ラノベの感想) 傷物語 (講談社BOX)

レーベル：講談社BOX
発行日：2008/5/7
著者：西尾維新
イラスト：VOFAN
ISBN：978-4-06-283663-0
雰囲気：眼鏡委員長のパンツ、美貌の吸血鬼、四肢の奪還、ノーブラおっぱい、友達とペット

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第零話　こよみヴァンプ
>>
高校二年生の終業式の日に暦は羽川翼と遭遇しました。
暦が学校の周りをウロウロしている時に行き会います。
暦と羽川はクラスが違い羽川は暦の事を知らないと思われていました。
暦の向かい側からやって来た羽川は髪を直そうとして腕を頭の後ろに回しています。
その時に暦にとってはラッキーな現象が発生しました。
風が吹いてきて羽川のスカートが捲れ上がりました。
暦は羽川の白いパンツを目撃する事になりました。
白くて眩しい羽川のパンツが暦の脳裏に焼き付きます。
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暦が見ていないと誤魔化そうか悩んでいると羽川が、えへへ、と笑いかけてきました。
暦がパンツを見ていないと誤魔化すと羽川が疑ってきました。
彼女は暦の事をフルネームで知っていました。
暦は友達を作ると人間強度が落ちると言って孤高を貫いているそうです。
自分の事を落ちこぼれだと自認しているので誰にも知られていないと思っていたようです。
羽川は阿良々木君は有名だよと言っていました。
暦は羽川の方が優等生として有名だと指摘します。
羽川は自分の事を普通だと言って有名人だと言われる事は心外だと言っていました。
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暦はパンツを見てしまい気まずいので彼女から逃げようとします。
しかし羽川は暦の事を追いかけてきました。
彼女は暦と会話したいようです。
暦が人間強度が下がるので友達は作らないんだと主張すると彼女は暦の携帯電話を借りて自分の番号とメールアドレスを登録してしまいました。
暦は羽川の打鍵の速さに驚いています。
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羽川は吸血鬼の噂がある事を教えてくれました。
女子の間だけに広まっている噂で町に吸血鬼がでると教えてくれました。
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その日の夜、暦は家族に隠れて買い物に向かいました。
向かった先は大きな書店で目的はエロ本を購入する為でした。
昼間見てしまった羽川のパンツをエロ本で上書きしようと考えての行動でした。
羽川のパンツを上書きしたいのでメガネ委員長モノのエロ本を購入しました。
暦の思考が面白いね、エロ本で羽川のパンツの衝撃が上書きできるわけないじゃないか。
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目的のエロ本を購入した帰り道で暦は死にかけの吸血鬼に遭遇します。
彼女は両手両足を斬り落とされていました。
彼女はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと名乗ります。
鉄血にして熱血にして冷血な吸血鬼だそうです。
暦に向かった助けて欲しいとお願いしてきました。
関わり合いに成りたくないと考えて暦はその場を立ち去ろうとしました。
そうすると吸血鬼が死にたくないと泣き叫び始めました。
ここで暦は判断を誤ってしまいます。
彼女に同情してしまった暦は彼女を助ける為に犠牲になろうと考えてしまいます。
暦は彼女に血を吸われる事になってしまいました。
彼女が羽川が言っていた噂の吸血鬼でした。
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死んだと思っていた暦は目覚める事になります。
彼が目覚めた場所は町の外れにある学習塾跡でした。
暦の横では金髪の１０歳位の少女が眠っています。
携帯電話で時間を確認すると暦が気を失ってから２日程が経過していました。
吸血鬼になったとの自覚が無い暦は学習塾跡を出てしまいます。
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外に出て太陽光線を浴びた暦の体が燃え始めました。
燃え上がっている暦を金髪少女が助けてくれます。
彼女の体も燃え上がってしまうのですが暦を引き摺り建物の中に連れ戻す事に成功しました。
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事態を把握できていない暦に金髪少女が自己紹介してくれます。
彼女はキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードじゃ、ハートアンダーブレードと呼ぶがよい、と言っています。
暦の事を眷属にしたと言っています。
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暦は彼女の事をキスショットと呼ぶ事にしました。
ハートアンダーブレードと呼ぶのは長いので嫌だと言っています。
キスショットもそれを認めてくれます。
これは吸血鬼の真名を呼ぶ恐ろしい行為なのですが暦に自覚はありませんでした。
暦は従僕のあかしとしてキスショットの頭を撫でる事を命じられています。
キスショットは余り怖く無いですね。
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暦はキスショットから眷属にされた理由を教えられます。
キスショットは力を失っているので奪われた両手足を奪い返して欲しいと命じてきました。
暦を眷属にして彼に取り返させると言っています。
暦は戦闘の素人なので無理だと否定したのですがキスショットは問題無いと言っています。
