ラノベの感想) 転生少女の履歴書 第1巻 (ヒーロー文庫)


ご両親が医者でお金持ちの女の子がコンビニに買い物に出かけました。
道中で事故に遭ってしまい死んでしまいます。
彼女のご両親は共に愛人がいるらしく家に居ないようですね。
彼女は寂しい思いをしていました。
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事故で死んだ女の子は農村の乳幼児(女の子)に転生しました。
転生者なので思考能力は死んだ当時のものでした。
この農村は開拓村と呼ばれる貧しい農村でした。
兄弟が多く、彼女は六番目の子供でした。

名前を「リョウ」と名付けられます。
なぜこの名前が付いたかの理由が凄かったです。
長男がハジメ。
次男がジロウ。
三男がサブロウ。
四男がマル。
五男がシュウ。
長女がリョウです。
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貧乏なのに子供が増えてしまって、これ以上子作りは止めようとの決意を表明したのが四男のマルって名前でした。
しかし次の子供が出来てしまい、シュウと名付けました。
これで止めようと決心したはずでしたが、更に子供ができてしまったのでリョウと名付けたそうですよ。
シュウとリョウで「終了」との意味が込められていました。
マルも含めて下の三兄弟で仲良く過ごす事になります。
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リョウは喋れない段階ですでに大人のような意思と思考能力があったので、兄弟の中に他に女の子が居ない事に違和感を感じます。
両親はまだ夜になるとヤッテルそうで、これまでも生まれて来た女の子を人減らししていたんだろうとの予測を立てました。
自分も口減らしで殺されてしまうか、売られてしまうのではないかとの危惧から村が豊かになるように行動を始めました。
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リョウの住む開拓村はガリガリ村と呼ばれていました。
貧しいので名前の通りに村民は皆ガリガリです。
彼らは畑で作物を作っているのですが、リョウが知っている前世の知識と照らし合わせてもとても非効率な方法で農業をしていました。
村民は畑に作物を植える時に、狭い範囲に適当に種を蒔いていました。
これでは育っても大きくなりませんね。
畑も毎回同じ作物を休みなく育成していたので畑の土を休ませたりしていませんでした。
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リョウは農業改革に乗り出します。
今までは捨てていた藁を使い草鞋を編んだりしてますね。
これは両親に自分の有用性を認識して貰って口減らしされない為の作戦でした。
作った草鞋は好評でした。
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リョウは魚を獲る為の罠の作成にも乗り出しました。
驚いた事に、ガリガリ村の近くには川があって魚がいるのですが彼らは魚を食料と見なしていませんでした。
魚を獲る時に道具を使うとの発想がありませんでした。
リョウの作った罠は見事に魚を捕まえる事に成功して好評を得ます。
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リョウは山に入って食べられる植物を採取する事も始めます。
これもうまく行き、ガリガリ村の食料事情は向上しました。
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リョウは村民を集めて農業改革を行う為の集会を始めます。
ここでリョウは前世の知識を志しのある村民に教えていきました。
この集会があとで凄い大きな組織に発展していきます。
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リョウは収穫した稲を脱穀する為の千歯こきを作りました。
今までは脱穀に時間が掛かっていましたが、この機械の導入により作業が短時間で終わるようになりました。
残った時間で草鞋などを作り、行商人に売って貨幣を入手するまでになりました。
凄い速さでガリガリ村は発展していきました。
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これで売られる心配が無くなったかと思っていたら売られてしまいました。
銀貨三枚だったよ!!
