ラノベの感想) ゴブリンスレイヤー 第4巻 (GA文庫)
概略:
ゴブリンスレイヤーの周囲の人々の活動が語られます。新米戦士が武器について助言を受けています。依頼で向かった村でゴブリンから少年を助けます。ゴブリンスレイヤーが居ない間に牛飼娘が女神官と遊んでいます。受付嬢が妖精弓手に下着を購入させようと奮闘しています。ゴブリン退治以外の依頼を受けて重戦士と槍使いと一緒に塔の上で魔術師と戦います。ゴブリンスレイヤーが金策に励んでいた理由が判明します・・・意外な理由でした。
レーベル:GA文庫
発行日:2017/1/31
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-7973-8955-5
雰囲気:助言、憧れ、挑戦、心境、友達、転落死、勇者、下着拒否、回想、近況
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第1章 新米戦士と見習聖女のお話
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新米戦士と見習聖女は街の下水道の中で巨大鼠と黒蟲を退治していました。
黒蟲とはゴキブリの事だろうか?
巨大鼠に噛まれると毒がまわり死んでしまうようです。
その戦闘で見習戦士は剣を落としてしまいました。
二人は同郷の出身で見習聖女を心配した新米戦士が同行する事にしたようです。
お金の無い二人は新たな剣を買う事ができません。
誰かに借りるか?と考えていると、槍使いと魔女がやって来ました。
予備の武器が余っている槍使いは、貸すのは良いが振れないだろう、と言っています。
新米戦士と槍使いでは筋力が違うので彼の武器を借りても使えないようです。
魔女が探し物に近づくと温度が上がる魔法の蝋燭をくれました。
売ってお金に換えても良いし探し物に使っても良いと言ってくれました。
新米戦士と見習聖女は受付嬢から巨大鼠や黒蟲を退治するコツを聞き出そうとしています。
受付嬢は鎖帷子で守りを固めて戦えば良いんですと教えてくれました。
商売上手な彼女は中古品なら安く提供できますよ、と言っています。
見習聖女は死んだ冒険者が使っていた装備ですよね、と言って難色を示しています。
そこにゴブリンスレイヤーと女神官が戻って来ました。
新米戦士はゴブリンスレイヤーから助言を貰う事になりました。
彼はゴブリンスレイヤーが棍棒を使っている事に驚いたようです。
ゴブリンスレイヤーから棍棒は刃こぼれする事が無いので使いやすいと聞かされました。
見習聖女は女神官にゴブリンスレイヤーを誤解していた事を謝っています。
新米戦士は棍棒を使う事になりました。
見習聖女と共に剣探しを兼ねた巨大鼠退治に出かけました。
棍棒は彼の予想を超えて使いやすかったようです。
難点は剣で戦うよりも疲れることでした。
二人の前に巨大な黒蟲が現れました。
魔法の蝋燭は巨大黒蟲の腹の中に失くした剣が収まっていると示しています。
巨大黒蟲を見た二人はお漏らししてしまったようですが、果敢に黒蟲退治を慣行しました。
見習聖女に《聖撃》を使ってもらい巨大黒蟲をひっくり返しました。
新米戦士が黒蟲の上に乗っかり頭を叩き潰して倒しました。
黒蟲の腹の中から剣を取り戻す事ができました。
生き残れた事を幸せに感じた二人は奮発した夕食を取る事になりました。
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第2章 ある男の子のお話
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開拓村に住んでる少年が姉の言いつけを守らずに東の森に入りました。
畑仕事をしている村人からゴブリンが出たから危険だと注意されたのですが好奇心が勝ったようです。
街に出掛けた幼馴染の女の子に冒険譚を自慢しようとの考えもあったようです。
少年は森の中でゴブリンと遭遇する事になってしまいます。
少年を見つけたゴブリンの方も驚いたようです。
動きが止まった所を少年が持っていた木剣で殴りました。
ゴブリンは傷を負いましたが生きています。
少年は怖くて森の中を走り回る事になりました。
逃げた先で三匹のゴブリンを発見してしまいます。
村に知らせようとしましたがゴブリンに見つかり殺されそうになってしまいます。
そこに冒険者が現れて少年を救ってくれました。
冒険者は鉄兜と革鎧で武装していました。
少年が思い描いていた冒険者象からはかけ離れていて小汚い格好をしています。
この冒険者はゴブリンスレイヤーだよね。
少年は背後からゴブリンが襲い掛かろうとしている事を知らせます。
ゴブリンを屠った冒険者は少年に「助かった」とお礼を言ってきました。
冒険者はゴブリンの巣と思われる洞窟に入って行きました。
少年は東の森に入った事がバレてしまい姉に叱られる事になっています。
冒険者を助ける事ができた少年は興奮しているようですよ。
恐らく街から帰って来た幼馴染の女の子に自慢するのだと思われます。
少年は幸運だったよね。
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第3章 酒場の女給のお話
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獣人女給は酒場で食事をしないゴブリンスレイヤーに不満を持っていました。
何とかして彼に酒場で食事をさせようと奔走する事になります。
獣人女給はその日の残り物を工房の丁稚に差し入れしているようです。
彼女が丁稚に気があるのかと云うとそうでも無いようです。
獣人女給が丁稚にゴブリンスレイヤーが酒場で食事をしない事を愚痴っています。
丁稚はゴブリンスレイヤーがシチューが好きだと聞いた事があると教えてあげます。
獣人女給は牛の肉を使ったシチューを作りゴブリンスレイヤーに食べさせようと考えました。
シチューの出来は良かったのですが厨房を預かる圃人の料理長に冒険者には向かないと言われてしまいます。
料理長は獣人女給に自分で理由に気付いて欲しかったようです。
受付嬢と監督官が遅めの昼食を採りにやって来ました。
二人からシチューが冒険者に好まれない理由が語られます。
トマトを使った赤黒い汁に肉が浮いているシチューは血の様に見えるので好まれないそうです。
その日もゴブリンスレイヤーは酒場で食事する事無く帰って行きました。
余ったシチューは丁稚に食べさせる事になっています。
丁稚から牛飼娘に理由を聞いてみるべきだと助言を貰う事になります。
獣人女給が牧場からの搬入品の受け取りをやっているようです。
獣人女給は牛飼娘からゴブリンスレイヤーが好きなシチューのレシピを聞き出す事になりました。
教える前に牛飼娘は獣人女給がゴブリンスレイヤーに気があるのではないか?と警戒したようです。
獣人女給が否定したので彼女の事を信じる事にしたようです。
牛飼娘はそのシチューのレシピをゴブリンスレイヤーの姉から教えて貰ったようです。
受付嬢も獣人女給に協力しているようですねゴブリンスレイヤーに酒場に行くように指示してくれました。
