ラノベの感想) 世界の終わりの世界録(アンコール) 第6巻 終焉の精霊 (MF文庫J)
レンは魔王宮に滞在していました。
沈黙機関に奪われてしまった魔族法印の代わりをどうするかを考えていました。
が、考え続ける事に疲れたようです。
気分転換に魔王宮の掃除をしていました。
魔王宮、恐ろしい場所です。
窓拭きをしていたのですが、窓の外は断崖絶壁でした。
レンは落ちそうになってました。
一緒に掃除をしていた黒妖精は落ちても飛べば問題無いとか言ってますよ。
レンには羽が無いからね、それは無理、落ちかけてたぞ、あぶねー。
レン以外はというと、キリシェ(竜姫)も考え続ける事が出来なかったようだぞ。
彼女も箒で床掃除をしていました。
キリシェの掃除は大雑把でした。
.
二人の事をフィア(大天使)とエリーゼ(先代魔王)が探しに来ましたね。
魔王法印の代わりを何にするか相談したかったようでした。
沈黙機関が残りの法印を狙って襲撃に来たところを反撃しようとの話になるね。
レンが狙われる事になるんだよね。
レンが熟睡できないばかりか眠る事もできないなと嘆くとキリシェが大胆提案して来ました。
今日から一緒に寝てもいいぞと言ってきますね!!!
.
キリシェは一人で寝るよりも二人で寝る方が寝付きがいいと言ってます。
竜はそうなのか?
キリシェに邪心はなさそうなんだよね、彼女は純粋に一緒に寝ようと言ってるだけみたいです。
.
フィアも負けてはいませんでした。
レンが入浴中に襲われては大変だと言い出し、一緒にお風呂に入ってレンを守ると言い出したぞ。
エリーゼも黙ってはいなかった。
エリーゼはレンの着替え中の見張りをすると言ってますよ。
なんなら着替えさせても良いとまで。
三人とも真剣な意見のようですね。
レンは愛されてるな。
.
そこにルルも参加してきましたね。
彼女にはアイディアがありました。
一番暗い夜にレンを呼び出しました。
二人で魔族法印について話し合う事になりました。
.
一番暗い夜と聞いてレンは深夜を想像したようだけど、待ち合わせは明け方でした。
二人で魔王宮の地下に向かいました。
途中でルルから魔王宮について色々と聞かされていました。
広い魔王宮の廊下に飾られている花や絵画は初代魔王の趣味だそうですよ。
話は更に続き、魔王宮がなんでこれほど広大なのかも教えて貰えました。
魔王宮は臆病な初代魔王が敵から隠れる為に広大な敷地面積を誇る迷路になっているそうです。
.
初代魔王が誰なのかも教えられます。
魔王宮に最も古くから居て、代々の魔王の補佐役をしているルルが初代魔王でした。
臆病な彼女は代々の魔王の近くに居て力を蓄えていたと言ってます。
しかし、今は自分が魔王になる積りは無いそうです。
.
ルルの提案は奪われた魔王法印のレプリカを作成しようとの事でした。
エリーゼや負傷した現魔王にそれをやらせるのは負担が大きすぎるのでルルが代わりにレプリカを作ると言ってます。
魔王法印のレプリカは無事に完成しました。
.
ルルが頑張りましたね。
ルルフォニカ(ルル)はレンに意味深な事を言ってきました。
「終焉の島でたくさんの事を知る、知りたい事も知りたくないことも」と。
ルルは何かを知っているようなんだよ。
.
彼女は自分が初代魔王だと誰にも知られていないと思っているようですがバレバレでした。
エリーゼは当然のようにルルが初代魔王だと気付いてますよ。
しかしルルが秘密にしたいみたいなので知らないふりをしていると言ってます。
.
法印が揃ったのでエルラインの残した世界録があると思われる「終焉の島」に向かう事になりました。
島までは空を飛んで向かいました。
そこで助っ人の登場です、これは心強いですね。
キリシェの妹カルラが竜の姿で飛んできてくれました。
彼女の背に乗って飛んで行く事になりましたが、終焉の島の周辺は激しい嵐に包まれているようです。
振り落とされないか心配されたレンはカルラに握られて?!飛んで行く事になりました。
美少女に握られる?!うっひょーな展開ですけど、文字通り体ごと握られてたようだぞ。
カルラは優しく握ってくれたのだろうか?
