ラノベの感想) ナイツ&マジック 第5巻 (ヒーロー文庫)

エルはジャロウデク王国から獲得したシルエットナイトの残骸の解析を進めていました。
バトソンとアディが付き合わされていました。
大量の残骸を前にしてエルは嬉しそうにしていました。
クシュペルカ王国のマルチナさんは危惧を抱くことになりました。
エルと交わした約定が足かせになるのではないかと思い始めます。
銀鳳騎士団の戦果は凄まじいものがあったのでエルの元にシルエットナイト再建の資材と成りうる残骸が集まってしまいました。
再興を宣言したばかりの新生クシュペルカ王国には十分な資源が無いんだよね。
ですのでエルから倒したシルエットナイトは全て僕のモノという約束を撤回して貰おうと考えました。
この頃にはエルのシルエットナイトへの異様な執着に気が付いていたので無理かもと思っていました、が以外にもエルはあっさりとマルチナさんの要求をのみますね。

エルには次の興味の対象が見つかっていたのが良かったのかも知れないね。
エルは鹵獲したジャロウデク王国の飛空船の研究を始めました。
ダビードを始めとする鍛冶師たちと一緒に飛空船に乗り込みその能力査定をしていました。
無茶な宙返りなどをして楽しんでいました。
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エルが解析したジャロウデク王国のシルエットナイトには素晴らしい機能が搭載されていました。
彼らのシルエットナイトのパワーに疑問があったのですが、エーテルの違う使い方を見出していましたよ。
ジャロウデク王国は国力が高いようで魔力転換炉を贅沢な使い方をしていました。
魔力転換炉に強制的にエーテルを流し込んでいたようですよ。
これをやると魔力転換炉の寿命が縮むようなんですけど国力があるジャロウデク王国は使い捨てを覚悟で使っていたようです。
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マルチナたちは反抗作戦を始めるのですが戦力が足りませんでした。
エルに協力を仰げるか心配しいたようですけど、むしろエルは積極的に協力してくれます。
エルには重大な関心事がありました。
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侵攻軍の大将を失ったジャロウデク王国は打撃を受けていました。
エルの操るイカルガへの恐怖心が増していました。
イカルガに対抗する為に新兵器の開発を始めます。
ここでシルエットナイトではなく飛空船の発展形を目指しますよ。
単体での攻撃力を持たせ、地上からの攻撃への防御力を供えた飛空船を開発しました。
古の竜の形を模したモノになっています。
開発したのは飛空船の開発者である、オラシオでした。
彼は飛空船に並々ならぬ拘りがあるからね。
飛竜戦艦(ヴィーヴィル)と名付けられたね、竜の様に船体が動いて旋回可能でした。
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エルは飛竜戦艦と戦う事になりましたが、この戦いでこの世界の構造を知ることになりました。
空中戦を行ったのですが、上空に上昇する事になりました。
雲の上まで到達したのですがエルが肉体的な変調を体験しました。
エルはエーテル酔いと表現していました。
この世界はエーテルに包まれているようだと予測しています。
地上に向かうほどエーテルの濃度が薄くなります。
薄いエーテルの中で暮らしている人間には高高度の濃いエーテル空間に長時間居ることはできないようです。
これは貴重な発見ですよね!!
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飛竜戦艦との初戦はエルの敗北に終わりました。
その攻撃力の高さに撤退するのがやっとでした。
イカルガも飛竜戦艦に損害を与えてはいたので引き分けかな?
