ラノベの感想) 偽物語(上) (講談社BOX)


レーベル:講談社BOX
発行日:2008/9/1
著者:西尾維新
イラスト:VOFAN
ISBN:978-4-06-283679-1
雰囲気:愛ある監禁、幼女をペロペロ、羽川参戦、饒舌な忍、火憐熱血、戦場ヶ原の変化

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第六話 かれんビー
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001
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阿良々木暦には火憐(かれん)と月火(つきひ)という二人の妹がいます。
火憐は暦よりも高身長で空手を習っています。
そして強いようですね、中学校の入学式の日に周辺を束ねる番長を倒したそうです。
月火は中身と見た目が異なるそうです。
見た目は大人しそうに見えるそうですが怒りっぽいそうです。
二人は栂の木二中という私立校に通っていて、栂の木二中のファイヤーシスターズと呼ばれています。
二人は正義の味方をしているつもりのようですが暦には、偽物だと思えるようです。
どの辺が偽物に思えるんだろうねー、まあ信じたく無いとの心境なのかも知れないけどさ・・・
火憐は髪の毛をピンクに染めた事があるそうです。
しかし暦が学校から帰宅する前に母親に見つかりぶん殴られて墨汁で黒に染め直されたそうです。
暦は火憐のピンクの髪を見れなかったようです。
残念な事だと思えるのですが、暦は見なくて良かったと思っています。
見てしまったら母親では無くて自分がぶん殴っていたと述懐しています。
暦には兄としての威厳があるような無いような感じですね。
火憐は暦の事を「兄ちゃん」と月火は「お兄ちゃん」と呼ぶようです。
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002
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暦は懐かしの学習塾跡に監禁されていました。
鉄柱を通して後ろ手に縛られています。
縛っているのは縄ではなく金属製の手錠でした。
後頭部がズキズキと痛むので何者かに殴られて気絶させられてから連れて来られたようです。
学習塾跡に監禁している人物がやって来ました。
やって来たのは戦場ヶ原ひたぎです。
彼女は暦のクラスメートで恋人です。
暦には金属製の手錠を持っている知り合いは彼女しか居ないので彼女が犯人ではないかと疑っていました。
彼女は20撃して暦を気絶させたそうですよ。
喉が渇いた暦は戦場ヶ原に水を要求しました。
彼女は暦の前でペットボトルを開けて飲み始めます。
とても楽しそうにしていますね。
彼女は自分の手に水をかけて暦の口の前に晒し舐めろと言ってきました。
暦は戦場ヶ原の手を舐めて水分を補給する事になっています。
ペットボトルの回し飲みは間接キスになるので嫌なんだそうです。
二人はべろちゅーをしている関係のようでので戦場ヶ原の羞恥心の方向性が謎です。
続けて彼女はおにぎりを暦の口に突っ込んできました。
行き成り入れられたので暦は喉を詰まらせてしまいます。
戦場ヶ原は「あーん」と言うのが恥ずかしかったそうです。
水を大量に流し込まれて喉に詰まった米粒は押し流されましたが、暦は地上で溺れそうになりました。
暦がトイレの心配をすると戦場ヶ原はオムツを取り出します。
彼女がオムツを交換してくれるそうです。
「呼吸から排泄に至るまで、私があなたの全身を脳まで含めて隈なく管理してあげるんだからね」
暦は愛が重いと感じていました、確かに・・・
戦場ヶ原が暦を監禁したのは彼を守ろうと考えての事でした。
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003
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暦は夏休みに入ってから戦場ヶ原と羽川に家庭教師をして貰っていました。
偶数日は戦場ヶ原の家で戦場ヶ原に、奇数日は図書館で羽川に・・・とっても羨ましい状況ですね。
二人とも学業優秀なので暦は成長しているようです。
羽川の担当日に急な予定が入ってしまい家庭教師が中止になりました。
暦がお願いしている側なのですが羽川は物凄く申し訳なさそうにしていたそうです。
彼女のどうしても外せない用事とは両親絡みの事らしいです。
彼女の複雑な家庭環境を知っている暦は口出しをするのを避け休日を楽しむ事にしました。
火憐はお出掛けしているそうです。
家でゴロゴロしていた月火が正義の味方をしていると教えてくれます。
火憐は喧嘩にいったそうです。
暦がほどほどにしておけと忠告すると月火が反論してきました。
暦は月火と口論する事を避けています。
月火は暦が火憐と喧嘩しなくなった事や、自分との言い合いでも直ぐに引くように成った事に違和感を抱いていました。
以前の暦は口が達者な月火の事を首を絞めて黙らせていたそうですが、それもしなくなっていました。
月火は勝手に大人にならないで、つまらないじゃないと言っています。
自分が吸血鬼もどきになってしまったとは言えないので月火が追及を諦めてくれた事は幸運でしたね。
暇になった暦は撫子と遊ぶ約束をしていた事を思い出します。
彼女の家に電話すると彼女が噛み噛みで電話に出ました。
暦は不審に思ったようですが暦から電話が掛かってきて慌てたようです。
今日遊びに行っても良いか尋ねると、撫子は今日しか暇な日は無い、と言って快諾してくれます。
暦は月火と二人で撫子の家に遊びに行こうと考えていたのですが月火に拒否されます。
月火は友達の恋を邪魔したくないと言っていますが暦には何の事か分かりませんでした。
月火の発言から撫子は小学生の頃から暦の事が好きだったと判明しますが、月火が暦にそれを教えなかったので暦は撫子に惚れられているとは認識していません。
暦は一人で撫子の家に向かう事になりました。
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004
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暦は月火に指摘された火憐と喧嘩をしなくなった理由について悩んでいました。
暦は吸血鬼もどきになってしまい、喧嘩では無く殺し合いを知ってしまったので火憐と喧嘩できなくなったようですね。
暦は家族に対して秘密を持ってしまった事を悩んでいました。
暦は八九寺真宵に遭遇しました。
大好きな八九寺に久々に出会えた暦は後ろから彼女に抱き着いています。
それだけでは無く彼女の頬にキスの雨を降らせて顔をペロペロ舐めたようです。
真宵は暦に噛みついて抵抗しました。
戦闘態勢を解いた真宵との楽しい会話が始まりました。
真宵は暦にハーレムメンバーを探しているのか?と問いかけてきました。
暦はハーレムメンバーは羽川と忍だけだと思っています。
真宵は暦と戦場ヶ原が偽装カップルだと指摘してきました。
彼女は暦の事をロリコンだと指摘して実は真宵の事が好きなんだ。
戦場ヶ原は実は百合で神原駿河が好きなんだと指摘しています。
暦は最近、戦場ヶ原と神原の仲が良すぎる事を思い出し、もしかしてと不安になっています。
二人が百合カップルになっても面白そうですが、それは無いようです。
真宵は最近、羽川と仲良くしてます。
暦にセクハラを受けた者同士で被害者の会を結成したのか?と暦は警戒していました。
悩める暦に真宵は家族に秘密を持ってもいいではないかとアドバイスしてきました。