.
シオンは覇都エルメキアに潜入していました。
夏蕾(かれい)の隠蔽法術を使って慎重に潜入したんだけど、エルメキアダスクの本拠地はもぬけのからでした。
キリシェに破壊された地下施設は修復されてませんね。
秘密を知られても平気なようです。
エルメキアダスクは終焉の島に向かったのではとの疑念が沸きます。
.
ミスティが沈黙機関としての活動を開始しますね。
旅団「黄金の夜明け(ヴィーナス・ライト)」の元から離れる事になりました。
ミスティが沈黙機関に変身して驚いてますね。
団長や仲間のシルク、リンと別れるのは辛そうですけど、ミスティは終焉の島に向かいました。
.
カルラの協力で何とか終焉の島に到着しました。
結界が緩んでいる時間に制限があるそうで、カルラは直ぐに戻る事になりました。
.
島はかなりの広さがあり、どこから探すか検討する事になりました。
エルラインが頻りに気にしていたという塔を探索目標と定めます。
探索を開始して直ぐに沈黙機関がやって来て襲われました。
.
レンとキリシェ、フィア、エリーゼを分断する作戦を採ってきました。
レンの事を担当するのはミスティでした。
レンはミスティを説得しようとしましたが彼女は頑なです。
レンに法印を渡せと言い続けますよ。
レンが負けそうな場面でエルメキアダスクが参戦してきまいた。
.
彼らはレンたちが緩めた結界を力づくで通り抜けやって来たようだ。
外法騎士カサディンと王蛾(おうが)を中心とした6人の部隊ですね。
彼らは虚構精霊(エイドス)を従えていました。
ミスティが虚構精霊を見て激怒してますね。
これは使ってはイケないモノのようだぞ。
王蛾は虚構精霊を操れるね。
.
王蛾は精霊の声が聞こえるわけではないようですが従える事はできるようです。
王蛾の攻撃は虚構精霊を使役しつつの剣術のようです。
ミスティとの戦闘が始まりその余波でレンは離れた場所に飛ばされてしまいました。
.
飛ばされた先で精霊のノームとサラマンダーの導きで終焉の島の最奥に進みました。
そこには石の祭壇がありました。
それは審門でしたね。
ミスティは分身を使ってレンを追いかけて来ました。
審門の存在に驚いているようです。
ミスティに捕まる前にレンだけが審門を通過しました。
.
転送された先に驚くべき事実が待っていました。
エルラインが居ましたね。
嘘―と驚く展開ですが、本人ではないですね。
どうもエルラインのメッセージのようです。
エルラインはレンに重要なメッセージを伝えてきました。
録画された立体映像的なモノでしょうかね。
.
エルラインの残した世界録とは手記のようなものではなくエルラインの残したメッセージ映像だったようだ。
エルラインは自分は失敗したと語っていました。
エルラインは古代の人々が召還魔術で他世界から召還した精霊が竜、女神、魔族に変化したと伝えてくれます。
元々、古代の人々は精霊と仲が良かったそうですよ。
精霊信仰も盛んだったそうです。
しかし、いつしか精霊への信仰は失われてしまい、竜、女神、魔族がこの世界に召還された存在だとの事実も忘れ去られました。
竜、女神、魔族も世代交代は存在するので彼らの中でも異世界から召還されたとの事実は忘れさられたそうです。
.
沈黙機関とはこの世界の住人で、異世界から召還された存在を排除する事を目的としていました。
だからキリシェ、フィア、エリーゼを強く敵視するのね。
.
エルラインは沈黙機関と話し合い、竜、女神、魔族と共存をして欲しいと訴えたかったと言ってました。
その為に、対立していた竜、女神、魔族の間を取り持ち、仲良くするように促したそうですよ。
ここまでは、上手く行ったんだけど、エルラインは残念ながら精霊の言葉が分からなかったんだよ。
だから沈黙機関とも会話ができませんでした。
.
先の終焉戦争はキリシェが自分諸共に沈黙機関の親分を封印した事で終わらせたそうです。
キリシェは封印され、フィアは負傷を天界で癒してます、エリーゼは転生する嵌めになりました。
エルラインは一人で世界を放浪したんだけど、これは精霊と話せる人間を探す目的があったようです。
.