リョウの両親は目先の事しか考えられない馬鹿な人たちだったので仕方ないかもね。
リョウを買いに来たのは彼女の作った千歯こきの性能を見てリョウの才覚を高く評価した人でした。
商人のクロード=レインフォレストさんです。
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リョウは仲良くなったマル、シュウ、ジロウとの別れを寂しく感じていました。
ジロウは寡黙な男の子でしたが、リョウの考案した方法で畑を耕してくれていました。
ジロウはリョウが売られた後、村を飛び出しリョウを探しに来てくれたそうです。
しかし再会は叶っていません、どこかで再会する事はあるのでしょうか。
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この世界では魔法使いが重要視されています。
ガリガリ村の村民が適当に畑を耕しているのには理由があったぞ。
数年に一度、領主様から遣わされた魔法使いが村にやって来て魔法で畑の作物を成長させてくれます。
魔法を使うと痩せた土地でも多くの作物が収穫できました。
問題は魔法の効果が一過性だったことです。
リョウはそれでは駄目だと思い農業改革を始めたのですが途中で村を離れる事になってしまいました。
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クロードさんに連れられて彼の妹アイリーンさんの元に連れて行かれました。
アイリーンさんは結婚していて二人の子供が居ました。
リョウはその子供の小間使いとなりました。
長男のカイン、次男のアランの相手をする事になりました。
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この世界は魔法使いかそうでないかで行く末が左右されます。
カインは魔法使いではないので成人すると貴族ではなくなります。
この世界では魔法使いが貴族って事になっています。
次男のアランが魔法使いなので家族の期待を集めていました。
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アランはリョウを追い返そうとして魔法で泥水を掛けて来ました。
可哀想にリョウはずぶ濡れになってしまいます。
アランは情緒不安定で使用人に当たっているそうです。
他の使用人もアランに酷い目に遭わされていて、彼を恐れていました。
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アランはリョウが泣いて逃げ出す事を期待したようですけど、リョウは丁寧な自己紹介を行います。
彼女の態度が気になったアランはリョウに決闘を申し込みます。
負けたら帰れってことらしいですが、リョウは自分が勝った場合の条件を聞いてきますよ。
魔法使いに勝てる者などいないと考えているアランは負けたらリョウの子分になると言ってしまいます。
リョウが勝ってしまいアランは子分となりました。
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以降、アランはリョウが好きになってしまったようですけど、他人の好意に鈍感なリョウは彼の好意に気が付きません。
カインは最初からリョウに優しく接してくれます。
彼もリョウの破天荒な行動に興味を惹かれて好意を持っている様子でした。
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アランが荒れている原因は母親のアイリーンさんが忙し過ぎて構ってくれないからでした。
リョウはアランに且つての自分の姿を見ます。
彼女は前世でもガリガリ村でも両親にかまって欲しくて自分の優秀さをアピールしようと行動してたからね。
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リョウがアイリーンの仕事を手伝う機会がありました。
ここでリョウは貴族の仕事を目の当たりしてショックを受けていました。
忙しい、物凄く忙しい。
貴族は優雅に午後の紅茶を楽しんでいるモノとの先入観は木っ端微塵に打ち砕かれました。
アイリーンさんは馬車で移動する間しか休み時間が無いほどでした。
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魔法使いのアイリーンの仕事は多岐にわたりました。
水汲み、建物の建設、武器の製造などを行っていました。
この世界で道具の発展が遅れているのは問題は全て魔法使いが解決して回る事になっていたからです。
アイリーンさんは忙しく広い領内を回って魔法で問題を解決していました。
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リョウはアイリーンがアランとカインと一緒に夕食をとれるようにするために道具の開発を行いました。
時間の掛かっていた繭から糸を作る作業を効率化する為に糸車を作りました。
これでアイリーンさんの時間が出来ましたね。
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リョウはアイリーンの入浴の手伝いをしていました。
そこでアイリーンの眼球マッサージをしてました。
これが好評でアイリーンはリョウが自分の仕事に同行する事を求めるようになりました。
リョウはアイリーンに時間が出来たのでカイン、アランと一緒に夕食をとれば良いのではないかと提案しました。
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アイリーンさんはこれまで忙しさで放置していたカインとアランからどう思われているのか不安視してました。
