ラノベの感想) 世界の終わりの世界録(アンコール) 第7巻 神代の暴君 (MF文庫J)

エルラインは生前、世界録を託すので神性都市シィエラミリスを救う為に一緒に来てくださいと頼まれたのね。
しかしエルラインは断ってますね。
エルラインは光り輝く者と会話できなかったことを気にしてますね。
自分の事を英雄のなり損ねと自嘲してますよ。
連れて行くのは俺の次の人物にしてくてと言ってますね。
エルラインが捜し求めている精霊と会話できる人物の事ですね。
現在では英勇と称えられているエルラインが言った事ですからね、意外な感じはしました。
自己評価は限りなく低いですね。
終焉戦争を三大姫を犠牲にして生き残ったと思っているのでそうなるか!

故郷の町で目覚めたレンは離れ離れになった仲間を探す旅にでる事にしました。
レンを看病してくれてた妹のリンカは心配そうです。
レンが最初に向かったのは聖フィオラ旅学園のある学生街ミスティエでした。
この町で初めてキリシェと出会いましたし、フィアとは聖フィオラ旅学園で会ったので。
行き先が分からないので初めて出会った場所に行ってみようと考えました。
.
街道には人が殆んど居ませんでした。
道中レンは旅団に呼び止められましたよ。
レンは霊剣ヴィエルジュを背中に背負っていたので警戒されたようです。
街道には徊獣が徘徊していて危険な状況です。
そんなときに一人で街道を歩いているレンを不審に思ったようでした。
旅団の人から身分を聞かれてますよ。
レンは逸れてしまった旅団のメンバーを探していると説明していました。
旅団員たちはレンの話を聞くと同情的になるぞ。
彼らも仲間を探しているそうです。
彼らからは世界各地で行方不明者が出ていると聞きました。
.
レンは無事に学生街ミスティエに到着しました。
そこで懐かしい人物と再会しましたね。
レンが学園に通っていたときの同級生に再会しました。
ミオンというのね。
彼女はレンが学園を辞めて実家で農作業をしているとの噂を信じていました。
まあ、学園を出てからのレンの活躍を知らないのでそう思うのも無理もないか。
ミオンの説明では街に頼れる人物が逗留していて、その人の指示で徊獣対策を行っていると聞きます。
ミオンに案内してもらい、今度は冒険先で知り合った人物との再会を果たします。
意外な人物でしたね。
.
旅団「精霊の調べ」の夏蕾(カレイ)でした。
夏蕾もレンの事を覚えてますね。
夏蕾にとってはレンは能力がある冒険者と評価されているので学園時代の仲間との評価の差が面白かったね。
夏蕾にキリシェ、フィア、エリーゼの事を聞きましたが、彼女も知らないそうです。
夏蕾がこの街にやって来ていたのは、世界の状態を調べる為でした。
調査は終わったので早々に旅立ちたかったようですが、街の人々に警備を頼まれてしまい断れなかったそうです。
.
夏蕾は彼女の他にも意外な人物が居る事を教えてくれました。
この街には女神レスフレーゼが保護されていました。
レスフレーゼ本人は自分が街を守護していると言ってますけど、実状は見た目子供の彼女を街の人が保護してくれたとの扱いになってました。
.
レスフレーゼはレンを護衛として女神が集まっているとの噂がある旅人の町シャーラに向かう事になりました。
道中は徒歩だったのですが、天界では雲の上で生活していたレスフレーゼは堅い地面の上を歩くのが苦手でした、直ぐに転びます。
「手を離すでない!」とレスフレーゼに言われてしまったね、手を繋いで歩く事になりました。
.
道中で聞いたレスフレーゼの話は衝撃的でしたね。
現在この世界に居る天使がどうやって作られたのかという話です。
レスフレーゼは神性都市によって全天使の中で二番目に召還されたそうです、一番は誰だったかは忘れてしまったと言ってます。
これは気になる情報ですね。
他の天使も召喚されたのかと思ったら違うようでした。
レスフレーゼ以外の天使はレスフレーゼの背中の翼を依代にして生み出されたそうです。
痛々しいです、レスフレーゼは背中に翼が無いんだよ。
全ての翼を毟って天使を作らされたようです、神性都市は酷い事するよな。
天使たちのレスフレーゼへの忠誠心の高さの理由の一つになってるね。
彼女は天使たちの創造主だったんだね。
.
レンはレスフレーゼに世界録を見せていました。
レスフレーゼの力に反応したのか?世界録が光ってますよ。
そして世界録から妖精が出た来ました。
彼女もレンを見てエルラインと呼んでますよ。
自分の事を世界録に宿る人工精霊だと言い、ナスターシャと名乗りました。
.
ナスターシャは世界録を見つけてくれたレンを神性都市に来て欲しいと誘ってきます。
あーエルラインが出会った神性都市に誘う人物がナスターシャだったのね。
レンはエルラインとの会話が途中で途絶えてしまったとナスターシャに話しました。
ナスターシャは自分ならば世界録を修理してエルラインの言葉の続きを再生できるかもと修理を引き受けてくれました。
.
ナスターシャに神性都市の場所を聞くと彼女も忘れてしまっていますね。