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戦ったエルには飛竜戦艦の有用性が痛いくらい理解できたようですよ。
彼にしては珍しく焦りを見せていました。
飛竜戦艦は魔力転換炉を並列に繋げて大出力を得ているようでした。
このままでは世界各国で飛竜戦艦のような飛空船の発展形が開発されてシルエットナイトの存在価値が無くなってしまうとエルは危惧します。
エルの発言が変態的です。
「飛竜戦艦は、ここで打ち滅ぼします。幻晶騎士こそが、この世界の中心であり続けられるように。あんなもの、僕の生きる時代には不要です」これは凄い。
趣味全開ですよ、自分の趣向に時代を合わせようとしているようです、傲慢さが凄いですね。
それを実現しちゃうんだけどね。
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どこに飛んでくるか分からない飛竜戦艦に新生クシュペルカ王国は困り果てる事になりました。
砦を次々にジャロウデク王国に落とされていきます。
戦力不足の新生クシュペルカ王国は攻撃と防御に戦力を割く余裕がありませんでした。
そこで女王エレオノーラは思い切った作戦を考えました。
自分を守るための戦力を攻撃に割く為に自分が先陣に立とうと考えました。
エレオノーラは見事な演説を決めてくれます。
「クシュペルカの騎士よ、全軍にて進軍せよ!この国を、奪われた王都を取り戻すのです!・・・我らが手に、勝利を!!」
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エレオノーラは国王機に乗り込むのですが彼女にはシルエットナイトの操縦などできません。
そこで銀鳳騎士団が改良を施してました。
ツェンドリンブルと同様に二人乗りに仕立てていました。
操縦するのは一緒に乗り込むイサドラでした。
イサドラも動かす事が出来る程度なので戦闘には参加できません。
国王機なので敵の的になってしまうので彼女たちの傍でエムリスが護衛をする事になっていました。
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自分の国の王都への侵攻だったので途中の道を熟知していました。
侵攻はスムースに行われてジャロウデク王国から砦を奪い返して行きました。
王都の目前で最大の難所に相対する事になりました。
王都を守っている四方盾要塞(シルダ・ネリャク)です。
この要塞は川を挟んだ対岸にあり跳ね橋が設けてありました。
当然、ジャロウデク王国は跳ね橋を上げているので渡れません、そこで跳ね橋を下す作業が必要になりました。
銀鳳騎士団はシルエットギアを使って隠密行動により跳ね橋を下す作戦を取りました。
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ジャロウデク王国の最高司令官に繰り上がっていた王女カタリーナは戦力を増強させる為に自身の為の王族専用機をグスターボに与えます。
グスターボも王女が相手なので畏まってましたね。
カタリーナは王族専用機をグスターボの好きに改造して良いよと言ってます。
グスターボは本当に好きに改造を依頼してますよ。
彼の要望で全身に剣を纏う事になりました。
優美だった外観が禍々しくなってます。
元が王族専用機なので防御力は高めでスピードもありました。
グスターボの要望は意外と的を得ていたのかも。
仕上がった機体に新たな名前が付けられますよ、死者の剣(デッドマンズソード)と名付けました。
「カタリーナ殿下から与えられ、亡きクリストバル殿下に捧げるモンだ」と言ってますね。
グスターボも意外と忠誠心が強いですね。
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銀鳳騎士団のディーは先のグスターボとの戦いでシルエットナイトを失っていました。
他にも作るものが多く修理が間に合わないので乗るべき機体がありませんでした。
そこでディーは跳ね橋を下す隠密部隊に参加する事にしました。
彼のいない間、第二中隊の指揮をエムリスが取ることになりました。
第二中隊のディーとエムリスへの評価が微妙ですね。
中隊メンバーはディーの事を脳筋と言ってます、エムリスもディー以上の脳筋なので彼の指揮下に入っても問題なくないと言ってますね。
ディーが微妙な表情を示してますね。
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ジャロウデク王国はイカルガへの対策で手一杯だったようです。
一度シルエットギアにはエレオノーラたちクシュペルカ王国の王族を奪還されて痛い目に遭ってたのですが対策を行えませんでした。
しかしシルエットギアの威力を痛感している人物に行動を読まれていました。
ケルヒルトです、彼女はシルエットギアを使って跳ね橋を下しに来ると予見して待ち構えていました。
しかしケルヒルトは銅牙騎士団を失い信用も失っていたので手柄を独り占めする事を企んでしまいました。
カタリーナに自分の予測を話して十分な対策を行っていればと悔やまれますね。
ケルヒルトは待ち構えていましたがディーを始めとするシルエットギア部隊に負けますよ。
跳ね橋は降ろされてしまいました。
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エドガーたちが先陣を切り跳ね橋から砦の中に入っていきました。