やってきたゴブリンスレイヤーに味見と言ってシチューを食べさせています。
ゴブリンスレイヤーは獣人女給の作ったシチューを美味しいと感じたようです
獣人女給はゴブリンスレイヤーが酒場で食事して行くと思ったようですがその日も断られました。
ゴブリンスレイヤーは人を待たせていると言っていました。
覗き込んだ彼の目を見て獣人女給は酒場で食事をしない理由を理解しました。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘が牧場で待っているので食事をしないで帰っているようです。
獣人女給は「ごちそうさま」と言って彼を送り出しました。
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第4章 ありふれたゴブリンの巣のお話
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番兵をしているゴブリンは自分の境遇に不満を持っていました。
全てのゴブリンは自分勝手で他のゴブリンの役割を楽で羨ましいと思っています。
物見のゴブリンが酒を呑んで遊んでいたので槍で殴ろうとして失敗します。
相手は3匹だったので凄まれて萎縮しています。
番兵はボスを殺して自分がボスになる事を夢想しています。
実現性が皆無の計画なのですがやれると思っているのが滑稽です。
番兵は見張っていた雌をいたぶり気晴らしをしていました。
そこに冒険者が襲撃してきました。
番兵は小賢しくも窪みに隠れて冒険者をやり過ごし自分が手柄を立てるチャンスを待ちます。
冒険者が物見の三匹を殺して安心しているところに後ろから飛び掛かりました。
番兵は自分が足音をたてている事に気が付いていませんでした。
振り返った冒険者にあっけなく殺されました。
襲撃してきた冒険者はゴブリンスレイヤーでした。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンを殺して武器を奪い淡々とゴブリンを殺してまわります。
最後に残った田舎者(ホブ)は囲っていた雌の元に行き彼女を肉の盾として使ってきました。
ゴブリンスレイヤーに武器を捨てろと命じているようです。
ゴブリンスレイヤーは従う振りをして田舎者の股間を蹴り上げて玉を潰しました。
雌を放して痛みで転がる田舎者の脊椎を切断して殺しました。
ゴブリンスレイヤーは拾った彼女の槍を返してあげます。
捕まっていたのは冒険者だったようです。
ゴブリンスレイヤーは彼女を担いで洞窟を出ました。
ゴブリンの屑っぷりが良く出ていました・・・全滅しています。
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第5章 彼がいない日のお話
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全裸で寝ていた牛飼娘が目覚めました。
ゴブリンスレイヤーが留守なので目覚まし代わりの足音が無いので寝起きが辛そうです。
牛飼娘のおっぱいは未だに成長中のようですよ。
頻繁に下着や服を買い替えると叔父さん悪いと思っています。
しかしサイズの合っていない下着では身体に悪いと言われているし、どうしよう、と悩んでいます。
朝食が終わると叔父さんから街に行ってきたらどうだ?と言われました。
叔父さんは牛飼娘が牧場の手伝いを優先して遊んでいない事を危ぶんでいるようです。
牛飼娘は色々と言い訳して遊びに行くのを回避しようとしています。
しかし叔父さんの頑なな態度に折れる事にしました。
一人で街まで遊びに来た牛飼娘は途方に暮れる事になっています。
彼女は友達と呼べる存在が受付嬢と獣人女給しか思い当たりませんでした。
何をすれば良いのか悩んでいる牛飼娘に女神官が声を掛けてきました。
彼女は今回の冒険では留守番している事になったそうです。
彼女も街にきたは良いけど、何をするか悩んでいました。
牛飼娘は女神官を誘って街をぶらぶらする事にしました。
二人が向かったのはギルドに併設されいる武器屋です。
そこでビキニアーマーを見て驚いています。
牛飼娘と女神官は胸と下腹部と肩しか覆わないビキニアーマーに需要があるのか不思議がっています。
丁稚が男性冒険者にアピールしたい女性冒険者に需要がある事を教えてくれました。
二人はビキニアーマーを試着してみたそうです。
開店前の酒場で妖精弓手、受付嬢、監督官がテーブルゲームに興じていました。
敵のドラゴンが強すぎて負けてしまったそうです。
受付嬢に誘われて牛飼娘と女神官も参加して新たな冒険を始める事になりました。
5人のパーティーは善戦したようですが世界を救えなかったそうです。
暗くなったので帰る事になりました。
女神官からまた遊びましょうと誘われて牛飼娘は自分にも新たな繋がりができていると気が付きました。
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第6章 悪魔に魅せられし魔宮の滅亡するお話
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行商人の馬車を護衛していた冒険者のパーティーが飛来する悪魔に遭遇しました。
パーティーの神官が悪魔に捕まり高い塔に連れて行かれそうになっています。
ハーフ妖精のレンジャーが矢を撃ち込んで助けようとしてくれました。
悪魔だと思われていたのはガーゴイルでした。
ガーゴイルがバランスを崩したので神官は地面に向けて落下してしまいます。
彼女は地面に叩きつけられて肉塊に変わりました。
パーティーは全滅してしまったようです。
国王が剣の乙女の元に遊びに来ていました。
二人は旧知の間柄で友達と言える関係のようです。
国王が突如出現した搭の対策を剣の乙女に相談しています。
剣の乙女は冒険者に討伐させる事を勧めています。
受付嬢が国王からの依頼を頼める冒険者を探していました。
彼女が声を掛けたのは重戦士でした。
彼は魔法が使える者と斥候役ができる者が必要だと言っていました。
この話を聞きつけた槍使いが名乗りを上げました。
魔女との冒険が終わったので参加したいと言っています。
彼は受付嬢の頼みを聞いてアピールしたかったようです。
魔女を見ると、勝手にして、と言っています。
残る斥候役を探す事になりましたが受付嬢には打って付けの人物に心当たりがありました。
受付嬢はゴブリンスレイヤーの元に向かい参加をお願いしました。
その日はゴブリン退治の依頼が来ていなかったのでゴブリンスレイヤーは引き受ける事にしました。
彼はお金が必要なんだそうですよ・・・急いで用立てる必要があるそうです。
重戦士をリーダーとした即席パーティーが出来上がりました。
搭の前まで来た三人はどうやって登るのか検討しています。
搭の中には罠や待ち伏せがある事が予想されます。
ゴブリンスレイヤーが外壁を登る事を提案しました。
外壁に杭を打ち込めると判明したので三人は外壁を登る事になります。
途中で見張り役のガーゴイルに襲われる事になりました。
ここで槍使いが動作を遅くする《停滞》の呪文を使いました。
飛行動作が阻害されたガーゴイルは地面に向けて落下して砕け散りました。