暦の悩みが怪異関係だと理解しているようです。
怪異に関わると怪異に引き付けられるので安易に家族に怪異について教えるのは間違いだと指摘しました。
戦場ヶ原の家では彼女が憑かれた怪異について病気と認識しています。
暦は自分が吸血鬼になったと家族に伝えると入院させられると思ったようです。
真宵のアドバイスに従い怪異については口にしない事にしました。
暦は真宵に勝手に居なくならないか?と問いかけます。
真宵は勝手に居なくなる事は無い、困った事があったら暦に相談すると言っています。
暦は安心したようです。
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005
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撫子の自宅に遊びに行った暦は普段と違う彼女の姿に驚く事になりました。
撫子は長い前髪で目元を隠しているのですが今日は前髪を上げて顔を全開にしていました。
さらに撫子の着ている服が薄着過ぎるように感じられました。
暦が到着すると、今日は両親が留守にしているの、と言って玄関のカギを掛けます。
暦を自室に誘いカギを掛けました。
撫子は頑張って暦に誘いをかけているようですが彼女の事を妹の様に思っている暦は不埒な考えを持ちませんでした。
鍵を掛けたことも撫子の防犯意識が高いんだなと理解しています。
撫子の部屋は女の子らしい部屋なのですが押し入れだけが異質な感じがしました。
撫子が暦に向かって押し入れは絶対に開けないで!とお願いしてきました。
二人で何をするのか話し合い王様ゲームをしたいと撫子が提案してきました。
暦は王様ゲームの内容を知っているので撫子にやらせるのは不味いと判断して別なゲームをしたいと促します。
撫子は人生ゲームを取ってくると言って部屋を出て行きました。
その際にアルバムを見ていても良いと言い残します。
撫子はアルバムを見て欲しかったようですが暦が見る事はありませんでした。
アルバムを見て無いと理解した撫子はガッカリした様子です。
一体どんな写真が貼られていたんでしょうね?
二人で人生ゲームをする事になります。
暦が「暦お兄ちゃん」と呼ばれるのも悪くないが別な呼び名は無いかな?と問いかけます。
好きに呼んで良いと言うと、撫子は「あなた」と呼んできました。
これはおかしい、人生ゲームの最中に結婚の話が出た後です。
撫子は暦と結婚した後の事を夢想しているようですが暦は撫子の言う「あなた」を二人称代名詞だと捉えています。
暦が撫子の事を「お前」と呼ぶとなぜか喜んでいますよ照れているようです。
暦は撫子との間に日本語の理解に違いが生じていると感じています。
暦は撫子の薄着が気になり、最近変わった事が無いか聞いてみます。
撫子は自分には変わった事はないけど『おまじない』が流行っていると教えてくれます。
ららちゃんたち(火憐と月火の事ね)が何かしていると教えてくれます。
暦は火憐と月火が何かしていると聞いて心配になっています。
しかし撫子を窮地に陥れたおまじないの大本である忍は吸血鬼の力を減退させているので問題は無い筈だなと考えます。
撫子は火憐と月火は『おまじない』が横行している事を問題にしていると教えてくれます。
二人はおまじないを流行らせている人物を特定しようとしているそうですよ。
暦が黙ってしまったので撫子は心配になったようですが暦は話題を変えました。
前髪を上げた撫子の姿に対して、その方が良いよと言っています。
外でも、そうしていれば良いのに、と言うと健気な撫子は頑張ってみると言っていました。
二人の遊びはツイスターゲームに移行する事になりました。
暦は撫子の視線にガラガラ蛇のようなギラギラした視線が混じる事に気が付きます。
撫子は何かを狙っているようですね。
彼女は暦ともっと親密になるチャンスを狙っているのでしょうか?
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006
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夕方位まで撫子の家で遊ぼうと考えていたのですが緊急事態が発生してしまいます。
撫子の母親が帰ってきてしまいました。
仕事先でトラブルがあったそうです。
撫子は暦が遊びに来ることを秘密にしていたそうです。
怒られると言って慌てふためいていました。
暦は撫子の母親に見つからないようにして、こそこそと撫子の家を抜け出しました。
暦は撫子の母親のお陰でオトコノコとしての大切な何かが救われたように感じていました。
時間が空いた暦は駿河に電話を掛ける事にします。
「神原駿河。主な武器は加速装置だ」と言って駿河が電話に出ました。
駿河の部屋は12畳ほどの大きな部屋なのですが彼女は片づけが出来ないようです。
彼女の部屋の惨状を見かねた暦は半月に一度のペースで彼女の部屋の片づけをしているそうです。
明日の予定だったのですが暇になったので今日でも良いかと聞いてみます。
駿河は問題無いと返事をしてくれます。
彼女は自室に居るそうですが電話中に全裸になりました。
駿河に言わせると暦との電話中に全裸にならないのは失礼にあたるそうですよ。
暦はハウスルールなので彼女の奇行を不問としますが問題が発生しました。
暦との会話で浮かれていたのか駿河は不覚にも部屋の襖を開けっ放しで全裸になっていました。
そこに祖母が通りかかり全裸で電話している姿を見られてしまいました。
駿河は祖父と祖母の三人暮らしです。
今度、どんな顔をして祖母に会えば良いのか分からないと言って弱り切っていました。
駿河が弱っている姿を見られる、これは珍しい体験になると考えた暦は駿河の家に急ぐことにしました。
急いで駿河の家に向かっている暦は途中の道で逆立ちして歩いて来る人物に遭遇しました。
その人物は暦の大きい方の妹である火憐でした。
中学三年にもなって逆立ちして歩いている火憐を恥ずかしいと感じた暦は彼女の腕にラリアートを食らわせ落そうとしました。
火憐は塀の上を逆立ちで歩いていました。
火憐は華麗に回転して足から着地します。
彼女は敵が攻撃してきたと思ったようですが相手が暦だと分かり警戒を解いています。
暦が恥ずかしい真似するなと忠告しても聞いてはくれません。
火憐は逆立ちして塀の上を歩く事をおかしいとは思っていないようです。
暦は撫子から聞いた火憐と月火が何かをしているって話の真相を聞き出そうとしますが誤魔化されてしまいました。
火憐に電話が掛かってきます。
その電話によると火憐と月火が対処している問題が片付くそうですよ。
火憐は夜に結果を報告すると言って暦の前から逃げていきました。
暦も駿河の家に急ぎたかったので火憐を追いかける事はしませんでした。
頭の片隅に火憐の問題を残しておこうと考えていました。
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007
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応対に出てきた祖母に挨拶して暦は駿河の部屋に向かいます。
駿河をよろしくね、暦くん、とお願いされてしまいました。
駿河が落ち込んでいる姿を想像して暦はノックもせずに襖を開けます。
そこには全裸の駿河が布団の上にうつ伏せでぶっ倒れていました。
駿河は相当なショックを受けているようです暦に全裸(背中とお尻側)を見られても動揺する事なく起き上がろうとしています。
暦が止めたので駿河は全裸の前面を見られる事は無かったようです。
ここで止めてしまうのが暦の弱さかな?