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彼女の部位を奪ったのは三人の吸血鬼退治の専門家だそうです。
ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッター。
キスショットは個別に対処すれば暦でも勝てると言っています。
暦は家に自分探しの旅に出ると嘘の連絡を入れてキスショットの部位探しを始める事になりました。
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夜になり暦は町を徘徊し始めます。
キスショットは町を歩けば向こうから出てくると言っていました。
確かに出てきましたね、しかし、三人同時に出てきてしまいました。
同時に三人から攻撃を受けてしまいます、大ピンチです。
暦を救ったのはアロハを着た怪しいおっさんでした。
彼は忍野メメと名乗ります。
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忍野は三人の攻撃を一人で受けきってしまいます。
忍野の事を知っているのか三人は撤退していきました。
忍野は帰ろうと言って学習塾跡に向かいます。
暦が目覚めた学習塾跡は忍野がキスショットに紹介したそうです。
気絶している暦を引き摺っているキスショットに出会った忍野は彼女に隠れ家として学習塾跡を紹介したそうです。
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忍野は暦がキスショットと呼んでいると知り驚いています。
普通はハートアンダーブレードと呼ぶそうですよ。
忍野は専門家として吸血鬼退治たちとの交渉を引き受けてくれます。
彼はバランスを取りたいと言っていました。
彼らと交渉して暦との一対一での決戦の手配をしてくれる事になりました。
暦は書店に行き合気道などの本を購入して戦闘に備える事になります。
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最初の対戦が決まりました。
場所は暦の通う私立直江津高校のグランドです。
夜になり暦は直江津高校のグランドに向かうのですが道中で羽川と出合ってしまいました。
一般人の羽川を戦いに巻きこむ事は出来ないので暦は羽川を追い払おうとします。
気さくに話しかけてきて暦に付いてくる彼女に向かって迷惑だと宣言します。
友だちになったつもりは無いと言って自分の携帯電話から彼女のアドレスを消去して見せました。
「お前が、気に障る」「むかつくんだよ、お前ー鼻につく」「勝手に人の携帯いじってんじゃねえよ」「・・・だから、どっか消えてくれ」
羽川は笑っていました。
「ごめんね。そんなこと、言わせちゃって」
暦は羽川の良い人ぶりを見せられて心苦しくなっています。
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暦はグランドに到着してドラマツルギーとの対決が始まりました。
彼は元人間の吸血鬼だそうです。
ドラマツルギーは暦の事を仲間にならないか？と勧誘してきました。
彼には５３人の仲間が居て、ドラマツルギーが一番強いそうです。
キスショットの眷属である暦はすぐにナンバーワンになれると言っています。
暦はドラマツルギーの誘いを断り、戦闘が始まりました。
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ドラマツルギーの攻撃は人間離れして強烈でした。
暦は合気道を使いドラマツルギーを抑え込みました。
しかしドラマツルギーは人間だった頃の常識が抜けていないなと指摘してきました。
暦は合気道で抑え込んでも吸血鬼のドラマツルギーには効果が無いと気が付きます。
暦は作戦を変更しました。
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忍野が指定した場所、暦に取って地の利がある場所、それが有利に働きました。
暦は体育倉庫に向かいます。
そこに置いてあった硬球を投げつける事にします。
吸血鬼のパワーで投げたので硬球が妙に軽く感じられました。
暦は混ざっていた砲丸投げに使う鉄球を投げつけます。
硬球よりも大きなダメージを与える事ができました。
鉄球でもまだ軽すぎると感じた暦は地面均し用のコンクリートのローラーを投げつけようとします。
これを見たドラマツルギーは自分の負けを認めました。
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ドラマツルギーは暦が吸血鬼として破格の能力を持っていると教えてくれます。
傷が一瞬で治ってしまう吸血鬼は稀な存在だそうですよ。
それほどキスショットが強いって事のようです。
最後に暦を勧誘してからドラマツルギーは霧になって消えました。
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暦は破壊された学校施設の後片付けを始めます。
そこで校舎の影から戦いを覗いていた羽川を発見しました。
羽川は暦の方に向かって来て、今の何、と問いかけてきました。
彼女は暦の事を探していたそうです。
校門前に暦が置いておいた指南書の入った袋を発見したので学校に侵入してきたそうです。
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羽川は暦が困った状況に陥っていると予想して協力を申し出てきました。
暦は断ろうとしますが、羽川の押しが強く断り切れなくなります。
羽川の家の財産が目当てだったとか、ダカラ（体と良い間違えた）が目的だったんだと脅しても効果はありませんでした。
苦し紛れに、もう一回パンツを見せてくれたら仲直りしてやる、と告げます。
羽川はスカートをまくりパンツを見せてくれました。
暦は羽川に謝り、友達に成って欲しいとお願いする事になります。
「・・・酷いこと言って、ごめんなさい」「僕と友達になってください」
頭を上げたので暦の顔は羽川の股間に接近する事になりました。
