ラノベの感想) ヘヴィーオブジェクト 第11巻 バニラ味の化学式 (電撃文庫)


第37機動整備大隊は不定期荷物検査を受ける事になっていました。
隠し持っている私物を守る事に必死になっていました。
検査を行うのは黒軍服の特15小隊でした。
黒軍服は巨乳ちゃんが多いですね。
クウェンサーは自前のマッサージ器を死守する為に巨乳ちゃんに抱き着いてますよ。
泣きながら取らないで―と訴えてました。
クウェンサーが流石なのはどさくさ紛れに巨乳ちゃんに顔を埋めているとこですね。
フローレイティアも自慢の煙管を没収されてしまいました。
彼女はクウェンサーと共に没収された私物を回収する極秘作戦を遂行しました。

クウェンサーは没収された私物のリストが作られる前に取り返す必要がありました。
黒軍服が没収した私物を保管している場所に忍び込んでコンテナを入れ替える手はずでした。
ここでクウェンサーは目の保養をする事になりました、幸運です。
特15小隊の小隊長、巨乳のミーナ=スティンガー中尉がなんとですね、水着でゴムのプールに浸かってますよ。
鼻歌混じりにご機嫌にしているミーナを目撃したクウェンサーは彼女を脅迫してますよ。
海まで待てなかったのか、黒軍服が任務中にプールで水遊びして良いのかとか、黒服の下に水着を着こむのは違反じゃないのかとか。
哀れなミーナはクウェンサーの言いなりとなりました。
没収された私物はミーナの手引きで極秘裏に返却されたようだ。
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今回の不定期荷物検査が行われる原因となったのはヘイヴィアの妹がやって来るからでした。
名門貴族、ウィンチェル家の一員だそうで、ヘイヴィアの沢山いる妹の一人でした。
それがバレてしまい、ヘイヴィアは仲間に袋叩きにあってました。
非公式な訪問との事でしたが、来ないね。
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ヘイヴィアの妹がやって来る前に任務に向かう事になりました。
資本企業と情報同盟のおひざ元で正統王国の輸送機が墜落しました。
墜落した輸送機の回収と乗員の救出を行う事になりました。
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クウェンサーとヘイヴィアは輸送機の残骸に辿り着きました。
二人は輸送機の中で恐ろしいモノを発見してしまいました。
麻薬を詰んでいますね、麦角を栽培していたようだぞ。
カラフルバニラと呼ばれるLSDの材料になるそうだ。
どうやら正統王国軍の中に麻薬戦争を主導している一派がいるようです。
資本企業の国境警備隊は麻薬が国内に入るのを食い止めていた正義の味方で正統王国は悪モノのようだぞ。
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クウェンサーとヘイヴィアは誰が最初に麦角を積んだコンテナにとりつくか観察する事になりました。
ヘイヴィアが仲間の兵士に声を掛けられて少し離れた場所に移動しました。
その前にヘイヴィアはクウェンサーにライフルを渡してるね。
一人で監視を続けるクウェンサーは犯人を特定しましたね。
ガッカリだったぞ、黒軍服のちっぱいちゃんがコンテナに取りつきました。
クウェンサーは黒軍服を拘束するか撃ちたいんだけどライフルを撃った事が無いので躊躇してました。
そこにヘイヴィアの妹が現れるぞ。
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アズライフィア=ウィンチェルと名乗りクウェンサーからライフルを取り上げて撃っちゃうぞ。
しかも凄腕だぞ、ヘッドショットを決めて黒服を全員殺しちゃったぞ。
アズライフィアは戦果を誇るでもなく、ライフルをクウェンサーに返して帰っちゃったぞ。
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同じ頃、機動整備大隊の基地ではフォローレイティアがミーナと話してるぞ。
麻薬が見つかり、コンテナごと消却処分しようとしたのは黒軍服だとミーナを追及してるぞ。
ミーナは苦しい言い訳をしてますね。
ミーナの部隊は世界を移動していたようで、麦角の原産地と被っていると説明に苦労するぞとフローレイティアに言われてるね。
そこに銃弾が飛来しますね、見事なヘッドショットでミーナは撃たれてしまいました。
撃ったのはアズライフィアですね、彼女の行いは正義なのか?怪しいです。
クウェンサーもアズライフィアを疑ってますね、何故、黒軍服が標的だと分かったのかと。
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アズライフィアは第37機動整備大隊で歓迎を受けてます。
フローレイティアはアズライフィアを歓待するのに室内の暖房を強くしてますね。
冬の南極大陸の近くに来てるのですが部屋の中は灼熱でした。
二人は水着でゴムのプールに浸かってますね、アイスをペロペロしてますよ。
アズライフィアはクウェンサーを気にいったと言って彼を案内役に選びました。
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アズライフィアはクウェンサーからヘイヴィアの普段の行動を聞いてますよ。
最近では誰かと通信でやり取りしているとヘイヴィアが教えると興味を引かれているようですね。
骨肉の争いを行う貴族の兄妹関係を想像できないクウェンサーは何で自分で話に行かないのかと聞いてますよ。
どうもアズライフィアはクウェンサーが好きなようだぞ。
まさかのブラコンですね。
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ヘイヴィアは婚約者のバンダービルト家のご令嬢に個人的に調査を依頼してますね。
麻薬戦争の手先だった特15小隊の事が新聞に載ってるか調べて貰ってました。
載ってないな、正統王国は不名誉な事実を隠蔽する方向なのか、それとも黒幕が手を廻したのか?