エルラインはメッセージで自分のやりたかった沈黙機関との対話を引き継いでくれと言ってました。
レンはそれを引き継ぐ覚悟を決めてますね。
.
最後にエルラインのメッセージは何かを伝えようとしましたが、途中で途切れてしまいました。
レンは終焉の島に戻って来ました。
.
その後、分断されていた、キリシェ、フィア、エリーゼと合流して総力戦の様相を呈して来ました。
沈黙機関、エルメキアダスク、再来の騎士の対決になりそうです。
しかし、レンは皆に戦闘を止めるように言ってます。
.
自分は世界録を見つけた、それはエルラインからのメッセージだったと教えてます。
エルラインは沈黙機関との対話を目指していたと説明しています。
レンはミスティに説得を試みます。
ミスティは旅団「黄金の夜明け」に未練があるようです。
レンの話を聞いてくれる可能性も感じられましたが彼女はレンの出現が遅すぎたと言ってます。
ミスティはレンが先の終焉戦争の時代に生まれていればチャンスはあったかもと言ってますね。
ミスティは彼女が戻って来ると言ってます。
.
ミスティが言っていた彼女が異次元から帰還しましたね。
彼女は沈黙機関のボスのようです。
フィオラという沈黙機関の姫でした。
名前がレンの通っていた学校と同じですね。
聖フィオラ旅学園!!
聖地カナンにも精霊の姫と呼ばれる精霊の像がありました。
エリエスは精霊の姫ではと言ってましたね。
フィオラの姿は精霊像に似てますよ。
かつては信仰の対象だったようだ。
.
フィオラの目的は明確でした。
異世界から召還した存在を無に帰す事ですね。
彼女の攻撃は強烈でしたが、レンが耐えてますね。
レンの使う霊剣ヴィエルジュが加護を与えてくれてます。
しかし、いつまでも抵抗はできませんでした。
.
戦いは意外なモノが発生したので途中で終わってしまうぞ。
終焉の島に黒い渦が発生しました。
その場に居た全員が吹き飛ばされる事になりました。
飛ばされる寸前にフィオラが意味深な事をレンに伝えてきます。
女神法印を手放すな、法印こそが世界を新生する鍵になると言ってました。
終焉の島は消滅しました。
皆は無事なのだろうか?
.
飛ばされたレンは故郷の街の近くの海辺に流れ着きました。
発見されたレンは実家で妹のリンカに看病されていたようです。
レンは三週間も意識不明でした。
.
気が付いたレンは自分と一緒に女の子が流れ着いて居なかったか聞いてますよ。
キリシェ、フィア、エリーゼの事を説明したようです。
これをリンカが勘違いしてますよ。
レンが女の子三人に男がレン一人の旅団に入っていると聞いて驚いてます。
レンに女の子に手を出すなと忠告までして来ますよ。
実際は手を出すなんてとても無理なんだけど、彼女達の正体を知らないから、このような愉快な反応になるようだ。
.
レンは外に出て驚く事になりました。
太陽が見えない、空は雲で覆われてしまい、気温が低すぎます。
日光が射さないので畑での農作業もしてないですね。
暖を取るための薪も無くなり両親は隣町まで分けて貰いに行っているそうです。
これはちょっと不味くないか?
そのうち食糧難になりそうだぞ。
.
レンは一人で仲間を探す旅に出る事にしました。
色々と噂は流れているようです。
「世にも美しい銀色の竜が、南の大空を飛んでいたという目撃情報がある。この荒廃した世界に似つかわしくない幻想的な姿だったそうだ」
これはキリシェだよね!!
.
リンカは心配してますね。
しかし何かがズレています。
彼女はお弁当を用意してくれますね。
他にも色々と世話をやいてくれてました。
.