ゴブリンスレイヤーは対ゴブリン戦で使えるかも知れないと検討しています。
頂上に到着した三人は混沌の魔術師と対峙する事になりました。
魔術師が怨嗟のセリフを吐いている間にゴブリンスレイヤーが魔術師に向けて剣を投げ放ちました。
剣は魔術師の心臓を捉えましたが魔術師は滅びませんでした。
魔術師は冒険者に殺される事はあり得ないと強がっています。
魔術師が作り出したガーゴイルの相手を重戦士がしています。
魔術師が《稲妻》の呪文をとなえてきました。
槍使いは自分の《抗魔(カウンターマジック)》では抑えられないと言っています。
ゴブリンスレイヤーが卵の殻で作った催涙弾を投げて呪文詠唱を阻みました。
涙と咳で蒸せている魔術師に槍使いが突撃しました。
槍使いが《粘糸》の魔術で魔術師を拘束しました。
槍使いが槍で魔術師を刺しても滅びませんでした。
ここでゴブリンスレイヤーが妙案を思い付きました。
彼は動けない魔術師を搭から落としたらどうか?と提案しました。
魔術師は搭から落とされて地面に激突して死にました。
槍使いが魔術師が隠していると思われる宝箱を探しに行きます。
発見した宝箱をゴブリンスレイヤーが開ける事になりました。
ゴブリンスレイヤーは宝箱を発見するという冒険らしい冒険をしたので妖精弓手に恨まれるなと感じています。
財宝は三等分する事になりました。
ゴブリンスレイヤーはこう云う冒険も悪くないと感じてます。
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第7章 死人占い師さんが手番二回くらいでずんばらりされたお話
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元気に飛び起きた勇者は速攻で着替えて階下の食堂に向かいます。
そこでは既に起きていた剣豪が朝食を採っていました。
彼女のパンを奪いながら自分の注文をしています。
勇者(女)と剣豪(女)と賢者(女)のパーティーは前日に死霊占い師の軍勢と戦ったようです。
国王が率いている軍と共闘していたようです。
賢者は疲労からまだ寝ているようです。
勇者がどこかの街の夢を見たと剣豪に教えました。
それに対して下りてきた賢者から、それは啓示だ、との答えが返って来ました。
勇者から街の様子を聞いた賢者は地図を取り出し行く先を特定しました。
三人の次の目的地が決りました。
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第8章 妖精弓手のぐだぐだとした休日のお話
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昼頃になって妖精弓手が起きだします。
彼女も全裸で寝ているようですね・・・この世界の人達は全裸で寝るのがデフォルトなのか?
妖精弓手は蜘蛛を捕まえて弓の弦を張りなおしていました。
彼女の部屋は色々な物で散らかっています。
彼女は片付けが出来ないようですよ。
妖精弓手は洗濯をする事にしました。
エルフの住んでいる森では洗濯はウンディーネに任せていたそうです。
只人の街に出てきてから洗濯を覚えたようです。
彼女はギルドの裏手で洗濯をしていました。
洗濯物を干し終わると休日を楽しんでいる受付嬢がやって来ました。
受付嬢は下着が無い事に気が付きました。
聞いてみると妖精弓手は下着を付けてないそうですよ。
前に受付嬢と一緒に下着を買いに行った事があるそうですが、その時購入した下着は埋まっているそうです。
部屋の中で遭難しているって事ですよね?
受付嬢は妖精弓手を連れて下着を買いに行く事にしました。
連れて行ったのは雑貨屋です。
そこで妖精弓手に下着の試着をさせています。
受付嬢が選んだのはセクシー系の下着だったようです。
妖精弓手から、こんなの着てどうするの?別に誰かに見せるってわけじゃないじゃない?と質問されます。
受付嬢は、見せる時の為に備えておくんですよ、と答えています。
下着を付けると、モコモコもぞもぞしちゃいそう、と言って妖精弓手は下着を購入しませんでした。
へー、彼女は下着を付けて無いのね・・・
楽しい事をして遊びたいとの妖精弓手のリクエストに応える事になりました。
受付嬢が持ってきたのは冒険者的な行動を学ぶ卓上演習を行うゲームでした。
ギルドの酒場でやってみる事になりました。
監督官、女神官、牛飼娘が加わり遊ぶ事になりました。
結果は散々だったようですが楽しめたようです。
妖精弓手と受付嬢は酒場に残り二人で飲んでいます。
妖精弓手が寿命の短い只人は先の事を心配するよりもその時を楽しんだ方が良いと言っています。
受付嬢は妖精弓手こそ一瞬一瞬を全力で楽しんでいると感じています。
受付嬢は葡萄酒を注文して乾杯する事にします、少し感化されたようです。
二人は失敗した冒険に乾杯していました。
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第9章 三人の数ヵ月くらい前のお話
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鉱人道士と蜥蜴僧侶が出会った頃の事を思い出しています。
鉱人道士は叔父に頼まれてエルフとパーティーを組む事になりました。
酒場で話していたのでエルフと獣人の喧嘩を目撃する事になりました。
エルフとパーティーを組みたくないと思っていた鉱人道士だったのですが獣人相手に喧嘩しているエルフならばパーティーを組んでも良いなと言ってしまいます。
叔父は言質を取ったぞ、と呟きました。
喧嘩しているエルフが叔父が引き合わせようとしていた相手でした。
酒場に蜥蜴僧侶がやって来ました。
妖精と鉱人と待ち合わせをしているので待たせて欲しいと店主に頼んでいます。
路銀が無いので皿洗い等の労働で返すので食事をさせて欲しいとお願いしています。
彼がパーティーメンバーだと分かった鉱人道士は喧嘩を仲裁してくれれば食事を奢る事を約束しました。
蜥蜴僧侶に連れられて妖精弓手がテーブルにやって来ました。
彼女も妖精の族長から他種族とパーティーを組めと言われていたそうです。
大体の依頼内容は理解しているようでした。
大規模なゴブリンの巣穴が見つかったので冒険者に討伐を任せる事になったそうです。
場所がエルフの森の近くだった為に軍が動かせなかったようです。
只人、妖精、鉱人、蜥蜴の混成パーティーを組む事が決定されています。
妖精弓手が只人の戦士に心当たりがあると言い出しました。
彼女は吟遊詩人からゴブリンばかりを狩っている戦士の話を聞いたそうです。
三人は彼が居る辺境の街に向かう事にしました。
馬車で移動していたのですが魔族の襲撃を受けてしまいます。
魔族は邪魔になる一行を始末しようと考えたようです。
パーティーを組んだばかりだったのですが上手な連携で2匹の悪魔を倒しました。
空飛ぶ悪魔を地上に落してから蜥蜴僧侶が殴り殺したそうです。
その姿を見て妖精弓手と鉱人道士は彼に逆らわない事を決めたそうです。
鉱人道士と蜥蜴僧侶はゴブリンスレイヤーと女神官を加えた現在のパーティーに満足しているようです。
