮官に向かいます。
敵の指揮官は闇人でした。
闇人は只人のゴブリンスレイヤーよりも身体能力が優れています。
更に闇人は混沌から授かった奇妙な腕のオブジェクトを使い背中から5本の腕を生やしました。
7本の腕で攻撃されてゴブリンスレイヤーは劣勢になります。
しかし女神官が《聖光》を使って目潰しを行ったので攻撃を当てる事ができました。
ゴブリンスレイヤーの剣にはギルドで襲って来た圃人から回収した毒が塗られていました。
闇人は苦しみ始めます。
追い詰められた闇人は奥の手である百手巨人(ヘカトンケイル)を呼び出そうとします。
闇人が矢を退ける奇跡を使っているので妖精弓手の矢は弾かれてしまいます。
闇人との距離が離れているので直接剣で斬る事はできません。
ここでゴブリンスレイヤーは新兵器を使う事にしました。
彼は購入したばかりの南洋式の投げナイフを投擲しました。
短剣扱いの投げナイフが闇人の腕を斬り落としました!!
痛みにより闇人は詠唱を中断する事になってしまいました。
同時に矢を弾く奇跡も無効となり妖精弓手の矢が闇人を射抜きました。
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死に逝く闇人はゴブリンスレイヤーの事を自分の計画を邪魔して回っていた勇者の関係者だと誤認しています。
確かに水の街で邪魔をしたし、生け贄の女の子を救出しましたが勇者とは無関係です。
ゴブリンスレイヤーは彼の誤解を正してあげています。
「俺は」「小鬼を殺す者だ」これは言わないであげた方が良かったかも知れないね。
闇人は遠大な計画を巡らせていたようですがゴブリン退治を理由にして計画の多くを阻まれてしまったようです。
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間章 勇者さまが初手ぶっぱするお話
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闇人が召喚しようとしていた百手巨人(ヘカトンケイル)は勇者一党が魂だけになり倒してしまったようです。
ヘカトンケイルは実際には1000本の手を持っていたそうですよ。
それを簡単に倒してしまう勇者は恐ろしいですね。
勇者はおっぱいが小さい事を気にしています。
剣士は巨乳ちゃんなようです、術師のおっぱいは小ぶりなようです。
二人で剣士のおっぱいに嫉妬心を向けています。
秋祭りが楽しかったので来年も来たいなと勇者は考えていました。
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第7章 なんでもない日を祝おう
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牛飼娘が牧場でゴブリンスレイヤーの耳掃除をしていました。
当然ですが彼女の膝にゴブリンスレイヤーの頭が乗っていますよ、羨ましいですねー。
秋祭りを経て二人の関係が進展したように思えますね。
片側が終わったところでパーティーメンバーがやって来ました。
ゴブリンスレイヤーは仲間が到着する前に鉄兜を装備して準備を整えていました。
ゴブリンか?と問うと、妖精弓手から、不本意だけどそうだ、との返事が返ってきました。
受付嬢に泣きつかれてゴブリン退治を引き受けたそうです。
女神官が既に必要な品を購入済みでした。
ゴブリンスレイヤーは彼女ももう立派な冒険者になったと感じています。
行き先は山の手の方だそうですよ。
結構大掛かりなゴブリンの群れが居るそうです。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘に、行ってくる、と告げてゴブリン退治に向かいました。
ゴブリンスレイヤーにとっての日常が戻って来ました。
牛飼娘も日常に戻る事にします。
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成分美少女卑劣作戦仲間恋愛
評価AAAAAAAAAA
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