羽川には翌日の夜に事情を説明する事になります。
夜に出歩いている彼女も普通じゃないね。
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忍野がドラマツルギーから右脚を取り返して来ました。
どうするのかと思ったらキスショットは右脚をバリバリ食べ始めてしまいます。
食べ終わるとキスショットの姿が１２歳くらいに成長していました。
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忍野からキスショットが特別な吸血鬼だと教えられます。
彼女は特別に強い吸血鬼だそうです。
暦は彼女を助けたつもりでしたがキスショットも暦を助けたんだそうです。
本来ならば暦は食料として捕食されて死んでいたそうです。
彼女は暦の事を眷属として蘇らせたそうですよ。
キスショットは暦を使い奪われた四肢を取り戻そうと考えたそうですが、それだけなのかな？
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羽川は暦の戦い方について駄目だしをしてきました。
彼女は暦が人間だったころの感覚を捨てきれていない、それでは吸血鬼としての戦闘力を抑え込む事になってしまう。
学ぶなら学園異能バトルだと言ってマンガを調達してくれます。
彼女は物理法則を無視した動きができるはずだと言っています。
他にも暦の着替えなども用意してくれました。
羽川は暦の後方支援をする事になります。
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暦は羽川に男性用の下着を買わせてしまったのかと恥ずかしくなります。
羽川の方はあまり気にしていないようですよ。
気が利く彼女は、ブリーフとトランクスの両方を用意してくれています。
暦はどちら派なんでしょうね？
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羽川は暦に着替える事を促してきます。
着替えようとしている暦の体をみた羽川が暦の体格が変わっている事に気が付きます。
キスショットが吸血鬼に変化すれば体格も変わると教えてくれました。
吸血鬼の回復力は肉体を最も健康的な状態に保とうとするそうです。
羽川が暦の体をぺたぺた触って来ました。
好奇心が強いですね、人間の体よりも弾力があるそうです。
キスショットは羽川の事は眼中に無いようです。
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羽川が教室の隅に置かれている袋を発見しました。
そこには羽川のパンツを上書きしようとして購入したエロ本が入っていました。
キスショットが気を利かせて拾っておいてくれたそうです。
中身を見て羽川の追及が始まりました。
エロ本の中では『眼鏡の委員長特集』なる企画が展開されていました。
羽川は暦の好みが眼鏡委員長だと勘違いしたようです。
にゃけていますね、嬉しかったんでしょうか？
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二人目の対戦相手がエピソードに決まりました。
キスショットに対策を聞くと彼女は彼の事を忘れていました。
吸血鬼流の凄い行為で記憶を呼び覚ます事になります。
キスショットは自分の頭に手を突っ込んで脳に刺激を与えています。
血がドバドバ流れ出しますが直ぐに蒸発してしまいます。
暦はスプラッターな場面を目撃して辟易しています。
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彼はヴァンパイアハンターでヴァンパイアハーフだそうです。
キスショットは普通にやれば勝てると軽く言ってきます。
暦は過剰な信頼だと感じています・・・彼はまだ自分の能力を過小評価していました。
この段階でも暦はキスショットの凄さを認められていませんでした。
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エピソードは巨大な十字架を投擲する攻撃をしてきました。
ヴァンパイアハーフなのでパワーもとんでもなかったです。
飛んでくる十字架にかすっただけでも大ダメージを受けてしまいます。
キスショットの回復力を持つ暦でも回復が遅くなっていました。
ヴァンパイアハーフのエピソードはヴァンパイア程の能力は無いのですが弱点を全て克服していました。
霧になる事も出来るので暦の攻撃はかわされてしまいます。
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有効な攻撃手段が無い状態の暦に羽川の声が聞こえてきました。
彼女は暦の携帯電話を届けに来たそうです。
羽川は暦にエピソード攻略のヒントを授けようとしてくれたようですがエピソードの攻撃を受けてしまいます。
エピソードは羽川に向かって巨大な十字架を投げつけました。
十字架が羽川の脇腹をかすってしまい、彼女の内臓をぶちまける結果となります。
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暦が駆け寄ると羽川は弱々しい笑顔を浮かべています。
相手は霧でしょ、つまりは水じゃない、走り幅跳びの記録はどれくらい？とヒントを与えてくれます。
暦は砂場に向かって跳躍して霧になったエピソードに砂をぶちまけました。
霧から実体に戻る時に含まれた砂まで取り込んだようですね。
エピソードが戸惑っている隙に暦はエピソードを捕まえて彼の首を絞め始めます。
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羽川が死んだと考えている暦はエピソードを絞め殺そうとします。
そこに忍野が待ったを掛けました。
「それ以上やったらー人間じゃなくなる」
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暦は羽川を助けなかった事を咎めます。