鏃は妖精弓手、矢柄は鉱人道士、矢羽は蜥蜴僧侶、弓は女神官、射手はゴブリンスレイヤーだそうです。
パーティーに必要な要素を全て備えているそうです。
ゴブリンしか退治しないのは良い事なのか悪い事なのか判断がつかないようです。
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第10章 往って帰って来たお話
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ゴブリン退治を終わらせてギルドに報告に戻って来たゴブリンスレイヤーが次々と知り合いに出くわします。
ギルドの入り口で槍使いと魔女に出会いました。
二人はゴブリンスレイヤーに驚いていました。
魔女からゴブリンスレイヤーはリビングメイルに見えると言われます。
二人はこれから冒険に向かうそうです。
ゴブリンスレイヤーが、気をつけて行けよ、と槍使いに声を掛けています。
槍使いは、てめえが言うな、と言ってゴブリンスレイヤーの肩を叩いて出発していきました。
二人のやり取りに魔女が意味深な笑顔を浮かべています。
彼女はゴブリンスレイヤーと槍使いが仲良くなった事が嬉しいようです。
受付嬢が他の冒険者の応対中だったので待合室で待つ事になりました。
そこに新米戦士と見習聖女がやって来ました。
新米戦士が棍棒を使っている事を知りゴブリンスレイヤーは嬉しそうです。
新米戦士は棍棒に、つぶし丸(スマッシャー)って名前を付けようと考えているそうです。
見習聖女は、恥ずかしいじゃない、と言って新米戦士に文句を言っています。
ゴブリンスレイヤーから「悪くない」と言われて二人の喧嘩が止まりました。
棍棒を無くさないように紐を通してあるのを見て、良い工夫だ、試してみよう、と言っています。
受付嬢にゴブリン退治の報告を行う事になりました。
受付嬢の机の上に小さな人形が飾ってありました。
彼女からボードゲームで使う人形だと教えて貰います。
パーティー編成を見たゴブリンスレイヤーは良いパーティーだとの感想を持ちました。
受付嬢からゲームで行った冒険譚を聞く事になりました。
ゴブリンスレイヤーは彼女の話を、興味深い、と言って聞いていました。
ゴブリン退治の報告が終わると受付嬢が報酬を取りに行きました。
彼女は報酬と一緒にゴブリンスレイヤーが助けた村から届いたお礼の品を持ってきてくれます。
森の中で少年と遭遇してゴブリンの巣の中から女性冒険者を助け出した依頼で助けた村からでした。
贈られたのはトウモロコシです。
届けてくれたのは、その時に助けた女性冒険者だそうです。
冒険者や傭兵が敗北を経て生きており、再起できる事は稀なんだそうです。
受付を後にして帰ろうとしているゴブリンスレイヤーは丁稚に呼び止められました。
彼は剣の購入予定が無いか聞いてきましたよ。
ゴブリンスレイヤーは1本用意しておいて欲しいと頼んでいます。
田舎でトウモロコシを食べていたと言っている丁稚に日頃の感謝のお礼としてプレゼントしました。
ゴブリンスレイヤーは獣人女給に呼び止められます。
丁稚に渡す前にトウモロコシは調理場に渡すべきだと言われてしまいます。
そうすれば料理しておすそ分けまで一工程でできるでしょ、と言っています。
ゴブリンスレイヤーに重戦士が声を掛けてきました。
彼らも冒険の打ち上げをしているらしく既に出来上がっている女騎士が席を空けてくれています。
困っているゴブリンスレイヤーに彼のパーティーメンバーである半森人が謝ってきました。
重戦士と女騎士は出来上がっているので無視して帰っても大丈夫ですよ、と言っています。
獣人女給も人を待たせているんでしょ帰った帰ったと言ってくれます。
ゴブリンスレイヤーはギルドを出で街の入り口に向かいます。
そこに妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶、女神官が戻って来ました。
目敏くトウモロコシを見つけた妖精弓手におすそ分けしています。
蜥蜴僧侶からチーズを要求されたので牛飼娘に部屋に届けさせる事を約束しています。
妖精弓手から女神官を地母神の神殿まで送って行けと言われます。
鉱人道士と蜥蜴僧侶もそれが良いと同意したので女神官は断れなくなります。
ゴブリンスレイヤーは女神官を送って行く事にしました。
女神官はお金が必要だったゴブリンスレイヤーから相談されなかった事を寂しく感じています。
次に冒険に出る時はちゃんと声を掛けて下さいね、とお願いする事にしました。
ゴブリンスレイヤーから、ああ、との返事を貰えて女神官は嬉しそうに帰って行きました。
ゴブリンスレイヤーは牧場に到着しました。
入り口の扉を開ける前に皮袋に入った金貨を確認しています。
牛飼娘はゴブリンスレイヤーがトウモロコシを持っている事に驚いています。
椅子の上に置く事を指示しています。
叔父さんは会合があるので帰りが遅くなるそうですよ。
ゴブリンスレイヤーが何かを言いたそうにしているので牛飼娘は彼の事を促します。
ゴブリンスレイヤーが牛飼娘に、誕生日だろ、と言って皮袋に入った金貨を渡しました。
彼は牛飼娘に何を贈れば喜ばれるか分からなかったのでお金を贈る事にしたそうです。
プレゼントとしては最低な部類だなと牛飼娘は思っていますが彼の気持ちも汲み取れていました。
分からないなら一緒に買いに行くとか、一緒に選ぼうとか、あるでしょ、とお説教をしています。
彼への理解度が高い彼女は、収穫祭の時とか、ちょっと期待しているから、と言って許してくれます。
牛飼娘が「おかえり」と言うとゴブリンスレイヤーは「ただいま」と答えています。
これを見ちゃうと、受付嬢と女神官と剣の乙女に入り込む余地は無さそうに思えますよね・・・
ゴブリンスレイヤーが牛飼娘の事をどうしたいと思っているのかがカギになりそうです。
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AmazonLink: ゴブリンスレイヤー4 (GA文庫)
ゴブリンスレイヤーの周囲の人々の活動が語られます。新米戦士が武器について助言を受けています。依頼で向かった村でゴブリンから少年を助けます。ゴブリンスレイヤーが居ない間に牛飼娘が女神官と遊んでいます。受付嬢が妖精弓手に下着を購入させようと奮闘しています。ゴブリン退治以外の依頼を受けて重戦士と槍使いと一緒に塔の上で魔術師と戦います。ゴブリンスレイヤーが金策に励んでいた理由が判明します・・・意外な理由でした。
レーベル:GA文庫
発行日:2017/1/31
著者:蝸牛くも(かぎゅう くも)
イラスト:神奈月昇(かんなつき のぼる)
ISBN:978-4-7973-8955-5
雰囲気:助言、憧れ、挑戦、心境、友達、転落死、勇者、下着拒否、回想、近況
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第1章 新米戦士と見習聖女のお話
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新米戦士と見習聖女は街の下水道の中で巨大鼠と黒蟲を退治していました。
黒蟲とはゴキブリの事だろうか?