暦は責任を取りたいと言い出し駿河に結婚を申し込みました。
これには駿河も驚いたようです。
駿河が着替えたいと言ったので暦が部屋の外に出る事になります。
駿河はチューブトップとホットパンツに着替えました。
暦が部屋の片づけを始めます。
暦は散乱している部屋の中でバスケットボールのユニフォームを発見しました。
それは駿河が一年生の時に全国大会出場を決めた時のモノでした。
これまでは記念品としてバスケットボール部の部室に飾ってあったそうです。
既に退部している駿河は、これ以上部室に飾っておいても過去の栄光に縋るだけだと考えて勝手に持ち帰ってきたそうです。
そのお陰で盗難事件扱いになり学校に警察が呼ばれる事件となったそうです。
暦は証拠隠滅の観点から捨てようか迷っていました。
思い出の品として取っておく事になりました。
発掘が続きデジカメを発見しました。
機械音痴の駿河がデジカメを所有している事を不思議に思った暦ですが中身を聞いて驚く事になります。
駿河はセルフヌードを撮ったり後輩の子猫ちゃんたちのヌードを撮影していたそうです。
本人たちの許可を取っているので犯罪性は無いと言っています。
好意から暦にメモリーカードを貸してくれると言っています。
暦は断っているようです、ちょっと勿体ないように思えるね・・・
暦はBL小説を発見しました。
暦はBLに関しての知識を持っていないようです。
彼の目にはどれもハンサムが出てくる小説に見えたようです。
ハンサムが好きな駿河は、別に変態では無く普通だろと指摘しました。
暦に普通の性癖だと指摘されてしまった駿河が動揺しています。
必死に自分の特殊性をアピールしていました。
駿河は暦に普通と思われる事が嫌なようです。
必死になった駿河は暦を押し倒して来て暦の貞操を狙って来たようです。
暦は危機的状況に陥ったようですね。
真宵に会ったときに出会いがしらのセクハラ行為は止めようと誓っていました。
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008
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部屋の片づけの終わりが見えてきたので暦と駿河は休憩する事にしました。
駿河が暦は良いお嫁さんになれると発言した事で結婚の話しになります。
駿河は暦と戦場ヶ原はお似合いのカップルだが暦は羽川と結婚しそうだと言い始めます。
自分は愛人で撫子が三号かな?と暦にとって嫌な未来図を描いて見せました。
暦は戦場ヶ原と結婚するつもりのようですが駿河は夢見がちなプロポーズと言っています。
駿河は自分が愛人関係を迫ったら断れないだろう?と言っています。
暦は断るよ!と強く否定しています。
なんだかんだでこの二人は楽しそうにしているので愛人関係になるかもしれないね。
駿河は戦場ヶ原と羽川の関係について何かを知っているようですが言及しませんでした。
二人は掃除中に発見した花札をやってみる事になります。
駿河はルールを知らなかったのですが教えてくれれば問題ないと言って遊び始めます。
暦が最近は花札で遊んだことが無いと言うと暦に友達が居ない事を指摘されてしまいました。
暦には男の友達が居ないようですね・・・駿河は暦と誰を絡ませればいいのか、前途は多難だと述べています。
駿河が妹とやれば良いのでは?と問いかけてきます。
暦は火憐や月火とは遊ぶつもりは無い事を告げます。
二人とも正義の味方ごっこで忙しいと考えています。
駿河は一人っ子なので妹や兄がいたらどうなっていたかな?との話になります。
暦の事を兄の様に慕っていると言って「暦お兄ちゃん」と呼んできました。
これが凄い破壊力だったようです、暦は嬉しくなっています。
駿河が悪乗りして「暦お兄ちゃん。性行為を」と言おうとしたところで止めました。
駿河はどこまでいってもエロですね。
駿河は暦の事をオカズにしているようですね。
運の要素が強いので暦は良い勝負になると考えたようですが駿河の負けっぷりが凄かったです。
彼女は不運の星の元に生まれているのかと思える程弱かったです。
可哀想になった暦は10連勝したところでやめようとしますが駿河に止められます。
12回戦で争う筈だまだ2回残っていると言って悔しそうにしています。
暦は負けてあげたいなと思っていたのですが駿河は連敗する事になりました。
勝負が決する前に賭けとして罰ゲームを設定していました。
駿河は暦とのエロ行為を要求し、暦は駿河に生涯ギャンプルをしない事を要求しました。
暦はツイスターゲームをやった撫子は負けても楽しそうにしていたぞ、と悔しがる駿河に教えます。
駿河は撫子の事をラスボスと捉えているような発言をしていました。
「・・・阿良々木先輩は、どうやら真のラスボスの存在に、まだ気が付いていないようだな」
気になる発言ですね。
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清掃活動が終わったので駿河の家から帰る事になります。
駿河は左腕の事を祖父母には怪我で通しているそうです。
嘘を吐く事になっているので心苦しく思っているようです。
駿河の猿の左腕は母親の形見のようなものなので祖父母も母親がらみであると察しているようです。
駿河の猿の腕はあと数年で人間の腕に戻るので、それまでの我慢だと彼女は覚悟しています。
駿河と別れた後、暦は駿河の家の前に立っている不吉な男の存在に気が付きました。
彼は暦にこの家の子供なのか?と聞いてきました。
暦が違うと答えると名乗りを上げてきました・・・貝木と言うそうです。
彼の服装は喪服のような黒いスーツでした。
暦は彼に対して縁起が悪い、辛気臭いとの印象を持ちました。
彼は臥煙(がえん)の女の忘れ形見がここで暮らしていると聞いたので様子を見に来たと言っていました。
暦は臥煙というのが駿河の母親の旧姓だったか?と思い出しています。
忘れ形見と言っていたので貝木が駿河を見に来たのではないかと予想しています。