忍野は料金外だと言っていますね。
暦が羽川のためならば、３００万だって払ったぞと告げると商談が成立しました。
忍野が羽川を助ける方法を教えてくれます。
忍野は思い出してごらん、と言って吸血鬼の血液が持つ治癒効果の説明をします。
暦はキスショットが吸血鬼の血には治癒効果があると言っていた事を思い出しました。
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暦が羽川の傷口に自分の血を垂らすと羽川の体の再生が始まりました。
羽川の傷は綺麗に塞がってしまいます。
暦が羽川が回復したのか確認する為に彼女のお腹を撫でている時に彼女が目覚めます。
彼女はなんで、そんなに愛おしそうに、私のおなかに頬ずりしているの？と聞いてきます。
彼女は傷を受けた直後の記憶を失っているようでした。
暦は羽川を救えた事を実感したいので「もう少しだけ、このままで」とお願いして彼女のお腹に頬ずりを続けました。
記憶の無い羽川からすれば変態的行為だと思うのですが彼女は受け入れているようですよ。
羽川の器は想像以上に大きいようです。
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左脚を食べたキスショットの姿が１７歳位に変化しました。
暦が注目したのは彼女のおっぱいです。
おっぱいの大きさも凄い事になりました。
胸を張って威張られたら恐ろしい事になりそうです。
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暦が最後の相手はキスショットが担当すれば良いのではないかと提案すると、まだ駄目だと言われてしまいます。
姿は元に戻りつつあるようですが吸血鬼としてのスキルはまだ使えないそうです。
キスショットはギロチンカッターの事を警戒していました。
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ギロチンカッターは人間だそうです。
ギロチンカッターは歴史の浅い新興宗教の大司教だそうです。
歴史が浅いと言っても５００年生きているキスショットの目から見てです。
彼は信仰により吸血鬼を狩っているそうです。
キスショットは信仰は厄介だと言っていました。
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懲りずにやって来た羽川に暦は支援の打ち切りを願い出ました。
暦は羽川を説得する為に彼女に対して抱いている正直な感想を述べています。
暦は羽川の献身性が怖いそうですよ。
暦には羽川が聖人の様に見えていました。
彼女の自己犠牲の精神が暦には重すぎるそうです。
この感想は羽川にとっては意外なものだったようです。
羽川は自己犠牲ではなく自己満足だと訂正してきました。
本当の自分を知ったら暦は幻滅するよ、と言っています。
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羽川も暦への支援はもう終わりだと考えていました。
する事が無くなってしまっています。
暦は新学期に学校で待っていてくれ、またお前とお喋りできることを心から楽しみにしていると告げます。
この暦のセリフで羽川がときめいてしまいます。
「ピピピ、ピピピ、ピピピ」と口に出していました。
羽川、面白いですね。
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危く惚れそうになったよ、と言っていますね。
羽川が暦に餞別をくれる事になります。
驚きです、彼女はスカートの中に裾から両手を差し込んで、穿いていたパンツを脱ぎました。
暦に中身が見えないようにしてパンツを両脚から抜き取ります・・・エロい。
羽川は学園異能バトル風のクライマックス直前のシーンを演出したようです。
脱ぎたてパンツを渡して来て、貸してあげる、新学期に会ったときに、返してね、と言ってきました。
暦がパンツ好きだと判断してパンツを貸してくれたようです。
彼女としては暦に生きて帰ろうとの意欲を持たせたかったようです。
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暦の反応が劇的です。
パンツは返せない、家宝にして阿良々木家の子々孫々まで受け継いでいく、と宣言しています。
よっぽど嬉しかったようですね。
暦はパンツは返さないが恩は返す、羽川に恩返しすることを、今日から自分の生き甲斐にすると言っています。
羽川は諦めたようですね。
羽川はこれからノーパンで家に帰らなくてはならない、その困難さに比べればギロチンカッターに勝つのは難しくないでしょ、と言って励ましてくれます。
「健闘を祈る」と言い合い、新学期に会う事を誓って別れました。
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羽川と別れて三時間後くらいに忍野が慌てた様子で登場します。
彼は「悪い、ミスった」と言っていました。
帰宅中の羽川がギロチンカッターの人質になってしまったそうです。
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ギロチンカッターが場所と時間を指定してきました。
場所は直江津高校のグランドで時間は今夜です。
暦が到着するとギロチンカッターは羽川の首を掴んでいました。
ギロチンカッターは羽川を武器として使うと言っています。
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人質を取るギロチンカッターに、お前それでも人間か？と問うと彼は自分は神だと返答してきました。
神であるギロチンカッターは吸血鬼の存在を許さないそうです。
暦は羽川を助ける為に無抵抗で負けるふりをしました。
ギロチンカッターは自分の作戦に自信があり、暦の事を舐めていたようです。
暦は己の両腕を吸血鬼の能力を使い変形させました。
暦は常々植物になりたいと思っているそうです。
それがイメージ力を高める助けになったようですね。