嫌われていると思っていたようです。
リョウの説得で一緒の食卓につきましたが会話が全く弾みません。
聞き役になれば良いとのアドバイスをリョウに貰っていたアイリーンは話が違うと怖い顔で睨んでます。
そこに空気を読まないクロードさんがやって来ました。
彼のマイペースぶりが発揮されて食卓は和やかになりました。
一緒に夕食をとることが習慣化されると最初のギコチナサは無くなりました。
アランは良い子になっていきます。
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カインとアランの父親が王都での仕事が一段落したので領地にもどってくる事になりました。
これでクロードの忙しいアイリーンを補佐する役目も終了って事になりました。
クロードは自分の領地に戻ることになりアイリーンとの間でリョウの取り合いになります。
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アイリーンはリョウを自分が買い取ると言ってますね。
クロードさんは銀貨三枚でリョウを買ったのに金貨一枚でリョウを買ったんだと説明してます。
クロードさんは商人で商爵っていう貴族になっているので商売は上手いようだ。
アイリーンさんは金貨二枚出すと抵抗しました。
アイリーンさんがリョウを是非欲しいと思ったのには理由がありました。
彼女はリョウにカインとアランの性教育をして欲しいと言ってきます。
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リョウにカインとアランの初めての女の子になって欲しいと言ってますね。
リョウはクロードとアイリーンのどちらに付くか迷ってましたがこのアイリーンの考えを知りクロードに付いて行く事にしました。
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分かれる前にアランが魔法で作った短剣をくれました。
アランは良い所をリョウに見せたかったようです、彼女の見ている前で何度も失敗しながら短剣を作ってくれました。
仲良くなったカイン、アランと別れる事になりました、リョウは少し寂しそうでした。
が、両親と上手く行き出した二人を嫉妬して二人を嫌いになる前に出ていけて良かったとも思っていました。
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クロードさんの領地に向かう道中で彼から今後の事を聞かされます。
驚きの予定が考えられていました。
リョウがクロードさんの養女になり王都にある貴族しか通えない学校に通う事になります。
卒業後はクロードさんと結婚する事になるそうです。
このロリコンとリョウはお驚いてますよ。
クロードさんはロリコン疑惑を払拭する事に成功します。
彼はリョウの才覚を買っているのであり、幼女趣味では無いそうです。
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リョウは成人するまで手を出さない事を約束させてクロードの申し出を受ける事にしました。
貧しい農村で生まれた女の子が貴族の養女になる事になったね。
順調に良い待遇を得てきているように思えましたが事件が起こります。
.
クロードさん一行は山賊に襲われました。
山賊は金品を巻き上げるだけで命は奪わないようです。
しかしリョウは商品として連れて行かれる事になりました。
ここでクロードさんが如何にリョウを大切に思っているかが分かります。
リョウが連れ去られそうになると必死に連れて行かないでと懇願していました。
しかし、クロードさんは将来的にリョウを自分の妻にするとの会話を山賊に聞かれてしまったのでロリコンと勘違いされてます。
山賊たちはロリコン野郎と居るよりは良いだろうと考えてリョウを攫いました。
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リョウは山賊と一緒に行動する事になりました。
リーダーのアレクはスキンヘッドの強面でした。
彼の仲間のコウキさんはオカマでした。
彼女の強い要望によりリョウは攫われる事になりました。
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一緒に生活を始めると彼らは義賊的な行動をしている事が分かります。
アレク一味は貴族を襲い金品を巻き上げて貧しい開拓村に配っていました。
リョウはアレクとコウが好きになってしまったね。
予定ではリョウをバッシュって人に売りつける事になっていましたが、売られないように山賊として自分が有効だと示そうとし始めます。
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リョウはコウお母さんから薬学を学び始めます。
コウと一緒に山賊の治療を担当する事になりました。
リョウは川で魔物に襲われます。
魔物が出るので近づくなと言われていた場所ですね。
リョウは死を覚悟しましたが、コウがリョウを庇って助けてくれました。
リョウは自分が悪いと卑下していましたがアレクが子供が余計な心配するなと言ってくれます。
リョウは実年齢と精神年齢が乖離しているので子供らしくない振る舞いが目立つからね、アレクはそれを心配している様子ですね。
リョウには自分を犠牲にしてでも誰かの役に立ちたいとの欲求も見えますからね。
それが心配なようです。
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アレクは王政を転覆させる大きな作戦を用意しているようですが、助けた開拓村から裏切られる事になりました。