貝木はオーラを感じない、放置して置くしかあるまい、と言って去っていきました。
暦は貝木の雰囲気から彼が忍野やギロチンカッターに似ていると感じていました。
暦は貝木を追いかける事にしますが貝木が向かった先とは別の方向に移動を開始しました。
暦は直感的に貝木に関わるべきではないと判断したようです。
フラフラと移動していると行く手から戦場ヶ原が歩いてきました。
暦は彼女に呼びかけますが戦場ヶ原はあからさまに暦を無視して転進しました。
暦は彼女を追いかける事にします。
戦場ヶ原は暦が羽川の家庭教師をサボって遊び回っていると思ったようです。
暦の事を罵倒してきました。
暦が羽川に急用が出来て家庭教師が中止になったので駿河の家に行ってきた事を伝えます。
撫子の家に遊びに行った事は伏せる事にしました。
戦場ヶ原と撫子はまだ知り合ってはいないようです、暦はこのまま知らない関係で終わらせる方が良いと判断しました。
撫子に紹介するには戦場ヶ原の毒気が強すぎると思ったようです。
戦場ヶ原はこの日暦が6人の女子と遊んだと言ってきました。
当たっていますね・・・真宵、撫子、駿河、火憐、月火、駿河の祖母、確かに6人に会ってはいるね。
暦は戦場ヶ原の凄さに戦慄しています。
戦場ヶ原は自分は浮気には寛容だと主張します。
自分の彼氏が女子にモテモテなのは気分が良いそうですよ。
浮気が少しでも本気になったら、殺すわよ、と言ってきます。
その場合は暦を殺して相手の女を次に殺すそうですよ。
暦を殺して自分も死ぬではないところが彼女らしいのかも知れませんね。
駿河の家で性犯罪を犯したのか?と聞かれてしまいます。
戦場ヶ原は駿河の裸を見たか?と聞いてきましたよ。
暦としてはうつ伏せ状態の全裸を見たとは言えないので黙っている事にします。
戦場ヶ原は駿河の裸は一度くらいは見ておいた方が良いと言っています。
駿河の身体は芸術品なんだそうですよ・・・いやらしいんじゃなくて美しいそうです。
女性から見ると駿河はパーフェクトなスタイルを持っているそうです。
暦は戦場ヶ原がどのような状況で駿河の全裸を見たのか気になっています。
駿河はエロで百合でマゾで露出趣味のエリート変態です。
戦場ヶ原は駿河が自分のものだと思うと誇らしいそうです。
暦が駿河の家の前で貝木と名乗る変な奴を見たと告げると暦の意識は失われました。
戦場ヶ原に何かをされたようですね。
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戦場ヶ原に拉致監禁された事を理解した暦は理由を聞いてみる事にします。
戦場ヶ原はオムツの封を切り始めていました。
答えにくそうにしていましたが戦場ヶ原は語り始めます。
戦場ヶ原は貝木の事を知っているそうです。
名前は貝木泥舟と言うそうです。
彼は詐欺師で戦場ヶ原は貝木に酷い目に遭わされたそうです。
忍野に出会う前に会った5人の詐欺師の最初の1人だそうですよ。
戦場ヶ原は暦を貝木と関わらせたくないと考え監禁する事にしたそうです。
正義マンの暦には刺激の強い相手だそうですよ。
戦場ヶ原は貝木がこの町にいる間は暦を監禁しておきたいと言っています。
暦が貝木がこの町に引っ越してきたんだとしたらどうする?と問うと一生監禁すると言っています。
それか貝木を殺すしかないと言っていますよ。
戦場ヶ原ならばやりかねないと思い暦はどうやって止めようか考えていました。
そこにメールの着信を知らせる音が鳴ります。
暦の携帯はポケットの中に入っているので戦場ヶ原に取り出して貰う事になります。
戦場ヶ原はこの期に暦のポケットの中を執拗に弄ったようですよ。
メールの件名に『from・小妹/subject・助けて!』とありました。
それを見た瞬間手錠の鎖が切れ暦は立ち上がります。
メンタルの強い戦場ヶ原は動揺したりはしませんでした。
暦にどこに行くのか聞いてきました。
暦は家に帰ると告げます。
暦を行かせたくない戦場ヶ原は止めようとしてきます。
暦が「ここで動かない僕を、お前は好きだと誇れるのか」と告げると「・・・やば。超格好いい」と小声でつぶやいています。
戦場ヶ原は暦に惚れ直したようですよ。
暦の携帯から通話用の着信音がしました。
戦場ヶ原が勝手に出て、取込み中だと告げます。
電話を受けた戦場ヶ原の態度が追い込まれたモノに変化していきました。
通話が終わると戦場ヶ原は暦に帰っていいと伝えてきます。
電話相手に何かを言われたようです。
戦場ヶ原は言い難そうに暦に謝ったきました。
「ご・・・ごめ、ごめんな・・・さいっ」
電話を掛けてきたのは羽川でした。
ガハラさんは羽川には弱いようです。
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暦が急いで自宅に帰り着くと、不貞腐れた火憐が待っていました。
火憐は自分は悪くないと主張しています。
暦が何があったのか聞き出そうとしても話そうとしませんでした。
「やー、だー、ねー、だー!」と言って舌を出してきます。
頭にきた暦は火憐を引っぱたこうとして羽川に止められました。
羽川は暦が暴力に訴えようとした事を咎めてきました。
暦が羽川に叱られ始めると火憐が暦を庇っています。
暦は感情的になった事を火憐に謝りました。
羽川は「いめちぇん」をしていました。
長かった髪を切り、眼鏡をコンタクトに変えました。
先ごろ失恋した羽川は髪を切っていめちぇんをはかったようです。
彼女なりのけじめだったようです。
新生羽川さんは火憐と月火に協力していたそうですよ。
二人が話そうとしないので暦は羽川に話を聞く事にしました。
彼女を自室に連れて行く事にします。
羽川を自室に連れ込む事になったので火憐が盛り上がっていますが暦に不埒な考えはありませんでした。
暦は羽川の事を崇拝しているので、不埒を働くなんて考えようもないようです。
暦は火憐と月火に正義には強さが必要だ。
それが分からない間はお前たちは偽物だと言い残して部屋を出ます。