レンはエルラインのやり残した仕事を引き継ぐ覚悟を決めて旅に出ました。
土の始原精霊(ノーム)と火の始原精霊(サラマンダー)も付いて来てくれます。
なんだか英勇らしくなってきましたね。
最初に再会するのは誰なんだろうね?やはりキリシェなんだろうか。
AmazonLink: 世界の終わりの世界録<アンコール> 6 終焉の精霊 (MF文庫J)
沈黙機関に奪われてしまった魔族法印の代わりをどうするかを考えていました。
が、考え続ける事に疲れたようです。
気分転換に魔王宮の掃除をしていました。
魔王宮、恐ろしい場所です。
窓拭きをしていたのですが、窓の外は断崖絶壁でした。
レンは落ちそうになってました。
一緒に掃除をしていた黒妖精は落ちても飛べば問題無いとか言ってますよ。
レンには羽が無いからね、それは無理、落ちかけてたぞ、あぶねー。
レン以外はというと、キリシェ(竜姫)も考え続ける事が出来なかったようだぞ。
彼女も箒で床掃除をしていました。
キリシェの掃除は大雑把でした。
.
二人の事をフィア(大天使)とエリーゼ(先代魔王)が探しに来ましたね。
魔王法印の代わりを何にするか相談したかったようでした。
沈黙機関が残りの法印を狙って襲撃に来たところを反撃しようとの話になるね。
レンが狙われる事になるんだよね。
レンが熟睡できないばかりか眠る事もできないなと嘆くとキリシェが大胆提案して来ました。
今日から一緒に寝てもいいぞと言ってきますね!!!
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キリシェは一人で寝るよりも二人で寝る方が寝付きがいいと言ってます。
竜はそうなのか?
キリシェに邪心はなさそうなんだよね、彼女は純粋に一緒に寝ようと言ってるだけみたいです。
.
フィアも負けてはいませんでした。
レンが入浴中に襲われては大変だと言い出し、一緒にお風呂に入ってレンを守ると言い出したぞ。
エリーゼも黙ってはいなかった。
エリーゼはレンの着替え中の見張りをすると言ってますよ。
なんなら着替えさせても良いとまで。
三人とも真剣な意見のようですね。
レンは愛されてるな。
.
そこにルルも参加してきましたね。
彼女にはアイディアがありました。
一番暗い夜にレンを呼び出しました。
二人で魔族法印について話し合う事になりました。
.
一番暗い夜と聞いてレンは深夜を想像したようだけど、待ち合わせは明け方でした。
二人で魔王宮の地下に向かいました。
途中でルルから魔王宮について色々と聞かされていました。
広い魔王宮の廊下に飾られている花や絵画は初代魔王の趣味だそうですよ。
話は更に続き、魔王宮がなんでこれほど広大なのかも教えて貰えました。
魔王宮は臆病な初代魔王が敵から隠れる為に広大な敷地面積を誇る迷路になっているそうです。
.
初代魔王が誰なのかも教えられます。
魔王宮に最も古くから居て、代々の魔王の補佐役をしているルルが初代魔王でした。
臆病な彼女は代々の魔王の近くに居て力を蓄えていたと言ってます。
しかし、今は自分が魔王になる積りは無いそうです。
.
ルルの提案は奪われた魔王法印のレプリカを作成しようとの事でした。
エリーゼや負傷した現魔王にそれをやらせるのは負担が大きすぎるのでルルが代わりにレプリカを作ると言ってます。
魔王法印のレプリカは無事に完成しました。
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ルルが頑張りましたね。
ルルフォニカ(ルル)はレンに意味深な事を言ってきました。
「終焉の島でたくさんの事を知る、知りたい事も知りたくないことも」と。
ルルは何かを知っているようなんだよ。
.
彼女は自分が初代魔王だと誰にも知られていないと思っているようですがバレバレでした。
エリーゼは当然のようにルルが初代魔王だと気付いてますよ。
しかしルルが秘密にしたいみたいなので知らないふりをしていると言ってます。
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法印が揃ったのでエルラインの残した世界録があると思われる「終焉の島」に向かう事になりました。
島までは空を飛んで向かいました。
そこで助っ人の登場です、これは心強いですね。
キリシェの妹カルラが竜の姿で飛んできてくれました。
彼女の背に乗って飛んで行く事になりましたが、終焉の島の周辺は激しい嵐に包まれているようです。
振り落とされないか心配されたレンはカルラに握られて?!飛んで行く事になりました。
美少女に握られる?!うっひょーな展開ですけど、文字通り体ごと握られてたようだぞ。
カルラは優しく握ってくれたのだろうか?
