ラノベの感想) ヘヴィーオブジェクト 第9巻 氷点下一九五度の救済 (電撃文庫)


クウェンサーは情報分析を助ける為に南の島に呼ばれました。
ビーチでは美女が水着で遊んでますよ、クウェンサーは楽園での楽な任務を期待しました。
着いて早々にヘイヴィアからの連絡が入り一仕事行う事になりました。
ホテルに向かうタクシー内から腕を出してますね。
時速60キロで走行中です、外の風の衝撃がDカップだとか馬鹿な事を言ってます。
腕を出しているクウェンサーはすれ違った車に乗っていた信心組織の偉い人のカツラを剥ぎました。
待機場所のホテルに到着するとカツラを飛ばした意味が分かりました。
カツラの持ち主のDNA情報が欲しかったようです。
それを元にして作戦を始めます。

ホテルに到着して今回の作戦の上官を紹介されます。
ミリア=ニューバーグさんですね。
彼女はカーゴパンツとビキニのトップスでした、クウェンサーラッキーだな。
ミリアは事あるごとにビキニの紐を弄るんだよね、これがエロエロだぞ。
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今回の目的はクウェンサーが冗談でたてたオブジェクト強奪作戦を実行に移す事でした。
コレクティブファーミング(信心組織ではサラスバティと呼ばれています)環境を整備する機能があるようです。
海上で整備中のサラスバティを強奪する事になりました。
オブジェクトの操縦士エリートのプタナ・ハイボールは視線を過敏に感じ取れる能力がありました。
なのでサラスバティの調整中は信心組織の護衛兵はオブジェクトの近くから離れる事になっていました。
この特性をクウェンサーたちは突きました。
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夜陰に紛れて水中からオブジェクトの整備基地に接近しました。
そして海上にダミーの灯台を作ります。
基地から離れて待機している信心組織の兵士にオブジェクトの影絵を見せてオブジェクトがそこにあると思わせました。
誰にも気が付かれないうちに海上を移動させてサラスバティを奪い取りました。
大勝利です。
可哀想なプタナはオブジェクトとの合一を図る為に冥想中だった。
気付いた時にはお姫様の乗るベイビーマグナムに主砲を向けられていました。
プタナは大人しく投降したようですね。
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作戦の拠点として使っている街、ロストエンゼルスは各勢力のスパイ天国となっています。
街中で銃撃戦が日常的に発生してますよ。
移動手段が凄いですよ、皆、盗難車を使っています。
駐車してある車やバイクを勝手にエンジンかけて乗るようです。
誰もかれもが盗難車を使うので最初の持ち主が誰なのか分からないみたいです。
軍の公式作戦でも当然のように盗難車を使ってますね、ミリアが各自、移動手段を確保するようにと言ってます。
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鹵獲したコレクティブファーミングから出て来たプタナは捕虜になるのですが、ミリアの隊で作戦行動に参加しています。
彼女はサラスバティを鹵獲する作戦をたてた人物を特定して復讐すると息巻いてます。
クウェンサーはプタナにバレないかドキドキしながらも彼女と行動を共にする事になりました。
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作戦では島の中を移動する事になるんだけど移動手段がバイクです。
クウェンサーはバイクに乗れないのでプタナと二人乗りしていました。
プタナの後ろからしがみ付いてますね。
しかし走行が激しかったのでクウェンサーに余裕が無かったね。
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敵のオブジェクトを撃破するのにクウェンサーが無線でお姫様に作戦を伝えてました。
プタナはクウェンサーを観察してますね、彼の明晰な頭脳に注目し始めてますね、すでにクウェンサーがサラスバティ強奪作戦を考えたとバレた感じですね。
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クウェンサーとプタナは自前の武器を調達する命令を受けました。
二人は街のスーパーに向かい材料を仕入れてますね。
郊外の倉庫を爆弾製造に使わせて貰える事になりました。
大チャンスです、プタナは武器を所持しているからね、二人きりになったのでクウェンサーに復讐する事にしたようだ。
しかし爆弾を調合中だったのがクウェンサーを助けました。
クウェンサーは調合中の爆弾を破裂させて、逃げました。
クウェンサーは上手く逃げますよ、借りた倉庫は爆発で滅茶苦茶になります。
残ったプタナが倉庫の持ち主に叱られるように仕向けてます。
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プタナがどうするのか気掛かりでしたが彼女はミリアの隊に戻って来ました。
以降も作戦に参加します。
クウェンサーはプタナに復讐されると分かったので彼女と二人になりたがらないね。
ビクビクしてますね、普段ならば美少女と二人っきりでウキウキなんだけど。
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オブジェクト戦が行われます。
お姫様は逃げ回るオブジェクトを相手に苦戦していました。
そして流れ弾でケーブルカーが破壊されました。
乗員、乗客ごとケーブルカーが破壊されました。