暦は羽川にベッドの上に座って貰おうとします。
これは撫子が自室に入れてくれた時にベッドに座って欲しいとお願いしてきた事を参考した対応でした。
羽川からは女の子にベッドの上とか勧めない方が良いよと指摘されてしまいます。
暦には羽川の苦言の理由が分かりませんでした。
暦が注目していたのは深夜なのに羽川が制服姿だった事です。
暦はいつになったら羽川の私服姿が見られるんだと嘆いていました。
羽川はパジャマ姿は見たことがあるじゃないと反論していました。
彼女は忘れているようですが暦は羽川の下着姿も見たことがあるそうです。
羽川は暦の兄貴ぶりが面白いようです。
温かい目で見ていました。
この暖かい視線が暦には恥ずかしいようですね。
暦が妹たちの事を火憐ちゃん月火ちゃんと呼んでいる事がばれてしまいました。
羽川は「ぷっ・・・ふふ」と笑っています。
羽川は、暦の妹たちに対する必死さを指摘してきました。
火憐と月火に対する態度は戦場ヶ原、真宵、駿河、撫子に対する態度よりも必死さが強いようです。
まあ妹なので当然なのかも知れないね。
羽川が事件について語ってくれます。
彼女は夏休みに入ったあたりから火憐と月火に頼まれて調査の手伝いをしていたそうです。
火憐と月火は中学生の間で流行している『おまじない』について調査していました。
羽川が手伝った事で『おまじない』を広めている犯人を突き止めてしまったそうです。
火憐が犯人に直談判に行って何かをされてしまったそうです。
羽川は後から現場に向かったので犯人とは対面していないそうです。
羽川は、犯人の名前は貝木泥舟、不吉な人らしい、と言っていました。
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半日ほど廃墟で監禁されていたので暦は入浴する事にしました。
そこで羽川に聞いた戦場ヶ原をどうやって説得したのかって会話を思い出しています。
羽川は『あんまり聞き分けがないようだと、私が阿良々木くんに告っちゃうぞ』と言ったそうです。
暦は羽川の怖さを痛感していました。
身体を洗って湯船に浸かっていると暦の影の中から忍が出てきました。
入浴中に忍が出てきたのは初めてのようです。
暦が固まっていると忍が饒舌に語り始めました。
忍が吸血鬼の能力を封じられてから初めて口を開いたようです。
突然語り出した忍に驚いています。
忍は黙っている事に飽きたと言っていました。
暦がシャンプーする姿を見ていたので興味を惹かれたそうです。
暦に髪を洗えと命じてきました。
暦は忍の髪を丁寧に洗ってあげる事になります。
コンディショナーも行う事になるのですが忍の髪は長いので自分でやらせる事にしました。
監禁されている時に手錠の鎖を切ってくれたのは忍だったそうです。
忍は火憐が囚われたのが『囲い火蜂』という怪異だと教えてくれました。
これは忍野メメの知識だそうです。
学習塾跡でメメと二人で過ごしている間中、メメが延々と垂れ流す怪異話を聞かされていたそうです。
暦は嫌すぎる体験だと感じていました。
その時の知識として囲い火蜂の事を覚えていました。
囲い火蜂は伝染病のようなモノらしいです。
高熱を発して動けなくなるそうですが、意識はハッキリしているそうです。
火憐は貝木から囲い火蜂を移されたようです。
高熱を発した火憐を心配して月火が羽川に連絡を取り病院に連れて行ったそうです。
しかし薬は効果が無かったそうです。
忍に囲い火蜂を喰えるか聞いてみると、怪異としての囲い火蜂は終わっている。
残っているのは結果だけなので喰えないと言われてしまいます。
暦は戦場ヶ原から貝木に付いての情報を引き出して対策しようと考えました。
暦と忍は向かい合って湯船に浸かっていました。
そこに月火が入ってきて二人の姿を見られてしまいます。
月火は叫び声を上げるでもなく風呂場を出て行き包丁を持って戻って来ました。
その間に忍が影の中に隠れてくれたので事なきを得る事になりました。
忍が隠れなかった場合は月火に刺されていたようです。
忍が暦との関係について指摘してきました。
殆ど人間に戻っているとはいえ吸血鬼としての特性が残っている暦はいつ死ねるのか?と尋ねてきました。
自分を殺して人間に戻ってみる気は無いか?と尋ねてきます。
暦は忍と共に死ぬまで生きていくと言って忍の誘いを拒否しました。
忍は寝首をかかれないように、油断していると殺す、と脅してきましたよ。
暦と忍は和解したそうです。
忍は好みのドーナツに関しての注文も付けてきたね。
案外、こっちが言いたくて喋り出したのかも知れないね。
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腰にバスタオルを巻いただけの姿で暦は月火から事情を聴く事にしました。
月火は中々本題に入らず誤魔化そうとしているように思われます。
暦に向かって後悔している事が無いか問いかけてきました。
暦は忍の事を話すタイミングではないと考えいきなり言われても困ると返答しています。
すると恥ずかしい感じの話が聞きたいと言ってきて友達が何人いるのか聴いてきました。
暦は考えます。
羽川=友達
駿河=友達だろ
真宵=超友達
撫子=友達って言っても間違いじゃないはず
戦場ヶ原=彼女、ニュアンス的には友達に含めても良い
とカウントしていました。
暦にとっては真宵が一番の友達のようですね。
5人と答えた暦に対して月火が驚いています。
彼女は人数をカウントしている時点で考え方がおかしいよね、と指摘してきました。
月火に友達の人数を聞くと、数えられるうちは友達とは言えないと思うよと返されてしまいます。
『友』『達』なんだし、と言っています。
二人の雑談はヒートアップして声が大きく成って行きました。
羽川は2階で発熱している火憐を見てくれていたのですが暦と月火が不毛な会話をしている事が聞こえたようです。
もっと静かに喋れない、と文句を言いにリビングに降りてきました。
暦は「あ、悪い。気をつける」と返事を返しますが重要な事を忘れていました。