巨大鼠に噛まれると毒がまわり死んでしまうようです。
その戦闘で見習戦士は剣を落としてしまいました。
二人は同郷の出身で見習聖女を心配した新米戦士が同行する事にしたようです。
お金の無い二人は新たな剣を買う事ができません。
誰かに借りるか?と考えていると、槍使いと魔女がやって来ました。
予備の武器が余っている槍使いは、貸すのは良いが振れないだろう、と言っています。
新米戦士と槍使いでは筋力が違うので彼の武器を借りても使えないようです。
魔女が探し物に近づくと温度が上がる魔法の蝋燭をくれました。
売ってお金に換えても良いし探し物に使っても良いと言ってくれました。
新米戦士と見習聖女は受付嬢から巨大鼠や黒蟲を退治するコツを聞き出そうとしています。
受付嬢は鎖帷子で守りを固めて戦えば良いんですと教えてくれました。
商売上手な彼女は中古品なら安く提供できますよ、と言っています。
見習聖女は死んだ冒険者が使っていた装備ですよね、と言って難色を示しています。
そこにゴブリンスレイヤーと女神官が戻って来ました。
新米戦士はゴブリンスレイヤーから助言を貰う事になりました。
彼はゴブリンスレイヤーが棍棒を使っている事に驚いたようです。
ゴブリンスレイヤーから棍棒は刃こぼれする事が無いので使いやすいと聞かされました。
見習聖女は女神官にゴブリンスレイヤーを誤解していた事を謝っています。
新米戦士は棍棒を使う事になりました。
見習聖女と共に剣探しを兼ねた巨大鼠退治に出かけました。
棍棒は彼の予想を超えて使いやすかったようです。
難点は剣で戦うよりも疲れることでした。
二人の前に巨大な黒蟲が現れました。
魔法の蝋燭は巨大黒蟲の腹の中に失くした剣が収まっていると示しています。
巨大黒蟲を見た二人はお漏らししてしまったようですが、果敢に黒蟲退治を慣行しました。
見習聖女に《聖撃》を使ってもらい巨大黒蟲をひっくり返しました。
新米戦士が黒蟲の上に乗っかり頭を叩き潰して倒しました。
黒蟲の腹の中から剣を取り戻す事ができました。
生き残れた事を幸せに感じた二人は奮発した夕食を取る事になりました。
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第2章 ある男の子のお話
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開拓村に住んでる少年が姉の言いつけを守らずに東の森に入りました。
畑仕事をしている村人からゴブリンが出たから危険だと注意されたのですが好奇心が勝ったようです。
街に出掛けた幼馴染の女の子に冒険譚を自慢しようとの考えもあったようです。
少年は森の中でゴブリンと遭遇する事になってしまいます。
少年を見つけたゴブリンの方も驚いたようです。
動きが止まった所を少年が持っていた木剣で殴りました。
ゴブリンは傷を負いましたが生きています。
少年は怖くて森の中を走り回る事になりました。
逃げた先で三匹のゴブリンを発見してしまいます。
村に知らせようとしましたがゴブリンに見つかり殺されそうになってしまいます。
そこに冒険者が現れて少年を救ってくれました。
冒険者は鉄兜と革鎧で武装していました。
少年が思い描いていた冒険者象からはかけ離れていて小汚い格好をしています。
この冒険者はゴブリンスレイヤーだよね。
少年は背後からゴブリンが襲い掛かろうとしている事を知らせます。
ゴブリンを屠った冒険者は少年に「助かった」とお礼を言ってきました。
冒険者はゴブリンの巣と思われる洞窟に入って行きました。
少年は東の森に入った事がバレてしまい姉に叱られる事になっています。
冒険者を助ける事ができた少年は興奮しているようですよ。
恐らく街から帰って来た幼馴染の女の子に自慢するのだと思われます。
少年は幸運だったよね。
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第3章 酒場の女給のお話
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獣人女給は酒場で食事をしないゴブリンスレイヤーに不満を持っていました。
何とかして彼に酒場で食事をさせようと奔走する事になります。
獣人女給はその日の残り物を工房の丁稚に差し入れしているようです。
彼女が丁稚に気があるのかと云うとそうでも無いようです。
獣人女給が丁稚にゴブリンスレイヤーが酒場で食事をしない事を愚痴っています。
丁稚はゴブリンスレイヤーがシチューが好きだと聞いた事があると教えてあげます。
獣人女給は牛の肉を使ったシチューを作りゴブリンスレイヤーに食べさせようと考えました。
シチューの出来は良かったのですが厨房を預かる圃人の料理長に冒険者には向かないと言われてしまいます。
料理長は獣人女給に自分で理由に気付いて欲しかったようです。
受付嬢と監督官が遅めの昼食を採りにやって来ました。
二人からシチューが冒険者に好まれない理由が語られます。
トマトを使った赤黒い汁に肉が浮いているシチューは血の様に見えるので好まれないそうです。
その日もゴブリンスレイヤーは酒場で食事する事無く帰って行きました。
余ったシチューは丁稚に食べさせる事になっています。
丁稚から牛飼娘に理由を聞いてみるべきだと助言を貰う事になります。
獣人女給が牧場からの搬入品の受け取りをやっているようです。
獣人女給は牛飼娘からゴブリンスレイヤーが好きなシチューのレシピを聞き出す事になりました。
教える前に牛飼娘は獣人女給がゴブリンスレイヤーに気があるのではないか?と警戒したようです。
獣人女給が否定したので彼女の事を信じる事にしたようです。
牛飼娘はそのシチューのレシピをゴブリンスレイヤーの姉から教えて貰ったようです。
受付嬢も獣人女給に協力しているようですねゴブリンスレイヤーに酒場に行くように指示してくれました。
やってきたゴブリンスレイヤーに味見と言ってシチューを食べさせています。
ゴブリンスレイヤーは獣人女給の作ったシチューを美味しいと感じたようです
獣人女給はゴブリンスレイヤーが酒場で食事して行くと思ったようですがその日も断られました。
ゴブリンスレイヤーは人を待たせていると言っていました。
覗き込んだ彼の目を見て獣人女給は酒場で食事をしない理由を理解しました。
ゴブリンスレイヤーは牛飼娘が牧場で待っているので食事をしないで帰っているようです。
獣人女給は「ごちそうさま」と言って彼を送り出しました。