世界録の住人らしいので一緒にダメージを受けたようです。
.
シャーラに向かう道中でペンションに泊る事になりました。
しかし経営者が居ませんね。
どうも徊獣の被害に遭うのを避ける為に逃げ出したようです。
誰も居ないのかと思ったら先客がいましたよ。
獣人リンと大妖精シルクが居ました。
おー彼らもレンの知り合いでしたね。
団長のダンを含めた旅団「黄金の夜明け」が居ましたよ。
.
ダンは早々にレスフレーゼと意気投合しました。
レスフレーゼは見た目こそ子供ですが数百歳の大人なので、ダンと一緒にお酒飲んでます。
天使は種族として酒豪なのかもしれないね。
レスフレーゼはダンに自分の悩みを打ち明けています。
自分の容姿に威厳が無く、女神なのに周りにいる自分の配下の天使の方が女神の様に見えるとかなんとか。
ダンは聞き上手です、そんなレスフリーゼを上手に慰めてますよ。
威厳や風格は内面から滲み出るモノだと。
色々な経験を積むために旅団に加入しないかと勧誘してます。
セリフがイカシテマスよ。
今なら隊員番号6番で幹部待遇で迎え入れると言ってます。
旅団が5人しか居ないので6番なんだけどね。
.
就寝時にレンに嬉しい出来事が起こります。
レンが眠ろうとしていると枕を持ったレスフリーゼがやって来ました。
疲労の溜まっているレンの為に添い寝してくれると言ってます。
「初めての事に挑戦するというのは楽しいのう」とレスフレーゼは言ってます、これは萌える!!超可愛いー。
レスフリーゼの女神の力で癒しを与えられると言ってたんだけど、レンは逃げ出したぞ。
どうもレスフレーゼがエロ可愛かったので逃げ出したみたいです、勿体ない。
結局レンは見張りをすると言って飛び出し、終わった後に力尽きて廊下で寝落ちしたようだ。
.
レンはキリシェの故郷である竜の渓谷に向かうと告げました。
これを聞いてダンが重要な情報を提示してくれました。
ダンが広い顔を使い集めた噂を頼りに現在の世界地図を作ったのですが、どうも竜の渓谷に向かうのは不可能なようでした。
竜の渓谷は大陸から切り離されてしまい孤島になっているそうです。
海上も荒れているので船を出すのも不可能なようでした。
困った状況でしたがレスフレーゼが打開策を提示してくれました。
.
女神が集まっている旅人の町には天界が落下したそうです。
天界には転送用の審門があるので、それを使い竜の渓谷に転送する事が可能だと言ってます。
急ぎ旅人の町に向かう事になりました。
.
旅人の町には確かに天使が居ましたね。
レスフリーゼの側近である月のミュナと土のルイが居ました。
他にも天使は要るようです。
キリシェ、フィア、エリーゼの事を聞きましたが情報は無いとの事でした。
世界が大災害に見舞われた直後に世界各地の人間の町の上空を旋回する竜を見たとの情報を得ました。
人間を探しているような様子だったのでキリシェの関係者ではないかとの希望が出てきました。
.
旅人の町は「神代の獣」に襲われているとの事でした。
戦闘で土のルイは負傷したそうです。
審門の修理をナスターシャが行う事になりました。
彼女は審門を調整すれば使えるようになると言ってます。
彼女の修理が終わるまでの間、神代の獣を町に近づけないように戦う事になりました。
.
レンも参戦してます。
天使たちはレンを対等の仲間として扱ってますね。
守ってあげる余裕はないので頑張ってねと言ってます。
.
神代の獣は巨大でした。
攻撃方法も半端なかったですがレスフレーゼが活躍しました。
彼女の攻撃手段は痛々しいです。
敵の攻撃をその身で受けてから、「女神裁断」という能力で攻撃力を相手に跳ね返していました。
攻撃を受ける時にレスフレーゼは挽肉になってましたが、女神裁断が発動されると傷が無くなるようです。
しかし痛みだけは残ると言ってます、痛々しいです。
レンが神代の獣の弱点が眼であると看破して霊剣ヴィエルジュで斬りました。
神代の獣はドロドロに溶けて無くなりました。
最後にレスフレーゼがこのような現象は初めて見たと言っていたのが気になるところです。
.
ナスターシャは世界録の修理が出来たと教えてくれます。
レンはエルラインの思念と再会しました。
そこでエルラインから途中で途切れた話の続きを聞いてました。
世界録はエルラインが発見したときから世界録と呼ばれていたそうです。
レンはエルラインの手記だから世界録と呼ばれるようになったと思っていましたが違ったね。
エルラインが言うには最後の失われた技術として作られたと言ってます。
レンはエルラインの旅の続きを自分が引き継ぐと言いました。
エルラインは「英勇」の称号をレンに上げる、自分は「偽英勇」だと言ってました。
世間的な評価と真逆なのが面白いです。
エルラインは最後に「じゃあな、頑張れよ」と言葉を残しました。
これは頑張るしかないね。
.
ナスターシャの働きにより審門が使えるようになりました。
レンは一人で竜の渓谷に向かう事にしました。