暦は腰にバスタオルを巻いただけの格好です。
それを見てしまった羽川の悲鳴があがったようです。
暦は羽川でも悲鳴を上げるんだな、と変な感慨を得ていました。
これは事故だよね。
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014
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羽川と月火から聞いた話を総合すると火憐は貝木と対決したようです。
羽川が貝木を呼び出したようですが火憐は羽川が合流する前に単身で貝木に会いに行ったようです。
火憐は貝木の事を小悪党だと思っていたので少し脅せば相手が謝罪してくると思っていたようです。
しかし貝木は彼女の思惑を外れて太々しい態度を崩しませんでした。
お互いに貝木泥舟、阿良々木火憐と名乗り合ったようです。
火憐は貝木の流している噂を辞めさせる為に殴りに来たと目的を教えています。
貝木は火憐に糾弾されても反省する気配はありませんでした。
やって来た火憐に向かって、おまじないを教えて欲しいのか?おまじないを解いて欲しいのか?と聞いてきました。
教えるのは1万円で解くのは2万円だそうです。
貝木はおまじないを使って商売をしているだけだと主張しました。
辞めさせたいならば金を払えと言っています。
火憐は不利を悟り撤退しようと考え始めますが貝木が先に攻撃に出てきました。
貝木は『蜂』をあげようと言って火憐の額を人差し指で突いてきました。
突かれた火憐は三つの驚きを持ちます。
一つ目は額を突かれた事、二つ目は貝木が全力で殴り掛かって来なかった事、三つは身体の不調です。
火憐は意識はハッキリとしていますが急な発熱で身体が動かなくなりました。
貝木は攻撃は有料だと言って火憐の財布からお金を抜き取って帰っていきました。
貝木の目的は金儲けだそうです。
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羽川を送っていく事になります。
暦は羽川が火憐と月火に協力している事を教えてくれなかった事を咎めました。
怒ってはいないが文句は言いたいと主張します。
それに対して羽川がお詫びとしてあるチケットをくれます。
それはいつでも好きな時に好きなだけ羽川のおっぱいに触っていいチケットでした。
暦は「マジでっ」と狂喜しますが釘を刺されてしまいます。
使ったら一生軽蔑するけどね、と言われてしまったので「意味ねー!」と言って破り捨てます。
羽川はいつでも好きな時に好きなだけ私のパンツをもらえるチケットの方が良かった?と聞き返してきました。
暦はそっちも一生軽蔑されるのか?と聞くと軽蔑されるそうです。
暦はだったらいらないと言って、いつでも好きなときに好きなだけ羽川のスカートを貰えるチケットを要求しました。
そんなものは存在しません、と否定されてしまいます。
羽川は火憐と月火の内面が暦に似ていると指摘して心配してきます。
暦が囲い火蜂と忍の話を羽川に教えていなかった事に気が付きました。
暦は忍と和解した事と彼女から火憐を苛んでいるのが囲い火蜂という怪異である事を教えます。
羽川は忍と仲直りしたと聞いて和解してからが大変なんだよと諭してくれます。
暦もその点は理解しているようでした。
暦は羽川に隠し事は出来ないので忍と一緒に入浴した事まで話してしまいました。
暦の羽川への敬愛ぶりが伺えます。
羽川が戦場ヶ原、真宵、駿河、羽川の真似をしてみてとお願いしてきました。
暦は駿河の物まねとして羽川の事を神に愛されていると賞賛しました。
暦としては自信作だったようですが羽川は駿河にそんな事を言われた事は無いと言っています。
暦は自分だけが駿河から崇拝されていると知り驚いています。
駿河が自分のどこを見て崇拝しているのか疑問に思ったようです。
真宵の物真似では自爆してしまいました。
変なところを触らないでください、と言ってしまいました。
羽川の物真似として『このおっぱい、阿良々木くんのものだよ。好きなだけ触っていいの』と言ったのですが怒られてしまいます。
意味的に似たような事を羽川は言ってたように思うのですが怒られてしまいました。
おっぱいを自由に触っていいチケットを破り捨てた暦の男らしい態度に羽川はちょっとときめいたそうですが、物真似のせいで減点されたようです。
懲りない暦は妥協案として二の腕を触らせて欲しいとお願いしました。
羽川が理由を聞いてきたので、二の腕の柔らかさがおっぱいに近いと聞いた事があると返答します。
羽川は馬鹿な発想と言って呆れています。
彼女は言うほど同じじゃないと教えてくれました。
暦は羽川が自分でおっぱいを揉んでいると聞いて狂喜します。
羽川は慌ててお風呂で身体を洗っている時の話だと弁明していました。
暦は羽川が自分で身体を洗っていると聞いて残念がっています。
言ってくれば自分が羽川の身体を洗ったのにと残念そうにしています。
羽川は阿良々木くんのキャラがわからない、と慌てていました。
暦はそんな羽川を可愛いと感じています。
羽川は暦が大学に一発で合格したら私の胸触り放題と言ってきます。
どうも羽川は暦にご褒美を与えてヤル気を出させるつもりのようです。
暦の学力は家庭教師の効果で順調に向上しているようですが、これからは伸び悩む事になると言っています。
そんな時は、ご褒美があれば頑張れるんじゃないかと考えたようです。
羽川は暦を大学に合格させるためならばなんでもしたいと考えているそうですよ。
おっぱい以外にも自分の柔らかい部分ならどこでも好きにして良いよと言っています。
暦は羽川の眼球が舐めたいとお願いしています。
これには羽川も引いたようです。
眼球とそれ以外の柔らかいとこ全部の二者択一を迫ってきます。
暦は眼球を舐めるを取りました。
羽川はおののいているようですが「・・・わかった」と納得してくれました。
どうなるんでしょうね?合格したら暦は羽川の眼球を舐めるのだろうか?