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喜望峰の周辺海域での戦闘を行う事になりました。
今回は海が凍ってますよ。
氷で海路を封鎖する情報同盟のオブジェクトを破壊する事になりました。
気温は11度あるので海が凍るはずはないんだけど。
お姫様(ミリンダ)のベイビーマグナムは氷を砕いて進む事になりました。
少々荒っぽいやり方を取ったので同海域で行動中のクウェンサーとヘイヴィアは大波に呑まれて大変な目にあいました。
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問題のオブジェクト、スペクトルQ&Aは撃破できましたが、今回の麻薬戦争の黒幕が出てきますよ。
人工的に作られた氷の中からオブジェクトが出て来ました。
それに乗ってたのがアズライフィアです。
これには驚いてますね。
アズライフィアのオブジェクト、デストラクションフェスは無人機だと自慢してますよ。
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彼女は登場と同時に正統王国軍の艦艇を撃っちゃったぞ。
アズライフィアは個人でオブジェクトを所有する為に情報同盟の工場に製造を委託したそうだ。
運用費用に莫大な金額が掛かるので麻薬戦争を仕掛けて資金を作ったと言ってるね。
ヘイヴィアは怒ってるな。
クウェンサーは愛しのアズライフィアが悪役だったのでガッカリしてますよ。
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アズライフィアはウィンチェル家とバンダービルト家の確執を終わらせる事が目的だと言ってますね。
手始めにヘイヴィアの婚約者を殺すと言ってました。
アズライフィアは配下の潜水艦に乗り込み姿をくらましました。
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ヘイヴィアの婚約者(バンダービルト家のご令嬢)は大西洋で行われている大花火大会に見物に来てました。
貴族、王族、平民が見物に来てますね。
彼らを守る為に正統王国のオブジェクト、オセアニックドライバーが奮戦したようですけど、デストラクションフェスには敵いませんでした。
無人操縦なので慣性Gを気にする必要が無く、鋭角な動きが可能です。
機動力で圧倒して敵に近づきズドンと仕留める戦術のようです。
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オセアニックドライバーの敗戦で花火大会に来ている貴族たちに不安が走りますね。
この中にいた首謀者は失言をしてしまったね。
こんなはずでは無かったとか言ってしまったぞ。
この人物は正統王国王家の第一王子、フラッグ=エッグノックでした。
彼は逃げ出す為に動き始めます。
バンダービルト家の令嬢を捕まえようとして来ます。
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バンダービルト家の令嬢を助けたのはウィンチェル家のメイドたちでした。
カレン=I=ウィンチェルが護衛についてくれます。
ご令嬢は自分に宛がわれた部屋のルーターを回収してフラッグの悪事の証拠を入手しました。
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海上ではお姫様が戦闘を始めます。
動きの速い敵に困難な戦闘になってます。
クウェンサーはデストラクションフェスの弱点の分析を始めます。
デストラクションフェスは人工衛星、潜水艦、に分乗させた配下の者を1000名ほど使ったオーケストラシステムと呼ぶ遠隔操縦システムで動いています。
クウェンサーは最初、電波を遮断して遠隔操縦を止めようとしました。
人工衛星から電磁波を出してデストラクションフェスの行動に制限を掛けましたが、敵も人工衛星に居たのね。
内部で抗争になってるね。
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しかし宇宙に慣れているステーションの研究者が勝ったようだね。
次に推進器に使っている何かを特定しました。
デストラクションフェスは砂鉄を海水に撒いて機動力を得ているようです。
これを電磁石で集めて海水中に砂鉄が無い状態を作りました。
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クウェンサーは無人操縦の筈のデストラクションフェスにコックピットハッチが開閉している事を発見しました。
歓喜してるね、クウェンサーはまだアズライフィアとのイチャイチャ展開を諦めてないね。
ヘイヴィアを巻き込みデストラクションフェスに乗り込みました。
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本来は誰も搭乗する必要は無いんだよ、そこに何でアズライフィアが乗ってたか。
彼女の目的はヘイヴィアの後押しでした。
数百年に及ぶ対立を続けるウィンチェル家とバンダービルト家の融和を目指すヘイヴィアの為に犠牲になる事だったぞ。
兄思いなのだが、手段が過激すぎだな。
正義の為ならば兄妹でも殺すとの姿勢をヘイヴィアに示させるのがアズライフィアの目的でした。
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最初から死ぬつもりだったのね、負ける気満々だったので、第37機動整備大隊の到着を待ったのね。