リョウを探して貴族の兵が開拓村にやって来たそうです。
アレクたちはこっそり逃げ出しました。
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バッシュとの会談でも裏切りにあいかけました。
バッシュの配下の魔法使いの息子が早とちりをしましたよ。
バッシュが騙されていると考えてアレクたち山賊を捉えようとして騎士団を極秘で連れて来たようです。
アレクたちは包囲されてしまいましたが、リョウが魔法使いを倒して状況を打開しました。
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リョウは山賊仲間のクワマルアニキのナイフを使い魔法使いに突き付けます。
兄貴のナイフは鉱物から作られたモノで魔法を使っていないので魔法使いを害する事が出来ます。
ナイフを突きつけられた魔法使いは観念しました。
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魔法使いの父親も魔法使いで彼がバッシュの仲間でした。
そして且つてガリガリ村に来て畑の作物を急成長させてくれた人でしたよ。
バッシュが中々会談に応じられなかったのは農業改革を始めていたからでした。
この農業改革に協力しているタゴサクさんなる人物が居ました。
彼はリョウの事を知っていました、そしてリョウの事をリョウ様と敬っています。
リョウは最初誰だか分かりませんでしたが彼がガリガリ村の村長の息子だと気が付きました。
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タゴサクはリョウがガリガリ村で始めた農業改革を進める集団、村民の集いに毎回参加してました。
当時から熱心なリョウの信者でした。
リョウが売られて以降も村民の集いを続けていたのは良いのですがリョウに心酔し過ぎたタゴサクは村民の集いをリョウを崇める宗教団体にしていました。
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タゴサクによってリョウは天上からの遣いになってますよ。
しかもタゴサクの説法は真実味があるみたいで信じてしまう人が大勢いますね。
アレクは花から生まれたリョウとタゴサクが説明しているのを聞いてバカ言え、人間が花から生まれるかと冷静さを保っていました。
アレクの態度にリョウも落ち着きを取り戻しタゴサクの誤解を解こうとしましたが無駄なようです。
タゴサク教の信者は増え続ける気配を見せてます。
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タゴサクの農業改革は上手く行っているようで、バッシュは革命行動を起こそうとしているアレクと別れる事になりました。
驚きの事実ですがアレクは王族の様なんだよね。
しかも山賊団は元は貴族で王都の学校の生徒だったそうなんだよ。
アレクは自分は革命運動を続けるつもりですが、失敗を覚悟している様子でした。
危険な事にリョウは巻き込めないとの思いからバッシュにリョウを預ける事にしました。
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この頃のリョウは自分が山賊団の一員になれているのか不安で仕方なったんだよね。
山賊団に入団して一緒に居たいと考えるようになっていました。
また捨てられるとの思いから遂にリョウは自分の本心を吐き出しました。
親の愛を求め続けて与えられないまま此処まで来てしまったリョウは他人の目を恐ろしく気にする様になっていました。
嫌われないか心配で本心を言う事を怖がるようになってたのね。
.
リョウが泣きながら一緒に居たい捨てないでとお願いしました。
コウお母さんが動いてくれますよ。
コウは泣きながらリョウを抱きしめてくれます。
コウはリョウを守る事を決意してアレクと離れる事を決めました。
あれほどアレクに惚れていて彼を追いかけていたのですが、並々ならない決意をしたようだ。
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アレクもそれを認めて去っていきました。
リョウとコウはバッシュの農業改革の領内行脚に同行しました。
農業改革が終わったのでリョウはバッシュの養女になり王都の学校の入学試験を受ける事になりました。
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王都に向かう道中で魔物に襲われました。
魔法で作られた武器が効かない魔物の存在を示唆されていましたが、襲ってきた魔物がそうでした。
護衛の騎士たちの攻撃は効きません。
リョウは騎士たちとコウを守る為に戦う事を決意しました。
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結構冷静に対処を始めてます。
この辺りでも前世の知識が活かされてます。
自分の使う弓と矢が魔法で作られたものでは無いので矢が効くか確認してました。
効くと分かると魔物の体で矢が通りそうな柔らかい部位を狙います。
両目を潰しましたが、見えているようです、追いかけて来ました。
魔物は固い鱗に覆われているので火責めにする事にしました。
油を魔物に掛けて火を放ちました。
魔物は燃え上がりますが元気に追って来ます。
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流石にリョウを強敵と見なしたようです、尻尾を飛ばして来ました。