夜も遅いので暦は羽川に自転車を貸す事にします。
羽川がサドルに座る事を期待していたようですが彼女は立ち漕ぎで帰っていきました・・・残念。
羽川は火憐と月火の問題から手を引く事になります。
残った問題は暦が対処する事になりました。
羽川の正しすぎて強すぎる姿勢が問題なようです。
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016
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羽川を見送ってから暦は火憐の看病を始めます。
月火は疲れて眠ってしまいました。
月火をゆっくり寝かせてあげる為に暦は火憐をお姫様だっこで自室に運びます。
火憐の方は眠気はないようです。
汗をかいてしまい気持ち悪いと言うので暦は身体を拭いてあげる事にしました。
暦は火憐の全裸を見ても何も感じていないようですが火憐は恥ずかしがっています。
暦は丁寧ですね、火憐の足の裏まで拭いてあげています。
流石にパンツの中までは拭きませんでした。
火憐は貝木に負けた事を悔しがっています。
暦が言った正義には力が必要だと理解したようですが、力が伴わないからと言って貝木を見過ごす事は出来なかった。
今後も同様な事態が発生したら自分たちは戦うと言っています。
暦がだから大人になれないんだ、と指摘すると、おっぱいの大きさを誇り、大人になったぞと反論していました。
しかし暦は羽川の半分くらいの大きさだなと指摘しました。
これには火憐も驚いたようです、羽川は巨乳というか爆乳なのかも知れないな。
まだ身体全体を拭き終わっていなかったのですが火憐が暦に囲い火蜂が感染するといけないからと言って遠慮してきました。
感染するかもとの発言に暦はヒントを得ました。
トイレに隠れて忍に確認をとります。
暦は忍に囲い火蜂を他者に移す方法は無いか聞いてみる事になります。
忍は忍野メメとの会話を思い出し、移す方法が存在する事を思い出しました。
吸血鬼の要素が残っている暦ならば囲い火蜂の毒程度では体温もそこまで上がらないだろうと予想します。
しかし忍は暦にその方法を教える事を躊躇しています。
忍は許される事なのか判断が付かないと言っています。
その方法とはキスでした。
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火憐は暦に初キスを捧げる事になったそうです。
彼女は彼氏の瑞鳥くんに捧げるはずだったのにと嘆いてましたが、キスの効果で囲い火蜂の毒を半分程暦に移す事ができました。
火憐の体温が40度越えから38度台に下がったそうです。
暦は月火に火憐を見ておくようにとの置手紙を残して戦場ヶ原の家に向かいます。
その途上で真宵に遭遇しました。
彼女へのセクハラ行為を辞めようと考えていたので暦は普通に声を掛けました。
すると真宵は不服そうな顔をしていました。
彼女は暦に抱き着いてきて欲しかったようですよ。
真宵はセクハラをとったら暦にはミジンコしか残らないとの感想を述べていました。
真宵から面白い噂話がある事を教えられます。
どうも駿河が暦におっぱいを揉まれると大きくなるとの噂を流したようです。
暦は新学期が来るのが怖いと感じていました。
暦は真宵に火憐と月火の愚痴を零しています。
大人の定義について話し合っていますね。
真宵が暦に将来なりたい職業を聞いてきます。
暦は羽川のおっぱいを零れさせない為におっぱいを支える仕事に就きたいと言っていました。
ブラジャーを開発した人に自分の仕事を奪いやがってとの文句を言っていました。
暦は羽川のおっぱいを気に入っているようです。
真宵が花札のルールに明るいと知り残念がる事になります。
暦は真宵に会ったときに花札ができるようにこれからは花札を常備する事を誓います。
真宵と暦は偶然町で遭遇する関係なのですが真宵が時間と場所を決めて会う事もできますよと提案してきます。
これに対して暦は顔を赤くして照れています。
真宵は暦の態度に引いたようですね・・・暦は真宵の事が一番好きなんだろうか?
戦場ヶ原の家が近づいてきたので真宵とは別れる事になりました。
真宵は戦場ヶ原に嫌われていると自認しています。
暦は真宵が一人の時に何をしているんだ?との疑問を持ちました。
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戦場ヶ原の家に到着すると玄関のカギが開いていました。
ノックをしても返事が無いので中に入ると吃驚です。
戦場ヶ原は大量の鉛筆を削っていました。
テーブルには100本くらいの尖った鉛筆が置かれています。
戦場ヶ原はたまたま持っていた100本の鉛筆が何かの弾みで第三者に刺さってもそれは事故よね?と質問してきます。
怖すぎますねー・・・暦はそれは事件だと叫びました。
話しを聞くと戦場ヶ原は貝木と話をつけに行く事にしたそうです。
100本の鉛筆は貝木を仕留める為の武器って事だね。
説明を求めると戦場ヶ原が貝木を許せないと考えている事が判明します。
貝木は戦場ヶ原の両親に離婚する事を勧めたそうです。
貝木に言われるまでも無く両親は離婚してただろうと戦場ヶ原は言っていました。
しかし彼女は悪意を持って接してきた貝木を許せないそうです。
当時の彼女は蟹に憑かれていたので貝木に対して怒りの感情を抱けなかったようです。
それが戦場ヶ原には耐えられない事のようです。
暦は戦場ヶ原を翻意させる事は出来ないと考え一緒に行くと宣言します。
「行くなら一緒に行こう。お前は僕を守ってくれー僕はお前を守ってやる」
これを聞かされた戦場ヶ原は「・・・やば過ぎ。超絶格好いい」と言って震えていました。
流石、正義マンですね、無意識的に女の子を口説いています。
しかも戦場ヶ原を喜ばせている事に気が付いていませんよ。
まあそこが良いのかも知れないね。
戦場ヶ原は一緒に行く事を認めるかわりにお願いを聞いて欲しいと言ってきます。
今は言えない、貝木との対決を終えた時に話すと言っています。
暦は一抹の恐怖を感じつつも彼女のお願いを聞き入れる事にします。
戦場ヶ原は羽川が髪を切って前に進んだように、貝木と対決する事で前に進もうとしています。
羽川に怒られて戦場ヶ原は5時間程へこんでいたそうです。
戦場ヶ原は羽川を崇拝するようになったようです、羽川様と呼んでいました。
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貝木との対決が午後5時からと決まったので暦は一旦家に帰り睡眠をとる事にします。
暦は羽川からもう少し詳しい話を聞いてみようかと考えますがやめる事にしました。
すでに彼女には助けて貰っているので、これ以上関わらせるのは心苦しいと考えたからです。
家に到着すると月火が慌てた様子で火憐が居なくなった事を教えてくれます。
月火は探しに行こうとしていたようですが暦が止めました。
行き先に心当たりがあるのか聞くと無いと返答されます。
暦は月火では火憐を見つけ出しても説得されてしまうと言って家で待っているように命じて火憐の捜索を始めます。
月火は暦に信用されていないと知りガッカリしたようです。
暦は信用していないが心配している、それ以上に怒っていると言い残して捜索を始めました。
暦の動揺が忍に伝わり彼女が影の中から出してきました。
忍は協力してやるけど、こちらから申し出るのは決まりが悪いので、体面上命令せよと言ってきます。
暦は忍が立派なツンデレになっている事を認識しました。
忍野メメの英才教育の賜物だなと感謝しているようです。
忍は暦と火憐の血の構造は似ていると言って彼女の居所を探し当てたました。
吸血鬼凄い。
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020
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忍のお陰で栂の木第二中学校に向かうバスのバス停で火憐を発見しました。
日曜日の午後なのでバス停には火憐しか居ませんでした。
彼女はベンチに横向きに寝ころんでいました。
「・・・よう、キス魔」と火憐は言ってきます。
暦は火憐を家に連れ帰ろうと試みますが拒否されてしまいます。
火憐は暦に勝利する事で自分の強さを証明して自分に正義がある事を認めさせようと考えたようです。
火憐が暦に飛び掛かって来ました。
暦は火憐は体調不良だと考え侮っていたようです。
暦の予想を超えて火憐は強くなっていました。
かわしたと思った打撃を貰ってしまい暦は動けなくなります。
火憐は華麗な打撃技を乱発して暦をノックアウトしようとしてきます。
撃たれるままになっている暦に忍から声がかかります。
暦が受けた痛みは忍にも伝わるそうですよ。
いい加減に反撃したいと言っていますね。
暦は忍に動かないようにと命じています。
忍は命令を聞き入れるかわりに後で頭を撫でる以上の服従を誓う儀式をしろと要求してきました。
忍はおっぱいを撫でる事を要求してきました!!