両腕を樹木に変形させて伸ばしました。
樹木の腕を使いギロチンカッターを突き飛ばし、同時に羽川を奪い返しました。
そのままギロチンカッターをグラウンドに叩きつけて彼を黙らせました。
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暦は自分が吸血鬼になっている事を自覚したようですね。
人間時代の感覚から吸血鬼としての感覚に変化したようです。
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助け出した羽川は暦から離れようとしています。
暦は自分の化物ぶりを怖がられていると思ったようですが違いました。
「今私、パンツ穿いてないし」
羽川は帰る途中で攫われたのでパンツを穿いていませんでした。
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翌朝、忍野がギロチンカッターからキスショットの両腕を取り返して戻って来ました。
朝になったのでキスショットは寝ています。
その日は雨だったので外に出て忍野と話す事になります。
忍野はこれでミッションコンプリートだと言っています。
何の戦闘経験も無い暦が歴戦の吸血鬼退治の専門家三人に三連勝した事を誉めてくれます。
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暦は自分が強かったのか相手が弱かったのか疑問に感じていました。
忍野にそれを指摘するとキスショットが破格に強い吸血鬼だと教えてくれました。
その眷属である暦も破格な強さを持っていると教えてくれます。
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その理論だとキスショットが四肢を奪われたのはおかしいと気が付きます。
キスショットは調子が悪かったから後れを取ったと言っていましたが・・・
これは忍野がキスショットの心臓を奪い取っていたからでした。
忍野はキスショットに気付かれずに彼女の心臓を奪い取ったそうです。
それはそれで凄い事だよね。
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忍野はサービスだと言ってキスショットの心臓を暦に渡してくれます。
忍野はキスショットと吸血鬼退治の三人との戦闘が五分五分になるように調整する為にキスショットから心臓を奪い取ったようです。
死にかけているキスショットに暦が血を与えて助けるとは思わなかったそうです。
さらにキスショットが暦の事を眷属にした事も予想外だったそうですよ。
生き残ったキスショットと眷属になったばかりの暦では戦力的に不利なので交渉役を引き受けて一対一の戦闘を行わせたそうです。
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忍野は羽川の事を「あそこまでの優しさは、気持ち悪いよ」と言って警戒しています。
忍野は暦の依頼料と羽川を助けた料金をチャラにしてくれました。
バランスさえ取れていればいいそうです。
羽川には会わずに出て行くと言っていますね。
どうしても負い目を感じるならば、この町に伝わる怪異譚を調べて欲しいと言っていました。
しばらくの間はこの町に留まるつもりだそうです。
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取り返した両腕と心臓をキスショットに渡し、彼女がそれを食べて完全復活を遂げました。
完全復活を遂げたキスショットの第一声は「いいいいいいーやっほお！」でした。
喜んでいます、燥いでいます。
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キスショットは忍野がこっそり心臓を奪っていたと知らされても怒っていません。
元に戻れたので、どうでもいいそうです。
キスショットの見た目が２７歳くらいに変化しました。
おっぱいがさらに巨大化して凄い事になっています。
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完全復活を遂げたので暦を人間に戻す事ができるようになりました。
キスショットが話をしないかと言って来たので屋根の上で話すことになります。
暦はこの段階になり名残惜しく感じていました。
完全復活を遂げてテンションがおかしくなっているキスショットと他愛もない話で盛り上がる事になります。
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夜になり、小腹の空いてきた暦は食べ物を買い込んでお別れ会的な事をしようと考えます。
キスショットを残してコンビニに向かいました。
この時の暦は彼女が危険な吸血鬼だということを忘れていたようです。
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ケーキなどを買い込んで戻ってきた暦は食事中のキスショットを目撃しました。
彼女は捕まえた人間をがつがつと食べていました。
戻ってきた暦にキスショットは意外感を持ったようです。
「なんじゃ。うぬ、眼鏡で三つ編みのあの携帯食ー持って来んかったのか？」と問いかけてきました。
キスショットが食べていたのは、食べやすい大きさに分割されたギロチンカッターでした。
暦は恐怖に震える事になります。
ここに至りキスショットが危険な吸血鬼だと理解できたようです。
暦は叫び声を上げてキスショットの前から逃げ出しました。
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暦が逃げた先は直江津高校の体育倉庫でした。
春休み最後の日なので誰もやって来ません、隠れるのには丁度良かったです。
ここで暦は己の行いを悔いる事になりました。
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死にかけのキスショットに血を吸わせた事で彼女が延命してしまいました。