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シオンは覇都エルメキアに潜入していました。
夏蕾(かれい)の隠蔽法術を使って慎重に潜入したんだけど、エルメキアダスクの本拠地はもぬけのからでした。
キリシェに破壊された地下施設は修復されてませんね。
秘密を知られても平気なようです。
エルメキアダスクは終焉の島に向かったのではとの疑念が沸きます。
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ミスティが沈黙機関としての活動を開始しますね。
旅団「黄金の夜明け(ヴィーナス・ライト)」の元から離れる事になりました。
ミスティが沈黙機関に変身して驚いてますね。
団長や仲間のシルク、リンと別れるのは辛そうですけど、ミスティは終焉の島に向かいました。
.
カルラの協力で何とか終焉の島に到着しました。
結界が緩んでいる時間に制限があるそうで、カルラは直ぐに戻る事になりました。
.
島はかなりの広さがあり、どこから探すか検討する事になりました。
エルラインが頻りに気にしていたという塔を探索目標と定めます。
探索を開始して直ぐに沈黙機関がやって来て襲われました。
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レンとキリシェ、フィア、エリーゼを分断する作戦を採ってきました。
レンの事を担当するのはミスティでした。
レンはミスティを説得しようとしましたが彼女は頑なです。
レンに法印を渡せと言い続けますよ。
レンが負けそうな場面でエルメキアダスクが参戦してきまいた。
.
彼らはレンたちが緩めた結界を力づくで通り抜けやって来たようだ。
外法騎士カサディンと王蛾(おうが)を中心とした6人の部隊ですね。
彼らは虚構精霊(エイドス)を従えていました。
ミスティが虚構精霊を見て激怒してますね。
これは使ってはイケないモノのようだぞ。
王蛾は虚構精霊を操れるね。
.
王蛾は精霊の声が聞こえるわけではないようですが従える事はできるようです。
王蛾の攻撃は虚構精霊を使役しつつの剣術のようです。
ミスティとの戦闘が始まりその余波でレンは離れた場所に飛ばされてしまいました。
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飛ばされた先で精霊のノームとサラマンダーの導きで終焉の島の最奥に進みました。
そこには石の祭壇がありました。
それは審門でしたね。
ミスティは分身を使ってレンを追いかけて来ました。
審門の存在に驚いているようです。
ミスティに捕まる前にレンだけが審門を通過しました。
.
転送された先に驚くべき事実が待っていました。
エルラインが居ましたね。
嘘―と驚く展開ですが、本人ではないですね。
どうもエルラインのメッセージのようです。
エルラインはレンに重要なメッセージを伝えてきました。
録画された立体映像的なモノでしょうかね。
.
エルラインの残した世界録とは手記のようなものではなくエルラインの残したメッセージ映像だったようだ。
エルラインは自分は失敗したと語っていました。
エルラインは古代の人々が召還魔術で他世界から召還した精霊が竜、女神、魔族に変化したと伝えてくれます。
元々、古代の人々は精霊と仲が良かったそうですよ。
精霊信仰も盛んだったそうです。
しかし、いつしか精霊への信仰は失われてしまい、竜、女神、魔族がこの世界に召還された存在だとの事実も忘れ去られました。
竜、女神、魔族も世代交代は存在するので彼らの中でも異世界から召還されたとの事実は忘れさられたそうです。
.
沈黙機関とはこの世界の住人で、異世界から召還された存在を排除する事を目的としていました。
だからキリシェ、フィア、エリーゼを強く敵視するのね。
.
エルラインは沈黙機関と話し合い、竜、女神、魔族と共存をして欲しいと訴えたかったと言ってました。
その為に、対立していた竜、女神、魔族の間を取り持ち、仲良くするように促したそうですよ。
ここまでは、上手く行ったんだけど、エルラインは残念ながら精霊の言葉が分からなかったんだよ。
だから沈黙機関とも会話ができませんでした。
.
先の終焉戦争はキリシェが自分諸共に沈黙機関の親分を封印した事で終わらせたそうです。
キリシェは封印され、フィアは負傷を天界で癒してます、エリーゼは転生する嵌めになりました。
エルラインは一人で世界を放浪したんだけど、これは精霊と話せる人間を探す目的があったようです。
.