暦はどうして大人ヴァージョンの時にそれを教えなかったと嘆いています。
火憐は一方的に殴るだけになっているので暦を殴る自分の拳が痛いと言って締め技と投げ技を使う戦法に切り替えてきました。
常人に使えば殺してしまうような危険な技の応酬が始まります。
途中から火憐の目的が暦に対する積年の恨みを晴らす事に変化します。
火憐は暦との喧嘩中に首を絞められて気絶した経験があるようです。
火憐は空手の道場に通っています。
そこは空手とは思えない技も教えている道場のようです。
「チョーク・スリーパーX」と言う技で暦の首を絞めてきました。
吸血鬼の暦は締め技で気絶する事はありませんでした。
体調不良の状態では力が持続しない、締め技では勝てないと判断した火憐は再び打撃に切り替えます。
しかし暦を倒す事はできませんでした。
暦は一方的に攻撃を受けるだけだったのでボロボロに成っていますが意識を失う事なく立ち上がります。
火憐は暦に偽物と言われた事が悔しいようです。
暦は動きの止まった火憐を抱きしめて自分の考えを伝えています。
「劣等感と一生向き合う覚悟があるのなら、たとえ偽物だろうと、それは本物と同じじゃないか」
「あとは任せろ」と告げます。
火憐は後始末を暦に託すしかない状況を悔やんでいます。
妹の尻拭いなんて、名誉以外の何でもない、と言われて納得したようです。
「兄ちゃん。あとは、任せた」と言っています。
火憐は暦に劣等感を抱いているようです。
さらに暦に惚れているようですね。
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火憐を家に連れ帰り外出できないように顔に落書きしてから出かける事になります。
太い油性ペンで火憐には『男なら誰でもいい。』月火には『ブラは面倒だからつけてません。』と書きました。
暦と戦場ヶ原は貝木と対面する事になりました。
人が大勢いる場所が好ましいと判断した戦場ヶ原はデパートの屋上を指定しています。
二人が屋上に到着すると既に貝木は来ていました。
貝木は『おまじない』をこれ以上広める事は止め町を出て行く事に同意しました。
戦場ヶ原の母親にした事も謝罪してきました。
暦と戦場ヶ原は決死の覚悟を決めて貝木と対面したのですが拍子抜けのようです。
貝木は再会した戦場ヶ原が普通の女の子になっていると言ってガッカリしていました。
暦に対しては妹の意趣返しに来るとは今時随分と珍しい、男気のある子供だと評価していました。
貝木は言いたい事だけを告げて町を去る事になります。
戦場ヶ原は貝木からつまらない女呼ばわりされた事が気に障ったようです。
暦が今の戦場ヶ原を好きだと言ってくれている、それを否定されるのは許せないと言っています。
暦と戦場ヶ原が交際していると知り貝木は笑い出しました。
意外だったようですが暦に取って聞き逃せないセリフを吐きます。
且つて自分に惚れていたからと言ってそれは暦に対する浮気には当たらないと告げました。
戦場ヶ原は不服そうにしています。
囲い火蜂はほっとけば治ると告げられました。
元々、江戸時代に作られた作り話で囲い火蜂という怪異自体が存在しないんだと教えられました。
火憐に掛けたのはプラシーボ効果を利用した瞬間催眠だそうです。
貝木が再びこの町に来たのは吸血鬼が出たとの噂を聞いたからだそうです。
吸血鬼が現れると吹き溜まりが出来てオカルトがらみの仕事の進みが良いそうです。
貝木が帰った後、暦は戦場ヶ原から言われていたお願いが何であるのか聞いています。
戦場ヶ原は貝木と対決する事でけじめをつけたようです。
「今夜は私に、優しくしなさい」と要求してきました。
戦場ヶ原の父親は海外に出張中です・・・
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貝木の言ったように火憐の高熱は治りました。
暦は二段ベットの上の段で裸で抱き合うように寝ている火憐と月火を起こす事になります。
月火は人肌で温めて火憐を治そうとしたようですね。
体調の戻った火憐は元気が有り余っているようです。
暦は火憐たちに忍を紹介しようか迷っています。
忍は間接的に火憐にフルボッコにされたのでタイミングが悪いと判断して紹介するのは後日にするようです。
その日は奇数日なので羽川の家庭教師の日でした。
ドタキャンした埋め合わせがどのようなものになるのか楽しみであり怖くもあるようです。
火憐と月火は『おまじない』の後始末をすと言って飛び出して行きました。
正義の味方ごっこを続けるつもりのようです。
懲りないところが暦の妹だなと感じさせますね。
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成分美少女戦闘怪異ラッキースケベ恋愛
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