さらに眷属となった自分が彼女の為に四肢と心臓を取り戻してやった事で彼女は完全復活を遂げてしまいます。
暦は自分が助けた事で人死にが出てしまった事が許せないようです。
完全体のキスショットは誰にも倒せない、責任を取る方法は無いと考えます。
更に自分も吸血鬼化していて食欲が出てきている事に気が付きます。
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別れ際に忍野がお腹が空いていないか？と確認してきました。
暦は吸血鬼になり二週間程が経過しています。
吸血鬼としての食欲が出てきてしまいました。
キスショットが羽川の事を食料として見ている事が判明しています。
暦は自分も人間を食料として捉えるように成ることが怖かったようです。
暦は自殺する覚悟を決めました。
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羽川だけには別れが言いたいなと思ったのですが彼女の番号は自分で消去してしまいました。
その後も彼女に番号を聞けなかったのですが、なんと携帯のアドレス帳には彼女の番号とメールアドレスが登録されていました。
暦は羽川に別れを告げるメールを送ります。
羽川は暦がどうなったのか心配していたようです、即行で返信があり、体育倉庫まで来てくれる事になります。
「女の子の届け物です」と言って羽川は体育倉庫の扉をノックしてきました。
お茶目ですねー。
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羽川は「死んじゃ駄目」と先制攻撃してきました。
彼女には暦の考えはお見通しのようです。
羽川は自殺は罪だと言って暦の自殺を止めてきました。
彼女は独自に吸血鬼から人間に戻る方法を調べてくれていました。
彼女は眷属が主人を殺す事で人間に戻れる可能性がある事を掴んでいました。
暦はキスショットに挑み彼女を殺す事を決意します。
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しかしキスショットに勝てるか自身の無い暦は羽川にあるお願いをしてきました。
暦は羽川のおっぱいを揉ませて欲しいとお願いしてきました。
戦闘中にキスショットの爆乳が揺れると気が散ってしまう、おっぱいに対する耐性を付けたいとお願いしてきます。
苦しい理由ですが羽川は認めてくれます。
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スカーフを外し、スクールセーターを脱ぎます。
スカートの内側に入れたブラウスの裾を抜く。
背中に両腕を回してブラウスの下に自分の手を差し込みました。
ブラウスの内から外したブラジャーを抜き取ります。
そいて「さあ、触りなさい」と言ってきました。
羽川が凄く男前です。
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暦の吸血鬼の目にはブラを外した事により、羽川のおっぱいが大きくなったように見えました。
錯覚ではないようですね、ブラの締め付けが消えて本来の大きさに戻ったようです。
羽川のおっぱいは重力に負けないで張りがあるようです。
暦は羽川のおっぱいがキスショットのおっぱいに匹敵すると認めています。
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暦は緊張してしまい、どうやって揉むのが正しい方法なのか考えています。
羽川は揉むからにはきちんと揉みなさい、６０秒以上は揉むべきと指摘してきます。
羽川に見つめられたままでは揉みにくいと考えて後ろを向いて貰う事にします。
後ろを向いて貰うと羽川の腕が邪魔になったので万歳して貰う事になりました。
羽川はノーブラで暦に背中を見せて万歳しています、凄いポーズを取っているな。
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暦は怒らないか確認しています。
羽川は怒らないと言っていますが暦は確証を得られないようです。
裁判になったときに備えて羽川からおっぱいを揉んでほしいと懇願するセリフを言わせる事になります。
『阿良々木くん、どうか私のノーブラおっぱいをモミモミしてください、お願いします』と言って貰えるか？と頼んでいます。
羽川は恥ずかしそうに、小声で台詞を復唱する事になります。
調子に乗ってきた暦は次のセリフを言わせる事になります。
『阿良々木くんにおっぱいを揉んでもらえるなんてとても光栄です』
『阿良々木くんに揉んでもらうためだけに、頑張ってこんないやらしいおっぱいに育てました』
健気な羽川はツッカエツッカエ復唱してくれます。
調子に乗りすぎた暦が、羽川のおっぱはどんあ具合なんだ？と問いかけると、大きさと、柔らかさが、これ以上ないいやらしさだと自負しています、との返答が返って来ました。
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羽川にここまでいやらしいセリフを言わせたのですが暦は羽川のおっぱいを揉めませんでした。
彼女には「チキン。チキン。チキンチキンチキンチキン」と罵倒される事になりました。
羽川は暦と学校の体育倉庫のマットの上で初めてを迎えるとの覚悟を決めていたそうです。
羽川は、こんなにコケにされたのは初めてだわ、と怒っています。
彼女は自分には魅力が無いのか？と不安になったようですね。
散々焦らして辱めた挙句、指一本触れないことが許せないようですよ。
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暦は羽川の肩を揉む事でご機嫌を取ろうとしています。
羽川に肩こりはないようですよ。
律儀な暦は６０秒間肩もみを続けたようです。
暦は羽川の胸にかけて絶対の勝利を誓いました。
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校庭にキスショットがやって来ました。