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第4章 ありふれたゴブリンの巣のお話
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番兵をしているゴブリンは自分の境遇に不満を持っていました。
全てのゴブリンは自分勝手で他のゴブリンの役割を楽で羨ましいと思っています。
物見のゴブリンが酒を呑んで遊んでいたので槍で殴ろうとして失敗します。
相手は3匹だったので凄まれて萎縮しています。
番兵はボスを殺して自分がボスになる事を夢想しています。
実現性が皆無の計画なのですがやれると思っているのが滑稽です。
番兵は見張っていた雌をいたぶり気晴らしをしていました。
そこに冒険者が襲撃してきました。
番兵は小賢しくも窪みに隠れて冒険者をやり過ごし自分が手柄を立てるチャンスを待ちます。
冒険者が物見の三匹を殺して安心しているところに後ろから飛び掛かりました。
番兵は自分が足音をたてている事に気が付いていませんでした。
振り返った冒険者にあっけなく殺されました。
襲撃してきた冒険者はゴブリンスレイヤーでした。
ゴブリンスレイヤーはゴブリンを殺して武器を奪い淡々とゴブリンを殺してまわります。
最後に残った田舎者(ホブ)は囲っていた雌の元に行き彼女を肉の盾として使ってきました。
ゴブリンスレイヤーに武器を捨てろと命じているようです。
ゴブリンスレイヤーは従う振りをして田舎者の股間を蹴り上げて玉を潰しました。
雌を放して痛みで転がる田舎者の脊椎を切断して殺しました。
ゴブリンスレイヤーは拾った彼女の槍を返してあげます。
捕まっていたのは冒険者だったようです。
ゴブリンスレイヤーは彼女を担いで洞窟を出ました。
ゴブリンの屑っぷりが良く出ていました・・・全滅しています。
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第5章 彼がいない日のお話
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全裸で寝ていた牛飼娘が目覚めました。
ゴブリンスレイヤーが留守なので目覚まし代わりの足音が無いので寝起きが辛そうです。
牛飼娘のおっぱいは未だに成長中のようですよ。
頻繁に下着や服を買い替えると叔父さん悪いと思っています。
しかしサイズの合っていない下着では身体に悪いと言われているし、どうしよう、と悩んでいます。
朝食が終わると叔父さんから街に行ってきたらどうだ?と言われました。
叔父さんは牛飼娘が牧場の手伝いを優先して遊んでいない事を危ぶんでいるようです。
牛飼娘は色々と言い訳して遊びに行くのを回避しようとしています。
しかし叔父さんの頑なな態度に折れる事にしました。
一人で街まで遊びに来た牛飼娘は途方に暮れる事になっています。
彼女は友達と呼べる存在が受付嬢と獣人女給しか思い当たりませんでした。
何をすれば良いのか悩んでいる牛飼娘に女神官が声を掛けてきました。
彼女は今回の冒険では留守番している事になったそうです。
彼女も街にきたは良いけど、何をするか悩んでいました。
牛飼娘は女神官を誘って街をぶらぶらする事にしました。
二人が向かったのはギルドに併設されいる武器屋です。
そこでビキニアーマーを見て驚いています。
牛飼娘と女神官は胸と下腹部と肩しか覆わないビキニアーマーに需要があるのか不思議がっています。
丁稚が男性冒険者にアピールしたい女性冒険者に需要がある事を教えてくれました。
二人はビキニアーマーを試着してみたそうです。
開店前の酒場で妖精弓手、受付嬢、監督官がテーブルゲームに興じていました。
敵のドラゴンが強すぎて負けてしまったそうです。
受付嬢に誘われて牛飼娘と女神官も参加して新たな冒険を始める事になりました。
5人のパーティーは善戦したようですが世界を救えなかったそうです。
暗くなったので帰る事になりました。
女神官からまた遊びましょうと誘われて牛飼娘は自分にも新たな繋がりができていると気が付きました。
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第6章 悪魔に魅せられし魔宮の滅亡するお話
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行商人の馬車を護衛していた冒険者のパーティーが飛来する悪魔に遭遇しました。
パーティーの神官が悪魔に捕まり高い塔に連れて行かれそうになっています。
ハーフ妖精のレンジャーが矢を撃ち込んで助けようとしてくれました。
悪魔だと思われていたのはガーゴイルでした。
ガーゴイルがバランスを崩したので神官は地面に向けて落下してしまいます。
彼女は地面に叩きつけられて肉塊に変わりました。
パーティーは全滅してしまったようです。
国王が剣の乙女の元に遊びに来ていました。
二人は旧知の間柄で友達と言える関係のようです。
国王が突如出現した搭の対策を剣の乙女に相談しています。
剣の乙女は冒険者に討伐させる事を勧めています。
受付嬢が国王からの依頼を頼める冒険者を探していました。
彼女が声を掛けたのは重戦士でした。
彼は魔法が使える者と斥候役ができる者が必要だと言っていました。
この話を聞きつけた槍使いが名乗りを上げました。
魔女との冒険が終わったので参加したいと言っています。
彼は受付嬢の頼みを聞いてアピールしたかったようです。
魔女を見ると、勝手にして、と言っています。
残る斥候役を探す事になりましたが受付嬢には打って付けの人物に心当たりがありました。
受付嬢はゴブリンスレイヤーの元に向かい参加をお願いしました。
その日はゴブリン退治の依頼が来ていなかったのでゴブリンスレイヤーは引き受ける事にしました。
彼はお金が必要なんだそうですよ・・・急いで用立てる必要があるそうです。
重戦士をリーダーとした即席パーティーが出来上がりました。
搭の前まで来た三人はどうやって登るのか検討しています。
搭の中には罠や待ち伏せがある事が予想されます。
ゴブリンスレイヤーが外壁を登る事を提案しました。
外壁に杭を打ち込めると判明したので三人は外壁を登る事になります。
途中で見張り役のガーゴイルに襲われる事になりました。
ここで槍使いが動作を遅くする《停滞》の呪文を使いました。
飛行動作が阻害されたガーゴイルは地面に向けて落下して砕け散りました。
ゴブリンスレイヤーは対ゴブリン戦で使えるかも知れないと検討しています。