エルラインはメッセージで自分のやりたかった沈黙機関との対話を引き継いでくれと言ってました。
レンはそれを引き継ぐ覚悟を決めてますね。
.
最後にエルラインのメッセージは何かを伝えようとしましたが、途中で途切れてしまいました。
レンは終焉の島に戻って来ました。
.
その後、分断されていた、キリシェ、フィア、エリーゼと合流して総力戦の様相を呈して来ました。
沈黙機関、エルメキアダスク、再来の騎士の対決になりそうです。
しかし、レンは皆に戦闘を止めるように言ってます。
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自分は世界録を見つけた、それはエルラインからのメッセージだったと教えてます。
エルラインは沈黙機関との対話を目指していたと説明しています。
レンはミスティに説得を試みます。
ミスティは旅団「黄金の夜明け」に未練があるようです。
レンの話を聞いてくれる可能性も感じられましたが彼女はレンの出現が遅すぎたと言ってます。
ミスティはレンが先の終焉戦争の時代に生まれていればチャンスはあったかもと言ってますね。
ミスティは彼女が戻って来ると言ってます。
.
ミスティが言っていた彼女が異次元から帰還しましたね。
彼女は沈黙機関のボスのようです。
フィオラという沈黙機関の姫でした。
名前がレンの通っていた学校と同じですね。
聖フィオラ旅学園!!
聖地カナンにも精霊の姫と呼ばれる精霊の像がありました。
エリエスは精霊の姫ではと言ってましたね。
フィオラの姿は精霊像に似てますよ。
かつては信仰の対象だったようだ。
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フィオラの目的は明確でした。
異世界から召還した存在を無に帰す事ですね。
彼女の攻撃は強烈でしたが、レンが耐えてますね。
レンの使う霊剣ヴィエルジュが加護を与えてくれてます。
しかし、いつまでも抵抗はできませんでした。
.
戦いは意外なモノが発生したので途中で終わってしまうぞ。
終焉の島に黒い渦が発生しました。
その場に居た全員が吹き飛ばされる事になりました。
飛ばされる寸前にフィオラが意味深な事をレンに伝えてきます。
女神法印を手放すな、法印こそが世界を新生する鍵になると言ってました。
終焉の島は消滅しました。
皆は無事なのだろうか?
.
飛ばされたレンは故郷の街の近くの海辺に流れ着きました。
発見されたレンは実家で妹のリンカに看病されていたようです。
レンは三週間も意識不明でした。
.
気が付いたレンは自分と一緒に女の子が流れ着いて居なかったか聞いてますよ。
キリシェ、フィア、エリーゼの事を説明したようです。
これをリンカが勘違いしてますよ。
レンが女の子三人に男がレン一人の旅団に入っていると聞いて驚いてます。
レンに女の子に手を出すなと忠告までして来ますよ。
実際は手を出すなんてとても無理なんだけど、彼女達の正体を知らないから、このような愉快な反応になるようだ。
.
レンは外に出て驚く事になりました。
太陽が見えない、空は雲で覆われてしまい、気温が低すぎます。
日光が射さないので畑での農作業もしてないですね。
暖を取るための薪も無くなり両親は隣町まで分けて貰いに行っているそうです。
これはちょっと不味くないか?
そのうち食糧難になりそうだぞ。
.
レンは一人で仲間を探す旅に出る事にしました。
色々と噂は流れているようです。
「世にも美しい銀色の竜が、南の大空を飛んでいたという目撃情報がある。この荒廃した世界に似つかわしくない幻想的な姿だったそうだ」
これはキリシェだよね!!
.
リンカは心配してますね。
しかし何かがズレています。
彼女はお弁当を用意してくれますね。
他にも色々と世話をやいてくれてました。
.
レンはエルラインのやり残した仕事を引き継ぐ覚悟を決めて旅に出ました。
土の始原精霊(ノーム)と火の始原精霊(サラマンダー)も付いて来てくれます。
なんだか英勇らしくなってきましたね。
最初に再会するのは誰なんだろうね?やはりキリシェなんだろうか。
成分 | 美少女 | 訓練 | 戦闘 | 冒険 | ハーレム | ラッキースケベ |
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