彼女は学習塾跡から直江津高校までひとっとびでやって来ました。
キスショットは自分が食事をしている姿を見せてしまった事を詫びてきます。
そして自分の下に帰って来いと告げてきます。
共に生きよと命じてきました。
しかし暦はそれを拒否しました。
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キスショットは暦が自分の味方にならないと分かっていたと言ってきます。
弱っている間だけ優しくしてくれる。
キスショットだから助けてくれた訳では無く、誰であろうと困ってれば助けてします。
健気な暦が惜しくなったと言っています。
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キスショットは自分の眷属の暦が相手ならば全力が出せると言っています。
暦との戦闘力の均衡を図る為に吸血鬼としての能力は使わないと言ってきます。
全力での殴り合いを希望してきました。
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暦はキスショットに人間の事をどう思っているのか問います。
彼女は迷うことなく食料と返答しました。
暦の覚悟が完了します。
「死んでくれ、我が主人！」「死ぬがよい、我が従僕！」
二匹の全力での殴り合いが始まりました。
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どちらも凄い回復力を持っているので傷を負っても直ぐに再生されています。
壊して再生されを繰り返す事になります。
キスショットが能力を使わないとの約束を守っているので勝負は長引く事になります。
決定打を撃てない時間が続きます。
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殴り合いの最中にキスショットは彼女の素性を教えてくれました。
彼女も最初は人間だったそうですよ。
最初の吸血行為は躊躇したが、経験してしまえば慣れてしまうそうです。
キスショットは一ヵ月にひとり食えば十分なんだそうです。
五百年に換算しても６０００人だ、人間が人間を殺した数に比べれば大した問題ではないと言ってきます。
キスショットは人間の食欲の方が貪欲じゃろ、と言ってきます。
キスショットは人間が他の動物を食べいる事と同じことだと言いたかったようですが、暦は認めませんでした。
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暦は自分は人間だ、人間を食べる事を認められないからキスショットを殺すんだと叫びます。
キスショットは自分は吸血鬼じゃと叫んで反撃してきます。
そこに羽川の声が響きました。
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彼女は体育倉庫で隠れている筈だったのですが暦とキスショットの戦いに疑問を抱いたようです。
羽川はキスショットの動機がおかしい事に気が付きました。
キスショットが動揺を見せます。
「余計なことを言うなー携帯食が！」と叫んでいます。
羽川に視線を向けたのですが、吹き飛んだのは彼女の背後にある体育倉庫の扉と地面だけでした。
羽川には何の攻撃も加えませんでした。
キスショットに大きな隙が出来ます・・・暦がキスショットの首元にかぶりつきました。
暦がキスショットの血を吸い始めます。
キスショットは笑い始めていますね、何だか嬉しそうに聞こえました。
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暦は羽川の言っていた見落としって言葉が引っかかりました。
羽川が何かを告げようとするとキスショットは余計な事を言うなと叫んでいました。
暦はキスショットが忍野にも余計な事を言うなと念押ししていた事を思い出します。
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暦は吸血行為を中断してどうやって自分を人間に戻すつもりだったのか問いただします。
キスショットは答えようとしませんね。
羽川がキスショットの狙いを指摘しました。
ハートアンダーブレードさん、あなた最初から阿良々木くんに殺されるつもりだったんですか？
キスショットは言い逃れは出来ないと悟り、認めてしまいます。
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憎々しげに、それを知り、この従僕が儂を殺す事ができると思っているのか？と問いかけてきます。
ここで羽川は自分の失敗を悟りました。
暦はキスショットを殺せなくなってしまいました。
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キスショットは日本にやってきた理由を教えてくれます。
彼女は死に場所を探して日本にやってきたそうです。
暦はキスショットの二人目の眷属だそうです。
最初の眷属も日本人で侍だったようですよ。
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最初の眷属も人間に戻りたがったようですが、彼女は彼の為に死んで上げる事は出来なかったそうです。
人間を捕食する事を嫌った最初の眷属は太陽の元に飛び出して自殺してしまったそうです。
キスショットが暦を眷属にしたのは、暦が最初の眷属に似ていたからだそうです。
三人の吸血鬼退治に殺されそうになった時に死ぬのが怖くなり助けを求めてしまったそうです。
他人に助けられたのは初めての経験だったそうです。
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ここでキスショットは暦の為に殺される覚悟を決めたそうです。
殺されて暦を人間に戻すには完全体になる必要があったので暦に頼んで四肢を集めさせたそうです。
この話を聞いて暦は泣き出してしまいます。
キスショットは暦に殺してくれるように頼みますが、暦は忍野を呼び出しました。