レスフレーゼは護衛として月のミュナを竜の渓谷の入り口まで付けてくれると言ってましたがレンが断りました。
レンはエルラインが一人で始めたように、自分も一人で仲間を集めると覚悟を語ってます。
レンの心意気にレスフレーゼは喜んでいるようでした。
.
無事に竜の渓谷に到着しましたが、断崖絶壁に到着しましたよ。
暫くすると子供の水竜が出てきました。
レンはカルラを呼んでくれとお願いしてましたが、水竜はどこかに行ってしまったぞ。
その後、他の竜が大挙してやって来るぞ。
竜の数にレンは及び腰です、そりゃそうか。
竜たちはレンの事を知っていると言い、彼をキリシェの元まで案内してくれました。
.
キリシェは人間の姿で眠ってます。
竜たちが言うには彼女はレン、フィア、エリーゼを探す為に世界中を飛び回っていたので疲れているそうです。
レンはキリシェを起こしますよ。
目覚めたキリシェの言葉は「・・・遅い」でした。
心細かったようですね。
キリシェはレンと言って抱き着いて来ましたね。
今度は間違えなかったぞとも言ってます、最初に出会ったときはエルラインと間違われて抱き着かれたからね。
.
カルラからも話を聞く事になりました。
カルラはキリシェの元から勝手に居なくなったレンを非難しましたが、これは建前ですかね。
カルラはキリシェの弱々しい姿を見れて母性本能がくすぐられたと喜んでました。
キリシェは照れてますよ、カルラの尻尾を思いっきり蹴っ飛ばしてました、地面が抉れる勢いで。
カルラはレンに探知術式が掛けられていると言ってます。
悪魔と魔獣が代表的な術者だと言ってます。
よほど好戦的な相手に気に入られたようですねと言ってるね。
心当たりはあるかと聞かれてレンは考えてます。
.
あった、旅人の町で戦った神代の獣。
レンを付けて来たようです、竜の渓谷に出現しました。
今回はキリシェ、カルラ、レンで迎撃にあたる事になりました。
.
カルラが被弾しそうになった場面でキリシェが彼女を庇いました。
神代の獣の攻撃を受けてしまい拘束されて燃え上がりました。
キリシェが竜に変身します。
神代の獣の拘束を引き千切ります、強い。
キリシェはブレスで止めを刺したいようでしたが神代の獣は射程圏に入って来ませんね。
決め手に欠く状態でしたが、レンが協力して止めを刺す事になりました。
.
レンが無茶をします。
空中戦になったのですが、交差するキリシェから神代の獣に飛び移り弱点である宝玉を破壊しました。
神代の獣は墜落して行きます。
それをカルラが氷柱で凍らせて海に落下させました。
.
レンを心配した黄金の夜明けが後を追いかけて竜の渓谷にやって来ましたよ。
良い人たちだね。
レスフレーゼから伝言を預かっていると言ってます。
彼らはレンの事をよろしく頼むとお願いされたと勘違いしていましたが、レスフレーゼの真意はレンに黄金の夜明けを頼んだようです。
彼らはカルラに雇われて竜の渓谷の片づけをしているね。
神代の獣の落とした星の破片を回収してくれと頼まれていました。
たくさん回収したら竜の宝を一つさし上げますと言われてます、大喜びで作業を行ってますね。
.
西大陸で巨大な法術が使われた形跡が見つかったとの情報を得ました。
アルカナ大陸かオルヴィア大陸のどちらかのようです。
魔王ヴェルサレムか五大災かエリーゼが法術を使ったようです。
理由は戦闘行為だろうと予測されます。
キリシェは気にしても仕方ないと言ってますね。
レンとキリシェは探しに行く事になるね。
今度は竜族を代表してキリシェがレンに付いて行くと言ってます。
関係性も随分と変化してきました。
レスフレーゼに頼まれたので黄金の夜明けの面々も一緒に旅に出るのだろうか?
沈黙機関のミスティを何とかする為には彼らが鍵になりそうですよね。
ダンがミスティの髪を梳いていたとの事なのでミスティが彼らに心を許している事は間違いないよ。
ミスティの説得はなるのか?

成分美少女訓練戦闘冒険ハーレムラッキースケベ
評価AAACAAABBB

AmazonLink: 世界の終わりの世界録<アンコール> 7 神代の暴君 (MF文庫J)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) カノジョの妹とキスをした。4 (GA文庫)

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第16巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.12 ─ホーリィ・ブルー・ブレット─ (電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 幼女戦記 第12巻 Mundus vult decipi, ergo decipiatur

ラノベの感想) 異世界蹂躙 ―淫靡な洞窟のその奥で― 第3巻 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)