そこではシルエットナイトに乗り込んだグスターボが待ち構えていました。
グスターボはエドガーを強敵と判断します、更にディーの仲間と知り嬉々として戦闘を始めます。
攻撃特化のグスターボと防御重視のエドガーの戦いは中々決着しません。
そこにケルヒルトが割り込んで来ましたよ。
エドガーとの対戦を邪魔されてグスターボは切れてますよ、邪魔すんなと言ってます。
ケルヒルトはカタリーナの命令は敵の大将を討ち取ることでしょと説得してますね。
グスターボはエドガーをケルヒルトに任せて前進を始めました。
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ケルヒルトとエドガーの対戦になりました。
戦闘中にエドガーは相手がケルヒルトだと気が付いてます。
止せばいいのにケルヒルトは且つてエドガーを打倒してテレスターレを強奪した事を強調して挑発してしまったぞ。
エドガーは決着を付けると意気込んでました。
エドガーは今回のジャロウデク王国の侵攻の遠因にテレスターレの強奪が関係していると考え責任を感じていました。
結果はエドガーの勝ちです。
エドガーは盾を使ってケルヒルトの機体に体当たりを掛けて倒しました。
ケルヒルトはシルエットナイトを捨てて逃げようとしましたがエドガーは非情でした。
シルエットナイトの剣でケルヒルトを叩き潰しました、跡形も無く潰してますよ。
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前進したグスターボはエレオノーラを狙いました。
グスターボにはエムリスが金獅子で対抗する事になりました。
シルエットナイトの性能は互角なようですが、ナイトランナーとしての腕前はグスターボの方が上なようでした。
エムリスは防戦一方になりました。
しかしエムリスの粘りにグスターボが焦れて来ましたね。
グスターボがエムリスに止めを刺そうって所にエドガーが間に合います。
しかしエドガーの機体はケルヒルト戦での損傷が激しくボロボロですね。
グスターボが有利に戦いを進めますが、エドガーとの戦いに集中し過ぎてしまいエムリスから目を離してしまいました。
エムリスは金獅子の必殺兵器を使う為の準備時間を必要としていました。
その時間をエドガーが稼ぐ事になりました。
見事な連携により金獅子の獣王轟咆(ブラストハウリング)がデッドマンズソードを破壊しました。
グスターボは運よく逃げられたようで生き延びますよ。
シブトイですねー。
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エドガーはエムリスの出力を抑えたブラストハウリングを見事な調整でしたと褒めてますけどね。
事実はタダの魔力不足でした、エムリスは少しだけ気まずそうですね。
エドガーも白い目ですね・・・
エドガーは運が良いようだぞ、魔力が足りていたらエドガーも一緒に吹き飛んでたぞ!!
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エルは飛竜戦艦と激戦を繰り広げていました。
飛竜戦艦はイカルガ対策として槍での攻撃に対処すべく雷撃を放つ鞭を用意していました。
エルの方もイカルガだけでは飛竜戦艦を仕留めるには戦力不足と判断して飛空船を改良した対空衝角艦(ジルバヴェール)を用意していました。
魔力不足を補う為に、キッドとアディの乗るツェンドリンブルを繋げてありました。
ジルバヴェールを操るのはダビードをはじめとする鍛冶師たちでした。
エルは飛竜戦艦への攻撃手段として新兵器を用意していました。
これが結構悪辣な兵器でしたね。
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槍の先端に樽を付けて中に獣油を満たしていました。
飛竜戦艦は飛んでくる槍を迎撃して破壊していきましたが、これこそがエルの狙いでした。
破壊された樽から獣油が飛竜戦艦に降り注ぎました。
その後、発火させて飛竜戦艦を燃やしますよ。
これには操縦しているドロテオも驚いたようですね。
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慌てて旋回を始めて火を消そうとしてきましたが消火に手間取る事になりました。
エルはイカルガで飛竜戦艦に取りつきました。
それから近接戦闘で飛竜戦艦を破壊し始めます。
飛竜戦艦にも近接戦闘の武器が搭載されていたのですが燃やされてしまい使えませんでした。
負けを悟ったドロテオは飛竜戦艦をエレオノーラに向けて落とそうとしてきました。
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エルがイカルガで落下方向を反らそうとしてましたが出力が足りませんでした。
ダビードたちもジルバヴェールを体当たりさせますがまだ足りません。
キッドが思い切った行動にでました。
ジルバヴェールへの魔力供給をアディに任せてツェンドリンブルを飛竜戦艦に飛び移らせました、吃驚ですね。
接近していたとはいえ落ちたら死んじゃうんだけど、エレオノーラを救いたい一心だったのか?
ツェンドリンブルで飛竜戦艦の操縦席のある竜騎士像の胸を殴りつけました。
ドロテオは体ごと貫かれてしまい亡くなります。
頑張っていましたがクリストバルの仇は討てませんでした。
操縦者を失った飛竜戦艦は落下を始めます。
.