民間人を殺してしまったとおもわれたのですが、意外な真実が後で分かりますね。
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ケーブルカーには誰も乗っていませんでした。
これは資本企業が行っている若い才能を売買する誘拐ビジネスを信心組織が真似たものでした。
別の作戦でプタナは信心組織に拉致されていた子供を助けました。
その子が言うには、他の子は喜んで「お星さま」に向かったと言ってます。
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最終的な敵の姿が分かります。
意外な事ですが、どこの勢力にも属してないですね。
天才の子供が集まった組織のようでした。
それを助ける大人の天才も居ますね。
彼らの計画は地球脱出を目指す事でした。
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といっても宇宙に進出するのでは無く海底でコールドスリープに入る事でした。
彼らの試算では遠からず人類は絶滅するそうだ。
絶滅後の地球でコールドスリープから目覚めた自分たちが地球を作り直す計画だったぞ。
ナタラージャと呼ばれる人工惑星を完成させてました。
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彼らは味方のオブジェクト(オリエンタルマジック)を海上で暴れさせて磁場を乱す事でレーダーを使えなくします。
その間にナタラージャで何処かの海域に逃げる計画でした。
逃げるナタラージャを拘束したのはプタナが乗るサラスバティでした。
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プタナを整備課の婆さんとクウェンサーで説得しましたね。
サラスバティを解体してすまなかったと謝ってます。
プタナがサラスバティを動かしてくれるならば作戦終了後にサラスバティを爆破する事を認めてます。
プタナの手でサラスバティを葬ってあげろと言ってます。
婆さんの言った供養って言葉にプタナは心をかえたようでした。
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クウェンサーはプタナに自分のたてた作戦でプタナのエリートとしての人生を滅茶苦茶にしてしまった、ごめんと誤ってますよ。
クウェンサーは確かに正統王国サイドからの考えしか持ってなかったからね。
彼の考えたサラスバティ強奪作戦は誰も死なない良いモノに思えるけどね。
相手からすればたまったモノじゃないよね。
クウェンサーは洞窟内で敵のパワードスーツに襲われた所をプタナを庇ってますよ。
ナイト的な行動ですね、クウェンサーは銃器の扱いは出来ない筈だけど高性能な照準システムのお陰でパワードスーツを撃退して見せたぞ。
プタナに俺に構わず先に行け的な発言をしてました。
プタナも涙を振り切り前進する的な反応を返してますよ。
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プタナはお姫様を助ける為に、対オリエンタルマジック戦に参戦しました。
その戦いでサラスバティは被弾して海中に沈む事になりましたがプタナはサラスバティをナタラージャの上部に墜落するように調節しました。
プタナが過激な攻撃を開始しましたね。
サラスバティに搭載されている地面を耕す機能を使ってナタラージャの上部甲板から破壊を始めました。
ナタラージャは移動が停まり鹵獲される事になりました。
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オリエンタルマジックとナタラージャがエネルギーをやり取りする方式が凄かったね。
電磁波の様なものでエネルギーを転送してました。
当初は人間を殺す為の殺人電子レンジを疑ったけど、大掛かりすぎだよな。
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首謀者たちはコールドスリープを開始していたのですが途中で止められないとか言ってたよね。
眠った状態で捕まったのかな?
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各勢力は喜々として鹵獲したナタラージャに群がってますね。
ナタラージャは世界から色々な資源をちょろまかしてたようです。
ナタラージャの動力に使う為ですね。
相当な量を貯蔵してるようですね、各勢力は仲良く資源を分け合ってますね。
しかし自陣営に持ち帰るルートを襲撃しようと計画する勢力もあるようですね。
一時的に鉱脈が出来て暫くは仲良くなるのだろうか?
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プタナは貢献度が高かったよね。
婆さんと話してますが、彼女は信心組織の手が届かない場所に向かうようだね。
エリート関連のラボに廻されると言ってますが正統王国に残るようだね。
クウェンサーへの復讐心は無くなったようだけど、彼のハーレムに入る事になるのだろうか?
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ヘイヴィアは今回こそ分析官として室内勤務かと思われましたが、またも外での肉体労働をしてますね。
海中に潜ったりしてますね。
彼が分析官として室内で作戦に当たる日は来るのか。

成分美少女オブジェクト作戦戦闘ラッキースケベ
評価AAAAAAAAAA

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