頂上に到着した三人は混沌の魔術師と対峙する事になりました。
魔術師が怨嗟のセリフを吐いている間にゴブリンスレイヤーが魔術師に向けて剣を投げ放ちました。
剣は魔術師の心臓を捉えましたが魔術師は滅びませんでした。
魔術師は冒険者に殺される事はあり得ないと強がっています。
魔術師が作り出したガーゴイルの相手を重戦士がしています。
魔術師が《稲妻》の呪文をとなえてきました。
槍使いは自分の《抗魔(カウンターマジック)》では抑えられないと言っています。
ゴブリンスレイヤーが卵の殻で作った催涙弾を投げて呪文詠唱を阻みました。
涙と咳で蒸せている魔術師に槍使いが突撃しました。
槍使いが《粘糸》の魔術で魔術師を拘束しました。
槍使いが槍で魔術師を刺しても滅びませんでした。
ここでゴブリンスレイヤーが妙案を思い付きました。
彼は動けない魔術師を搭から落としたらどうか?と提案しました。
魔術師は搭から落とされて地面に激突して死にました。
槍使いが魔術師が隠していると思われる宝箱を探しに行きます。
発見した宝箱をゴブリンスレイヤーが開ける事になりました。
ゴブリンスレイヤーは宝箱を発見するという冒険らしい冒険をしたので妖精弓手に恨まれるなと感じています。
財宝は三等分する事になりました。
ゴブリンスレイヤーはこう云う冒険も悪くないと感じてます。
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第7章 死人占い師さんが手番二回くらいでずんばらりされたお話
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元気に飛び起きた勇者は速攻で着替えて階下の食堂に向かいます。
そこでは既に起きていた剣豪が朝食を採っていました。
彼女のパンを奪いながら自分の注文をしています。
勇者(女)と剣豪(女)と賢者(女)のパーティーは前日に死霊占い師の軍勢と戦ったようです。
国王が率いている軍と共闘していたようです。
賢者は疲労からまだ寝ているようです。
勇者がどこかの街の夢を見たと剣豪に教えました。
それに対して下りてきた賢者から、それは啓示だ、との答えが返って来ました。
勇者から街の様子を聞いた賢者は地図を取り出し行く先を特定しました。
三人の次の目的地が決りました。
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第8章 妖精弓手のぐだぐだとした休日のお話
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昼頃になって妖精弓手が起きだします。
彼女も全裸で寝ているようですね・・・この世界の人達は全裸で寝るのがデフォルトなのか?
妖精弓手は蜘蛛を捕まえて弓の弦を張りなおしていました。
彼女の部屋は色々な物で散らかっています。
彼女は片付けが出来ないようですよ。
妖精弓手は洗濯をする事にしました。
エルフの住んでいる森では洗濯はウンディーネに任せていたそうです。
只人の街に出てきてから洗濯を覚えたようです。
彼女はギルドの裏手で洗濯をしていました。
洗濯物を干し終わると休日を楽しんでいる受付嬢がやって来ました。
受付嬢は下着が無い事に気が付きました。
聞いてみると妖精弓手は下着を付けてないそうですよ。
前に受付嬢と一緒に下着を買いに行った事があるそうですが、その時購入した下着は埋まっているそうです。
部屋の中で遭難しているって事ですよね?
受付嬢は妖精弓手を連れて下着を買いに行く事にしました。
連れて行ったのは雑貨屋です。
そこで妖精弓手に下着の試着をさせています。
受付嬢が選んだのはセクシー系の下着だったようです。
妖精弓手から、こんなの着てどうするの?別に誰かに見せるってわけじゃないじゃない?と質問されます。
受付嬢は、見せる時の為に備えておくんですよ、と答えています。
下着を付けると、モコモコもぞもぞしちゃいそう、と言って妖精弓手は下着を購入しませんでした。
へー、彼女は下着を付けて無いのね・・・
楽しい事をして遊びたいとの妖精弓手のリクエストに応える事になりました。
受付嬢が持ってきたのは冒険者的な行動を学ぶ卓上演習を行うゲームでした。
ギルドの酒場でやってみる事になりました。
監督官、女神官、牛飼娘が加わり遊ぶ事になりました。
結果は散々だったようですが楽しめたようです。
妖精弓手と受付嬢は酒場に残り二人で飲んでいます。
妖精弓手が寿命の短い只人は先の事を心配するよりもその時を楽しんだ方が良いと言っています。
受付嬢は妖精弓手こそ一瞬一瞬を全力で楽しんでいると感じています。
受付嬢は葡萄酒を注文して乾杯する事にします、少し感化されたようです。
二人は失敗した冒険に乾杯していました。
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第9章 三人の数ヵ月くらい前のお話
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鉱人道士と蜥蜴僧侶が出会った頃の事を思い出しています。
鉱人道士は叔父に頼まれてエルフとパーティーを組む事になりました。
酒場で話していたのでエルフと獣人の喧嘩を目撃する事になりました。
エルフとパーティーを組みたくないと思っていた鉱人道士だったのですが獣人相手に喧嘩しているエルフならばパーティーを組んでも良いなと言ってしまいます。
叔父は言質を取ったぞ、と呟きました。
喧嘩しているエルフが叔父が引き合わせようとしていた相手でした。
酒場に蜥蜴僧侶がやって来ました。
妖精と鉱人と待ち合わせをしているので待たせて欲しいと店主に頼んでいます。
路銀が無いので皿洗い等の労働で返すので食事をさせて欲しいとお願いしています。
彼がパーティーメンバーだと分かった鉱人道士は喧嘩を仲裁してくれれば食事を奢る事を約束しました。
蜥蜴僧侶に連れられて妖精弓手がテーブルにやって来ました。
彼女も妖精の族長から他種族とパーティーを組めと言われていたそうです。
大体の依頼内容は理解しているようでした。
大規模なゴブリンの巣穴が見つかったので冒険者に討伐を任せる事になったそうです。
場所がエルフの森の近くだった為に軍が動かせなかったようです。
只人、妖精、鉱人、蜥蜴の混成パーティーを組む事が決定されています。
妖精弓手が只人の戦士に心当たりがあると言い出しました。
彼女は吟遊詩人からゴブリンばかりを狩っている戦士の話を聞いたそうです。