キッドの代わりにエルが戻ってきてジルバヴェールへの魔力供給を始めます。
これで何とか飛竜戦艦の落下角度を反らすことができました。
飛竜戦艦と一緒に落下するキッドをエルが助け出しました。
エルはキッドを褒めてますね、そこにアディが飛び込んで来ます。
「あーっ!キッドばっかり褒めてもらってずるい!!私も頑張ったのに!」
エルに頭をなでてもらい、ご満悦の様子ですね。
アディはいつでも変わりませんねー。
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飛竜戦艦が落ちたことを知ってカタリーナは諦めます。
先に逃げようとした飛空船をエルがイカルガで撃墜したので脱出は不可能と悟ったようです。
この辺りは冷静でした。
カタリーナは要塞内を探索したディー達に捕まりました。
抵抗はしなかったようです。
玉座の間でエレオノーラと邂逅しました。
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エレオノーラはカタリーナを虜囚とする事にしました。
心情的には父王の仇なので処刑したいとの思いもあったようですけど、今後のジャロウデク王国との交渉を考えると生かしておいた方が得策と判断したようです。
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いち早く敗戦を予感して逃げ出す事に成功した者も居ました。
飛竜戦艦を作り出したオラシオは逃げ出す事に成功しました。
この戦いで得た情報を国元に伝える事こそ意義があると言ってますね。
「まだだ。まだ空を俺のものにするには遠い・・・。いずれは何者にも阻まれない、最強の船を作り出してみせるさ。ひとまずは、いい勉強をさせてもらったとしておくかねぇ」
まだまだ諦めていないですね。
オラシオもエルに負けない目的があるよね、エルのライバルとして立ちはだかるのか?
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銀鳳騎士団がフレメヴィーラ王国に帰国する事になりました。
エレオノーラは見送りに来ていました。
キッドとの別れは辛そうでしたね。
キッドは一度はエレオノーラの騎士に成ると言っておきながら銀鳳騎士団の所属なので帰る事になるよ。
エレオノーラは弁えているので、キッドが任を全うしたと言ってくれますよ。
キッドはエレオノーラに困った事があれば、すぐに駆けつけると言ってますね。
この二人完全にフラグが立ってませんか?キッドが婿になる事はあるのでしょうか?
騎士としての実績も十分ですからね、可能性はありそうですよね。
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アディはキッドだけを残していけないかとエルに聞いてますね。
エルは一存では決められないと言ってますよ、アディは若旦那(エムリス)にも聞いてますね。
エムリスは銀鳳騎士団は親父の配下なので自分が勝手に決められないと言ってます。
やはり一度は帰国する事になるのね。
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エムリスの元にも別れを惜しむ人がやって来ましたよ。
イサドラがやって来ますね。
なんだかイサドラが可愛いですよ。
「リース兄の言ったとおり、これからは私たちがこの国を立て直す。後は、任せておいて。そうしたら・・・落ち着いたら。また、来れる?」
とか言ってますね。
エムリスは今度はイサドラがフレメヴィーラを見に来る番だろうと言ってますね。
さらにエムリスはイサドラを魔獣狩に誘ってますよ、あれは迫力があって楽しいと言ってます。
イサドラは間髪入れずに断ってますね。
良い雰囲気だったのに台無しでないかい?それで良いのかエムリス!?
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侵攻したけど、逆襲に遭い敗走してしまったジャロウデク王国は周辺国から侵攻を受ける事になってしまいました。
領土が広いので防衛線も長そうです、苦労する事になってました。
しかし、可哀想な結果と言えますね。
十年以上の年月を費やして準備した侵攻作戦が大失敗、そこで国力を落としてしまい周辺国から攻撃を受けてますよ。
「なぜだ・・・一体、なぜこうなったのだ・・・ッ!!」って国主代理のカルリトス・エンデン・ジャロウデクの叫びが悲痛ですね。
エルたち銀鳳騎士団は短期間に対策を練ってジャロウデク王国を撃退しちゃったからね。
エルの存在を知らなかったのが運の尽きではあるね。
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西方諸国に飛空船の情報が蔓延してしまいました。
出どころは不明なようですけど、各国はその有用性に気が付いて飛空船の開発競争をする事になってますね。
これはエルが危惧した方向に時代が進んでしまうのでしょかね?
各国は戦闘能力を有している飛竜戦艦(ヴィーヴィル)の製法も知りたかったようですけど、それは齎されなかったようです。
ヴィーヴィルの基幹技術はオラシオ・コジャーソだけが持っていたようです。
彼は失踪したようです、どこに向かったのでしょうね?
しかし各国が飛空船を持つようになり、大航空時代の幕開けとなるようですけど、どうなるんだろうね。
フレメヴィーラの先まで探索する事になるのでしょうか?
地形を気にしないで移動できるので砦なども意味を失いよね、戦争の形態も変化するのでしょうかね?
エルの望むようにシルエットナイトが今の価値を保持する事が出来るのでしょうか?
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成分美少女開発戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAAAAABC

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