クウェンサーは恐ろしいGに晒されながら何とかコックピットに到達しました。
が、待ってた言葉は「お前じゃねえよっっっ!!!!!!」だったぞ。
しかしクウェンサーはメゲマセンよ。
お仕置きさせろと言ってますよ。
縄、鞭、蝋燭、とかなんとか、最後は全部載せだなと言ってます。
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クウェンサーの頼みの綱はコックピットに装備されているエリートの脱出用レバーでした。
でもね、デストラクションフェスには装備されてないのよ。
此処はコックピットでは無いそうです、終わったね、脱出できずに慣性Gに殺される寸前です。
ここで宇宙ステーションの乗員が助けてくれる事になりました。
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彼らはクウェンサーのメッセージを受け取り動いてくれました。
宇宙に漂うデストラクションフェスを操るのに使っている衛星を回収してくれました。
そのお陰でデストラクションフェスは停止しましたよ、助かった。
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デストラクションフェスとの戦闘が終わってもヘイヴィアの戦いが続きました。
戦闘海域を監視していたお姫様がヘイヴィアに知らせてくれます。
バンダービルト家のご令嬢が乗っている船の様子がおかしいと。
ヘイヴィアは俺が助けに行くとカッコよく向かうね。
お姫様の副砲に縛り付けて運んでもらいました。
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絶好のタイミングで登場するぞ。
船の上では逃げ出そうとしているご令嬢がフラッグに捕まりそうでした。
フラッグの発言を、ご令嬢とカレンで揶揄っているのが面白いですね。
そこにヘイヴィアが登場して決闘する事になるぞ。
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ヘイヴィアは切れ気味ですね、自分は王族だぞと凄むフラッグをライフルのストックで殴りつけるぞ。
鼻を潰され鼻血だらだらのフラッグは刺さっていた儀礼用のレイピアを抜いちゃったぞ。
剣を向けられたので決闘の体裁が整ったぞ。
カレンが気を効かせて、貴族には王族を戒める権利があるとか言って体裁を整えようとしてますね、忠臣だな。
しかしヘイヴィアは頭に血が上ってるようで、台無しにするぞ。
「つーか、まさか人の女に手ぇ上げて、黙って帰れるだなんて思っちゃいねえだろうな?」恫喝しているぞ。
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王族と言っても戦闘訓練とか受けてないようなフラッグではヘイヴィアには勝てないよな。
ヘイヴィアは貴族らしく決闘の構えを取ってるな。
普段の行いからは想像し難いが彼も立派な貴族だな。
初手をフラッグに譲ってるぞ、フラッグはバカなのか、護身用の拳銃で撃つよ。
しかし命中率が低く、銃声で相手をビビらせるのが護身用拳銃の用途のようです、カレンの説明です。
ヘイヴィアは自分の攻撃権で軍用ナイフをフラッグの心臓にぶっすりと突き刺しました。
ヘイヴィアはフラッグを決闘で殺したぞ。
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フラッグは情報同盟に利用されてたね。
情報同盟はパーフェクトブラウジングを完成させる為のサンプルとして貴族同士の争いのデータが欲しかったようです。
さらに王族の腐敗のデータも獲れたと喜んでました。
フラッグは正統王国の意思決定機関に属していたのでもう少し利用したかったようですけど、フラッグがやらかし過ぎたので切り捨てました。
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事件後にニュースになってますね。
フラッグが決闘を挑まれ最後まで勇敢に戦ったが負けたと報じられてます。
国民は第一皇子が崩御したのに関心を示してないね。
普段と変わらない平和な日常が続いているそうです。
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クウェンサーは今回の任務は割りに合わないと嘆いてますよ。
巨乳のニーナは死んだし、アズライフィアは麻薬戦争の首謀者としてどこかに連れて行かれてしまったと言ってます。
確かに今回はあんまり美味しい目に遭ってないな。
クウェンサーは正義の為に戦ってんじゃないんだぞーと言ってますね。
本音過ぎませんかね。
今回はヘイヴィアがご令嬢との愛を確かめ合った感じですね。
クウェンサーが兄妹ケンカの果てに愛を確認し合っただけと言ってます。
世界的にどうでも良いわ!
ノロケ話に付き合わされた迷惑料とか慰謝料を出せと主張してますね。
ヘイヴィアはいつも自分がそっち側で、ちょっとは思い知れと言ってるね。
確かにそうなんだよね。
たまにはヘイヴィアがモテても良いよな。
ヘイヴィアは大きな敵と戦ってるんだな。
頼りになる味方も居るようだし何とかなるのか?
クウェンサーはお姫様に好かれているのでそれで充分な気もするよな。

成分美少女オブジェクト作戦戦闘ラッキースケベ
評価AAAAAAAAAAAAA

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