三人は彼が居る辺境の街に向かう事にしました。
馬車で移動していたのですが魔族の襲撃を受けてしまいます。
魔族は邪魔になる一行を始末しようと考えたようです。
パーティーを組んだばかりだったのですが上手な連携で2匹の悪魔を倒しました。
空飛ぶ悪魔を地上に落してから蜥蜴僧侶が殴り殺したそうです。
その姿を見て妖精弓手と鉱人道士は彼に逆らわない事を決めたそうです。
鉱人道士と蜥蜴僧侶はゴブリンスレイヤーと女神官を加えた現在のパーティーに満足しているようです。
鏃は妖精弓手、矢柄は鉱人道士、矢羽は蜥蜴僧侶、弓は女神官、射手はゴブリンスレイヤーだそうです。
パーティーに必要な要素を全て備えているそうです。
ゴブリンしか退治しないのは良い事なのか悪い事なのか判断がつかないようです。
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第10章 往って帰って来たお話
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ゴブリン退治を終わらせてギルドに報告に戻って来たゴブリンスレイヤーが次々と知り合いに出くわします。
ギルドの入り口で槍使いと魔女に出会いました。
二人はゴブリンスレイヤーに驚いていました。
魔女からゴブリンスレイヤーはリビングメイルに見えると言われます。
二人はこれから冒険に向かうそうです。
ゴブリンスレイヤーが、気をつけて行けよ、と槍使いに声を掛けています。
槍使いは、てめえが言うな、と言ってゴブリンスレイヤーの肩を叩いて出発していきました。
二人のやり取りに魔女が意味深な笑顔を浮かべています。
彼女はゴブリンスレイヤーと槍使いが仲良くなった事が嬉しいようです。
受付嬢が他の冒険者の応対中だったので待合室で待つ事になりました。
そこに新米戦士と見習聖女がやって来ました。
新米戦士が棍棒を使っている事を知りゴブリンスレイヤーは嬉しそうです。
新米戦士は棍棒に、つぶし丸(スマッシャー)って名前を付けようと考えているそうです。
見習聖女は、恥ずかしいじゃない、と言って新米戦士に文句を言っています。
ゴブリンスレイヤーから「悪くない」と言われて二人の喧嘩が止まりました。
棍棒を無くさないように紐を通してあるのを見て、良い工夫だ、試してみよう、と言っています。
受付嬢にゴブリン退治の報告を行う事になりました。
受付嬢の机の上に小さな人形が飾ってありました。
彼女からボードゲームで使う人形だと教えて貰います。
パーティー編成を見たゴブリンスレイヤーは良いパーティーだとの感想を持ちました。
受付嬢からゲームで行った冒険譚を聞く事になりました。
ゴブリンスレイヤーは彼女の話を、興味深い、と言って聞いていました。
ゴブリン退治の報告が終わると受付嬢が報酬を取りに行きました。
彼女は報酬と一緒にゴブリンスレイヤーが助けた村から届いたお礼の品を持ってきてくれます。
森の中で少年と遭遇してゴブリンの巣の中から女性冒険者を助け出した依頼で助けた村からでした。
贈られたのはトウモロコシです。
届けてくれたのは、その時に助けた女性冒険者だそうです。
冒険者や傭兵が敗北を経て生きており、再起できる事は稀なんだそうです。
受付を後にして帰ろうとしているゴブリンスレイヤーは丁稚に呼び止められました。
彼は剣の購入予定が無いか聞いてきましたよ。
ゴブリンスレイヤーは1本用意しておいて欲しいと頼んでいます。
田舎でトウモロコシを食べていたと言っている丁稚に日頃の感謝のお礼としてプレゼントしました。
ゴブリンスレイヤーは獣人女給に呼び止められます。
丁稚に渡す前にトウモロコシは調理場に渡すべきだと言われてしまいます。
そうすれば料理しておすそ分けまで一工程でできるでしょ、と言っています。
ゴブリンスレイヤーに重戦士が声を掛けてきました。
彼らも冒険の打ち上げをしているらしく既に出来上がっている女騎士が席を空けてくれています。
困っているゴブリンスレイヤーに彼のパーティーメンバーである半森人が謝ってきました。
重戦士と女騎士は出来上がっているので無視して帰っても大丈夫ですよ、と言っています。
獣人女給も人を待たせているんでしょ帰った帰ったと言ってくれます。
ゴブリンスレイヤーはギルドを出で街の入り口に向かいます。
そこに妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶、女神官が戻って来ました。
目敏くトウモロコシを見つけた妖精弓手におすそ分けしています。
蜥蜴僧侶からチーズを要求されたので牛飼娘に部屋に届けさせる事を約束しています。
妖精弓手から女神官を地母神の神殿まで送って行けと言われます。
鉱人道士と蜥蜴僧侶もそれが良いと同意したので女神官は断れなくなります。
ゴブリンスレイヤーは女神官を送って行く事にしました。
女神官はお金が必要だったゴブリンスレイヤーから相談されなかった事を寂しく感じています。
次に冒険に出る時はちゃんと声を掛けて下さいね、とお願いする事にしました。
ゴブリンスレイヤーから、ああ、との返事を貰えて女神官は嬉しそうに帰って行きました。
ゴブリンスレイヤーは牧場に到着しました。
入り口の扉を開ける前に皮袋に入った金貨を確認しています。
牛飼娘はゴブリンスレイヤーがトウモロコシを持っている事に驚いています。
椅子の上に置く事を指示しています。
叔父さんは会合があるので帰りが遅くなるそうですよ。
ゴブリンスレイヤーが何かを言いたそうにしているので牛飼娘は彼の事を促します。
ゴブリンスレイヤーが牛飼娘に、誕生日だろ、と言って皮袋に入った金貨を渡しました。
彼は牛飼娘に何を贈れば喜ばれるか分からなかったのでお金を贈る事にしたそうです。
プレゼントとしては最低な部類だなと牛飼娘は思っていますが彼の気持ちも汲み取れていました。
分からないなら一緒に買いに行くとか、一緒に選ぼうとか、あるでしょ、とお説教をしています。
彼への理解度が高い彼女は、収穫祭の時とか、ちょっと期待しているから、と言って許してくれます。
牛飼娘が「おかえり」と言うとゴブリンスレイヤーは「ただいま」と答えています。
これを見ちゃうと、受付嬢と女神官と剣の乙女に入り込む余地は無さそうに思えますよね・・・
ゴブリンスレイヤーが牛飼娘の事をどうしたいと思っているのかがカギになりそうです。
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