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忍野は体育倉庫の屋根の上で暦とキスショットの戦いを見物していたようです。
暦は専門家の忍野に無茶なお願いをしています。
「何とかしてくれ」
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羽川と忍野は初めて対面する事になりました。
忍野は怪異とは何の関係も無いのに深部まで関わってしまった羽川を誉めています。
忍野は羽川が余計な事をしたと咎めています。
忍野はキスショットが暦に殺されようとしている事を知っていたようです。
それを知らなければ暦はキスショットを殺して人間に戻れたのに羽川が真相を暴露する事で殺せなくなりました。
羽川は、真相を伏せたままキスショットを殺させるのは間違っていると主張します。
これを聞いた忍野は、「やれやれ。全くいい胸だね。その胸だけは認めてあげるよ」と告げました。
度胸を胸と言い間違えたと弁解していますが、セクハラがしたかったようです。
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暦は忍野に、誰も不幸にならずにすむ方法をお願いしますが、そんな方法は無いと言われます。
忍野が提示したのは、誰もが不幸になる方法でした。
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暦がギリギリまでキスショットの血を吸います。
これで暦は限りなく人間に近い存在に戻れます。
血を吸われたキスショットは吸血鬼としての能力を失い、限りなく人間に近い存在になります。
暦とキスショットが吸血鬼として復活する可能性が残ります。
それが人間側（羽川や忍野）の不幸です。
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暦は忍野の提案を受け入れてキスショットの血をギリギリまで吸い上げました。
キスショットは殺してくれと泣きながら懇願していましたが、暦は受け入れませんでした。
「一度とは言わないー従僕らしく、何度でも頭を下げよう。だから格好良く死のうとなんてせずー無様に生きてくれ。死に場所じゃなく、生きる場所を探してくれ」と告げました。
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新学期になり暦と羽川は約束通りに直江津高校で再会する事になりました。
暦と羽川は同じクラスになりました。
羽川は肩を落としています。
暦は自分と同じクラスに成った事が嫌なのだろうか？と思いましたが違いました。
彼女は体育倉庫に外したブラジャーを忘れてきてしまったそうです。
今頃発見されている、一生の不覚、一生の恥じ、と項垂れていました。
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暦が安心しろ、自分が回収しておいたと告げます。
羽川は回収する余裕なんて無かったよね？と確認してきます。
暦は春休みの間中、お前の下着よりも他の何かを優先させて考えた事なんて一度も無いと告げました。
うーん、確かに、羽川のパンツから始まった事件だったと言えるよね。
僕の部屋には上下セットで揃っているのだ、と告げると、返してよと言われてしまいます。
暦は羽川にブラジャーとパンツを返したのだろうか？
彼の事だから本当に家宝にしてそうだよね。
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学校帰りに暦は学習塾跡に赴きます。
彼の用事はキスショットに血を吸わせる事でした。
忍野に言わせると暦は、牙を削り、爪を抜いて、喉を潰して去勢して吸血鬼をペットとして飼う事にしたって事になるそうです。
ギリギリまで暦に血を吸われたキスショットは８歳くらいに見える小柄な女の子になっていました。
剣呑な目つきで暦の事を睨んできます。
今のキスショットは吸血鬼の成れの果てで、美しき鬼の搾りかすだそうです。
キスショットは吸血鬼ではなくなったので日光は弱点ではないそうです。
本当に、本当に、ごめんな、と言って暦はキスショットに血を吸わせています。
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忍野は羽川の事を心配していました。
暦に彼女から目を離すべきじゃないと言っています。
忍野は羽川の事を危すぎると言っていました。
結果的に今回の騒動は彼女に振り回された形だと指摘します。
暦もそのつもりのようです・・・「友達だからな」と言っていました。
暦に初めて友達ができたようですよ。
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忍野はもう少しだけこの町に留まるそうです。
キスショットは何も喋らなくなったようです。
暦はキスショットと共に生きる事を決めたようです。
キスショットが能力を取り戻す事はあるのでしょうか？
このまま、ずーっと喋らないで剣呑な目で睨んだままなのだろうか？
完全体に戻った時の彼女は面白い性格していたので、元に戻って欲しいですね。
元に戻ったら復讐として暦は八つ裂きにされてしまうのかな？
だとすると元に戻られると困るね・・・
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暦は巨乳の友達と、そのブラジャーとパンツ、ペットの吸血鬼を手に入れる事になりました。
すごく怖くて痛い思いをしたようですが、美味しい目にもあったように思えます。
収支はプラスだと思われますね。
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成分	美少女	戦闘	怪異	ラッキースケベ	恋愛
評価	AAA	A	AAA	AAA	A

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