馬車に命中して馬車は大破、リョウは投げ出される事になりました。
衝撃を覚悟したのですがコウが守ってくれました。
しかしコウは足を痛めたようです、逃げ切れませんね。
二人は覚悟を決めて魔物の足を狙う事にします。
火で炙られて鱗が剥がれたので斬れるかもと期待しての決死の行動に出ようとしてました。
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そこに颯爽と助っ人がやって来ます。
鉱物から作り出した大剣を使う騎士でした。
魔物は解体されて倒されました。
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騎士はイケメンでしたね、コウが熱を上げてます。
騎士はアンソニーと名乗ります。
彼は魔物が入ってこないように領内に結界を張る魔法使いを護衛する騎士団に所属していました。
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騎士団を率いる魔法使いに紹介される事になりました。
名前はカーラマーンさんです。
彼?も王都の学園で学んだ人だったね。
コウと知り合いでした、二人は仲が良いようですね、オネエ言葉で言い合っていました。
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馬車が壊れてしまったリョウはカーラマーンに王都まで連れて行って欲しいとお願いします。
お礼もすると言いましたが、カーラマーンは太っ腹です、無料で王都まで連れて行ってくれる事になりました。
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コウが何となく怒っていると感じたリョウは理由を聞き出します。
コウは自分に怒ってましたね、守ろうと決めたリョウに守られてしまいました。
コウは次に危ない目に遭ったときは自分を見捨てて逃げて欲しいとリョウにお願いしてきました。
コウの真摯な態度にリョウは頷くしかなかったようですけど、次もコウを助ける為の行動を取ってしまうだろうと思ってますね。

この会話をアンソニーに聞かれてしまったね。
アンソニーは他人を助ける為に魔物に向かって行ったリョウの行動力を高く評価してくれます。
騎士に必要な要素を持っていると言ってくれます。
だからアンソニーはリョウに剣を教える気になったようです。
王都までの旅の間、リョウは危険な目に遭った時に大切な人が守れるようにとの思いからアンソニーから剣の指導を受ける事にしました。
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アンソニーの高評価にもリョウは後ろめたさを感じてます。
魔物に向かって行ったとき、リョウはコウを守る為、大切な人の為ならば他者が犠牲になるのは仕方無いと考えました。
それが後ろめたいようです。
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助けた騎士には感謝されてしまいました。
彼はタゴサク教では無かったので護衛を頼んだのに魔物に向かって行ったリョウの姿に神の姿を見たようです。
見事にタゴサク教に改宗されてしまったようでした。
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王都に付いてカーラマーンやアンソニーたちと別れました。
アンソニーはまた会える気がするとの気になるセリフを残しました。
それにしてもリョウの周りにはイケメンが集まってくるのは何故だろう。
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リョウが山賊に攫われたと知った後のアランは彼女の生存を信じていました。
リョウを探しに行こうと一人で外出てました。
しかし途中の森で足を挫いてしまい身動き取れなくなってます。
自分が無力な子供と思い知り悔しそうでした。
アランの元にリョウから手紙が届きました。
リョウ凄いですね字が書けるようになってますね。
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リョウはバッシュの養女になった事を知らせて来ました。
王都の学校で再会できるかもと書いてありました。
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アランはリョウの本質を悟っている感じですね。
最初に会った時からリョウの目を死んだカエルの様な目だと言ってたからね。
膝を抱えて泣いている姿を見ていたのかも。
リョウを守るのは自分だとの決意を固めています。
王都の学校で再会する事になるのでしょうか。
アランは完全にリョウに惚れてしまった感じですけどリョウの方は子分と思ったままかもね。
どうなるんだろうか?
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リョウは一度ガリガリ村周辺の山で白髪の謎の女の人にあっています。
彼女はリョウを日本に返せると言ってましたがリョウは断っていました。
帰っても両親に大事にされる事は無いと思っているようでした。
悲しいですね、リョウは幸せになれるのでしょうか?
謎の女の人は過去にも日本から死者を連れて来てこの世界で転生させたと言っていました。
その影響かこの世界の魔法の呪文は和歌ですよ。
他にも影響が出ているのかも知れませんね。
謎の女の人は何物なんだろうね。

成分美少女魔法異世界知識恋愛イケメン
評価AAAACA

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